JP2015008053A - コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケット - Google Patents

コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケット Download PDF

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Abstract

【課題】幅方向をより狭くすることのできるコネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケットを得る。
【解決手段】コネクタ10は、ソケットハウジング50のソケット側嵌合部とヘッダハウジング100のヘッダ側嵌合部とを嵌合させることでソケット側端子30とヘッダ側端子80とを接触させるようにしたものである。そして、ソケットハウジング50に、当該ソケットハウジング50の長手方向にソケット側端子30が複数配置されたソケット側端子群30Gを1列のみ配置するとともに、ヘッダハウジング100に、当該ヘッダハウジング100の長手方向にヘッダ側端子80が複数配置されたヘッダ側端子群80Gを1列のみ配置することで、コネクタ10の幅方向をより狭くすることができるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケットに関する。
従来、コネクタとして、ソケット本体に複数のソケット側端子を配設したソケットと、ヘッダ本体に複数のヘッダ側端子を配設したヘッダと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、ソケットとヘッダとを相互に嵌合させることで、対応する端子同士を接触導通させ、各端子が接続された回路基板の導体パターン同士を電気的に接続するようにしている。
特開2005−019144号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ソケット本体の長手方向に複数並設されたソケット側端子群がソケット本体の幅方向に2列形成されるとともに、ヘッダ本体の長手方向に複数並設されたヘッダ側端子群がヘッダ本体の幅方向に2列形成されている。その結果、コネクタが幅広となってしまうため、ソケットおよびヘッダの回路基板への装着位置が制限されてしまう。
そこで、本発明は、幅方向をより狭くすることのできるコネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケットを得ることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、ソケット側端子が配設される略矩形状のソケットハウジングを有するソケットと、ヘッダ側端子が配設される略矩形状のヘッダハウジングを有するヘッダと、を備え、前記ソケットハウジングのソケット側嵌合部と前記ヘッダハウジングのヘッダ側嵌合部とを嵌合させることで前記ソケット側端子と前記ヘッダ側端子とが接触するコネクタであって、前記ソケットハウジングには、当該ソケットハウジングの長手方向に前記ソケット側端子が複数配置されたソケット側端子群が1列のみ配置されており、前記ヘッダハウジングには、当該ヘッダハウジングの長手方向に前記ヘッダ側端子が複数配置されたヘッダ側端子群が1列のみ配置されており、前記ソケット側端子および前記ヘッダ側端子には、少なくともいずれか一方が弾性変形可能に構成されて互いに接触するソケット側主接点部およびヘッダ側主接点部がそれぞれ形成されており、前記ソケット側端子群は、複数の前記ソケット側端子を、前記ソケット側主接点部が前記ソケットハウジングの幅方向一方側に位置するソケット側端子と他方側に位置するソケット側端子とが交互に存在するように配置することで形成されており、前記ヘッダハウジングの前記ヘッダ側嵌合部における前記ヘッダ側端子群が配置された部位よりも長手方向外側には、前記ヘッダ側端子群が配置された部位よりも幅が広いヘッダ側幅広部が形成されており、前記ソケットハウジングの前記ソケット側嵌合部における前記ヘッダ側幅広部と対応する部位には、前記ソケット側端子群が配置された部位よりも幅が広いソケット側幅広部が形成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、前記ソケット側端子および前記ヘッダ側端子は、前記ソケット側主接点部および前記ヘッダ側主接点部以外の部位で互いに接触するソケット側接点部およびヘッダ側接点部を少なくとも1つ有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記ソケットハウジングの幅方向で、前記ソケット側端子の前記ソケット側主接点部が形成された側とは反対側にはソケット側ロック部が形成されており、前記ヘッダ側端子の前記ヘッダ側主接点部が形成された側とは反対側には、前記ソケット側ロック部と係合可能なヘッダ側ロック部が設けられていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記ソケット側主接点部と前記ヘッダ側主接点部とが少なくとも2箇所で接触することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記ソケット側端子は、前記ソケットハウジングの外方に突出して第1の回路基板に装着されるソケット側接続端子部を備えており、前記ソケット側端子群は、前記ソケット側接続端子部が前記ソケットハウジングの幅方向一方側に突出するソケット側端子と他方側に突出するソケット側端子とが交互に存在するように形成されていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、前記ソケットハウジングの前記ソケット側嵌合部が平面視で略I字状をしていることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、前記ヘッダ側端子は、前記ヘッダハウジングの幅方向両側に位置する側壁部と前記側壁部同士を連結する連結部とで形成されたU字状部を備えることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、前記連結部が平坦部を有することを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、前記ヘッダ側端子は、前記ヘッダハウジングの外方に突出して第2の回路基板に装着されるヘッダ側接続端子部を備えており、前記ヘッダ側端子群は、前記ヘッダ側接続端子部が前記ヘッダハウジングの幅方向一方側に突出するヘッダ側端子と他方側に突出するヘッダ側端子とが存在するように形成されていることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、前記ヘッダ側端子の前記ヘッダハウジングの幅方向両側から前記ヘッダ側接続端子部がそれぞれ突出していることを要旨とする。
本発明の第11の特徴は、前記ヘッダは、前記ヘッダ側端子と同一の部品で形成され、前記ヘッダ側端子群が配置された部位よりも長手方向外側に、前記ヘッダ側端子群に対して前記ヘッダ側端子の並設ピッチと略同一の距離だけ離れた位置に配置されるヘッダ側保持金具を有することを要旨とする。
本発明の第12の特徴は、前記ヘッダハウジングは、前記ヘッダ側接続端子部と前記ヘッダ側主接点部との間に形成され、前記ソケットハウジングと前記ヘッダハウジングとが嵌合した状態で前記ソケットハウジングに当接する当接部が形成されていることを要旨とする。
