JP3899331B2 - 電気コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント基板間を接続する電気コネクタに係り、特に、直交する二方向に動き得るフローティング機構を有する電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フローティング機構を有する電気コネクタとしては、図17及び図18に示すように、コネクタソケット50に結合されるコネクタプラグ51において、コネクタソケット50のソケット部52に挿入されるプラグ挿入部53と、接続端子54を固定する端子固定部55とを、第1、第2の連結用薄板56、57で連結して、接続端子54のコンタクト部54bをプラグ挿入部53に取付けるようにしたものがある。
【0003】
そして、コネクタプラグ51は、水平状態のプリント基板59に固定され、接続端子54のリード部54aがプリント基板59の裏面のパターン(図示せず)に半田付けされ、コンタクト部54bとリード部54aは、緩衝導体部54cで連結している。また、コネクタソケット50は、垂直状態のプリント基板60に固定され、接続端子61のリード部61aがプリント基板60の裏面のパターン(図示せず)に半田付けされる。
【0004】
そして、コネクタプラグ51をコネクタソケット50に挿入して両接続端子54、61のコンタクト部54b、61bを接続する。
【0005】
また、コネクタプラグ51を固定したプリント基板59と、コネクタソケット50を固定したプリント基板60とが互いに所定位置からずれた状態でプラグ挿入部53がソケット部52に挿入される場合、或いはプラグ挿入部53がソケット部52に挿入された結合時に、互いに所定位置からずれ状態で嵌合しても、緩衝導体部54cの弾性変形によって図18に矢印で示す方向に揺動することにより、ずれや外力等を吸収するようにしてある(参考文献1参照)。
【0006】
【参照文献1】
特開平08−315935号公報
【0007】
また、従来のフローティング機構を有する電気コネクタとしては、下記の構成のものがある。すなわち、この電気コネクタのコネクタソケット70は、図19に示すように、アダプタ71と、接続端子72を有するコネクタ本体73と、弾性接触子74とで構成してある。
【0008】
そして、アダプタ71には挿入凹部75が設けてあり、この挿入凹部75の両側壁部75aには係合爪76が形成してある。また、挿入凹部75の底面には弾性接触子74が装着してある。
【0009】
挿入凹部75にはコネクタ本体73が挿入してあり、このコネクタ本体73の後面(図19において下面)に表出した接続端子72を弾性接触子74に接触させ、コネクタ本体73の両側面部73aに設けた係合突起77が係合爪76に摺動可能に係合していて、コネクタ本体73が挿入凹部75から外れないようにしてある。
【0010】
この場合、挿入凹部75の両側壁部75aの内面とコネクタ本体73の係合突起77との間に、コネクタ本体73を、コネクタソケット70の短手方向に移動自在とするギャップG1か形成される。
【0011】
そして、アダプタ71をプリント基板79に実装してコネクタソケット70を、このプリント基板79に取付けた状態では、コネクタ本体73はコネクタソケット70の短手方向にフローティングする構造にされており、このフローティング構造によってコネクタプラグ78を挿入する際のこじりや衝撃を吸収するようにしてある(参考文献2参照)。
【0012】
【参照文献2】
特開平07−282922号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した前者の従来の電気コネクタにあっては、プラグ挿入部53がソケット部52に挿入された結合時に振動その他の不要な外力等が加えられた場合には、プラグ挿入部53は緩衝導体54cの弾性変形によって図18に矢印で示す方向に揺動することにより、ずれや外力等を吸収するようにしてあるために、接続端子54において、そのコンタクト部54bがプラグ挿入部53と共に揺動することになって、この接続端子54にストレスが加わり、接続端子54を固定している端子固定部55ひいてはリード部54aに影響を与え、半田が剥離してプリント基板59のパターンに対して接続不良を生じるし、また、プラグ挿入部53は図18に矢印で示す方向のみ揺動するものであり、この方向に直交する、例えばコネクタソケットの長手方向の動きには対処できないという問題点があった。
