JPH072426A - 紙製品の折り端に折り目を形成する方法およびその装置 - Google Patents

紙製品の折り端に折り目を形成する方法およびその装置

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JPH072426A
JPH072426A JP6067941A JP6794194A JPH072426A JP H072426 A JPH072426 A JP H072426A JP 6067941 A JP6067941 A JP 6067941A JP 6794194 A JP6794194 A JP 6794194A JP H072426 A JPH072426 A JP H072426A
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JP
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fold
forming
line
product
fold forming
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JP6067941A
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Walter Reist
レイスト ヴァルター
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Ferag AG
Original Assignee
Ferag AG
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/30Folding in combination with creasing, smoothing or application of adhesive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/13Parts concerned of the handled material
    • B65H2701/132Side portions
    • B65H2701/1321Side portions of folded article or web
    • B65H2701/13212Fold, spine portion of folded article

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的弱い圧力でもって、紙製品の折り端に折
り目を形成する。 【構成】新聞、雑誌などの紙製品Pの折り端Fの両側
に、折り目形成面を有する少なくとも一対の折り目形成
部材W.1 、W.2 を対向して配置し、前記折り目形成面を
製品Pの折り目形成線Cに沿って作用させる。そして、
前記折り目形成部材W.1 、W.2 の作用により折り目形成
点を折り端F上に位置させると共に、前記折り目形成部
材W.1 、W.2 の少なくとも一方を折り端Fに沿って移動
させ、その押圧力で折り目を形成する。この場合におい
て、前記折り端Fを製品Pの外方向へ押圧するごとく前
記折り目形成線Cを折り端Fの線に対して鋭角となるよ
うにする。また、折り端Fを前記折り目形成点Cの近傍
で湾曲させるとともに、折り目形成点Cにおいて押圧力
が加えられる方向が進行方向に対して鋭角となるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙製品、特に、印刷さ
れた紙製品処理の分野に属し、折り畳まれた、あるい
は、折り目を形成すべき線が明瞭に識別可能な紙製品、
特に、折り畳まれた印刷物の折り端の両側に、折り目形
成面を有する少なくとも一対の折り目形成部材が対向し
て設けられ、該折り目形成部材の折り目形成面が前記製
品の折り端に当接、または、当接および押圧して製品の
折り端に折り目を形成する方法およびその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】折り畳まれた紙製品、特に、新聞や雑誌
のように印刷され、かつ、束ねられた紙製品の折り端の
輪郭をより明瞭にする、すなわち、より深く折り目を付
けることにより、該折り端部分の厚みと折り端以外の端
部の厚みをほぼ等しくすると、例えば、該紙製品を積み
重ねても安定する等、紙製品の処理工程を容易ならしめ
ることができる。従来技術によれば、例えば、印刷用回
転ドラムからずれ重なるうろこのような状態で供給され
る二つ折りの印刷物の折り端は、その搬送方向に対して
横方向に設けられた一対またはそれ以上の数のローラ間
を通過し、前記折り端はローラ間で瞬間的に強く押圧さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな押圧ローラを使用する場合には、非常に強く加圧し
て(例えば、約100から200Kp)折り目を付けたと
しても、再び緩んでしまう、すなわち、印刷物の折り端
部分の厚みと折り端以外の端部の厚みとが異なってしま
う結果となる。一般に、ローラ間で加圧する方法では、
搬送方向に対して横方向に設けられる加圧ローラは、ず
れ重なる状態で印刷物を供給する印刷用回転ドラムの直
後に配置され、供給される印刷物は印刷されたばかりの
状態である。従って、折り端を非常に強く加圧すると、
各頁間が互いにくっついたり、擦れて印刷が汚れる可能
性がある。
【0004】折り端を瞬間的に強く加圧する他の公知例
も存在するが、すべての従来技術では、折り端に満足の
ゆく折り目を形成できないことから、用途が限定されて
しまう。
【0005】このような欠点を取り除くため、ヨ−ロッ
パ特許第0207271号に記載されているように、本
出願人は折り畳まれた印刷物の折り端を加圧ジョーの間
でより長い時間加圧する方法を開発した。より長い時間
加圧するために、この方法では、一対の加圧ジョーが連
続的に搬送される懸架状態の印刷物と共に所定距離を移
動する。この方法をもってしても、十分な折り目を形成
するためには、非常に大きい圧力が必要であることが分
かった。
【0006】本発明の課題は、従来技術の処理方法より
も比較的弱い圧力でもって紙製品、特に、印刷物の折り
端の輪郭をより明瞭にする、すなわち、より深く折り目
を形成する方法およびその装置を提供することにある。
この方法は、連続的に流れる搬送製品が折り端に折り目
を形成する装置を通過する場合に使用される。
【0007】この課題は、以下に記載された方法および
装置により解決することができる。すなわち、本発明の
折り目形成方法では、少なくとも一対の前記折り目形成
部材の折り目形成面が製品の折り目形成線Cに沿って作
用し、該折り目形成線Cは折り目を形成すべき折り端F
が位置する線Lと折り目形成点で交差し、製品Pを挾ん
で対向する少なくとも一対の前記折り目形成部材W.1 、
W.2 の作用により前記折り目形成点は折り端F上に位置
し、かつ、少なくとも一対の前記折り目形成部材W.1 、
W.2 の少なくとも一方の折り目形成部材を前記線Lと平
行な進行方向Bへ移動せしめる。
【0008】この場合において、前記折り目形成線C
は、前記線Lと直交し、または、前記折り目形成部材が
進行方向Bへ移動する際、前記製品の折り端を製品の外
方向へ押圧するごとく線Lに対して鋭角βをなすように
するのがよい。
【0009】また、前記折り端Fが前記折り目形成部材
W.1 、W.2 の折り目形成面により折り目形成点の近傍で
湾曲せしめられ、かつ、折り目形成点において折り目形
成面と直交する折り目形成部材により押圧力が加えられ
る方向(線K)が前記折り目形成点の進行方向Bに対し
て鋭角αをなすようにするのがよい。
【0010】上記の場合において、前記折り端Fは、前
