JP3363213B2 - 用紙巻取装置 - Google Patents

用紙巻取装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子キャッシュレジス
タにおいて用いられているジャーナル用紙等の長尺状の
連続用紙を巻取る用紙巻取装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ジャーナル用紙等の長尺状の連続
用紙を巻取る用紙巻取装置においては、巻取軸の両端に
フランジを設けた巻取体を用いている。しかし、両端に
フランジを設けた巻取体は、巻取った用紙を取外す際に
一方のフランジを取り外さなければならず、手間がかか
っている。そこで、図4に示すように巻取軸1の一端に
のみフランジ2を取付けた巻取体3を使用することが行
なわれている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】図4に示すような巻取
体3を使用した場合には、同図(a)に示すように連続
用紙4の一方の端面がフランジ2に当接する状態で巻取
られ、連続用紙4の最終的な巻径“d”がフランジ2の
外径より小さくなることが望ましい。しかし、連続用紙
4の出口部や巻取体3の支持部等にバラツキがあると、
そのバラツキが僅かな場合であっても、巻取られる連続
用紙4が巻取軸1上で蛇行し、同図(b)に示すように
巻取軸1に対して左右方向にずれながら巻取られる。す
ると、巻取られた連続用紙4は腰の強さによって1巻き
当りの厚さが厚くなる巻きぶくれ現象を起こし、連続用
紙4の最終的な巻径“d′”がフランジ2の外径より大
きくなり、連続用紙4が巻取軸1上から脱落して巻取不
能となる場合がある。 【0004】なお、このような巻きぶくれ現象の発生を
防止するために、巻取軸1の他端に連続用紙4の蛇行を
防止するサブフランジを着脱自在に取付けたものや、連
続用紙の搬送経路上に連続用紙の弛みを防止する板バネ
を設けたものがあるが、サブフランジを取付けたものは
巻取軸の両端にフランジを取付けた場合と同様に巻取っ
た連続用紙の取外しに手間がかかり、板バネを取付けた
ものは構造が複雑になっている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、巻取軸の一端
にのみフランジを設けると共にこの巻取軸の軸心回りに
回転駆動されて長尺状の連続用紙を巻取る巻取体と、こ
の巻取体に向けて進行する前記連続用紙の幅方向にそっ
た片面の前記フランジ側及び他側に当接してこの連続用
紙を張設状態で支持するガイド体とを設けた用紙巻取装
置において、前記ガイド体と前記連続用紙との当接部に
おける摩擦力を前記連続用紙の幅方向にそった前記フラ
ンジ側を他側より大きくした。 【0006】 【作用】連続用紙はその片面をガイド体に当接させるこ
とにより張設状態となって巻取体へ向けて進行し、回転
駆動される巻取体の巻取軸へ巻取られる。なお、ガイド
体と連続用紙との当接部における摩擦力が、連続用紙の
幅方向にそったフランジ側が他側より大きいため、この
連続用紙にはその進行方向をフランジ側に屈曲させる向
きに引張力が作用し、連続用紙はこのガイド体上におい
てフランジ側へ向けて屈曲し、連続用紙は一方の端面を
フランジに当接させた状態で巻取軸に巻取られ、巻きぶ
くれ現象が発生しない。 【0007】 【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
説明する。本実施例の用紙巻取装置は、図3に示すよう
な電子キャッシュレジスタ5におけるジャーナルプリン
タ6の一部として利用したもので、このジャーナルプリ
ンタ6は、長尺状の連続用紙であるジャーナル用紙7に
対して所定事項の印字を行なう印字部8、ジャーナル用
紙7の片面である裏面に当接してこのジャーナル用紙7
を張設状態で支持するガイド体である平板状の用紙書込
み受け台9、所定事項が印字されたジャーナル用紙7を