【0014】
また、上記した後者の従来の電気コネクタにあっては、挿入凹部75の両側壁部75aの内面とコネクタ本体73の係合突起77との間に、コネクタ本体73をコネクタソケット70の短手方向に移動自在とするギャップG1が形成され、コネクタ本体73はコネクタソケット70の短手方向にフローティングする構造にされているが、コネクタ本体73におけるコネクタソケット70の長手方向の動きには対処できないという問題点があった。
【0015】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、可動側コネクタ部の、直交する二方向への移動に対処し得る電気コネクタを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る電気コネクタは、固定側コネクタ部と、この固定側コネクタ部に導通可能に且つ移動可能に設けられ、且つ相手コネクタに挿抜可能に結合される可動側コネクタ部とを備えた電気コネクタであって、可動側コネクタ部の移動方向は、直交する二方向であり、固定側コネクタ部は固定側端子を有していて、この固定側端子は可動側コネクタ部の挿抜方向への変位に対して撓む接触部を有しており、可動側コネクタ部は可動側ハウジングに二種類の可動側端子を有していて、この可動側端子は、直交する二方向に沿う平面で構成され、可動側コネクタ部の移動時に接触部に対して摺接する摺接部を有しており、且つ、前記可動側コネクタ部は、前記二種類の可動側端子を、交互に所定のピッチで配列して摺接部を交互に逆向きに配置した構成であり、固定側コネクタ部は固定側ハウジングに多数本の固定側端子を、交互に可動側端子の配列ピッチと同ピッチで配列した構成であることを特徴とするものである。
【0017】
かかる構成により、可動側端子が、直交する二方向に沿う平面で構成された摺接部を有しているために、可動側コネクタ部が、直交する二方向のいずれの方向に可動側コネクタ部が移動しても、摺接部が固定側端子に対して摺接して、可動側コネクタ部の、直交する二方向への移動に対処することができる。
【0018】
すなわち、直交する二方向が、コネクタプラグの短手方向及び長手方向である場合においては、可動側コネクタ部がコネクタプラグの短手方向及び長手方向に移動しても、摺接部が固定側端子に対して摺接して、可動側コネクタ部の、コネクタプラグの短手方向及び長手方向の移動に対処することができる。
【0019】
しかも、可動側コネクタ部の移動時に、摺接部が固定側端子に対して摺接するために、可動側コネクタ部の移動が固定側端子にストレスを与えるということがなく、例えば、固定側端子のリード部の半田が剥離してプリント基板のパターンに対して接続不良を生じるという事態を防止することができる。
【0021】
また、かかる構成により、可動側端子の摺接部は、可動側端子の配列方向(例えば、コネクタプラグの長手方向)に交互に逆向きに、すなわち千鳥状に配置してある。このために、可動側端子の配列ピッチを小さくしても、摺接部の幅を短手方向及び長手方向(直交する二方向)に沿う広い幅をもった平面にすることができ、可動側コネクタ部が、直交する二方向、すなわちコネクタプラグの短手方向及び長手方向に移動しても、摺接部が固定側端子に対して摺接して、可動側コネクタ部の、コネクタプラグの短手方向及び長手方向の移動に対処することができるようになる。したがって、二次元方向のフローティング機構を有する多極構成の電気コネクタを容易に提供することができる。
【0022】
また、本発明に係る電気コネクタは、上記した本発明に係る電気コネクタにおいて、固定ハウジングに、その可動側コネクタ部対向面側に切込み部を有する端子装着用溝部を形成し、固定側端子は、圧入部と、この圧入部の自由端側に形成された接触部とを有しており、固定側端子は、圧入部を弾性変形させた状態で端子装着用溝部に挿入されて、接触部を切込み部から外方に突出させるようにしたものである。
【0023】
かかる構成により、固定側端子は、その圧入部を弾性変形させて端子装着用溝部に圧入し、可動側コネクタ部対向面の内壁に当接して予荷重を与えて、接触部を切込み部より可動側コネクタ部対向面外方に突出させることで、接触部のばね性を向上させることができて、接触部の摺接部への接触圧を高めることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0029】
