JPH07282922A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH07282922A JPH07282922A JP6070502A JP7050294A JPH07282922A JP H07282922 A JPH07282922 A JP H07282922A JP 6070502 A JP6070502 A JP 6070502A JP 7050294 A JP7050294 A JP 7050294A JP H07282922 A JPH07282922 A JP H07282922A
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Abstract
クトの変形を防止する。 【構成】 この発明のコネクタはコネクタ本体1とアダ
プタ9とより成る。コネクタ本体1は、ボディ2と複数
のコンタクト3とより成り、アダプタ9はボディ10と
複数対の弾性接触子11とより成る。弾性接触子11の
前端部はコネクタ本体1の後面に沿って延長されるコン
タクト3の基辺部3aに弾性接触する。アダプタの係合
爪10bを本体の係合突起2gの前面に係合、接触させ
た時、アダプタ9の左右の内面とコネクタ本体1の左右
の係合突起2gとの間に、コネクタ本体1を左右に移動
自在とする第1のギャップg1 が形成される。またアダ
プタ9のコネクタ本体挿入凹部10aの底面とコネクタ
本体1の後面との間に、コネクタ本体1を前後に移動自
在とする第2のギャップg2 が形成される。
Description
クタに関し、特に左右及び上下方向にフローティングす
る構造に関する。
て、この発明を得る前の段階で検討されたコネクタを図
5〜図7を参照して説明する。コネクタソケット1はボ
ディ2と複数のソケットコンタクト3とで構成される。
ボディ2には、合成樹脂で概ね直方体状に形成される。
その前面は解放とされ、プラグ挿入凹部2aが設けられ
る。ボディ2の後面にはコンタクト用溝2bが、プラグ
挿入凹部2aと連通する深さに、前後方向と直角な左右
方向に沿って形成され、そのコネクタ用溝2bの両端か
ら左右の側面に連続してコンタクト用溝2cがボディ2
の前端の近くまで前後方向に延長して形成される。コン
タクト用溝2cの形成によって作られるプラグ挿入凹部
2aの底面の孔は、コンタクトをプラグ挿入凹部2a内
に突出させるためのコンタクト用孔2dとされる。コン
タクト用孔2dはボディ2の前面迄延長され、これによ
りプラグ挿入凹部2aの左右の内面にコンタクト用溝2
eが形成される。
状のばね材をプレスで打ち抜き、金メッキを施したもの
で、コンタクト用溝2b及びコンタクト用孔2dに嵌合
される直線状の基辺部3aから一体に一対の接触子3b
が前方に突設される。接触子3bはその前端で内側に湾
曲して折り返される。接触子3bはコンタクト用溝2e
に嵌合され、その折り返された部分はコンタクト用溝2
eからプラグ挿入凹部2a内に突出している。基辺部3
aの左右の両端から直角に前方に向けて一対の係止爪3
cが突設され、ボディ2の後面よりコンタクト用溝2c
及びコンタクト用孔2dに圧入され、係止爪3cの角部
がコンタクト用溝2cの底面に作られた係止溝2fに係
止される。基辺部3aの両端から一対の端子3dが突設
され、プリント基板4へ面実装又は挿入実装する際の半
田付用端子とされる。
クタプラグ5は、ボディ6とピンコンタクト7とより構
成される。ボティ6は概ね直方体状の挿入部6aと、挿
入部6aの後端(相手側ソケットと対向する側を前端と
する)の外周面よりフランジ6bが一体に突設される。
ボディ6の後面に、複数のコンタクト用溝6cが左右方
向に形成される。挿入部6aのコンタクト用溝6cの両
端部より挿入部6aの前面に達する一対のコンタクト用
孔6dが形成される。コンタクト用孔6dは挿入部6a
の左右の側面で大気解放とされてコンタクト用溝6eと
される。
ね材をプレスで打ち抜き、金メッキ処理して作られるピ
ンコンタクト7はボディ6の後面のコンタト用溝6cに
嵌合される、概ね直線状の基辺部7aの中間から一体に
一対のピン7bが前方に突設され、また基辺部7aの両
端から一対の端子7cが延長され、プリント基板8に実
装するための半田付端子とされる。一対のピン3bはコ
ンタクト用孔6d及びコンタクト用溝6eに圧入され、