記折り目形成部材W.1 、W.2 の折り目形成面上の折り目
形成点において前記折り目形成部材W.1 、W.2 が前記折
り端Fを挾んで互いに押圧することにより加圧されるよ
うにする。
【0011】そして、前記折り目形成部材W.1 、W.2 の
少なくとも一方の折り目形成部材は、製品P上またはそ
の折り端F上を駆動により回動し、または、駆動されな
いで回転するようにするのがよい。
【0012】これらの場合において、前記製品は、折り
目形成処理の間挾持手段Hにより挾持しておくのがよ
い。
【0013】そして、前記挾持手段は、連続的に搬送路
に沿って製品を同時に搬送方向FRへ搬送する搬送手段41
であり、かつ、前記折り目形成部材が前記搬送手段と共
に前記搬送路の一部を前記搬送方向FRへ移動するものと
するのが好ましい。
【0014】前記製品は、折り目を形成すべき前記折り
端Fに一端が接する側縁1部分を挾持され、かつ、前記
折り目形成部材は挾持されたこの側縁1から遠ざかるご
とく折り端F上をその始端部から終端部まで移動するよ
うにするとよい。
【0015】前記挾持手段により製品を挾持する場合に
おいて、前記製品は、折り目を形成すべき前記折り端F
に対向する端縁3、または、前記折り端Fの中央部分を
挾持されるようにし、かつ、二対の折り目形成部材が同
期してこの中央部分から折り端の各々の終端部へ移動す
るようにするのがよい。
【0016】前記挾持手段により製品を挾持する場合に
おける前記製品は、その一つの角において互いに一端が
接する折り目を形成すべき二つの折り端F.3 およびF.4
を有し、該製品は前記角の近傍で固定され、かつ、一対
の折り目形成部材が前記角から遠ざかるごとく前記二つ
の折り端の各々の終端部へ移動するようにするのがよ
い。
【0017】折り目を形成すべき前記折り端Fに対向す
る端縁3、または、前記折り端Fの中央部分を挾持手段
により挾持しながら折り目を形成するに当たって、前記
製品は、折り目を形成すべき前記折り端がそれぞれ製品
搬送方向の上側に位置する重なったうろこのような状態
72で第一の搬送方向70から第二の搬送方向73へ方向転換
され、その後、前記折り目を形成すべき折り端が下方へ
懸架された状態で前記第二の搬送方向73と逆方向の搬送
方向FRへ搬送される間、前記折り端が二対の折り目形成
部材により折り目が形成されるごとく、うろこのような
状態72の製品は180 度の下方反転74を行い、搬送方向FR
へ搬送された後、180 度の上方反転76を行って再び進行
方向側上側に折り端が位置する重なったうろこのような
状態77となり、続いて、この状態77の製品は元の搬送方
向70と同方向である搬送方向71へ方向転換せしめられる
ようにするとよい。
【0018】本発明の折り目形成方法は、それぞれの折
り端が重ねられた複数の折り畳まれた印刷物に折り目を
形成する場合に適用すると、効果的である。
【0019】一方、本発明の折り目形成装置は、前記折
り目形成方法に適用される装置であって、印刷物Pを挾
持する少なくとも一つの挾持手段Hと、折り目形成面が
該挾持手段Hにより挾持された製品Pの折り端Fの折り
目形成点に作用するごとく、折り目を形成すべき製品の
折り端Fを挾んでその両側に対向する少なくとも一対の
折り目形成部材W.1 、W.2 とを有し、折り目を形成すべ
き前記折り端Fが位置する線Lと平行な移動方向Bへ前
記折り目形成点が移動するごとく、前記挾持手段Hを配
設し、かつ、少なくとも一対の前記折り目形成部材W.1
、W.2 の少なくとも一つの形成部材を移動させること
を特徴とするものである。
【0020】この場合において、少なくとも一対の前記
折り目形成部材W.1 、W.2 のうち少なくとも一つの折り
目形成部材W.2 は、折り目形成線Cに沿って製品の折り
端に作用するごとく、前記形成部材W.2 にカーブした折
り目形成面が備えられているものとするのが好ましい。
【0021】少なくとも一対の前記折り目形成部材W.1
、W.2 のうち少なくとも一つの形成部材W.2 が、折り
目形成線Cに沿って製品の折り端に作用するようにする
場合において、前記折り目形成線Cが線Lに直交し、ま
たは、前記折り目形成部材が進行方向Bへ移動する際、
製品の折り端を製品の外方向へ押圧するごとく線Lに対
して鋭角βをなすごとく、前記一対の折り目形成部材を
配設するとよい。
【0022】また、少なくとも一対の折り目形成部材W.
1 、W.2 を、折り目を形成すべき製品の折り端Fを挾ん
でその両側に対向するごとく配設する場合において、前
記折り目形成点において折り目形成面と直交する前記折
り目形成部材により押圧力が加えられる方向(線K)が
線Lに直交し、または、線Lに対して鋭角αをなすごと
く、前記一対の折り目形成部材を配設するのがよい。
【0023】上記の場合における折り目形成部材W.1 、
W.2 のうちの少なくとも一つの折り目形成部材W.2 は、
円筒型でその軸を中心として回転可能とするのが好まし
い。
【0024】折り目形成部材W.1 、W.2 のうちの少なく
とも一つの形成部材W.2 を、円筒型でその軸を中心とし
て回転可能とする場合において、他方の形成部材W.1
は、円筒型、または、折り目形成部材W.2 に対して静止
する対向面を有するものとするのが好ましい。
【0025】そして、上記の場合において、挾持手段41
は複数対配置していずれも搬送方向FRに沿って搬送路を
移動するようにし、また、折り目形成部材も複数対配置
して複数対の挾持手段41と同期して前記搬送路の一部を
前記搬送方向へ移動するようにするとよい。
【0026】複数対配置したそれぞれの挾持手段41に対
して、少なくとも一対の折り目形成部材を配置するのが
よい。
【0027】前記挾持手段41はグリッパーまたはグリ
ップ・チェーンとするとよい。
【0028】対になった前記折り目形成部材は、前記挾
持手段間の間隔とほぼ等しい間隔を置いて少なくとも一
つの移送チェーン40、40' 上に設けるのがよい。
【0029】上記の場合において、前記折り目形成部材
W.1 、W.2 のそのぞれの部材は、一点を中心に互いに回
動可能なレバー60.1および60.2に設けられ、前記折り目
形成部材は互いにばね61により連結されて前記折り端の
両側に当接する折り目形成位置を取り、かつ、前記折り
目形成部材がばね61による張力に抗して互いに間隔を置
いた非形成位置へ移動可能ならしめる制御手段を設ける
とよい。
【0030】
【作用】本発明の折り目形成方法によれば、折り目を形
成すべき折り端のある一点(折り目形成点)を挾んでそ
の両側に、折り目形成面を有する少なくとも一対の折り
目形成部材が対向するごとく配設され、対向する折り目
形成面が製品の折り端の近傍にのみ係合して両側から前
記折り端を加圧する。
【0031】折り目形成線Cが前記線Lと直交し、また
は、前記折り目形成部材が進行方向Bへ移動する際、前
記製品の折り端を製品の外方向へ押圧するごとく線Lに
対して鋭角βをなすようにすると、折り目形成部材が進
行方向Bへ移動して製品の折り端に折り目を形成する
際、製品の折り端を製品の外側へと押圧する力が働き、
十分な折り目が形成される。
【0032】折り端Fが前記折り目形成部材W.1 、W.2
の折り目形成面により折り目形成点の近傍で湾曲せしめ
られ、かつ、折り目形成点において折り目形成面と直交
する折り目形成部材により押圧力が加えられる方向(線
K)が前記折り目形成点の進行方向Bに対して鋭角αを
なすようにすると、小さい(わずかな)押圧力でもっ
て、場合によっては押圧しないで、単に、折り目形成部
材の間を通過させるだけで、折り端に折り目を形成する
ことができる。
【0033】前記折り目形成部材W.1 、W.2 の折り目形
成面上の折り目形成点において、前記折り目形成部材W.
