JPH0325298Y2 - - Google Patents

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JPH0325298Y2
JPH0325298Y2 JP1981026370U JP2637081U JPH0325298Y2 JP H0325298 Y2 JPH0325298 Y2 JP H0325298Y2 JP 1981026370 U JP1981026370 U JP 1981026370U JP 2637081 U JP2637081 U JP 2637081U JP H0325298 Y2 JPH0325298 Y2 JP H0325298Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は、回転式の操作つまみを有し、再生時
に前記操作つまみを回転させることによりその回
転速度に対応した速度で記録媒体を走行させて、
前記記録媒体に記録されている映像信号等を再生
するように構成した映像信号再生装置に関するも
のであつて、特にVTR(ビデオテープレコーダ)
等に適用して好適なものである。
最近のVTRにおいては、磁気テープに記録さ
れている映像情報のうち所望の映像を任意にかつ
容易に探し出すことができるように、手動回転式
操作つまみ(ダイヤル)の回転速度に比例した速
度で磁気テープを走行させて再生を行ない得るよ
うに構成したものがある。
第1図はこのような機能を有するVTRにおけ
るテープ走行速度制御回路を示すものである。こ
の回路の動作を説明すると、先ず回転式操作つま
み1の回転速度(第2図A参照)に対応するパル
ス信号a(第2図B参照)がフオトカプラ5から
得られる。即ち、操作つまみ1の回転軸2には円
板状を成しかつ周面に多数の遮光部3が互いに等
しい角間隔で設けられた回転検出板4が同軸状に
取付けられている。そしてこれらの遮光部3の移
動軌跡内にフオトカプラ5が配設されており、こ
のフオトカプラ5の発光素子と受光素子との間を
前記遮光部3が回転移動するように構成されてい
る。しかして操作つまみ1と共に回転検出板4が
回転されると、フオトカプラ5の発光素子から受
光素子に向かう光が前記遮光部3によつて交互に
断続され、このフオトカプラ5からは回転検出板
4ひいては操作つまみ1の回転速度に対応した周
波数のパルス信号aが得られる。
次いで上述のパルス信号aがモノマルチバイブ
レータ6に供給され、このモノマルチバイブレー
タ6からは前記パルス信号aの立上がりに同期し
て立上がりかつ一定のパルス巾を有するパルス信
号b(第2図C参照)が得られる。そしててこの
パルス信号bが低域フイルタ7に供給され、この
低域フイルタ7からアナログ加算回路8に第2図
Dに示す如き積分出力cが供給され、このアナロ
グ加算回路8からは各々のパルス信号bに対応す
る積分出力cをそれぞれ重畳した重畳電圧d(第
2図E参照)が得られる。次いでこの重畳電圧d
がサーボ回路9にて所定の制御電圧に変換されて
モーター駆動回路10に供給され、これに基いて
キヤプスタン駆動用モーター11の回転速度が制
御される。この結果、操作つまみ1の回転速度に
対応(比例)した速度で磁気テープが走行され
て、所望の再生速度にて映像をモニターできるよ
うになつている。
しかしながら、上述の如き従来の方式では、低
域フイルタ7の応答特性が第2図Dに示す如く積
分出力cの波形が緩慢で連続的にだらだらと長く
続く波形である。従つて低域フイルタ7の出力が
比較的長い期間に亘つて緩慢に少しづつ減少する
と、前記出力が或る程度にまで小さくなつた時点
でキヤプスタン駆動用モーター11のサーボ回路
9が前記出力に対して忠実に応答できなくなり、
キヤプスタンが止まつてしまつたり、操作つまみ
1の低速回転時においてその回転速度に応じた再
生速度で再生を行なうことができなくなるという
大きな欠点があつた。
本考案は、低域フイルタ等のアナログ回路を用
いずに、操作つまみの回転速度をデイジタル信号
に変換するように構成することによつて、操作つ
まみが低速回転される場合であつても再生速度の
制御を上述の操作つまみの回転速度に対応して忠
実に行ない得るようにした信号再生装置を提供し
ようとするものである。
以下本考案をVTRに適用した一実施例に付き
第3図及び第4図を参照して説明する。
第3図において、14及び15は回転磁気ヘツ