本発明の第13の特徴は、前記ヘッダが、平面視で当該ヘッダの中心に対して点対称となるように形成されていることを要旨とする。
本発明の第14の特徴は、前記コネクタに用いられるソケットであることを要旨とする。
本発明の第15の特徴は、前記コネクタに用いられるヘッダであることを要旨とする。
本発明によれば、幅方向をより狭くすることのできるコネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケットを得ることができる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタのソケットを表面側から視た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのソケットを裏面側から視た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのソケットを示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は裏面図、(d)は正面図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのソケットを一部拡大して示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのソケット側保持金具を表面側から視た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのソケット側保持金具を裏面側から視た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのソケット側保持金具を展開した状態で示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのヘッダを裏面側から視た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのヘッダを表面側から視た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタのヘッダを示す図であって、(a)は裏面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は正面図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタの断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下では、コネクタの幅方向(短手方向)をX方向、コネクタの長手方向をY方向、図11におけるコネクタの上下方向をZ方向として説明する。また、ソケットおよびヘッダは、図11に示す状態における上側を上下方向上側(表面側)、下側を上下方向下側(裏面側)として説明する。
本実施形態にかかるコネクタ10は、図11に示すように、相互に嵌合するソケット20とヘッダ70とを備えている。本実施形態では、ソケット20は、ソケット側端子30が配設されるソケット側嵌合体40を有しており、ヘッダ70は、ヘッダ側端子80が配設されるヘッダ側嵌合体90を有している。
そして、ソケット側嵌合体40(後述するソケットハウジング50のソケット側嵌合部)とヘッダ側嵌合体90(後述するヘッダハウジング100のヘッダ側嵌合部)とを嵌合させることでソケット側端子30とヘッダ側端子80とを接触させている(図11参照)。
なお、ソケット20は第1の回路基板130に装着されるものであり、ヘッダ70は第2の回路基板140に装着されるものである。
したがって、ソケット20とヘッダ70とを嵌合させると、ソケット20を装着した第1の回路基板130と、ヘッダ70を装着した第2の回路基板140とが電気的に接続されることとなる。
本実施形態では、ソケット側嵌合体40は、図1〜図3に示すように、絶縁性の合成樹脂によって平面視で矩形(長方形)状に成形されたソケットハウジング50を備えている。さらに、ソケット側嵌合体40は、ソケットハウジング50の長手方向Y両端部に配設されたソケット側保持金具60を備えている。
そして、ソケットハウジング50には、複数のソケット側端子30が、長手方向Yに所定ピッチをもって配設されている。本実施形態では、複数のソケット側端子30は、ソケットハウジング50の長手方向Yに1列に配置されている。すなわち、ソケットハウジング50の長手方向Yにソケット側端子30が複数配置されたソケット側端子群30Gが、ソケットハウジング50に1列のみ配置されるようにしている。
このソケット側端子群30Gは、後述するソケット側主接点部37がソケットハウジング50の幅方向Xの一方側に位置するソケット側端子30と他方側に位置するソケット側端子30とが交互に存在するように、複数のソケット側端子30を配置することで形成されている。
ソケットハウジング50は、板状壁部56と、その周縁部に沿って略矩形環状に連続的に形成される周壁部51とで一方側(上側)が開口した略箱状に形成されている。そして、周壁部51の内側に、ヘッダ70を嵌合するための嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52が形成されている。
さらに、本実施形態では、周壁部51の内周側上端に、内側に向かうにつれて下方(板状壁部56側)に位置するように傾斜したテーパ部51eが形成されている。このテーパ部51eは、周壁部51の短辺部分と長辺部分の長手方向両端に形成されている。また、隣り合うソケット側端子30の間およびソケット側端子30とソケット側保持金具60との間の周壁部にもテーパ部51eが形成されている。このように、本実施形態では、周壁部51のほぼ全周にわたってテーパ部51eが形成されている。
嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52は、長手方向Yの中央部に形成されて、ソケット側端子群30Gが内側に露出するように配置された幅狭のソケット側端子群収容部52aを備えている。
そして、ソケットハウジング50の嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52におけるソケット側端子群30Gが配置された部位(ソケット側端子群収容部52a)よりも長手方向Yの外側(ヘッダ側幅広部102bと対応する部位)には、ソケット側端子群30Gが配置された部位(ソケット側端子群収容部52a)よりも幅が広いソケット側幅広部52bが形成されている。
本実施形態では、ソケット側端子群収容部52aの長手方向Yの両側にソケット側幅広部52bが形成されており、嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52は、ソケット側端子群収容部52aとその両端のソケット側幅広部52bとで平面視略I字状に形成されている。
ソケット側端子30は、例えば、所定厚さを持った帯状の金属材を湾曲成形することにより形成することができる。本実施形態では、ソケット側端子30は、図11に示すように、両側壁部31a,31aと連結部31bとで逆U字状に形成されたU字状部31を備えており、このU字状部31の一方(図11の右側)の側壁部31aの先端には、第1屈曲部32を基点に水平に折曲された形状の水平部33が延設されている。そして、水平部33の先端には、第2屈曲部34を基点に上方に折曲された形状の傾斜片部35が形成されており、傾斜片部35の先端を第3屈曲部36を基点にさらに上方に折曲するとともにソケットハウジング50の内方(幅方向中心側)に屈曲させることで逆U字状のソケット側主接点部37を形成している。すなわち、本実施形態では、ソケット側主接点部37(ソケット側端子およびヘッダ側端子の少なくともいずれか一方)は、第3屈曲部36から上方に向けて立ち上がる根元部37aと、当該根元部37aの上端からソケットハウジング50の内側に折曲されて係合凹部(ヘッダ側主接点部)84に当接する接点37bと、で構成されている。そして、ソケット側主接点部37は、第3屈曲部36を基点として傾斜片部35に対して弾性変形できるように構成されている。
