JPH07258147A - 酸塩化物及び酸アミドの製造方法 - Google Patents
酸塩化物及び酸アミドの製造方法Info
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- JPH07258147A JPH07258147A JP6266241A JP26624194A JPH07258147A JP H07258147 A JPH07258147 A JP H07258147A JP 6266241 A JP6266241 A JP 6266241A JP 26624194 A JP26624194 A JP 26624194A JP H07258147 A JPH07258147 A JP H07258147A
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Abstract
めの新しい方法を提供する。 【構成】 一般式 【化1】 (式中、Arは置換されていてもよい芳香族または複素
芳香族の基である)で表わされる化合物を製造する方法
において、一般式 【化2】 (式中、L1およびL2は独立して脱離基を表わし、Ar
は前記と同じ意味を有する)で表わされる化合物を、ル
イス酸および少なくとも2個の塩素原子を含む塩素化炭
素溶剤の存在下において水と反応させることを特徴とす
る酸塩化物の製造方法。
Description
製造方法に関する。
8〜9頁には芳香族酸塩化物の製造方法が記載されてい
る。この方法ま置換されたベンジリジン塩化物を鉄(II
I価)塩化物の存在下にヘキサメチルジシロキサンと反応
させて相当する置換されたベンゾイル塩化物を製造する
ことを包含する。この反応においてトリメチルクロロシ
ランが生成するが、この化合物は再使用のために元のヘ
キサメチルシロキサンへ加水分解しなければならない。
J.O.C.(1960)第115〜7頁にはトリクロ
ロメチル化合物を金属塩化物を触媒とする加水分解によ
って酸を生成する方法が記載されている。例えば、この
文献には(トリクロロメチル)ベンゼンを塩化第二鉄お
よび溶剤としてのクロロホルムの存在下で水と反応させ
て安息香酸を製造できることが記載されている。
び酸アミドを効率よく製造するための新しい方法を提供
することをその課題とする。
芳香族の基である)で表わされる化合物を製造する方法
において、一般式
は前記と同じ意味を有する)で表わされる化合物を、ル
イス酸および少なくとも2個の塩素原子を含む塩素化炭
素溶剤の存在下において水と反応させることを特徴とす
る酸塩化物の製造方法が提供される。
芳香族の基を表わし、R2は水素原子またはアルキル基
を表わし、R3は水素原子であるかあるいはアルキル基
またはアルケニル基を表わし、単一またはそれぞれの基
Dは独立してハロゲン原子、アルキル基、ニトロ基、シ
アノ基、ハロアルキル基、アルコキシ基またはハロアル
コキシ基を表わし、nは0または1を表わし、mは0ま
たは1〜5の整数を表わす)で表わされる化合物の製造
方法において、前記の方法で得られた一般式
酸塩化物と、一般式
する)で表わされるアミン化合物とを反応させることを
特徴とする方法が提供される。
たはアルキル基またはハロアルキル基であり、R2は水
素原子またはアルキル基であり、R3は水素原子である
かあるいはアルキル基またはアルケニル基であり、単一
またはそれぞれの基Dは独立してハロゲン原子、アルキ
ル基、ニトロ基、シアノ基、ハロアルキル基、アルコキ
シ基またはハロアルコキシ基であり、nは0または1で
あり、mは0または1〜5の整数であり、基Eのそれぞ
れは独立してハロゲン原子または場合により置換された
アルキル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アル
キニルオキシ基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニル基、アルキルチオカルボニル基、アルキル
カルボニル基、アミド基、アルキルアミド基、ニトロ
基、アルキルチオ基、ハロアルキルチオ基、アルケニル
チオ基、アルキニルチオ基、アルキルフィニル基、アル
キルスルホニル基、アルキルオキシイミノアルキル基ま