ピン7bの内端に形成された係止爪7dがコンタクト用
溝6eの底面に形成された係止溝6fに係合して抜け止
めが図られる。
ソケット1のプラグ挿入凹部2a内に嵌合させると、ピ
ン7bの外端が接触子3bの折り返された部分の先端に
弾性接触し、プラグの挿入部6aの前面がソケットコン
タクトの基辺部3aの前端に当接又は近接対向される。
コネクタソケット1にコネクタプラグ5を嵌合させるこ
とによって、プリント基板4にプリント基板8を近接対
向して、着脱自在に取付けることができる。
ネクタソケット1に嵌合させるにはコネクタプラグ5を
前後、左右にこじりながら挿入しなければならないが、
従来例として述べたコネクタソケット1では、ソケット
コンタクト3の接触子3bのばね性のみでこじりを吸収
しなければならないので、接触子3bを変形させ、接続
の信頼性を低下させる恐れがあった。この発明はこのよ
うな事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、相手側コネクタのこじりによるコンタクトの
変形を防止し、接続の信頼性が低下する恐れのない、こ
じりに対して強いコネクタを提供することにある。
本体を収納保持するアダプタとより成り、基板に実装さ
れるコネクタであり、前記コネクタ本体は、左右の側面
に係合突起を有する第1ボディと、その第1ボディに前
後方向に挿入保持され、第1ボディの後面に沿って延長
されるコンタクトとより成り、前記アダプタは、第2ボ
ディと弾性接触子とより成る。
本体挿入凹部と、前端の左右の内面から一体に突設さ
れ、前記第1ボディの係合突起と係合する一対の係合爪
とを有する。前記弾性接触子は、前記第2ボディに嵌合
保持され、その前端部は前記コネクタ本体挿入凹部内に
突出して、前記コネクタ本体の後面の前記コンタクトに
弾性接触し、後端部は基板実装用の端子とされる。
保持したとき、前記アダプタの左右の内面と前記コネク
タ本体の左右の係合突起との間に、前記コネクタ本体を
左右に移動自在とする第1のギャップが形成され、前記
アダプタの前記コネクタ本体挿入凹部内の底面と前記コ
ネクタ本体の後面との間に、前記コネクタ本体を前後に
移動自在とする第2のギャップが形成される。
記載のコネクタにおいて、前記コネクタ本体が、相手側
のコネクタプラグと嵌合するコネクタソケットとされ
る。 (3)請求項3の発明では、前記(1)項記載のコネク
タにおいて、前記コネクタ本体が、相手側のコネクタソ
ケットと嵌合するコネクタプラグとされる。 (4)請求項4の発明では、前記(1)〜(3)項のい
ずれかに記載のコネクタにおいて、前記アダプタが面実
装型とされる。
(3)項のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記ア
ダプタが基板挿入実装型とされる。
7と対応する部分に同じ符号を付して示し、重複説明の
一部を省略する。この発明のコネクタはコネクタ本体
(図1の例ではコネクタソケット)1とアダプタ9とで
構成される。コネクタソケット1は合成樹脂製のボディ
2の左右の側面に一対の係合突起2gが形成される。ボ
ディ2にその前後方向に挿入保持されるコンタクト(図
1の例ではソケットコンタクト)3は従来と同様にボデ
ィ2の後面に沿って延長される基辺部3aを有する。
ネクタ本体1の各ソケットコンタクト3にそれぞれ接触
される複数の弾性接触子11とより成る。ボディ10に
は、その前面にコネクタ本体挿入凹部10aが形成さ
れ、ボディ10の前端の左右の内面から一体に係合突起
2gと係合する一対の係合爪10bが突設される。ボデ
ィ10の底面に弾性接触子11を挿入する複数の接触子
用孔10cが左右に形成され、その接触子用孔10cの
両端の側壁に弾性接触子11と嵌合する接触子用溝10
dが形成される。
で個々に分離して形成される。しかし、図4に示すよう
に共通の材料で、一体に形成することもできる。弾性接
触子11は接触子用溝10dに嵌合保持され、その前端
部は接触子用孔10cからコネクタ本体挿入凹部10a
内に突出して、コネクタソケット1の後面のソケットコ
ンタクト3に弾性接触する。また弾性接触子11の後端
部は基板実装用の端子11aとされる。端子11は面実
装用に短く形成することもできるし、挿入実装用に折り
曲げ延長することもできる。
に本体1を挿入して左右の係合爪10bを係合突起2g
の前面に係合、接触させたとき、アダプタのボディ10