さらに、本実施形態では、傾斜片部35も第2屈曲部34を基点として弾性変形できるように構成されている。このように、ソケット側主接点部37だけでなく傾斜片部35も弾性変形可能に構成することで、弾性変形時に応力集中が生じてしまう箇所を増加させることができるため、応力をより分散させることができるようになる。その結果、ソケット側端子30がへたってしまうのをより確実に抑制することができるようになる。
一方、U字状部31の他方(図11の左側)の側壁部31aの先端には、第4屈曲部38を基点に水平に折曲された平坦なソケット側接続端子部39が形成されている。
また、本実施形態では、図1〜図3および図11に示すように、ソケット側端子30は、ソケットハウジング50に対して、ソケット側主接点部37が嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52内に突出するように取り付けられている。このとき、周壁部51の幅方向両側に形成された凹部51a、凹部51bにU字状部31およびソケット側主接点部37がそれぞれ嵌合されている。なお、凹部51a、凹部51bは、周壁部51の幅方向両側に、長手方向Yに沿って交互に形成されている。
そして、U字状部31およびソケット側主接点部37が凹部51a、凹部51bにそれぞれ嵌合された状態で、ソケット側端子30のソケット側接続端子部39が周壁部51の根元側(下縁)から幅方向Xの外方に突出し、これらのソケット側接続端子部39が、第1の回路基板130の導体パターン(端子)に半田付け等により接続されるようになっている。こうして、ソケット側端子30が第1の回路基板130と電気的に接続されることとなる。なお、本実施形態では、ソケット側接続端子部39は、U字状部31に対してソケット側主接点部37とは幅方向Xの反対側に形成されている。そして、複数のソケット側端子30は、ソケット側主接点部37がU字状部31に対してソケットハウジング50の幅方向Xの一方側に位置するソケット側端子30と他方側に位置するソケット側端子30とが交互に存在するように、長手方向Yに並設されている。そのため、ソケット側接続端子部39は、幅方向Xの一方側と他方側とに交互に突出することとなる(図2および図3参照)。
このように、本実施形態では、ソケット側端子群30Gは、ソケット側接続端子部39がソケットハウジング50の幅方向Xの一方側に突出するソケット側端子30と他方側に突出するソケット側端子30とが交互に存在するように形成されている。
また、ソケット側端子30は、ソケット20を組み立てる際に、ソケットハウジング50の裏面側(図11の下側)から挿入(圧入)することで、ソケットハウジング50(ソケット側嵌合体40)に装着されている。
このように、ソケットハウジング50の裏面側(図11の下側)からソケット側端子30を挿入(圧入)するようにすれば、後述する突出部51cに干渉することなくソケット側端子30をソケットハウジング50(ソケット側嵌合体40)に装着することができる。
すなわち、ヘッダハウジング100に形成された凸部103に当接可能な突出部51cをソケットハウジング50に設けたとしても、ソケット側端子30を挿入(圧入)によりソケットハウジング50(ソケット側嵌合体40)に装着することができる。
その結果、ヘッダ70を嵌合させた状態で、ぐらついてしまうのを抑制することが可能なソケット20をより容易に製造することができるようになる。
このとき、上述したように、本実施形態では、U字状部31が嵌合される凹部51aとソケット側主接点部37が嵌合される凹部51bとが、周壁部51の幅方向両側に、長手方向Yに沿って交互に形成されるようにしている。したがって、U字状部31を凹部51aに、ソケット側主接点部37を凹部51bにそれぞれ嵌合させるために、複数のソケット側端子30は、互いに隣り合うソケット側端子30が上下方向(Z方向)に延在する軸(図11におけるソケットハウジング50の幅方向中心を通る上下の軸)に対して180度反転させた状態となるようにしてソケットハウジング50に挿入されることとなる。
すなわち、複数のソケット側端子30は、同一の形状をしており、長手方向(Y方向)一端側から他端側にかけて交互に反転した状態でソケットハウジング50(ソケット側嵌合体40)に装着されることとなる。したがって、図11に示すソケット側端子30と隣り合うソケット側端子30は、接点37が壁部(ヘッダ側嵌合部)102に左側から当接し、一方の側壁部31aが壁部(ヘッダ側嵌合部)102に右側から当接し、ソケット側接続端子部39が右側に突出するように反転させた形状となる。
なお、ソケット側端子30をソケットハウジング50にインサート成形する等して、ソケット側端子30をソケットハウジング50(ソケット側嵌合体40)に装着するようにしてもよい。
また、上述したように、逆U字状のソケット側主接点部37を、第3屈曲部36から上方に向けて立ち上がる根元部37aと、当該根元部37aの上端からソケットハウジング50の内側に折曲されて係合凹部(ヘッダ側主接点部)84に当接する接点37bと、で構成している。このように、根元部37aの上端をソケットハウジング50の内側に折曲させた形状となるように接点37bを形成することで、ソケット側主接点部37のばね長さが長くなるようにしている。そのため、根元部37aの上端をソケットハウジング50の外側に折曲させた場合に比べて、ばねの長さが長くなるとともにしなやかになり、嵌合の信頼性をより高めることができるようになる。
さらに、本実施形態では、逆U字状のソケット側主接点部37を第3屈曲部36を基点にソケットハウジング50の内側に曲げる(根元部37aの上端を下端よりも内側に位置させる)ことで、ソケット側端子30の幅方向の長さ(X方向の幅)が極力短くなるようにしている。
そして、ソケット側端子30の形状をかかる形状とすることで、図11に示すように、壁部(ヘッダ側嵌合部)102は、一方(図11の右側)の側壁部31aと水平部33と傾斜片部35と根元部37aとで形成されるU字状部31Aの一方側(側壁部31a側)に偏った状態で、U字状部31Aに嵌合されることとなる。言い換えると、水平部33と傾斜片部35とで形成されるU字状部31Aの下側連結部31aA(第1屈曲部32から第3屈曲部36までの部位)の幅方向(X方向)の中心が、壁部(ヘッダ側嵌合部)102の幅方向(X方向)の中心に対して幅方向(X方向)の一方側(側壁部31a側)にずれた状態となっている。
したがって、本実施形態では、図3(a)に示すように、互いに隣り合うソケット側端子30は、U字状部31Aの幅方向(X方向)の中心、より具体的には、下側連結部31aA(第1屈曲部32から第3屈曲部36までの部位)の幅方向(X方向)の中心が、長手方向(Y方向)において、同一直線状に並ばないようにソケットハウジング50に配置されている。
なお、図3(a)に示すように、複数のソケット側端子30は、一個おきに視れば、U字状部31Aの幅方向(X方向)の中心が、長手方向(Y方向)において、同一直線状に並ぶようになっている。
