JP3408052B2 - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

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JP3408052B2
JP3408052B2 JP07351196A JP7351196A JP3408052B2 JP 3408052 B2 JP3408052 B2 JP 3408052B2 JP 07351196 A JP07351196 A JP 07351196A JP 7351196 A JP7351196 A JP 7351196A JP 3408052 B2 JP3408052 B2 JP 3408052B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気再生装置に関し、
特にたとえばディジタルVTRに適用され、トラッキン
グが調整された磁気テープから再生されたかつ異なるト
ラック番号をもつ複数の映像信号によって1フレームの
映像を生成する、磁気再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気再生装置の例が、平
成4年12月3日に出願公開された特開平4−3492
53号公報[G11B 15/467]および特開平4
−349254号公報[G11B 15/463, 5
/588]に開示されている。これらの従来技術では、
1フレーム分の映像に対応する映像信号が複数トラック
にわたって記録された磁気テープを再生するときに、キ
ャプスタンモータを制御してフレーム同期をとってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにキ
ャプスタンモータを制御する方法では、フレーム同期を
とるまでに時間がかかるという問題があった。それゆえ
に、この発明の主たる目的は、速やかにフレーム同期を
とることができる、磁気再生装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、トラッキン
グが調整された磁気テープから再生されたかつ異なるト
ラック番号をもつ複数の映像信号によって1フレームの
映像を生成する磁気再生装置において、映像信号を第1
所定トラック期間ないし第n所定トラック期間遅延させ
た第1遅延信号ないし第n遅延信号を生成する遅延信号
生成手段、映像信号および第1遅延信号ないし第n遅延
信号のいずれかを選択する選択手段、および映像信号に
対応するトラック番号と基準トラック番号とに基づいて
選択手段を制御する制御手段を備えることを特徴とす
る、磁気再生装置である。
【0005】
【作用】磁気テープから再生された映像信号が、遅延信
号生成手段によって第1所定トラック期間ないし第n所
定トラック期間遅延され、これによって第1遅延信号な
いし第n遅延信号が生成される。一方、制御手段は、再
生された映像信号に対応するトラック番号と基準トラッ
ク番号とに基づいて選択手段を制御し、これによって選
択手段が磁気テープから再生された映像信号および第1
遅延信号ないし第n遅延信号のいずれかを選択する。
【0006】なお、トラッキングは、たとえば磁気テー
プから再生される基準信号に基づいてキャプスタンモー
タを制御するATF手段によって調整され、このとき第
1所定トラック期間および第n所定トラック期間のそれ
ぞれは2トラック期間に設定される。また、制御手段で
は、補完手段によって基準トラック番号に所定数が補完
され、加算手段によって、補完された所定数に再生トラ
ック番号が加算され、そして変換手段によって加算結果
が対応する所定値に変換され、変換結果に従って選択手
段が制御される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、映像信号に対応する
トラック番号と基準トラック番号とに基づいて制御手段
が選択手段を制御し、これによって選択手段が映像信号
および第1遅延信号ないし第n遅延信号のいずれかを選
択するようにしたため、速やかにフレーム同期をとるこ
とができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルV
TR10はドラムモータ12を含み、これによってドラ
ム14が回転する。ドラムモータ12からはその回転速
度に対応するDFG信号が出力され、DFG信号がF/
V変換回路18で電圧信号に変換される。一方、ドラム
モータ14に装着されたマグネット20がコイル22近
傍を通過することによってPG信号が生成され、PG信
号がモノマルチ24でPGパルスに変換される。他方、
タイミングジェネレータ26では、図3(A)に示すよ
うな1フレーム周期すなわち10トラック周期のフレー
ムパルスに基づいて、図3(C)に示すように1トラッ
ク毎に極性が変化する基準パルスHREFが生成され
る。なお、フレームパルスおよび基準パルスHREF
は、図3(B)に示す基準トラック番号に従って変化す
る。
【0010】三角波発生回路28では基準パルスHRE
Fに基づいて三角波が生成され、その三角波がサンプル
