JP2020187953A - 基板用コネクタ、及び基板用コネクタ構造 - Google Patents

基板用コネクタ、及び基板用コネクタ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタ端子の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減して標準化を実現するとともに、実装時のコネクタの低背化を実現することができる基板用コネクタ、及び基板用コネクタ構造を提供する。【解決手段】基板用コネクタ1の複数のコネクタ端子10はオフセット端子により構成され、そのコネクタ端子10は、互いに同一の形状に形成される1つの種類を有する。そして、コネクタハウジング20は、回路基板2の切り欠き部3にその一部で重畳して収容されるため、その1つの種類のうち一部の部品接続部12を上側(一方側)に、他部の部品接続部12を下側(その一方とは逆方向の他方側)に配置することができる。【選択図】図6

Description

本発明は、各種の電子機器に搭載される回路基板に取り付けられ、電線ケーブルなどの電気伝送体を電気的に接続するための基板用コネクタ、及び基板用コネクタ構造に関する。
従来の基板用コネクタ(以下「コネクタ」ともいう。)として、コネクタハウジングに保持されるコネクタ端子が直角に屈曲され、その屈曲された先のコネクタ端子の先端が回路基板の接続孔に挿通されて半田付けされる水平タイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のコネクタは、コネクタハウジングが回路基板の周縁部に取り付けられる際、その開口部が回路基板の水平面に沿って外側に向けて開口して配置される。
また、回路基板へのコネクタの実装の際、作業装置はコネクタハウジングを吸着した状態で、平板状に形成される回路基板の水平面に対しその垂直方向(以下「高さ方向」又は「上下方向」ともいう。)で回路基板にコネクタハウジングを載置する。そのため、従来のコネクタは、回路基板に対し積層されて実装される。
なお、通常、作業装置は、回路基板の水平面に沿ってコネクタをスライドして取り付けることはない。スライドでの取付の場合、コネクタ端子の先端が回路基板に強く押圧されて過剰に屈曲する可能性がある。このとき、コネクタが回路基板に対し歪んで浮いてしまうなど、コネクタ端子の半田付けが困難となってしまう。
特開2000−217227号公報
上記特許文献1のような従来のコネクタでは、コネクタ端子は、コネクタの開口部で回路基板の水平面に対しその垂直方向(以下「上下方向」ともいう。)で複数列で保持される。この場合、上下方向の保持位置に応じて互いに屈曲位置が異なる、複数種類のコネクタ端子をそれぞれ用意する必要がある。そのため、コストの増加、及び組立の煩雑化に繋がる可能性があり、改善の余地があった。
また、近年、各種の電子機器に搭載される回路基板は、その電子機器の小型化に伴って高密度化、省スペース化が強く要求されるようになっている。上述したように、従来の基板用コネクタは、回路基板に積層して実装されるため、コネクタハウジングにコネクタ端子を多数保持させる仕様などにおいて、コネクタ実装時での高さ方向の寸法(背)が高くなる場合があり、実装時の低背化の点で改善の余地があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタ端子の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減して標準化を実現するとともに、実装時のコネクタの低背化を実現することができる基板用コネクタ、及び基板用コネクタ構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る基板用コネクタ及び基板用コネクタ構造は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 一端部に設けられ、平板状の回路基板と電気的に接続されるための基板接続部と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部と、を有し、前記基板接続部が前記回路基板の端子接続部に接続して固定される複数のコネクタ端子と、
前記複数のコネクタ端子を前記回路基板の水平面に対し垂直な方向で少なくとも2列で保持するとともに、前記回路基板に形成される切り欠き部に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジングと、
を備え、
前記複数のコネクタ端子は、前記基板接続部の軸芯と前記部品接続部の軸芯とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される、同一の形状を有する複数のオフセット端子を含み、