図1は本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとを分離させた状態の縦断面図、図2の(1)は本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとを結合させた状態の縦断面図、図2の(2)は本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとの結合状態で、コネクタプラグがコネクタソケットに対してコネクタプラグの短手方向に横ずれを生じた場合の縦断面図である。
【0030】
本発明に係る電気コネクタは、図1に示すように、一方の基板30に実装されるコネクタソケット1と他方の基板40に実装されるコネクタプラグ2とで構成してある。
【0031】
コネクタソケット1は、図1及び図2に示すように合成樹脂製のソケットハウジング3と、一方のソケット側端子7−1と、他方のソケット側端子7−2とで構成してある。
【0032】
ソケットハウジング3は、その相手コネクタ対向側に、ソケットハウジング3の長手方向に長い長方形状の凸部4とこの凸部4を囲むように形成された嵌合凹部5とを備えている。そして、凸部4の両側面部には、多数の端子装着用溝部6のコンタクト用溝部6aが、ソケットハウジング3の長手方向に所定のピッチで形成してあり、これらのコンタクト用溝部6aは、基板対向面部3aに設けた多数のリード用溝部6cに端子圧入孔部6bを介して連なっている。
【0033】
そして、一方及び他方のソケット側端子7−1、7−2は、コンタクト部7aと圧入部7bとリード部7cとを有している。但し、リード部7cは、表面実装タイプであるが、基板を貫通するいわゆるディップタイプであっても良い。
【0034】
そして、一方及び他方のソケット側端子7−1、7−2は、それぞれのコンタクト部7aをコンタクト用溝部6aに挿入し、圧入部7bを端子圧入孔部6bに圧入し、リード部7cをリード用溝部6cに挿入してソケットハウジング3に取付けてある。
【0035】
コネクタプラグ2は、図1、図5及び図6に示すように、固定側コネクタ部10と可動側コネクタ部11とにより構成してある。この固定側コネクタ部10は、図7乃至図9に示すように、長方形状の固定側ハウジング12と、この固定側ハウジング12に装着される多数の固定側端子19−1、19−2とで構成してある。
【0036】
固定側ハウジング12において、図7及び図8に示すように、その長手方向の両端壁部12d、12eの中央には楔形状の突起部14が形成してあり、また、その短手方向の両側面部12a、12bの中央部に楔形状の突起部15が形成してある。
【0037】
また、図9に示すように固定側ハウジング12の短手方向の両側面部12a、12bには、その長手方向に所定のピッチで多数の端子装着用溝部16が形成してある。端子装着用溝部16は、固定側ハウジング12の可動側コネクタ部対向面12c側に切込み部17を有しており、この切込み部17の端部は傾斜面17aにしてある。
【0038】
すなわち、固定側ハウジング12の長手方向で端子装着用溝部16の隣り合うものは、その奥行き寸法を、L1、L2のように異にしていて、切込み部17の長さ寸法も異にしている。そして、奥行き寸法L1の端子装着用溝部16Aと奥行き寸法L2の端子装着用溝部16Bとが交互に繰り返し並べてある(図2、図3参照)。
【0039】
そして、奥行き寸法L1の端子装着用溝部16Aと奥行き寸法L2の端子装着用溝部16Bとが固定側ハウジング12の短手方向に並べて配置してあり、両端子装着用溝部16A、16Bは隔壁部18により隔てられている。
【0040】
そして、奥行き寸法L1の端子装着用溝部16Aには固定側端子19−1が装着してあり、奥行き寸法L2の端子装着用溝部16Bには、固定側端子19−1より小型の固定側端子19−2が装着してある。
【0041】
固定側端子19−1は、側面コ字形状の圧入部19bと、この圧入部19bの基部に形成されたリード部19cと、圧入部19bの自由端側に形成された接触部19aとを有しており、この接触部19aは圧入部19bの自由端側をリード部19cとは反対側に屈曲して、その寸法を奥行寸法L1の端子装着用溝部16Aに合わせたものである。リード部19cは表面実装タイプであるが、基板を貫通するいわゆるディップタイプであっても良い。
【0042】
