JPH10199638A - 電気接続構造 - Google Patents
電気接続構造Info
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- JPH10199638A JPH10199638A JP9003651A JP365197A JPH10199638A JP H10199638 A JPH10199638 A JP H10199638A JP 9003651 A JP9003651 A JP 9003651A JP 365197 A JP365197 A JP 365197A JP H10199638 A JPH10199638 A JP H10199638A
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Abstract
し部12にコネクタ21を取付け、このコネクタ21を
キーボード11の回路基板13との対向面49に、爪5
1により面内方向に移動可能に保持する。回路基板13
にはコネクタ21と上下方向に挿抜するコネクタ22を
取付ける。キーボード11を回路基板13に対して、単
に上方から押しつけて配置することにより、コネクタ2
1はコネクタ22にさそい込まれて係合し、これらキー
ボード11及び回路基板13が電気的に接続される。
Description
電子機器間や回路基板間(以下、これら電子機器や回路
基板を総称して回路構成体と言う。)の電気的な接続構
造に関するもので、特に上に位置する第1の回路構成体
はフレキシブルプリント基板(以下、FPCと言う。)
よりなる引き出し部を有し、下に位置する第2の回路構
成体は第1の回路構成体との対向面に第1の回路構成体
の引き出し部が接続される接続部を有する構成とされて
いる場合の電気接続構造に関する。
る例として、例えばキーボードとキーボードの出力を受
ける回路基板との組み合わせがある。図11はこの接続
構造の従来例を示したものである。キーボード11には
FPCよりなる引き出し部12が設けられており、回路
基板13にはそのキーボード11との対向面にFPC用
のコネクタ14が取付けられている。
間隔で上下に対向配置され、引き出し部12が折り返さ
れて、その先端部がコネクタ14に図11Bに示すよう
に挿入され、これによりキーボード11と回路基板13
とが電気的に接続される。
し部12は柔軟で、その厚さが薄く、これに対するコネ
クタ14の引き出し部挿入口も例えば間隔が0.3〜
0.5mm程度と狭く、また回路基板13の板面との間
隔もあまりないため、引き出し部12のコネクタ14へ
の挿入は容易ではなく、接続作業は人手を要し、かつ熟
練を要するものとなっていた。
板面に沿った形でコネクタ14に挿入されるため、この
分回路基板13のデッドスペースが大きくなり、例えば
回路基板13の部品実装が制約を受けるものとなってい
た。この発明の目的はこれら従来の問題点を解消し、極
めて簡易に接続することができ、かつ接続に要するスペ
ースが少なくてすむ電気接続構造を提供することにあ
る。
ば、上に位置する第1の回路構成体はFPCよりなる引
き出し部を有し、下に位置する第2の回路構成体は第1
の回路構成体との対向面に上記引き出し部が接続される
接続部を有する上下配置回路構成体間の電気接続構造に
おいて、上記引き出し部に第1のコネクタが取付けら
れ、その第1のコネクタと上下方向に挿抜する第2のコ
ネクタによって上記接続部が構成され、第1のコネクタ
は第1の回路構成体の第2の回路構成体との対向面に、
その対向面方向に移動可能に保持され、第1の回路構成
体を第2の回路構成体に対して上方から配置することに
より、第1のコネクタが第2のコネクタにさそい込まれ
て接続される構造とされる。
て、第1のコネクタと第2のコネクタとが接続された状
態で、その第1のコネクタと第1の回路構成体の上記対
向面との間に間隙が存在する構造とされる。請求項3の
発明では請求項1乃至2の何れかの発明において、第1
のコネクタは、第1の回路構成体の上記対向面に突設さ
れた複数の爪により保持される。
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例の概略を示したものである。この例は図11と同様、
上下配置される回路構成体としてキーボード11と、キ
ーボード11の出力を受ける回路基板13とを例に示し
たものであり、即ちキーボード11が上に位置する第1
の回路構成体に相当し、回路基板13が下に位置する第
2の回路構成体に相当する。
る引き出し部12の先端にコネクタ21が取付けられ
る。一方、回路基板13のキーボード11と対向する板
面には、引き出し部12の接続部としてコネクタ21と
上下方向に挿抜するコネクタ22が取付けられる。コネ
クタ21は図2に示したような構造とされる。絶縁樹脂
材よりなるボディ23は基部24と、基部24とL字状
をなして基部24から突出した挿入部25と、基部24
の両端に設けられたガイド部26とよりなり、このボデ
ィ23に複数のコンタクト27が保持されている。基部
24はこの基部24に取付けられたロック片28との間
に、FPCが挿入される挿入口29を形成しており、そ
の挿入口29内に各コンタクト27の一端側が配列され
て配置される。
PCを押圧固定するもので、その長手方向両端部にはそ
れぞれL字状に伸長する腕31を有しており、その腕3
1の先端に図3に示すように内向きに軸32が形成され
ている。また、腕31の中間部には爪33が突設されて
いる。軸32はボディ23の基部24の側面に形成され
