JPH0625935A - ヘルド - Google Patents

ヘルド

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JPH0625935A
JPH0625935A JP3272175A JP27217591A JPH0625935A JP H0625935 A JPH0625935 A JP H0625935A JP 3272175 A JP3272175 A JP 3272175A JP 27217591 A JP27217591 A JP 27217591A JP H0625935 A JPH0625935 A JP H0625935A
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JP
Japan
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end loop
inner edge
slide bar
heald
curvature
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JP3272175A
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JPH0726277B2 (ja
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Bernhard Koch
コッホ、ベルンハルト
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Grob and Co AG
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Grob and Co AG
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • D03C9/02Healds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドバーに対して十分な遊びを有する端
部ループをそなえたヘルドを提供する。 【構成】 ヘルドの端部ループ(1)は、開口(2)に
スライドバーと接触する内縁(3)を有し、前記内縁
は、開口(2)を貫通する縦方向の対称線(4)に対し
て非対称の輪郭を有し、後方の部分(5)の側にある弓
形部(8)の曲率半径が大で、その端部ループの自由シ
ャンク(6)の側にある弓形部(9)の曲率半径の方が
小さい。端部ループの内縁に短コーナー円弧を有する従
来のヘルドに比べて、この端部ループは強化されてお
り、特に後方の部分の側の弓形部(8)の曲率半径を大
きくすることによって該後方の部分(5)の折れ易いゾ
ーンを強化する。2つの弓形部(8,9)に接続する直
線部分(10)によって、スライドバー上でヘルドが動
かなくなる危険を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端部ループの1本又は
2本の互いに対向して位置する自由シャンクをスライド
バーのまわりに係合させることによってヘルド軸のヘル
ドスライドバー上に支持体を装着するためヘルド軸の端
部に配置されたJ形又はC形の端部ループを有するヘル
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】直線形状の端部ループを有する前記の型
式の現在使用されているヘルドは、端部ループの開口の
内縁に小半径を有し、スライドバーに対して比較的大き
い遊びを有することによって、ヘルドをスライドバー上
で自由に調整することができ、そして、たて糸の方向へ
の糸の張力に対抗することができるようになっている。
今日の織機は次第に高い回転数以上で操作されているの
で、ヘルド軸(非常に迅速な振動を生じる)内のヘルド
は、それに対応して要求度も高くなる。なぜなら、ヘル
ドを支持するフレーム形状のヘルド軸の2本のフレーム
ロッドは、振動により生じる湾曲により互いに平行のま
まを保つことはできないので、高負荷がかかると、ヘル
ドの端部ループで破壊が発生し、特に、スライドバーと
接触する内縁の近くの領域の端部ループの後方の部分で
破壊が発生する。
【0003】従って、例えば、端部ループの接触内縁を
半円形に構成し、端部ループが該内縁によってそれに対
応して形成されたスライドバーに当接するようにするこ
とによって端部ループを強化する等の試みが種々の手段
を使って行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
端部ループが半円形内縁を有するヘルドは、スライドバ
ー上で引っかかって動かなくなる傾向があり、その結
果、ヘルドが破壊するばかりでなく、織られる織物に縞
状の欠陥が発生する。
【0005】本発明は、破壊する危険性がなくて著しく
高い負荷に耐えることができ、さらにまた、引っかかっ
て動かなくなる可能性を排除し、動かなくなることによ
って生じるマイナス効果を排除するようにスライドバー
に対して十分な遊びを有するような端部ループを有する
ヘルドを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用】前記の課題を解決
するために、本発明のヘルドは請求項1に記載の特徴を
有する。
【0007】好ましくは、端部ループの内縁の輪郭は後
方の部分の側で弓状をなし、この曲率半径は反対の自由
シャンク側の円弧の曲率半径より大きくする。この大き
い方の弓状部は、また、好ましくはヘルドの中心へ向か
うにつれて増大する曲率半径を有するので内縁の走行線
は放物線に似た形を有する。
【0008】スライドバー上でヘルドが引っかかって動
かなくなることがないようにするために、本発明の好ま
しい実施態様では、内縁の両弓形部間に直線の辺縁部分
を形成し、それらの弓形部の起点をこの直線部分の2つ
の端部位置させ、それらの弓形部は縦方向の対称線に対
して非対称的に配置されるようにする。
【0009】このように直線の辺縁部分を形成し、さら
に、縦方向の対称線の両側にある曲率を互いに相違させ
ることによって、ヘルドは、動かなくなったり、織り製
品に縞状の欠点が発生することを防止できるように、ス
ライドバー上に十分に自由な遊びを有することになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面によ
って説明する。
【0011】図1には、ここには示していないヘルドか
ら取出した2個のJ形端部ループ1の1つが示されてい
る。端部ループの開口2には、図示していないスライド
バーがはまるので、開口2の内縁3を有する端部ループ
はスライドバーに当接する。端部ループ2の中心を通っ
て伸びる縦方向の対称線4の一側には、後方の部分5が
伸長し、他側には自由シャンク6が伸長する。後方の部
分5は、高負荷において折れ易い最も危険なゾーン7を
