JPH0728303A - 帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプロセス カートリッジ - Google Patents
帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプロセス カートリッジInfo
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- JPH0728303A JPH0728303A JP5193095A JP19309593A JPH0728303A JP H0728303 A JPH0728303 A JP H0728303A JP 5193095 A JP5193095 A JP 5193095A JP 19309593 A JP19309593 A JP 19309593A JP H0728303 A JPH0728303 A JP H0728303A
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Abstract
該帯電装置を用いた画像形成装置やプロセスカートリッ
ジについて、サイクルムラ、干渉縞及び帯電音等の問題
を解決すること。 【構成】 電圧を印加し、移動可能な被帯電体1に当接
もしくは近接させて被帯電体面を帯電する帯電部材2に
ついて、被帯電体との接触部(もしくは最近接部)のう
ち、被帯電体移動方向において最も下流側(もしくは最
近接部)の点から被帯電体移動方向下流側へ向けてひい
た接線S(もしくは前記最近接部から下流に向けて前記
接線と平行に引いた線分)に対して被帯電体と同じ側に
少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と被帯電体
表面とのなす距離が被帯電体回転方向に対し上流部分で
下流部分より小さい領域を有し、帯電部材の表面と電源
端子間で短絡が発生する電圧より小さくなるような振動
電圧が印加される。
Description
画像形成装置、及びプロセスカートリッジに関する。
圧)を印加し、被帯電体に当接もしくは近接させて被帯
電体面を帯電する帯電部材、 b.振動電圧を帯電部材に印加し、この帯電部材を被帯
電体に当接もしくは近接させて被帯電体面を帯電する帯
電装置、 c.像担持体面を該帯電装置で帯電し、その帯電面に画
像情報の書き込みをして画像形成を実行する画像形成装
置、 d.少なくとも、像担持体と、該像担持体の帯電手段と
して該帯電装置とを包含し、画像形成装置に対して着脱
されるプロセスカートリッジに関する。
レーザービームプリンターなど)、静電記録装置等の画
像形成装置において、感光体・誘電体等の像担持体、そ
の他の被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)する手段
としては、コロナ放電装置を用い該装置から発生するコ
ロナに被帯電体面をさらす非接触式の帯電手段が広く利
用されていた。
用が進められている。接触帯電は、ローラ型・ブレード
型などの帯電部材(接触帯電部材、導電性部材)に電圧
を印加しこの帯電部材を被帯電体に当接もしくは近接さ
せて被帯電体面を帯電するものである。
接触している必要はなく、帯電部材と被帯電体面との間
に、ギャップ間電圧と補正パッシェンカーブで決まる放
電可能領域さえ確実に保証されれば、非接触(近接)で
も構わないもので、この場合も接触帯電の範疇とする。
に比べて、被帯電体面に所望の電位を得るのに必要とさ
れる印加電圧の低電圧化がはかれること、帯電過程で発
生するオゾン量がごく微量でありオゾン除去フィルター
の必要性がなくなること、そのため装置の排気系の構成
が簡略化されること、メンテナンスフリーであること、
構成が簡単であること、等の長所を有している。
開昭63ー149669号公報等)したように、振動電
圧、特には、直流電圧を印加したときの被帯電体の帯電
開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する振動電圧を
帯電部材に印加して帯電を実行させる方式(振動電圧印
加方式、以下AC印加方式と記す)は、均一な帯電(除
電)処理をすることが可能であり、有効である。
と記す)、もしくは該AC成分と直流電圧成分(目標帯
電電位に相当する電圧、以下DC成分と記す)との重畳
電圧であり、AC成分の波形としては正弦波・矩形波・
三角波など適宜である。直流電源を周期的にオン・オフ
することによって形成された矩形波電圧であってもよ
い。
C印加方式の接触帯電装置を採用した画像形成装置の一
例の概略構成を示した。本例の画像形成装置は電子写真
プロセス利用のレーザービームプリンターである。
感光体(以下、感光ドラムと記す)であり、矢印Aの時
計方向に所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆
動される。
性ローラ)であり、芯金棒21と、その外周に形成した
導電性ゴム製等の導電性ローラ体22とよりなる。この
帯電ローラ20は芯金棒21の両端部にそれぞれ作用さ
せた押し圧ばね23の押し圧力で感光ドラム1面に対し
て所定の押し圧力をもって圧接しており、本例の場合は
感光ドラム1の回転にともない従動回転する。
であり、この電源4により帯電ローラ20の芯金棒21
に接触させた接点板ばね3を介して感光ドラム1の帯電
開始電圧の2倍以上のピーク間電圧Vppを有するAC
成分VacとDC成分Vdcとの重畳電圧(Vac+V
dc)が帯電ローラ20に印加されて、回転駆動されて
いる感光ドラム1の外周面がAC印加方式で均一に接触