固定側端子19−2は、固定側端子19−1と同構成ではあるが、その寸法を奥行き寸法L2の端子装着用溝部16Bに合わせて小さくしたものである。
【0043】
そして、固定側端子19−1は、その圧入部19bを弾性変形させて端子装着用溝部16Aに圧入することで、この端子装着用溝部16Aに装着してあり、接触部19aを切込み部17より可動側コネクタ部対向面12c外方に突出している。また、固定側端子19−2は、その圧入部19bを弾性変形させて端子装着用溝部16Bに圧入することで、この端子装着用溝部16Bに装着してあり、接触部19aを切込み部17より可動側コネクタ部対向面12c外方に突出している。また、固定側端子19−1、19−2のリード部7cは端子装着用溝部16A、16Bより外方に突出している。
【0044】
このように、固定側端子19−1、19−2は、その圧入部19bを弾性変形させて端子装着用溝部16A、16Bに圧入し、可動側コネクタ部対向面12cの内壁に当接して予荷重を与えて、接触部19aを切込み部17より可動部対向面12a外方に突出させることで、接触部19aのばね性を向上させている。
【0045】
コネクタプラグ2の可動側コネクタ部11は、図10乃至図15に示すように、長方形状の可動側ハウジング20を有しており、この可動側ハウジング20は、収容凹部21と、この収容凹部21とは反対側の嵌合部22と、この嵌合部22に囲まれた嵌合凹部22Aとを有している。そして、嵌合部22の短手方向の両側面部の外縁部には斜面状の案内面部22fが形成してあり、嵌合部22の長手方向の両端面部の外縁部には斜面状の案内面部22gが形成してある。
【0046】
また、収容凹部21の長手方向の両端壁部21a、21bの中央には孔部23が形成してあり、また、両端壁部21a、21bには、孔部23を中心にした両側に切込み部23a、23bが形成してある。また、収容凹部21の短手方向の両側面部21c、21dの中央部には孔部24が形成してあり、また、両側面部21c、21dには、孔部24を中心にした両側に切込み部24a、24bが形成してある。
【0047】
また、嵌合部22の短手方向の両内壁部には、図14に示すように多数の端子装着用溝部25(25A、25B)のコンタクト用溝部25aが、コネクタプラグ2の長手方向に所定のピッチで形成してある。これらの端子装着用溝部25 (25A、25B)は、コンタクト用溝部25aを、収容凹部21の底部に設けた溝部25cに孔形状の端子圧入部25bを介して連ねて構成してある。
【0048】
図14に示すように、コネクタプラグ2の短手方向で対向する一対の端子装着用溝部25Aの溝部25cの向きは同じであるが、コネクタプラグ2の長手方向に隣り合う端子装着用溝部25Bでは、溝部25cの向きは、図15に示すように互いに反対方向に向けてある。
【0049】
可動側端子は、少なくとも、一方の可動側端子26−1と他方の可動側端子26−2との二種類があり、一方の可動側端子26−1は、図14に示すようにコンタクト部26aと、圧入部26bと、この圧入部26bに対して略直角に屈曲された摺接部26c−1とを有しており、この摺接部26c−1は、可動側端子26の配列方向に対して交差する一方向(図14において左方向)に略直角に曲げてあり、この摺接部26c−1はコネクタプラグ2の短手方向及び長手方向(直交する二方向)に沿う広い幅をもった平面で構成されている。この幅は固定側端子19−1、19−2の接触部19aに比べて広ければ良い。
【0050】
また、他方の可動側端子26−2は、図15に示すように、コンタクト部26aと、圧入部26bと、この圧入部26bに対して略直角に屈曲された摺接部26c−2とを有しており、摺接部26c−2は、可動側端子26の配列方向に対して交差する一方向とは逆方向(図15において右方向)に略直角に曲げてあり、この摺接部26c−2はコネクタプラグ2の短手方向及び長手方向(直交する二方向)に沿う広い幅をもった平面で構成されている。この幅は固定側端子19−1、19−2の接触部19aに比べて広ければ良い。
【0051】
そして、端子装着用溝部25Aには一方の可動側端子26−1が装着してあり、端子装着用溝部25Bには他方の可動側端子26−2が装着してある。この場合、コンタクト部26aがコンタクト用溝部25aに挿入してあり、圧入部26bが端子圧入孔部25bに圧入してあり、摺接部26c−1が端子装着用溝部25Aの溝部25cに挿入してあり、摺接部26c−2が端子装着用溝部25Bの溝部25cに挿入してある。