前記複数のオフセット端子のうち、一部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりも前記回路基板の水平面に対し交差する方向でその一方側に配置され、その他部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりもその他方側に配置される、
ことを特徴とする基板用コネクタ。
(2) 前記一部の前記オフセット端子の前記基板接続部と前記部品接続部とを含む平面、及び前記他部の前記オフセット端子の前記基板接続部と前記部品接続部とを含む平面は、前記回路基板の水平面に対し垂直に交差する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の基板用コネクタ。
(3) 前記一部の前記オフセット端子及び前記他部の前記オフセット端子は、前記回路基板の水平面に沿って複数並設される、
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の基板用コネクタ。
(4) 切り欠き部が形成される平板状の回路基板と、
前記回路基板の前記切り欠き部に取り付けられる基板用コネクタと、を備え、
前記基板用コネクタは、
一端部に設けられ、前記回路基板と電気的に接続されるための基板接続部と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部と、を有し、前記基板接続部が前記回路基板の端子接続部に接続して固定される複数のコネクタ端子と、
前記複数のコネクタ端子を前記回路基板の水平面に対し垂直な方向で少なくとも2列で保持するとともに、前記回路基板の前記切り欠き部に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジングと、
を有し、
前記複数のコネクタ端子は、前記基板接続部の軸芯と前記部品接続部の軸芯とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される、同一の形状を有する複数のオフセット端子を含み、
前記複数のオフセット端子のうち、一部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりも前記回路基板の水平面に対し交差する方向でその一方側に配置され、その他部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりもその他方側に配置される、
ことを特徴とする基板用コネクタ構造。
上記(1)の構成の基板用コネクタによれば、回路基板に切り欠き部が形成され、コネクタハウジングはその切り欠き部にその一部分で重畳して収容されるので、コネクタハウジングを回路基板上に積層して取り付ける構造と比べて、その実装時の高さ方向での全体寸法を短く(低背化)することができる。また、複数のコネクタ端子はオフセット端子を含み、そのオフセット端子は、互いに同一の形状に形成される少なくとも1つの種類を有する。そして、コネクタハウジングは、回路基板の切り欠き部にその一部で重畳して収容されるため、その1つの種類のうち一部の部品接続部を一方側に、他部の部品接続部をその一方とは逆方向の他方側に配置することができる。この配置により、コネクタハウジングの開口部においてその1つの種類で2列配置することができる。その結果、コネクタ端子の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減することができる。すなわち、本構成によって、コネクタ端子の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減して標準化を実現するとともに、実装時のコネクタの低背化を実現することができる。
上記(2)の構成の基板用コネクタによれば、その一部のオフセット端子の部品接続部とその他部のオフセット端子の部品接続部との、回路基板の水平面に対する垂直方向での離間距離は最大に設定することができる。
上記(3)の構成の基板用コネクタによれば、コネクタハウジングの開口部において同種類のオフセット端子で2列配置できるので、特にそのオフセット端子を回路基板の水平面に沿って複数並設する場合、取付部品の切替工程やセットミスなどを削減して作業の簡素化を顕著に図ることができる。
上記(4)の構成の基板用コネクタ構造によれば、コネクタ端子の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減して標準化を実現するとともに、実装時のコネクタの低背化を実現することができる。