ドを示し、これらの回転磁気ヘツド14,15は
互いに180゜の角度間隔で配置されると共に、モー
ター16によつてフレーム周波数で回転駆動され
るようになつている。なお上述のヘツド14,1
5は、図示を省略したが外部から供給される垂直
同期信号(パルス)に同期して回転させられる。
また17は磁気テープを示し、この磁気テープ1
7には映像信号が1フイールド毎に斜めの記録ト
ラツクとして記録されており、その縁部にはフレ
ーム周波数でコントロールパルスが記録されてい
る。そしてこのテープ17は供給リール18から
繰り出され、前記ヘツド14,15の回転周面に
ほぼ180゜の巻付角でヘリカル状に巡らされて
から巻取リール19に巻き取られる。
また、20はキヤプスタン、21はピンチロー
ラ、22はキヤプスタン駆動用のモーター、23
は供給リール駆動用のモーター、24は巻取リー
ル駆動用のモーターである。
そして再生時には、ピンチローラ21が磁気テ
ープ17を介してキヤプスタン20の圧着される
と共に、ヘツド14,15及びキヤプスタン20
がモーター16,22によつて回転駆動される。
これに伴ない、磁気テープ17の記録トラツクが
ヘツド14,15により走査されて映像信号が再
生され、この再生映像信号は再生回路25を通じ
て出力端子26に取出されて、図外のモニターに
再生映像が映し出される。
なお本実施例のVTRにおいては、キヤプスタ
ン駆動用モーター22の回転速度が操作つまみ3
0の回転速度に比例するように制御され、これに
よつて、操作つまみ30の回転速度に比例した再
生速度で映像信号の再生を行ない得るように構成
されている。即ち、回転軸31が軸受け(図示せ
ず)によつて回転自在に軸支されており、この回
転軸には操作つまみ30、フライホイール32及
び回転検出板33が同軸状に固着されている。こ
の回転検出板33は円板状に構成されると共に、
その周囲に例えば60個の遮光部35が放射状に設
けられている。
そして発光ダイオード36及びフオトトランジ
スタ37から成るフオトカプラ38が回転検出板
33に対応するように配設され、この回転検出板
33の遮光部35によつて発光ダイオード36と
フオトトランジスタ37との間が遮られるように
構成されている。従つて、前記回転検出板33の
回転に伴い、遮光部35によつて発光ダイオード
36からフオトトランジスタ37に向かう光が間
欠的に遮ぎられるため、フオトトランジスタ37
のエミツタからは回転検出板33ひいては操作つ
まみ30の回転速度(第4図A参照)に比例した
周波数のパルス信号e(第4図B参照)が得られ
る。
そして上述のパルス信号eは排他的論理和回路
40と、抵抗R1及びコンデンサC1とから成る遅
延回路41とを具備するエツジパルス発生回路4
2に供給される。即ち、前記フオトカプラ38か
らの交番信号は排他的論理和回路40の一方の入
力端子に供給されると共に、遅延回路41を通つ
て排他的論理和回路40の他方の入力端子に供給
される。従つて、この排他的論理和回路40から
は第4図Cに示すように前記パルス信号eの立上
り及び立下りに対応したパルス巾の狭いエツジパ
ルス信号fが得られる。そしてこのエツジパルス
信号fはR−Sフリツプフロツプ43のセツト入
力端子Sに供給される。なお上述の如くパルス信
号eの立上り及び立下りの両エツジに対応したエ
ツジパルスfを得るようにしたのは、回転検出板
4の1つの遮光部3が発光ダイオード36とフオ
トトランジスタ37との間を通過する毎にエツジ
パルス信号fを2つ発生させてパルスの密度を2
倍にするためである。
一方、クロツク発振器45からの例えば100Hz
のクロツクパルスg(第4図D参照)が抵抗R2
びコンデンサC2から成る遅延回路46、アンプ
47、コンデンサC3及び抵抗R3から成る微分回
路48を順次通つてR−Sフリツプフロツプ43
のリセツト入力端子Rに供給される。従つて、こ
のリセツト入力端子Rには、前記クロツクパルス
gの立上りに対応したパルス巾の狭い遅延クロツ
クパルスh(第4図E参照)が供給される。前記
エツジパルスfがセツト入力端子Sに供給される
とR−Sフリツプフロツプ43がセツト状態とな
つてその出力端子Qから高レベル信号が出力さ
れ、この直後にリセツト入力端子Rに遅延クロツ
クパルスhが供給されるとR−Sフリツプフロツ
プ43がリセツト状態となつてその出力端子Qか
ら低レベル信号が出力される。即ち、遅延クロツ
