JPS61143339A - アニリン類とその製造方法 - Google Patents

アニリン類とその製造方法

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JPS61143339A
JPS61143339A JP59267139A JP26713984A JPS61143339A JP S61143339 A JPS61143339 A JP S61143339A JP 59267139 A JP59267139 A JP 59267139A JP 26713984 A JP26713984 A JP 26713984A JP S61143339 A JPS61143339 A JP S61143339A
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Tsutomu Irikura
勉 入倉
Seigo Suzue
清吾 鈴江
Takayoshi Ishizaki
孝義 石崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(I) (式中、Rは弗素原子、シクロプロピルアミノ基あるい
はN−低級アシルシクロプロピルアミノ基、Wは水素、
ニドO基またはアミノ基、XおよびYは各々、同一また
は異なるハロゲン原子を示す。
ここで R1およびR2は各々、水素あるいは低級アル
キル基、R3は水素、低級アルキル基、低級アシル基、
低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジル基あ
るいはp−アミノベンジル基、R4は水素、低級アルキ
ル基、p−ニトロベンジル基あるいはp−アミノベンジ
ル基、R5は水素、低級アルキル基、低級アシル基ある
いは低級アルコキシカルボニル基である。また、R4と
R5とでフタロイル基でも良い。
但し、RおよびZが同時に弗素原子になることはない。
) で表わされるアニリン類に関する。
かかるアニリン類は本発明者らによって初めて合成され
た新規化合物であって、医薬品の中間体として有用な化
合物である。例えば本発明化合物から、優れた抗菌活性
を有する化合物、1−シクaプロピル−6,8−ジフル
オロ −1,4−ジヒドロ づ−(3−メチル、4−メ
チル、4−アミノベンジルまたは無置換−1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ −3−キノリンカルボン酸あるい
は7−(3−アミノメチル−1−ピロリジニル)−1−
シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリンカルボン酸を製造することがで
きる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかるキノロンカルボン酸類も本発明者らによって初め
て合成された新規化合物であり、その製造方法として、
例えば、以下の方法が示される。
<R″=H、CI〜13) 本発明はかかるキノロンカルボン酸類の製造方法に関し
、収率の向上並びに操作の簡便化を目的とした新規な製
造方法確立のための中間体並びにその製造方法にかかわ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
ペンタフルオロニトロベンゼンとアミン類との反応は、
例えばテトラヘドロン、 23.1347(1967)
で示される様に、オルト異性体並びにパラ異性体が同時
に生成するため所望されるアニリン類の収量を減少させ
る。かくの如き性質はペンタフルオロニトロベンゼンに
限らず、オルト位並びにバラ位を弗素原子で置換された
ニトロベンゼン類に対し共通する。
本発明者らは一般式(I)で表わされるアニリン類をキ
ノロカルボン酸類の合成中間体として利用すべく、その
製造方法を鋭意研究の結果、2.3,4.5−テトラフ
ルオロニトロベンゼンとアミン類との反応に於て、無極
性溶媒中ではオルト異性体の収量が増加し、−力積性溶
媒中の反応では逆にパラ異性体の収量が増加することを
見出した。更に、かくの如き特性は2,3,4.5−テ
トラフルオロベンゼンに限らず一般式(II)(式中、
XおよびYは前記と同じ。) で表わされるニトロベンゼン類について一般的であるこ
とも分った。
一般式(n)で表わされる化合物に適当な無極性溶媒、
例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、ヘキサン、シクロヘキサン。
石油エーテル等の脂肪族炭化水素類あるいは塩化メチレ
ン、クロロホルム等のハロゲン化アルキル類中で、少な
くとも当m以上、好ましくは1から2当量のシクロプロ
ピルアミンを一20℃から使用した溶媒の沸点、好まし
くは0℃〜室温の温度範囲で作用させることにより一般
式(I[[)〈式中、XおよびYは前記と同じ。) で表わされる化合物が製造される。本反応においては、
脱酸剤として有機または無機塩基、例えばトリエチルア
ミン、ピリジン、炭酸カリウム。
酸化マグネシウム等の使用も好ましい。
一方、一般式(n)で表わされる化合物を適当な極性溶
媒、例えばエタノール、ジメチルスルホキシド(DMS
O)、ジメチルホルムアミド(DMF)テトラヒトフラ