本発明の基板用コネクタ及び基板用コネクタ構造の構成によれば、基板用コネクタは、針金状に形成されており、一端部に設けられ、平板状の回路基板と電気的に接続されるための基板接続部と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部と、を有し、基板接続部が回路基板の端子接続部に接続して固定される複数のコネクタ端子と、複数のコネクタ端子を回路基板の水平面に対し垂直な方向で少なくとも2列で保持するとともに、回路基板に形成される切り欠き部に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジングと、を備え、複数のコネクタ端子は、基板接続部の軸芯と部品接続部の軸芯とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される複数のオフセット端子を含み、複数のオフセット端子は、互いに同一の形状に形成される少なくとも1つの種類を有し、複数のオフセット端子の種類それぞれにおいて、その一部のオフセット端子の部品接続部の軸芯は、基板接続部の軸芯よりも回路基板の水平面に対し交差する方向でその一方側に配置され、その他部のオフセット端子の部品接続部の軸芯は、基板接続部の軸芯よりもその他方側に配置される。
このため、回路基板に切り欠き部が形成され、コネクタハウジングはその切り欠き部にその一部分で重畳して収容されるので、コネクタハウジングを回路基板上に積層して取り付ける構造と比べて、その実装時の高さ方向での全体寸法を短く(低背化)することができる。また、複数のコネクタ端子はオフセット端子を含み、そのオフセット端子は、互いに同一の形状に形成される少なくとも1つの種類を有する。そして、コネクタハウジングは、回路基板の切り欠き部にその一部で重畳して収容されるため、その1つの種類のうち一部の部品接続部を一方側に、他部の部品接続部をその一方とは逆方向の他方側に配置することができる。この配置により、コネクタハウジングの開口部においてその1つの種類で2列配置することができる。その結果、コネクタ端子の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減することができる。すなわち、本構成によって、コネクタ端子の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減して標準化を実現するとともに、実装時のコネクタの低背化を実現することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る基板用コネクタの構成を説明する斜視図である。 図2は、図1に示す回路基板の構成を説明する斜視図である。 図3は、図1に示す係合ペグの構成を説明する斜視図である。 図4は、図1に示すコネクタ端子を説明する斜視図である。 図5は、図1に示す基板用コネクタの正面図である。 図6は、図5のA−A断面図である。 図7は、図1に示す当接延出部の構成を説明する基板用コネクタの上面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<コネクタの構成>
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態に係るコネクタ1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る基板用コネクタ1の構成を説明する斜視図である。図2は、図1に示す回路基板2の構成を説明する斜視図である。図3は、図1に示す係合ペグ30の構成を説明する斜視図である。
図1に示すように、コネクタ1は、回路基板実装コネクタであり、回路基板2に取り付けられて用いられる。コネクタ1は、メス型タイプとして設けられ、不図示のオス型のコネクタ(相手方コネクタ)に嵌合される。そして、コネクタ1は、相手方コネクタと回路基板2とを電気的に接続するための複数のコネクタ端子10(図3等参照)と、複数のコネクタ端子10を保持するコネクタハウジング20と、コネクタハウジング20を回路基板2から離脱不能に係合する係合ペグ30と、コネクタハウジング20に一体に設けられる複数対の当接延出部25A,25B,25Cと、を備えている。本実施形態では、当接延出部は3対形成されている。
コネクタハウジング20は、絶縁性を有する合成樹脂製であり、略箱状に形成されている。コネクタハウジング20は、回路基板2に形成される切り欠き部3(図2参照)に嵌め込まれ、コネクタハウジング20の側面の一部で回路基板2の切り込み部で重畳して収容される。
図2に示すように、回路基板2は、矩形平板状に形成されており、その表面には回路パターン(不図示)が配置される。また、本実施形態では、回路基板2の前側の端縁部において、その中央部には回路基板2の内側に向けて延在する矩形状の切り欠き部3が形成されている。切り欠き部3は、奥壁部4と、奥壁部4の左右両縁で連結する一対の側壁部5と、を有している。切り欠き部3の奥壁部4に隣接する端縁部の表面側には、コネクタ端子10の基板接続部11(図4参照)と接続するための端子接続部6が左右方向に複数(本実施形態では8本)並設されている。つまり、複数のコネクタ端子10に接続する端子接続部6は、回路基板2において同一の水平面上にそれぞれ配置される。また、切り欠き部3の側壁部5に隣接する端縁部の表面側には、係合ペグ30の載置部33が載置されるための矩形状の載置凹部7が形成されている。
