JP3278989B2 - 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジInfo
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Description
置、及びプロセスカートリッジに関する。
し、この帯電部材を被帯電体に当接もしくは近接させて
被帯電体面を帯電する帯電装置b.被帯電体面を帯電装
置で帯電し、その帯電面に画像情報の書き込みをして画
像形成を実行する画像形成装置c.少なくとも、被帯電
体と、該被帯電体の帯電装置とを包含し、画像形成装置
に対して着脱されるプロセスカートリッジに関する。
レーザービームプリンターなど)、静電記録装置等の画
像形成装置において、感光体・誘電体等の像担持体、そ
の他の被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)する手段
としては、ワイヤに高電圧をかけてコロナ放電を生じさ
せるコロナ放電装置を用い、該装置から発生するコロナ
に被帯電体面をさらす非接触式の帯電手段が広く利用さ
れていた。
用が進められている。接触帯電は、ローラ型・ブレード
型などの帯電部材(接触帯電部材、導電性部材)に電圧
を印加しこの帯電部材を被帯電体に当接もしくは近接さ
せて被帯電体面を帯電するものである。
接触している必要はなく、帯電部材と被帯電体面との間
に、ギャップ間電圧と補正パッシェンカーブで決まる放
電可能領域さえ確実に保証されれば、非接触(近接)で
も構わないもので、この場合も接触帯電の範疇とする。
に比べて、被帯電体面に所望の電位を得るのに必要とさ
れる印加電圧の低電圧化がはかれること、帯電過程で発
生するオゾン量がごく微量でありオゾン除去フィルター
の必要性がなくなること、そのため装置の排気系の構成
が簡略化されること、メンテナンスフリーであること、
構成が簡単であること、等の長所を有している。
置等の画像形成装置において、感光体等の被帯電体を帯
電処理する手段としてコロナ放電装置に替わるものとし
て注目され実用化もされている。
は、直流電圧(DC印加方式)でもよいし、振動電圧
(時間と共に電圧値が周期的に変化する電圧、AC印加
方式)でもよい。
(特開昭63ー149669号公報等)したように、振
動電圧、特には、直流電圧を印加したときの被帯電体の
帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する振動電
圧を帯電部材に印加して帯電を実行させる方式は、均一
な帯電(除電)処理をすることが可能であり、有効であ
る。
と記す)、もしくは該AC成分と直流電圧成分(目標帯
電電位に相当する電圧、以下DC成分と記す)との重畳
電圧であり、AC成分の波形としては正弦波・矩形波・
三角波など適宜である。直流電源を周期的にオン・オフ
することによって形成された矩形波電圧であってもよ
い。
帯電装置を採用した画像形成装置の一例の概略構成を示
した。本例の画像形成装置は電子写真プロセス利用のレ
ーザービームプリンターである。
感光体(以下、感光ドラムと記す)であり、矢印Aの時
計方向に所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆
動される。
性ローラ)であり、芯金棒18−1と、その外周に形成
した導電性ゴム製等の導電性ローラ体18−2とよりな
る。この帯電ローラ18は芯金棒18−1の両端部にそ
れぞれ作用させた押し圧ばね18−3の押し圧力で感光
ドラム1面に対して所定の押し圧力をもって圧接してお
り、本例の場合は感光ドラム1の回転にともない従動回
転する。
であり、該電源4により帯電ローラ18の芯金棒18−
1に接触させた接点板18−4を介して感光ドラム1の
帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧Vppを有する
AC成分VacとDC成分Vdcとの重畳電圧(Vac
+Vdc)が帯電ローラ18に印加され、回転駆動され
ている感光ドラム1の外周面がAC印加方式で均一に接
触帯電処理される。
ー・画像読み取り装置等のホスト装置(不図示)から目
的の画像(印字)情報の時系列電気デジタル画素信号が