クパルスhの立上り時点で出力端子Qの出力が高
レベル“1”であれば、この時点から遅延クロツ
クパルスhの周期T(1/100秒)だけ前の期間にエ
ツジパルスfがセツト入力端子Sに供給されたこ
とを意味するものとなる。そしてこのような回路
動作によりR−Sフリツプフロツプ43がエツジ
パルス信号fをラツチするためのラツチ回路とし
て機能し、その出力端子Qからは第4図Fに示す
ようなパルス信号1が出力される。換言すれば、
遅延クロツクパルス信号hの立上りと立上りとの
間にエツジパルス信号fがセツト入力端子Sに供
給された場合に、後者の立上りで後述のシフトレ
ジスタ50に記憶される。
なお遅延回路46にてクロツクパルス信号gを
遅延させて遅延クロツクパルス信号hをR−Sフ
リツプフロツプ43のリセツト入力端子Rに供給
するように構成したのは、シフトレジスタ50が
R−Sフリツプフロツプ43から供給されるエツ
ジパルス信号fに同期したデータ信号を記憶し終
るまでのタイミング合わせを行なうためである。
次に上述のパルス信号iは8ビツトのシフトレ
ジスタ50のデータ入力端子Dに供給される。一
方、このシフトレジスタ50のクロツクパルス入
力端子CPには前記クロツクパルス発生器45か
ら100Hzのクロツクパルス信号gが供給されてい
る。従つて、クロツクパルス入力端子CPにクロ
ツクパルス信号gが供給される毎に(すなわち1/
100秒毎に)、前記データ入力端子Dに供給された
データ(すなわち高レベル信号“1”又は低レベ
ル信号“0”の情報)がその出力端子Q1〜Q8
順次シフトされて出力されることになる。
次いでシフトレジスタ50の出力端子Q1〜Q8
からの高レベル信号(“1”信号)又は低レベル
信号(“0”信号)がデイジタル加算回路51の
スイツチング用FET(電界効果トランジスタ)5
2〜59のゲート電極にそれぞれ供給される。そ
してシフトレジスタ50の出力端子Q1〜Q8の何
れかが高レベルになると、これに対応するFET
がオン状態となる。一方、低レベルの出力端子に
対応するFETはオフ状態に置かれている。この
結果、デイジタル加算回路51からはシフトレジ
スタ50の出力端子Q1〜Q8のうち高レベル信号
を出力している出力端子の個数に比例した直流電
圧j(第4図H参照)が得られることになる。な
お1つの遅延クロツクパルス信号hの各周期毎に
おける出力端子Q1〜Q8のレベル(“1”又は
“0”)及びデイジタル加算回路51からの出力電
圧の大きさを示す表が第4図Gに既述のパツス信
号e〜hに対応するように示されている。
更に第4図Gの表に付き具体的に述べると、エ
ツジパルス信号fが1個だけ発生した場合には、
クロツクパルスの周期Tの8倍の時間(すなわち
8/100秒)に亘つてシフトレジスタ50の出力端
子Q1〜Q8のうちの何れか1つの出力端子が高レ
ベル状態に置かれ、従つてデイジタル加算回路5
1の出力はエツジパルス1個分の電圧(これを
1Voとする)である。また現時点から8Tだけ遡
つた期間内にn個(但し、nは8以下の整数)の
エツジパルスが発生した場合には、前記出力端子
Q1〜Q8のうちn個だけ高レベル状態になり、こ
のためデイジタル加算回路51の出力はnV0とな
る。換言すれば、デイジタル加算回路51の出力
は1個のエツジパルス信号fに対する応答が8T
の期間に亘つて1V0であり、その他の期間には零
である。このような矩形波出力の各々を互いに重
ね合わせた出力がデイジタル加算回路51から得
られる。従つてこのデイジタル加算回路51から
得られる出力電圧jは、前記操作つまみ30の回
転速度に比例した速度制御信号となる。
そして上述の速度制御信号はデイジタル加算回
路51からモーター駆動回路60に供給されて増
巾される。しかしてキヤプスタン駆動用モーター
22はこのモーター駆動回路60からの駆動電圧
に基いて回転駆動され、前記モーター22ひいて
はキヤプスタン20は前記操作つまみ30の回転
速度に比例した回転速度で回転駆動される。この
結果、磁気テープ17はキヤプスタン20とピン
チローラ21にて走行駆動されるため、前記操作
つまみ30の回転速度に比例したテープ走行速度
で再生が行なわれることになる。
なお図示を省略したが、回転検出板33に対応
してもう一つのフオトカプラが設けられており、
このフオトカプラと上述のフオトカプラ38から
それぞれ得られる交番信号が互いに90゜の位相差
をもつようにこれらのフオトカプラが所定位置に