コネクタハウジング20は、相手方コネクタが挿入されるための開口部21を有している。コネクタハウジング20の開口部21は、回路基板2の切り欠き部3の奥壁部4と反対側、すなわち前側の外壁面22において切り欠き部3と同様に回路基板2の外側(図中で前側)に向けて開口して配置される。開口部21には、コネクタ端子10の部品接続部12が上下方向(回路基板2の水平面に対し垂直な方向)で2列で配置される(図5及び図6参照)。
また、コネクタハウジング20は、係合ペグ30及び当接延出部25A,25B,25Cにより回路基板2に取り付けられる。コネクタハウジング20の左右方向の両外壁面22で2対の支持膨出部23A,23Bが設けられる。2対の支持膨出部23A,23Bのうち一方の対23Aはコネクタハウジング20の左右両側の外壁面22の前側端部に配置される。もう他方の対23Bは左右両側の外壁面22の後側端部に配置される。各支持膨出部23A,23Bは、外壁面22それぞれから左右方向外側に向けて膨出して設けられる。支持膨出部23A,23Bは、外壁面22の上端から下端まで全体的に膨出する略矩形ブロック状に形成される。後側端部の支持膨出部23Bは、さらに前後方向外側に向けて膨出している。この膨出により、コネクタハウジング20の後側の外壁面22(背面)と、回路基板2の切り欠き部3の奥壁部4と、の間に間隙Sが形成される(図6及び図7参照)。
支持膨出部23A,23Bそれぞれにおいて、外壁面22から膨出した基端部には係止溝24が形成されている。係止溝24は、コネクタハウジング20の上側の外壁面22に向けて開口しており、前後方向で隣接する支持膨出部23A,23Bそれぞれに向かい合う内側面に、支持膨出部23A,23Bの上端から下方に向けて所定距離の深さに亘って延びる。また、係止溝24の幅(左右方向の寸法)は係合ペグ30の係止片32(図3参照)が収容可能に設定されている。
図3に示すように、係合ペグ30は、回路基板2に固定されており、コネクタハウジング20の支持膨出部23A,23Bを係止する。また、係合ペグ30は、銅やステンレスなどの金属製の板状部材を曲げ加工させて形成される。すなわち、係合ペグ30は、一端部に拡幅部分を有する略矩形状の平板部材の他端部を、1箇所で略直角に折り曲げ加工して形成される。これにより、係合ペグ30は、その折曲部分よりも一方側に配置される係止部31と、折曲部分よりも他方側に配置される載置部33と、を有して構成される。
係止部31は、コネクタハウジング20の支持膨出部23A,23Bに係止してコネクタハウジング20が回路基板2から上方向に離脱不能にする。係止部31の拡幅部分であり前後方向に延びる係止片32は、支持膨出部23A,23Bの係止溝24に挿入され、支持膨出部23A,23Bを上方から係止する。係止片32の厚さは、支持膨出部23A,23Bそれぞれの係止溝24に挿入可能とするため、その係止溝24の幅(左右方向の寸法)よりも若干薄く設けられる。また、係止片32の幅(上下方向の寸法)は、支持膨出部23A,23Bから露出しないように係止溝24の深さ(上下方向の寸法)よりも若干短く設けられる。そして、載置部33は、回路基板2の表面に載置されて、回路基板2に係合ペグ30を固定する。載置部33は、回路基板2の載置凹部7に嵌め込まれて、接着剤又は半田により接着固定されている。このように、係合ペグ30は、コネクタハウジング20の上方向への離脱を防止するようになっているものの、コネクタハウジング20が切り欠き部3に収容されている状態で下方向の力が加わった際におけるコネクタハウジング20を保持する力は弱く、コネクタハウジング20の離脱を確実に防止することができない。そこで、本発明の実施形態に係るコネクタハウジング20は、当接延出部25A,25B,25Cを備えることによって、後述するように、コネクタハウジング20が切り欠き部3に収容されている状態で下方向の力が加わっても回路基板2に確実に支持されるようになっている。
<コネクタ端子の構成>
次に図4〜図6を参照して、コネクタ端子10の構成について説明する。図4は、図1に示すコネクタ端子10を説明する斜視図である。図5は、図1に示す基板用コネクタ1の正面図である。図6は、図5のA−A断面図である。
図4に示すように、コネクタ端子10は、導電性を有する金属製の針金部材を2箇所で略直角にそれぞれ折り曲げ加工して形成される。これにより、コネクタ端子10は、後側端部(一端部)に設けられる直線状の基板接続部11と、前側端部(他端部)に設けられる直線状の部品接続部12と、基板接続部11と部品接続部12とを連結する略L字状の連結部13と、を有して針金状に形成されている。
なお、本実施形態では、上述した部品接続部12は、コネクタハウジング20の開口部21で突出した部分を指している(図5及び図6参照)。基板接続部11は、回路基板2の端子接続部6に接続する部分を指している。連結部13は、部品接続部12及び基板接続部11以外の部分を指している。