レーザースキャナ(不図示)に入力され、コントローラ
ーにより制御された該レーザースキャナから該入力画素
信号に対応して一定の印字密度Ddpiで画像変調され
たレーザー光5が出力され、前記回転感光ドラム1の帯
電処理面に対して該出力レーザー光5によるライン走査
(ドラム母線方向の主走査露光)がなされることで、目
的の画像情報の書き込みがなされて回転感光ドラム1面
に該画像情報の静電潜像が形成される。
反転現像でトナー像として可視化され、そのトナー像
が、不図示の給紙部から感光ドラム1と転写ローラ8と
の圧接ニップ部(転写部位)に所定のタイミングで給送
された記録紙(転写材)7に順次に転写されていく。
ム1面から分離されて不図示の定着手段へ搬送され、ト
ナー像定着を受けて画像形成物として出力される。また
転写材分離後の回転感光ドラム1面はクリーニング器
(クリーナー)のクリーニングブレード13で転写残り
トナー等の残留付着物の除去を受けて清掃され、繰り返
して作像に供される。
接触帯電手段装置を被帯電体(像担持体)の帯電手段と
して利用した前記のような画像形成装置についての問題
点として次のような事項が挙げられる。
部材に対する印加電圧として振動電圧を用いるAC印加
方式の場合にあっては、振動電圧の正負の電圧を交互に
繰り返して直流電圧Vdcに集束する表面電位を得るた
め、実際の表面電位には周期的な細かい電位のムラが現
れてしまう。この電位のムラの電位差は数10vから百
数10vとなり、また電位ムラの周期は電源4の周波数
fとプロセスピードに依存している。
進行方向に特定の周期を持つ特殊なパターン、例えば横
線パターン画像を書き込んで出力させたとき、横線パタ
ーン間隔が表面電位のムラに近くなると、画像面に干渉
縞が発生してしまう。
ら、決められた値からプラス・マイナス10%はバラツ
キをもっており、電源によっては横線の空間周波数に近
接してしまい、レベルのひどい干渉縞が発生することも
あった。
プロセススピードに応じて帯電部材に印加する電源のA
C成分周波数を大きくする方式を先に提案した。しかし
ながら、画像形成装置の高速化にともない、近年のよう
にプロセススピードが速くなってくると、一次の電源周
波数に起因して発生する所謂「帯電音」も一次周波数の
増大にともない大きくなってしまうという新たな問題が
発生している。
手段を具備する装置における問題点としては、例えば画
像形成装置にあっては、繰り返しプリントを行うに従い
クリーナーをすり抜けたトナーの微粉や紙粉などが帯電
部材と被帯電体としての像担持体との当接位置に溜まっ
たり、また、像担持体から帯電部材表面へ飛翔して付着
することによって抵抗ムラができて帯電不良を生じ、こ
れに起因する画像流れ等の画像不良が生じることであ
る。
塵が雰囲気中の水分を吸収して低抵抗化するため、被帯
電体面にピンホールなどの低耐圧欠陥部が存在した場
合、その欠陥部への電流リークなどの帯電不良の原因や
異常放電の原因となっている。
触帯電手段、該帯電手段を用いた画像形成装置やプロセ
スカートリッジにおける上記のような干渉縞の問題、帯
電音の問題を解消すること、上記(b)の問題即ち被帯
電体上の付着異物に起因する上記のような帯電不良の発
生を防止して装置の信頼性を向上させること、画像形成
装置にあってはこれに起因する画像流れ等の画像不良の
発生を防止することを目的とする。
徴とする、帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカー
トリッジである。
し、この帯電部材を被帯電体に当接もしくは近接させて
被帯電体面を帯電する帯電装置において、帯電部材は、
被帯電体との接触部もしくは最近接部のうち、被帯電体
移動方向において最も下流側の点から被帯電体移動方向
下流側へ向けて引いた接線に対して該被帯電体と同じ側
に帯電面の少なくとも一部があり、かつ帯電面と該被帯
電体表面とのなす距離が被帯電体回転方向に対し上流部
分で下流部分より小さい放電領域と、 この放電領域より
も上流側に設けられ放電領域におけるよりも帯電部材と
被帯電体との間隙が大きい領域であって、被帯電体上の
トナーを除去するために被帯電体と放電を起こすことな
く電界を形成する領域と、 を有することを特徴とする帯
電装置。
