JPH0728306A - 帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプロセス カートリッジ - Google Patents

帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプロセス カートリッジ

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JPH0728306A
JPH0728306A JP5193098A JP19309893A JPH0728306A JP H0728306 A JPH0728306 A JP H0728306A JP 5193098 A JP5193098 A JP 5193098A JP 19309893 A JP19309893 A JP 19309893A JP H0728306 A JPH0728306 A JP H0728306A
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charged
voltage
charging member
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JP5193098A
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Hiroaki Ogata
寛明 緒方
Erika Asano
えりか 浅野
Michihito Yamazaki
道仁 山崎
Hiroki Kisu
浩樹 木須
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Canon Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被帯電体100に対して当接もしくは一定距
離に配され、電圧を印加する事により被帯電体帯電面を
一定電位に帯電する帯電部材210、或は該帯電部材を
含む装置において、帯電部材に対する印加電圧が振動電
圧でも表面電位の周期的なムラを小さくして、干渉縞や
帯電音の問題を解消すること。 【構成】 上記帯電部材210が、少なくとも一部が導
電性部材からなること、被帯電体100に対面する帯電
面の少なくとも一部が、被帯電体表面の当接位置もしく
は最近接位置のうち該被帯電体の移動方向において最も
下流側の点から該被帯電体移動方向下流に向けて引いた
接線Hもしくは帯電部材の最接近部から下流に向けて前
記接線と平行に引いた線分Sを中にして被帯電体側とは
反対側にあること、該帯電部材の被帯電体に対面する帯
電面の少なくとも一部が凹面になっていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電部材、帯電装置、
画像形成装置、及びプロセスカートリッジに関する。
【0002】より詳しくは、 a.被帯電体に対して当接もしくは一定距離に配され、
電圧を印加することにより被帯電体を帯電する帯電部材 b.帯電部材を被帯電体に対して当接もしくは一定距離
に配し、該帯電部材に電圧を印加して被帯電体を帯電す
る帯電装置 c.被帯電体面を帯電装置で帯電し、その帯電面に画像
情報の書き込みをして画像形成を実行する画像形成装置 d.帯電装置と、これ以外の作像プロセス機器のうちの
少なくと1つを包含し、画像形成装置に対して着脱され
るプロセスカートリッジに関する。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真装置(複写機・
レーザービームプリンターなど)、静電記録装置等の画
像形成装置において、感光体・誘電体等の像担持体、そ
の他の被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)する手段
としては、ワイヤに高電圧をかけてコロナ放電を生じさ
せるコロナ放電装置を用い、該装置から発生するコロナ
に被帯電体面をさらす非接触式の帯電手段が広く利用さ
れていた。
【0004】近時は接触式の帯電手段(接触帯電)の採
用が進められている。接触帯電は、ローラ型・ブレード
型などの帯電部材(接触帯電部材、導電性部材)に電圧
を印加しこの帯電部材を被帯電体に当接もしくは近接さ
せて被帯電体面を帯電するものである。
【0005】ここで、帯電部材は被帯電体面に必ずしも
接触している必要はなく、帯電部材と被帯電体面との間
に、ギャップ間電圧と補正パッシェンカーブで決まる放
電可能領域さえ確実に保証されれば、非接触(近接)で
も構わないもので、この場合も接触帯電の範疇とする。
【0006】接触帯電は、非接触帯電のコロナ放電装置
に比べて、被帯電体面に所望の電位を得るのに必要とさ
れる印加電圧の低電圧化がはかれること、帯電過程で発
生するオゾン量がごく微量でありオゾン除去フィルター
の必要性がなくなること、そのため装置の排気系の構成
が簡略化されること、メンテナンスフリーであること、
構成が簡単であること、等の長所を有している。
【0007】そこで例えば、電子写真装置・静電記録装
置等の画像形成装置において、感光体等の被帯電体を帯
電処理する手段としてコロナ放電装置に替わるものとし
て注目され実用化もされている。
【0008】接触帯電おいて、帯電部材に印加する電圧
は、直流電圧(DC印加方式)でもよいし、振動電圧
(時間と共に電圧値が周期的に変化する電圧、AC印加
方式)でもよい。