基板接続部11は、回路基板2と電気的に接続される部分である。部品接続部12は、相手方コネクタの被接続部品(不図示)と電気的に接続される部分である。すなわち、本実施形態では、全てのコネクタ端子10が、連結部13を介して、基板接続部11の軸芯C1と部品接続部12の軸芯C2とが互いに略平行で且つその交差する方向でオフセットされて形成されるオフセット端子とされる。そして、本実施形態では、コネクタ端子10(オフセット端子)は何れも、互いに同一の形状に形成される同種類(1種類)からなる。
図6及び図7に示すように、本実施形態では、コネクタ端子10は8本であり、この複数のコネクタ端子10は、その基板接続部11それぞれが回路基板2の端子接続部6に半田によってそれぞれ固定され接続されている(図7参照)。また、複数のコネクタ端子10は、その部品接続部12の基端部分(部品接続部12と連結部13との境界周辺部)それぞれで、コネクタハウジング20の開口部21とは反対側の、後側の壁部26で保持される。コネクタ端子10の部品接続部12は、開口部21の内部で前後方向に沿ってそれぞれ突出している。コネクタ端子10の連結部13は、間隙Sに配置され外部に露出している。
本実施形態では、8本のコネクタ端子10は、上下方向で2列で並んで保持される。すなわち、上側の列に(一部の)4本のコネクタ端子10が回路基板2の水平面、つまり左右方向に沿って並列配置される。下側の列に(他部の)4本が左右方向に沿って並列配置される。具体的には、その同種類において、上側のコネクタ端子10(オフセット端子)それぞれの部品接続部12の軸芯C2は、その基板接続部11の軸芯C1よりも上側(回路基板2の水平面に対し交差する方向でその一方側)に配置される。その一方、下側のコネクタ端子10それぞれの部品接続部12の軸芯C2は、その基板接続部11の軸芯C1よりも下側(その他方側)に配置される。そして、上述したように、コネクタハウジング20は、回路基板2の切り欠き部3にその一部分で重畳して収容される。このようなコネクタ1の構造により、コネクタ端子10は、同形状の同種類の場合でもコネクタハウジング20において上下方向で2列で保持されることになる。
またこのとき、上側のコネクタ端子10の基板接続部11と部品接続部12とを含む平面それぞれ、及び下側のコネクタ端子10の基板接続部11と部品接続部12とを含む平面それぞれはともに、回路基板2の水平面に対し垂直に交差して設けられる。この垂直交差により、上側のコネクタ端子10の部品接続部12と下側のコネクタ端子10の部品接続部12との上下方向での離間距離は最大に設定可能となる。
<当接延出部の構成>
次に図7を参照して、コネクタハウジング20の当接延出部25A,25B,25Cの構成について説明する。図7は、図1に示す当接延出部25A,25B,25Cの構成を説明する基板用コネクタ1の上面図である。
図7に示すように、当接延出部25A,25B,25Cは、コネクタハウジング20の左右方向の両外壁面22で3対設けられている。第1〜3の対の当接延出部25A,25B,25Cは何れも支持膨出部23A,23Bそれぞれに一体に設けられる(図1参照)。第1の対の当接延出部25Aは、左右両側の外壁面22の前側端部に配置される支持膨出部23Aに配設される。つまり、第1の対の当接延出部25Aは、コネクタハウジング20の開口部21側に配設される。そして、第2及び第3の対の当接延出部25B,25Cは、左右両側の外壁面22の後側端部に配置される支持膨出部23Bにそれぞれ配設される。つまり、第2及び第3の対の当接延出部25B,25Cは、コネクタハウジング20の後側の壁部26側に配設される。この配設により、第1の対の当接延出部25Aと、第2及び第3の対の当接延出部25B,25Cと、は前後方向で所定の距離で離間して配置される。
第1の対の当接延出部25Aは、コネクタハウジング20が回路基板2の切り欠き部3に収容された状態で、その左右両側の外壁面22の前側端部において、回路基板2の表面側であり、且つその上下方向の中間部分から左右方向外側(回路基板2の水平面)に沿って延設される。第1の対の当接延出部25Aは、コネクタハウジング20の開口部21と面一で翼状に張り出して形成されており、その裏面が回路基板2の表面に当接される。
第2の対の当接延出部25Bも同様に、その左右両側の外壁面22の後側端部において、その回路基板2の表面側であり、且つその上下方向の中間部分から左右方向外側に沿って延設される。第2の対の当接延出部25Bは、翼状に張り出して形成されており、その裏面が回路基板2の表面に当接される。
なお、第1及び第2の対の当接延出部25A,25Bの延出量(左右方向の寸法)は略同一に設定されるが、第1の対の当接延出部25Aの幅(前後方向の寸法)は、第2の対の当接延出部25Bよりも大きく設定される。
第3の対の当接延出部25Cは、コネクタハウジング20が回路基板2の切り欠き部3に収容された状態で、その後側の外壁面22の左右両側端部において、回路基板2の表面側であり、且つその外壁面22の上端から下端までに亘る部分から前後方向外側に沿って延設される。第3の対の当接延出部25Cは、左右方向での側面視で略直角台形状の補強リブ部として形成されており、その底面が回路基板2の表面に当接される。