たはアルケニルオキシイミノアルキル基であり、Xは0
または1〜5の整数である)で表わされる化合物の製造
方法において、前記の方法で得られた一般式
D、nおよびmは前記と同じ意味を有する。)で表わさ
れる酸アミドと、一般式
されるフェノール化合物とを反応させることを特徴とす
る方法が提供される。
I)で表わされる化合物を製造する方法において、前記
の方法で得られた一般式
る。)で表わされる酸塩化物と、一般式
する)で表わされるアミン化合物とを反応させることを
特徴とする方法が提供される。
塩素原子は反応中に遷移状態または中間体を形成し、こ
れが一般式(I)で表わされる所望の酸塩化物の優先的
生成を助長すると信じられている。各L1、L2は独立し
てハロゲン原子を表わすのが好ましい。好適なハロゲン
原子は塩素、臭素およびよう素などの原子である、前記
の基L1およびL2の双方が塩素原子を表わすのが好まし
い。前記のルイス酸は弱ルイス酸であるのが好ましい。
前記のルイス酸は遷移金属のハロゲン化物であるのが好
ましい。また、前記のルイス酸が遷移金属の塩化物であ
るのが好ましい。これらの遷移金属は鉄、カリウムおよ
びアンチモンを包含するのが好ましい。また、ルイス酸
かFeCl3、GaCl3およびSbCl5を包含するの
が好ましい。さらに好適には前記ルイス酸は塩化第二鉄
(FeCl3)である。前記のルイス酸例えば塩化第二
鉄は実質的に無水であるのが好ましい。前記の製造方法
には前記ルイス酸の触媒量を添加するのが好ましい。例
えば、前記一般式(II)で表わされる化合物に対する前
記ルイス酸のモル比は0.15よりも少ないのが好まし
く、0.1よりも少ないのがさらに好ましい。
炭素原子を含有しているのが好ましい。前記の塩素原子
のそれぞれは前記の少なくとも2個の炭素原子のそれぞ
れに結合しているのが好ましい。前記の塩素化炭素溶剤
は2個の隣接した炭素原子のそれぞれに結合した塩素原
子を包含するのが好ましい。前記の塩素化炭素溶剤は好
適には下記一般式で表わされるものである。
個は塩素原子であり、他のそれぞれは独立して水素原子
またはハロゲン原子(特に塩素原子)または場合により
置換されたアルキル基またはアルケニル基から選択さ
れ、a=0または1であり、p=q=0または1である
が、a=1である場合にはp=q=1である。
いて、a=0であるのが好ましい。A、B、X、Y、P
およびQの少なくとも2個が塩素原子を表わし、そして
他の基が独立して水素原子または塩素原子を表わすかあ
るいはまた場合により置換されたそして好適には置換さ
れていないC1〜4アルキル基であるのが好ましい。前記
の塩素化炭素溶剤は水に対して低い溶解度を示すのが好
ましい。この点からディーン・シュターク装置を使用し
て水をゆっくりと反応混合物に運ぶことができる。好適
な塩素化炭素溶剤は水に対して25℃で0.30g/水
100gよりも小さい溶解度を持ち、25℃で0.20
g/水100gよりも小さい溶解度を持つのが好まし
い。前記の塩素化炭素溶剤は1,2−ジクロロエタンで
あるのが好ましい。この溶剤は25℃で0.5g/水1
00gの溶解度(Techniques of Org
anic Chemistry 第VII巻、有機溶剤の
項参照)を持つ。ジクロロエタンは一般式(I)で表わ
される所望の酸塩化物を優先的に生成する用途に意外に
も有利な溶剤であることが判った。
化合物および水の約等モル量を一緒に反応させるのが好
ましい。この方法において一般式(II)の化合物および
ルイス酸を前記の塩素化炭素溶剤中で好適には高めた温
度において好適には還流下で混合するのが好ましい。前
記の水はこの混合物に長時間に亘って添加するのが好ま
しい。この添加中、反応混合物を還流するのが好まし
い。前記の水はこの反応混合物に全量がこの反応混合物
中に溶解するように加えるのが好ましい。ディーン・シ
ュターク装置はこの目的を達成するのに利用される。こ
のディーン・シュターク装置によって水がこの反応混合
物の塩素化炭素溶剤中に溶解し、この塩素化炭素溶剤が
水で飽和される。添加した水が一般式(II)の化合物と
反応後、ルイス酸をこの混合物から例えば濾過により除
去することができる。
単離することができる。あるいはまたこの反応混合物中
の一般式(I)の化合物をさらに反応させることができ
