JP2005317263A - 基板接続用電気コネクタ - Google Patents

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Junichi Tanigawa
淳一 谷川
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Abstract

【課題】本発明は、相手コネクタとの間の嵌合ずれを補償する基板接続用電気コネクタに関し、X,Y,Zの3方向全てについて比較的大きな嵌合ずれを補償するとともに、コンタクトの狭ピッチ化に適した基板接続用電気コネクタを提供する。
【解決手段】複数のコンタクト13のそれぞれが、第1ハウジング11に保持され相手コンタクトと接触する接触部131、第2ハウジング12に保持され基板に接続される接続部132、及び接触部131及び接続部132を連結する可撓連結部133を有し、接触部131が接続部132に対して遊動可能な基板接続用電気コネクタ10において、隣接するコンタクト13は、可撓連結部133における曲げ部1331を高さ方向に沿って異なる位置に有し、第1及び第2ハウジング11,12は、一方から他方に延びる突起122aと、他方に設けられて突起122aが遊嵌する凹部111とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、相手コンタクトと接触する接触部、基板に接続される接続部、及び接触部と接続部を連結する可撓連結部を有する複数のコンタクトを備え、可撓連結部の存在により相手コネクタとの間の嵌合ずれを補償する基板接続用電気コネクタに関する。
従来より、上記のような可撓連結部の存在により相手コネクタとの間の嵌合ずれを補償した基板用電気コネクタが知られている。
例えば、特許文献1,2には、第1ハウジング及び第2ハウジングと、複数のコンタクトとを具備し、各コンタクトが、第1ハウジングに保持され相手コンタクトと接触する接触部、第2ハウジングに保持され基板に接続される接続部、および接触部及び接続部を連結する可携連結部を有して、接触部が接続部に対して遊動可能な基板接続用電気コネクタが開示されている。
実開平6−44063号公報 特開2004−119050号公報
上記の2つの特許文献1,2のうちの特許文献1に開示された基板接続用電気コネクタの場合、X,Y,Zのいずれの方向への嵌合ずれも補償できる構成となっている。しかしながら、この特許文献1に開示された基板用電気コネクタの場合、隣接するコンタクトの可撓連結部どうしの間がハウジングの壁で仕切られており、小型化には不向きである。仮に、その壁を取り除いてコンタクトのピッチを狭めることを考えた場合、可撓連結部は、その名称のとおり可撓性を有しているため、壁を取り除いてコンタクトのピッチを狭めると隣接する可撓連結部どうしが接触してしまうおそれがある。
一方、上記の2つの特許文献1,2のうち特許文献2に開示された基板接続用電気コネクタの場合、コンタクト配列方向の両端部において第1及び第2ハウジングが補強ピンによって互いに連結されており、第1及び第2ハウジングが接離する方向であるZ方向については相手コネクタとの嵌合ずれが補償されるものの、それとは垂直なX,Y方向への第1及び第2ハウジングの相対的な遊動が制限され、X,Y方向の嵌合ずれが補償されないという問題がある。
本発明は、X,Y,Zの3方向全てについて比較的大きな嵌合ずれを補償するとともにコンタクトの狭ピッチ化に適した基板接続用電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の基板接続用電気コネクタは、第1ハウジング及び第2ハウジングと、複数のコンタクトとを具備し、各コンタクトが、第1ハウジングに保持され相手コンタクトと接触する接触部、第2ハウジングに保持され基板に接続される接続部、及び接触部及び接続部を連結する可撓連結部を有し、接触部が接続部に対して遊動可能な基板接続用電気コネクタにおいて、
隣接するコンタクトは、可撓連結部における曲げ部を高さ方向に沿って異なる位置に有し、
第1及び第2ハウジングは、一方から他方に延びる突起と、他方に設けられてその突起が遊嵌する凹部とを有することを特徴とする。