すなわち、長手方向(Y方向)一端側から奇数番目のソケット側端子30は、U字状部31Aの幅方向(X方向)の中心が、長手方向(Y方向)において、同一直線状に並ぶようになっており、長手方向(Y方向)一端側から偶数番目のソケット側端子30は、U字状部31Aの幅方向(X方向)の中心が、長手方向(Y方向)において、同一直線状に並ぶようになっている。そして、奇数番目のソケット側端子30のU字状部31Aの幅方向(X方向)の中心を通り、長手方向(Y方向)に延在する直線と、偶数番目のソケット側端子30のU字状部31Aの幅方向(X方向)の中心を通り、長手方向(Y方向)に延在する直線とが、幅方向(X方向)にオフセットした状態で形成されるようになっている。
一方、ヘッダ側嵌合体90は、図8〜図10に示すように、絶縁性の合成樹脂によって平面視で全体的に矩形(長方形)状に成形されたヘッダハウジング100を備えている。さらに、ヘッダ側嵌合体90は、ヘッダハウジング100の長手方向Y両端部に配設されたヘッダ側保持金具110を備えている。
そして、ヘッダハウジング100には、複数のヘッダ側端子80が、長手方向Yにソケット側端子30のピッチと等しいピッチ(所定ピッチ)をもって配設されている。本実施形態では、複数のヘッダ側端子80は、ヘッダハウジング100の長手方向Yに1列に配置されている。すなわち、ヘッダハウジング100の長手方向Yにヘッダ側端子80が複数配置されたヘッダ側端子群80Gが、ヘッダハウジング100に1列のみ配置されるようにしている。
ヘッダハウジング100は、板状壁部101と、その中央部に下方に突出するように形成されて、嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52に嵌合される壁部(ヘッダ側嵌合部)102とで形成されている。そして、壁部(ヘッダ側嵌合部)102の外周側下端には、外側に向かうにつれて上方(板状壁部101側)に位置するように傾斜したテーパ部102dが形成されている。このテーパ部102dは、壁部(ヘッダ側嵌合部)102の短辺部分と長辺部分の長手方向両端に形成されている。
壁部(ヘッダ側嵌合部)102は、長手方向Yの中央部に形成されて、ヘッダ側端子群80Gが配置された幅狭のヘッダ側端子群配置部102aを備えている。
そして、ヘッダハウジング100の壁部(ヘッダ側嵌合部)102におけるヘッダ側端子群80Gが配置された部位(ヘッダ側端子群配置部102a)よりも長手方向Yの外側には、ヘッダ側端子群80Gが配置された部位(ヘッダ側端子群配置部102a)よりも幅が広いヘッダ側幅広部102bが形成されている。
本実施形態では、ヘッダ側端子群配置部102aの長手方向Yの両側にヘッダ側幅広部102bが形成されており、壁部(ヘッダ側嵌合部)102は、ヘッダ側端子群配置部102aとその両端のヘッダ側幅広部102bとで平面視略I字状に形成されている。
ヘッダ側端子80も、ソケット側端子30と同様に、所定厚さを持った帯状の金属材を湾曲成形することにより形成することができる。ヘッダ側端子80は、図11に示すように、両側壁部81a,81aと連結部81bとで逆U字状に形成されたU字状部81を備えており、連結部81bの外側(図11の下側)には、平坦部81cが形成されている。
そして、このU字状部81の両側壁部81aの先端には、第4屈曲部82を基点に水平に折曲された形状の略平坦なヘッダ側接続端子部83がそれぞれ形成されている。
このように、本実施形態では、ヘッダ側端子80は、ヘッダハウジング100の外方に突出して第2の回路基板140に装着されるヘッダ側接続端子部83を備えており、ヘッダ側端子80のヘッダハウジング100の幅方向X両側からヘッダ側接続端子部83,83がそれぞれ突出している。
したがって、ヘッダ側端子群80Gには、ヘッダ側接続端子部83がヘッダハウジング100の幅方向一方側に突出するヘッダ側端子80と他方側に突出するヘッダ側端子80とが存在するように形成されることとなる。
そして、ヘッダ側端子80は、U字状部81が壁部(ヘッダ側嵌合部)102の先端部(図11の下側)を覆うようにしてヘッダハウジング100に配設されている。このヘッダ側端子80は、インサート成形によってヘッダハウジング100に装着されている。そして、この状態で、ヘッダ側端子80のヘッダ側接続端子部83が壁部(ヘッダ側嵌合部)102の下縁からX方向(幅方向)外方に突出し、これらのヘッダ側接続端子部83が、第2の回路基板140の導体パターン(端子)に半田付けにより接続されるようになっている。こうして、ヘッダ側端子80が第2の回路基板140と電気的に接続されることとなる。なお、ヘッダ側端子80をヘッダハウジング100に圧入することで、ヘッダ側端子80をヘッダハウジング100(ヘッダ側嵌合体90)に配設させるようにしてもよい。
そして、図11に示すように、ヘッダハウジング100の壁部(ヘッダ側嵌合部)102をソケットハウジング50の嵌合溝部52に挿入して嵌合することで、ヘッダ70がソケット20に嵌合される。したがって、本実施形態では、ソケットハウジング50の一方側(上側:開口側)が、ソケット側嵌合体40のヘッダ側嵌合体90との嵌合側に相当しており、ソケット側嵌合体40のヘッダ側嵌合体90との嵌合側とは反対側(ソケットハウジング50の他方側:下側)に板状壁部56が形成されることとなる。一方、ヘッダハウジング100の一方側(下側:突出側)が、ヘッダ側嵌合体90のソケット側嵌合体40に嵌合される側に相当している。
なお、ヘッダ70をソケット20に嵌合させる際には、例えば、X方向(幅方向:短手方向)一端側の長辺部分に形成されたテーパ部51eとテーパ部102dとを重ね合わせ、X方向(幅方向:短手方向)他端側にずらしながら嵌合させるようにすることができる。こうすれば、テーパ部51eおよびテーパ部102dを誘い込み部として機能させることができ、より容易にヘッダ70をソケット20に嵌合させることができるようになる。
そして、ヘッダ70をソケット20に嵌合させた状態では、ソケット側端子30のソケット側主接点部37の外側面F1が、ヘッダ側端子80の一方の側壁部81aの外側面F2に弾発的に接触する。一方、ソケット側端子30の側壁部31aの外側面F3が、ヘッダ側端子80の他方の側壁部81aの外側面F4に弾発的に接触する。その結果、ソケット側端子30とヘッダ側端子80とが電気的に接続され、ひいては、第1の回路基板130の導体パターンと第2の回路基板140の導体パターンとが相互に電気的に接続されることとなる。
また、本実施形態では、側壁部81aに形成された平面視で略V字状の係合凹部(ヘッダ側主接点部)84の内面が、一方の側壁部81aの外側面F2となっている。そして、ソケット側主接点部37の外側面F1は、平面視で先端側(外側面F2側)に向かうにつれて幅(長手方向Yの長さ)が狭くなる略台形状に形成されている。こうして、V字状の係合凹部(ヘッダ側主接点部)84の内面(外側面F2)に、略台形状に形成されたソケット側主接点部37の外側面F1が2箇所で接触するようにしている。
このように、本実施形態では、ソケット側主接点部37と係合凹部(ヘッダ側主接点部)84とが少なくとも2箇所で接触するようにしている。
また、上述したように、ソケット側端子30およびヘッダ側端子80が、ソケット側主接点部37および係合凹部(ヘッダ側主接点部)84以外の部位で互いに接触する少なくとも1つのソケット側接点部(側壁部31aの外側面F3)およびヘッダ側接点部(側壁部81aの外側面F4)を有するようにしている。
さらに、本実施形態では、ヘッダハウジング100に、ヘッダ側接続端子部83と係合凹部(ヘッダ側主接点部)84との間に形成され、ソケットハウジング50とヘッダハウジング100とが嵌合した状態でソケットハウジング50に当接する凸部(当接部)103を形成している。