帯電処理される。
ー・画像読み取り装置等のホスト装置(不図示)から目
的の画像(印字)情報の時系列電気デジタル画素信号が
レーザースキャナ(不図示)に入力され、コントローラ
ーにより制御された該レーザースキャナから該入力画素
信号に対応して一定の印字密度Ddpiで画像変調され
たレーザー光5が出力され、前記回転感光ドラム1の帯
電処理面に対して該出力レーザー光5によるライン走査
(ドラム母線方向の主走査露光)がなされることで、目
的の画像情報の書き込みがなされて回転感光ドラム1面
に該画像情報の静電潜像が形成される。
反転現像でトナー像として可視化され、そのトナー像
が、不図示の給紙部から感光ドラム1と転写ローラ8と
の圧接ニップ部(転写部位)に所定のタイミングで給送
された転写材7に順次に転写されていく。
ム1面から分離されて不図示の定着手段へ搬送され、ト
ナー像定着を受けて画像形成物として出力される。また
転写材分離後の回転感光ドラム1面はクリーニング器
(クリーナ)のクリーニングブレード9で転写残りトナ
ー等の残留付着物の除去を受けて清掃され、繰り返して
作像に供される。
ようなAC印加方式の帯電装置を像担持体の帯電手段と
して利用した前記のような画像形成装置についての問題
点として次のような事項が挙げられる。
たとき、横線パターン間隔が、帯電ローラなどの接触帯
電部材に電圧を印加する電源のAC成分周波数fで決ま
る感光ドラム表面電位のムラ(サイクルムラ)に近くな
ると、画像面に「干渉縞」(モアレ)が発生してしまう
ことである。
ら、決められた値からプラス・マイナス10%はバラツ
キをもっており、電源によっては横線の空間周波数に近
接してしまい、レベルのひどい干渉縞が発生することも
あった。
プロセススピードに応じて帯電部材に印加する電源のA
C成分周波数を大きくする方式を先に提案した。しかし
ながら、画像形成装置の高速化にともない、近年のよう
にプロセススピードが速くなってくると、一次の電源周
波数に起因して発生する所謂「帯電音」も一次周波数の
増大にともない大きくなり問題となった。
原因になる一次電源の周波数に起因するサイクルムラが
発生する。ここではサイクルムラの発生原因を説明す
る。
ム上位値[x] 図9に示すように、感光ドラム1と帯電ローラ20との
最近接点で、感光ドラム1上の点を(0,0)とし、そ
こから感光ドラム1上xmm下流に離れた点と、帯電ロ
ーラ20との表面までの最短距離をz[x]とする。
は、xの位置から帯電ローラ20の中心を仰ぐ線分の帯
電ローラ20との交点までの距離となる。
ーラ20の半径である。その関係を図10のグラフ
(1)に示す。縦軸はz[x]、横軸はxを表す。
ーブを図10のグラフ(2)に示す。縦軸は放電開始電
圧vp(x)、横軸はxを表す。
加したときの場合について考える。
電圧vq(t,n)=−1500v、横軸はxを示す。
プ間電圧[vg(x,n)]は以下の様に表すことが出
来る。
合、vs=0、つまり初期に於て感光ドラムの表面電位
はゼロとする。その関係を図10のグラフ(4)に示
す。縦軸はギャップ間電圧[vg(x)]を表し、横軸
はxを示す。
(x,n)] ギャップ間電圧[vg(x,n)]と 補正パッシェンカーブ[vp(x)](破線) を重ね合わせて図10のグラフ(5)に示す。
はxを示す。
g(x,n)]の絶対値が補正パッシェンカーブ[vp
(x)]の絶対値よりも大きい場合には、その部分で放
電が行われる。そして、ギャップ間電圧[vg(x,
n)]は補正パッシェンカーブ[vp(x)]の電圧に
まで低下する。
(x,n)]と呼び、図10のグラフ(6)に示す。縦
軸はvgp(x,n)、横軸はxを示す。
る。
ると、感光ドラム上表面電位[vs(x,n)]は、ギ
ャップ間電圧[vg(x,n)]の式を利用して求める
ことが出来る。
ラフ(7)に示す。縦軸はvs(x,n)、横軸はxを
示す。
s(x−vps×t,n)] 感光ドラム上に出来た表面電位はt秒後には感光ドラム
の回転によりグラフの右側に移動する。その時の感光ド
ラム上表面電位 [vs(x−vps×t,n)] を図10のグラフ(8)に示す。縦軸はvs(x−vp
s×t,n)、横軸はxを示す。x方向の移動距離はv
ps×tとなる。
の場合 帯電部材に印加される交流バイアスは以下の様に表され
る。
−600vの場合をグラフを図11のグラフ(1)に示
す。
スで代用したのは、プロセススピードに対し一次バイア
スの周波数が十分に速いため、感光ドラムの表面電位の
変化を十分に追随できるからである。縦軸は印加電圧を
示し、横軸はxを示す。
まで変化させたときの感光ドラム上表面電位[vs
(x,n)]のシミュレーション結果である。
s(x,n)]、横軸はxを表している。
20から感光ドラム1表面に印加される電圧は−600
v、従って感光ドラム表面には、数十ボルトの表面電位
しか帯電されない。
印加電圧は−1600vになり、感光ドラム上広範な領
域にわたり帯電される。
秒後、印加電圧は−600vに戻る。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、放電開始
電圧を越えるところが無い。従って、感光ドラム上表面
電位は変化することはなく、ただプロセススピードに応
じて右側に移動するだけである。
秒後、印加電圧は+400vになる。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、一部で放
電開始電圧を越える。その結果、感光ドラム上表面電位
は変化し、更に、プロセススピードに応じて右側に移動
する。