ここで、上記本発明の基板接続用電気コネクタにおいて、上記コンタクトと並ぶ位置であって、かつ隣接するコンタクトの曲げ部に隣接する位置に、第1ハウジング又は第2ハウジングの壁が形成されていることが好ましい。
本発明の基板接続用電気コネクタは、隣接するコンタクトが可撓連結部における曲げ部を高さ方向に沿って異なる位置に有するため、狭ピッチのコンタクトであっても可撓連結部が隣接するコンタクトに接触することが防止され信頼度の高い狭ピッチのコンタクトの基板接続用電気コネクタが実現する。
また、本発明の基板接続用電気コネクタは、その基板接続用電気コネクタを構成する第1及び第2ハウジングが、一方から他方に延びる突起と、他方に設けられてその突起が遊嵌する凹部とを有するため、Z方向のみだけでなくX,Y方向も含む3次元方向の嵌合ずれが補償される。
ここで、本発明の基板接続用電気コネクタにおいて、第1ハウジング又は第2ハウジングの壁を設けると、隣接するコンタクトどうしが接触する事故が一層確実に防止される。この第2ハウジングの壁はコンタクトと並ぶ位置に形成されているため、この壁の存在により狭ピッチ化が妨げられることはない。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の基板接続用電気コネクタの、相手コネクタとの嵌合面側を示す斜視図、図2は、図1に示す基板接続用電気コネクタの裏面側を示す斜視図である。
また、図3および図4は、図1,図2に示す基板接続用電気コネクタの、それぞれ一部を切り欠いて示す、部分断面平面図および嵌合面側の部分断面正面図であり、さらに、図5は、図4に示す矢印A−Aに沿う断面図である。但し、図5には、相手コネクタも示されている。
ここに示す基板接続用電気コネクタ10は、第1ハウジング11と、第2ハウジング12と、配列された複数のコンタクト13(13a及び13b、本実施形態では、1.27mmピッチ配列)とを備えており、各コンタクト13は、第1ハウジング11に保持されて相手コネクタ20(図5参照)のハウジング21に保持された相手コンタクト22と接触する接触部131、第2ハウジング12に保持された基板(図示せず)に接続される接続部132、及び接触部131及び接続部132を連結する可撓連結部133を有する。この可撓連結部133は曲げ部1331を有し、これにより、接続部131は接続部132に対し遊動可能となっている。ここで、隣接するコンタクト13は、可撓連結部133における曲げ部1331を高さ方向に沿って異なる位置に有する。本実施形態では、具体的には、隣接するコンタクト13の可撓連結部133は、その曲げ部1331を、高さ方向に交互に異なる位置に有している。コンタクト13の製造誤差や組立誤差が最も大きく影響するのは曲げ部1331の先端部分であり、この曲げ部1331が隣接するコンタクトで同じ位置に設けられると互いの曲げ部どうしが接触して短絡するおそれがあり、これを防止するためには、特許文献1のように、隣接するコンタクト同志の間に隔壁を設ける必要を生じる。これに対し、本実施形態の基板接続用電気コネクタ10は、隣接するコンタクト10の可撓連結部133が高さ方向に互いに異なる位置に曲げ部1331を有するため、コンタクト13に製造誤差や組立誤差があっても、その曲げ部1331が隣接するコンタクト13に接触することが防止され、コンタクトの狭ピッチ化を実現することができる。なお、コンタクト13は、多数の通常のコンタクト13aと、コンタクト13aの接触部131より前方へ長い接触部(図示せず)を有するコンタクト13bの2種類からなり、接触部の位置の違いにより、いわゆるシーケンシャル接続を達成する。コンタクト13bは、ハウジング11の後面の切欠112の位置に配置される。
さらに、本実施形態の基板接続用電気コネクタ10は、第2ハウジング12が、コンタクト13と並ぶ位置であって、かつ隣接するコンタクト13の曲げ部1331に隣接する位置に突出した壁121a,121bを有しているため、これらの壁121a、121bの存在により、製造誤差や組立誤差が如何に大きくても曲げ部1331が隣接するコンタクト13の配置領域に進入することが確実に防止される。これらの壁121a,121bは、隣接するコンタクト同志の間ではなく、コンタクト13と並ぶ位置に形成されている(具体的には、下方に位置する曲げ部1331の上に壁121aが、上方に位置する曲げ部1331の下に壁121bがそれぞれ形成されている)ため、コンタクトの狭ピッチ化への妨げとはならない。