圧であることを特徴とする(1)に記載の帯電装置。
きの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧
を有することを特徴とする(2)に記載の帯電装置。
圧であることを特徴とする(1)に記載の帯電装置。
前記像担持体と、(1)乃至(4)いずれかに記載の帯
電装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
帯電体の帯電面を画像情報に応じてライン走査する露光
手段を有することを特徴とする(7)に記載の画像形成
装置。
前記像担持体と、(1)乃至(4)のいずれかに記載の
帯電装置と、を有し、画像形成装置に対して着脱可能で
あることを特徴とするプロセスカートリッジ。
より、帯電される被帯電体の表面電位の周期的なムラは
従来のものに比べ小さくなる。
該帯電部材を被帯電体の移動方向に対し帯電領域の上流
側が狭く、下流側が広くなるように配置することで、帯
電領域での表面電位の変化が緩やかになり、かつ帯電領
域が広がったためである。これにより、従来例と同様の
条件で画像を出力した場合でも干渉縞は目立たなくな
る。
きると言うことは、同一のプロセススピードに於いて印
加周波数を落とせると言うことである。その結果、帯電
音も小さくすることが可能になった。
電領域が広い、コストが安いなどのメリットがあるた
め、直流電圧のみを印加するタイプ(DC印加方式)の
帯電装置にも応用可能である。
帯電体上のトナーを除去するために被帯電体と放電を起
こすことなく電界を形成する領域(トナー除去領域)を
設けたことにより、被帯電体上のトナーは帯電部材の放
電領域に到達する前にトナー除去領域により除去される
ので、帯電部材の放電領域のトナー付着で抵抗ムラがで
きて帯電不良を生じ、これに起因する画像流れ等の画像
不良が生じることが防止される。帯電部材のトナー除去
領域表面にトナーが付着してもこのトナー除去領域では
放電が行われないため、抵抗ムラがあっても画像に影響
することがない。
2は帯電部材部分の斜視図である。
の像担持体の帯電手段として接触帯電装置を用いた電子
写真プロセスによるレーザービームプリンターであり、
前述図9のプリンターと共通する構成部材部分には共通
の符号を付して再度の説明を省略する。
のはアルミニウム製のドラム基体1ー2の外周面に感光
体層として有機光導電体(opc)層1ー1を形成して
なる、外形30mmのもので、矢印の時計方向Aに所定
のプロセススピードVps(周速度)をもって回転駆動
される。
電部材であり、感光ドラム1との接触部もしくは最近接
部のうち、感光ドラム回転方向において最も下流側(も
しくは最近接部)の点から感光ドラム回転方向下流側へ
向けて引いた接線(もしくは前記最近接部から下流へ向
けて前記接線と平行に引いた線分)に対して感光ドラム
1と同じ側に帯電面の少なくとも一部があり、かつ帯電
面と感光ドラム面とのなす距離が感光ドラム回転方向に
対し上流部分で下流部分より小さい領域を有する。
向面(帯電部材表面)である帯電面を所定の曲率半径の
凹面としてあり、感光ドラム1の非画像部に当接するス
ペーサー17を介して感光ドラム1面との間に所定のギ
ャップを持たせて対向配設してある。帯電面は感光ドラ
ム1とのギャップが、感光ドラム回転方向に対し放電領
域Bの上流側よりも下流側で広くなるように保持されて
いる。
の対向面)において放電領域Bよりも感光ドラム回転方
向上流側の領域Cは感光ドラム面と平行となる曲率半径
の凹面であり、かつ該領域Cと感光ドラム面とのギャッ
プは放電を生じない空隙となるように構成してある。こ
の帯電部材2の領域Cは、該帯電部材2の放電領域Bよ
りも上流側おいて被帯電体としての感光ドラム1上のト
ナー・紙粉等の異物tを除去する手段として機能する部
分である。
ック、導電ゴム等からなる電極板2−aと、該電極板の
表面に形成したエピクロルヒドリンゴム、トレジン等の
高抵抗層2−bからなっている。高抵抗層2−bは、感
光ドラム1上にピンホール等の欠陥があっても、帯電部
材2からそこに向かってリークが発生するのを防止する
ために設けられているが、電極板2−aに中抵抗(10
5 〜1010Ωcm程度)の材質のものを用いること
により、無くすことも可能である。