ン(T)−IF)、ジオキサンあるいはそれら溶媒と水
との混合溶媒中で、少なくとも当量以上、好ましくは1
から2当ωの一般式Z’ H t ここで、R1およびR2は各々、水素あるいは低級アル
ギル基、R3は水素、低級アルキル基。
低級アシル基、低級アルコキシカルボニル基。
p−ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換され
ていてもよい叶アミノベンジルM、R4は水素、低級ア
ルキル基、p−ニトロベンジル基あるいはアシル基によ
り置換されていてもよいp−アミノベンジル基 R5は
水素、低級アルキル基、低級アシル基あるいは低級アル
コキシカルボニル基である。また、R4とR5とでフタ
ロイル基でも良い。) で表わされるアミン類と一20℃から溶媒の沸点好まし
くは10〜50℃の温度範囲内で作用さけることにより
一般式(V) (式中、X、YおよびZ′は前記と同じ。)で表わされ
る化合物が製造される。本反応においては、適当な脱酸
剤を用いることも好ましいが、用いるアミン類Z’ H
を過剰に用いることによっても、それに代えることがで
きる。
又ここで、一般式(V)で表わされる化合物のうちZ′
基のR3およびR5が水素である化合物については、酸
無水物、酸ハライドあるいはハロ炭酸アルキル等を作用
させることによって、2′基中のR3およびR5が低級
アシル基あるいは低級アルコキシカルボニル基の化合物
に変換することができる。
かくして得られた一般式(III)および(V)で表わ
される化合物はさらにアミン類を作用させることによっ
て、パラ位あるいはオルト位の弗素原子がアミノ基に変
換される。かかる反応は適当な溶媒中で加熱することに
よって達成されるが、例えばDMSOあるいはDMFの
様な非プロトン性極性溶媒中で弗化カリウムを触媒的に
用いることによってより容易に達成される。
詳しくは、一般式(III)で表わされる化合物を1〜
50倍溶、好ましくは2〜10倍溶のDMSOに溶解し
、1〜10当量、好ましくは1〜2当囚の弗化カリウム
存在下室温から溶媒の沸点、好ましく30〜100°C
の温度範囲で一般式Z’ Hで(7’ は前記と同じ)
で表わされる化合物を添加し、室温から溶媒の沸点、好
ましくは30〜100 ’Cの温度範囲で撹拌を続け、
反応を終結させることによって一般式NV) (式中、X、YおよびZ′は前記と同じ。)で表わされ
る化合物が製造される。
また、一般式(IV )で表わされる化合物は、一般式
(V)で表わされる化合物にシクロプロピルアミンを上
記と同様の方法で作用させることによっても製造される
一般式(II)で表わされる化合物から一般式(rV)
で表わされる化合物の製造に関し、一般式(I[[)で
表わされる化合物を経由するかあるいは一般式(V)で
表わされる化合物を経由するかは、一般式(II)で表
わされるニトロベンゼン類のアミン類、すなわちシクロ
プロピルアミンあるいはZ’ Hで表わされるアミン類
との反応性の差、および反応生成物の精製の難易度等か
ら適宜選択される。
次ぎに化合物(V)から酸無水物あるいは酸ハライドの
作用によりN−アシルアニリン類(VT)が製造される
。酸無水物あるいは酸ハライドの好適な例として無水酢
酸あるいはアセチルクロライドがあげられる。
(式中、R′は低級アルキルを示し、X、YおよびZ′
は前記と同じ。) 本反応において、酸無水物を使用する場合は、無溶媒ま
たは溶媒の存在下に、0〜100℃、好ましくは室温か
ら60℃の温度範囲で実施することができる。また、プ
ロトン触媒例えば硫酸、燐酸等を少量添加することも好
ましい。酸ハライドを使用する場合は適当な溶媒中で、
脱酸剤の存在下、0℃から使用した溶媒の沸点までの温
度範囲で反応させることができる。
化合物(Vl)は適当な溶媒、例えばアルコール類、酢
酸等あるいはそれらの混合溶媒中で、水素気流下、適当
な触媒例えばパラジウム炭素、ラネーニッケルあるいは
白金等の存在下に常温常圧または加圧下で水素添加を行
なうか、あるいは金属または金属塩等の還元剤により、
一般式(Vl)で表わされる化合物に変換することがで
きる。
(式中、X、Y、Z’およびR′は前記と同じ)化合物
〔■〕は亜硝酸あるいはそのエステルによってジアゾニ
ウム塩を経て脱アミノ体〔■〕とすることができる。
(式中、X、Y、Z’およびR′は前記と同じ)本反応
の好ましい実施様式としては、化合物〔■〕を少なくと
も等モルの亜硝酸アルキルエステルを含む適当な溶媒、
例えばDMF、TI−IF。
アセトニトリル等の中に0〜100℃、好ましくは室温
〜80℃で添加すればよい。添加には5〜60分を要し
、化合物〔■〕を適当な溶媒で希釈して滴下することも
できる。
反応は添加終了時点でほとんど終了しているが、更にV
温〜80℃で5〜60分間保ち反応の終結を図ってもよ
い。
かかる化合物〔■〕は常法に従って加水分解することに
より、一般式(rX)で表わされる化合物に誘導するこ
とができる。
(式中、X、YおよびZ′は前記と同じ)〔実施例〕 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 N−シクロプロピル−2,3,4−トリフルオロ−6−
ニトロアニリンの合成 2.3,4.5−テトラフルオロニトロベンゼン20.
