JPH0723577A - モータ制御回路 - Google Patents
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- JPH0723577A JPH0723577A JP5011317A JP1131793A JPH0723577A JP H0723577 A JPH0723577 A JP H0723577A JP 5011317 A JP5011317 A JP 5011317A JP 1131793 A JP1131793 A JP 1131793A JP H0723577 A JPH0723577 A JP H0723577A
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 33
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P3/00—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
- H02P3/06—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
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- G—PHYSICS
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- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/22—Brakes other than speed-regulating brakes
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P3/00—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
- H02P3/06—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
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- H02P3/10—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing a dc motor by reversal of supply connections
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- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/24—Arrangements for stopping
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】モータに正回転逆トルクを印加して急停止させ
るとき、モータ回転速度の所定値への低下を検出できな
いことに起因する逆回転暴走を防止する。 【構成】制御部１は、駆動電流制御信号Ｃ１およびトル
ク印加方向制御信号Ｃ２をモータ駆動部２へ送出してモ
ータ３の駆動を制御する。回転低下検出部５は、回転パ
ルス発生部４が生成する回転パルスＰ１を受け、回転速
度の所定値への低下を検出して回転低下検出パルスＰ２
を出力する。タイマー部６は、回転停止信号Ｓ１を受け
たときに起動し、モータの最大回転停止所要時間が経過
したときにパルスＰ３を出力する。制御部１は、外部か
ら回転停止信号Ｓ１を受けたときに正回転逆トルクの印
加を指示する信号をモータ駆動部２へ送出し、その後、
回転低下検出パルスＰ２またはパルスＰ３を受けたとき
に正回転逆トルクの印加停止を指示する信号を送出す
る。
るとき、モータ回転速度の所定値への低下を検出できな
いことに起因する逆回転暴走を防止する。 【構成】制御部１は、駆動電流制御信号Ｃ１およびトル
ク印加方向制御信号Ｃ２をモータ駆動部２へ送出してモ
ータ３の駆動を制御する。回転低下検出部５は、回転パ
ルス発生部４が生成する回転パルスＰ１を受け、回転速
度の所定値への低下を検出して回転低下検出パルスＰ２
を出力する。タイマー部６は、回転停止信号Ｓ１を受け
たときに起動し、モータの最大回転停止所要時間が経過
したときにパルスＰ３を出力する。制御部１は、外部か
ら回転停止信号Ｓ１を受けたときに正回転逆トルクの印