1 、W.2 が前記折り端Fを挾んで互いに押圧することに
より前記折り端Fが加圧されるようにすると、折り端の
所定位置に折り目を形成することができる。
【0034】前記折り目形成部材W.1 、W.2 の少なくと
も一方の折り目形成部材が、製品P上またはその折り端
F上を駆動により回動し、または、駆動されないで回転
するようにしておくと、折り端に折り目を形成するに際
して、折り目形成点および少なくとも一つの折り目形成
部材は、前記折り端Fに沿って移動する。
【0035】折り目形成処理の間、前記製品を挾持手段
Hにより挾持しておくと、折り目形成部材が折り端に沿
って移動しても、折り目を形成しようとする製品が動く
ことはない。
【0036】前記挾持手段は、連続的に搬送路に沿って
製品を同時に搬送方向FRへ搬送する搬送手段41であり、
かつ、前記折り目形成部材が前記搬送手段と共に前記搬
送路の一部を前記搬送方向FRへ移動するようにしておく
と、折り目形成部材および挾持手段は連係して作動し、
折り目形成処理により印刷物が損傷を被ることを防止す
ることができる。
【0037】前記製品は、折り目が形成される前記折り
端Fに一端が接する側縁1部分を挾持され、かつ、前記
折り目形成部材は挾持されたこの側縁1から遠ざかるご
とく折り端F上をその始端部から終端部まで移動するよ
うにすると、製品は、挾持手段により、折り端Fの始端
縁を含む一方の側縁1に沿って挾持される。そして、挾
持手段の側から対向する他方の側縁2の方向へ折り目が
形成されて行く。
【0038】前記製品は、折り目が形成される前記折り
端Fに対向する端縁3、または、前記折り端Fの中央部
分を挾持され、かつ、二対の折り目形成部材が同期して
この中央部分から折り端の各々の終端部へ移動するよう
にしておくと、図3の(b) の矢印B.1 およびB.2 の方向
に移動する二対の折り目形成部材により折り端に折り目
が形成される。従って、印刷物に非対称的な力はかから
ない。
【0039】前記製品は、その一つの角において互いに
一端が接する折り目を形成すべき二つの折り端F.3 およ
びF.4 を有し、該製品は前記角の近傍で固定され、か
つ、一対の折り目形成部材が前記角から遠ざかるごとく
前記二つの折り端の各々の終端部へ移動するようにする
と、折り目形成部材はそれぞれ図3の(c) の矢印B.3 お
よびB.4 で示される方向に移動し、外側の紙がずれた場
合でも二つの折り端F.3、F.4 が交わる製品の角の辺り
で、折り目形成部材の進行方向に対して横方向に皺が形
成されるのを回避することができる。
【0040】前記製品は、折り目を形成すべき前記折り
端がそれぞれ製品搬送方向の上側に位置する重なったう
ろこのような状態72で第一の搬送方向70から第二の搬送
方向73へ方向転換され、その後、前記折り目を形成すべ
き折り端が下方へ懸架された状態で前記第二の搬送方向
73と逆方向の搬送方向FRへ搬送される間、前記折り端が
二対の折り目形成部材により折り目が形成されるごと
く、うろこのような状態72の製品は180 度の下方反転74
を行い、搬送方向FRへ搬送された後、180 度の上方反転
76を行って再び進行方向側上側に折り端が位置する重な
ったうろこのような状態77となり、続いて、この状態77
の製品は元の搬送方向70と同方向である搬送方向71へ方
向転換せしめられるようにしておくと、うろこのような
状態72の印刷物は、搬送方向70に対して鋭角をなす第二
の搬送方向73へ方向転換され、その後、再び180度の
下方反転74を行って、折り端が印刷物の下方にくる。そ
して、折り端に対向する製品の上端は挾持されて懸架さ
れた状態で第二の搬送方向73と逆方向である搬送方向FR
へ搬送され、その間に、下方に懸架された状態の折り端
に、本発明の方法により折り目が形成される。折り目が
形成されると、折り端はさらに方向転換せしめられ、再
び、進行方向側上部に折り端が位置するうろこ状態とな
る。
【0041】このようにして、それぞれの折り端を重ね
た複数の折り畳まれた印刷物に折り目を形成し、これを
うろこ状態で取り出すことができる。
【0042】一方、本発明による折り目形成装置によれ
ば、少なくとも一つの挾持手段Hにより、印刷物Pが挾
持される。少なくとも一対の折り目形成部材W.1 、W.2
は折り目を形成すべき製品の折り端Fを挾んでその両側
に対向するごとく配設されており、その折り目形成面は
前記挾持手段Hにより挾持された製品Pの折り端Fの折
り目形成点に作用する。そして、少なくとも一対の折り
目形成部材W.1 、W.2の少なくとも一つの形成部材を、
前記折り端Fが位置する線Lと平行な移動方向Bへ前記
折り目形成点が移動するごとく移動させることにより、
印刷物Pの折り端に自動的に折り目を形成することがで
きる。
【0043】少なくとも一対の前記折り目形成部材W.1
、W.2 のうちの少なくとも一つの折り目形成部材W.2
は、カーブした折り目形成面を有し、カーブした折り目
形成面を有するこの折り目形成部材は折り端に対してあ
る角度をなす折り目形成線にほぼ沿って印刷物と当接す
る。従って、このカーブした折り目形成面により、印刷
物の折り端は少なくとも一つの折り目形成部材の折り目
形成線の近傍でカーブを描くことになる。折り端に折り
目を形成するに際しては,折り目形成点および少なくと
も一つの折り目形成部材は該折り端に沿って移動する。
【0044】このようにすることによって、わずかな加
圧(例えば、3ないし5Kp)でもって十分な折り目を形
成することができる。しかしながら、折り端を曲げるこ
となく折り目形成部材の間で折り端を加圧することも可
能である。折り目形成部材は、連続して搬送される印刷
物と共に折り目形成路を移動する。
【0045】折り目形成線Cが前記線Lに直交し、また
は、前記折り目形成部材が進行方向Bへ移動する際、前
記製品の折り端を製品の外方向へ押圧するごとく線Lに
対して鋭角βをなすごとく、前記一対の折り目形成部材
を配設すると、折り目形成部材が進行方向Bへ移動して
製品の折り端に折り目を形成する際、製品の折り端を製
品の外側へ押圧する力が働き、十分な折り目が形成され
る。
【0046】前記折り端Fが前記折り目形成部材W.1 、
W.2 の折り目形成面により折り目形成点の近傍で湾曲せ
しめられ、かつ、折り目形成点において折り目形成面と
直交する折り目形成部材により押圧力が加えられる方向
(線K)が前記折り目形成点の進行方向Bに対して鋭角
αをなすごとく、前記一対の折り目形成部材を配設する
と、小さい(わずかな)押圧力でもって、場合によって
は、押圧しないで、単に、折り目形成部材の間を通過さ
せるだけで、折り端に折り目を形成することができる。
【0047】前記折り目形成部材W.1 、W.2 のうちの少
なくとも一つの折り目形成部材W.2が、円筒型でその軸
を中心として回転可能なものとすると、折り端に折り目
を形成するに際して、折り目形成点および少なくとも一
つの折り目形成部材は、前記折り端Fに沿って移動す
る。
【0048】前記折り目形成部材W.1 、W.2 のうちの他
方の形成部材W.1 が、円筒型、または、折り目形成部材
W.2 に対して静止する対向面を有するものとすると、円
筒型回転体である折り目形成部材は、折り目を形成すべ
き折り端上を回転する一方、前記折り端は静止折り目形
成部材の折り目形成面上を摺動する。