本実施形態では、U字状部81の幅方向Xの両側に、長手方向Yに沿って延在する略直方体状の凸部(当接部)103を形成し、当該凸部(当接部)103の下面103aが、ソケットハウジング50とヘッダハウジング100とを嵌合した際に、ソケットハウジング50の周壁部51の凹部51bが形成される部位に形成された突出部51cの上面51dに当接するようにしている。
この突出部51cは、平面視で、幅方向Xの両側に、長手方向Yに沿って千鳥状に形成されている。したがって、ソケットハウジング50とヘッダハウジング100とを嵌合した際には、U字状部81の幅方向Xの両側に形成された凸部(当接部)103が千鳥状に形成された突出部51cに部分的に支持されることとなる。
そして、本実施形態のソケット側端子30とヘッダ側端子80とには、互いに相手側の端子に係合してソケット20とヘッダ70の結合状態を保持するロック機構120が設けられている。
具体的には、ヘッダ側端子80の外側面(ヘッダハウジングの幅方向で、ヘッダ側端子のヘッダ側主接点部が形成された側とは反対側の面)F4に第1の段差部(ヘッダ側ロック部)121が形成されている。一方、ソケット側端子30の外側面(ソケットハウジングの幅方向で、ソケット側端子のソケット側主接点部が形成された側とは反対側の面)F3に第2の段差部(ソケット側ロック部)122が形成されている。そして、この第1の段差部(ヘッダ側ロック部)121と第2の段差部(ソケット側ロック部)122とによって、ロック機構120が構成されている。すなわち、第1の段差部(ヘッダ側ロック部)121と第2の段差部(ソケット側ロック部)122とが係合することで、ソケット20とヘッダ70の結合状態を保持するようにしている。
本実施形態では、ヘッダ側端子80の外側面F4におけるソケット側端子30との接触面の上下方向略中央部が薄肉となるように形成することで、傾斜した段差面121aを有する第1の段差部121が形成されている。一方、ソケット側端子30の外側面F3におけるヘッダ側端子80との接触面の下方が薄肉となるように形成することで、傾斜した段差面122aを有する第2の段差部122が形成されている。
なお、ソケット側主接点部37の係合凹部(ヘッダ側主接点部)84への係合もロック機構として機能するものである。
したがって、ヘッダ70をソケット20に嵌合させる際には、ヘッダ側端子80の外側面F2、F4が、ソケット側端子30の外側面F1、F3を弾性力に抗して押し開きつつ挿入される。そして、第1の段差部121が第2の段差部122を乗り越え、ソケット側端子30のソケット側主接点部37が係合凹部(ヘッダ側主接点部)84に係合することにより、ヘッダ70がソケット20に嵌着される。このとき、ソケット側主接点部37が係合凹部(ヘッダ側主接点部)84に係合するとともに、第1の段差部121の段差面121aと第2の段差部122の段差面122aとが互いに係合するため、ソケット20とヘッダ70とがロックされて、これらの結合状態を保持できるようになる。
一方、ソケット20とヘッダ70とを離脱させる際には、これら両者を引き剥がし方向に抜去する。すると、第1の段差部121の段差面121aと第2の段差部122の段差面122aとが相対摺動しつつ、ソケット側端子30の外側面を押し開いて第1の段差部121と第2の段差部122との係合が解除される。このとき、ソケット側主接点部37の係合凹部(ヘッダ側主接点部)84への係合も解除されるため、ソケット20とヘッダ70とを分離させることができるようになる。
なお、係合凹部(ヘッダ側主接点部)84および第1の段差部121も、壁部(ヘッダ側嵌合部)102の幅方向両側に、長手方向Yに沿って交互に形成されている。
本実施形態では、複数のヘッダ側端子80は、同一の形状をしており、長手方向(Y方向)一端側から他端側にかけて交互に反転した状態でヘッダハウジング100(ヘッダ側嵌合体90)に装着されることとなる。したがって、図11に示すヘッダ側端子80と隣り合うヘッダ側端子80は、係合凹部(ヘッダ側主接点部)84が左側に位置し、第1の段差部121が右側に位置するように反転させた形状となる。なお、ヘッダ側端子80は、係合凹部(ヘッダ側主接点部)84および第1の段差部121を除いて、幅方向(X方向)中央部を通り上下方向(Z方向)に延在する軸に対して線対称な形状をしている。したがって、図11に示すヘッダ側端子80と隣り合うヘッダ側端子80も、幅方向X両側からヘッダ側接続端子部83,83がそれぞれ突出している。また、複数のヘッダ側端子80は、U字状部81の幅方向(X方向)の中心が、長手方向(Y方向)において、同一直線状に並ぶように、ヘッダハウジング100に配設されている(図10(a)参照)。
また、本実施形態では、上述したように、ソケットハウジング50の長手方向Y両端部にはソケット側保持金具60が、ヘッダハウジング100の長手方向Y両端部にはヘッダ側保持金具110が配設されている。このソケット側保持金具60およびヘッダ側保持金具110は、ソケットハウジング50およびヘッダハウジング100の強度を高めるとともに、上述した回路基板にそれぞれ取付固定するために用いられるものである。
本実施形態では、ソケット側保持金具60の固定端子64を第1の回路基板130に半田付けすることで、ソケット側端子30のソケット側接続端子部39が第1の回路基板130に半田付けされたことと相俟って、ソケット20が第1の回路基板130に対して強固に結合されるようにしている。
また、ヘッダ側保持金具110の固定端子111を第2の回路基板140に半田付けすることで、ヘッダ側端子80のヘッダ側接続端子部83が第2の回路基板140に半田付けされたことと相俟って、ヘッダ70が第2の回路基板140に対して強固に結合されるようにしている。
このような構成によれば、各回路基板に強固に結合されたソケット20とヘッダ70とを相互に嵌合させることができ、これによりソケット側端子30とヘッダ側端子80とが接触導通して、各回路基板の導体パターン同士を電気的に接続することができる。そして、ソケット側端子30とヘッダ側端子80とには上述したようにロック機構120が設けられているので、これらソケット20とヘッダ70との結合状態をより強固に保持することができる。
このソケット側保持金具60は、所定厚さの金属板をプレス成形することにより形成された保持金具板60Aを折曲形成することによって形成することができ、コネクタ10の幅方向Xに延在する側板部61と、側板部61の中央部下側を長手方向Y中央側に向かって略直角に折曲した底板部63とを備えている。そして、底板部63の両端部をコネクタ10の幅方向X両側から外側に突出させることで、第1の固定端子64aが形成されている。
側板部61の幅方向X両端部には、側板部61の幅方向X両端部をコネクタ10の長手方向Y中央側に向かって略直角に折曲した延設部62が形成されている。そして、この延設部62の延在方向の終着部62aには下方に向かって延在して第1の回路基板130に半田付けされる第2の固定端子64bが設けられている。
本実施形態では、近傍に配置される第1の固定端子64aおよび第2の固定端子64bで形成される固定端子の組が、コネクタ10の一対の長辺のそれぞれの長手方向Yの両端に、ソケット側端子30と並設するように、合計4組設けられている。
このように、本実施形態では、ソケット側保持金具(保持金具)60が、第1の回路基板(回路基板)130上に固定される第1の固定端子64aと、当該第1の固定端子64aとは別に形成されて第1の回路基板(回路基板)130上に固定される第2の固定端子64bと、を有している。そして、この第2の固定端子64bがソケット側保持金具(保持金具)60の側板部61から延出されている。
このとき、第2の固定端子64bが、ソケット側保持金具(保持金具)60上における第1の固定端子64aからの道のりが最大となる位置に設けられるようにしている。