ホールド回路30でPGパルスによってサンプルホール
ドされる。そして、サンプルホールド信号がPG信号と
フレームパルスとの位相差信号として出力される。この
位相差信号とF/V変換回路18からの電圧信号とが加
算器32で加算され、加算信号がアンプ34を介してド
ラムモータ12に与えられる。これによって、ドラムモ
ータ12の回転速度および位相が制御される。
【0011】このようにしてドラム14が回転すること
によって磁気テープ36からディジタル信号が再生され
る。再生信号はPGパルスによってスイッチング制御さ
れるスイッチSW1とアンプ38とを通過し、再生信号
に含まれるパイロット信号がフィルタ38で抽出され
る。ATF回路40はパイロット信号のレベル差に応じ
たATFエラー信号を加算器42に与える。一方、キャ
プスタンモータ44ではその回転速度に対応するCFG
信号が生成され、これがF/V変換回路46で電圧信号
に変換される。この電圧信号とATFエラー信号とが加
算器42で加算され、加算信号によってキャプスタンモ
ータ44の回転速度が制御される。
【0012】このようにしてドラムモータ12の回転速
度および位相とキャプスタンモータ44の回転速度が制
御されると、磁気テープ36からは図3(D)〜(H)
に示すいずれかのタイミングで、図示するトラック番号
をもつ映像信号が再生される。すなわち、ATF制御に
よってトラッキングが調整されたとしても、ディジタル
VTR10のように複数トラックにわたって記録された
映像信号によって1フレーム分の映像を生成するVTR
では、必ずしもフレーム同期がとられるわけではないの
で、磁気テープ36からは図3(B)に示す基準トラッ
ク番号に対して図3(D)〜(H)のいずれかのタイミ
ングでトラック番号が再生される。このため、この実施
例では、A/D変換回路48でA/D変換された映像信
号を2トラックの遅延時間をもつシフトレジスタ50〜
56で適宜遅延させ、A/D変換回路48から出力され
た映像信号α0およびシフトレジスタ50〜56のそれ
ぞれから出力された映像信号α1〜α4のいずれかをス
イッチSW2で選択することによって、フレーム同期が
とられた映像信号を出力する。なお、映像信号α1〜α
4のそれぞれが第1遅延信号〜第4遅延信号のそれぞれ
に対応する。
【0013】具体的には、再生トラック番号PBTがト
ラック番号検出回路58で検出され、トラック番号処理
回路60に与えられる。トラック番号処理回路60には
また、基準パルスHREFによってインクリメントされ
フレームパルスの立ち上がりによってリセットされるカ
ウンタ62によって生成された基準トラック番号TRE
Fが与えられる。番号処理回路60は、図2に示すよう
に“9”の補数器60aおよび10進加算器60bを含
む。基準トラック番号TREFは補数器60aに与えら
れ、表1に示すような補数処理がなされる。
【0014】
【表1】
【0015】補数器60aから出力された補数は10進
加算器60bで再生トラック番号PBTと加算され、加
算結果がトラック番号処理回路60から出力される。し
たがって、番号処理回路60に図4(A)に示す基準ト
ラック番号と図4(B)に示す再生トラック番号とが与
えられたときは、番号処理回路60からは“9”が出力
される。また、図5(A)および(B)に示す基準トラ
ック番号および再生トラック番号については“1”が出
力され、図6(A)および(B)に示す基準トラック番
号および再生トラック番号については“3”が出力さ
れ、図7(A)および(B)に示す基準トラック番号お
よび再生トラック番号については“5”が出力され、そ
して図8(A)および(B)に示す基準トラック番号お
よび再生トラック番号については“7”が出力される。
なお、補数器60aとしては株式会社東芝製の集積回路
“TC461BP”を適用でき、10進加算器60bと
しては同社製の集積回路“TC4560BP”を適用で
きる。
【0016】デコーダ62は番号処理回路60から出力
された番号を表2に従ってデコードし、デコードした番
号に対応する端子をスイッチングするようにスイッチS
W2を制御する。
【0017】
【表2】
【0018】このため、図4に示すタイミングで映像信
号α0〜α4が与えられるときは映像信号α0が選択さ
れ、図5に示すタイミングで映像信号α0〜α4が与え
られるときはα4が選択され、図6に示すタイミングで
映像信号α0〜α4が与えられるときはα3が選択さ
れ、図7に示すタイミングで映像信号α0〜α4が与え
られるときはα2が選択され、そして図8に示すタイミ
ングで映像信号α0〜α4が与えられるときはα1が選
択される。
【0019】この実施例によれば、A/D変換器48で
変換された映像信号α0およびシフトレジスタ50〜5
6のそれぞれで遅延された映像信号α1〜α4のいずれ
かを再生トラック番号と基準トラック番号とに基づいて
選択するようにしたため、従来技術のようにキャプスタ
ンモータを制御してフレーム同期をとる必要がなく、フ
レーム同期をとるまでの時間を短縮することができる。
すなわち、速やかに再生ディジタル信号にフレーム同期