【0009】AC印加方式に関し、本出願人が先に提案
(特開昭63ー149669号公報等)したように、振
動電圧、特には、直流電圧を印加したときの被帯電体の
帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する振動電
圧を帯電部材に印加して帯電を実行させる方式は、均一
な帯電(除電)処理をすることが可能であり、有効であ
る。
【0010】振動電圧は振動電圧成分(以下、AC成分
と記す)、もしくは該AC成分と直流電圧成分(目標帯
電電位に相当する電圧、以下DC成分と記す)との重畳
電圧であり、AC成分の波形としては正弦波・矩形波・
三角波など適宜である。直流電源を周期的にオン・オフ
することによって形成された矩形波電圧であってもよ
い。
【0011】図11に帯電手段としてAC印加方式の接
触帯電装置を採用した画像形成装置の一例の概略構成を
示した。本例の画像形成装置は電子写真プロセス利用の
レーザービームプリンターである。
【0012】100は被帯電体としてのドラム型の電子
写真感光体(以下、感光ドラムと記す)であり、例え
ば、アルミニウム製のドラム基体102の外周面に感光
層としての有機光導電体(opc)101を形成してな
る、外径30mmのもので、矢印Aの時計方向に所定の
周速度(プロセススピード)にて回転駆動される。
【0013】200は帯電部材としての帯電ローラ(導
電性ローラ)であり、芯金棒201と、その外周に形成
した導電性ゴム製等の導電性ローラ体202とよりな
る。この帯電ローラ200は芯金棒201の両端部にそ
れぞれ作用させた押し圧ばね(加圧ばね)3の押し圧力
で感光ドラム100面に対して所定の押し圧力をもって
圧接しており、本例の場合は感光ドラム100の回転に
ともない従動回転する。
【0014】4は帯電ローラ200に対する電圧印加電
源であり、この電源4により帯電ローラ200の芯金棒
201に接触させた接点板203を介して感光ドラム1
00の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧Vppを
有するAC成分VacとDC成分Vdcとの重畳電圧
(Vac+Vdc)が帯電ローラ200に印加されて、
回転駆動されている感光ドラム100の外周面がAC印
加方式で均一に接触帯電処理される。図中Bは実際に帯
電が行なわれる領域を示している。また帯電ローラ20
0の帯電面は感光ドラム表面の帯電ローラ当接位置0に
引いた接線Hを含む面Sに対して感光ドラム側とは反対
側にある。
【0015】一方、コンピューター・ワードプロセッサ
ー・画像読み取り装置等のホスト装置(不図示)から目
的の画像(印字)情報の時系列電気デジタル画素信号が
レーザースキャナ(不図示)に入力され、コントローラ
ーにより制御された該レーザースキャナから該入力画素
信号に対応して一定の印字密度Ddpiで画像変調され
たレーザー光5が出力され、前記回転感光ドラム100
の帯電処理面に対して該出力レーザー光5によるライン
走査(ドラム母線方向の主走査露光)がなされること
で、目的の画像情報の書き込みがなされて回転感光ドラ
ム100面に該画像情報の静電潜像が形成される。
【0016】その潜像が現像器の現像スリーブ6により
反転現像でトナー像として可視化され、そのトナー像
が、不図示の給紙部から感光ドラム100と転写ローラ
8との圧接ニップ部(転写部位)に所定のタイミングで
給送された記録紙(転写材)7に順次に転写されてい
く。
【0017】トナー像転写を受けた記録紙7は感光ドラ
ム100面から分離されて不図示の定着手段へ搬送さ
れ、トナー像定着を受けて画像形成物として出力され
る。また転写材分離後の回転感光ドラム100面はクリ
ーニング器(クリーナ)のクリーニングブレード9で転
写残りトナー等の残留付着物の除去を受けて清掃され、
繰り返して作像に供される。
【0018】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、接触帯
電手段装置を被帯電体(像担持体)の帯電手段として利
用した前記のような画像形成装置についての問題点とし
て次のような事項が挙げられる。
【0019】即ち、安定した表面電位を得るために帯電
部材200に対する印加電圧として振動電圧を用いるA
C印加方式の場合にあっては、振動電圧の正負の電圧を
交互に繰り返して直流電圧Vdcに集束する表面電位を
得るため、実際の表面電位には周期的な細かい電位のム
ラが現れてしまう。
【0020】この電位ムラを、帯電ローラ200の当接
位置0から被帯電体としての感光ドラム100上の回転
下流側の変位を横軸に、表面電位を縦軸に取ったグラフ
に示すと図12のようになる。図12中Bは図11中B
と同様に、実際に帯電が行なわれる帯電領域である。こ
の電位のムラの電位差は数10vから百数10vとな
り、また電位ムラの周期は電源4の周波数fとプロセス
ピードに依存している。
【0021】この電位ムラを記録紙7上に模式的に可視
化して現すと図13中7aのようになるが、この上に記
録紙進行方向に特定の周期を持つ特殊なパターン、例え
ば横線パターン画像7bを出力させたとき、横線パター
ン間隔がドラム表面電位のムラに近くなると、画像面に
干渉縞7cが発生してしまう。
【0022】電源4のAC成分周波数は、部品精度か
ら、決められた値からプラス・マイナス10%はバラツ
キをもっており、電源によっては横線の空間周波数に近
接してしまい、レベルのひどい干渉縞が発生することも
あった。
