JPH0726277B2 - ヘルド - Google Patents

ヘルド

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JPH0726277B2
JPH0726277B2 JP3272175A JP27217591A JPH0726277B2 JP H0726277 B2 JPH0726277 B2 JP H0726277B2 JP 3272175 A JP3272175 A JP 3272175A JP 27217591 A JP27217591 A JP 27217591A JP H0726277 B2 JPH0726277 B2 JP H0726277B2
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JP
Japan
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heald
end loop
inner edge
curvature
rear part
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JP3272175A
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コッホ、ベルンハルト
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Grob Textile AG
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端部ループの1本又は
2本の互いに対向して位置する自由脚部ヘルドバー
まわりに係合させることによってヘルド軸のヘルドバー
上に支持体を装着するためヘルド軸の端部に配置された
J形又はC形の端部ループを有するヘルドに関する。
【0002】
【従来の技術】直線形状の端部ループを有する前記の型
式の現在使用されているヘルドは、端部ループの開口の
内縁に小半径を有し、ヘルドバーに対して比較的大きい
遊びを有することによって、ヘルドをヘルドバー上で自
由に調整することができ、そして、たて糸の方向への糸
の張力に対抗することができるようになっている。今日
の織機は次第に高い回転数以上で操作されているので、
ヘルド軸(非常に迅速な振動を生じる)内のヘルドは、
それに対応して要求度も高くなる。なぜなら、ヘルドを
支持するフレーム形状のヘルド軸の2本のフレームロッ
ドは、振動により生じる湾曲により互いに平行のままを
保つことはできないので、高負荷がかかると、ヘルドの
端部ループで破壊が発生し、特に、ヘルドバーと接触す
る内縁の近くの領域の端部ループの後方の部分で破壊が
発生する。
【0003】従って、例えば、端部ループの接触内縁を
半円形に構成し、端部ループが該内縁によってそれに対
応して形成されたヘルドバーに当接するようにすること
によって端部ループを強化する等の試みが種々の手段を
使って行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
端部ループが半円形内縁を有するヘルドは、ヘルド軸
の2本のフレームロッドが振動によって湾曲すると端部
ループが変形して、端部ループがヘルドバー上で引っか
かって動かなくなる傾向があり、その結果、ヘルドが破
壊するばかりでなく、織られる織物に縞状の欠陥が発生
する。
【0005】本発明は、破壊する危険性がなくて著しく
高い負荷に耐えることができ、さらにまた、引っかかっ
て動かなくなる可能性を排除し、動かなくなることによ
って生じるマイナス効果を排除するようにヘルドバー
対して十分な遊びを有するような端部ループを有するヘ
ルドを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用】前記の課題を解決
するために、本発明のヘルドは請求項1に記載の特徴を
有する。
【0007】ヘルドバーは、通常ロールによる圧延等に
よって製造され、その形状には若干の変動がある。本発
明においては、請求項1に記載したように、ヘルドバー
の狭い側と接触する端部ループ(1)の内縁(3)の部
分が端部ループ(1)を通る縦方向の対称線(4)に対
して非対称の輪郭を有し、同輪郭は、端部ループ(1)
の後部分(5)側とそれに対向して位置する自由脚部
(6)側において前記縦方向の対称線からの距離が異な
って位置する曲率中心まわりの湾曲部(8、9)を有し
ているために、ヘルドバーの形状の変動があっても、端
部ループの内縁はヘルドバーに対して十分な遊びを有す
ることになる。従って、ヘルド軸の2本のフレームロッ
ドが振動によって湾曲することによって端部ループが前
記のように変形しても、端部ループがヘルドバーに引っ
かかって動かなくなることはない。また、前記の構成に
よって、端部ループ(1)は高い負荷に耐えることがで
きる。
【0008】また、本発明では、好ましくは、前記湾曲
部(8、9)の間に直線辺縁部(10)を設け、湾曲部
(8、9)がその両端より始まるようにし、かつ、同両
端は前記対称線(4)に対して非対称をなすように配置
されている。従って、ヘルドバーはこの直線辺縁部にお
いて端部ループと接触することとなり、端部ループがヘ
ルドバーに引っかかって動かなくなることが更に確実に
防止される。
【0009】また、本発明では、好ましくは、端部ルー
プの内縁の輪郭は後方の部分の側で湾曲部をなし、この
曲率半径は反対の自由脚部側の湾曲部の曲率半径より大
きくする。この大きい方の弓状部は、また、好ましくは
ヘルドの中心へ向かうにつれて増大する曲率半径を有す
るので内縁の走行線は放物線に似た形を有する。
【0010】前記のように、端部ループにおいては、ヘ
ルドバーと接触する内縁近くの領域の後方の部分で破壊
が発生する。前記のように、この端部ループの後方の部
分において端部ループの内縁の弓状部の曲率半径を大き
くすることによって、この部分が強化され、端部ループ
の破壊を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面によ
って説明する。
【0012】図1には、ここには示していないヘルドか
ら取出した2個のJ形端部ループ1の1つが示されてい
る。端部ループの開口2には、図示していないヘルドバ
がはまるので、開口2の内縁3を有する端部ループは
ヘルドバーに当接する。端部ループ2の中心を通って伸
びる縦方向の対称線4の一側には、後方の部分5が延在
し、他側には自由シャンク6が延在する。後方の部分5
は、高負荷において折れ易い最も危険なゾーン7を含
み、このゾーンは端部ループの開口2の上部内縁3とほ
ぼ同じ高さに位置する。
【0013】この危険なゾーン7を強化するために、端
部ループの内縁は、ヘルドバーの狭い側と接触すること
になる部分3に、縦方向の対称線4に対して非対称の輪
郭を有する。好ましくは、後方の部分5の側の湾曲部8
の曲率半径R1は、対向して位置する自由脚部6側の