加を指示する信号をモータ駆動部２へ送出し、その後、
回転低下検出パルスＰ２またはパルスＰ３を受けたとき
に正回転逆トルクの印加停止を指示する信号を送出す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はモータ制御回路に関し、
特に磁気記録再生装置のリールモータや磁気ディスク装
置のスピンドルモータ等を短時間に回転停止させるモー
タ制御回路に関する。
特に磁気記録再生装置のリールモータや磁気ディスク装
置のスピンドルモータ等を短時間に回転停止させるモー
タ制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来のこの種のモータ制御回路
の一例を示しており、モータの回転を短時間に回転停止
させるために、モータを正回転逆トルク状態にして急停
止させる構成を示している。
の一例を示しており、モータの回転を短時間に回転停止
させるために、モータを正回転逆トルク状態にして急停
止させる構成を示している。
【０００３】ここで、モータ駆動部２は、制御部１から
供給される駆動電流制御信号Ｃ１およびトルク印加方向
制御信号Ｃ２に応じてモータ３を駆動する。また、回転
パルス発生部４は、モータ３の回転速度に比例した繰返
し周波数の回転パルスＰ１を発生するものであり、例え
ば、モータ３の回転軸に等間隔スリットを有する円盤を
取付け、このスリットを通過する光を検出することによ
り回転パルスＰ１を生成する。
供給される駆動電流制御信号Ｃ１およびトルク印加方向
制御信号Ｃ２に応じてモータ３を駆動する。また、回転
パルス発生部４は、モータ３の回転速度に比例した繰返
し周波数の回転パルスＰ１を発生するものであり、例え
ば、モータ３の回転軸に等間隔スリットを有する円盤を
取付け、このスリットを通過する光を検出することによ
り回転パルスＰ１を生成する。
【０００４】回転低下検出部５は、回転パルスＰ１の周
期を計測し、モータ３の回転速度が所定値に低下したと
きを検出して回転低下検出パルスＰ２を制御部１へ送出
する。この場合、回転パルスＰ１の周期を一定周期のク
ロックパルスにより計測し、この計測値と基準値とを比
較して回転速度が所定値となったときを検出している。
期を計測し、モータ３の回転速度が所定値に低下したと
きを検出して回転低下検出パルスＰ２を制御部１へ送出
する。この場合、回転パルスＰ１の周期を一定周期のク
ロックパルスにより計測し、この計測値と基準値とを比
較して回転速度が所定値となったときを検出している。
【０００５】制御部１は、モータ回転停止を指示する回
転停止信号Ｓ１を外部から受けたとき、正回転逆トルク
を指示するトルク印加方向制御信号Ｃ２をモータ駆動部
２へ送出し、モータ３を正回転逆トルク状態にする。な
お、回転停止信号Ｓ１は、例えば、装置に設けられた回
転停止釦等の押下によって発生するパルス信号である。
転停止信号Ｓ１を外部から受けたとき、正回転逆トルク
を指示するトルク印加方向制御信号Ｃ２をモータ駆動部
２へ送出し、モータ３を正回転逆トルク状態にする。な
お、回転停止信号Ｓ１は、例えば、装置に設けられた回
転停止釦等の押下によって発生するパルス信号である。
【０００６】その後、制御部１は、正回転逆トルクによ
ってモータ３の回転速度が所定値に低下したときに回転
低下検出部５から回転低下検出パルスＰ２を受け、モー
タ駆動部２に対して、駆動電流制御信号Ｃ１によりトル
ク印加停止を指示する。このようにしてモータ３を短時
間に回転停止させている。
ってモータ３の回転速度が所定値に低下したときに回転
低下検出部５から回転低下検出パルスＰ２を受け、モー
タ駆動部２に対して、駆動電流制御信号Ｃ１によりトル
ク印加停止を指示する。このようにしてモータ３を短時
間に回転停止させている。
【０００７】なお、回転低下検出部５が検出する回転速
度は、制御部１が回転低下検出パルスＰ２を受けてトル
ク印加停止を指示したときに、モータ３の回転が最適状
態で停止するように予め設定している。
度は、制御部１が回転低下検出パルスＰ２を受けてトル
ク印加停止を指示したときに、モータ３の回転が最適状
態で停止するように予め設定している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のモータ
制御回路では、正回転正トルク状態のモータを短時間に
回転停止させるために、モータを正回転逆トルク状態と
し、回転パルスにより所定の回転速度に低下したときを
