JPS63103460A - 回転ヘツド型磁気記録再生装置におけるテ−プ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、監視用カメラ等からの映像信号を、間欠的に
テープをステップ走行させて記録する回転ヘッド型伝気
記録再生装置（ＶＴＲ）におけるテープ駆動装置に関す
るものである。

従来の技術 監視用カメラの映像信号を記録する場合、同じテープを
いかに長時間使用し得るかが、一つの大きな課題となっ
ている。記録時間を長くする念め、仮にトラック幅を狭
くすると、映像のＳ／Ｎ比が低下してしまうため、一定
以下のトラック幅にはできない。そこで、その他の方法
として磁気テープを間欠的に駆動し、この間欠駆動に同
期して前記映像信号を間欠的に記録するＶＴＲがある。

これまでの間欠駆動方式のＶＴＲにおけるテープ駆動方
式は、キャプスタンモータを加速後そのキャプスタンモ
ータに設けられた周波数発電機（Ｆ（１，）の出力パル
ス数をカウントし、ある一定のパルス数になるとキャプ
スタンモータを逆転制動し、正転から逆転に移行するタ
イミングを次の方法により検出し、ちょうどモータが停
止した時点でモータ電流を切って停止させている。第５
図は、従来の間欠駆動方式におけるキャプスタンモータ
の構成図であり、１はキャプスタ／軸、２はピンチロー
ラ、３はＰＧスリットリング、４はフライホイール、６
，６は前記ＦＧスリットリング３とともに第１と第２の
ＦＧを構成する光センサ−，７，８は増幅器である。こ
のような構成により、位相の異なる二種類のＦＧ比出力
作っておき、正転かも逆転に移行するタイミングを検出
する。

その方法を第６図で説明する。まず正転時に第６図（ａ
）に示すように第１のＦＧの出力ＦＧ１と第２のＦＣの
出力ＦＧ２とが９０度の位相差を有する関係になるよう
に第５図の光センサ−６＋６間の距離を保っておくと、
逆転時には同図（ｂ）のようにＦＧｌとＦＣ２が逆の位
相差となる。すなわち（ａｌではＦＧｌの立ち下がり時
、ＦＣ２はＨレベルであるが、（ｂｌではＦＧｌの立ち
下がり時、ＦＣ２はＬレベルである。このことによって
、キャプスタンモータの正転から逆転に移行するタイミ
ングが検出可能となるのである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような方式では、ＦＧ比出力二相ある
ような特殊なキャプスタンモータを必要とし、高価にな
るといった欠点を有していた。

本発明は上記問題点を考慮し、キャプスタンモータのＦ
Ｇは一相であって、且つキャプスタンモータの正転から
逆転に移行するタイミングを正確に検出可能とするよう
なテープ駆動装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する念めに、本発明のテープ駆動装置
は、キャプスタンモータに逆転ブレーキをかけた後、制
動がかかって前記キャプスタンモータに設けられた一相
のＦＧ倍信号周期が小さい段階から段々と大きくなって
行き、逆転に移行して再び小さくなる時点で逆転制動動
作を停止させるよう構成したものである。

作用 上記の構成によれば、キャプスタンモータが逆転に移行
直後、それまで増大していたＦＧ同周期減少に転じる性
質を利用し、モータのＦＧが１相であっても、確実に回
転数Ｏの時点を検出でき、安定な磁気テープの間欠駆動
が望めるものである。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図に、本発明のテープ駆動装置の電気的ブロック図
を示す。同図は、端子１ｏに回転ヘッドの回転位相に同
期したデユーティが５０−５０の３ｏＨｚのヘッドスイ
ッチング信号（以下）ＩＳＷと略称する）を、端子（１
１）にキャプスタンモータのＦＧ倍信号それぞれ入力さ
れ、キャプスタンモータを駆動するためのトルク指令を
出力する制御回路の全体構成図である。１２はＩＳＷの
立ち上がり及び立ち下がりを検出する第１の検出回路、
１３は前記第１の検出回路１２の出力ａを予め定められ
た個数だけカウントする第１のパルスカウンター、１４
はそのパルスカウンター１３の出力すの立ち下がりで出
力するモノマルチバイブレータ、１５は前記モノマルチ
バイブレータ（１４）の出力Ｃによりセットされ、キャ
プスタンモータのＦＧ倍信号立ち上がり及び立ち下がり
をカウントし、所定の数だけ計数すると出力ｄを発生す
る第２のパルスカウンター、１６は信号Ｃと信号ｄとか
ら、正転トルク指令信号ｅを出力するフリップフロップ
、１７はＦＧ倍信号前記ｄ信号とから逆転トルク指令信
号ｆを出力する回路（内部は後述する）、１８は信号Ｏ
と信号ｆとからキャプスタンモータを駆動するためのト
ルク指令信号を出力するキャプスタンモータドライバー
である。