部9の半径R2より大きい。いずれの場合も、非対称
性は、縦方向の対称線4からの曲率中心までの距離によ
ってもたらされる。内縁3の湾曲部8、9は円形にする
ことができる。好ましくは、後方の部分の側の湾曲部8
は放物線に似た走行線をもつ形を有し、次第に後方の部
分5の境界辺縁の直線部分へとつながる。図示していな
い実施例において、この湾曲部8は、その右端が縦方向
の対称線4をこえて延びるようにすることもできる。従
って、湾曲部9の曲率半径R2はもっとも小さくなる。
なぜなら、自由脚部6側にかかる負荷は他方に比べて小
さいからである。
【0014】ヘルドバー上でヘルドが動かなくなること
がないことを確実にするために、 ルドバーと接触する
ことになる内縁は湾曲部8と湾曲部9との間に直線部分
10を有する。この直線部分は、縦方向の対称線4に対
して非対称をなすのが好ましい。即ち、2個の湾曲
8、9の起点が縦方向の対称線からそれぞれ異なる距離
に位置する。直線部分10と内縁3の湾曲部の形状によ
って、ヘルドバー上でヘルドに十分に自由な遊びが提供
されるので、端部ループが変形してもヘルドが引っかか
って動けなくなることもなく、製造される織物にすじ状
の欠点を生じさせることもない。
【0015】図2の点線は、図1との差異をはっきりさ
せるために、従来のヘルドのコーナー部分11、12を
示す。
【0016】前記のJ形端部ループにおいては、一方の
内縁だけが前述のように形成される。これに対して、図
3に示すC字形端部ループは、それぞれがヘルドバー
4と接触する端部ループの開口の相互に対向して位置す
る2個の内縁を有する。このC字形端部ループにおい
て、ヘルドバーに対面する内縁を前記と同様に形成する
ことができる。しかし、他方、前記の内縁の特殊な形を
やめて、従来の円形の弓弧を有する図2に示す内縁にす
ることもできる。なぜなら、ヘルドの中心部に当接する
端部ループ部分にかかる負荷は小さいからである。
【0017】図4はヘルドバー15上の前記のJ形端部
ループ1を示す。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るヘル
ドは特許請求の範囲の請求項各項に記載した構成を具備
したことによって、端部ループはヘルドバーに対して
分な遊びを有することとなり、同端部ループがヘルド
ーに引っかかって動かなくなることを防止し、ヘルドの
破壊と織られる織物に縞状の欠陥が発生することを防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るJ形端部ループの拡大
図である。
【図2】前記ループの拡大図であり、従来の形状を点線
で示す。
【図3】ヘルドバーのC形端部ループの立面図である。
【図4】ヘルドバーのJ形端部ループの立面図である。
【符号の説明】
1 J形端部ループ 2 開口 3 開口の内縁 4 縦方向の対称線 5 後方の部分 6 自由脚部 7 最も折れ易いゾーン 8、9 湾曲部 10 直線部分 11、12 コーナー部分 14、15 ヘルドバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘルドバーの狭い側と接触する端部ルー
    プ(1)の内縁(3)の部分が端部ループ(1)を通る
    縦方向の対称線(4)に対して非対称の輪郭を有し、同
    輪郭は、端部ループ(1)の後部分(5)側とそれと対
    向して位置する自由部(6)側とにおいて前記縦方向
    の対称線からの距離が異なって位置する曲率中心まわり
    の湾曲部(8、9)を有することを特徴とする後部分
    (5)と1本又は2本の対向して位置する自由脚部
    (6)ヘルドバーをはめこむことによってヘルドフレ
    ームのヘルドバー(14)、(15)に装着するため
    ルド軸の端部に配置されたJ形又はC形端部ループ
    (1)を有するヘルド。
  2. 【請求項2】 内縁(3)が湾曲部(8、9)間に直線
    辺縁部(10)を有し、前記湾曲部(8、9)は前記直
    線辺縁部(10)の両端より始まっており、かつ前記両
    端は前記対称線(4)に対して非対称をなすように配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載のヘルド。
  3. 【請求項3】 後方の部分(5)側にある端部ループ
    (1)の内縁の輪郭の湾曲部(8)の曲率半径が反対側
    に位置する自由部(6)側の湾曲部(9)の曲率半径
    より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘ
    ルド。
  4. 【請求項4】 後方の部分(5)側にある端部ループ
    (1)の湾曲部(8)はヘルドの中心へ向かって大きさ
    が増大する曲率半径を有し、好ましくは、それは放物線
    に似た形を有することを特徴とする請求項3に記載のヘ
    ルド。
  5. 【請求項5】 後方の部分(5)側にある端部ループ
    (1)の内縁の湾曲部(8)は縦方向の対称線(4)を
    こえて伸びることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載のヘルド。
JP3272175A 1990-11-08 1991-10-21 ヘルド Expired - Fee Related JPH0726277B2 (ja)

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DE40355829 1990-11-08

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JPH0625935A JPH0625935A (ja) 1994-02-01
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KR (1) KR920010052A (ja)
CN (1) CN1028120C (ja)
CZ (1) CZ280208B6 (ja)
DE (1) DE4035582C1 (ja)
TW (1) TW201335B (ja)

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CS335991A3 (en) 1992-05-13
EP0484644A1 (de) 1992-05-13
CN1028120C (zh) 1995-04-05
EP0484644B1 (de) 1994-06-08
TW201335B (ja) 1993-03-01
JPH0625935A (ja) 1994-02-01
US5176183A (en) 1993-01-05
CZ280208B6 (cs) 1995-12-13

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