検出して停止制御している。しかし、停止時のモータ回
転は急激に減速しており、従って回転パルスの周期も急
激に変化するので、回転速度の低下を検出する際、クロ
ックパルスのタイミングによっては所定の回転速度を検
出できない場合がある。この場合、正回転逆トルク状態
が継続するためにモータは逆トルクによって逆回転暴走
し、記録再生を予定時刻通りに実行できない等の支障が
生じる。
制御回路では、正回転正トルク状態のモータを短時間に
回転停止させるために、モータを正回転逆トルク状態と
し、回転パルスにより所定の回転速度に低下したときを
検出して停止制御している。しかし、停止時のモータ回
転は急激に減速しており、従って回転パルスの周期も急
激に変化するので、回転速度の低下を検出する際、クロ
ックパルスのタイミングによっては所定の回転速度を検
出できない場合がある。この場合、正回転逆トルク状態
が継続するためにモータは逆トルクによって逆回転暴走
し、記録再生を予定時刻通りに実行できない等の支障が
生じる。
【０００９】本発明の目的は、モータ回転速度の所定値
への低下を検出できない場合でも、モータの逆回転暴走
を防止できるモータ制御回路を提供することにある。
への低下を検出できない場合でも、モータの逆回転暴走
を防止できるモータ制御回路を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明のモータ制御
回路は、モータの回転速度に応じた周期の回転パルスを
発生する回転パルス発生部と、前記回転パルスの周期が
所定値になったときを検出して回転低下を示すパルスを
出力する回転低下検出部と、外部から供給される回転停
止信号を受けたときに起動し前記モータの最大回転停止
所要時間が経過したときにパルスを出力するタイマー部
と、前記回転停止信号を受けたときに前記モータへ正回
転逆トルクを印加するように指示した後に前記回転低下
を示すパルスおよび前記タイマー部の出力パルスの内の
いずれかを受けたときに前記正回転逆トルクの印加を停
止するように指示する制御部と、この制御部の指示に応
じて前記モータを駆動するモータ駆動部とを備えて構成
されている。モータ制御回路。
回路は、モータの回転速度に応じた周期の回転パルスを
発生する回転パルス発生部と、前記回転パルスの周期が
所定値になったときを検出して回転低下を示すパルスを
出力する回転低下検出部と、外部から供給される回転停
止信号を受けたときに起動し前記モータの最大回転停止
所要時間が経過したときにパルスを出力するタイマー部
と、前記回転停止信号を受けたときに前記モータへ正回
転逆トルクを印加するように指示した後に前記回転低下
を示すパルスおよび前記タイマー部の出力パルスの内の
いずれかを受けたときに前記正回転逆トルクの印加を停
止するように指示する制御部と、この制御部の指示に応
じて前記モータを駆動するモータ駆動部とを備えて構成
されている。モータ制御回路。
【００１１】第２の発明のモータ制御回路は、モータの
回転速度に応じた周期の回転パルスを発生する回転パル
ス発生部と、前記回転パルスの周期が所定値になったと
きを検出して回転低下を示すパルスを出力する回転低下
検出部と、外部から供給される回転停止信号を受けたと
きに起動し前記モータの最大回転停止所要時間が経過し
たときにパルスを出力する第１のタイマー部と、この第
１のタイマー部の出力パルスを受けて起動し予め設定さ
れた時間が経過したときにパルスを出力する第２のタイ
マー部と、前記第１のタイマー部の出力パルスを受けた
ときに前記モータへ正回転正トルクを印加するように指
示し、その後に前記第２のタイマー部の出力パルスを受
けたときに正回転逆トルクを印加するように指示し、更
にその後に前記回転低下を示すパルスを受けたときに前
記正回転逆トルクの印加を停止するように指示する制御
部と、この制御部の指示に応じて前記モータを駆動する
モータ駆動部とを備えて構成されている。
回転速度に応じた周期の回転パルスを発生する回転パル
ス発生部と、前記回転パルスの周期が所定値になったと
きを検出して回転低下を示すパルスを出力する回転低下
検出部と、外部から供給される回転停止信号を受けたと
きに起動し前記モータの最大回転停止所要時間が経過し
たときにパルスを出力する第１のタイマー部と、この第
１のタイマー部の出力パルスを受けて起動し予め設定さ
れた時間が経過したときにパルスを出力する第２のタイ
マー部と、前記第１のタイマー部の出力パルスを受けた
ときに前記モータへ正回転正トルクを印加するように指