【0023】また、本出願人はこの干渉縞の対策のため
プロセススピードに応じて帯電部材に印加する電源のA
C成分周波数を大きくする方式を先に提案した。しかし
ながら、画像形成装置の高速化にともない、近年のよう
にプロセススピードが速くなってくると、一次の電源周
波数に起因して発生する所謂「帯電音」も一次周波数の
増大にともない大きくなってしまうという新たな問題が
発生している。
【0024】本発明は、接触帯電手段、該帯電手段を用
いた画像形成装置やプロセスカートリッジにおける上記
のような干渉縞の問題、帯電音の問題を解消することを
目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする、帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプ
ロセスカートリッジである。
【0026】(1)被帯電体に対して当接もしくは一定
距離に配され、電圧を印加することにより被帯電体を帯
電する帯電部材であり、少なくとも一部が導電性部材か
らなること、該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の
少なくとも一部が、被帯電体表面の当接位置(もしくは
最近接位置)のうち該被帯電体の移動方向において最も
下流側の点から該被帯電体移動方向下流に向けて引いた
接線(もしくは帯電部材の最接近部から下流に向けて前
記接線と平行に引いた線分)を中にして被帯電体側とは
反対側にあること、該帯電部材の被帯電体に対面する帯
電面の少なくとも一部が凹面になっていること、を特徴
とする帯電部材。
【0027】(2)帯電領域における被帯電体と帯電部
材のギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流側
で広くなるように保持されていることを特徴とする
(1)に記載の帯電部材。
【0028】(3)帯電部材の帯電面の少なくとも一部
が被帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領域
にあることを特徴とする(1)又は(2)に記載の帯電
部材。
【0029】(4)前記帯電部材に印加される電圧が振
動電圧であることを特徴とする(1)に記載の帯電部
材。
【0030】(5)前記振動電圧が、直流電圧を印加し
たときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間
電圧を有することを特徴とする(4)に記載の帯電部
材。
【0031】(6)前記帯電部材に印加される電圧が直
流電圧であることを特徴とする(1)に記載の帯電部
材。
【0032】(7)帯電部材を被帯電体に対して当接も
しくは一定距離に配し、該帯電部材に電圧を印加して被
帯電体を帯電する帯電装置であり、帯電部材が、 少な
くとも一部が導電性部材からなること、該帯電部材の被
帯電体に対面する帯電面の少なくとも一部が、被帯電体
表面の当接位置(もしくは最近接位置)のうち該被帯電
体の移動方向において最も下流側の点から該被帯電体移
動方向下流に向けて引いた接線(もしくは帯電部材の最
接近部から下流に向けて前記接線と平行に引いた線分)
を中にして被帯電体側とは反対側にあること、該帯電部
材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一部が凹面
になっていること、を特徴とする帯電装置。
【0033】(8)帯電領域における被帯電体と帯電部
材のギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流側
で広くなるように保持されていることを特徴とする
(7)に記載の帯電装置。
【0034】(9)帯電部材の帯電面の少なくとも一部
が被帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領域
にあることを特徴とする(7)又は(8)に記載の帯電
装置。
【0035】(10)前記帯電部材に印加される電圧が
振動電圧であることを特徴とする(7)に記載の帯電装
置。
【0036】(11)前記振動電圧が、直流電圧を印加
したときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク
間電圧を有することを特徴とする(10)に記載の帯電
装置。
【0037】(12)前記帯電部材に印加される電圧が
直流電圧であることを特徴とする(7)に記載の帯電装
置。
【0038】(13)被帯電体面を帯電装置で帯電し、
その帯電面に画像情報の書き込みをして画像形成を実行
する画像形成装置において、帯電装置は、帯電部材を被
帯電体に対して当接もしくは一定距離に配し、該帯電部
材に電圧を印加して帯電する帯電装置であり、帯電部材
が、少なくとも一部が導電性部材からなること、該帯電
部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一部が、
被帯電体表面の当接位置(もしくは最近接位置)のうち
該被帯電体の移動方向において最も下流側の点から該被
帯電体移動方向下流に向けて引いた接線(もしくは帯電
部材の最接近部から下流に向けて前記接線と平行に引い
た線分)を中にして被帯電体側とは反対側にあること、
該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
部が凹面になっていること、を特徴とする画像形成装