【0049】搬送方向FRに沿って搬送路を移動する複数
の挾持手段41と、この挾持手段41と同期して前記搬送路
の一部を前記搬送方向へ移動する複数対の折り目形成部
材とを有するものとすると、折り目形成部材および挾持
手段は連係して作動し、折り目形成処理により印刷物が
損傷を被ることを防止することができる。
【0050】それぞれの挾持手段41に対して少なくとも
一対の折り目形成部材が備えられていると、挾持手段41
により挾持されている各印刷物に、少なくとも一対の折
り目形成部材が作用することになる。
【0051】前記挾持手段41をグリッパーまたはグリッ
プ・チェーンとすると、折り目を形成すべき印刷物はこ
のグリッパーまたはグリップ・チェーンで挾持される。
【0052】対になった前記折り目形成部材が、前記挾
持手段間の間隔とほぼ等しい間隔を置いて少なくとも一
つの移送チェーン40、40' 上に設けられていると、移送
チェーン40、40' は挾持手段41が移動するのと同じ速度
で駆動される。従って、折り目形成部材は挾持・搬送手
段とほぼ同期して移動することになる。
【0053】前記折り目形成部材W.1 、W.2 のそのぞれ
の部材が、一点を中心に互いに回動可能なレバー60.1お
よび60.2に設けられ、前記折り目形成部材は互いにばね
61により連結されて前記折り端の両側に当接する折り目
形成位置を取り、かつ、前記折り目形成部材がばね61に
よる張力に抗して互いに間隔を置いた非形成位置へ移動
可能ならしめる制御手段を設けておくと、一対の折り目
形成部材W.1 、W.2 はばね61により図6の実線で示され
る折り目形成位置へ移動し、かつ、互いに押圧する。ま
た、折り目形成部材は前記制御手段によりばね61による
張力に抗して二点鎖線により図示される非形成位置へ移
動可能で、折り目形成部材は形成位置と非形成位置との
間を交互に移動する。
【0054】
【実施例】本発明による折り目形成方法およびその装置
の実施例を、図面に基づいて以下詳細に説明する。図1
(a) 〜(c) は、印刷物の斜視図であり、本発明による折
り目形成方法により印刷物の折り端に折り目が形成され
る。図2(a) 〜(d) は、一対の折り目形成部材を用いた
幾つかの実施例を示す(折り目が形成される折り端は角
度を成しているのが示されている)。図3(a) 〜(c) で
は、印刷物挾持手段および折り目形成部材が様々な印刷
物に作用する状態を示す。図4は、本発明による折り目
形成装置の実施例を示す平面図で、印刷物は懸架された
状態で連続して搬送方向へ搬送され、その間に印刷物の
折り端に折り目が形成される。図5は、図4に示す折り
目形成装置の側面図である。図6は、図4に示す折り目
形成装置の一部詳細図である。図7は、図4に示す実施
例における折り目形成装置の搬送路での配置状態を示
す。
【0055】図1(a) 〜(c) は印刷物の斜視図であり、
折り目を形成すべき折り端Fは線L上に位置する。印刷
物は、例えば、複数枚の紙を重ねて中央で二つ折りにし
たものである。本発明の折り目形成方法では、折り端F
のある点、例えば、始端部の両側に一対の折り目形成部
材W.1 およびW.2 が配置され、図1(a) における矢印A
で示すように、例えば、折り端に対して直角方向に互い
に接近し、折り目形成点において前記折り目形成部材の
折り目形成面が印刷物の両側面に平行になるごとく両側
面に係合し、折り目形成点を挾んで互いに押圧する。そ
の後、折り目形成部材は図1(b) における矢印Bで示す
ように折り端に沿って線Lに平行に移動する。
【0056】折り目形成部材W.1 およびW.2 は、例え
ば、円筒状でその軸に対して回動自在であるか、あるい
は、駆動により回転運動を行い、折り目形成線Cに沿っ
て製品と係合する。図1(b) に示すように、折り目形成
線Cは折り端または線Lに対して直角方向である。しか
しながら、図1(c) に示すように、折り目形成線Cが折
り端または線Lに対して鋭角βをなすごとく傾斜させ
る、すなわち、折り目形成線Cの下端を折り目形成部材
の進行方向B側に傾斜させることも可能である。このよ
うにすると、折り目形成部材が進行方向Bへ移動し、製
品の折り端に折り目を形成する際、製品の折り端を製品
の外側へ押圧する力が働き、十分な折り目が形成され
る。
【0057】図2(a) 〜(d) に基づいて後ほど詳述する
が、折り目形成部材の折り目形成面は、折り目形成点に
ある折り端が線Lからカーブを描いて遠ざかるごとく、
すなわち、図1(b) 、図1(c) に示すように、未だ折り
目が形成されていない折り端の折り目未形成部分F.1 が
線Lから遠ざかり、折り目が既に形成された折り端の折
り目形成部分F.2 が線L上に位置するごとく配設され
る。
【0058】線Lおよび折り目形成線Cにより説明され
た折り目形成方法は、理論的なものであり、進行方向正
面から製品を見た場合の製品の巾を無視したものであ
る。実際には、折り目形成線Cは折り目形成部材の折り
目形成面と印刷物側面との当接点を通過することから、
折り目が形成される折り端を有する製品に巾がある場合
には、製品の両面に折り目形成線Cが存在し、理論上の
線Lは二本の折り目形成線Cの間を通るので、線Lと折
り目形成線Cとが交差することはない。更に、実際の製
品は複数枚の紙から構成され、それぞれの紙が折り端
(線L)を有するから、それぞれの線Lが製品の巾方向
中央に位置する平面上に平行に並ぶことになる。記述が
必要以上に複雑になるのを避けるために、ここでは巾の
ない理論上の製品に基づいた説明を行うが、実際の製品
では線Lは実際には製品巾の面であり、かつ、重なって
配列されたそれぞれの紙の折り端は巾方向の中央に位置
する平面に沿って延びる。理論上の線Lと交差する折り
目形成線Cは、理論上の線Lに平行に配列される実際の
折り端よりなる製品の巾方向中央に位置する平面と交差
する。
【0059】折り目形成部材は、折り端の始端部から終
端部まで移動し、該折り端を局部的に曲げるか、また
は、押圧することにより、折り目を形成する。この折り
目形成部材が駆動される場合を除いて、折り目形成部材
が折り端に沿って移動すると、印刷物を引っ張ることに
なる。従って、印刷物は折り目形成処理の際には図示し
ない挾持手段により固定されている必要がある。印刷物
は可撓性を有することから、折り目形成部材および挾持
手段の設計、並びに、印刷物を固定する方法を考慮する
ことにより、一対の折り目形成部材の一方の折り目形成
部材の表面に沿って折り端がカーブを描くか、または、
折り端を曲げることが可能で、図1(b) 、図1(c) に示
すように折り端の折り目未形成部分F.1 と折り目形成部
分F.2 とが角度をなすように曲げることは勿論、図2
(a) において二点鎖線で示すように折り端の折り目形成
部分F.2 に対して折り目未形成部分F'.1を若干平行に偏
位させることも、また、更に湾曲させて折り目未形成部
分F".1を再び線L上に位置させることも可能である。
【0060】移動する折り目形成部材により、固定され
た製品の折り端に折り目を形成する代わりに、固定され
た折り目形成部材の間を、例えば、挾持手段により製品
を引っ張って通過させることも可能である。
【0061】図2(a) 〜(d) は、折り端の形状がよく見
える位置から見たもので、折り目形成部材W.1 およびW.