第２図は、前記逆転トルク指令回路（１７）の内部構成
図である。第２図において、１９はＦＣの立上がり及び
立ち下がりで出力する第一のモノマルチバイブレータで
、その出力をｇとする。２０・２１はそれぞれ人力パル
スの立下りで出力する第二及び第三のモノマルチバイブ
レータで、その出力をそれぞれり、１とする。２２は鋸
波発生回路で、その出力をｊ、２３．２４はそれぞれ前
記出力り１ｇでサンプルするサンプルホールド回路、そ
の出力をそれぞれに、　　ｌとする。２６はローバスフ
イルターで、その出力をｍ１２６はコンパレータで、そ
の出力をｎ、２了は前記信号ｎの立上りでパルスＱを出
力する第四のモノマルチバイブレータである。２８は信
号ｄでＨレベルとなり、信号ｎでＬレベルとなるフリッ
プフロップであり、その出力信号が前記逆転トルク指令
信号ｆとなる。

以上のように溝成されたＶＴＲのテープ駆動装置につい
て、第３図、第４図を用いてその動作を説明する。

さて第３図は、第１図における信号ａ　−ｆのタイミン
グ関係を示すタイミングチャートである。

まず検出回路１２により信号ａが出力される。

その信号＆を第一のパルスカウンター１３でカウントし
、予め定められた数Ｍを計数した時に信号すを出力した
とする。するとモノマルチ１４は信号Ｃを出力し、フリ
ップフロップ１６の出力ｅがＨレベルとなり、キャプス
タンモータドライバー１８を介してキャプスタンモータ
は正転を始める。

この結果ＦＧ信号が発生する。このＦＧを前記信号Ｃで
リセットされた第二のパルスカウンター１６がカウント
し、信号ｄを出力する。このｄは前記フリップ７０ツブ
１６の出力ｅをＬレベルとし、かつ回路１４の出力ｆを
Ｈレベルとする。キャプスタンモータドライバー１８で
は、これまでの過程で得られたキャプスタン正転指令ｅ
、及び逆転指令ｆとにより、モータを正逆転駆動する。

第４図は、第２図のタイミングチャートである。

第２図においてＦＣが第一のモノマルチ１９に入力され
ＦＧのエツジで信号ｇを出力する。次に第二のモノマル
チ２０は信号Ｃの立下がりから信号ｈ−１出力し、同様
に第三のモノマルチ２１で信号りの立下がりから信号ｉ
を出力する。鋸波発生回路２２では信号１がＨレベルの
ときリセットされる鋸波ｊを出力する。サンプルホール
ド回路２３では信号ｊがリセットされる前に、信号りが
Ｈレベルのとき信号ｊをサンプリングし、その後ホール
ドして信号ｋを出力する。またサンプルホールド回路２
４ではサンプルホールド回路２３と同様にして信号ｇが
Ｈレベルのとき信号ｋをサンプリングし、その後ホール
ドして信号１を出力する。