重畳したバイアス電圧(Vdc+Vac)が帯電部材2
に印加されることで、回転する感光ドラム1の周面が所
定の電位に帯電処理される。Bは、実際に帯電が行われ
る放電領域を示している。
電部材の帯電面と感光ドラムとのなす距離が帯電部材の
感光ドラム回転方向に対し、上流部分で下流部分より小
さい領域を有し、かつ下流部分で、この距離がほぼ一定
であるような構成にすることによって前記サイクルムラ
のピーク間電圧を小さくできるため従来のような干渉縞
などの画像不良の問題はなくなった。
ドラムの表面電位を形成できるので、印加電圧の周波数
を小さくすることが可能となり、したがって帯電音の問
題もなくなった。
材表面に紙粉やトナーが付着、吸湿した場合、抵抗ムラ
となり、帯電ローラのように帯電面が移動するタイプと
比較して、その影響が画像にでやすいものであるが、本
実施例では、帯電部材2に前記領域Cが存在することに
より、クリーナーのクリーニングブレード13をくぐり
抜けて感光ドラム1の回転に伴い帯電部材2側へ搬送さ
れた紙粉、トナー等の微粉(異物)tは領域Cを通過す
る際に電界により帯電部材2の該領域Cの表面に引き寄
せられ、該表面部分に付着する。しかし、該表面部分に
異物tが付着しても該領域Cでは放電が行われないた
め、抵抗ムラがあっても画像に影響することはない。
2の表面にトナー等が付着して抵抗ムラが生じ、異常放
電が起き、図8のような白黒のまだらスジのようなが不
良画像が発生することはなくなった。
1に対して非接触にすることで、帯電部材2と感光ドラ
ム1の摺擦に起因する融着や削れ、ドラム汚染などを防
止することができ、有利となる。
実施例として交流電圧を印加するタイプ(AC印加方
式)の帯電装置の例を示したが、直流電圧のみを印加す
るタイプ(DC印加方式)の帯電装置にも応用可能であ
る。
たせてある。他の構成は前記実施例1のものと同様であ
る。
ように、帯電部材2において、放電領域はドラム表面と
の最近接点を挟み2ヵ所ある。このように放電領域を複
数設けることによってドラム表面電位の均し効果は高く
なり、より安定して帯電が行われる。
13をくぐりぬけたトナー・紙粉tは帯電部材2のドラ
ム回転方向に対して上流端部の領域Cで帯電部材2表面
へ引き寄せられ付着するので、この領域Cよりもドラム
回転方向下流である放電領域B1・B2部分の帯電部材
表面の汚れを防止することができる。
を用いた場合でも、最後の帯電部材の帯電面と感光ドラ
ムとのなす距離が帯電部材のドラム回転方向に対し、上
流部分で下流部分より小さい領域を有し、かつ下流部分
で、この距離がほぼ一定であるような構成にすることに
よって前記サイクルムラのピーク間電圧を小さくできる
ため従来のような干渉縞などの画像不良の問題はなくな
った。
ドラムの表面電位を形成できるので、印加電圧の周波数
を小さくすることが可能となり、帯電音の問題もなくな
った。
ム1と等しい曲率半径を持った凹面にし、該帯電部材2
を感光ドラム回転方向上流側端で約80μ、下流側端で
約400μになるようスペーサー17を介して感光ドラ
ム面に対向させて配設してある。スペーサー17は感光
ドラムの非画像部に当接している。
上流側で、クリーナーのクリーニングブレード13より
も感光ドラム回転方向下流側に、感光ドラム面に空隙を
存して対向させて配設した、感光ドラムに対して凸曲面
とした電極板である。この電極板3と感光ドラム1面と
の距離は最近接部分で約400μになるように設置され
ている。本実施例では帯電部材2と電極板3は電源4に
より振動電圧が印加されている。
ム1上のトナー・紙粉等の異物tを除去する手段として
機能する。即ち、クリーナーのクリーニングブレード1
3をくぐり抜けてきたトナーや紙粉等の微粉tが帯電部
材2の位置に達する前に、電極板3の表面に付着して除
去されることで、帯電部材2の表面の汚れを防止するこ
とができ、まだらスジなどの画像不良をなくすことが可
能になった。
に同じ振動電圧を印加しているが、交流成分のみでも同
様のクリーニング効果が得られる。
感光ドラム面に対して必ずしも凸面である必要はなく、
ドラム面と平行であるような凹面にしてもよい。
1とのなす距離が帯電部材2のドラム回転方向に対し、
上流部分で下流部分より小さい領域を有し、かつ下流部