2 の様々な実施例が示され、印刷物の折り目を形成すべ
き折り端が線Lに対して角度をなしているものもある。
折り目形成処理において、製品の折り端の両側から当
接、押圧する折り目形成部材の折り目形成面は、折り端
の極めてわずかな部位(折り目点)に力を及ぼすごとく
設計される。この目的のため、少なくとも一つの折り目
形成部材の折り目形成面は、ほぼ一つの線(図1(b) お
よび図1(c) の折り目形成線C)に沿って製品の折り端
に当接、押圧するごとく設計される。しかしながら、線
接触の代わりに、細長い平坦面の折り目形成面として接
触するとみなすことも応用可能である。更に、前述した
ように折り目形成部材により折り端が線Lからカーブを
描いて遠ざかるごとく一対の折り目形成部材の折り目形
成面を配設することが望ましい。このことは、折り目形
成点が位置する折り目形成面が線Lまたは移動方向Bに
対して平行ではなく傾斜するごとく折り目形成部材を配
設、すなわち、折り目形成面に対して直角方向である押
圧力を加える方向Kが矢印Bまたは線Lと鋭角αをなす
ごとく折り目形成面を配設することにより、達成可能で
ある。角度αが小さければ小さい程、また、折り端の折
り目形成点近傍の曲率半径が小さければ小さい程、小さ
い押圧力でもって所定の折り目形成が可能である。折り
端を湾曲させることにより紙に張力が発生し、この張力
は加圧力のような役割を果たす。紙質や製品の厚みによ
り効果は異なるが、わずかの押圧力でもって、場合によ
っては、押圧しないで、単に、折り目形成部材の間を通
過させるだけで、折り端に十分な折り目を形成すること
ができる。
【0062】図2(a) に示す実施例では、円筒形の一対
の折り目形成部材W.1 およびW.2 が折り端の両側に配設
され、図1(b) と同じく、その回転軸は互いに平行で、
かつ、前記折り端に対して直角方向である。折り目形成
部材の折り目形成面は、一対の折り目形成部材が当接す
ると仮定した場合には実質的に折り目形成線となるが、
円筒形の折り目形成部材と折り端との当接部分である折
り目形成線を含む接平面であり、該接平面である折り目
形成面は両軸を結ぶ面に対して直角方向となる。もし、
折り目形成点が線Lから離れて位置するごとく一対の折
り目形成部材を配設すると、折り目形成部材が押圧力を
加える方向Kは線Lまたは折り目形成部材の移動方向B
に対して直角方向でなくなり、折り端はこの一対の折り
目形成部材により押圧されるだけでなく、折り目形成点
近傍で線Lからカーブを描いて遠ざかる。折り目形成部
材および挾持手段の設計、並びに、印刷物を固定する方
法を考慮することにより、また、製品自体の硬直性によ
り、折り端が折り目形成部材で曲げられると、折り端の
折り目未形成部分F.1 は線Lに対してある角度をなす。
更に、折り端の折り目未形成部分F.1 を反対方向へ曲げ
ると、線Lに平行する折り目未形成部分F'.1、または、
線L上に位置する折り目未形成部分F".1となすことが可
能となる。要するに、折り目形成部材間の近傍で局部的
に曲げると十分な折り目を付けることができるのであっ
て、折り端の折り目未形成部分の配置は重要なことでは
ない。
【0063】一対の円筒形折り目形成部材W.1 およびW.
2 は、回転軸に対して回動自在、または、駆動により回
転させることが可能であり、更には、軸に対して固定し
てもよい。折り目形成部材が回転する場合には、移動の
際折り目形成部材が印刷物の折り端に沿って回転する。
また、折り目形成部材が回転しない場合には、折り目形
成部材は印刷物の折り端に沿って摺動するが、やはり細
長い平坦面の折り目形成面は存在する。
【0064】図2(b) においては、一対の折り目形成部
材の一つW.1 は折り目形成処理の間他方の折り目形成部
材W.2 に対して静止する疑似静止対向面を有し、他方の
折り目形成部材W.2 は円筒型回転体である。前記疑似静
止対向面は、線Lまたは移動方向Bに対して傾斜してお
り、やはり押圧力が加えられる方向(線K)は、線Lと
鋭角αをなす。円筒型回転体である形成部材W.2 は折り
目が形成される折り端上を回転する一方、前記折り端は
疑似静止折り目形成部材の折り目形成面上を摺動する。
【0065】図2(c) に示す実施例は、図2(b) の実施
例を簡略化したものであり、一方の形成部材W.2 は円筒
形で、例えば、折り端F上を矢印Bの方向へ回転しなが
ら移動する。他方の形成部材W.1 は,製品に対して平
行、かつ、静止する対向面を有し、従って、この対向面
と製品間では相対運動が行なわれない。押圧力が加えら
れる方向Kと折り目形成部材W.2 の進行方向Bとは直交
することから、この実施例では、製品の折り端は押圧さ
れるのみで曲げられることはなく、従って、形成される
折り目は十分であるとは言えない。
【0066】図2(d) における一対の折り目形成部材W.
1 およびW.2 は回転体ではなく、足型の折り目形成部材
W.2 が他方の折り目形成部材W.1 の平坦面を押圧するこ
とにより折り目が形成される。足型の折り目形成部材W.
2 はB方向へ移動するが、この方向Bは折り目形成部材
W.1 の平坦面と平行ではない。その結果、折り端は足型
の折り目形成部材W.2 の先端近傍において両折り目形成
部材により曲げられ、加えられる押圧力はわずかなもの
でよく、場合によっては、押圧する必要がない。
【0067】折り目形成部材が駆動されない場合には、
該折り目形成部材は製品上を回転または摺動し、印刷物
を引っ張ることになる。従って、少なくとも折り目形成
処理の間は、印刷物を挾持手段により固定する必要があ
る。折り目形成処理により印刷物が損傷を被らないよ
う、それぞれの折り目形成部材および挾持手段は連係し
て作動する。折り目形成処理に際して、折り目形成部材
が折り端の終端縁まで移動するものとするのが好ましい
が、折り端の終端縁では重ねられた個々の紙は互いにず
れることになる。図3(a) 〜(c) は、本発明による折り
目形成処理において印刷物を固定する様々な例を示す。
【0068】図3(a) では、例えば、複数枚の紙が重ね
られて中央で二つ折りにされた折り端Fを有する印刷物
を示す。図示するように、製品は、例えば、挾持手段H
により折り端Fの始端縁と一端が交わる一方の側縁1に
沿って挾持される。そして、挾持手段Hの側から対向す
る他方の側縁2の方向(矢印B)へ折り目が形成されて
行く。折り目形成処理により、例えば、製品の外側の紙
がわずかにずれ、従って、そのずれが重ねられた各々の
紙に伝わり、各々の紙は両側縁でわずかづつずれて揃わ
ないが、問題が生ずる程のものではない。
【0069】図3(b) には、やはり二つ折りの印刷物が
示され、折り端Fの反対側の端縁3の中央部が挾持され
ている。折り目形成処理の間、印刷物は端縁3の中央部
で挾持されているが、矢印B.1 およびB.2 の方向へ移動
する二対の折り目形成部材により折り端Fに折り目が形
成されるため、印刷物に非対称的な力がかからない。二
対の折り目形成部材を使用するので、所要時間は短くな
り、図3(a) の実施例の半分の時間で折り目形成処理が
完了する。また、図3(a) の実施例に見られるような折
り端の両端縁と交わる側縁1および側縁2における個々
の紙のずれは極めて小さくなる。図3(b) の実施例で
は、折り端Fの反対側の端縁3の中央部が挾持されてい
るが、折り端Fの中央部を挾持してもよい。
【0070】最後の図3(c) には、直角方向に隣接する
第一の折り端F.3 (最初の折り畳みにより形成され
る)、および、第二の折り端F.4 (二度目の折り畳みに
より形成される)を有する二度に亘って折り畳まれた印
刷物が示されている。二つの折り端に折り目を形成する
には、折り目形成部材をそれぞれ矢印B.3 およびB.4 で
示す方向、すなわち、開口端縁4および5の方向へ移動
させることが特に重要である。何故ならば、その逆の方
向へ形成部材を移動させると、外側の紙がずれた場合に
二つの折り端F.3 、F.4 が交わる製品の角の辺りで、折
り目形成部材の進行方向に対して横方向に皺が形成され
る可能性がある。図示するように、挾持手段Hはこの製
品の角に設ける必要があり、そうでないと、二つの折り
端に順に折り目を形成する場合には、挾持手段の位置も
その都度変える必要が生じる。
【0071】一度または二度に亘って折り畳まれた製品
の場合と同様に、二度以上に亘って折り畳まれた場合で
も、製品の折り端に折り目を形成することが可能であ
る。折り目が形成される前に、製品がどの位強く折り畳
まれたかは問題にはならない。また、折り端に折り目を
形成するためには、必ずしも製品を折り畳まなければな
らない訳ではなく、要するに、折り目を形成すべき部位
を明瞭にしてその部位に折り目が形成できればよい。折
り畳まなくても、例えば、単に紙製品の両端を揃えて挾
持すれば、その両端と平行な中央線が折り目を形成すべ
き折り端となる。
【0072】図4および図5には、本発明による折り目
形成装置の実施例が示されており、連続的に搬送される
印刷物の折り端に本発明の折り目形成方法により折り目
が形成される。図3(b) に示すように、一度または数回
に亘って折り畳まれた印刷物は上方から同時に搬送手段
でもある挾持手段により挾持され、折り端が下方へ懸架
された状態で搬送され、二対の折り目形成部材が折り目
を形成すべき折り端中央部から両端縁へと移動する。図
2(a) に示すように、前記折り目形成部材は対になった
円筒型であり、その長手方向の軸を中心に回転する。
【0073】図4は、本発明による折り目形成装置の実
施例を示す平面図で、印刷物P.1 からP.21の上端縁が示
され、印刷物はこの上端縁の中央に設けられた図示しな
い挾持・搬送手段(図5の図面番号41参照)により挾持
され、矢印FRの方向へ連続的に搬送される。図4におい
ては、製品のうちP.3 〜P.20が折り目形成線上に位置し
ている。二対の折り目形成部材W.1 、W.2 、および、
W'.1、W'.2は製品P.2 〜P.3 の辺りで、流れて行く製品
の両側へ容易に進行可能な距離をおいて製品の下方、折
り端中央部に対向して配設される(図5参照)。製品P.