置。
【0039】(14)帯電領域における被帯電体と帯電
部材のギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流
側で広くなるように保持されていることを特徴とする
(13)に記載の画像形成装置。
【0040】(15)帯電部材の帯電面の少なくとも一
部が被帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領
域にあることを特徴とする(13)又は(14)に記載
の画像形成装置。
【0041】(16)前記帯電部材に印加される電圧が
振動電圧であることを特徴とする(13)に記載の画像
形成装置。
【0042】(17)前記振動電圧が、直流電圧を印加
したときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク
間電圧を有することを特徴とする(16)に記載の画像
形成装置。
【0043】(18)前記帯電部材に印加される電圧が
直流電圧であることを特徴とする(13)に記載の画像
形成装置。
【0044】(19)被帯電体面の帯電面に対する画像
情報の書き込みがライン走査でなされることを特徴とす
る(13)に記載の画像形成装置。
【0045】(20)帯電装置と、これ以外の作像プロ
セス機器のうちの少なくと1つを包含し、画像形成装置
に対して着脱されるプロセスカートリッジにおいて、帯
電装置は、帯電部材に電圧を印加し、この帯電部材を被
帯電体に対して当接もしくは一定距離に配し、該帯電部
材に電圧を印加して被帯電体を帯電する帯電装置であ
り、帯電部材が、少なくとも一部が導電性部材からなる
こと、該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なく
とも一部が、被帯電体表面の当接位置(もしくは最近接
位置)のうち該被帯電体の移動方向において最も下流側
の点から該被帯電体移動方向下流に向けて引いた接線
(もしくは帯電部材の最接近部から下流に向けて前記接
線と平行に引いた線分)を中にして被帯電体側とは反対
側にあること、該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面
の少なくとも一部が凹面になっていること、を特徴とす
るプロセスカートリッジ。
【0046】(21)帯電領域における被帯電体と帯電
部材のギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流
側で広くなるように保持されていることを特徴とする
(20)に記載のプロセスカートリッジ。
【0047】(22)帯電部材の帯電面の少なくとも一
部が被帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領
域にあることを特徴とする(20)又は(21)に記載
のプロセスカートリッジ。
【0048】(23)前記帯電部材に印加される電圧が
振動電圧であることを特徴とする(20)に記載のプロ
セスカートリッジ。
【0049】(24)前記振動電圧が、直流電圧を印加
したときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク
間電圧を有することを特徴とする(23)に記載のプロ
セスカートリッジ。
【0050】(25)前記帯電部材に印加される電圧が
直流電圧であることを特徴とする(20)に記載のプロ
セスカートリッジ。
【0051】(26)被帯電体面の帯電面に対する画像
情報の書き込みがライン走査でなされることを特徴とす
る(20)に記載のプロセスカートリッジ。
【0052】
【作用】上記のように帯電部材を構成・配置することに
より、帯電される被帯電体の表面電位の周期的なムラは
従来のものに比べ小さくなる。
【0053】これは帯電部材の帯電面を凹面とし、かつ
該帯電部材を被帯電体の移動方向に対し帯電領域の上流
側が狭く、下流側が広くなるように配置することで、帯
電領域での表面電位の変化が緩やかになり、かつ帯電領
域が広がったためである。これにより、従来例と同様の
条件で画像を出力した場合でも干渉縞は目立たなくな
る。
【0054】また、表面電位の周期的なムラを小さくで
きると言うことは、同一のプロセススピードに於て印加
周波数を落とせると言うことである。その結果、帯電音
も小さくすることが可能になった。
【0055】また、上記のような形状の帯電部材には帯
電領域が広い、コストが安いなどのメリットがあるた
め、直流電圧のみを印加するタイプ(DC印加方式)の
帯電装置にも応用可能である。
【0056】
【実施例】
[実施例1](図1〜図4) 図1は一実施例としての画像形成装置の概略構成図、図
2は帯電部材部分の拡大図である。
【0057】本例の画像形成装置は被帯電体(像担持
体)としての感光ドラム1の帯電手段として接触帯電装
置を用いた、電子写真プロセスによるレーザービームプ
リンターであり、前述図11のプリンターと共通する構
成部材部分には共通の符号を付して再度の説明を省略す
る。
【0058】感光ドラム100は本例のものはアルミニ
ウム製のドラム基体102の外周面に感光体層として有
機光導電体(opc)層101を形成してなる、外径
(2×R)30mmのもので、矢印Aの時計方向に所定
のプロセススピード(周速度)をもって回転駆動され
る。
【0059】210は、帯電面(感光ドラム100に対
する対向面)を曲率半径19mmの凹面とした帯電部材