具体的には、ソケット側保持金具(保持金具)60を図7に示す保持金具板60Aのように展開した状態で、第1の固定端子64aからの道のり(保持金具板60Aの展開距離:図7の矢印aの長さ)が最大となる位置に、当該第1の固定端子64aとの組となる第2の固定端子64bが形成されるようにしている。
また、本実施形態では、ソケット側保持金具(保持金具)60は、インサート成形によって、ソケットハウジング(ハウジング)50に装着(配設)されている。このとき、ソケット側保持金具(保持金具)60の少なくとも一部がソケットハウジング(ハウジング)50に沿って露出するようにしている。
本実施形態では、周壁部51および板状壁部56の外壁面54の一部とソケット側保持金具60の外壁面60aの一部とが略面一の状態となるようにしている。換言すると、周壁部51の外壁面54にソケット側保持金具60の外壁面60aの一部が略面一の状態で露出するように、ソケットハウジング50にソケット側保持金具60が一体成形されている。
具体的には、側板部61の外面61aの上部がソケットハウジング50のY方向(長手方向)最外端に延在する外側面(長手方向の端面)54aの上部に対して面一の状態で露出している。そして、延設部62の外面62bがX方向(幅方向:短手方向)最外端に延在する外側面(短手方向の端面)54bに対して面一の状態で露出している。なお、底板部63の外面63bは、ソケットハウジング50の底面56a(外壁面54)に対して面一の状態でなく露出しているが、底板部63の外面63bを、ソケットハウジング50の底面56a(外壁面54)に対して面一の状態で露出させることも可能である。また、ソケット側保持金具60の外壁面60aは、周壁部51の外壁面54に露出させる必要はなく、また、露出させる場合であっても、周壁部51の外壁面54に対して面一の状態で露出させる必要はない。
さらに、ソケット側保持金具(保持金具)60におけるソケットハウジング(ハウジング)50の長辺方向の端面に露出している面(側板部61の外面61a)と、短辺方向の端面に露出している面(延設部62の外面62b)との間がソケットハウジング(ハウジング)50によって埋設されるようにしている。すなわち、側板部61の外面61aと延設部62の外面62bとの間に連結壁部55が形成されるようにしている。
一方、ヘッダ側保持金具110は、ヘッダ側端子80と同一の部品で形成されており、ヘッダ側端子群80Gが配置された部位よりも長手方向Yの外側(本実施形態では両側)に、ヘッダ側端子群80Gに対してヘッダ側端子80の並設ピッチと略同一の距離だけ離れた位置に配置されている。
すなわち、所定のピッチで長手方向Yに並設されたヘッダ側端子80のうちの両端のヘッダ側端子80をヘッダ側保持金具110として用いるとともに、その間に存在する複数のヘッダ側端子80をヘッダ側端子群80Gとしている。
また、ヘッダ側保持金具110は、接点部(ヘッダ側端子80のU字状部81)が部分的または完全に埋まるようにインサート成形されている。本実施形態では、ヘッダ側保持金具110のU字状部81の平坦部81cに相当する部分の一部だけが露出するようにインサート成形されている。こうすることで、ヘッダ側保持金具110の強度を高めることができる。なお、接点部(ヘッダ側端子80のU字状部81)が完全に埋まるようにヘッダ側保持金具110をインサート成形してもよい。
さらに、本実施形態では、ヘッダ70が、平面視で当該ヘッダ70の中心に対して点対称となるように形成されているとともに、ソケット20が、平面視で当該ソケット20の中心に対して点対称となるように形成されている。このとき、嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52や壁部(ヘッダ側嵌合部)102も、平面視で嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52の中心や壁部(ヘッダ側嵌合部)102の中心に対して点対称となるように形成されている。したがって、嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52の中心とソケット20の中心とが同一の位置となり、壁部(ヘッダ側嵌合部)102の中心とヘッダ70の中心とが同一の位置となっている。
以上、説明したように、本実施形態のコネクタ10は、相互に嵌合するソケット20とヘッダ70とを備えている。
そして、ソケットハウジング50の嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52とヘッダハウジング100の壁部(ヘッダ側嵌合部)102とを嵌合させることでソケット側端子30とヘッダ側端子80とを接触させている。
さらに、ソケットハウジング50の長手方向Yにソケット側端子30が複数配置されたソケット側端子群30Gが、ソケットハウジング50に1列のみ配置されるようにするとともに、ヘッダハウジング100の長手方向Yにヘッダ側端子80が複数配置されたヘッダ側端子群80Gが、ヘッダハウジング100に1列のみ配置されるようにしている。
このように、ソケット側端子群30Gや当該ソケット側端子群30Gと接触するヘッダ側端子群80Gが長手方向Yに1列のみ存在するように配置することで、ソケットハウジング50やヘッダハウジング100の幅(X方向幅)を狭くすることができる。すなわち、コネクタ10の幅(X方向幅)を狭くすることができ、コネクタ10の回路基板(第1の回路基板130や第2の回路基板140)への設置自由度を高めることができるようになる。
また、本実施形態では、ソケット側端子30およびヘッダ側端子80には、少なくともいずれか一方が弾性変形可能に構成されて互いに接触するソケット側主接点部およびヘッダ側主接点部がそれぞれ形成されている。
そして、ソケット側端子群30Gは、複数のソケット側端子30を、ソケット側主接点部37がソケットハウジング50の幅X方向の一方側に位置するソケット側端子30と他方側に位置するソケット側端子30とが交互に存在するように配置することで形成されている。
ソケット側端子群30Gをこのような構成とすることで、ソケット20とヘッダ70とを嵌合させた際に、ソケット側主接点部37の位置が幅方向Xの一方側や長手方向Yの一方側に偏って配置されてしまうのを抑制することができる。その結果、ソケット20とヘッダ70との嵌合やソケット側主接点部37と係合凹部(ヘッダ側主接点部)84との接触をバランスよく行うことができるようになり、ソケット20とヘッダ70との嵌合保持力をより高めることができる。
特に、本実施形態では、ソケットハウジング50の幅方向Xで、ソケット側端子30のソケット側主接点部37が形成された側とは反対側に、第1の段差部(ヘッダ側ロック部)121と係合する第2の段差部(ソケット側ロック部)122を形成している。そのため、ソケット側主接点部37と第2の段差部(ソケット側ロック部)122とが長手方向Yに沿って交互に存在するようになるため、ソケット20とヘッダ70とをよりバランスよく嵌合させることができるようになる。
また、本実施形態では、ソケットハウジング50の嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52におけるソケット側端子群30Gが配置された部位(ソケット側端子群収容部52a)よりも長手方向Yの外側(ヘッダ側幅広部102bと対応する部位)には、ソケット側端子群30Gが配置された部位(ソケット側端子群収容部52a)よりも幅が広いソケット側幅広部52bが形成されている。