秒後、印加電圧は−600vに戻る。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、放電開始
電圧を越えるところが無い。従って、感光ドラム上表面
電位は変化することはなく、ただプロセススピードに応
じて右側に移動するだけである。
秒後、印加電圧は−1600vになる。このとき、印加
電圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、一部で
放電開始電圧を越える。その結果、感光ドラム上表面電
位は変化し、更に、プロセススピードに応じて右側に移
動する。
秒後、印加電圧は−600vに戻る。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、放電開始
電圧を越えるところが無い。従って、感光ドラム上表面
電位は変化することはなく、ただプロセススピードに応
じて右側に移動するだけである。
秒後、印加電圧は+400vになる。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、一部で放
電開始電圧を越える。その結果、感光ドラム上表面電位
は変化し、更に、プロセススピードに応じて右側に移動
する。
ルムラのピーク間電圧となる。このEの部分を拡大した
のが図12のグラフである。
軸はxをしめす。
約77vであった。
いときや、一次電源の周波数が相対的に小さいときに
は、帯電部材20による感光ドラム上表面電位の充放電
のピッチが大きくなるので結果的にサイクルムラのピー
クツーピーク(PEAK TO PEAK)も大きくなり、サイクル
ムラが目立つようになるのである。
も述べたように周波数のばらつきやプロセススピードの
ばらつきにより多少変動するものだが、次のようにして
測定することが出来る。
に帯電した後、均一に前面露光を行う。露光量は感光ド
ラム1上のサイクルムラがはっきりと現像されるレベル
になるように調節する。この行程の後、現像されたサイ
クルムラを転写紙に転写、ついで定着する。そして転写
紙上のサイクルムラをルーペで計測することによって空
間波長λspの変動範囲を測定することが出来る。
電ローラ20による帯電距離が非常に狭いため、電源4
の変動影響を受け安い。つまり感光ドラム1上の暗部電
位VDは印加電源4の振動電圧成分周波数fとプロセス
スピードVpで決まる空間波長λsp(=Vp/ f)の
サイクルムラと呼ばれる帯電ムラを有している。
面にトナー・シリカ・紙粉等が部分的に付着し、その部
分が余分な静電容量を持つようになる。従って同じ電圧
を帯電ローラ20の芯金棒21に印加しても感光ドラム
1上に誘起される表面電位は帯電ローラ20表面に余分
な静電容量がある部分は、それがない部分と比べて、位
相がずれてしまうのである。
上に同じラインピッチの線が印字されているにもかかわ
らず、鮮明に現像される部分と、されない部分が混在す
るため干渉縞が目だつのである。
きるので、干渉縞の発生を避けるためには適正な周波数
を選択すればよい。即ち、ライン走査のライン幅をn
と、ラインとラインの間隔mの和をN(最小ラインピッ
チのN倍(=n+m)、言い替えれば複数ラインの一周
期ドット数を示す)とする。一次周波数をfとする。
なく、三角波、さらには直流電圧をスイッチングするこ
とにより得られる矩形波等でも同様なことがいえる。
速機の場合は干渉縞を避けるには一次電源周波数を高く
する必要があり、その増大に伴って「帯電音」という問
題を生じる。このような帯電音は感光ドラムの内部に防
振部材を挿入するなどの方法により低減できるが、その
一方で感光ドラムの変形、重量化、製造コスト等の点で
問題がある。
材、帯電装置、該帯電装置を用いた画像形成装置やプロ
セスカートリッジについて、上記のようなサイクルム
ラ、干渉縞及び帯電音等の問題を解決することを目的と
する。
特徴とする、帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及び
プロセスカートリッジである。
に当接もしくは近接させて該被帯電体面を帯電する帯電
部材であり、該帯電部材は、被帯電体との接触部(もし
くは最近接部)のうち、被帯電体移動方向において最も
下流側(もしくは最近接部)の点から被帯電体移動方向
下流側へ向けてひいた接線(もしくは前記最近接部から
下流に向けて前記接線と平行に引いた線分)に対して該
被帯電体と同じ側に少なくとも帯電面の一部を備え、か
つ帯電面と該被帯電体表面とのなす距離が被帯電体回転
方向に対し上流部分で下流部分より小さい領域を有し、
該帯電部材の表面と電源端子間で短絡が発生する電圧よ
り小さくなるような振動電圧が印加されることを特徴と
する帯電部材。
直流電圧を印加したときの被帯電体の帯電開始電圧Vt
hの2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴とする
(1)に記載の帯電部材。
担持体であることを特徴とする(1)に記載の帯電部
材。
担持体であり、帯電部材に印加される振動電圧のピーク
電圧Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧をVd
c、像担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の現像
手段の現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする(1)に記載の帯電装
置。
帯電部材を被帯電体に当接もしくは近接させて被帯電体
面を帯電する帯電装置において、帯電部材は、被帯電体