0グの無水トルエン溶液100dにシクロプロピルアミ
ン8.829およびトリエチルアミン15.639の無
水トルエン溶液を5〜10℃50分間で滴下した。同温
で1.5時間撹拌後、反応液にベンゼン100111お
よび氷水150dを加えて分液し、有機層を1%塩酸で
3回洗い、更に水洗いして無水芒硝で乾燥した。抽出液
を濃縮後、残渣をシリカゲルカラム(塩化メチレン−n
−ヘキサン)により精製して橙色油状の目的物18.7
9 g(収率18.9%)を得た。
実施例2 2.4−ジクロル−N−シクロプロピル−3−フルオロ
 −6−ニトロアニリンの合成 3.4−ジクロル−2,5−ジフルオロニトロベンゼン
2.5gの無水トルエン溶液に、シクロプロピルアミン
0.949およびトリエチルアミン1.679の無水ト
ルエン3ai!を5〜10℃20分間で滴下した。同温
で更に2時間撹拌後、反応液に氷水100dを加え塩化
メチレンで抽出した。
有機層を水洗し、無水芒硝で乾燥して濃縮し、得られた
残漬をシリカゲルカラムにより精製して橙色油状の目的
物2.5g(収率86.0%)を得た。
実施例3 2.4−ジクロル−N−シクロプロピル−3−(4−エ
トキシカルボニル−1−ピペラジニル)−6−二トロア
ニリンの合成 2.4−ジクロル−N−シクロプロピル−3−フルオロ
−6−ニトロアニリンi、so gおよび弗化カリウム
0.4gを無水D M S O1oateに加えて室温
で攪拌しながら1−エトキシカルボニルピペラジン1.
1gを一度に加えた。反応液を35℃で1時間、60〜
85℃で2時間、更に100℃で4.5時間撹拌後、反
応液を氷水1005!l!中に注ぎベンゼンで抽出した
。抽出液を水洗いして無水芒硝で乾燥して濃縮し、得ら
れた残漬をシリカゲルカラムにより精製し、エタノール
−水から再結晶して橙色針状晶の目的物1,71 g(
収率74.9%)を得た。 融点80〜82℃ 元祖分析値(%):C1H2oCJ!z N+ 04と
して 計算値 C:47.66  H:  5,00  N:
13.89実測値 C:47,67  H:  5.0
4  N:13.97実施例4 4−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−
2,3,5−トリフルオロニトロベンゼンの合成a )
 2,3,4.5−テトラフルオロニトロベンゼン50
9をエタノール250dにとかして攪拌しながら、1−
エトキシカルボニルピペラジン40,559およびトリ
エチルアミン38.91 SFのエタノール100d溶
液を25〜35℃1時間で滴下した。
1.5時間室温にて撹拌後、水浴中で冷却して析出晶を
濾取しエタノールで洗浄して黄色プリズム晶の目的物6
5.959 (収率11.2%)を得た。 融点106
〜107℃ 元素分析値(%):CEIH14F3 Ns O+とし
て計算値 C:4B、85  H:  4,23  N
:12.61実測1m  C:4B、96  H:  
4,29  N:12.62b ) 2,3,4.5−
テトラフルオロニトロベンゼン39.749をエタノー
ル180mおよび水20ai!の混合溶液に加えて水溶
中で攪拌しながら、1−エトキシカルボニルピペラジン びトリエチルアミン42.6mのエタノール60m溶液
を18〜20℃75分間で滴下した。反応液を20〜2
5℃で3.5時間撹拌後、5℃で一夜放置して析出晶を
濾取し、水−エタノールで洗浄して黄色プリズム晶の目
的物59.72 9 (収率87、8%)を得た。
融点106〜107.5℃ 実施例5 4−(4−エトキシカルボニル− ペラジニル)−2.3.5−t−リフルオロ二1−口ベ
ンゼンの合成 2、3,4.5−テトラフルオロニトロベンゼン9、7
5 gのDMSO−水(60+te−20m)溶液に、
2−メチルごペラジン5.0gおよびトリエチルアミン
7、59をTHE20−にとかして15〜20℃20分
間で滴下した。同温で15分間撹拌後、反応液を塩−氷
浴で冷却し、5〜8℃5分間でクロル炭酸エチルio,
as gを滴下した。室温撹拌30分後、反応液を氷水
中に注ぎ析出物を濾取してエタノール80dに溶解した
。室温で一夜放置後、析出物を濾去して濾液を5℃に冷
却して放置し、析出晶を濾取して黄色プリズム晶の目的
物13、93 g(収率80.2%)を得た。
融点16〜11℃ 元素分析:  CI4H16F3 N3 04として計
算値 C:48,42  H:  4,64  N:1
2.10実測値 C:48.41  H:  4.52
  N:12.10実施例6 2、3.5−トリフルオロ −4−(4−メチル−1−
ピペラジニル)ニトロベンゼンの合成 2、3,4.5−テトラフルオロニトロベンゼン10.
09のエタノール(  100#Ilり溶液に、メチル
ビペラジン5.14 ejおよびトリエチルアミン1.
789をエタノール50mにとかして20℃40分間で
滴下した。同温で1時間撹拌後反応液を氷水500d中
に注ぎ、析出物を濾取しn−ヘキサンから再結晶して褐
色プリズム晶の目的物9.97 g(収率70.1%)
を得た。 融点 82〜84℃元素分析値(%):CL
IHI2 F3 N302として計算値 C:48.0
0  t−1:  4.40  N:15,27実測値
 C:48.OI  H:  4,40  N:15.
20実施例7 N−シクロプロピル−3−(4−エトキシカルボニル−
1−ピペラジニル)  −2,4−ジフルオロ −6−
二トロアニリンの合成 a)4−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル
−2,3,5−トリフルオロニトロベンゼン65.09
および弗化カリウム17.09を無水DMSO195m
に加えて室温で攪拌しながら、シクロ。
プロピルアミン13.49を一度に加えた。50℃まで
発熱した赤色反応液を更に45℃で1時間攪拌した後、
氷水1200ad!中に注いで析出物を濾取し、エタノ
ール−水から再結晶して橙色プリズム晶の目的物72,
029 (収率99.7%)を得た。
融点 88〜89℃ 元素分析値(%):C+6H四FZ N40令として計