一方、ヘッダハウジング100の壁部(ヘッダ側嵌合部)102におけるヘッダ側端子群80Gが配置された部位(ヘッダ側端子群配置部102a)よりも長手方向Yの外側には、ヘッダ側端子群80Gが配置された部位(ヘッダ側端子群配置部102a)よりも幅が広いヘッダ側幅広部102bが形成されている。
このように、それぞれの端子が配置される部位よりも長手方向Yの外側に幅広の嵌合部を設けることで、ヘッダ70が長手方向Yにずれた状態でソケット20に嵌合してしまうのを抑制することができるようになる。
特に、本実施形態では、壁部(ヘッダ側嵌合部)102および嵌合溝部(ソケット側嵌合部)52が平面視で略I字状をしているため、より確実にソケット20とヘッダ70とのずれた状態での嵌合を抑制することができる。
また、ヘッダ70が、平面視で当該ヘッダ70の中心に対して点対称となるように形成されているため、ヘッダ70を180度回転した状態でもソケット20に嵌合させることができるため、ヘッダ70の組み付け作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ソケット側端子30およびヘッダ側端子80が、ソケット側主接点部37および係合凹部(ヘッダ側主接点部)84以外の部位で互いに接触する少なくとも1つのソケット側接点部(側壁部31aの外側面F3)およびヘッダ側接点部(側壁部81aの外側面F4)を有するようにしている。そのため、ソケット側主接点部37と係合凹部(ヘッダ側主接点部)84との接触信頼性をより高めることができるようになる上、ソケット20とヘッダ70との嵌合保持力をより高めることができる。
また、本実施形態では、ソケット側主接点部37と係合凹部(ヘッダ側主接点部)84とが少なくとも2箇所で接触するようにしている。こうすることで、ソケット側主接点部37と係合凹部(ヘッダ側主接点部)84との接触信頼性をより一層高めることができるようになる。
また、本実施形態では、ソケット側端子群30Gは、ソケット側接続端子部39がソケットハウジング50の幅方向Xの一方側に突出するソケット側端子30と他方側に突出するソケット側端子30とが交互に存在するように形成されている。そのため、ソケット側接続端子部39は、幅方向Xの一方側と他方側とに交互に突出することとなり、ソケット側接続端子部39の第1の回路基板130への取付位置が幅方向Xの一方側や長手方向Yの一方側に偏って配置されてしまうのを抑制することができる。その結果、ソケット20の第1の回路基板130への取付位置のバランスがよくなり、半田付け時にソケット20が回転してしまうのを抑制することができる。また、ソケット20がマンハッタン現象により立ち上がってしまうのを抑制することもできる。
また、本実施形態では、ヘッダ側端子80は、両側壁部81a,81aと連結部81bとで逆U字状に形成されたU字状部81を備えている。したがって、ヘッダ側端子80の形状を略左右対称とすることができ、ヘッダ70の形状バランスをよりよくすることができる。
さらに、連結部81bの外側には平坦部81cが形成されている。そのため、ヘッダ70を第2の回路基板140に半田付けする時などに、ロボットアーム等の機械による平坦部81cの吸着が容易になり、機械等を用いてヘッダ70を持ち上げやすくなる。その結果、ヘッダ70の第2の回路基板140への半田付けの作業性を向上させることができるようになる。
また、本実施形態では、ヘッダ側端子群80Gは、ヘッダ側接続端子部83がヘッダハウジング100の幅方向一方側に突出するヘッダ側端子80と他方側に突出するヘッダ側端子80とが存在するように形成されている。具体的には、ヘッダ側端子80のヘッダハウジング100の幅方向X両側からヘッダ側接続端子部83,83がそれぞれ突出している。したがって、ヘッダ側接続端子部83の第2の回路基板140への取付位置が幅方向Xの一方側や長手方向Yの一方側に偏って配置されてしまうのを抑制することができる。その結果、ヘッダ70の第2の回路基板140への取付位置のバランスがよくなり、半田付け時にヘッダ70が回転してしまうのを抑制することができる。また、ヘッダ70がマンハッタン現象により立ち上がってしまうのを抑制することもできる。また、ヘッダ70の第2の回路基板140への半田付け強度をより高めることができるようになる上、電流容量を向上させることができるようになる。
また、本実施形態では、ヘッダ側保持金具110は、ヘッダ側端子80と同一の部品で形成されており、ヘッダ側端子群80Gが配置された部位よりも長手方向Yの外側(本実施形態では両側)に、ヘッダ側端子群80Gに対してヘッダ側端子80の並設ピッチと略同一の距離だけ離れた位置に配置されている。したがって、部品を共用化することができ、コストの削減を図ることができる上、ヘッダ70を製造しやすくなる。
また、本実施形態では、ヘッダハウジング100に、ヘッダ側接続端子部83と係合凹部(ヘッダ側主接点部)84との間に形成され、ソケットハウジング50とヘッダハウジング100とが嵌合した状態でソケットハウジング50に当接する凸部(当接部)103を形成している。そのため、ソケット20とヘッダ70とを嵌合させた状態で、ソケット20やヘッダ70がぐらついてしまうのを抑制することができるようになる。
また、本実施形態では、ソケット側保持金具(保持金具)60は、コネクタ10の幅方向Xに延在する側板部61と、側板部61の中央部下側を長手方向Y中央側に向かって略直角に折曲した底板部63とを備えている。そして、ソケット側保持金具(保持金具)60が、第1の回路基板(回路基板)130上に固定される第1の固定端子64aと、当該第1の固定端子64aとは別に形成されて第1の回路基板(回路基板)130上に固定される第2の固定端子64bと、を有している。
したがって、ソケット20(コネクタ10)の第1の回路基板(回路基板)130への半田付け強度をより高めることができるようになる。
また、本実施形態では、第2の固定端子64bがソケット側保持金具(保持金具)60の側板部61から延出されている。
すなわち、ソケット側保持金具(保持金具)60の底板部63から延出されている第1の固定端子64aと側板部61から延出されている第2の固定端子64bとで、ソケット20(コネクタ10)を第1の回路基板(回路基板)130へと半田付けしている。その結果、ソケット20(コネクタ10)の第1の回路基板(回路基板)130への半田付け強度をより高めることができる上、ソケット20(コネクタ10)の側壁部分の強度も高めることができるようになる。
このとき、第2の固定端子64bが、ソケット側保持金具(保持金具)60上における第1の固定端子64aからの道のりが最大となる位置に設けられるようにしている。
具体的には、ソケット側保持金具(保持金具)60を保持金具板60Aのように展開した状態で、第1の固定端子64aからの道のり(保持金具板60Aの展開距離)が最大となる位置に、当該第1の固定端子64aとの組となる第2の固定端子64bが形成されるようにしている。
したがって、ソケット側保持金具(保持金具)60自体の動きが、第1の固定端子64aおよび第2の固定端子64bによって規制されるため、ソケット側保持金具(保持金具)60の強度、ひいては、ソケット20(コネクタ10)の強度をより一層高めることができるようになる。
また、本実施形態では、ソケット側保持金具(保持金具)60は、インサート成形によって、ソケットハウジング(ハウジング)50に装着(配設)されている。したがって、ソケットハウジング(ハウジング)50の成形肉厚を増大させることができる上、ソケットハウジング(ハウジング)50の強度を高めることができる。
このとき、ソケット側保持金具(保持金具)60の少なくとも一部がソケットハウジング(ハウジング)50に沿って露出するようにしている。具体的には、ソケット側保持金具(保持金具)60は、ソケットハウジング(ハウジング)50の底面56aと3方向の側面54a,54b,54bの計4方向に露出している。したがって、ソケット20(コネクタ10)の側壁部分の強度をより高めることができるようになる。