【0052】
したがって、図12に示すように、可動側端子26−1、26−2の摺接部26c−1、26c−2は、可動側端子26−1、26−2の配列方向(コネクタプラグ2の長手方向)に交互に逆向きに、すなわち千鳥状に配置してある。
【0053】
そして、上記のように構成された可動側コネクタ部11は固定側コネクタ部10に組み込まれてコネクタプラグ2が構成してある。すなわち、可動側コネクタ部11の収容凹部21に固定側コネクタ部10が収容されており、固定側コネクタ部10の突起部14が、可動側ハウジング20の孔部23に挿入してあり、また、固定側コネクタ部10の突起部15が可動側ハウジング20の孔部24に挿入してある。
【0054】
そして、図2の(1)に示すようにコネクタプラグ2の短手方向に並んだ一対の可動側端子26−2の摺接部26c−2が固定側端子19−1、19−2の接触部19aに接触しており、また、図3に示すように一対の可動側端子26−2に対してコネクタプラグ2の長手方向で隣り合う一対の可動側端子26−1の摺接部26c−1が固定側端子19−1、19−2の接触部19aに接触している。
【0055】
この場合、図2の(1)に示すように、固定側コネクタ部10の固定側ハウジング12の短手方向の両側面部12a、12bと可動側ハウジング20の収容凹部21の短手方向の両側面部21c、21dの内面との間にはそれぞれ隙間αが空けてあり、また、図4の(1)に示すように、固定側ハウジング12の長手方向の両端壁部12d、12eと可動側ハウジング20の収容凹部21の長手方向の両端壁部21a、21bの内面との間にはそれぞれ隙間α´が空けてある。
【0056】
したがって、図2の(2)に示すように、可動側コネクタ部11は固定側コネクタ部10の短手方向の中心イに対してコネクタプラグ2の短手方向に距離でα移動できるし、また、図4の(2)に示すように、可動側コネクタ部11は固定側コネクタ部10の長手方向の中心ロに対してコネクタプラグ2の長手方向に距離でα´移動できる。
【0057】
また、図5に示すように、突起部14の高さ寸法H1は孔部23の高さ寸法H2より寸法βだけ小さくしてあり、図6に示すように、突起部15の高さ寸法h1は孔部24の高さ寸法h2より寸法βだけ小さくしてあるために、可動側コネクタ部11はコネクタ挿抜方向に距離でβだけ変位することができる。
【0058】
また、可動側コネクタ部11のコネクタ挿抜方向への変位(移動)時、固定側端子19−1、19−2の接触部19aが距離βの範囲で撓み、可動側コネクタ部11の変位を吸収するようになる。
【0059】
コネクタソケット1は、ソケット側端子7のリード部7cを一方の基板30の接続パターン(図示せず)に半田付けして、この一方の基板30に実装してあり、コネクタプラグ2は、その固定側コネクタ部10において固定側端子19−1、19−2のリード部19cを他方の基板40の接続パターン(図示せず)に半田付けして、この他方の基板40に実装してある。
【0060】
次に、上記のように構成された電気コネクタにおけるコネクタソケット1とコネクタプラグ2の結合を説明する。
【0061】
一方の基板30と他方の基板40を接続する場合、コネクタプラグ2をコネクタソケット1に結合する。この場合、コネクタプラグ2の可動側コネクタ部11の嵌合部22をコネクタソケット1の嵌合凹部5に嵌合して、可動側端子26−1、26−2のコンタクト部26aをソケット側端子7−1、7−2のコンタクト部7aに接触させる。
【0062】
また、可動側コネクタ部11の嵌合部22のコネクタ挿抜方向への変位時、固定側端子19−1、19−2の接触部19aが撓み、可動側コネクタ部11の変位を吸収する。
【0063】
また、上記したようにコネクタソケット1とコネクタプラグ2とが結合した状態で、一方の基板30と他方の基板40とが横ずれを生じた場合には、可動側コネクタ部11がコネクタプラグ2の長手方向もしくは短手方向に移動して横ずれを吸収する。
【0064】
すなわち、可動側コネクタ部11のコネクタプラグ2の短手方向への移動に伴ない、可動側端子26−1、26−2の摺接部26c−1、26c−2が固定側端子19−1、19−2の接触部19aに摺接する。
【0065】
この場合、図2の(1)、(2)に示すように、可動側コネクタ部11は、固定側コネクタ部10の短手方向の中心イに対してコネクタプラグ2の短手方向に距離でαの範囲内で移動して横ずれを吸収する。