との接触部(もしくは最近接部)のうち、被帯電体移動
方向において最も下流側(もしくは最近接部)の点から
被帯電体移動方向下流側へ向けてひいた接線(もしくは
前記最近接部から下流に向けて前記接線と平行に引いた
線分)に対して該被帯電体と同じ側に少なくとも帯電面
の一部を備え、かつ帯電面と該被帯電体表面とのなす距
離が被帯電体回転方向に対し上流部分で下流部分より小
さい領域を有し、該帯電部材の表面と電源端子間で短絡
が発生する電圧より小さくなるような振動電圧が印加さ
れることを特徴とする帯電装置。
直流電圧を印加したときの被帯電体の帯電開始電圧Vt
hの2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴とする
(5)に記載の帯電装置。
担持体であることを特徴とする(5)に記載の帯電装
置。
担持体であり、帯電部材に印加される振動電圧のピーク
電圧Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧をVd
c、像担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の現像
手段の現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする(5)に記載の帯電装
置。
の帯電面に画像情報の書き込みをして画像形成を実行す
る画像形成装置において、前記帯電装置は、振動電圧を
帯電部材に印加し、この帯電部材を像担持体に当接もし
くは近接させて像担持体面を帯電する帯電装置であり、
帯電部材は、像担持体との接触部(もしくは最近接部)
のうち、像担持体移動方向において最も下流側(もしく
は最近接部)の点から像担持体移動方向下流側へ向けて
ひいた接線(もしくは前記最近接部から下流に向けて前
記接線と平行に引いた線分)に対して該像担持体と同じ
側に少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と該像
担持体表面とのなす距離が像担持体回転方向に対し上流
部分で下流部分より小さい領域を有し、該帯電部材の表
面と電源端子間で短絡が発生する電圧より小さくなるよ
うな振動電圧が印加されることを特徴とする画像形成装
置。
は、直流電圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧
Vthの2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴と
する(9)に記載の画像形成装置。
ピーク電圧Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧を
Vdc、像担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の
現像手段の現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする(9)に記載の画像形
成装置。
情報の書き込みがライン走査でなされることを特徴とす
る(9)に記載の画像形成装置。
持体の帯電装置とを包含し、画像形成装置に対して着脱
されるプロセスカートリッジにおいて、前記帯電装置
は、振動電圧を帯電部材に印加し、この帯電部材を像担
持体に当接もしくは近接させて像担持体面を帯電する帯
電装置であり、帯電部材は、像担持体との接触部(もし
くは最近接部)のうち、像担持体移動方向において最も
下流側(もしくは最近接部)の点から像担持体移動方向
下流側へ向けてひいた接線(もしくは前記最近接部から
下流に向けて前記接線と平行に引いた線分)に対して該
像担持体と同じ側に少なくとも帯電面の一部を備え、か
つ帯電面と該像担持体表面とのなす距離が像担持体回転
方向に対し上流部分で下流部分より小さい領域を有し、
該帯電部材の表面と電源端子間で短絡が発生する電圧よ
り小さくなるような振動電圧が印加されることを特徴と
するプロセスカートリッジ。
は、直流電圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧
Vthの2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴と
する(13)に記載のプロセスカートリッジ。
ピーク電圧Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧を
Vdc、像担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の
現像手段の現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする(13)に記載のプロ
セスカートリッジ。
情報の書き込みがライン走査でなされることを特徴とす
る(13)に記載のプロセスカートリッジ。
装置を用いた画像形成装置やプロセスカートリッジにつ
いて、上記の構成にすることにより、サイクルムラが目
立ちにくくなり、印加周波数も小さくすることが可能に
なり、干渉縞を問題にならないレベルに抑えることが可
能になった。
さくできると言うことは、同一のプロセススピードに於
て印加周波数を落とせる事と同等である。その結果、帯
電音も小さくすることが可能になった。
帯電部材と、被帯電体としての像担持体との間で異常放
電が生じ始めるピーク電圧より低く設定することでハー
フトーン画像で特に顕著である白すじや黒すじ等の不良
を防止できた。
構成図である。
として接触帯電装置を用いた電子写真プロセスによるレ
ーザービームプリンターであり、前述図8のプリンター