また、第3の対の当接延出部25Cは何れも、前後方向、つまりコネクタ端子10の基板接続部11の延在方向に沿って基板接続部11を越えて延びて設けられる。すなわち、第3の対の当接延出部25Cにより画成(包囲)される領域内に、コネクタ端子10の基板接続部11が配置される。
コネクタハウジング20が衝撃などによって下方に向けて押圧された場合、第1〜第3の対の当接延出部25A,25B,25Cは回路基板2の表面に当接してコネクタハウジング20を支持する。この支持により、その押圧による力がコネクタ端子10に直接作用して破損するのを防止することが可能となる。
また、当接延出部25A,25B,25Cは、コネクタハウジング20を回路基板2に対し複数の支持点で安定的に支持することが可能となる。また、当接延出部25A,25B,25Cは、少なくとも1対(本実施形態では3対)設けられ、且つ第1の対の当接延出部25Aと、第2及び第3の対の当接延出部25B,25Cと、は互いに前後方向に離間して配置される。そのため、当接延出部25A,25B,25Cは、より安定的にコネクタハウジング20を支持することが可能となる。
<本実施形態の基板用コネクタ及び基板用コネクタ構造の利点>
以上説明したように、本実施形態の基板用コネクタ1及び基板用コネクタ構造によれば、基板用コネクタ1は、一端部に設けられ、平板状の回路基板2と電気的に接続されるための基板接続部11と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部12と、を有し、基板接続部11が回路基板2の端子接続部6に接続して固定される複数のコネクタ端子10と、複数のコネクタ端子10を上下方向(回路基板2の水平面に対し垂直な方向)で2列で保持するとともに、回路基板2に形成される切り欠き部3に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジング20と、を備え、複数のコネクタ端子10は、基板接続部11の軸芯C1と部品接続部12の軸芯C1とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される、同一の形状を有する複数のオフセット端子により構成され、複数のコネクタ端子10のうち、その上側(一部)のコネクタ端子10の部品接続部12の軸芯C2は、基板接続部11の軸芯C1よりも上側(回路基板2の水平面に対し交差する方向でその一方側)に配置され、その下側(他部)のコネクタ端子10の部品接続部12の軸芯C2は、基板接続部11の軸芯C1よりも下側(その他方側)に配置される。
このため、回路基板2に切り欠き部3が形成され、コネクタハウジング20はその切り欠き部3にその一部分で重畳して収容されるので、コネクタハウジング20を回路基板2上に積層して取り付ける構造と比べて、その実装時の高さ方向での全体寸法を短く(低背化)することができる。また、複数のコネクタ端子10はオフセット端子により構成され、そのコネクタ端子10は、互いに同一の形状に形成される1つの種類を有する。そして、コネクタハウジング20は、回路基板2の切り欠き部3にその一部で重畳して収容されるため、その1つの種類のうち一部の部品接続部12を上側(一方側)に、他部の部品接続部12を下側(その一方とは逆方向の他方側)に配置することができる。この配置により、コネクタハウジング20の開口部21においてその1つの種類で2列配置することができる。その結果、コネクタ端子10の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減することができる。すなわち、本構成によって、コネクタ端子10の種類の共通化を図って用意すべき種類数を削減して標準化を実現するとともに、実装時のコネクタ1の低背化を実現することができる。
また、本実施形態の基板用コネクタ1及び基板用コネクタ構造によれば、複数のコネクタ端子10(オフセット端子)の1つの同種類において、上側(一部)のコネクタ端子10の基板接続部11と部品接続部12とを含む平面、及び下側(他部)のコネクタ端子10の基板接続部11と部品接続部12とを含む平面は、回路基板2の水平面に対し垂直に交差する。このため、その上側のコネクタ端子10の部品接続部12とその下側のコネクタ端子10の部品接続部12との、上下方向(回路基板2の水平面に対する垂直方向)での離間距離は最大に設定することができる。
また、本実施形態の基板用コネクタ1及び基板用コネクタ構造によれば、複数のコネクタ端子10(オフセット端子)の1つの同種類において、上側(一部)のコネクタ端子10及び下側(他部)のコネクタ端子10(オフセット端子)は、左右方向(回路基板2の水平面)に沿って複数並設される。このとき、コネクタハウジング20の開口部21において同種類のコネクタ端子10(オフセット端子)で2列配置できるので、特にそのコネクタ端子10を左右方向に沿って複数並設する場合、取付部品の切替工程やセットミスなどを削減して作業の簡素化を顕著に図ることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれら実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良などが可能である。