【0066】
また、可動側コネクタ部11のコネクタプラグ2の長手方向への移動に伴ない、可動側端子26−1、26−2の摺接部26c−1、26c−2が固定側端子19−1、19−2の接触部19aに摺接する。
【0067】
この場合、図4の(1)、(2)に示すように、可動側コネクタ部11は、固定側コネクタ部10の長手方向の中心ロに対してコネクタプラグ2の長手方向に距離でα´範囲内で移動して横ずれを吸収する。
【0068】
また、一方の基板30と他方の基板40との位置が多少ずれて、コネクタプラグ2の短手方向の中心がコネクタソケット1の短手方向の中心よりずれている場合、コネクタプラグ2をコネクタソケット1に結合しようとすると、図1に示すように、可動側コネクタ部11の嵌合部22の長手方向に沿う案内面部22fがコネクタソケット1の嵌合凹部5の内壁部5aの角部5bに衝接して、可動側コネクタ部11の嵌合部22には、案内面部22fの傾斜角度に基づく横方向の力が働き、この嵌合部22をコネクタソケット1の短手方向の中心側に向かわせようとする。
【0069】
したがって、可動側コネクタ部11はコネクタプラグ2の短手方向に移動して、可動側コネクタ部11の嵌合部22はコネクタソケット1の嵌合凹部5に嵌合し、可動側端子26−1、26−2のコンタクト部26aをソケット側接触端子7−1、7−2のコンタクト部7aに接触させる。
【0070】
また、一方の基板30と他方の基板40との位置が多少ずれて、コネクタプラグ2の長手方向の中心がコネクタソケット1の長手方向の中心よりずれている場合、コネクタプラグ2をコネクタソケット1に結合しようとすると、可動側コネクタ部11の嵌合部22の短手方向に沿う案内面部22g(図11参照)がコネクタソケット1の嵌合凹部5の内壁部5aの角部5cに衝接して(図1参照)、可動側コネクタ部11の嵌合部22には、案内面部22gの傾斜角度に基づく横方向の力が働き、この嵌合部22をコネクタソケット1の長手方向の中心側に向かわせようとする。
【0071】
したがって、可動側コネクタ部11はコネクタプラグ2の長手方向に移動して、可動側コネクタ部11の嵌合部22はコネクタソケット1の嵌合凹部5に嵌合し、可動側端子26−1、26−2のコンタクト部26aをソケット側接触端子7−1、7−2のコンタクト部7aに接触させる。
【0072】
上記したように、本発明の実施の形態によれば、可動側端子26−1、26−2が、コネクタプラグ2の短手方向及び長手方向(直交する二方向)に沿う平面で構成された摺接部26c−1、26c−2を有しているために、可動側コネクタ部11が、コネクタプラグ2の短手方向及び長手方向のいずれかに移動しても、摺接部26c−1、26c−2が固定側端子19−1、19−2の接触部19aに摺接して、可動側コネクタ部11の、コネクタプラグ2の短手方向及び長手方向への移動に対処することができる。また、固定側端子19−1、19−2の接触部19aの撓みによりコネクタプラグ2の挿抜方向の移動に対処することができる。
【0073】
しかも、可動側コネクタ部11の移動時に、摺接部26c−1、26c−2が固定側端子19−1、19−2の接触部19aに摺接するために、可動側コネクタ部11の移動が固定側端子19−1、19−2にストレスを与えるということがなく、例えば、固定側端子19−1、19−2のリード部19cの半田が剥離してプリント基板40のパターンに対して接続不良を生じるという事態を防止することができる。
【0074】
また、可動側端子26−1、26−2の摺接部26c−1、26c−2は、可動側端子26−1、26−2の配列方向(コネクタプラグ2の長手方向)に交互に逆向きに、すなわち千鳥状に配置してある。このために、可動側端子26−1、26−2の配列ピッチを小さくした場合、可動側コネクタ部11が、コネクタプラグ2の短手方向及び長手方向に移動しても、摺接部26c−1、26c−2が固定側端子19−1、19−2の接触部19aに比べて幅広なために、接触部19aに摺接して、可動側コネクタ部11の、コネクタプラグ2の短手方向及び長手方向の移動に対処することができるようになる。したがって、短手方向及び長手方向のフローティング機構を有する多極構成の電気コネクタを容易に提供することができる。
【0075】