であり、金属板、導電プラスチック、導電ゴム等からな
る電極板211と、帯電面に形成した高抵抗層212か
らなっている。
【0060】高抵抗層212は、感光ドラム100上に
ピンホール等の欠陥があっても、帯電部材210からそ
こに向かってリークが発生するのを防止するために設け
られているが、電極板211に中抵抗(105 〜1010
Ωcm程度)の材質のものを用いることにより、無くす
ことも可能である。
【0061】帯電部材210はスペーサー213によ
り、感光ドラム100と帯電部材210のギャップが、
感光ドラム100の回転方向に対し帯電領域の上流側よ
りも下流側で広くなるように保持されている。
【0062】該帯電部材210の帯電面は、感光ドラム
表面の最近接部0に引いた接線Hと平行に、帯電部材の
最近接部から引いた線分を含む面Sに対し感光ドラム1
00の反対側にある。
【0063】帯電部材と感光ドラムとの距離は、感光ド
ラムの回転方向Aに対し上流側で100μmに、下流側
で700μmになるように設定されている。
【0064】そして電源4から直流に周波数fの交流を
重畳したバイアス電圧(Vdc+Vac)が押し圧ばね
3を介して帯電部材210に印加されることで、回転す
る感光ドラム100の周面が所定の電位に帯電処理され
る。Bは、実際に帯電が行われる帯電領域を示してい
る。
【0065】上記のように帯電面を凹面とした形状の帯
電部材210を、感光ドラムの回転方向に対し帯電領域
Bの上流側が狭く、下流側が広くなるように配置するこ
とにより、帯電される感光ドラム1の表面電位の周期的
なムラは従来のものに比べ小さくなる。
【0066】この表面電位の様子を、前述した図12の
従来例(帯電ローラの場合)と同様に、本帯電部材21
0の感光ドラム回転上流端0からの感光ドラム上の回転
下流側の変位を横軸に、表面電位を縦軸に取ったグラフ
に示すと図3のようになる。図3中Bは、実際に帯電が
行われる帯電領域を示している。
【0067】本実施例では、電位のムラの電位差は10
数vであった。これは帯電部材210の帯電面を凹面と
し、かつ該帯電部材を上記のように感光ドラムの回転方
向に対し帯電領域Bの上流側が狭く、下流側が広くなる
ように配置したため、帯電領域での表面電位の変化が緩
やかになり、かつ帯電領域が広がったためである。これ
により、従来例と同様の条件で画像を出力した場合で
も、図4の模式図のように干渉縞7cは目立たなくな
る。
【0068】以上説明したように上記の構成により、表
面電位の周期的なムラが小さくなり、その結果、干渉縞
を問題にならないレベルに抑えることが可能になった。
【0069】また、表面電位の周期的なムラを小さくで
きると言うことは、同一のプロセススピードに於て印加
周波数を落とせると言うことである。その結果、帯電音
も小さくすることが可能になった。
【0070】本発明者らは、図1の系の装置を無響室に
セットし、上記の条件に於ける騒音をISO 7779
の6項に従い測定した。その結果、従来装置で55dB
近くあった騒音が、33dBにまで小さくなった。ま
た、干渉縞も全く目だたなかった。
【0071】さらに、本実施例のように帯電部材210
を感光ドラム100に対して非接触にすることで、帯電
部材210と感光ドラム100の摺擦に起因する融着や
削れ、ドラム汚染などを防止することができ、有利とな
る。
【0072】また、本実施例ではモアレや帯電音改善の
実施例として交流電圧を印加するタイプ(AC印加方
式)の帯電装置の例を示したが、上記のような形状の帯
電部材には帯電領域が広い、コストが安いなどのメリッ
トがあるため、直流電圧のみを印加するタイプ(DC印
加方式)の帯電装置にも応用可能である。
【0073】[実施例2](図5・図6) 本実施例では、帯電部材210は、該帯電部材210と
感光ドラム100との距離が、感光ドラムの回転方向A
に対し上流側で200μmに、下流側で750μmにな
るように設定されている。
【0074】凹面の帯電面を持つ帯電部材210では、
印加電圧のピーク値Vmax(印加DC成分Vdc+1
/2×印加AC成分Vac)として4kV以上を印加す
ると過放電による異常画像が希に発生する事がある。
【0075】このため、印加電圧Vmaxは4kV以下
としたい。そのためには帯電部材210の帯電面を、前
記電圧より低い印加電圧で放電できる位置、すなわち図
6に示す「帯電部材と感光ドラムの表面の距離と、帯電
処理に要する放電に必要な電圧のピーク値Vmaxの関
係」にあるように、感光ドラム表面から1μm以上80
0μm以下の領域に配すれば良い(図5中r−R=80
0μm)。
【0076】本実施例では、上記位置に帯電部材210
を配置し、直流成分Vdcを−700V、交流成分Va
cを2.5Vpp印加する事で、良好な帯電を行う事が
できた。
【0077】このように、帯電部材の帯電面の少なくと
も一部を凹面とし、被帯電体と帯電部材のギャップを、
被帯電体の移動方向に対し帯電領域の上流側よりも下流
側で広くなるように保持した帯電装置において、帯電部
材の帯電面を被帯電体の表面から1μm以上800μm
以下の領域に配する事により、干渉縞・帯電音を問題に
ならないレベルに抑えるとともに、過放電による異常画
像も無くす事が可能となった。
【0078】なお、本実施例では、過放電が起こるのが
印加電圧Vmax4kV以上であった事から、帯電部材
の帯電面を配置する領域を感光ドラム表面から1μm以
上800μm以下としたが、環境変動などを考慮し、さ
らに良好な帯電を行うためには図6にも示したように印