含み、このゾーンは端部ループの開口2の上部内縁3と
ほぼ同じ高さに位置する。
【0012】この危険なゾーン7を強化するために、端
部ループの内縁は、スライドバーの狭い側と接触するこ
とになる部分3に、縦方向の対称線4に対して非対称の
輪郭を有する。好ましくは、後方の部分5の側の弓形部
8の曲率半径R1は、自由シャンク6のそれに対向して
位置する側の弓形部9の半径R2より大きい。いずれの
場合も、非対称性は、縦方向の対称線4からの曲率中心
までの距離によってもたらされる。内縁3の弓形部8,
9は円形にすることができる。好ましくは、後方の部分
の側の弓形部8は放物線に似た走行線をもつ形を有し、
次第に後方の部分5の境界辺縁の直線部分へとつなが
る。図示していない実施例において、この弓形部8は、
その右端が縦方向の対称線4をこえて伸長するようにす
ることもできる。従って、弓形部9の曲率半径R2はも
っとも小さくなる。なぜなら、自由シャンク6側にかか
る負荷は他方に比べて小さいからである。
【0013】スライドバー上でヘルドが動かなくなるこ
とがないようにするために、スライドバーと接触するこ
とになる内縁は弓形部8と弓形部9との間に直線部分1
0を有する。この直線部分は、縦方向の対称線4に対し
て非対称をなすのが好ましい。即ち、2個の弓形部8,
9の起点が縦方向の対称線からそれぞれ異なる距離に位
置する。直線部分10と内縁3の弓形部の形状によっ
て、スライドバー上でヘルドに十分に自由な遊びが提供
されるので、ヘルドが引っかかって動かなくなることも
なく、製造される織物にすじ状の欠点を生じさせること
もない。
【0014】図2の点線は、図1との差異をはっきりさ
せるために、従来のヘルドのコーナー部分11,12を
示す。
【0015】前記のJ形端部ループにおいては、一方の
内縁だけが前述のように形成される。これに対して、図
3に示すC字形端部ループは、それぞれがスライドバー
14と接触する端部ループの開口の相互に対向して位置
する2個の内縁を有する。このC字形端部ループにおい
て、スライドバーに対面する内縁を前記と同様に形成す
ることができるが、他方、前記の内縁の特殊な形をやめ
て、従来の円形の弓弧を有する図2に示す内縁にするこ
ともできる。なぜなら、ヘルドの中心部に当接する端部
ループ部分にかかる負荷は小さいからである。
【0016】図4はスライドバー15上の前記のJ形端
部ループ1を示す。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るヘル
ドは特許請求の範囲の請求項各項に記載した構成を具備
したことによって、端部ループはスライドバーに十分な
遊びを有することとなり、同端部ループがスライドバー
に引っかかって動かなくなることを防止し、ヘルドの破
壊と織られる織物に縞状の欠陥が発生することを防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るJ形端部ループの拡大
図である。
【図2】前記ループの拡大図であり、従来の形状を点線
で示す。
【図3】スライドバーのC形端部ループの立面図であ
る。
【図4】スライドバーのJ形端部ループの立面図であ
る。
【符号の説明】
1 J形端部ループ 2 開口 3 開口の内縁 4 縦方向の対称線 5 後部分 6 自由シャンク 7 最も折れ易いゾーン 8,9 弓形部 10 直線部分 11,12 コーナー部分 14,15 スライドバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドバーの狭い側と接触する端部ル
    ープ(1)の内縁(3)の部分が端部ループ(1)を通
    る縦方向の対称線(4)に対して非対称の輪郭を有し、
    同輪郭は、端部ループ(1)の後部分(5)側とそれと
    対向して位置する自由軸部(6)側とにおいて前記縦方
    向の対称線からの曲率中心までの距離が異なる弓形部
    (8,9)を有することを特徴とする端部ループの後方
    の部分と1本のシャンク、又は2本の対向して位置する
    自由シャンクにスライドバーをはめこむことによってス
    ライドバーにウェブ軸を装着するためスライドバーの端
    部に配置されたJ形又はC形端部ループを有するヘル
    ド。
  2. 【請求項2】 内縁(3)が弓形部(8,9)間に直線
    辺縁部分(10)を有し、前記対称線(4)に対して非
    対称をなす前記弓形部の端部が前記直線部分の端部で始
    まることを特徴とする請求項1に記載のヘルド。
  3. 【請求項3】 後方の部分(5)側にある端部ループ
    (1)の内縁の輪郭の弓形部(8)の曲率半径が反対側
    に位置する自由軸部(6)側の弓形部(9)の曲率半径
    より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘ
    ルド。
  4. 【請求項4】 後方の部分(5)側にある端部ループ
    (1)の弓形の内縁(8)はヘルドの中心へ向かって大
    きさが増大する曲率半径を有し、好ましくは、それは放
    物線に似た形を有することを特徴とする請求項3に記載
    のヘルド。
  5. 【請求項5】後方の部分(5)側にある端部ループの内
    縁の弓形部(8)は縦方向の対称線(4)をこえて伸び
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    のヘルド。
JP3272175A 1990-11-08 1991-10-21 ヘルド Expired - Fee Related JPH0726277B2 (ja)

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CN (1) CN1028120C (ja)
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DE (1) DE4035582C1 (ja)
TW (1) TW201335B (ja)

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EP0484644B1 (de) 1994-06-08
CN1028120C (zh) 1995-04-05
EP0484644A1 (de) 1992-05-13
US5176183A (en) 1993-01-05
TW201335B (ja) 1993-03-01
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CS335991A3 (en) 1992-05-13
CZ280208B6 (cs) 1995-12-13
DE4035582C1 (ja) 1991-10-17
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