と共通の構成部材・部分には同一の符号を付して再度の
説明を省略する。
感光体(感光ドラム)1は、本例のものはアルミニウム
製のドラム基体1bの外周面に、感光体層として有機光
導電体(opc)層1aを形成してなる、外径30mm
のもので、矢印Aの時計方向に所定のプロセススピード
Vps(周速度)をもって回転駆動される。
チック・導電ゴム等からなる電極板2aと、被帯電体と
しての感光ドラム1に対面する帯電面に設けたエピクロ
ルヒドリンゴム,トレジン等の高抵抗層2bからなる。
光ドラム1と接しており、図中Bの部分で曲がってお
り、その傾きはその先の感光ドラムの回転方向下流部分
で感光ドラムに対向する部分は、感光ドラムの表面に対
して概ね平行になるようになっている。本実施例では帯
電部材2と感光ドラム1との最近接点を約80μmにし
てある。
ドラム1との接触部(もしくは最近接部)のうち、ドラ
ム回転方向において最も下流側(もしくは最近接部)の
点からドラム回転方向方向下流側へ向けてひいた接線S
(もしくは前記最近接部から下流に向けて前記接線と平
行に引いた線分)に対して感光ドラム1と同じ側に少な
くとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と感光ドラム表
面とのなす距離がドラム回転方向に対し上流部分で下流
部分より小さい領域を有している。
振動電圧が印加されて回転感光ドラム1がAC印加方式
で帯電処理される。その振動電圧は帯電部材2と感光ド
ラム1との間に異常放電が生じないピーク電圧のもので
ある。
御する理由について説明する。
る交流電圧のピーク間電圧Vppを変化させたときの感
光ドラム1の表面電位(Vs)を示したグラフである。
このとき、直流成分Vdcは−750Vに設定してあ
る。
のVppが放電開始電圧Vth(約550V)の2倍の
1100Vpp以上(変曲点A)になると、感光ドラム
1上の表面電位は直流成分のVdcに収束し一定にな
る。
帯電部材2から感光ドラム1への電荷の移転だけでな
く、感光ドラム1から帯電部材2への逆転移が開始さ
れ、感光ドラム1へ局部的に過剰な電荷がのって高電位
になっても、電荷の逆転移により一様化されると考えら
れるからである。
aと抵抗層2bの表面の間には常に電位差があり、Vp
pを更に上げていくと、帯電部材の基層2aから抵抗層
2bの表面までの急激な電荷の移動が起こり(短絡開
始)、表面の抵抗層2bが存在しない状態のときのよう
な異常放電が起きる場合がある。
のったり、逆にその部分だけ電荷がのらないために、出
力紙7の画像上で図3で示されるような白黒のスジにな
ってしまう問題がある。
300〜400V高いところに短絡開始電圧値がある。
で短絡が起きる電圧値を短絡開始電圧値として定義す
る。図2のグラフにおいては点Bがその短絡開始電圧値
である。
の表面抵抗が環境変動で低下したり、また抵抗ムラがあ
った場合に特に帯電部材2の基層から表面までの電荷の
移動が容易になるため、異常放電が発生しやすい。
断は、高温高湿下で帯電部材2の表層の表面抵抗を低下
させたり、耐久で帯電部材の表面にトナーを付着させた
りして抵抗ムラを発生させ、低抵抗の部分で画像に異常
放電が起きるかどうかで行うことができる。
の抵抗層2bの抵抗が上がるため、帯電部材2の基層2
aから抵抗層2bの表面までの電荷の移動は高温高湿の
環境下と比較して、急激ではないので異常放電は起こり
にくい。
の上に抵抗層2bを設けた2層構成であるが、単層であ
っても抵抗ムラがあると上記のような異常放電が起こる
ので帯電部材に印加する振動電圧を本発明のように制御
することは同様の効果が得られる。
されるように帯電部材表面と電源端子間で短絡が発生す
る電圧より小さい振動電圧を印加することで異常放電を
防止し、又ドラム電位が現像バイアスより高くなるよう
に設定して画像不良を起こすことなく良好な画像が得ら
れた。
のときの画像の評価である。
は異常放電による縦スジの発生はほとんどない。その
上、Vppが直流電圧を印加したときの帯電開始電圧
(Vth)の2Vth>Vppの場合においてはドラム
表面と帯電部材の間の電荷のやりとりそのものが起こら
ないために、異常放電は見られず、良好な画像が得られ
る。
th+|Vdev|−|Vdc|)より低すぎた場合は
ドラム電位が現像バイアスレベルを下回ってしまうた
め、画像不良が発生する。
れば、逆帯電は起こらないので、帯電の均し効果はなく
なるが、直流電圧のみで帯電を行ったときより画像は良
くなる。
続的に帯電するので、帯電部材表面の凹凸に起因する帯
電のスジを寸断する。その結果、鋭利な帯電のスジが無
くなるので、直流電圧印加時より帯電のスジが目立たな
いものと考えられる。
ラム上の帯電ムラが改善される理由を簡単に述べる。
のサイクルムラのピーク間電圧を示すグラフである。
20を用いた接触帯電ではサイクルムラのピーク間電圧
が大きいために干渉縞のような問題が生じていた。
帯電面と感光ドラム1とのなす距離が帯電部材2のドラ
ム回転方向に対し上流部分で下流部分より小さい領域を
有し、かつ下流部分でこの距離が略一定であるような構
成にすることによって、前記サイクルムラのピーク間電
圧を小さくできるため従来のような画像不良の問題はな
くなった。
ycle−pp)は図4で示されるように略0Vであっ
た。
できるということは、同一のプロセススピードにおいて
印加周波数を落とせるということである。その結果、帯
電音も小さくすることが可能になった。
材2に印加する振動電圧の交流成分の周波数fを350
Hzから200Hzに落とした系を無響室にセットし、
上記の条件における騒音をISO 7779の6項に従