また、固定側端子19−1、19−2は、その圧入部19bを弾性変形させて端子装着用溝部16A、16Bに圧入し、可動側コネクタ部対向面12cの内壁に当接して予荷重を与えて接触部19aを切込み部17より可動側コネクタ部対向面12c外方に突出させることで、接触部19aのばね性を向上させることができる。このために、接触部の摺接部への接触圧を高めることができる。
【0076】
本発明の他の実施の形態を図16に示す。この電気コネクタは、90度の角度に配置された一方及び他方の基板30、40を接続するためのものであって、一方の基板30に実装されるコネクタソケット1−1の形状を変えたものである。なお、コネクタプラグ2−1の構成は上記した本発明の実施の形態におけるコネクタプラグ2と同じであるために、同じ符号を付して説明を省略する。
【0077】
このコネクタソケット1−1のソケットハウジング3において、凸部4と嵌合凹部5とを形成した相手コネクタ対向側に対して90度の角度を成すようにして基板対向面部3aが形成してある。そして、一方及び他方のソケット側端子7−1、7−2のコンタクト部7a−1、7b−2は凸部4の両側面部に配置してあり、一方及び他方のソケット側端子7−1、7−2のリード部7c−1、7c−2は基板対向面部3a側に配置してある。
【0078】
そして、コネクタプラグ2−1をコネクタソケット1−1に結合する場合の作動、また、コネクタソケット1−1とコネクタプラグ2−1とが結合した状態で、一方の基板30と他方の基板40とが横ずれを生じた場合の動作、一方の基板30と他方の基板40との位置が多少ずれて、コネクタプラグ2−1の長手方向の中心がコネクタソケット1−1の長手方向の中心よりずれている場合の動作、一方の基板30と他方の基板40との位置が多少ずれて、コネクタプラグ2−1の短手方向の中心がコネクタソケット1−1の短手方向の中心よりずれている場合の動作は、上記した本発明の実施の形態における場合と同じである。
【0079】
また、コネクタプラグ2の固定側ハウジング12に装着される固定側端子19−1,19−2に弾性を持たせ、可動側ハウジング20に装着される可動側端子26−1,26−2は弾性を持っていない例を示したが、本発明の他の実施の形態はコネクタプラグ2の可動側ハウジング20に装着される端子に弾性を持たせ、固定側ハウジング12に装着される固定側は弾性を持っていないものとして構成できる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る電気コネクタによれば、可動側端子が、直交する二方向に沿う平面で構成された摺接部を有しているために、可動側コネクタ部が、直交する二方向のいずれの方向に可動側コネクタ部が移動しても、摺接部が固定側端子に対して摺接して、可動側コネクタ部の、直交する二方向への移動に対処することができる。
【0081】
すなわち、直交する二方向が、コネクタプラグの短手方向及び長手方向である場合においては、可動側コネクタ部がコネクタプラグの短手方向及び長手方向に移動しても、摺接部が固定側端子に対して摺接して、可動側コネクタ部の、コネクタプラグの短手方向及び長手方向の移動に対処することができる。
【0082】
しかも、可動側コネクタ部の移動時に、摺接部が固定側端子に対して摺接するために、可動側コネクタ部の移動が固定側端子にストレスを与えるということがなく、例えば、固定側端子のリード部の半田が剥離してプリント基板の銅箔パターンに対して接続不良を生じるという事態を防止することができる。
【0083】
また、本発明に係る電気コネクタによれば、可動側端子の摺接部は、可動側端子の配列方向(例えば、コネクタプラグの長手方向)に交互に逆向きに、すなわち千鳥状に配置してある。このために、可動側端子の配列ピッチを小さくした場合、可動側コネクタ部が、直交する二方向、すなわちコネクタプラグの短手方向及び長手方向に移動しても、摺接部が固定側端子に対して摺接して、可動側コネクタ部の、コネクタプラグの短手方向及び長手方向の移動に対処することができるようになる。
【0084】
また、本発明に係る電気コネクタによれば、固定側端子は、その圧入部を弾性変形させて端子装着用溝部に圧入し、可動側コネクタ部対向面の内壁に当接して予荷重を与えて、接触部を切込み部より可動側コネクタ部対向面外方に突出させることで、接触部のばね性を向上させることができて、接触部の摺接部への接触圧を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとを分離させた状態の縦断面図である。
