JPS624332Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624332Y2 JPS624332Y2 JP1982002650U JP265082U JPS624332Y2 JP S624332 Y2 JPS624332 Y2 JP S624332Y2 JP 1982002650 U JP1982002650 U JP 1982002650U JP 265082 U JP265082 U JP 265082U JP S624332 Y2 JPS624332 Y2 JP S624332Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- free loop
- slitter
- free
- cushion material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 239000010985 leather Substances 0.000 claims description 3
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 3
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 claims description 3
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- -1 felt Substances 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Advancing Webs (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は金属板例えばストリツプのスリツタ
ーラインにおいて形成されるフリーループにおけ
る金属板誘導装置に関する。
ーラインにおいて形成されるフリーループにおけ
る金属板誘導装置に関する。
例えばスリツターラインにおいては、カツター
の前・後にピツトを設置し、金属板をフリールー
プの状態で通板している。このフリーループの入
側および出側の通板方向変更部における金属板の
誘導には、第１図に示す如く数個のロール１を組
合せたバスケツトロール２が使用されている。こ
の第１図において３は金属板、４はスリツター、
５はフリーループ、６は巻取機である。
の前・後にピツトを設置し、金属板をフリールー
プの状態で通板している。このフリーループの入
側および出側の通板方向変更部における金属板の
誘導には、第１図に示す如く数個のロール１を組
合せたバスケツトロール２が使用されている。こ
の第１図において３は金属板、４はスリツター、
５はフリーループ、６は巻取機である。
ところで係るスリツターラインにて、金属板３
を通板しスリツトするさいには、スリツター４の
前後において通板速度が変更されることがあり、
フリーループ５の高さが変化している。このた
め、通板による振れに、フリーループ５の高さ変
化に起因する振れが加算される。またフリールー
プ５は一種の自由端をもつたものであるから、そ
の振れには通板方向に直交する横振れが生じる。
このフリーループ５の振れの影響をバスケツトロ
ール２は受け、金属板３をスリツター４に正しく
案内できないことがある。またスリツトされた後
においてもフリーループ５に振れが生じるが、こ
の影響をバスケツトロール２が避け得ず、その後
の巻取作業がスムーズにできなかつたり、巻き形
状が悪くなつたりすることがある。係るフリール
ープ５における金属板３の振れに基づく問題は、
前記のスリツターラインに限らず該フリーループ
を必要とする剪断ライン，表面処理ライン等の各
ラインでも生じる。
を通板しスリツトするさいには、スリツター４の
前後において通板速度が変更されることがあり、
フリーループ５の高さが変化している。このた
め、通板による振れに、フリーループ５の高さ変
化に起因する振れが加算される。またフリールー
プ５は一種の自由端をもつたものであるから、そ
の振れには通板方向に直交する横振れが生じる。
このフリーループ５の振れの影響をバスケツトロ
ール２は受け、金属板３をスリツター４に正しく
案内できないことがある。またスリツトされた後
においてもフリーループ５に振れが生じるが、こ
の影響をバスケツトロール２が避け得ず、その後
の巻取作業がスムーズにできなかつたり、巻き形
状が悪くなつたりすることがある。係るフリール
ープ５における金属板３の振れに基づく問題は、
前記のスリツターラインに限らず該フリーループ
を必要とする剪断ライン，表面処理ライン等の各
ラインでも生じる。
この考案は前記実情に鑑みなされたものであつ
てフリーループの入側および出側の通板方向変更
部において金属板の振れを防ぎ、金属板を安定し
て誘導することを目的とする。
てフリーループの入側および出側の通板方向変更
部において金属板の振れを防ぎ、金属板を安定し
て誘導することを目的とする。
この考案を第２図、第３図で示す一実施例を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
図面において、第１図で示したのと同じものは
同一符号を付している。ところで、７は巻戻機、
８はピンチロールである。図示の例ではスリツタ
ー４の前方と後方にフリーループ５−１，５−２
が形成される。９は前記フリーループ５−１，５
−２の入側および出側の通板方向変更部に設けら
れたフエルト、皮、ゴム、合成繊維などの抵抗性
クツシヨン材である。１０は前記抵抗性クツシヨ
ン材９の支え材であり、クツシヨン材９の裏側か
ら支えている。該支え材１０は単にクツシヨン材
９を保持固定（取替は適宜可能）する構造として
よいが、第２図に示す後方のフリーループ５−２
の出側における支え材の如く、支え材１０の外周
にローラー１１を設けて抵抗性クツシヨン材９を
回転可能に保持せしめる構造を採用することもで
きる。
同一符号を付している。ところで、７は巻戻機、
８はピンチロールである。図示の例ではスリツタ
ー４の前方と後方にフリーループ５−１，５−２
が形成される。９は前記フリーループ５−１，５
−２の入側および出側の通板方向変更部に設けら
れたフエルト、皮、ゴム、合成繊維などの抵抗性
クツシヨン材である。１０は前記抵抗性クツシヨ
ン材９の支え材であり、クツシヨン材９の裏側か
ら支えている。該支え材１０は単にクツシヨン材
９を保持固定（取替は適宜可能）する構造として
よいが、第２図に示す後方のフリーループ５−２
の出側における支え材の如く、支え材１０の外周
にローラー１１を設けて抵抗性クツシヨン材９を
回転可能に保持せしめる構造を採用することもで
きる。
第３図は上記のローラー１１を支え材１０の外