加電圧は3kV以下が望ましい。
【0079】よって帯電部材の帯電面を配置する領域も
感光ドラム表面から1μm以上600μm以下の領域が
望ましい。
【0080】また上記領域(感光ドラムの表面から1μ
m以上800μm以下の領域)には、帯電部材の帯電面
をすべて入れる必要はなく、少なくとも一部あれば帯電
は十分に行う事ができる。
【0081】[実施例3](図7・図8) 本実施例では、帯電部材210の帯電面の凹面の形状
に、実施例1(図1・図2)のように一定の曲率を持つ
円筒面を用いていない。このような形状の帯電部材21
0を用いた帯電装置でも、実施例1と同様の効果を得る
ことが出来た。
【0082】このように帯電部材の帯電面は、なめらか
な凹面である必要はない。
【0083】また図8に示すように、凹面部が複数であ
っても良く、また接触部に高抵抗層などを設ける事によ
り、上流側を接触させる事も可能である。
【0084】[実施例4](図9) 本実施例は、ベルト状感光体110を用いた画像形成装
置の該感光体の帯電手段として前記実施例1の帯電装置
を適用したものである。このように被帯電体がドラム状
のものでない場合でも、帯電部材の帯電面の少なくとも
一部を凹面とし、被帯電体と帯電部材のギャップを、被
帯電体の移動方向に対し帯電領域の上流側よりも下流側
で広くなるように保持し、帯電体の帯電面の少なくとも
一部を、過放電を起こさないような印加電圧でも帯電が
可能な領域(感光体表面からの距離が1μm以上800
μm以下;図中C=800μm)に配置する事により実
施例1および同2と同様の効果を得る事ができる。
【0085】このように本発明は、被帯電体の形状にか
かわらず比較的柔軟に対応でき、その効果を得ることが
可能である。
【0086】[実施例5](図10) 本実施例は接触帯電装置を被帯電体(像担持体)の帯電
手段として用いている画像形成装置のプロセスカートリ
ッジである。
【0087】本実施例のプロセスカートリッジは、像担
持体としての回転ドラム型の電子写真感光体100、帯
電部材210、現像器13、クリーニング器14の4つ
のプロセス機器を包含させてなるものである。帯電部材
210は前述実施例1と同様の構成のものである。
【0088】現像器13において、6は現像スリーブ、
12は現像スリーブ6上にトナーTを均一な厚みにコー
トするための現像ブレードである。クリーニング器14
において、9はクリーニングブレードである。
【0089】25はプロセスカートリッジのドラムシャ
ッターであり、実線示の開き状態から2点鎖線示の閉じ
状態に開閉自在である。プロセスカートリッジが画像形
成装置本体(不図示)から取り出された状態においては
2点鎖線示の閉じ状態にあり、感光ドラム100の外部
露出部分面を隠散して感光ドラム面を保護している。
【0090】プロセスカートリッジを画像形成装置本体
に装着するときはシャッター25を実線示のように開き
状態にする、或いはプロセスカートリッジの装着過程で
シャッター25が自動的に開き動作して、プロセスカー
トリッジが正規に装着されると、感光ドラム100の外
部露出部分面が画像形成装置本体側の転写ローラ8に圧
接した状態になる。
【0091】またプロセスカートリッジと画像形成装置
本体とが機械的・電気的にカップリングして、画像形成
装置本体側の駆動機構でプロセスカートリッジ側の感光
ドラム100・現像スリーブ6等の駆動が可能となり、
また画像形成装置本体側の電気回路によりプロセスカー
トリッジ側の帯電部材210への帯電バイアスの印加、
現像スリーブ6への現像バイアスの印加等が可能とな
り、画像形成動作を実行できる状態になる。
【0092】26は露光用窓部であり、画像形成装置本
体側のレーザースキャナ(不図示)からの出力レーザー
光5がこの窓部26を通してプロセスカートリッジ内に
入光して感光ドラム100面が走査露光される。
【0093】このような構成になっているために、サイ
クルムラのピーク間電圧が非常に小さく、従って干渉縞
がほとんど目だたないプリントが取れるプロセスカート
リッジを供給することが可能になった。また小型・簡単
かつ安価な構成のもと、本発明の効果を有するプロセス
カートリッジを供給することができた。
【0094】なお、「ライン走査」とはレーザービーム
をポリゴンミラーの回転より像担持体の長手方向(母線
方向)に照射することに限らず、LED素子を像担持体
の長手方向に並べたLEDヘッドを対向配置させてコン
トローラーの信号によりランプをオン・オフさせること
でラインを記録することを含むものとする。
【0095】更に、像担持体としては感光ドラムに限ら
ず絶縁体のものを使用することもできる。この場合は帯
電部材の像担持体面移動方向下流側にピン状の電極を像
担持体長手方向に並べて対向配置したマルチスタイラス
の記録ヘッドを設けて帯電後に潜像を形成すればよい。
また本発明の画像形成装置は正規現像にも反転現像にも
適用可能であることはもちろんである。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、接触帯電
部材、該帯電部材を有する帯電装置、画像形成装置、プ
ロセスカートリッジにおいて、被帯電体の表面電位の周
期的なムラを小さくでき、その結果、干渉縞を問題にな
らないレベルに抑えることが可能になった。また、過放
電による異常画像のない安定した帯電を行う事が可能に
なった。
【0097】更に、表面電位の周期的なムラを小さくで