ている溝(図示せず)に係合され、この軸32回りにロ
ック片28は回動可能とされる。そして、図2に示した
ように、爪33が基部24と係合することにより、ロッ
ク片28は基部24に固定される。
たように、二股のフォーク状とされており、その一方が
FPCの露出された導体パターンと接触し、他方がロッ
ク片28の先端部と係合する構成とされている。各コン
タクト27は基部24の挿入口29と反対側の面から挿
入部25側に延長され、他端側が挿入部25の側面に配
列形成された溝35内に、図4Aに示すように折り曲げ
られてそれぞれ収容されている。なお、これらコンタク
ト27の遊端は溝35から突出されて、相手方コンタク
トと弾接する構造とされている。
部においてフランジ状に突出する支持部37とよりな
り、円柱状部36の、挿入部25の先端面側の端面には
ガイド穴38が形成されている。ガイド穴38には図4
Bに示したようにその開口側がテーパ状に拡径されて、
さそいが形成されている。このコネクタ21と接続され
るコネクタ22は図5に示したような構造とされる。絶
縁樹脂材よりなるボディ39は基部41とその両端に設
けられたガイド部42とよりなり、基部41にはコネク
タ21の挿入部25が挿入される凹部43が形成されて
いる。ボディ39にはコンタクト44が配列保持されて
おり、各コンタクト44の一端側は図6に示したように
凹部43の内壁面に位置され、他端側は基部41の底面
側からその底面に沿って側方に導出されている。
した支持部45と、その支持部45に立設されたガイド
ピン46とによって構成されており、ガイドピン46の
先端は先細形状とされている。なお、基部41の底面に
はこのコネクタ22を取付け固定するための一対の取付
け片47と、一対の位置決めピン48が突設されてい
る。
クタ21の取付けは、ロック片28の爪33を解除した
状態で、引き出し部12の先端を挿入口29に挿入し、
その導体パターン露出部をそれぞれコンタクト27に対
接させ、ロック片28を回動して爪33をボディ23に
ロックすることにより行われる。図7はロック片28に
より引き出し部12の先端が固定された状態を示したも
のである。
1は、図1に示したように引き出し部12が折り返され
て、キーボード11の回路基板13と対向する面49側
に位置され、キーボード11のハウジングに突設された
爪51によって保持される。爪51はこの例では図8に
示したように4個設けられており、これら爪51がコネ
クタ21の支持部37に係合されてコネクタ21が吊り
下げ保持される。
は支持部37の大きさより大とされており、これにより
コネクタ21は対向面49の面内方向に移動可能とされ
ている。また、この状態でコネクタ21と対向面49と
の間には間隙52が設けられている。上記のように保持
されたコネクタ21と、このコネクタ21と対向するよ
うに回路基板13に取付け固定されたコネクタ22と
は、単にキーボード11を回路基板13に対して上方か
ら押しつけて配置することにより、簡単に接続される。
この際、コネクタ21と22との間に位置ズレがあって
もコネクタ21は固定されておらず、変位自在とされて
いるため、ガイド穴38とガイドピン46とによってコ
ネクタ21はさそい込まれて位置決めされ、良好に接続
される。図9はこれらコネクタ21と22との接続状態
を示したものであり、対応するコンタクト27,44が
図9Bに示すようにそれぞれ圧接されて電気的に接続さ
れる。
コネクタ21はキーボード11によって押されてコネク
タ22に係合されるが、キーボード11自体若干たわみ
うるため、例えばキーボード11上面の、コネクタ21
に対応した位置を押圧し、コネクタ21側にたわんだ状
態でコネクタ21を押すようにすると、コネクタ21と
22とが接続され、押圧が解除された状態でキーボード
11が復帰するため、図9Aに示したようにコネクタ2
1とキーボード11の対向面49との間に間隙52′を
介在させることができる。このように、間隙52′を存
在させれば、例えばキーボード11のキー打鍵時の振動
が直接コネクタ21に伝わるのを防止することができ、
よってコネクタ接触信頼性を向上させることができる。
されるコネクタ21及びその保持構造の他の例を示した
ものである。なお、コネクタ21は簡略化して示してい
る。この例ではコネクタ21のボディ23の長手方向両
端面に長円穴53がそれぞれ形成される。一方、キーボ
ード11のハウジングには一対の支持片54が突設さ
れ、これら支持片54に互いに内向きに突設された支持
軸55がコネクタ21の長円穴53に係合されることに
よって、コネクタ21がキーボード11に保持される。
支持片54とコネクタ21との間には間隙が設けられて
おり、コネクタ21は対向面49の面内方向に移動可能
とされる。なお、両支持軸55へのコネクタ21の取付
けは、支持片54を外側に押し広げてコネクタ21をは
めこむことによって行われる。
の出力を受ける回路基板13との接続を例に説明した
が、これに限らず、この発明は上下配置される各種回路
構成体間の電気的な接続に適用することができる。
上に位置する第1の回路構成体はFPCよりなる引き出
し部を有し、下に位置する第2の回路構成体は第1の回
路構成体との対向面に上記引き出し部が接続される接続
部を有する構造とされた上下配置回路構成体間の電気的
な接続を、単に第1の回路構成体を上方から第2の回路
構成体に押しつけるだけで行うことができ、極めて簡単
に接続することができる。よって、例えば人手によら
ず、自動機により組立を行うことも可能となる。
1の回路構成体に固定されず、移動可能に保持されるた
