JPH0361778B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0361778B2 JPH0361778B2 JP58075646A JP7564683A JPH0361778B2 JP H0361778 B2 JPH0361778 B2 JP H0361778B2 JP 58075646 A JP58075646 A JP 58075646A JP 7564683 A JP7564683 A JP 7564683A JP H0361778 B2 JPH0361778 B2 JP H0361778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eye
- main body
- flat
- heald
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、織機のフラツトヘルドの構成に関す
るものである。
るものである。
従来のフラツトヘルドは、ほゞ中央部に糸を通
すアイと称する小孔が設けられている。
すアイと称する小孔が設けられている。
アイは、フラツトヘルドの本体に、小孔を打抜
くか、又は本体の中央部を押し広げて、小孔を形
成し次に糸をアイに通すために、アイ部分を、フ
ラツトヘルドの本体に対し、約30°ねじつてアイ
部を形成している。
くか、又は本体の中央部を押し広げて、小孔を形
成し次に糸をアイに通すために、アイ部分を、フ
ラツトヘルドの本体に対し、約30°ねじつてアイ
部を形成している。
そのために、上記アイ部を有するフラツトヘル
ドを織機に並列して取付ける際に上記アイ部のね
じりにより、フラツトヘルド間に間隙を生じ、横
密度の大きい布を織るときは、ヘルド本体の厚み
を薄くしなければならない。
ドを織機に並列して取付ける際に上記アイ部のね
じりにより、フラツトヘルド間に間隙を生じ、横
密度の大きい布を織るときは、ヘルド本体の厚み
を薄くしなければならない。
最近、ジエツト織機などの革新織機が開発さ
れ、急速に増加する傾向にあるが、革新織機は高
速でヘルド上下させるために、強度的に問題を生
じ、フラツトヘルドの厚みを薄く出来ず一方巾を
広くすると、重くなつて、高速化に支障を生じる
という欠点がある。
れ、急速に増加する傾向にあるが、革新織機は高
速でヘルド上下させるために、強度的に問題を生
じ、フラツトヘルドの厚みを薄く出来ず一方巾を
広くすると、重くなつて、高速化に支障を生じる
という欠点がある。
第1図、第2図は従来のフラツトヘルドの平面
図、第3図は正面図、第4図はアイ部分の断面図
を示す。第1図のフラツトヘルドは本体1の断面
が矩形又は楕円形で、アイ2の部分を約30°ねじ
つて作られている。ヘルドの両端3,4は耳と称
しヘルド枠に取付けるために、孔5を設けたり、
耳形にするなど加工されている。
図、第3図は正面図、第4図はアイ部分の断面図
を示す。第1図のフラツトヘルドは本体1の断面
が矩形又は楕円形で、アイ2の部分を約30°ねじ
つて作られている。ヘルドの両端3,4は耳と称
しヘルド枠に取付けるために、孔5を設けたり、
耳形にするなど加工されている。
又、用途によつては、第2図のように、耳部と
本体とは、一直線にならず平行するようにされて
いる。
本体とは、一直線にならず平行するようにされて
いる。
アイ部分はねじられているために、断面図のよ
うに、アイの両側部分は本体に対し斜め(通常
30°)になつており、この両側部分は、アイの強
度上、一定の巾を必要とするので、本体の厚みA
に対し広くなり、この部分の見かけの厚みはBと
なる。
うに、アイの両側部分は本体に対し斜め(通常
30°)になつており、この両側部分は、アイの強
度上、一定の巾を必要とするので、本体の厚みA
に対し広くなり、この部分の見かけの厚みはBと
なる。
従つて、本体の巾を広くする程、このBの値は
大きくなり、見かけの厚みが厚くなつて、たて糸
の密度が減少するという欠点がある。
大きくなり、見かけの厚みが厚くなつて、たて糸
の密度が減少するという欠点がある。
本発明は上記従来の欠点を解消するものであり
以下本発明のフラツトヘルドの1実施例を図面に
基いて説明する。
以下本発明のフラツトヘルドの1実施例を図面に
基いて説明する。
実施例 1
第5図に本発明のフラツトヘルドのアイ部の1
実施例の断面図を示す。
実施例の断面図を示す。
アイ部、耳部を有するフラツトヘルドにおいて
図に示す様にアイ部本体をヘルド本体に傾斜して
設け、アイ部本体に続く両側縁部6をヘルド本体
1と略平行に各々折曲げ形成し更に上記アイ部本
体に小孔2を設けてアイ部分を形成して本発明の
フラツトヘルドを構成する。
図に示す様にアイ部本体をヘルド本体に傾斜して
設け、アイ部本体に続く両側縁部6をヘルド本体
1と略平行に各々折曲げ形成し更に上記アイ部本
体に小孔2を設けてアイ部分を形成して本発明の
フラツトヘルドを構成する。
本発明のフラツトヘルドは上記構成よりなるた
め、本体の巾を第6図のごとく広くしていつて
も、見かけの厚みB寸法はヘルドの厚みと、アイ
の小孔の寸法で決まる一定値であり、本体の巾を
大きく出来るので本体の厚みを更に薄くしても強
度的に問題はなくB寸法はより小さくできる。
め、本体の巾を第6図のごとく広くしていつて
も、見かけの厚みB寸法はヘルドの厚みと、アイ
の小孔の寸法で決まる一定値であり、本体の巾を
大きく出来るので本体の厚みを更に薄くしても強
度的に問題はなくB寸法はより小さくできる。
したがつて、第6図のように、耳部と本体が一
直線でない場合も、曲つている箇所6の巾が広く
なり、この部分で折れたり歪んだりすることが減
少する。
直線でない場合も、曲つている箇所6の巾が広く
なり、この部分で折れたり歪んだりすることが減
少する。
又、耳部の巾も広くなつて、従来のように耳部
で切断することが減少する。
で切断することが減少する。
さらに、アイの両側縁部は本体と平行であるの
で、アイを通る糸や、ヘルド間を通る糸に対して
も、両側縁部は平行であり、従来の斜めのヘルド
のように糸を角で損傷せず、糸の左右への振動を
押えるので、糸切れ、毛羽発生を減少し、布の組
織を均一にする。