算値 C:51.89  H:  5.44  N:1
5,13実測値 C:51.98  H:  5,49
  N:15,16b)4−(4−エトキシカルボニル
−1−ピペラジニル> 2.3.5−トリフルオロニト
ロベンゼン 1.07、シクロプロピルアミン0.21
 gおよびトリエチルアミン0.45 gをトルエン2
0dに加えて、70〜80℃で3時間、更に°90〜1
00℃で2時間攪拌した。冷接、反応液を水洗して無水
芒硝で乾燥し、濃縮後残漬をn−ヘキサンから再結晶し
て橙色プリズム品の目的物0.849(収率75.6%
)を得た。
融点 82.5〜84℃ 実施例8 N−シクロプロピル−3−(4−エトキシカルボニル−
3−メチル−1−ピペラジニル)  −2,4−ジフル
オロ−6−ニトロアニリンの合成 4−(4−エトキシカルボニル−3−メチル−1−ピペ
ラジニル)  −2,3,5−トリフルオロニトロベン
ゼン15.759および弗化カリウム3,109を無水
D M S 040dに加えて室温で攪拌しながら、シ
クロプルピルアミン2.84 gを一度に加えた。
45℃まで発熱した反応液を更に45℃で2時間攪拌後
、氷水300ate中に注ぎ、析出物を濾取し、エタノ
ールから再結晶して橙色プリズム晶の目的物16.96
9 (収率91.4%)を得た。
融点 99〜100.5℃ 元素分析:  C17H12Fz N+ O+として計
算fa  C:53,12  H:  5.77  N
:14,58実測値 C:53,19  )1:  5
.72  N:14.63実施例9 N−シクロプロピル−2,4−ジフルオロ −3−(4
−メチル−1−ピペラジニル)−6−ニトロアニリンの
合成 2.3.5−トリフルオロ−4−(4−メチル−1−ピ
ペラジニル)ニトロベンゼン9.50 gおよび弗化カ
リウム3gを無水D M S O29#ll!に加えて
室温で攪拌しながら、シクロプルピルアミン2.963
を一度に加えた。52℃まで発熱した反応液を更に45
℃で1時間攪拌した後、氷水220IIi中に注ぎ1規
定水酸化ナトリウム水溶液でpH9〜10に調整すると
結晶が析出した。この結晶を濾取し、水−エタノールか
ら再結晶して橙色プリズム晶の目的物10.129 (
収率93.9%)を得た。
融点 77.5〜76℃ 元素分析:  CHHIIF2 N+ 02として計算
値 C:53.84  )−1:  5.81  N:
17.94実測値 C:53.81  H:  5,7
7  N:18.03実施例1O N−シクロプロピル−N−(3−(4−エトキシカルボ
ニル−1−ピペラジニル)  −2,4−ジフルオロ 
−6−ニトロフェニル〕アセタミドの合成N−シクロプ
ロピル−3−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジ
ニル)  −2,4−ジフルオロ−6−二トロアニリン
70.829を無水酢酸70m1!に加えて攪拌しなが
ら淵硫酸約1dをゆっくり滴下すると発熱して褐色溶液
となる。室温で2時間撹拌後、反応液を氷水1(中に注
ぎ、炭酸カリウム末を加えて過剰の無水酢酸を分解し、
析出物を濾取し、水−エタノールから再結晶して黄色プ
リズム晶の目的物78,189 (収率99.1%)を
得た。 融点108〜110℃ 元素分析値(%) : Cra H22F2 N+ 0
5として計算値 C:52.42  H:  5.38
  N:13.59実測値 C:52.56  H:’
5゜37  N : 13.6g実施例11 N−シクロプロピル−N−(−2,4−ジフルオロ −
3−(4−メチル−1−ピペラジニル)−6−二トロフ
エニル)アセタミドの合成 N−シクロプロピル−2,4−ジフルオロ −3−(4
−メチル−1−ピペラジニル〉−6−ニトロアニリン9
.80 g無水酢酸19.6dに加えて攪拌しながら、
濃硫酸的2mをゆっくり加えると発熱して褐色溶液とな
る。冷接、反応液を氷水中に注ぎ40%水酸化ナトリウ
ム水溶液でpH9〜10としてクロロホルムで抽出した
。有機層を希水酸化ナトリウム水溶液および水で順次洗
い、無水芒硝で乾燥し濃縮して茶褐色油状の目的物12
.43g(定量的)を得た。
実施例12 N−〔6−アミノ−3−(4−エトキシカルボニル−1
−ピペラジニル)  −2,4−ジフルオロフェニル)
−N−シクロプロピルアセタミドの合成N−シクロプロ
ピル−N−(3−(4−エトキシカルボニル−1−ピペ
ラジニル)  −2,4−ジフルオロ−6−ニトロフェ
ニル〕アセタミド78.09および10%パラジウム炭
素10,4gをエタノール800dに加えて、大気圧の
水素気流中で室温4時間水素添加を行った。反応液を濾
過後、濾液を150dまで濃縮し、5℃で冷却して析出
晶を濾取し、淡黄色プリズム晶の目的物67.379 
(収率93.1%)を得た。 融点157.5〜158
.5℃元素分析値(%) : Cta l−124F2
 N+ 03として計算値 C:56.53  H: 
 6,33  N:14.65実測値 C:56.64
  H:  6.45  N:14.55実施例13 N−シクロプロピル−N−(3−(4−エトキシカルボ
ニル−1−ピペラジニル”)  −2,4−ジフルオロ
フェニル〕アセタミドの合成 N−(6−アミノ−3−(4−エトキシカルボニル−1
−ピペラジニル)  −2,4−ジフルオロフェニルツ
ーN−シクロプロピルアセタミド1.0gを無水DMF
S−にとかし、亜硝酸t−ブチル0.49の無水DMF
5+te溶液に55〜65℃10分間で滴下した。65
℃で10分間撹拌後、反応液を氷水に注ぎ塩化メチレン
で抽出して、有機層を水洗し無水芒硝で乾燥して濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムにより分離精製し
て淡黄色油状の目的物0.64 g(収率66.7%)
を得た。
実施例14 N−シクロプロピル−N−(3−(4−エトキシカルボ
ニル−1−ピペラジニル)  −2,4−ジフルオロア
ニリンの合成 N−〔6−アミノ−3−(4−エトキシカルボニル−1
−ピペラジニル)  −2,4−ジフルオロフェニルツ