例えば、上記実施形態では、コネクタ端子10は全てオフセット端子のタイプとしたが、これに限定されない。コネクタ端子10の一部にそれ以外のタイプ、例えばストレートタイプの端子が含まれてもよい。この場合、上下方向の複数の列で上下方向中心にそのストレートタイプの端子が保持される。
また、コネクタ端子10のオフセット端子の種類を1種類としたが、これに限定されない。オフセット量が異なるオフセット端子を複数種類を用いてもよい。この場合、上下方向の列でそのオフセット量に応じて入れ子構造で保持される。すなわち、オフセット量が最も大きいオフセット端子が上下方向の列で最上位及び最下位で保持される。次に大きいオフセット端子のその次の内側に順々に保持される。
また、複数対の当接延出部25A,25B,25Cを設けたが、これに限定されない。当接延出部25A,25B,25Cは、1対でもよく、また1つでもよいが、複数対の場合の方がより顕著に上述した作用効果を得ることができる。
また、第3の対の当接延出部25Cの両方をコネクタ端子10の基板接続部11の延在方向に沿って基板接続部11を越えて延びるように設けたが、これに限定されない。その一方のみを越えて延びるように設けてもよいが、両方の場合の方がより顕著に上述した作用効果を得ることができる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る基板用コネクタ1及び基板用コネクタ構造の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 一端部に設けられ、平板状の回路基板(2)と電気的に接続されるための基板接続部(11)と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部(12)と、を有し、前記基板接続部(11)が前記回路基板(2)の端子接続部(6)に接続して固定される複数のコネクタ端子(10)と、
前記複数のコネクタ端子(10)を前記回路基板(2)の水平面に対し垂直な方向で少なくとも2列で保持するとともに、前記回路基板(2)に形成される切り欠き部(3)に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジング(20)と、
を備え、
前記複数のコネクタ端子(10)は、前記基板接続部(11)の軸芯(C1)と前記部品接続部(12)の軸芯(C2)とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される、同一の形状を有する複数のオフセット端子(10)を含み、
前記複数のオフセット端子(10)のうち、一部の前記オフセット端子(10)の前記部品接続部(12)の前記軸芯(C2)は、前記基板接続部(11)の前記軸芯(C1)よりも前記回路基板(2)の水平面に対し交差する方向でその一方側に配置され、その他部の前記オフセット端子(10)の前記部品接続部(12)の前記軸芯(C2)は、前記基板接続部(11)の前記軸芯(C1)よりもその他方側に配置される、
ことを特徴とする基板用コネクタ(1)。
[2] 前記一部の前記オフセット端子(10)の前記基板接続部(11)と前記部品接続部(12)とを含む平面、及び前記他部の前記オフセット端子(10)の前記基板接続部(11)と前記部品接続部(12)とを含む平面は、前記回路基板(2)の水平面に対し垂直に交差する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の基板用コネクタ(1)。
[3] 前記一部の前記オフセット端子(10)及び前記他部の前記オフセット端子(10)は、前記回路基板(2)の水平面に沿って複数並設される、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の基板用コネクタ(1)。
[4] 切り欠き部(3)が形成される平板状の回路基板(2)と、
前記回路基板(2)の前記切り欠き部(3)に取り付けられる基板用コネクタ(1)と、を備え、
前記基板用コネクタ(1)は、
一端部に設けられ、前記回路基板(2)と電気的に接続されるための基板接続部(11)と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部(12)と、を有し、前記基板接続部(11)が前記回路基板(2)の端子接続部(6)に接続して固定される複数のコネクタ端子(10)と、
前記複数のコネクタ端子(10)を前記回路基板(2)の水平面に対し垂直な方向で少なくとも2列で保持するとともに、前記回路基板(2)の前記切り欠き部(3)に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジング(20)と、