巻取る巻取体10等によって形成されている。 【0008】ここで、前記巻取体10は、巻取軸11の
一端にのみ円板状のフランジ12が設けられており、巻
取軸11の軸心回りに回転自在に支持されると共に回転
駆動用のモータ(図示せず)が連結されている。また、
前記巻取体10は、図1に示すように水平面に対して前
記フランジ12を設けた側が所定角度“θ1 (θ1
0.5゜から1.5゜、最適には0.7゜)”下向きに
傾斜した状態で支持されている。 【0009】つぎに、前記用紙書込み受け台9は、前記
ジャーナル用紙7の幅方向にそった前記フランジ12側
の部分であるフランジ側部Aが他側部Bよりジャーナル
用紙7の裏面に対して突出するように、即ち、図1に示
すように水平面に対してフランジ側部Aが所定角度“θ
2 (θ2 は0.5゜から1.5゜、最適には0.7
゜)”上向きに傾斜した形状に形成されている。さら
に、前記用紙書込み受け台9における前記巻取体10に
対向する用紙通過終端部9aは、ジャーナル用紙7の幅
方向におけるフランジ12側の部分が巻取体10に近づ
くように、即ち、図2に示すように巻取軸11の軸心と
平行な平行線に対して前記フランジ12側の部分が所定
角度“θ3 (θ3 は0.5゜から1.5゜、最適には
0.7゜)”をもって巻取体10に近づくように傾斜し
た形状に形成されている。 【0010】なお、前記用紙書込み受け台9は前記ジャ
ーナル用紙7の進行方向と直交する左右方向水平向きの
軸心を有する支軸(図示せず)を支点として回動自在に
設けられており、ジャーナル用紙7の先端部を印字部8
と用紙書込み受け台9との間に通す場合に用紙書込み受
け台9を回動させることにより印字部8との間の間隔を
大きくし、ジャーナル用紙7の先端部を通す作業性を向
上させる。 【0011】このような構成において、ジャーナル用紙
7は用紙書込み受け台9の上方を通過して配設されると
共に先端部が巻取軸11へ取付けられており、キーボー
ド13からの入力操作に伴って印字部8による印字が行
なわれ、さらに、印字部8による印字動作に伴って作動
するモータにより巻取体10が回転駆動されることによ
ってジャーナル用紙7が巻取軸11へ巻取られる。な
お、ジャーナル用紙7へ必要事項を記入する場合には、
用紙書込み受け台9や巻取体10の上方を覆っているカ
バー(図示せず)を開放して用紙書込み受け台9上のジ
ャーナル用紙7を露出させた状態で行なう。 【0012】ここで、巻取軸11に巻取られるジャーナ
ル用紙7はその裏面に用紙書込み受け台9が当接するこ
とにより張設状態で支持されているが、この用紙書込み
受け台9は、フランジ側部Aが他側部Bより上方となる
ように水平面に対して所定角度“θ2 ”をもって傾斜し
ている。このため、用紙書込み受け台9とジャーナル用
紙7との当接部における摩擦力は、フランジ側部Aが他
側部Bより大きくなり、このジャーナル用紙7にはその
進行方向をフランジ12側へ屈曲させる向きの引張力が
作用する。従って、この用紙書込み受け台9上を通過し
たジャーナル用紙7はフランジ12側へ屈曲した状態と
なって進行し、一方の端面をフランジ12に当接させた
状態で巻取軸11に巻取られる。このため、巻取軸11
上におけるジャーナル用紙7の蛇行が防止され、ジャー
ナル用紙7の巻きぶくれ現象の発生が防止される。 【0013】なお、用紙書込み受け台9の用紙通過終端
部9aにおけるフランジ12側が巻取軸11に対して近
づくように“θ3 ”の角度をもって傾斜しているため、
この用紙書込み受け台9上を通過してフランジ12側へ
屈曲するジャーナル用紙7が屈曲しやすくなる。 【0014】また、巻取体10は、フランジ12を設け
た側が下向きとなるように“θ1 ”の角度をもって傾斜
した状態に支持されているため、巻取軸11に巻取られ
た後のジャーナル用紙7は自重によってフランジ12側
へ押付けられる状態となる。従って、巻取軸11に巻取
られた後のジャーナル用紙7がフランジ12から離反す
る側へ位置ずれを起こすということが防止され、このよ
うな位置ずれに起因するジャーナル用紙7の巻きぶくれ