周に設けるタイプの平面図を示し、例えば複数個
のローラー１１のうちの任意のローラーにモータ
１２を連結し、クツシヨン材９を該ローラーの回
転によつて通板方向と逆方向に移動させる。
周に設けるタイプの平面図を示し、例えば複数個
のローラー１１のうちの任意のローラーにモータ
１２を連結し、クツシヨン材９を該ローラーの回
転によつて通板方向と逆方向に移動させる。
次に本考案の作用について述べる。
フリーループ５−１，５−２の入側および出側
の通板方向変更部に設けられたフエルト、皮、ゴ
ム、合成繊維などの抵抗性クツシヨン材９に沿つ
て、金属板３はフリーループ５−１，５−２の前
後で誘導される。該抵抗性クツシヨン材９によつ
て金属板３を誘導案内するとフリーループ５−
１，５−２の高さが変動しあるいは通板速度が変
つてフリーループ５−１，５−２の金属板３に横
振れや通板方向に直交方向の振れが生じても、そ
の振れを抵抗性クツシヨン材９が吸収し、振れの
影響が除かれ、金属板３を安定して誘導できる。
とくに、フリーループ５−２が多条にスリツされ
た金属板３であつても、その効果は変らず、該ス
リツトされた金属板３をウオークが生じることな
く安定して誘導できる。また第３図で示す如く抵
抗性クツシヨン材９を金属板３の通板方向と逆方
向に回転させるように前記ローラー１１を駆動源
１２例えばモータで回すことによつて金属板３に
対する抵抗を増し、フリーループ５−２の振れの
影響をより吸収することができる。
の通板方向変更部に設けられたフエルト、皮、ゴ
ム、合成繊維などの抵抗性クツシヨン材９に沿つ
て、金属板３はフリーループ５−１，５−２の前
後で誘導される。該抵抗性クツシヨン材９によつ
て金属板３を誘導案内するとフリーループ５−
１，５−２の高さが変動しあるいは通板速度が変
つてフリーループ５−１，５−２の金属板３に横
振れや通板方向に直交方向の振れが生じても、そ
の振れを抵抗性クツシヨン材９が吸収し、振れの
影響が除かれ、金属板３を安定して誘導できる。
とくに、フリーループ５−２が多条にスリツされ
た金属板３であつても、その効果は変らず、該ス
リツトされた金属板３をウオークが生じることな
く安定して誘導できる。また第３図で示す如く抵
抗性クツシヨン材９を金属板３の通板方向と逆方
向に回転させるように前記ローラー１１を駆動源
１２例えばモータで回すことによつて金属板３に
対する抵抗を増し、フリーループ５−２の振れの
影響をより吸収することができる。
以上のように本考案の誘導装置によれば、金属
板のスリツターラインにおいて、スリツターの前
方と後方に形成されるフリーループにおける金属
板の振れの影響を受けることなく、金属板を安定
かつ確実に誘導することができ、その実用的効果
はきわめて大きい。
板のスリツターラインにおいて、スリツターの前
方と後方に形成されるフリーループにおける金属
板の振れの影響を受けることなく、金属板を安定
かつ確実に誘導することができ、その実用的効果
はきわめて大きい。
第１図は従来の金属板誘導装置を示す説明図、
第２図は本考案の誘導装置を設けたストリツプス
リツトラインの概略を示す説明図、第３図は抵抗
性クツシヨン材および支え材の説明図である。 ３……金属板、４……スリツター、５……フリ
ーループ、６……巻取機、７……巻戻機、８……
ピンチロール、９……抵抗性クツシヨン材、１０
……支え材、１１……ローラー、１２……モー
タ。
第２図は本考案の誘導装置を設けたストリツプス
リツトラインの概略を示す説明図、第３図は抵抗
性クツシヨン材および支え材の説明図である。 ３……金属板、４……スリツター、５……フリ
ーループ、６……巻取機、７……巻戻機、８……
ピンチロール、９……抵抗性クツシヨン材、１０
……支え材、１１……ローラー、１２……モー
タ。
Claims (1)
- 金属板のスリツターラインにおけるスリツター
の前方と後方に形成されるフリーループの入側お
よび出側の少なくともいずれか一方の通板方向変
更部に沿つて、フエルト、皮、ゴム、合成繊維等
の抵抗性クツシヨン材を設け、金属板を通板する
ことを特徴とするフリーループにおける金属板誘
導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP265082U JPS58107214U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | フリ−ル−プにおける金属板誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP265082U JPS58107214U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | フリ−ル−プにおける金属板誘導装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58107214U JPS58107214U (ja) | 1983-07-21 |
| JPS624332Y2 true JPS624332Y2 (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=30015614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP265082U Granted JPS58107214U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | フリ−ル−プにおける金属板誘導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58107214U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5145656A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Kotaimakitsukesochi |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP265082U patent/JPS58107214U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5145656A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Kotaimakitsukesochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58107214U (ja) | 1983-07-21 |
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