る。例えば本発明の方法は、ヨーロッパ特許出願明細書
第0447004号(出願人:シェル)に記載された除
草効果のあるカルボキサミド誘導体の製造に利用するこ
とができる。この出願の内容は番号を引用することで本
明細書に記載したものとする。この場合、一般式(I)
で表わされる化合物中の基Arは場合により置換された
複素芳香族基であるのが好ましい。この置換されていて
もよい複素芳香族基は一般式、
るいはアルキル基またはハロアルキル基であり、Zはハ
ロゲン原子である)で表わされる置換されていてもよい
ピリジル基であるのが好ましい。この一般式(IV)で表
わされる前記のピリジル基においてZが塩素原子であり
R1が水素原子であるのが好ましい。
の反応は、この一般式(I)で表わされる化合物と一般
式
は水素原子であるかあるいはアルキル基またはアルケニ
ル基であり、単一またはそれぞれの基Dは独立して、ハ
ロゲン原子、アルキル基、ニトロ基、シアノ基、ハロア
ルキル基、アルコキシ基またはハロアルコキシ基を表わ
し、nは0または1であり、mは0または1〜5の整数
を表わす)で表わされる化合物との反応を包含し、一般
式
を持つ)で表わされる酸アミドを生成させる。一般式
(VI)の前記化合物において、R3が水素原子であり、
mが1であり、基Dがアミノ基に対して4−位置にある
ふっ素原子であり、nが0であるのが好ましい。
されるフェノール化合物を反応させることにより、下記
一般式(VII)で表わされる化合物を生成させることが
できる。
味を有し、基Eのそれぞれは独立してハロゲン原子また
は場合により置換されたアルキル基、アルコキシ基、ア
ルケニルオキシ基、アルキニルオキシ基、シアノ基、カ
ルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルキルチオ
カルボニル基、アルキルカルボニル基、アミド基、アル
キルアミド基、ニトロ基、アルキルチオ基、ハロアルキ
ルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ基、アル
キルスルフイニル基、アルキルスルホニル基、アルキル
オキシイミノアルキル基またはアルケニルオキシイミノ
アルキル基であり、Xは0または1〜5の整数である。
般式
アミン化合物を反応させることにより得ることができ
る。
よび(VII)で表わされる酸アミドの製造方法が提供さ
れる。本発明はさらに前記方法により製造された一般式
(I)で表わされる化合物を包含する。本発明はさらに
前記方法により製造された一般式(VI)で表わされる化
合物を包含する。本発明はさらに前記方法により製造さ
れた一般式(VII)で表わされる化合物を包含する。
明する。
ルの化合物〕ディーン・シュターク分離器を使用してニ
トラピリン〔すなわち2−クロロ−6−(トリクロロメ
チル)ピリジン、一般式(II)で表わされる化合物にお
いてArが2−クロロ−6−ピリジルであり、L1=L2
=Cl〕の46.2g(0.2M)、1,2−ジクロロ
エタン1リットルおよび無水塩化第二鉄(FeCl3)
8.1g(0.04M)を30分間還流下で撹拌した。
次いで水(3.6g)をディーン・シュターク分離器に
加え、この反応混合物を還流下に24時間撹拌した。こ
の時間までにすべての水が消費された。得られた反応混
合物を4−フルオロアニリンで処理した反応生成物(実
施例2参照)についての気−液クロマトグラフィーは生
成物93%を示した。次いで前記で得られた反応混合物
から塩化第2塩を濾去し、濾液を濃縮した。
ジンカルボキサミドの製造 実施例1の濃縮した濾液に4−フルオロアニリン28g
(0.25M)を20〜70℃で加えた。次いでこの混
合物を還流下に3/4時間撹拌した。この時間までにガ
スの発生は止んだ。次にこの混合物を20℃に冷却し、
希塩酸で洗浄し、濃縮すると赤褐色の油状物(50.5
g)が得られた。次いでこれをジクロロメタンに溶解
し、SiO2パッドを通過させると所望生成物37.3
g(添加したニトラピリンにもとづく収量:74%)が
得られた。気一液クロマトグラフィーは99%の純度を
示した。
リフルオロメチルフェノキシ)−6−ピリジンカルボキ
サミドの製造 ジメチルホルムアミド1.8リットル中の炭酸カリウム