きると言うことは、同一のプロセススピードに於て印加
周波数を落とせる事と同等である。その結果、帯電音も
小さくすることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の装置の概略図
【図2】 帯電部材部分の拡大図
【図3】 表面電位ムラのグラフ
【図4】 出力画像面に生じる干渉縞の説明模型図
【図5】 実施例2の装置の概略図
【図6】 帯電部材と感光ドラムの表面の距離と、帯電
処理に要する放電に必要な電圧のピーク値Vmaxの関
係を示す図
【図7】 実施例3の装置の概略図
【図8】 他の構成形態の装置の概略図
【図9】 実施例4の装置の概略図
【図10】 実施例5の装置(プロセスカートリッジ)
の概略図
【図11】 従来例装置の概略図
【図12】 表面電位ムラのグラフ(帯電部材は帯電ロ
ーラ)
【図13】 出力画像面に生じる干渉縞の説明模型図
【符号の説明】
100は感光ドラム 210は帯電部材 4は電源 6は現像スリーブ 8は転写ローラ 9はクリーニング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木須 浩樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被帯電体に対して当接もしくは一定距離
    に配され、電圧を印加することにより被帯電体を帯電す
    る帯電部材であり、 少なくとも一部が導電性部材からなること、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が、被帯電体表面の当接位置(もしくは最近接位置)
    のうち該被帯電体の移動方向において最も下流側の点か
    ら該被帯電体移動方向下流に向けて引いた接線(もしく
    は帯電部材の最接近部から下流に向けて前記接線と平行
    に引いた線分)を中にして被帯電体側とは反対側にある
    こと、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が凹面になっていること、 を特徴とする帯電部材。
  2. 【請求項2】 帯電領域における被帯電体と帯電部材の
    ギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流側で広
    くなるように保持されていることを特徴とする請求項1
    に記載の帯電部材。
  3. 【請求項3】 帯電部材の帯電面の少なくとも一部が被
    帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領域にあ
    ることを特徴とする請求項1又は同2に記載の帯電部
    材。
  4. 【請求項4】 前記帯電部材に印加される電圧が振動電
    圧であることを特徴とする請求項1に記載の帯電部材。
  5. 【請求項5】 前記振動電圧が、直流電圧を印加したと
    きの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧
    を有することを特徴とする請求項4に記載の帯電部材。
  6. 【請求項6】 前記帯電部材に印加される電圧が直流電
    圧であることを特徴とする請求項1に記載の帯電部材。
  7. 【請求項7】 帯電部材を被帯電体に対して当接もしく
    は一定距離に配し、該帯電部材に電圧を印加して被帯電
    体を帯電する帯電装置であり、帯電部材が、少なくとも
    一部が導電性部材からなること、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が、被帯電体表面の当接位置(もしくは最近接位置)
    のうち該被帯電体の移動方向において最も下流側の点か
    ら該被帯電体移動方向下流に向けて引いた接線(もしく
    は帯電部材の最接近部から下流に向けて前記接線と平行
    に引いた線分)を中にして被帯電体側とは反対側にある
    こと、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が凹面になっていること、 を特徴とする帯電装置。
  8. 【請求項8】 帯電領域における被帯電体と帯電部材の
    ギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流側で広
    くなるように保持されていることを特徴とする請求項7
    に記載の帯電装置。
  9. 【請求項9】 帯電部材の帯電面の少なくとも一部が被
    帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領域にあ
    ることを特徴とする請求項7又は同8に記載の帯電装
    置。
  10. 【請求項10】 前記帯電部材に印加される電圧が振動
    電圧であることを特徴とする請求項7に記載の帯電装
    置。
  11. 【請求項11】 前記振動電圧が、直流電圧を印加した
    ときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電
    圧を有することを特徴とする請求項10に記載の帯電装
    置。
  12. 【請求項12】 前記帯電部材に印加される電圧が直流
    電圧であることを特徴とする請求項7に記載の帯電装
    置。
  13. 【請求項13】 被帯電体面を帯電装置で帯電し、その