を有し、
前記複数のコネクタ端子(10)は、前記基板接続部(11)の軸芯(C1)と前記部品接続部(12)の軸芯(C2)とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される、同一の形状を有する複数のオフセット端子(10)を含み、
前記複数のオフセット端子(10)のうち、一部の前記オフセット端子(10)の前記部品接続部(12)の前記軸芯(C2)は、前記基板接続部(11)の前記軸芯(C1)よりも前記回路基板(2)の水平面に対し交差する方向でその一方側に配置され、その他部の前記オフセット端子(10)の前記部品接続部(12)の前記軸芯(C2)は、前記基板接続部(11)の前記軸芯(C1)よりもその他方側に配置される、
ことを特徴とする基板用コネクタ構造。
1 コネクタ(基板用コネクタ)
2 回路基板
3 切り欠き部
4 奥壁部
5 側壁部
6 端子接続部
7 載置凹部
10 コネクタ端子(オフセット端子)
11 基板接続部
12 部品接続部
13 連結部
20 コネクタハウジング
21 開口部
22 外壁面
23A 支持膨出部
23B 支持膨出部
24 係止溝
25A 当接延出部
25B 当接延出部
25C 当接延出部
26 壁部
30 係合ペグ
31 係止部
32 係止片
33 載置部
S 間隙
C1 軸芯
C2 軸芯

Claims (4)

  1. 一端部に設けられ、平板状の回路基板と電気的に接続されるための基板接続部と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部と、を有し、前記基板接続部が前記回路基板の端子接続部に接続して固定される複数のコネクタ端子と、
    前記複数のコネクタ端子を前記回路基板の水平面に対し垂直な方向で少なくとも2列で保持するとともに、前記回路基板に形成される切り欠き部に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジングと、
    を備え、
    前記複数のコネクタ端子は、前記基板接続部の軸芯と前記部品接続部の軸芯とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される、同一の形状を有する複数のオフセット端子を含み、
    前記複数のオフセット端子のうち、一部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりも前記回路基板の水平面に対し交差する方向でその一方側に配置され、その他部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりもその他方側に配置される、
    ことを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 前記一部の前記オフセット端子の前記基板接続部と前記部品接続部とを含む平面、及び前記他部の前記オフセット端子の前記基板接続部と前記部品接続部とを含む平面は、前記回路基板の水平面に対し垂直に交差する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板用コネクタ。
  3. 前記一部の前記オフセット端子及び前記他部の前記オフセット端子は、前記回路基板の水平面に沿って複数並設される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板用コネクタ。
  4. 切り欠き部が形成される平板状の回路基板と、
    前記回路基板の前記切り欠き部に取り付けられる基板用コネクタと、を備え、
    前記基板用コネクタは、
    一端部に設けられ、前記回路基板と電気的に接続されるための基板接続部と、他端部に設けられ、相手方コネクタの被接続部品と電気的に接続されるための部品接続部と、を有し、前記基板接続部が前記回路基板の端子接続部に接続して固定される複数のコネクタ端子と、
    前記複数のコネクタ端子を前記回路基板の水平面に対し垂直な方向で少なくとも2列で保持するとともに、前記回路基板の前記切り欠き部に対しその一部分で重畳して収容されるコネクタハウジングと、
    を有し、
    前記複数のコネクタ端子は、前記基板接続部の軸芯と前記部品接続部の軸芯とが互いに略平行であり且つその交差する方向でオフセットされて形成される、同一の形状を有する複数のオフセット端子を含み、
    前記複数のオフセット端子のうち、一部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりも前記回路基板の水平面に対し交差する方向でその一方側に配置され、その他部の前記オフセット端子の前記部品接続部の前記軸芯は、前記基板接続部の前記軸芯よりもその他方側に配置される、
    ことを特徴とする基板用コネクタ構造。
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