435g(3.15モル)のスラリーに例2のピリジン
カルボキサミド752g(3.0モル)および3−トリ
フルオロメチルフェノール502g(3.1モル)を加
え、この混合物を窒素気中、5時間還流させた。約12
0℃の温度で二酸化炭素の発生が始まった。冷却後、こ
の反応混合物を0.6M塩酸10.5リットルに加え、
塩化メチレン(2×2.5リットル)で抽出した。有機
抽出物を合して水10リットルで洗い直し、次いで溶剤
をフラッシュした。シリカゲルの短いコラムを通して脱
色後の残渣をシクロヘキサン/イソプロパノール(1:
3)4.7リットルから再結晶させると融点105〜1
07℃の標題化合物が835g(収率74%)得られ
た。
M)、塩化第二鉄4.1g(0.02M)及び1,2−
ジクロロエタン(500ml)をディーン・シュターク
装置で水よりも重い条件下で還流しながら撹拌した。次
に水1.8gをこのディーン・シュターク装置に加え、
そしてこの混合物を4時間還流した。この時間までに全
部の水が消費された。次にこの混合物をハイフロ(商品
名)を通して濾過し、塩化第二鉄を除いた。
の製造 実施例4の濾液にかきまぜながら15分間を要して4−
フルロアニリン22.2g(0.22M)を加えた。次
に希釈した塩酸を加え、有機層を分離し、残部を濃縮す
ると暗赤色の固体(25g)が得られた。この固体をジ
クロロメタン中に溶解し、SiO2パッドを通すと標題
の化合物6.3g(収率29%)が得られた。
酸アミドを効率よく製造することができる。
Claims (11)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、Arは置換されていてもよい芳香族または複素
芳香族の基である)で表わされる化合物を製造する方法
において、一般式 【化2】 (式中、L1およびL2は独立して脱離基を表わし、Ar
は前記と同じ意味を有する)で表わされる化合物を、ル
イス酸および少なくとも2個の塩素原子を含む塩素化炭
素溶剤の存在下において水と反応させることを特徴とす
る酸塩化物の製造方法。 - 【請求項2】 L1およびL2のそれぞれがハロゲン原子
を表わす請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記L1およびL2の双方が塩素原子を表
わす請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 前記ルイス酸が塩化第二鉄(FeC
l3)である前記請求項1〜3に記載のいずれかの方
法。 - 【請求項5】 前記の塩素化炭素溶剤が、一般式 【化3】 〔式中、A、B、X、Y、PおよびQの少なくとも2個
は塩素原子であり、他のそれぞれは独立して水素原子ま
たはハロゲン原子または置換されていてもよいアルキル
基またはアルケニル基から選択され、aは0または1で
あり、pおよびqは0または1であるが、aが1である
場合にはpおよびqは1である〕で表わされる前記請求
項1〜4に記載のいずれかの方法。 - 【請求項6】 前記の塩素化炭素溶剤がジクロロエタン
である前記請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記の基Arが一般式 【化4】 (式中、R1は水素原子または塩素原子あるいはアルキ
ル基またはハロアルキル基であり、Zはハロゲン原子を
表わす)で表わされる置換されていてもよいピリジル基
である前記請求項1〜6に記載のいずれかの方法。 - 【請求項8】 前記のArが一般式 【化8】 (式中、R1は水素原子またはハロゲン原子であるかま
たはアルキル基またはハロアルキル基であり、基Eのそ
れぞれは独立してハロゲン原子または置換されていても
よいアルキル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、
アルキニルオキシ基、シアノ基、カルボキシル基、アル
コキシカルボニル基、アルキルチオカルボニル基、アル
キルカルボニル基、アミド基、アルキルアミド基、ニト
ロ基、アルキルチオ基、ハロアルキルチオ基、アルケニ
ルチオ基、アルキニルチオ基、アルキルフィニル基、ア
ルキルスルホニル基、アルキルオキシイミノアルキル基
またはアルケニルオキシイミノアルキル基であり、Xは