6 の辺りで、折り目形成部材は折り端に接触し始め、そ
の後、図6において詳細に図示されるように折り端を挾
んで対向することになる。製品P.8 の辺りでそのような
状態となっており、二対の折り目形成部材は折り端を挾
んで設けられ、互いに押圧する。製品P.10の辺りで、二
対の折り目形成部材W.1 、W.2 、および、W'.1、W'.2は
折り端を局部的に押圧、湾曲させて互いに離れて行く。
すなわち、前記折り目形成部材はFRの方向へ搬送される
と同時に、B.1 およびB.2 の方向へと移動する。製品P.
20の辺りで、二対の折り目形成部材はそれぞれ折り端の
端縁に達し、製品P.20の辺りで、製品の横方向へと退行
する。
【0074】対になった折り目形成部材は、例えば、図
4および図5の一点鎖線で示す二本の移送ガイドチェー
ンのような移送手段40および40' に等間隔を置いて設け
られる。
【0075】図5は、図4に示す折り目形成装置の側面
図で、製品P.1 からP.21の側端縁が示されている。図に
おいて、製品P.8 からP.10はクリップまたはクランプ状
の挾持・搬送手段41により上端縁を挾持されて搬送さ
れるが、折り端は下方へ懸架された状態にある。
【0076】図5においては、対になった折り目形成部
材の片方W.1 、W.2 のみが示されている。前述したよう
に、折り目形成部材は移送チェーン40に等間隔を置い
て設けられるが、この間隔は同時に挾持手段の間隔でも
ある。移送チェーンは連続したもので、挾持手段41が
移動するのと同じ速度で矢印FRの方向へ案内プーリ42.1
および42.2により駆動せしめられ、従って、折り目形成
部材は挾持・搬送手段とほぼ同期して移動することにな
る。また、前記二本の移送チェーン40および40' は、図
示しない案内手段により支持されて図4および図5の一
点鎖線で示す移送路上を移動する。
【0077】図5において、対になった折り目形成部材
がどのようにして製品P.2 〜P.6 の辺りで下方から製品
の流れの中へ侵入して行き、製品の折り端の両側へ移動
するかを、また、両折り目形成部材が等間隔で設けられ
ている状態が明瞭に示されている。対になった折り目形
成部材は、例えば、一方の形成部材W.1 が直接に製品と
係合し、他方の折り目形成部材W.2 のみが折り目を形成
すべき位置へ移動するごとく挾持手段41と連係して作
動する(詳細図である図6参照)。
【0078】製品P.6 〜P.8 の辺りで,対になった折り
目形成部材は折り目形成位置へと移動して互いに押圧
し、その後、図4に示す要領で両折り目形成部材が折り
目形成路に沿って移動しながら折り目を形成して行く。
製品P.21の辺りで、二対の折り目形成部材は折り端の終
端に達し、その後、元の位置へ復動させるために案内プ
ーリ42.2により旋回されるまで、両折り目形成部材は製
品から横方向へ離れて行く。
【0079】図5の製品P.8 〜P.10で示すように、折り
目形成部材は実線で示す第一のポジションと二点鎖線で
示す第二のポジションとに配置可能である。すなわち、
この折り目形成部材は移送チェーン40上に調整可能な
高さに設けることができる。従って、装置は異なる大き
さの印刷物に容易に適用可能となっている。また、折り
目形成部材を搬送する移送または搬送手段自体を、製品
搬送手段に対する離間距離の調整を可能にすれば、同様
の結果を得ることができる。
【0080】異なる大きさの印刷物が印刷物の搬送方向
に対して直角方向に長いか、あるいは、短い場合には、
特別な調整手段を配備する必要はなく、単に折り目形成
処理時間が長くなるか、短くなるかの問題に過ぎない。
【0081】図6は、二対の折り目形成部材W.1 、W.2
およびW'.1、W'.2のそれぞれの相対的な動きを詳細に示
す。図6は、図4と同様に折り目形成装置の実施例を示
す平面図であり、製品はP.6 〜P.8 の状態にある。一対
の折り目形成部材W.1 、W.2は、例えば、支点を中心と
して互いに旋回可能(矢印D)なレバー60.1および60.2
に設けられ、ばね61により実線で示す折り目形成位置へ
と移動し、かつ、互いに押圧する。また、折り目形成部
材は図示しない制御リンクによりばね61による張力に抗
して二点鎖線により図示される非形成位置へ移動可能
で、折り目形成部材は形成位置と非形成位置との間を交
互に移動する。
【0082】折り目形成部材は、それを元の位置へ復動
させるために第二の折り返し点辺りで案内プーリ42.2に
より一旦旋回せしめられ、復動終端部である第一の折り
返し点において案内プーリ42.1により再度旋回せしめら
れ、その後、製品搬送の流れに挿入される辺りまでは、
前記制御リンクにより挿入可能なように互いに離間した
状態で非形成位置にあり、図4および5の製品P.6 〜P.