い測定した。その結果従来法で55dB近くあった騒音
が30dBにまで小さくなった。また干渉縞も全く目立
たなかった。
と必ずしも接触している必要はなく、帯電部材2とドラ
ム1との間のギャップ間電圧と補正パッシェンカーブで
決まる放電可能条件を満たせば、非接触(近接)でも構
わない。
て、帯電部材2のドラム回転方向上流部がドラム面に当
接しないように保持することで、クリーナーをくぐり抜
けたトナーがあった場合でも、帯電部材2がトナーをド
ラム1に押し付けることがないため融着防止には有利で
ある。このような場合、帯電部材2と被帯電体であるド
ラム1とのギャップが大きくなるため放電開始電圧も高
くなり、異常放電が起こりやすくなる。
れば、異常帯電は防止できる。更にVpp>2Vthの
場合、逆帯電は生じないのでサイクルムラ自体発生しな
くなるので干渉縞にも有利であると言える。
(0、0)より下流にしか帯電部材2がないものであ
る。本実施例の場合も、帯電部材2は被帯電体としての
感光ドラム1との接触部(もしくは最近接部)のうち、
ドラム回転方向において最も下流側(もしくは最近接
部)の点からドラム回転方向方向下流側へ向けてひいた
接線S(もしくは前記最近接部から下流に向けて前記接
線と平行に引いた線分)に対して感光ドラム1と同じ側
に少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と感光ド
ラム表面とのなす距離がドラム回転方向に対し上流部分
で下流部分より小さい領域を有している。
ンパクトに作ることが可能になる一方、感光ドラム上表
面電位の均し効果が半分になるが、帯電周波数を上げた
り、帯電部材2の幅を依り長くして、帯電領域を大きく
することにより充分に対応が取れる。
間でRになっているが、このような構造のものでも感光
ドラム上のサイクルムラのピーク間電圧は帯電部材の
B,C間の形状で決定されるので、サイクルムラのほと
んど目立たない感光ドラム上表面電位を形成することが
可能になる。
流成分を前述実施例1と同様に該帯電部材2と感光ドラ
ム1との間で異常放電が起こらない範囲のピーク電圧に
設定することで帯電部材表層の抵抗が低く、また抵抗ム
ラがあった場合でも問題なく良好な帯電を行うことが可
能になった。
材2の接点(0、0)よりドラム回転方向下流側にしか
帯電部材2がないものである。そして該帯電部材2は感
光ドラム1とほぼ同じ曲率半径を持たせて成形してあ
る。図で示されるように該帯電部材2はドラム回転方向
上流側でドラム1に接触しており、下流側において約4
00μmのギャップを持たせて設置してある。
電体としての感光ドラム1との接触部(もしくは最近接
部)のうち、ドラム回転方向において最も下流側(もし
くは最近接部)の点からドラム回転方向方向下流側へ向
けてひいた接線S(もしくは前記最近接部から下流に向
けて前記接線と平行似引いた線分)に対して感光ドラム
1と同じ側に少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電
面と感光ドラム表面とのなす距離がドラム回転方向に対
し上流部分で下流部分より小さい領域を有している。
回転方向上流側でドラム1に接触しており、下流側にお
いて約400μmのギャップを持たせて設置してある。
圧の交流成分を前述実施例と同様に該帯電部材2と感光
ドラム1との間で異常放電が起こらない範囲のピーク電
圧に設定することで帯電部材表層の抵抗が低く、また抵
抗ムラがあった場合でも問題なく帯電することができ
る。
と同様に必ずしもドラム1に接触である必要はなく、例
えば上流側ギャップ50μm、下流側ギャップ350μ
mを持たせて非接触に設置しても、画像は良好であり、
かつ画像面とは非接触であるので、融着に対して有利で
ある。
手段として用いている画像形成装置のプロセスカートリ
ッジである。
持体としての回転ドラム型の電子写真感光体1、帯電部
材としての帯電板2、現像器10、クリーニング器12
の4つのプロセス機器を包含させてなるものである。
ものである。
15は現像剤(トナー)Tの収容容器、16は該容器1
5内のトナー撹拌回転部材であり、トナーTを撹拌する
と共に現像スリーブ方向へ送り出す役目をしている。1
3は現像スリーブ6上にトナーTを均一な厚みにコート
するための現像ブレードである。
ニングブレード、17はクリーニングブレード9で回収
されたトナーを溜めるトナー溜である。
ッターであり、実線示の開き状態から2点鎖線示の閉じ
状態に開閉自在である。プロセスカートリッジが画像形
成装置本体(不図示)から取り出された状態においては
2点鎖線示の閉じ状態にあり、感光ドラム1の外部露出
部分面を隠散して感光ドラム面を保護している。
に装着するときはシャッター11を実線示のように開き
状態にする、或いはプロセスカートリッジの装着過程で
シャッター11が自動的に開き動作して、プロセスカー
トリッジが正規に装着されると、感光ドラム1の外部露
出部分面が画像形成装置本体側の転写ローラ8に圧接し
た状態になる。
本体とが機械的・電気的にカップリングして、画像形成
装置本体側の駆動機構でプロセスカートリッジ側の感光
ドラム1・現像スリーブ6・撹拌棒16等の駆動が可能
となり、また画像形成装置本体側の電気回路によりプロ
セスカートリッジ側の帯電部材2への帯電バイアスの印
加、現像スリーブ6への現像バイアスの印加等が可能と
なり、画像形成動作を実行できる状態になる。
グ器12と現像器10との間に設けた露光用通路であ
り、画像形成装置本体側のレーザースキャナ(不図示)
からの出力レーザー光5がこの露光用通路18を通して