分で、この距離がほぼ一定であるような構成にすること
によって、前記サイクルムラのピーク間電圧を小さくで
きるため従来のような干渉縞などの画像不良の問題はな
くなった。
ドラムの表面電位を形成できるので、印加電圧の周波数
を小さくすることが可能となり、帯電音の問題もなくな
った。
グネット14を具備させたものである。他の構成は参考
例1と同様である。
ニングブレード13をくぐり抜けてきたトナーが磁性体
である場合、そのトナーは帯電部材2に至る前に電極板
3表面に引き寄せられて除去された後、マグネット14
によって電極板表面に保持されるので、再びドラム面に
引き戻されにくくなり、より確実にドラム表面から除去
することができる。
組み合わせているが、単にマグネットのみの構成でもド
ラム表面のクリーニング効果はある。その場合、リーク
することはないので、よりドラム面に近づけて設置でき
る。
けることによって、前参考例と同様に帯電部材2の表面
に紙粉やトナーなどが付着するのを防止できる。
図5)の代わりに、ブラシ15を用いたものである。こ
のブラシ15には電源16によりトナーと逆極性の電圧
が印加されており、クリーナーのクリーニングブレード
をくぐり抜けてきたトナーは帯電部材2の位置に達する
前にブラシ15によって除去される。この時、ブラシ1
5に印加する電圧は感光ドラムに帯電メモリが生じない
範囲であればよく、また振動電圧に限定されることはな
く、直流のみであってもよい。また、ブラシ15の材料
として摺擦でトナーと逆極に帯電するものを使用すれ
ば、より確実にドラム上の紙粉やトナーをクリーニング
できる。
感光ドラム1に対し接触固定されているが、ローラ状に
して回転させてもよい。また、非接触の構成にして、振
動電圧を印加すれば、実施例3で示したような電極板3
と同様になるが、ブラシ形状であるので帯電板3よりも
表面積が多くなり、より高いクリーニング効果を得るこ
とができる。
手段として用いている画像形成装置のプロセスカートリ
ッジである。
持体としての回転ドラム型の電子写真感光体1、帯電部
材2(本実施例では実施例1の帯電部材)、現像器2
0、クリーナー器30の4つのプロセス機器を包含させ
てなるものである。
21は現像剤(トナー)Tの収容容器、22は該容器2
1内のトナー撹拌回転部材であり、トナーTを撹拌する
と共に現像スリーブ方向へ送り出す役目をしている。2
3は現像スリーブ6上にトナーTを均一な厚みにコート
するための現像ブレードである。
ングブレード、31はクリーニングブレード9で回収さ
れたトナーを溜めるトナー溜である。
2よりも感光ドラム回転方向上流側で、クリーナー30
のクリーニングブレード13よりも感光ドラム回転方向
下流側において、感光ドラム1面に接触させて配設して
あり時計方向に回転する。該クリーニングローラ15に
は前記実施例5(図6)のブラシ15と同様に電圧が印
加され、クリーナー30のクリーニングブレード13を
くぐり抜けてきたトナーは帯電部材2の位置に達する前
に該ブラシローラ15によって除去される。
ッターであり、実線示の開き状態から2点鎖線示の閉じ
状態に開閉自在である。プロセスカートリッジが画像形
成装置本体(不図示)から取り出された状態においては
2点鎖線示の閉じ状態にあり、感光ドラム1の外部露出
部分面を隠散して感光ドラム面を保護している。
に装着するときはシャッター11を実線示のように開き
状態にする、或いはプロセスカートリッジの装着過程で
シャッター11が自動的に開き動作して、プロセスカー
トリッジが正規に装着されると、感光ドラム1の外部露
出部分面が画像形成装置本体側の転写ローラ8に圧接し
た状態になる。
本体とが機械的・電気的にカップリングして、画像形成
装置本体側の駆動機構でプロセスカートリッジ側の感光
ドラム1・現像スリーブ6・撹拌棒22等の駆動が可能
となり、また画像形成装置本体側の電気回路によりプロ
セスカートリッジ側の帯電部材2への帯電バイアスの印
加、現像スリーブ6への現像バイアスの印加等が可能と
なり、画像形成動作を実行できる状態になる。
30と現像器20との間に設けた露光用通路であり、画
像形成装置本体側のレーザースキャナ(不図示)からの
出力レーザー光5がこの露光用通路40を通してプロセ
スカートリッジ内に入光して感光ドラム1面が走査露光