従って１はｋよりもｇのパルス幅だけ速くサンプリング
されるが、そのサンプルホールドレベルは第４図より分
かるようにｋを１サンプリング周期だけ遅らせたものに
なっている。２５はローパスフィルターであり、１から
ｍを得る。こうして得らｎ　ｆｃ　ｋとｍを比較回路２
６でその大小を比較し、ｋ　（ｍの時Ｈレベルとなる信
号ｎを出力する。ここで第４図に記した時刻Ｔ１〜Ｔ３
における信号ｎを考えると、時刻Ｔ１からＴ２までの間
は、パルスｄで逆転制動が開始された後、ＦＧ同周期次
第に大きくなっており、ｋがｍより大きい。しかし、時
刻Ｔ２からで３までの間は、モータが正転から逆転に転
じており、ＦＣ周期は再び小さくなろうとする。すると
ｋはそれまでの増加傾向から減少に転じる。しかし前記
したように、１はｋより１サンプリング周期だけ遅ｎて
いる念め、本格的に逆転しようとする時刻Ｔ３以降は、
ｍよりｋ　　′が小さくなることになり、大小関係が逆
転する。

今の場合のように信号ｋを比較回路２６の十入力に入れ
、ｍを一人力に入れた場合、モータ逆転直後、ｎはＬレ
ベルからＨレベルに変化する。この変化をモノマルチ２
７により信号ｎの立上りを検出してパルスＱを出力する
ことにより検知する。

以上の過程で得られたパルスｄ、パルスＱをフリップフ
ロップ２８に入力し、逆転指令ｆを得ることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、テープを間欠走行させながら記
録する間欠記録時に、キャプスタンモータ駆動後、ある
一定時間逆転方向にトルクを加えて急速に制動させる際
、逆転方向にトルクを加えてから、キャプスタンモータ
のＦＧ同周期増加傾向から減少傾向にいこうしたことを
検出して逆転制動動作を解除し、停止させることにより
、二相７０式のキャプスタンモータでなくても、正確な
間欠走行ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の回転ヘッド型磁気記録再生装置におけ
るテープ駆動装置の１実施例のブロック図、第２図は同
要部のブロック図、第３図および第４図は同動作波形図
、第５図は従来のキャプスタンモータの構成を示すブロ
ック図、第６図は同動作説明波形図である。 １・・・・・・キャプスタン軸、２・・・・・・ピンチ
ローラ、３・・・・・・ＦＧスリットリング、４・−・
−７ライホイール、５．６・・・・・・光センサ−，７
，８・・・・・・増幅器、９・・・・・・立ち上がり及
び立ち下がりを検出する回路、１ｏ・・・・・・端子、
１１・・・・・・端子、１２・・・・・・第一の検出回
路、１３・・・・・・第一のパルスカウンター、１４・
・・・・・モノマルチバイブレータ、１６・・・・・・
第二のパルスカウンター、１６・・・・・・フリップフ
ロラ７’、１７・・・・・・逆転トルク指令回路、１８
・・・・・・キャプスタンモータドライバー、１９・・
・・・・モノマルチバイブレータ、２ｏ・・・・・・第
二のモノマルチバイブレータ、２１・・・・・・第三の
モノマルチバイブレータ、２２・・・・・・鋸波発生回
路、２３．２４・・・・・・サンプルホール）’回路、
２５・・・・・・ローパスフィルター、２ｅ・・・・・
・コンパレータ％２７・・・・・・第四のモノマルチバ
イブレータ、２８・・・・・・フリップフロップ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ＣＡ
Ｐ−へＩｏｔａ、 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 正逆両方向に選択的に駆動可能なキャプスタンモータと
   、そのキャプスタンモータの回転に応じた周波数の出力
   信号を発生する周波数発電機と、その周波数発電機の出
   力信号を予め定められた所定の数だけ計数した際に検出
   パルスを発生する第一の検知手段と、その検出パルスの
   発生に応じて前記キャプスタンモータに逆転制動を掛け
   る手段と、所定の時間間隔だけ離れた２点における前記
   周波数発電機の出力信号の周期を比較し、その両点の周
   期の長さが反転したことを検出する第２の検出手段と、
   その検出出力に応じて前記キャプスタンモータへの逆転
   制動を停止せしめる手段とを有する回転ヘッド型磁気記
   録再生装置おけるテープ駆動装置。