また、本実施形態では、ソケット側保持金具(保持金具)60におけるソケットハウジング(ハウジング)50の長辺方向の端面に露出している面(側板部61の外面61a)と、短辺方向の端面に露出している面(延設部62の外面62b)との間がソケットハウジング(ハウジング)50によって埋設されるようにしている。その結果、ソケット側保持金具(保持金具)60がソケットハウジング(ハウジング)50から脱落してしまうのを抑制することができる。
このように、本実施形態によれば、幅方向をより狭くすることのできるコネクタ10および当該コネクタ10に用いられるソケット20ならびにヘッダ70を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、ソケット側端子やヘッダ側端子、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
10 コネクタ
20 ソケット
30 ソケット側端子
30G ソケット側端子群
37 ソケット側主接点部
39 ソケット側接続端子部
50 ソケットハウジング
52 嵌合溝部(ソケット側嵌合部)
52b ソケット側幅広部
70 ソケット
80 ヘッダ側端子
80G ヘッダ側端子群
81 U字状部
81a 側壁部
81b 連結部
81c 平坦部
83 ヘッダ側接続端子部
84 係合凹部(ヘッダ側主接点部)
100 ヘッダハウジング
102 壁部(ヘッダ側嵌合部)
102b ヘッダ側幅広部
103 凸部(当接部)
110 ヘッダ側保持金具
111 固定端子
121 第1の段差部(ヘッダ側ロック部)
122 第2の段差部(ソケット側ロック部)
130…第1の回路基板
140…第2の回路基板

Claims (15)

  1. ソケット側端子が配設される略矩形状のソケットハウジングを有するソケットと、ヘッダ側端子が配設される略矩形状のヘッダハウジングを有するヘッダと、を備え、前記ソケットハウジングのソケット側嵌合部と前記ヘッダハウジングのヘッダ側嵌合部とを嵌合させることで前記ソケット側端子と前記ヘッダ側端子とが接触するコネクタであって、
    前記ソケットハウジングには、当該ソケットハウジングの長手方向に前記ソケット側端子が複数配置されたソケット側端子群が1列のみ配置されており、
    前記ヘッダハウジングには、当該ヘッダハウジングの長手方向に前記ヘッダ側端子が複数配置されたヘッダ側端子群が1列のみ配置されており、
    前記ソケット側端子および前記ヘッダ側端子には、少なくともいずれか一方が弾性変形可能に構成されて互いに接触するソケット側主接点部およびヘッダ側主接点部がそれぞれ形成されており、
    前記ソケット側端子群は、複数の前記ソケット側端子を、前記ソケット側主接点部が前記ソケットハウジングの幅方向一方側に位置するソケット側端子と他方側に位置するソケット側端子とが交互に存在するように配置することで形成されており、
    前記ヘッダハウジングの前記ヘッダ側嵌合部における前記ヘッダ側端子群が配置された部位よりも長手方向外側には、前記ヘッダ側端子群が配置された部位よりも幅が広いヘッダ側幅広部が形成されており、
    前記ソケットハウジングの前記ソケット側嵌合部における前記ヘッダ側幅広部と対応する部位には、前記ソケット側端子群が配置された部位よりも幅が広いソケット側幅広部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ソケット側端子および前記ヘッダ側端子は、前記ソケット側主接点部および前記ヘッダ側主接点部以外の部位で互いに接触するソケット側接点部およびヘッダ側接点部を少なくとも1つ有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ソケットハウジングの幅方向で、前記ソケット側端子の前記ソケット側主接点部が形成された側とは反対側にはソケット側ロック部が形成されており、前記ヘッダ側端子の前記ヘッダ側主接点部が形成された側とは反対側には、前記ソケット側ロック部と係合可能なヘッダ側ロック部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ソケット側主接点部と前記ヘッダ側主接点部とが少なくとも2箇所で接触することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記ソケット側端子は、前記ソケットハウジングの外方に突出して第1の回路基板に装着されるソケット側接続端子部を備えており、
    前記ソケット側端子群は、前記ソケット側接続端子部が前記ソケットハウジングの幅方向一方側に突出するソケット側端子と他方側に突出するソケット側端子とが交互に存在するように形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記ソケットハウジングの前記ソケット側嵌合部が平面視で略I字状をしていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記ヘッダ側端子は、前記ヘッダハウジングの幅方向両側に位置する側壁部と前記側壁部同士を連結する連結部とで形成されたU字状部を備えることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 前記連結部が平坦部を有することを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
  9. 前記ヘッダ側端子は、前記ヘッダハウジングの外方に突出して第2の回路基板に装着されるヘッダ側接続端子部を備えており、
    前記ヘッダ側端子群は、前記ヘッダ側接続端子部が前記ヘッダハウジングの幅方向一方側に突出するヘッダ側端子と他方側に突出するヘッダ側端子とが存在するように形成されていることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  10. 前記ヘッダ側端子の前記ヘッダハウジングの幅方向両側から前記ヘッダ側接続端子部がそれぞれ突出していることを特徴とする請求項9に記載のコネクタ。
  11. 前記ヘッダは、前記ヘッダ側端子と同一の部品で形成され、前記ヘッダ側端子群が配置された部位よりも長手方向外側に、前記ヘッダ側端子群に対して前記ヘッダ側端子の並設ピッチと略同一の距離だけ離れた位置に配置されるヘッダ側保持金具を有することを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  12. 前記ヘッダハウジングは、前記ヘッダ側接続端子部と前記ヘッダ側主接点部との間に形成され、前記ソケットハウジングと前記ヘッダハウジングとが嵌合した状態で前記ソケットハウジングに当接する当接部が形成されていることを特徴とする請求項9〜11のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  13. 前記ヘッダが、平面視で当該ヘッダの中心に対して点対称となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1項に記載のコネクタ。
  14. 請求項1〜13のうちいずれか1項に記載のコネクタに用いられるソケット。
  15. 請求項1〜13のうちいずれか1項に記載のコネクタに用いられるヘッダ。
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