8 の辺りで、折り端の方向へ互いに接近して折り目形成
位置に戻る。
【0083】図6において、折り目を形成すべき折り端
がどのようにして折り目形成部材により湾曲せしめられ
るかが明瞭に示されている。折り目形成部材が移送チェ
ーンに固定されて搬送される構成、また、二対の折り目
形成部材が各々の制御リンクと連結される構成等は、当
業者が容易に着想可能であるから、ここでは詳しく説明
しない。
【0084】図7は、図4および図5に示す折り目形成
装置が必要以上に長くなった場合、あるいは、方向を転
換することなく、例えば、印刷物が重なる状態で連続的
に供給、または、移送される印刷物搬送ラインとどのよ
うに連係するかを示す。図7は、図4と同様に平面図で
あり、図4の装置(図面番号75)が中央に図示されてい
る。搬送ラインにおける搬送方向は矢印70および71で示
す方向であり、矢印70は供給方向、また、矢印71は移送
方向を示している。
【0085】印刷物は、搬送方向70側の上部に折り端が
位置し、かつ、連続的に重なって移動するうろこのよう
に重なった状態72で搬送手段により供給される。うろこ
のように重なった状態72となっている印刷物は、前記搬
送方向70に対して鋭角をなす第二の搬送方向73へ方向転
換され、その後、再び破線矢印で示す180度の下方反
転74を行い、折り端が印刷物の下方に来る。そして、折
り端に対向する製品の上端が挾持され、懸架された状態
で第二の搬送方向73と逆方向である搬送方向FRへ搬送さ
れ、その間に、下方に懸架された状態の折り端に図4お
よび図5に示す折り目形成装置、および、折り目形成方
法により折り目が形成される。折り目が形成されると、
折り端は図示しない手段により方向転換せしめられ、再
び進行方向側の上部に折り端が位置するようなうろこ状
態となる。このことは、180度の上方反転76を行った
後、うろこのように重なった状態72の印刷物を供給した
元の搬送方向70と同じ搬送方向71へ方向転換するこ
とにより行われ、うろこのように重なった状態77の印刷
物は後工程へと移送せしめられる。折り目形成システム
を通過した後におけるうろこ状態77の印刷物と折り目形
成システムを通過する前におけるうろこ状態72の印刷物
との違いは、単に折り目が形成されているか否かという
差異のみである。
【0086】図4、図5、および、図6に関連して説明
した本発明の折り目形成装置の実施例においては、例え
ば、折り目形成装置へと供給され、かつ、この装置を通
過した製品は、懸架された状態で後工程へ移送される。
しかるに、図7に示す実施例では、後工程へ移送される
装置の終端部辺りで、製品は回転部材によりうろこのよ
うに重なった状態77に転換せしめられる。
【0087】図4、図5、図6、および、図7に関連し
て説明した本発明の折り目形成装置の実施例は、単なる
一実施例である。製品は懸架された状態でなくてもよ
く、また、折り目形成路は水平方向でなくてもよい。さ
らに、折り目形成部材の配置を異ならしめてもよい。本
発明の折り目形成方法、および、折り目形成装置を用い
ると、個々の印刷物に折り目を形成することができる
が、これと同様に、複数の印刷物の折り端を重ねて複数
の印刷物に折り目を形成することも可能である。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来の場
合に比べて比較的弱い圧力(例えば、3ないし5Kp)で
もって折り目を形成することができる効果がある。
【0089】請求項2記載の発明によれば、製品の折り
端に折り目を形成する際、製品の折り端を製品の外側へ
押圧する力が働くから、十分な折り目を形成することが
できる効果がある。
【0090】請求項3記載の発明によれば、わずかな押
圧力でもって、場合によっては、押圧しないで、単に折
り目形成部材の間を通過させるだけで、印刷物の折り端
に折り目を形成することができる効果がある。
【0091】請求項4記載の発明によれば、折り端の所
定位置に確実に折り目を形成することができる効果があ
る。
【0092】請求項5記載の発明によれば、少なくとも
一方の折り目形成部材が回動もしくは回転するから、十
分な折り目を形成することができる効果がある。
【0093】請求項6記載の発明によれば、折り目形成
部材が折り端に沿って移動した場合でも、折り目を形成
しようとする印刷物が動かないようにすることができる
効果がある。
【0094】請求項7記載の発明によれば、折り目形成
部材と挟持手段は連係して作動するので、折り目を形成
するに際して印刷物が損傷を被ることを防止することが
できる効果がある。
【0095】請求項8記載の発明によれば、挾持されて
いる側縁1に一端が接する折り端Fの始端部から終端部
にわたって、折り目を形成することができる効果があ
る。
【0096】請求項9記載の発明によれば、折り端Fの
始端部から終端部に折り目形成部材を作用させる場合に
比べて、半分の時間で折り目を形成することができる効
果がある。
【0097】請求項10記載の発明によれば、二つの折
り端F.3 およびF.4 が交わる製品の角の辺りで、折り目
形成部材の進行方向に対して横方向に皺を生じさせるこ
となく、二つの折り端F.3 、F.4 のそれぞれに折り目を
形成することができる効果がある。
【0098】請求項11記載の発明によれば、折り目を
形成する前のうろこのように重ねた状態のままの姿で、
折り目を形成した後の印刷物を取り出すことができる効
果がある。
【0099】請求項12記載の発明によれば、それぞれ
の折り端が重ねられた複数の印刷物に、それぞれ折り目
を形成することができる効果がある。
【0100】請求項13記載の発明によれば、印刷物の
折り端の所定位置に、正確、かつ、十分な折り目を形成
することができる効果がある。
【0101】請求項14記載の発明によれば、極めて簡
単に十分な折り目を形成することができる効果がある。
【0102】請求項15記載の発明によれば、一対の折
り目形成部材により製品の折り端に折り目を形成する
際、製品の折り端を製品の外側へ押圧する力が働くか
ら、十分な折り目を形成することができる効果がある。
【0103】請求項16記載の発明によれば、一対の折
り目形成部材によりわずかな押圧力でもって、場合によ
っては、押圧しないで、印刷物を単に折り目形成部材の
間を通過させるだけで、折り端に折り目を形成すること
ができる効果がある。
【0104】請求項17記載の発明によれば、一対の折
り目形成部材のうち少なくとも一つの折り目形成部材W.
2 が円筒型でその軸を中心として回転するから、十分な
折り目を形成することができる効果がある。
【0105】請求項18記載の発明においても、十分な
折り目を形成することができる効果がある。
【0106】請求項19記載の発明によれば、折り目形
成部材と挾持手段が連係して作動するので、折り目を形
成するに際して印刷物が損傷を被ることを防止すること
ができるのみならず、印刷物の両側における折り端に折
り目を形成することができる効果がある。
【0107】請求項20記載の発明によれば、挾持手段
41により挾持されている各印刷物に、少なくとも一対の
折り目形成部材が作用し、各印刷物を搬送しながらその
折り端に折り目を形成することができる効果がある。
【0108】請求項21記載の発明によれば、挾持手段
41を簡単なもので構成することができる効果がある。
【0109】請求項22記載の発明によれば、折り目形
成部材が挾持・搬送手段とほぼ同期して移動するので、
印刷物を搬送しながらその折り端に折り目を形成するこ
とができる効果がある。
【0110】請求項23記載の発明によれば、折り目を
形成したい時にのみ、折り目形成部材を折り目形成位置
に位置させることができるので、便利であるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷物の斜視図であって、本発明の折り目形成
方法によりその折り端に折り目を形成する様子を示す。
【図2】一対の折り目形成部材を用いた幾つかの実施例
を示す平面図である。
【図3】印刷物挾持手段および折り目形成部材が様々な
印刷物に作用する状態を示す側面図である。
【図4】本発明による折り目形成装置の実施例を示す平
面図である。
【図5】図4に示す折り目形成装置の側面図である。
【図6】図4に示す折り目形成装置の一部詳細図であ
る。
【図7】図4に示す実施例における折り目形成装置の搬
送路での配置状態を示す平面図である。
【符号の説明】
P─印刷物(紙製品)、 F─折り端、 W.1 ,W.2 ─
折り目形成部材、 C─折り目形成線、 L─線、 B
─折り目形成部材の移動方向、 K─線、 H─挾持手
段、 FR─印刷物の搬送方向、 41─搬送手段(挾持手
段)、 1─側縁、 3─端縁、 F.3 ,F.4 ─折り
端、 72,77─うろこのように重なった状態、 70─第
一の搬送方向、 71─搬送方向、 73─第二の搬送方
向、 74─下方反転、 76─上方反転、 40,40' ─移
送チェーン、 60.1,60.2─レバー、61─ばね。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り畳まれた、あるいは、折り目を形成す
    べき線が明瞭に識別可能な紙製品P、特に、折り畳まれ
    た印刷物の折り端Fの両側に、折り目形成面を有する少
    なくとも一対の折り目形成部材W.1 、W.2 が対向して設
    けられ、該折り目形成部材の折り目形成面が前記製品の
    折り端に当接、または、当接および押圧して製品の折り