をかけることができる。
【0020】なお、この実施例では10トラックの映像
信号で1フレームの映像を生成するNTSC方式のディ
ジタルVTRを用いて説明したが、この発明は12トラ
ックの映像信号で1フレームの映像を生成するPAL方
式のディジタルVTRにも適用できることはもちろんで
ある。また、この発明は民生用のディジタルVTRのほ
かコントロール信号CTLによってビデオテープの位相
を制御するD1などの業務用VTRにも適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の一部を示すブロック図である。
【図3】(A)はフレームパルスを示す波形図であり、
(B)は基準トラック番号TREFを示す図解図であ
り、(C)は基準パルスHREFを示す波形図であり、
(D)〜(H)は再生トラック番号を示す図解図であ
る。
【図4】(A)は基準トラック番号TREFを示す図解
図であり、(B)は映像信号α0に含まれる再生トラッ
ク番号を示す図解図であり、(C)は映像信号α1に含
まれる再生トラック番号を示す図解図であり、(D)は
映像信号α2に含まれる再生トラック番号を示す図解図
であり、(E)は映像信号α3に含まれる再生トラック
番号を示す図解図であり、(F)は映像信号α4に含ま
れる再生トラック番号を示す図解図である。
【図5】(A)は基準トラック番号TREFを示す図解
図であり、(B)は映像信号α0に含まれる再生トラッ
ク番号を示す図解図であり、(C)は映像信号α1に含
まれる再生トラック番号を示す図解図であり、(D)は
映像信号α2に含まれる再生トラック番号を示す図解図
であり、(E)は映像信号α3に含まれる再生トラック
番号を示す図解図であり、(F)は映像信号α4に含ま
れる再生トラック番号を示す図解図である。
【図6】(A)は基準トラック番号TREFを示す図解
図であり、(B)は映像信号α0に含まれる再生トラッ
ク番号を示す図解図であり、(C)は映像信号α1に含
まれる再生トラック番号を示す図解図であり、(D)は
映像信号α2に含まれる再生トラック番号を示す図解図
であり、(E)は映像信号α3に含まれる再生トラック
番号を示す図解図であり、(F)は映像信号α4に含ま
れる再生トラック番号を示す図解図である。
【図7】(A)は基準トラック番号TREFを示す図解
図であり、(B)は映像信号α0に含まれる再生トラッ
ク番号を示す図解図であり、(C)は映像信号α1に含
まれる再生トラック番号を示す図解図であり、(D)は
映像信号α2に含まれる再生トラック番号を示す図解図
であり、(E)は映像信号α3に含まれる再生トラック
番号を示す図解図であり、(F)は映像信号α4に含ま
れる再生トラック番号を示す図解図である。
【図8】(A)は基準トラック番号TREFを示す図解
図であり、(B)は映像信号α0に含まれる再生トラッ
ク番号を示す図解図であり、(C)は映像信号α1に含
まれる再生トラック番号を示す図解図であり、(D)は
映像信号α2に含まれる再生トラック番号を示す図解図
であり、(E)は映像信号α3に含まれる再生トラック
番号を示す図解図であり、(F)は映像信号α4に含ま
れる再生トラック番号を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …ディジタルVTR 40 …ATF回路 50〜56 …シフトレジスタ 60 …番号処理回路 62 …デコーダ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラッキングが調整された磁気テープから
    再生されたかつ異なるトラック番号をもつ複数の映像信
    号によって1フレームの映像を生成する磁気再生装置に
    おいて、 前記映像信号を第1所定トラック期間ないし第n所定ト
    ラック期間遅延させた第1遅延信号ないし第n遅延信号
    を生成する遅延信号生成手段、 前記映像信号および前記第1遅延信号ないし第n遅延信
    号のいずれかを選択する選択手段、および前記映像信号
    に対応する前記トラック番号と基準トラック番号とに基
    づいて前記選択手段を制御する制御手段を備えることを
    特徴とする、磁気再生装置。
  2. 【請求項2】前記トラッキングは前記磁気テープから再
    生される基準信号に基づいてキャプスタンを制御するA
    TF手段によって調整し、 前記第1所定トラック期間および第n所定トラック期間
    のそれぞれは2トラック期間である、請求項1記載の磁
    気再生装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記基準トラック番号に
    所定数を補完する補完手段、補完した前記所定数に前記
    再生トラック番号を加算する加算手段、および加算結果
    を対応する所定値に変換する変換手段を含み、変換結果
    に従って前記選択手段を制御する、請求項1または2記
    載の磁気再生装置。
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