プロセスカートリッジ内に入光して感光ドラム1面が走
査露光される。
クルムラのピーク間電圧が非常に小さく、従って干渉縞
がほとんど目だたないプリントが取れるプロセスカート
リッジを供給することが可能になった。
レーザービームをポリゴンミラーの回転より像担持体の
長手方向(母線方向)に照射することに限らず、LED
素子を像担持体の長手方向に並べたLEDヘッドを対向
配置させてコントローラーの信号によりランプをオン・
オフさせることでラインを記録することを含むものとす
る。
ず絶縁体のものを使用することもできる。この場合は帯
電部材の像担持体面移動方向下流側にピン状の電極を像
担持体長手方向に並べて対向配置したマルチスタイラス
の記録ヘッドを設けて帯電後に潜像を形成すればよい。
また本発明の画像形成装置は正規現像にも反転現像にも
適用可能であることはもちろんである。
方式の、帯電部材、帯電装置、該帯電装置を用いた画像
形成装置やプロセスカートリッジについて、帯電部材と
して従来の帯電ローラ、或いは該帯電ローラを用いた帯
電装置や画像形成装置などにおけるよりも、サイクルム
ラが少なくなり、印加周波数も小さくすることが可能に
なった。その結果、干渉縞を防止することが可能にな
り、また帯電音を問題にならないレベルまでに改善でき
た。
生する電圧より小さくなるような振動電圧を帯電部材に
印加することで、帯電部材表層の抵抗が低い場合や抵抗
ムラがあっても異常放電を防止でき、従来問題であった
白黒の縦スジなどの不良画像も解決することができた。
ことは、同一のプロセススピードにおいて印加周波数を
落とせることと同等である。その結果、帯電音も小さく
することが可能となった。
の概略図
[X]の説明図
ファクターの関係グラフ
ドラム上表面電位のシミュレーション結果のグラフ
フ
Claims (16)
- 【請求項1】 電圧を印加し、移動可能な被帯電体に当
接もしくは近接させて該被帯電体面を帯電する帯電部材
であり、 該帯電部材は、被帯電体との接触部(もしくは最近接
部)のうち、被帯電体移動方向において最も下流側(も
しくは最近接部)の点から被帯電体移動方向下流側へ向
けてひいた接線(もしくは前記最近接部から下流に向け
て前記接線と平行に引いた線分)に対して該被帯電体と
同じ側に少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と
該被帯電体表面とのなす距離が被帯電体回転方向に対し
上流部分で下流部分より小さい領域を有し、該帯電部材
の表面と電源端子間で短絡が発生する電圧より小さくな
るような振動電圧が印加されることを特徴とする帯電部
材。 - 【請求項2】 帯電部材に印加される振動電圧は、直流
電圧を印加したときの被帯電体の帯電開始電圧Vthの
2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴とする請求
項1に記載の帯電部材。 - 【請求項3】 被帯電体が画像形成装置における像担持
体であることを特徴とする請求項1に記載の帯電部材。 - 【請求項4】 被帯電体が画像形成装置における像担持
体であり、帯電部材に印加される振動電圧のピーク電圧
Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧をVdc、像
担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の現像手段の
現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の帯電
装置。 - 【請求項5】 振動電圧を帯電部材に印加し、この帯電
部材を被帯電体に当接もしくは近接させて被帯電体面を
帯電する帯電装置において、 帯電部材は、被帯電体との接触部(もしくは最近接部)
のうち、被帯電体移動方向において最も下流側(もしく
は最近接部)の点から被帯電体移動方向下流側へ向けて
ひいた接線(もしくは前記最近接部から下流に向けて前
記接線と平行に引いた線分)に対して該被帯電体と同じ
側に少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と該被
帯電体表面とのなす距離が被帯電体回転方向に対し上流
部分で下流部分より小さい領域を有し、該帯電部材の表
面と電源端子間で短絡が発生する電圧より小さくなるよ
うな振動電圧が印加されることを特徴とする帯電装置。 - 【請求項6】 帯電部材に印加される振動電圧は、直流
電圧を印加したときの被帯電体の帯電開始電圧Vthの
2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴とする請求
項5に記載の帯電装置。 - 【請求項7】 被帯電体が画像形成装置における像担持
体であることを特徴とする請求項5に記載の帯電装置。 - 【請求項8】 被帯電体が画像形成装置における像担持
体であり、帯電部材に印加される振動電圧のピーク電圧
Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧をVdc、像
担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の現像手段の
現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする請求項5に記載の帯電
装置。 - 【請求項9】 像担持体面を帯電装置で帯電し、その帯
電面に画像情報の書き込みをして画像形成を実行する画
像形成装置において、 前記帯電装置は、振動電圧を帯電部材に印加し、この帯
電部材を像担持体に当接もしくは近接させて像担持体面