    帯電面に画像情報の書き込みをして画像形成を実行する
    画像形成装置において、 帯電装置は、帯電部材を被帯電体に対して当接もしくは
    一定距離に配し、該帯電部材に電圧を印加して帯電する
    帯電装置であり、帯電部材が、 少なくとも一部が導電性部材からなること、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が、被帯電体表面の当接位置(もしくは最近接位置)
    のうち該被帯電体の移動方向において最も下流側の点か
    ら該被帯電体移動方向下流に向けて引いた接線(もしく
    は帯電部材の最接近部から下流に向けて前記接線と平行
    に引いた線分)を中にして被帯電体側とは反対側にある
    こと、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が凹面になっていること、 を特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 帯電領域における被帯電体と帯電部材
    のギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流側で
    広くなるように保持されていることを特徴とする請求項
    13に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 帯電部材の帯電面の少なくとも一部が
    被帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領域に
    あることを特徴とする請求項13又は同14に記載の画
    像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記帯電部材に印加される電圧が振動
    電圧であることを特徴とする請求項13に記載の画像形
    成装置。
  17. 【請求項17】 前記振動電圧が、直流電圧を印加した
    ときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電
    圧を有することを特徴とする請求項16に記載の画像形
    成装置。
  18. 【請求項18】 前記帯電部材に印加される電圧が直流
    電圧であることを特徴とする請求項13に記載の画像形
    成装置。
  19. 【請求項19】 被帯電体面の帯電面に対する画像情報
    の書き込みがライン走査でなされることを特徴とする請
    求項13に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 帯電装置と、これ以外の作像プロセス
    機器のうちの少なくと1つを包含し、画像形成装置に対
    して着脱されるプロセスカートリッジにおいて、 帯電装置は、帯電部材に電圧を印加し、この帯電部材を
    被帯電体に対して当接もしくは一定距離に配し、該帯電
    部材に電圧を印加して被帯電体を帯電する帯電装置であ
    り、帯電部材が、 少なくとも一部が導電性部材からなること、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が、被帯電体表面の当接位置(もしくは最近接位置)
    のうち該被帯電体の移動方向において最も下流側の点か
    ら該被帯電体移動方向下流に向けて引いた接線(もしく
    は帯電部材の最接近部から下流に向けて前記接線と平行
    に引いた線分)を中にして被帯電体側とは反対側にある
    こと、 該帯電部材の被帯電体に対面する帯電面の少なくとも一
    部が凹面になっていること、 を特徴とするプロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 帯電領域における被帯電体と帯電部材
    のギャップが、被帯電体移動方向上流側よりも下流側で
    広くなるように保持されていることを特徴とする請求項
    20に記載のプロセスカートリッジ。
  22. 【請求項22】 帯電部材の帯電面の少なくとも一部が
    被帯電体の表面から1μm以上800μm以下の領域に
    あることを特徴とする請求項20又は同21に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記帯電部材に印加される電圧が振動
    電圧であることを特徴とする請求項20に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記振動電圧が、直流電圧を印加した
    ときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電
    圧を有することを特徴とする請求項23に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記帯電部材に印加される電圧が直流
    電圧であることを特徴とする請求項20に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  26. 【請求項26】 被帯電体面の帯電面に対する画像情報
    の書き込みがライン走査でなされることを特徴とする請
    求項20に記載のプロセスカートリッジ。
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