0または1〜5の整数である)で表わされる複素芳香族
基である請求項1〜6に記載のいずれかの方法。 - 【請求項9】 一般式 【化6】 (式中、Arは置換されていてもよい芳香族または複素
芳香族の基を表わし、R2は水素原子またはアルキル基
を表わし、R3は水素原子であるかあるいはアルキル基
またはアルケニル基を表わし、単一またはそれぞれの基
Dは独立してハロゲン原子、アルキル基、ニトロ基、シ
アノ基、ハロアルキル基、アルコキシ基またはハロアル
コキシ基を表わし、nは0または1を表わし、mは0ま
たは1〜5の整数を表わす)で表わされる化合物の製造
方法において、請求項1〜6に記載のいずれかの方法で
得られた一般式 【化1】 (式中、Arは前記と同じ意味を有する)で表わされる
酸塩化物と、一般式 【化5】 (式中、R2、R3、D、n及びmは前記と同じ意味を有
する)で表わされるアミン化合物とを反応させることを
特徴とする方法。 - 【請求項10】 一般式 【化7】 (式中、R1は水素原子またはハロゲン原子であるかま
たはアルキル基またはハロアルキル基であり、R2は水
素原子またはアルキル基であり、R3は水素原子である
かあるいはアルキル基またはアルケニル基であり、単一
またはそれぞれの基Dは独立してハロゲン原子、アルキ
ル基、ニトロ基、シアノ基、ハロアルキル基、アルコキ
シ基またはハロアルコキシ基であり、nは0または1で
あり、mは0または1〜5の整数であり、基Eのそれぞ
れは独立してハロゲン原子または置換されていてもよい
アルキル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アル
キニルオキシ基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニル基、アルキルチオカルボニル基、アルキル
カルボニル基、アミド基、アルキルアミド基、ニトロ
基、アルキルチオ基、ハロアルキルチオ基、アルケニル
チオ基、アルキニルチオ基、アルキルフィニル基、アル
キルスルホニル基、アルキルオキシイミノアルキル基ま
たはアルケニルオキシイミノアルキル基であり、Xは0
または1〜5の整数である)で表わされる化合物の製造
方法において、請求項7に記載の方法で得られた一般式 【化9】 (式中、Zはハロゲン原子を示し、R1、R2、R3、
D、nおよびmは前記と同じ意味を有する)で表わされ
る酸アミドと、一般式 【化10】 (式中、EおよびXは前記と同じ意味を有する)で表わ
されるフェノール化合物とを反応させることを特徴とす
る方法。 - 【請求項11】 一般式 【化7】 (式中、R1は水素原子またはハロゲン原子であるかま
たはアルキル基またはハロアルキル基であり、R2は水
素原子またはアルキル基であり、R3は水素原子である
かあるいはアルキル基またはアルケニル基であり、単一
またはそれぞれの基Dは独立してハロゲン原子、アルキ
ル基、ニトロ基、シアノ基、ハロアルキル基、アルコキ
シ基またはハロアルコキシ基であり、nは0または1で
あり、mは0または1〜5の整数であり、基Eのそれぞ
れは独立してハロゲン原子または置換されていてもよい
アルキル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アル
キニルオキシ基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキ
シカルボニル基、アルキルチオカルボニル基、アルキル
カルボニル基、アミド基、アルキルアミド基、ニトロ
基、アルキルチオ基、ハロアルキルチオ基、アルケニル
チオ基、アルキニルチオ基、アルキルフィニル基、アル
キルスルホニル基、アルキルオキシイミノアルキル基ま
たはアルケニルオキシイミノアルキル基であり、Xは0
または1〜5の整数である)で表わされる化合物の製造
方法において、請求項7に記載の方法で得られた一般式 【化11】 (式中、E、R1およびXは前記と同じ意味を有する)
で表わされる酸塩化物と、一般式 【化5】 (式中、R2、R3、D、n及びmは前記と同じ意味を有
する)で表わされるアミン化合物とを反応させることを
特徴とする方法。
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