    端に折り目を形成する方法であって、 少なくとも一対の前記折り目形成部材の折り目形成面が
    前記製品の折り目形成線Cに沿って作用し、該折り目形
    成線Cは折り目を形成すべき折り端Fが位置する線Lと
    折り目形成点で交差し、製品Pを挾んで対向する少なく
    とも一対の前記折り目形成部材W.1 、W.2 の作用により
    前記折り目形成点は折り端F上に位置し、かつ、少なく
    とも一対の前記折り目形成部材W.1 、W.2 の少なくとも
    一方の折り目形成部材を前記線Lと平行な進行方向Bへ
    移動せしめることを特徴とする紙製品の折り端に折り目
    を形成する方法。
  2. 【請求項2】前記折り目形成線Cは、前記線Lと直交
    し、または、前記折り目形成部材が進行方向Bへ移動す
    る際、前記製品の折り端を製品の外方向へ押圧するごと
    く線Lに対して鋭角βをなすことを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】前記折り端Fが、前記折り目形成部材W.1
    、W.2 の折り目形成面により折り目形成点の近傍で湾
    曲せしめられ、かつ、折り目形成点において折り目形成
    面と直交する折り目形成部材により押圧力が加えられる
    方向(線K)が前記折り目形成点の進行方向Bに対して
    鋭角αをなすことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記折り端Fは、前記折り目形成部材W.1
    、W.2 の折り目形成面上の折り目形成点において前記
    折り目形成部材W.1 、W.2 が前記折り端Fを挾んで互い
    に押圧することにより加圧されることを特徴とする請求
    項1または2記載の方法。
  5. 【請求項5】前記折り目形成部材W.1 、W.2 の少なくと
    も一方の折り目形成部材は、製品P上またはその折り端
    F上を駆動により回動し、または、駆動されないで回転
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の方法。
  6. 【請求項6】前記製品は、折り目形成処理の間挾持手段
    Hにより挾持されることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】前記挾持手段は、連続的に搬送路に沿って
    製品を同時に搬送方向FRへ搬送する搬送手段41であり、
    かつ、前記折り目形成部材が前記搬送手段と共に前記搬
    送路の一部を前記搬送方向FRへ移動することを特徴とす
    る請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】前記製品は、折り目を形成すべき前記折り
    端Fに一端が接する側縁1部分を挾持され、かつ、前記
    折り目形成部材は挾持されたこの側縁1から遠ざかるご
    とく折り端F上をその始端部から終端部まで移動するこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】前記製品は、折り目を形成すべき前記折り
    端Fに対向する端縁3、または、前記折り端Fの中央部
    分を挾持され、かつ、二対の折り目形成部材が同期して
    この中央部分から折り端の各々の終端部へ移動すること
    を特徴とする請求項6または7記載の方法。
  10. 【請求項10】前記製品は、その一つの角において互い
    に一端が接する折り目を形成すべき二つの折り端F.3 お
    よびF.4 を有し、該製品は前記角の近傍で固定され、か
    つ、一対の折り目形成部材が前記角から遠ざかるごとく
    前記二つの折り端の各々の終端部へ移動することを特徴
    とする請求項6または7記載の方法。
  11. 【請求項11】前記製品は、折り目を形成すべき前記折
    り端がそれぞれ製品搬送方向の上側に位置する重なった
    うろこのような状態72で第一の搬送方向70から第二の搬
    送方向73へ方向転換され、その後、前記折り目を形成す
    べき折り端が下方へ懸架された状態で前記第二の搬送方
    向73と逆方向の搬送方向FRへ搬送される間、前記折り端
    が二対の折り目形成部材により折り目が形成されるごと
    く、うろこのような状態72の製品は180 度の下方反転74
    を行い、搬送方向FRへ搬送された後、180 度の上方反転
    76を行って再び進行方向側上側に折り端が位置する重な
    ったうろこのような状態77となり、続いて、この状態77
    の製品は元の搬送方向70と同方向である搬送方向71へ方
    向転換せしめられることを特徴とする請求項9記載の方
    法。
  12. 【請求項12】前記製品Pは、それぞれの折り端が重ね
    られた複数の折り畳まれた印刷物であることを特徴とす
    る請求項1ないし11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】請求項1ないし12のいずれかに記載の
    方法に適用される装置であって、 印刷物Pを挾持する少なくとも一つの挾持手段Hと、折
    り目形成面が該挾持手段Hにより挾持された製品Pの折
    り端Fの折り目形成点に作用するごとく、折り目を形成
    すべき製品の折り端Fを挾んでその両側に対向する少な
    くとも一対の折り目形成部材W.1 、W.2 とを有し、折り
    目を形成すべき前記折り端Fが位置する線Lと平行な移
    動方向Bへ前記折り目形成点が移動するごとく、前記挾
    持手段Hを配設し、かつ、少なくとも一対の前記折り目
    形成部材W.1 、W.2 の少なくとも一つの形成部材を移動
    させることを特徴とする紙製品の折り端に折り目を形成
    する装置。
  14. 【請求項14】少なくとも一対の前記折り目形成部材W.
    1 、W.2 のうち少なくとも一つの折り目形成部材W.2
    は、折り目形成線Cに沿って製品の折り端に作用するご
    とく、前記形成部材W.2 にカーブした折り目形成面が備
    えられていることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】前記折り目形成線Cが線Lに直交し、ま
    たは、前記折り目形成部材が進行方向Bへ移動する際、
    製品の折り端を製品の外方向へ押圧するごとく線Lに対
    して鋭角βをなすごとく、前記一対の折り目形成部材を
    配設することを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】折り目形成点において折り目形成面と直
    交する前記折り目形成部材により押圧力が加えられる方
    向(線K)が線Lに直交し、または、線Lに対して鋭角
    αをなすごとく、前記一対の折り目形成部材を配設する
    ことを特徴とする請求項13記載の装置。
  17. 【請求項17】前記折り目形成部材W.1 、W.2 のうちの
    少なくとも一つの折り目形成部材W.2は、円筒型でその
    軸を中心として回転可能であることを特徴とする請求項
    13ないし16のいずれかに記載の装置。
  18. 【請求項18】前記折り目形成部材W.1 、W.2 のうちの
    他方の折り目形成部材W.1 は、円筒型、または、折り目
    形成部材W.2 に対して静止する対向面を有することを特
    徴とする請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】搬送方向FRに沿って搬送路を移動する複
    数の挾持手段41と、この挾持手段41と同期して前記搬送
    路の一部を前記搬送方向へ移動する複数対の折り目形成
    部材とを有することを特徴とする請求項13ないし18
    のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】それぞれの挾持手段41に対して少なくと
    も一対の折り目形成部材が備えられていることを特徴と
    する請求項19記載の装置。
  21. 【請求項21】前記挾持手段41はグリッパーまたはグ
    リップ・チェーンであることを特徴とする請求項19ま
    たは20記載の装置。
  22. 【請求項22】対になった前記折り目形成部材は、前記
    挾持手段間の間隔とほぼ等しい間隔を置いて少なくとも
    一つの移送チェーン40、40' 上に設けられていることを
    特徴とする請求項19ないし21のいずれかに記載の装
    置。
  23. 【請求項23】前記折り目形成部材W.1 、W.2 のそのぞ
    れの部材は、一点を中心に互いに回動可能なレバ−60.1
    および60.2に設けられ、前記折り目形成部材は互いにば
    ね61により連結されて前記折り端の両側に当接する折り
    目形成位置を取り、かつ、前記折り目形成部材がばね61
    による張力に抗して互いに間隔を置いた非形成位置へ移
    動可能ならしめる制御手段を設けたことを特徴とする請
    求項13ないし22のいずれかに記載の装置。
JP6067941A 1993-03-10 1994-03-10 紙製品の折り端に折り目を形成する方法およびその装置 Pending JPH072426A (ja)

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