示し、その後に前記第２のタイマー部の出力パルスを受
けたときに正回転逆トルクを印加するように指示し、更
にその後に前記回転低下を示すパルスを受けたときに前
記正回転逆トルクの印加を停止するように指示する制御
部と、この制御部の指示に応じて前記モータを駆動する
モータ駆動部とを備えて構成されている。
【００１２】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１３】図１は本発明の第１の実施例を示すブロッ
ク図であり、図４に示した従来のモータ制御回路と同一
構成要素には同一符号を付してある。この実施例では、
モータの回転速度が所定値に低下したことを検出できな
い場合に対処するため、タイマー部６を設けている。
ク図であり、図４に示した従来のモータ制御回路と同一
構成要素には同一符号を付してある。この実施例では、
モータの回転速度が所定値に低下したことを検出できな
い場合に対処するため、タイマー部６を設けている。
【００１４】モータ駆動部２は、制御部１から供給され
る駆動電流制御信号Ｃ１およびトルク印加方向制御信号
Ｃ２に応じてモータ３を駆動する。回転パルス発生部４
は、モータ３の回転速度に比例した繰返し周波数の回転
パルスＰ１を発生する。また、回転低下検出部５は、回
転パルスＰ１の周期を計測し、モータの回転速度が所定
値に低下したときを検出して回転低下検出パルスＰ２を
制御部１へ送出する。
る駆動電流制御信号Ｃ１およびトルク印加方向制御信号
Ｃ２に応じてモータ３を駆動する。回転パルス発生部４
は、モータ３の回転速度に比例した繰返し周波数の回転
パルスＰ１を発生する。また、回転低下検出部５は、回
転パルスＰ１の周期を計測し、モータの回転速度が所定
値に低下したときを検出して回転低下検出パルスＰ２を
制御部１へ送出する。
【００１５】通常、制御部１は、モータ回転停止を指示
する回転停止信号Ｓ１を受けたとき、モータ駆動部２に
対して、トルク印加方向制御信号Ｃ２により正回転逆ト
ルクを指示してモータ３を正回転逆トルク状態にする。
その後、回転低下検出パルスＰ２を受けたときに、駆動
電流制御信号Ｃ１によりトルク印加停止を指示する。
する回転停止信号Ｓ１を受けたとき、モータ駆動部２に
対して、トルク印加方向制御信号Ｃ２により正回転逆ト
ルクを指示してモータ３を正回転逆トルク状態にする。
その後、回転低下検出パルスＰ２を受けたときに、駆動
電流制御信号Ｃ１によりトルク印加停止を指示する。
【００１６】ところで、タイマー部６は、回転停止信号
Ｓ１を受けて計測を開始し、予め設定された時間が経過
したときにパルスＰ３を出力する。また、回転低下検出
部５からの回転低下検出パルスＰ２を受けてリセットす
る。ここで、タイマー部６に設定する時間は、制御部１
が回転停止信号Ｓ１を受けて正常に回転停止制御した場
合のモータの回転停止所要時間の最大値とする。
Ｓ１を受けて計測を開始し、予め設定された時間が経過
したときにパルスＰ３を出力する。また、回転低下検出
部５からの回転低下検出パルスＰ２を受けてリセットす
る。ここで、タイマー部６に設定する時間は、制御部１
が回転停止信号Ｓ１を受けて正常に回転停止制御した場
合のモータの回転停止所要時間の最大値とする。
【００１７】次に、回転低下検出部５がモータ回転速度
の所定値への低下を検出できなかった場合の動作につい
て、図１および図２を参照して説明する。
の所定値への低下を検出できなかった場合の動作につい
て、図１および図２を参照して説明する。
【００１８】図３（ａ）は第１の実施例の場合のモータ
の回転速度の変化を示している。まず、回転停止信号Ｓ
１を受けて（ａ点）正回転逆トルク状態となる。モータ
回転が所定値に低下したとき（ｂ点）に回転低下検出部
５がこれを検出できないので、そのまま正回転逆トルク
状態が継続する。その後、タイマー部６の設定時間Ｔ１
が経過したとき（ｃ点）、すなわち、回転停止所要時間
の最大値が経過したときにタイマー部６がパルスＰ３を
出力する。制御部１は、パルスＰ３を受けてトルク印加
停止を指示する。この時、モータ３は逆トルクにより逆
回転を開始しているが、図示したように回転は停止し、
モータの逆回転暴走を防止できる。
の回転速度の変化を示している。まず、回転停止信号Ｓ
１を受けて（ａ点）正回転逆トルク状態となる。モータ
回転が所定値に低下したとき（ｂ点）に回転低下検出部
５がこれを検出できないので、そのまま正回転逆トルク
状態が継続する。その後、タイマー部６の設定時間Ｔ１