配置さされている。そして、例えば、一方のフオ
トカプラ38の出力の立上りで図外のフオトカプ
ラの出力レベルをDフリツプフロツプ等を用いて
サンプリングすることによつて、回転検出板33
の回転方向を高レベル又は低レベル信号として得
ることができ、これによつて、キヤプスタン駆動
用モーター22が正転又は逆転されるようになつ
ている。また以上の動作は操作つまみ30による
再生速度の制御を行なう際のものであるが、所定
の再生速度での通常再生時には図外のモーター駆
動回路からの駆動電圧が前記モーター22に供給
されて定速回転駆動される。
以上の如く構成した本考案の実施例による
VTRによれば、以下において詳述するように、
第1図及び第2図に示す従来のVTRの場合とは
異なつて、操作つまみ30が低速回転される場合
であつても、再生速度の制御を上述の操作つまみ
30の回転速度に対応して忠実に行なうことがで
きる。
すなわち、第1図及び第2図に示す従来の
VTRの場合には、低域フイルタ7を通過した信
号は、第1図Eに示すように山なりの波形とな
る。従つて、回転操作つまみ1を一定の低速で回
転させても、キヤプスタン駆動用モーター11の
回転速度はこの山なりの波形に応じて変化するか
ら、磁気テープの走行は円滑に行われない。ま
た、第1図Eの右側部分に示す高速領域のよう
に、多数の出力パルスが重つた場合には、低域フ
イルタ7の特性の影響を受けにくくなるが、第1
図Eの左側部分に示す低速領域のように、出力パ
ルスが少ない場合には、低域フイルタ7の特性の
影響がはつきりと現れる。そして、この影響がモ
ーター11の制御信号にも現われる。
これに対し、第3図及び第4図に示す本考案の
実施例によるVTRにおいては、シフトレジスタ
50は、クロツクパルスg毎のシフトレジスタ5
0の記憶内容のうちの最新の複数個に相当する所
定期間(上記実施例においては、最新の8クロツ
ク期間)に、回転操作つまみ30の回転に伴なつ
てR−Sフリツプフロツプ43から何個のパルス
信号iが発生したかを記憶・保持し、この記憶・
保持がクロツクパルスg毎に行われる。また、デ
イジタル加算回路51は、このシフトレジスタ5
0内に保持されている前記所定期間(最新の8ク
ロツク期間)内のパルス信号の個数を加算する。
そして、このデイジタル加算回路51の加算出力
は、キヤプスタン駆動用モーター22にその駆動
信号として供給される。
従つて、キヤプスタン駆動用モーター22は、
第4図Hに示すように、クロツクパルスg毎にパ
ルス信号の個数に応じて変動するだけの駆動信号
により駆動される。このために、操作つまみ30
を低速で回転させて遅いテープ走行速度で再生を
行う場合でも、第1図及び第2図に示す従来の
VTRの場合のように、低減フイルターの特性に
よる駆動力の変動が生ずることはない。よつて、
回転操作つまみ30の回転操作に対する応答性及
び忠実性を第1図及び第2図に示す従来のVTR
に較べて著しく改善することができる。
以上本考案を一実施例に付き説明したが、本考
案はこの実施例に限定されるものではなく、本考
案の技術的思想に基いて各種の変更が可能であ
る。
例えば、第3図に示したエツジパルス発生回路
42は回転検出板33の1つの遮光部35がフオ
トカプラ38を通過する毎にエツジパルスfを2
つ発生させるものであるが、このエツジパルス発
生回路42の代りに、遮光部351つに付き1つ
のエツジパルスを発生する単純な微分回路やこれ
と等価な回路で置き換えてもよい。またデイジタ
ル加算回路51はシフトレジスタ50の出力端子
Q1〜Q8のうち高レベル状態となつているものの
個数に比例した電圧を出力するようにしたもので
あるが、このデイジタル加算回路51の代わりに
例えばマイクロプロセツサとD/Aコンバータと
の組合せ回路を用いてもよい。またリール駆動用
モーターを既述の如く制御することにより、再生
速度を操作つまみ30の回転速度に応じて制御す
ることも可能である。また本考案は磁気テープを
記録媒体として用いるVTRに限らず、デイスク
式VTR等にも適用可能であり、さらに映像信号
以外の種々の信号の再生装置に適用可能であるこ
とは言う迄もない。
本考案は、回転式の操作つまみ30を有し、再
生時に前記操作つまみを回転させることによりそ
の回転速度に対応した速度で記録媒体17を走行
させて、前記記録媒体に記録されている信号を再
生するように構成した信号再生装置において、前