現象の発生も防止される。 【0015】ジャーナル用紙7の巻取りが終了した後は
カバーを開放して巻取体10を取外し、ついで、この巻
取体10からジャーナル用紙7を取外すが、巻取体10
は巻取軸11の一端にのみフランジ12が設けられてい
るため、巻取体10からのジャーナル用紙7の取外しを
巻取軸11におけるフランジ12が設けられていない側
から容易に行なえる。 【0016】なお、本実施例においては、用紙書込み受
け台9とジャーナル用紙7との当接部における摩擦力を
ジャーナル用紙7の幅方向にそったフランジ12側にお
いて他側より大きくするための手段として、フランジ側
部Aが他側部Bより上方となるように用紙書込み受け台
9を傾斜させることを例に挙げて説明したが、用紙書込
み受け台9をフランジ側部が他側部より高くなる段付形
状としてもよく、また、用紙書込み受け台9の材質を部
分的に変えてフランジ側部を摩擦抵抗の大きい部材で形
成してもよい。 【0017】また、本実施例においては、長尺状の連続
用紙であるジャーナル用紙7を巻取る場合を例に挙げて
説明したが、本発明はジャーナル用紙7を巻取る場合に
のみ適用されるものではなく、他の長尺状の連続用紙を
巻取る場合にも適用できるものである。 【0018】 【発明の効果】本発明は上述のように、巻取軸の一端に
のみフランジを設けると共にこの巻取軸の軸心回りに回
転駆動されて長尺状の連続用紙を巻取る巻取体と、この
巻取体に向けて進行する前記連続用紙の幅方向にそった
片面の前記フランジ側及び他側に当接してこの連続用紙
を張設状態で支持するガイド体とを設けた用紙巻取装置
において、前記ガイド体と前記連続用紙との当接部にお
ける摩擦力を前記連続用紙の幅方向にそった前記フラン
ジ側を他側より大きくしたので、片面をガイド体に当接
させると共に張設状態で巻取体へ向けて進行する連続用
紙にはその進行方向をフランジ側に屈曲させる向きに引
張力が作用するため、連続用紙をガイド体上においてフ
ランジ側へ向けて屈曲させると共に連続用紙の一方の端
面をフランジに当接させた状態で巻取軸に巻取ることが
でき、従って、巻取軸に巻取られる連続用紙が巻取軸上
で蛇行することを防止できると共にこの蛇行に伴う連続
用紙の巻きぶくれ現象の発生を防止して良好な巻取状態
を得ることができ、しかも、ガイド体と連続用紙との当
接部における摩擦力を連続用紙の幅方向にそって変化さ
せるという簡単な構成によって連続用紙の巻きぶくれ現
象の発生を防止することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用した電子キャッシュレジスタの一
部を示す背面図である。 【図2】平面図である。 【図3】電子キャッシュレジスタの全体構造を示す斜視
図である。 【図4】巻取軸の一端にのみフランジを設けた巻取体を
用いた連続用紙の巻取状態を示すもので、(a)は良好
な巻取状態、(b)は巻きぶくれ現象が発生した状態で
ある。 【符号の説明】 7 連続用紙 9 ガイド体 10 巻取体 11 巻取軸 12 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 18/00 B41J 15/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 巻取軸の一端にのみフランジを設けると
    共にこの巻取軸の軸心回りに回転駆動されて長尺状の連
    続用紙を巻取る巻取体と、この巻取体に向けて進行する
    前記連続用紙の幅方向にそった片面の前記フランジ側及
    び他側に当接してこの連続用紙を張設状態で支持するガ
    イド体とを設けた用紙巻取装置において、前記ガイド体
    と前記連続用紙との当接部における摩擦力を前記連続用
    紙の幅方向にそった前記フランジ側を他側より大きくし
    たことを特徴とする用紙巻取装置。
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