が経過したとき（ｃ点）、すなわち、回転停止所要時間
の最大値が経過したときにタイマー部６がパルスＰ３を
出力する。制御部１は、パルスＰ３を受けてトルク印加
停止を指示する。この時、モータ３は逆トルクにより逆
回転を開始しているが、図示したように回転は停止し、
モータの逆回転暴走を防止できる。
【００１９】図２は本発明の第２の実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【００２０】ここで、図４に示した従来例と同一構成要
素には同一符号を付している。また、第１の実施例との
相違点は、タイマー部７を更に設けたことである。タイ
マー部７は、タイマー部６からのパルスＰ３を受けたと
きに動作を開始し、予め設定された時間が経過したとき
にパルスＰ４を出力する。また、回転低下検出パルスＰ
２を受けたときにリセットする。
素には同一符号を付している。また、第１の実施例との
相違点は、タイマー部７を更に設けたことである。タイ
マー部７は、タイマー部６からのパルスＰ３を受けたと
きに動作を開始し、予め設定された時間が経過したとき
にパルスＰ４を出力する。また、回転低下検出パルスＰ
２を受けたときにリセットする。
【００２１】ところで、上述した第１の実施例では、タ
イマー部６からのパルスによりトルク印加を停止して
も、図３（ａ）に示したように、モータは逆回転を開始
しているので回転停止までに時間がかかる。これを解決
するためにタイマー部７を設けている。
イマー部６からのパルスによりトルク印加を停止して
も、図３（ａ）に示したように、モータは逆回転を開始
しているので回転停止までに時間がかかる。これを解決
するためにタイマー部７を設けている。
【００２２】図３（ｂ）は第２の実施例の場合のモータ
の回転速度の変化を示している。まず、回転停止信号Ｓ
１を受けて（ａ点）正回転逆トルク状態となる。モータ
回転が所定値に低下したとき（ｂ点）に回転低下検出部
５がこれを検出できないので、そのまま正回転逆トルク
状態が継続する。その後、タイマー部６は、設定時間Ｔ
１が経過したとき（ｃ点）、すなわち、回転停止所要時
間の最大値が経過したときにパルスＰ３を出力する。
の回転速度の変化を示している。まず、回転停止信号Ｓ
１を受けて（ａ点）正回転逆トルク状態となる。モータ
回転が所定値に低下したとき（ｂ点）に回転低下検出部
５がこれを検出できないので、そのまま正回転逆トルク
状態が継続する。その後、タイマー部６は、設定時間Ｔ
１が経過したとき（ｃ点）、すなわち、回転停止所要時
間の最大値が経過したときにパルスＰ３を出力する。
【００２３】パルスＰ３を受けた制御部１は、逆回転を
開始したモータ３に正回転正トルクを印加するように指
示する。一方、タイマー部７はパルスＰ３を受けて起動
し、予め設定された時間Ｔ２が経過したときに（ｄ点）
パルスＰ４を制御部１へ送出する。パルスＰ４を受けた
制御部１は、正回転正トルク状態で回転しているモータ
に正回転逆トルクを印加するように指示する。このよう
に正逆トルクを印加することにより、モータ３の回転速
度を所定値近傍で緩やかに変化させることが可能とな
る。従って、回転低下検出部５は、モータの回転速度が
所定値に低下したとき（ｅ点）を確実に検出してパルス
Ｐ２を出力する。制御部１は、パルスＰ２を受けてトル
クの印加停止を指示する。このようして、モータの回転
速度が所定値に低下したときを検出できなかった場合
に、回転停止までの時間を短縮して暴走を防止できる。
開始したモータ３に正回転正トルクを印加するように指
示する。一方、タイマー部７はパルスＰ３を受けて起動
し、予め設定された時間Ｔ２が経過したときに（ｄ点）
パルスＰ４を制御部１へ送出する。パルスＰ４を受けた
制御部１は、正回転正トルク状態で回転しているモータ
に正回転逆トルクを印加するように指示する。このよう
に正逆トルクを印加することにより、モータ３の回転速
度を所定値近傍で緩やかに変化させることが可能とな
る。従って、回転低下検出部５は、モータの回転速度が
所定値に低下したとき（ｅ点）を確実に検出してパルス
Ｐ２を出力する。制御部１は、パルスＰ２を受けてトル
クの印加停止を指示する。このようして、モータの回転
速度が所定値に低下したときを検出できなかった場合
に、回転停止までの時間を短縮して暴走を防止できる。
【００２４】なお、上記各実施例において、タイマー部
６，７の設定時間は、モータおよびモータ負荷状態等に
応じて最適値を選定するが、一例として、定常回転数５