め、第2の回路構成体に取付けたコネクタとの間に例え
ば位置ズレがあっても両者はさそい込まれて良好に接続
されるものとなっており、即ち高精度の位置合わせを必
要としないものとなっている。さらに、これら両コネク
タは上下方向に挿抜されるものであるため、従来のFP
Cよりなる引き出し部を第2の回路構成体の接続部に設
けたFPC用コネクタに、その回路構成体の板面に沿っ
て挿入するといった接続構造に比べて、接続に要する第
2の回路構成体のデッドスペースは大幅に削減される。
が接続された状態で、第1の回路構成体と、それに保持
されたコネクタとの間に、間隙が設けられるため、例え
ば第1の回路構成体がキーボードである場合のように、
第1の回路構成体に振動や衝撃が生じても、それが直接
コネクタに伝わるのが防止され、よって接触信頼性に優
れた接続構造を得ることができる。
めの図。
図。
タ21のガイド部断面図。
めの図。
付けられた状態を示す断面図。
めの図。
めの図。
コネクタ部拡大断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 上に位置する第1の回路構成体はフレキ
シブルプリント基板よりなる引き出し部を有し、下に位
置する第2の回路構成体は上記第1の回路構成体との対
向面に上記引き出し部が接続される接続部を有する上下
配置回路構成体間の電気接続構造であって、 上記引き出し部に第1のコネクタが取付けられ、 その第1のコネクタと上下方向に挿抜する第2のコネク
タによって上記接続部が構成され、 上記第1のコネクタは、上記第1の回路構成体の上記第
2の回路構成体との対向面に、その対向面方向に移動可
能に保持され、 上記第1の回路構成体を上記第2の回路構成体に対して
上方から配置することにより、上記第1のコネクタが上
記第2のコネクタにさそい込まれて接続される構造とさ
れていることを特徴とする電気接続構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気接続構造において、 上記第1のコネクタと第2のコネクタとが接続された状
態で、その第1のコネクタと上記第1の回路構成体の上
記対向面との間に間隙が存在していることを特徴とする
電気接続構造。 - 【請求項3】 請求項1乃至2記載の何れかの電気接続
構造において、 上記第1のコネクタは、上記第1の回路構成体の上記対
向面に突設された複数の爪により保持されていることを
特徴とする電気接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00365197A JP3381895B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 電気接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP00365197A JP3381895B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 電気接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10199638A true JPH10199638A (ja) | 1998-07-31 |
JP3381895B2 JP3381895B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=11563385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00365197A Expired - Fee Related JP3381895B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 電気接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3381895B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523465U (ja) * | 1991-09-05 | 1993-03-26 | 日本航空電子工業株式会社 | フローテイングタイプコネクタ |
JPH07282922A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-27 | Hosiden Corp | コネクタ |
JPH08264239A (ja) * | 1995-01-10 | 1996-10-11 | Molex Inc | フラットケーブルを回路板に相互接続する 電気コネクタ組立体 |
JPH10149864A (ja) * | 1996-09-18 | 1998-06-02 | Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続装置及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP00365197A patent/JP3381895B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10149864A (ja) * | 1996-09-18 | 1998-06-02 | Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続装置及びその製造方法 |
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