【図2】(1)は本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとを結合させた状態の縦断面図である。
(2)は本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとの結合状態で、コネクタプラグがコネクタソケットに対してコネクタプラグの短手方向に横ずれを生じた場合の縦断面図である。
【図3】図2の(1)の断面位置に対してコネクタプラグの長手方向で隣り合う断面位置における、コネクタプラグとコネクタソケットとの結合状態の縦断面図である。
【図4】(1)は本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとを結合させた状態の断面図である。
(2)は本発明に係る電気コネクタにおいて、コネクタプラグとコネクタソケットとの結合状態で、コネクタプラグがコネクタソケットに対してコネクタプラグの長手方向に横ずれを生じた場合の断面図である。
【図5】同電気コネクタにおけるコネクタプラグの正面図である。
【図6】同コネクタプラグの側面図である。
【図7】同コネクタプラグにおける固定側コネクタ部の側面図である。
【図8】固定側コネクタ部の平面図である。
【図9】図7のA−A線に沿う断面図である。
【図10】同コネクタプラグにおける可動側コネクタ部の正面図である。
【図11】同可動側コネクタ部の側面図である。
【図12】図11のB方向からの矢視図である。
【図13】図11のC方向からの矢視図である。
【図14】図12のD−D線に沿う断面図である。
【図15】図12のE−E線に沿う断面図である。
【図16】本発明に係る電気コネクタの他の実施の形態における、コネクタプラグとコネクタソケットとの結合状態の縦断面図である。
【図17】従来の電気コネクタの分解状態の斜視図である。
【図18】同電気コネクタのコネクタプラグの正面図である。
【図19】従来の他の電気コネクタの分解状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタソケット
2 コネクタプラグ
10 固定側コネクタ部
11 可動側コネクタ部
12 固定側ハウジング
12c 可動側コネクタ部対向面
14 突起部
15 突起部
16A 端子装着用溝部
16B 端子装着用溝部
17 切込み部
19−1 固定側端子
19−2 固定側端子
19a 接触部
19b 圧入部
19c リード部
20 可動側ハウジング
21 収容凹部
22 嵌合部
22A 嵌合凹部
23 孔部
24 孔部
26−1 一方の可動側端子
26−2 他方の可動側端子
26c−1 摺接部
26c−2 摺接部
30 一方の基板
40 他方の基板
Claims (2)
- 固定側コネクタ部と、この固定側コネクタ部に導通可能に且つ移動可能に設けられ、且つ相手コネクタに挿抜可能に結合される可動側コネクタ部とを備えた電気コネクタであって、
前記可動側コネクタ部の移動方向は、直交する二方向であり、
前記固定側コネクタ部は固定側端子を有していて、この固定側端子は前記可動側コネクタ部の前記挿抜方向への変位に対して撓む接触部を有しており、
前記可動側コネクタ部は可動側ハウジングに二種類の可動側端子を有し、この可動側端子は、前記直交する二方向に沿う平面で構成され、前記可動側コネクタ部の移動時に前記接触部に対して摺接する摺接部を有しており、
且つ、前記可動側コネクタ部は前記二種類の可動側端子を、交互に所定のピッチで配列して前記摺接部を交互に逆向きに配置した構成であり、
前記固定側コネクタ部は固定側ハウジングに多数本の前記固定側端子を、交互に前記可動側端子の配列ピッチと同ピッチで配列した構成であることを特徴とする電気コネクタ。 - 前記固定ハウジングに、その可動コネクタ部対向面側に切込み部を有する端子装着用溝部を形成し、
前記固定側端子は、圧入部と、この圧入部の自由端側に形成された前記接触部とを有しており、
前記固定側端子は、前記圧入部を弾性変形させた状態で前記端子装着用溝部に挿入されて、前記接触部を前記切込み部から外方に突出させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
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