記操作つまみの回転速度に比例した周波数のパル
スiを発生するパルス発生手段35,38,4
2,43,45,46,48と、所定のクロツク
信号gを発生させるクロツク信号発生器45と、
前記パルス発生手段からのパルスを前記クロツク
信号に応じて記憶する記憶手段50と、前記記憶
手段に記憶された前記パルスを取り出して加算す
る加算回路51とを設け、前記加算回路からの加
算出力に応じて記録媒体を走行させる駆動装置を
制御するようにしたので、前記パルス発生手段か
らのパルスの発生状況を前記クロツク信号毎に記
憶するとともにこのクロツク信号毎の記憶内容の
うちの最新の複数個を保持する記憶手段と、前記
記憶手段内に保持された前記最新の複数個の記憶
内容を加算する加算回路とを設け、前記記録媒体
を走行させる駆動装置を前記加算回路からの加算
出力に応じて制御するようにしたので、特に操作
つまみの低速回転時において、キヤプスタン或い
はリール駆動用モーターの速度サーボ系が前記制
御信号に基いて忠実に応答できる範囲の制御電圧
を得ることができる。この結果、再生速度が低速
となつた場合にも操作つまみの回転速度に応じた
速度で忠実に再生が行なわれることになるため、
再生映像の観察者に違和感を与えることなく任意
の再生速度で映像信号の再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のVTRにおけるテー
プ走行速度制御回路を示すものであつて、第1図
はこの制御回路の回路図、第2図Aは操作つまみ
の回転速度を示すグラフ、第2図Bはフオトカプ
ラの出力信号の波形図、第2図Cはモノマルチバ
イブレータの出力信号の波形図、第2図Dは低域
フイルターの出力信号の波形図、第2図Eはアナ
ログ加算回路の出力信号の波形図である。第3図
及び第4図は本考案をVTRに適用した一実施例
を示すものであつて、第3図はVTRにおけるテ
ープ走行速度制御回路の回路図、第4図Aは操作
つまみの回転速度を示すグラフ、第4図Bはフオ
トカプラの出力信号の波形図、第4図Cはエツジ
パルス発生回路の出力信号の波形図、第4図Dは
クロツクパルス発生器からのクロツクパルスの波
形図、第4図Eは微分回路の出力信号の波形図、
第4回FはR−Sフリツプフロツプの出力信号の
波形図、第4図Gはシフトレジスタの8つの出力
端子のレベルとデイジタル加算回路からの出力電
圧の大きさとをクロツクパルスの各周期毎に示し
た表、第4図Hはキヤプスタン駆動用モーターに
供給される駆動電圧の波形図である。 なお図面に用いられている符号において、38
……フオトカプラ、42……エツジパルス発生回
路、43……R−Sフリツプフロツプ、45……
クロツクパルス発生器、50……シフトレジス
タ、51……デイジタル加算回路、60……モー
ター駆動回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転式の操作つまみを有し、再生時に前記操作
    つまみを回転させることによりその回転速度に対
    応した速度で記録媒体を走行させて、前記記録媒
    体に記録されている信号を再生するように構成し
    た信号再生装置において、 前記操作つまみの回転速度に比例した周波数の
    パルスを発生するパルス発生手段と、 所定のクロツク信号を発生させるクロツク信号
    発生器と、 前記パルス発生手段からのパルスの発生状況を
    前記クロツク信号毎に記憶するとともにこのクロ
    ツク信号毎の記憶内容のうちの最新の複数個を保
    持する記憶手段と、 前記記憶手段内に保持された前記最新の複数個
    の記憶内容を加算する加算回路とを設け、 前記記録媒体を走行させる駆動装置を前記加算
    回路からの加算出力に応じて制御することを特徴
    とする信号再生装置。
JP1981026370U 1981-02-26 1981-02-26 Expired JPH0325298Y2 (ja)

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JPS535607A (en) * 1976-07-05 1978-01-19 Sony Corp Magnetic reproduction device

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