で、アイを通る糸や、ヘルド間を通る糸に対して
も、両側縁部は平行であり、従来の斜めのヘルド
のように糸を角で損傷せず、糸の左右への振動を
押えるので、糸切れ、毛羽発生を減少し、布の組
織を均一にする。
実施例 2
第7図に示すように、アイ部を本体1に対し直
角又は直角に近く曲げ、アイ部の両側縁部6を本
体と平行に、又アイに対し直角に曲げて本発明の
フラツトヘルドを構成する。
角又は直角に近く曲げ、アイ部の両側縁部6を本
体と平行に、又アイに対し直角に曲げて本発明の
フラツトヘルドを構成する。
従来のアイ部では、本体に対しねじつて作るの
で、ねじり方が大きいと、見かけの厚みBが大き
くなり、約30°としていたが、本発明ではアイ部
の両側縁部分が、本体に平行であるからアイは本
体に対し直角とすることもでき、アイの巾は糸の
厚みに近くなるまで小さくすることが出来る。
で、ねじり方が大きいと、見かけの厚みBが大き
くなり、約30°としていたが、本発明ではアイ部
の両側縁部分が、本体に平行であるからアイは本
体に対し直角とすることもでき、アイの巾は糸の
厚みに近くなるまで小さくすることが出来る。
従つて、本体の巾は、さらに小さくできるの
で、軽くすることもできる。
で、軽くすることもできる。
本発明は、アイ部の両側縁部分を本体に平行に
するだけで、従来のフラツトヘルドのもつていた
欠点を解消し、フラツトヘルドの設計を容易に
し、高強度とし、織機の高速化が可能となつた。
するだけで、従来のフラツトヘルドのもつていた
欠点を解消し、フラツトヘルドの設計を容易に
し、高強度とし、織機の高速化が可能となつた。
本発明のフラツトヘルドは従来のフラツトヘル
ドと厚み、および巾を同一とした時、布のたて糸
の密度を約1.2〜1.8倍多くすることが出来る等優
れた効果を有する発明である。
ドと厚み、および巾を同一とした時、布のたて糸
の密度を約1.2〜1.8倍多くすることが出来る等優
れた効果を有する発明である。
第1図、第2図は従来のフラツトヘルドの平面
図、第3図は同正面図、第4図は従来のアイ部の
断面図、第5図は本発明のフラツトヘルドの1実
施例を示すアイ部の断面図、第6図は本発明の他
の実施例の平面図、第7図は本発明のアイ部の他
の実施例を示す断面図である。 1……ヘルド本体、2……小孔、3,4……
耳、5……孔、6……側縁部。
図、第3図は同正面図、第4図は従来のアイ部の
断面図、第5図は本発明のフラツトヘルドの1実
施例を示すアイ部の断面図、第6図は本発明の他
の実施例の平面図、第7図は本発明のアイ部の他
の実施例を示す断面図である。 1……ヘルド本体、2……小孔、3,4……
耳、5……孔、6……側縁部。
Claims (1)
- 1 小孔を有するアイ部本体をヘルド本体に傾斜
して設け、上記アイ部本体に続く両側縁部をヘル
ド本体と略平行に各々折曲げ形成したことを特徴
とするフラツトヘルド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7564683A JPS59199834A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | フラツトヘルド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7564683A JPS59199834A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | フラツトヘルド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59199834A JPS59199834A (ja) | 1984-11-13 |
JPH0361778B2 true JPH0361778B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=13582223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7564683A Granted JPS59199834A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | フラツトヘルド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59199834A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5348055A (en) * | 1993-05-06 | 1994-09-20 | Steel Heddle Mfg. Co. | Heddle eyelet structure |
DE4336362C1 (de) * | 1993-10-25 | 1994-10-13 | Grob & Co Ag | Fadenauge für Weblitze |
DE19917868B4 (de) * | 1999-04-20 | 2007-05-10 | Grob Horgen Ag | Weblitzen für paarweisen Einsatz |
KR200450270Y1 (ko) | 2008-08-06 | 2010-09-15 | 네젠텍주식회사 | 직기용 종광 |
KR100987372B1 (ko) * | 2009-08-25 | 2010-10-12 | 김재근 | 합성수지제 직기용 종광의 종광눈 형성방법 |
CN111048265A (zh) * | 2019-12-18 | 2020-04-21 | 芜湖航天特种电缆厂股份有限公司 | 防止纺织织带机编织扁电缆造成电缆损伤的方法 |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP7564683A patent/JPS59199834A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59199834A (ja) | 1984-11-13 |
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