を帯電する帯電装置であり、 帯電部材は、像担持体との接触部(もしくは最近接部)
のうち、像担持体移動方向において最も下流側(もしく
は最近接部)の点から像担持体移動方向下流側へ向けて
ひいた接線(もしくは前記最近接部から下流に向けて前
記接線と平行に引いた線分)に対して該像担持体と同じ
側に少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と該像
担持体表面とのなす距離が像担持体回転方向に対し上流
部分で下流部分より小さい領域を有し、該帯電部材の表
面と電源端子間で短絡が発生する電圧より小さくなるよ
うな振動電圧が印加されることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項10】 帯電部材に印加される振動電圧は、直
流電圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧Vth
の2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴とする請
求項9に記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 帯電部材に印加される振動電圧のピー
ク電圧Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧をVd
c、像担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の現像
手段の現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする請求項9に記載の画像
形成装置。 - 【請求項12】 像担持体面の帯電面に対する画像情報
の書き込みがライン走査でなされることを特徴とする請
求項9に記載の画像形成装置。 - 【請求項13】 少なくとも、像担持体と、該像担持体
の帯電装置とを包含し、画像形成装置に対して着脱され
るプロセスカートリッジにおいて、 前記帯電装置は、振動電圧を帯電部材に印加し、この帯
電部材を像担持体に当接もしくは近接させて像担持体面
を帯電する帯電装置であり、 帯電部材は、像担持体との接触部(もしくは最近接部)
のうち、像担持体移動方向において最も下流側(もしく
は最近接部)の点から像担持体移動方向下流側へ向けて
ひいた接線(もしくは前記最近接部から下流に向けて前
記接線と平行に引いた線分)に対して該像担持体と同じ
側に少なくとも帯電面の一部を備え、かつ帯電面と該像
担持体表面とのなす距離が像担持体回転方向に対し上流
部分で下流部分より小さい領域を有し、該帯電部材の表
面と電源端子間で短絡が発生する電圧より小さくなるよ
うな振動電圧が印加されることを特徴とするプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項14】 帯電部材に印加される振動電圧は、直
流電圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧Vth
の2倍以上のピーク間電圧を有することを特徴とする請
求項13に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項15】 帯電部材に印加される振動電圧のピー
ク電圧Vppは、更に望ましくは、帯電直流電圧をVd
c、像担持体の帯電開始電圧をVth、像担持体の現像
手段の現像直流電圧をVdevとしたとき、 2Vth>Vpp>2(Vth+|Vdev|−|Vd
c|) の条件を満たすことを特徴とする請求項13に記載のプ
ロセスカートリッジ。 - 【請求項16】 像担持体面の帯電面に対する画像情報
の書き込みがライン走査でなされることを特徴とする請
求項13に記載のプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193095A JPH0728303A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプロセス カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193095A JPH0728303A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプロセス カートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728303A true JPH0728303A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16302155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5193095A Pending JPH0728303A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 帯電部材、帯電装置、画像形成装置、及びプロセス カートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728303A (ja) |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP5193095A patent/JPH0728303A/ja active Pending
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