９．９ｒｐｓのモータが逆駆動によって最小０．６５ｓ
および最大０．６９ｓで回転停止する場合、タイマー部
６の設定時間Ｔ１は０．６９ｓとし、タイマー部７の設
定時間Ｔ２は０．１２ｓとしている。また、回転パルス
発生部４には、６４個のスリットを有するスリット円盤
を使用し、回転周期１４．５２ｍｓ（回転速度１．０８
ｒｐｓ）を検出している。
６，７の設定時間は、モータおよびモータ負荷状態等に
応じて最適値を選定するが、一例として、定常回転数５
９．９ｒｐｓのモータが逆駆動によって最小０．６５ｓ
および最大０．６９ｓで回転停止する場合、タイマー部
６の設定時間Ｔ１は０．６９ｓとし、タイマー部７の設
定時間Ｔ２は０．１２ｓとしている。また、回転パルス
発生部４には、６４個のスリットを有するスリット円盤
を使用し、回転周期１４．５２ｍｓ（回転速度１．０８
ｒｐｓ）を検出している。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータを正回転逆トルク状態にして回転停止させるとき、
最大回転停止所要時間が経過したときにパルスを出力す
る第１のタイマー部を設けることにより、モータの回転
速度が所定値に低下したことを検出できない場合でも、
第１のタイマー部からのパルスによってトルク印加を停
止できるので、モータの逆回転暴走を防止できる。
ータを正回転逆トルク状態にして回転停止させるとき、
最大回転停止所要時間が経過したときにパルスを出力す
る第１のタイマー部を設けることにより、モータの回転
速度が所定値に低下したことを検出できない場合でも、
第１のタイマー部からのパルスによってトルク印加を停
止できるので、モータの逆回転暴走を防止できる。
【００２６】また、第１のタイマー部のパルスを受けて
起動し予め設定された時間が経過したときにパルスを出
力する第２のタイマー部を更に設け、第１のタイマー部
の出力パルスに応じて逆回転を開始したモータに正回転
正トルクを印加し、その後、第２のタイマー部からの出
力パルスに応じて正回転逆トルクを印加することによ
り、モータの回転速度を所定値近傍で緩やかに変化させ
ることが可能となり、回転速度が所定値に低下したとき
を確実に検出でき、回転停止までの時間を短縮して逆回
転暴走を防止できる。
起動し予め設定された時間が経過したときにパルスを出
力する第２のタイマー部を更に設け、第１のタイマー部
の出力パルスに応じて逆回転を開始したモータに正回転
正トルクを印加し、その後、第２のタイマー部からの出
力パルスに応じて正回転逆トルクを印加することによ
り、モータの回転速度を所定値近傍で緩やかに変化させ
ることが可能となり、回転速度が所定値に低下したとき
を確実に検出でき、回転停止までの時間を短縮して逆回
転暴走を防止できる。
【図１】本発明の第１の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の第２の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図３】第１および第２の実施例の動作を説明するため
のモータ回転速度の変化を示す図であり、（ａ）は第１
の実施例の場合を示し、（ｂ）は第２の実施例の場合を
示している。
のモータ回転速度の変化を示す図であり、（ａ）は第１
の実施例の場合を示し、（ｂ）は第２の実施例の場合を
示している。
【図４】従来のモータ制御回路の一例を示すブロック図
である。
である。
１ 制御部 ２ モータ駆動部 ３ モータ ４ 回転パルス発生部 ５ 回転低下検出部 ６，７ タイマー部 Ｃ１ 駆動電流制御信号 Ｃ２ トルク印加方向制御信号 Ｐ１ 回転パルス Ｐ２ 回転低下検出パルス Ｐ３，Ｐ４ タイマー部の出力パルス Ｓ１ 回転停止信号
Claims (2)
- 【請求項１】 モータの回転速度に応じた周期の回転パ
ルスを発生する回転パルス発生部と、前記回転パルスの
周期が所定値になったときを検出して回転低下を示すパ
ルスを出力する回転低下検出部と、外部から供給される
回転停止信号を受けたときに起動し前記モータの最大回
転停止所要時間が経過したときにパルスを出力するタイ
マー部と、前記回転停止信号を受けたときに前記モータ
へ正回転逆トルクを印加するように指示した後に前記回
転低下を示すパルスおよび前記タイマー部の出力パルス
の内のいずれかを受けたときに前記正回転逆トルクの印
加を停止するように指示する制御部と、この制御部の指
示に応じて前記モータを駆動するモータ駆動部とを備え