ーN−シクロプロピルアセタミド62.09を無水DM
F300dにとかし、亜硝酸ドブチル25.1gの無水
DMF150d溶液に55〜60℃1時間で滴下した。
更に30分間攪拌した後、反応液を氷水1(中に注ぎベ
ンゼン500mで3回抽出し、有111層を飽和食塩水
で洗浄して無水芒硝で乾燥した。濃縮後、暗赤色油状物
63.03 gを得た。
上記で得られた暗赤色油状物50.0gに20%硫酸水
溶液700dを加えて40℃で9時間攪拌した。
反応液を氷水300d中に注ぎ炭酸カリウム末を加えて
中和し、ベンゼン500m!で3回抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗い、無水芒硝で乾燥して濃縮し
、残漬をシリカゲルカラム(酢酸エチル−n−ヘキサン
、  1:  3)により単tmm製して黄色油状の目
的物16.89 gを得た。
′\・ビ、・−′ 手続補正−輸発) 昭和60年9月26日

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは弗素原子、シクロプロピルアミノ基あるい
    はN−低級アシルシクロプロピルアミノ基、Wは水素、
    ニトロ基あるいはアミノ基、XおよびYは各々、同一ま
    たは異なるハロゲン原子を示す。 Zは弗素原子、 あるいは▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 ここで、R^1およびR^2は各々、水素あるいは低級
    アルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシ
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
    ル基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−
    アミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p
    −ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されて
    いてもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級
    アルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカル
    ボニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル
    基でも良い。但し、RおよびZが同時に弗素原子になる
    ことはない。) で表わされるアニリン類。
  2. (2)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中XおよびYは各々、同一または異なるハロゲン原
    子を示す。) で表わされる化合物にシクロプロピルアミンを作用させ
    ることを特徴とする一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、X、およびYは前記と同じ。) で表わされる化合物の製造方法。
  3. (3)一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、XおよびYは各々同一または異なるハロゲン原
    子を示す。) で表わされる化合物に一般式Z′H(式中 Z′は▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 ここで、R^1およびR^2は各々、水素あるいは低級
    アルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシ
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
    ル基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−
    アミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p
    −ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されて
    いてもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級
    アルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカル
    ボニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル
    基でも良い。) で表わされるアミン類を作用させることを特徴とする一
    般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、X、YおよびZ′は各々前記と同じ。)で表わ
    される化合物の製造方法。
  4. (4)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、XおよびYは各々、同一または異なるハロゲン
    原子を示す。) で表わされる化合物に一般式Z′H(式中、Z′は▲数
    式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 ここで、R^1およびR^2は各々、水素あるいは低級
    アルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシ
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
    ル基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−
    アミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p
    −ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されて
    いてもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級
    アルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカル
    ボニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル
    基でもよい。) で表わされるアミン類を作用させることを特徴とする一
    般式〔V〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔V〕 (式中、X、YおよびZ′は各々前記と同じ。)で表わ
    される化合物の製造方法。
  5. (5)一般式〔V〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔V〕 (式中、XおよびYは各々、同一または異なるハロゲン
    原子 Z′は▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 ここで、R^1およびR^2は各々、水素あるいは低級
    アルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシ
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
    ル基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−
    アミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p
    −ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されて
    いてもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級
    アルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカル
    ボニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル
    基でもよい。) で表わされる化合物にシクロプロピルアミンを作用させ
    ることを特徴とする一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、X、YおよびZ′は各々前記に同じ。)で表わ
    される化合物の製造方法。
  6. (6)一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、XおよびYは各々、同一または異なるハロゲン
    原子 Z′は▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 ここで、R^1およびR^2は各々、水素あるいは低級
    アルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシ
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
    ル基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−
    アミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p
    −ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されて
    いてもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級
    アルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカル
    ボニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル
    基でもよい。) で表わされる化合物に酸無水物または酸ハライドを作用
    させることを特徴とする一般式〔VI〕▲数式、化学式、
    表等があります▼〔VI〕 (式中、R′は低級アルキル基を示し、X、YおよびZ
    ′は各々前記に同じ) で表わされる化合物の製造方法。
  7. (7)一般式〔VI〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VI〕 (式中、R′は低級アルキル基、XおよびYは各々、同
    一または異なるハロゲン原子 Z′は▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 ここで、R^1およびR^2は各々、水素あるいは低級
    アルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシ
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
    ル基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−
    アミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p
    −ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されて
    いてもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級
    アルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカル
    ボニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル
    基でもよい。) で表わされる化合物を還元することを特徴とする一般式
    〔VII〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VII〕 (式中、R′、X、YおよびZ′は各々前記に同じ) で表わされる化合物の製造方法
  8. (8)一般式〔VII〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VII〕 (式中、R′は低級アルキル基、XおよびYは各々、同
    一または異なるハロゲン原子 Z′は▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 ここで、R^1およびR^2は各々水素あるいは低級ア
    ルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシル
    基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジル
    基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−ア
    ミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p−
    ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されてい
    てもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級ア
    ルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカルボ
    ニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル基
    でもよい。) で表わされる化合物を亜硝酸またはその誘導体と処理す
    ることを特徴とする一般式〔VIII〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VIII〕 (式中、R′、X、YおよびZ′は各々前記に同じ) で表わされる化合物の製造方法
  9. (9)一般式〔VIII〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VIII〕 (式中、R′は低級アルキル基、XおよびYは各々、同
    一または異なるハロゲン原子 Z′は▲数式、化学式、表等があります▼あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 ここで、R^1およびR^2は各々、水素あるいは低級
    アルキル基、R^3は水素、低級アルキル基、低級アシ
    ル基、低級アルコキシカルボニル基、p−ニトロベンジ
    ル基あるいはアシル基により置換されていてもよいp−
    アミノベンジル基、R^4は水素、低級アルキル基、p
    −ニトロベンジル基あるいはアシル基により置換されて
    いてもよいp−アミノベンジル基、R^5は水素、低級
    アルキル基、低級アシル基あるいは低級アルコキシカル
    ボニル基である。また、R^4とR^5とでフタロイル
    基でもよい。) で表わされる化合物を加水分解することを特徴とする一
    般式〔IX〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IX〕 (式中、X、YおよびZ′は各々前記に同じ)で表わさ
    れる化合物の製造方法
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0430847A1 (en) * 1989-11-29 1991-06-05 Centro Marga Para La Investigacion S.A. Procedure for the preparation of N-cyclopropyl-4-fluoroanilines
US5039682A (en) * 1988-06-21 1991-08-13 Pfizer Inc. 6-fluoro-1,4-dihydroquinol-4-one-3-carboxylic acid derivatives and intermediates therefor
US5104868A (en) * 1988-06-21 1992-04-14 Pfizer Inc. Tricyclic derivatives of 7-substituted-6-fluoro-1,4-dihydroquinol-4-one-3-carboxylic acids and esters
WO1995021603A1 (de) * 1994-02-10 1995-08-17 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien 2-fluor-6-nitroaniline

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EP0430847A1 (en) * 1989-11-29 1991-06-05 Centro Marga Para La Investigacion S.A. Procedure for the preparation of N-cyclopropyl-4-fluoroanilines
WO1995021603A1 (de) * 1994-02-10 1995-08-17 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien 2-fluor-6-nitroaniline

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