される。
クルムラのピーク間電圧が非常に小さく、従って干渉縞
がほとんど目だたないプリントが取れるプロセスカート
リッジを供給することが可能になった。
レーザービームをポリゴンミラーの回転より像担持体の
長手方向(母線方向)に照射することに限らず、LED
素子を像担持体の長手方向に並べたLEDヘッドを対向
配置させてコントローラーの信号によりランプをオン・
オフさせることでラインを記録することを含むものとす
る。
ず絶縁体のものを使用することもできる。この場合は帯
電部材の像担持体面移動方向下流側にピン状の電極を像
担持体長手方向に並べて対向配置したマルチスタイラス
の記録ヘッドを設けて帯電後に潜像を形成すればよい。
また本発明の画像形成装置は正規現像にも反転現像にも
適用可能であることはもちろんである。
部材を有する帯電装置、画像形成装置、プロセスカート
リッジにおいて、被帯電体の表面電位の周期的なサイク
ルムラを小さくでき、その結果、干渉縞を問題にならな
いレベルに抑えることが可能になった。また、過放電に
よる異常画像のない安定した帯電を行う事が可能になっ
た。
小さくできると言うことは、同一のプロセススピードに
於いて印加周波数を落とせる事と同等である。その結
果、帯電音も小さくすることが可能になった。
材の放電領域よりも上流に被帯電体上のトナー・紙粉等
の異物を除去する手段を設けることで、帯電部材の放電
領域にトナー等の異物が付着して抵抗ムラが生じ、異常
放電が発生するのを防止できるようになった。
概略構成図
ラが生じ、異常放電が起き、白黒のまだらスジのような
が不良画像が発生した状態のサンプル図
Claims (7)
- 【請求項1】 電圧を単一の板状の帯電部材に印加し、
この帯電部材を被帯電体に当接もしくは近接させて被帯
電体面を帯電する帯電装置において、 帯電部材は、 被帯電体との接触部もしくは最近接部のうち、被帯電体
移動方向において最も下流側の点から被帯電体移動方向
下流側へ向けて引いた接線に対して該被帯電体と同じ側
に帯電面の少なくとも一部があり、かつ帯電面と該被帯
電体表面とのなす距離が被帯電体回転方向に対し上流部
分で下流部分より小さい放電領域と、 この 放電領域よりも上流側に設けられ放電領域における
よりも帯電部材と被帯電体との間隙が大きい領域であっ
て、被帯電体上のトナーを除去するために被帯電体と放
電を起こすことなく電界を形成する領域と、 を有する ことを特徴とする帯電装置。 - 【請求項2】 帯電部材に印加される電圧が振動電圧で
あることを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。 - 【請求項3】 振動電圧は、直流電圧を印加したときの
被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有
することを特徴とする請求項2に記載の帯電装置。 - 【請求項4】 帯電部材に印加される電圧が直流電圧で
あることを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。 - 【請求項5】 前記被帯電体は、像担持体であり、前記
像担持体と、請求項1乃至4いずれかに記載の帯電装置
と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 前記帯電装置によって帯電された被帯電
体の帯電面を画像情報に応じてライン走査する露光手段
を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装
置。 - 【請求項7】 前記被帯電体は、像担持体であり、前記
像担持体と、請求項1乃至4のいずれかに記載の帯電装
置と、を有し、画像形成装置に対して着脱可能であるこ
とを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19309793A JP3278989B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0728305A JPH0728305A (ja) | 1995-01-31 |
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