ることを特徴とするモータ制御回路。 - 【請求項２】 モータの回転速度に応じた周期の回転パ
ルスを発生する回転パルス発生部と、前記回転パルスの
周期が所定値になったときを検出して回転低下を示すパ
ルスを出力する回転低下検出部と、外部から供給される
回転停止信号を受けたときに起動し前記モータの最大回
転停止所要時間が経過したときにパルスを出力する第１
のタイマー部と、この第１のタイマー部の出力パルスを
受けて起動し予め設定された時間が経過したときにパル
スを出力する第２のタイマー部と、前記第１のタイマー
部の出力パルスを受けたときに前記モータへ正回転正ト
ルクを印加するように指示し、その後に前記第２のタイ
マー部の出力パルスを受けたときに正回転逆トルクを印
加するように指示し、更にその後に前記回転低下を示す
パルスを受けたときに前記正回転逆トルクの印加を停止
するように指示する制御部と、この制御部の指示に応じ
て前記モータを駆動するモータ駆動部とを備えることを
特徴とするモータ制御回路。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011317A JPH0723577A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | モータ制御回路 |
| AU53955/94A AU673701B2 (en) | 1993-01-27 | 1994-01-21 | Motor control device |
| EP94101054A EP0608830A1 (en) | 1993-01-27 | 1994-01-25 | Motor control device |
| US08/186,422 US5463293A (en) | 1993-01-27 | 1994-01-25 | Motor control device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011317A JPH0723577A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | モータ制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0723577A true JPH0723577A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=11774649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5011317A Pending JPH0723577A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | モータ制御回路 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5463293A (ja) |
| EP (1) | EP0608830A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0723577A (ja) |
| AU (1) | AU673701B2 (ja) |
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1994
- 1994-01-21 AU AU53955/94A patent/AU673701B2/en not_active Ceased
- 1994-01-25 EP EP94101054A patent/EP0608830A1/en not_active Ceased
- 1994-01-25 US US08/186,422 patent/US5463293A/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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| EP0608830A1 (en) | 1994-08-03 |
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| AU673701B2 (en) | 1996-11-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970218 |