の左右の内面と本体の左右の係合突起2gとの間に、コ
ネクタ本体1を左右に移動自在とする第1のギャップg
1 が形成される。またアダプタ9のコネクタ本体挿入凹
部10aの底面とコネクタ本体1のボディ2の後面との
間に、コネクタ本体1を前後に移動自在とする第2のギ
ャップg2 が形成される。
クタ(図1の例ではコネクタプラグ)5は従来例で述べ
た図5Aと同様であるので説明を省略する。これ迄の説
明では、アダプタ9に挿入保持するコネクタ本体1がコ
ネクタソケットである場合を述べたが、この発明はこの
場合に限らず、コネクタ本体1がコネクタプラグであっ
てもよいことは明らかである。
のアダプタ9をプリント基板に実装し、そのアダプタ9
にコネクタ本体(プラグ又はソケット)1を嵌合保持
し、コネクタ本体1のコンタクト3をアダプタ9の弾性
接触子11に接触させると共に、コネクタ本体1が左右
及び前後に移動自在になるようにアダプタ9と本体1と
の間に、左右方向の第1のギャップg1 と前後方向の第
2のギャップg2 を設けている。つまり、この発明のコ
ネクタは左右及び前後にフローティングする構造とされ
ている。このフローティング構造によって相手側コネク
タを挿入する際のこじりや衝撃を吸収することができる
ので、結合時にコンタクトが変形され、接続の信頼性が
低下する恐れはない。
実施例を示す断面図。
れ平面図、右側面図、底面図及びAのa−a′断面図、
Eは図1Bのコネクタソケット(コネクタ本体)1の縦
断面図。
ィ10のそれぞれ平面図、右側面図、底面図及びAのa
−a′断面図、Eは図1Bのアダプタ9の縦断面図。
Aはその平面図、Bは正面図。
検討されたコネクタプラグ及びコネクタソケットの縦断
面図。
図で、Aはその平面図、Bは右側面図、Cは底面図、D
はAのa−a′断面図。
で、Aはその平面図、Bは右側面図、Cは底面図、Dは
Aのa−a′断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 コネクタ本体とそのコネクタ本体を収納
保持するアダプタとより成り、基板に実装されるコネク
タであって、 前記コネクタ本体は、左右の側面に係合突起を有する第
1ボディと、その第1ボディに前後方向に挿入保持さ
れ、第1ボディの後面に沿って延長されるコンタクトと
より成り、 前記アダプタは、第2ボディと弾性接触子とより成り、 前記第2ボディは、前面が解放のコネクタ本体挿入凹部
と、前端の左右の内面から一体に突設され、前記第1ボ
ディの係合突起と係合する一対の係合爪とを有し、 前記弾性接触子は、前記第2ボディに嵌合保持され、そ
の前端部は前記コネクタ本体挿入凹部内に突出して、前
記コネクタ本体の後面の前記コンタクトに弾性接触し、
後端部は基板実装用の端子とされ、 前記アダプタに前記コネクタ本体を挿入、保持したと
き、前記アダプタの左右の内面と前記コネクタ本体の左
右の係合突起との間に、前記コネクタ本体を左右に移動
自在とする第1のギャップが形成され、 前記アダプタの前記コネクタ本体挿入凹部内の底面と前
記コネクタ本体の後面との間に、前記コネクタ本体を前
後に移動自在とする第2のギャップが形成されているこ
とを特徴とする、 コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
コネクタ本体が、相手側のコネクタプラグと嵌合するコ
ネクタソケットであることを特徴とする。 - 【請求項3】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
コネクタ本体が、相手側のコネクタソケットと嵌合する
コネクタプラグであることを特徴とする。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のコネ
クタにおいて、前記アダプタが面実装型であることを特
徴とする。 - 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載のコネ
クタにおいて、前記アダプタが基板挿入実装型であるこ
とを特徴とする。
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JP3287514B2 (ja) | 2002-06-04 |
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