さらに、ここに示す基板接続用電気コネクタ10は、図4に示すように、第2ハウジング12に、基板に対する位置決め用のピン122が保持されており、このピン122はその上部122aが第2ハウジング12を突き抜けて第1ハウジング11側に突出している。ピン122は、必要な強度及び、基板の半田接続を考慮して、黄銅の母材に錫めっきされたものである。第1ハウジング11には、このピン122の、第1ハウジング11側に突出した上部122aを受け入れる、そのピン122の径よりも大きな内径を有する凹部111が形成され、ピン122の上部122aは、その凹部111に遊嵌した状態となっている。したがって、ここで示す基板接続用電気コネクタ10の第1ハウジング11(したがってコンタクト13の、第1ハウジング11に保持された接触部131)は、ピン122の上部122aと凹部111との遊嵌と、各コンタクト13の可撓連結部133の曲げ部1331の存在とにより、X,Y,Zの3方向いずれにも遊動し、この基板接続用電気コネクタ10と、この基板接続用電気コネクタ10に組み合う相手コネクタ20との嵌合ずれが補償される。本実施形態では、上記の構成により、X,Y,Zの3方向のいずれについても最大±1mmの範囲内で嵌合ずれを補償することができる構造となっている。
尚、本実施形態では、隣接するコンタクトどうしの接触を一層確実に防止するために第2ハウジング12に壁121a,121bが設けられているが、これらの壁121a,121bは、曲げ部1331が第1ハウジング11内に位置する場合は、第1ハウジング11に設けられる。また、本実施形態では、隣接するコンタクト13の曲げ部1331は高さ方向に交互に異なる位置に形成されているが、交互である必要はなく、隣接するコンタクト同志で高さ方向に異なる位置に形成されていればよく、例えば循環的に高さ方向に3段に異なる位置に曲げ部が形成されていてもよい。
本発明の基板接続用コネクタの、相手コネクタとの嵌合面側を示す斜視図である。 図1に示す基板接続用コネクタの裏面側を示す斜視図である。 図1,図2に示す基板接続用コネクタの、一部を切り欠いて示す部分断面平面図である。 図1,図2に示す基板接続用コネクタの、一部を切り欠いて示す、嵌合面側の部分断面正面図である。 図4に示す矢印A−Aに沿う断面図である。
符号の説明
10 基板接続用電気コネクタ
11 第1ハウジング
12 第2ハウジング
111 凹部
20 コネクタ
21 ハウジング
22 相手コンタクト
121a,121b 壁
122 ピン
122a ピン上部(突起)
13 コンタクト
131 接続部
132 接続部
133 可撓連結部
1331 曲げ部

Claims (2)

  1. 第1ハウジング及び第2ハウジングと、複数のコンタクトとを具備し、各コンタクトが、前記第1ハウジングに保持され相手コンタクトと接触する接触部、前記第2ハウジングに保持され基板に接続される接続部、及び前記接触部及び前記接続部を連結する可撓連結部を有し、前記接触部が前記接続部に対して遊動可能な基板接続用電気コネクタにおいて、
    隣接する前記コンタクトは、前記可撓連結部における曲げ部を高さ方向に沿って異なる位置に有し、
    前記第1及び第2ハウジングは、一方から他方に延びる突起と、他方に設けられて該突起が遊嵌する凹部とを有することを特徴とする基板接続用電気コネクタ。
  2. 前記コンタクトと並ぶ位置であって、かつ隣接するコンタクトの前記曲げ部に隣接する位置に、前記第1ハウジング又は第2ハウジングの壁が形成されていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7381071B2 (en) 2006-01-23 2008-06-03 Tyco Electronics Amp K.K. Floating electrical connector with twisted contacts
JP2013020910A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 遊動型コネクタ

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