JPS60144149A - 直流モ−タ−の瞬時停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は直流モータ（Ｄ、　Ｃモーター）の瞬時停止装
置に関するもので、例えば磁気録画再生装置の磁気テー
プを駆動するモーターを間けつ駆動する場合に、そのモ
ーターを瞬時に希望する位置に停止させることのできる
モーター駆動系に使用できる。

従来例の構成とその問題点 磁気録画再生装置において、再生中に画面にノイズの出
ない静止画像を得るため、従来より種々の方法がとられ
ているが、常に最も重要視されているのは、キャブズタ
ン・モーターにより磁気テープを駆動し、そして停止す
る時の磁気テープの停止位置である。

キャブズタン・モーターにより磁気テープを起動した後
、磁気テープに記録されているコントロール信号により
、その時の磁Ｚテープのビデオ・ヘッドに対する位置を
検出し、キャプスタン°モー゛ターを停止させるが、希
望する位置に正確にモーターを停止させねばならない。

以下その回路について説明する。

第１図は、キャブズタン・モーターを駆動する全体の回
路のブロック図を、第２図はキャブズタン・モーターを
起動し、そして瞬時に停止させるための制御回路のブロ
ック図を、第３図は第２図の回路の波形によるタイミン
グ図を示す。

第１図において、人の基準信号とＣのモーターからの回
転速度・位相検出信号とにより、速度・位相制御回路１
で回転速度と回転位相を制御する。

この制御信号をモーター起動−停止制御回路２を通して
モーター駆動回路３に入力し、これによりモーター４を
駆動する。

この時、制御回路１と駆動回路３との間の制御信号は基
本的に、 １　モーター電流制御信号 ２　回転方向制御信号 ３　回転速度位相制御信号 の３つの信号から成っている・ ここで、モーターの回転を０Ｎ１０ＦＦ　するのは、モ
ーター電流の電流値をどの値で制限するかによって制御
している。

この３つの信号をどのように制御するかによって、モー
ターの起動−停止が制御できる。

モーターを瞬時に停止させるため、第２図において、ま
ず速度制御による定速で回転している時、磁気テープよ
り再生コントロール信号Ｅを検出し、モノマルチ６にて
Ｇの波形をつくり、これによりモノマルチ８にて工の波
形を得、また同時にモノマルチ６にてＨの波形を得る。

この出力ＩとＨとによりフリップ・フロップ９でＸの波
形を得る。

これによりコントロール信号Ｅが入ってモノマルチ５に
て設定した時間だけ遅れて工の区間でモーターに逆転の
指示を出し、同時にＨの期間速度制御を切って、フル回
転の指示を出す。これにより、モーターは正回転中にＧ
の信号の立下シからＨの信号の立下りまでの間、逆回転
方向にフル回転電流が流れるため、フル減速となる。

この時のモーター電流波形をＭに、またこの時のモータ
ー回転数をＮに示す。

次にＫの区間でモーター電流をある設定した値ｉａに制
限し、とのｉａなる電流でモーターを減速する。

そしてＫの波形の立下りでモーターは完全に停止する。

ここで、この時モーター電流を完全に切ってしまえば、
モーターに負荷としてつながっているメカ系の反発力に
よって、モーターが少し逆転してし１うため、この反発
力に打ち勝ち、なおかつ正方向にも回転しないｉｂなる
電流を正方向に流し、モーターを回転しないようにする
。

そして、次にモーターを回転させるためのＦの信号が入
る壕でこのｉｂは流しておく。

しかし、この方法だと、たまっているメカの逆転方向の
反発力をｉｂなる電流でささえており、モーターの負荷
に何らかの変動があれば正方向に回転してしまう可能性
があるという欠点があった。

発明の目的 本発明は、上記欠点に鑑み、モーターを瞬時に、正確に
停止させ、停止期間中にモーターに電流を全く流す必要
のないモーター瞬時停止装置を提供するものである。

発明の、構成 上記目的を達成するために、本発明は、停止する位置を
検出するためのモノマルチとブレーキ信号をつくるため
のモノマルチ、反発力を打ち消すための信号をつくるた
めのモノマルチ、回転速度を制御する信号をつくるため
のＯＲゲートにより構成されている。

実施例の説明 第４図に、本発明の一実施例を示すブロック図を示す。

また、第５図にその波形によるタイミング図を示す・ モーターが速度制御により定速にょシ回転している時に
、再生コントロール信号Ｅが入る。このコントロール信
号Ｅをモノマルチ１ｏに入力し、Ｈの信号をつくり、こ
れをモノマルチ１１に入力してＳの信号を得る。

Ｓの信号をモーターの回転方向を逆転させる指示信号と
し、Ｓをモノマルチ１２に入力してつくるＴの信号と、
Ｓの信号とをＯＲゲート１３を通してつくったＵの信号
をフル回転の指示信号とする。

これによるモーター電流をＶに、この時のモーターの回
転をＮに示す。

モーターが定速で正回転中に逆回転方向のフル回転電流
を流すことでＳの期間中はフル減速の区間となり、Ｓの
信号の立下りでモーターは完全に停止する。

次にモノマルチ１２で設定した期間正回転方向にフル回
転電流を流すためモーターは少し正転する。

ここで、モーター電流を切るとモーターの負荷の反発力
により少し逆転するため、Ｔの期間を負荷の反発力と同
じ回転になるように設定しておけば、モーターの停止位
置は本来の希望する位置とすることができる・ 発明の効果 以上のように、本発明は、モーターを希望する位置に正
確に停止させ、停止期間中にモーターに電流を流さない
ため停止期間中にモーターが回ることもないものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図はモーターの駆動装置の概要を示すブロック図、
第２図は同要部のブロック図、第３図は同動作説明波形
図、第４図は本発明の直流モーター瞬時停止装置のブロ
ック図、第５図は同動作説明波形図である。 １・・・・・モーター回転速度・位相制御回路、２・・
・・・・モーター起動・停止制御回路、３・・・・・・
モーター駆動回路、４・・・・・・キャブズタン・モー
ター、６゜６．８，１０，１１．１２＝−モノマルチ、
７゜９・・・・・・フリップ−フロップ、１３・・・・
・・ＯＲゲート、人・・・・・・回転速度・位相基準信
号、Ｂ・・−・−モーター起動・停止制御信号、Ｃ・・
・・・・回転速度・位相検出信号、Ｄ、Ｄ・・・・・・
モーター回転制御信号、Ｅ・・・・・・テープ位置検出
信号（コントロール信号）、Ｆ・・・・・・起動・停止
モード制御信号、Ｊ、Ｋ・・・・・電流制限制御信号、
Ｉ、Ｓ・・・・・・回転方向制御信号、ＨｌＵ・・・・
・・回転速度制御信号。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
３　（２） 妙 ジＬ方向 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モーターが正回転中に、モーターを瞬時に停止させるた
   めの制御信号に同期し、その制御信号よシ第１のモノマ
   ルチによシ設定した時間だけ遅れて第２のモノマルチに
   より設定した時間だけ逆回転方向にフル回転電流をモー
   ターに流し、これによりモーターが完全に停止した後、
   第３のモノマルチにより設定した短時間正回転方向にフ
   ル回転電流を流し、少し正回転させ、モーターが停止し
   た後に生じるモーターの負荷によって生じる反発力によ
   る逆回転を打ち消し、停止期間中にモーターに電流を全
   く流さないことを特徴とする直流モーターの瞬時停止装
   置。