JP3043256B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3043256B2
JP3043256B2 JP7026782A JP2678295A JP3043256B2 JP 3043256 B2 JP3043256 B2 JP 3043256B2 JP 7026782 A JP7026782 A JP 7026782A JP 2678295 A JP2678295 A JP 2678295A JP 3043256 B2 JP3043256 B2 JP 3043256B2
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義樹 広瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープの走行/停止
を繰り返し、磁気テープのスロー走行を行い、走行期間
中に記録信号を書き込むことで長時間記録/再生を行う
間欠磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープの走行/停止を繰り返し、あ
るいは磁気テープのスロー走行を行い、走行期間中に記
録信号を書き込むことで長時間記録/再生を行う間欠磁
気記録再生装置において磁気テープに一定で安定したコ
ントロール信号を記録する装置として、図1に示すもの
がある(特願平6−266780)。
【0003】この装置により、キャプスタンモータに取
り付けられた周波数発電機(1)(以下FGという)の
パルスをFGカウンタ(2)でカウントし、このカウン
ト値に応じてコントロールヘッド(3)に電圧を印加す
ることで正確に磁気テープの移動量に応じてコントロー
ル信号を記録を行う。
【0004】このような間欠磁気記録再生装置では、図
2に示すように間欠駆動のキャプスタンモータの起動タ
イミング(ロ)はヘッド切り換え信号(イ)に対して常
に同位相で出力される。そのため、キャプスタンモータ
に変動が生じた場合、記録される映像とコントロール信
号(ヘ)との位相関係は等しく保たれなくなる。
【0005】たとえば、1回目の第1フィールドの記録
時のキャプスタンモータの制動の際にFG信号2パルス
分のオーバーランが発生した場合、記録コントロール信
号は正確にFGパルス数をカウントして作成され、一定
周期を保つために(ヘ)に示す点線部よりFGパルス2
つ分前(実線部)に記録される。
【0006】しかしながら、映像信号の記録位相はヘッ
ド切り換え信号に対し一定であるので、記録されたコン
トロール信号に対する映像信号は位相のずれたものとな
る。
【0007】このような状態の記録が続いた場合、再生
したときの出力映像信号のレベルが変動し、不安定な再
生画となりノイズが画面上に現れる原因となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、間欠記録を行う磁気記録再生
装置において、磁気テープの間欠送り量に変動が生じて
も、記録コントロール信号と記録映像信号の位相を一定
に保つことを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明の特徴は、磁気記録媒体を間欠的に
走行させ、走行期間中に記録を行う間欠磁気記録装置に
おいて、磁気テープ走行駆動用キャプスタンモータと、
当該キャプスタンモータの回転速度に比例した周波数の
信号を発生する周波数発電機と、磁気テープの移送速度
をコントロールするためのコントロール信号を上記周波
数発電機からの出力に基づいて作成するコントロール信
号発生回路と、上記キャプスタンモ−タの起動パルスを
発生する起動パルス発生回路と、上記キャプスタンモ−
タの制動パルスを発生する制動パルス発生回路と、上記
周波数発電機の出力信号を計数するカウンタと、起動パ
ルスのタイミングを演算する起動位相演算回路とを備
え、制動パルス発生後、所定期間に発生する上記周波数
発電機の出力信号を上記カウンタで計数するとともに、
該カウンタの値に応じて次に発生させる駆動パルスの位
相を上記起動位相演算回路で演算して上記駆動パルス発
生回路に出力することにより、磁気テープに記録される
映像とコントロール信号との位相関係を一定に保つこと
を特徴とする。請求項2の発明の特徴は、上記起動位相
演算回路は、上記カウンタの値に所定数乗じた値により
上記起動パルスの発生タイミングを遅延させることを特
徴とする。
【0010】
【作用】本発明の磁気記録再生装置は、制動パルス発生
後、駆動パルス発生までの間に発生する上記周波数発電
機の出力信号を計数し、この値に応じてコントロール信
号を供給するタイミングを遅延させることで、磁気テー
プの間欠送り量に変動が生じても、記録コントロール信
号と記録映像信号の位相を一定に保つことができる。
【0011】
【実施例】以下、図3および図4を用いて、本発明に係
る磁気記録装置の一実施例について詳述する。
【0012】図3は、本発明の磁気記録再生装置のブロ
ック図である。
【0013】図中(4)は、磁気テープ(5)を走行せ
しめるキャプスタンモータであり、FG(6)が取り付
けられている。
【0014】該FG(6)は、キャプスタンモータ
(4)の回転速度に比例した周波数で90度位相遅れを
有する2つのパルスを発生する。
【0015】(7)は磁気ヘッドであり、磁気テープ
(5)に映像信号を記録/再生する。
【0016】(8)はヘッドドラムモータであり、上記
磁気ヘッド(7)が取り付けられたシリンダドラムを回
転駆動させる。
【0017】(9)はコントロールヘッドであり、磁気
テープ(5)上のコントロールトラックにコントロール
信号を記録する。
【0018】(10)は起動パルス発生回路であり間欠
記録モード時のヘッド切り換えパルスに同期して所定幅
のキャプスタン起動パルスを発生する。
【0019】(11)は制動パルス発生回路であり、間
欠記録モード時、キャプスタンモータが起動された後所
定の位置でテープを停止させるために、FG(6)から
出力されるFGパルスをカウントし、キャプスタン制動
パルスを発生する。
【0020】(12)はキャプスタンモータ回転制御回
路であり、キャプスタンモータを所定の速度、位相で回
転させる。
【0021】(13)はヘッドドラムモータ回転制御回
路であり、ヘッドドラムモータの回転制御を行う。
【0022】(14)は記録/再生制御回路であり、磁
気ヘッド(7)を記録状態あるいは読み出し状態に制御
する。
【0023】(15)はORゲートであり、起動パルス
発生回路(10),制動パルス発生回路(11),キャ
プスタンモ−タ回転制御回路(12)の出力を間欠駆動
時にキャプスタンモータ(4)に伝達する。
【0024】(16)はスイッチであり、間欠駆動時に
はORゲート(15)出力を、連続駆動時にはキャプス
タンモ−タ回転制御信号を切り換えキャプスタンモータ
に伝達する。
【0025】(17)は記録CTL作成回路であり、内
部のカウンタでFG(6)の出力パルスをカウントし、
当該カウントの値に正確な周期のコントロール信号を作
成する。
【0026】(18)はFGカウンタであり、制動パル
ス発生回路(11)の出力信号の立ち下がりエッジでも
リセットされ、所定期間FGパルスのカウントを行い、
このカウント値は起動位相演算回路(19)へ送られ
る。
【0027】該起動位相演算回路(19)は、FGカウ
ンタ(18)のカウント値により次の起動パルスのタイ
ミングを演算(演算方法については後述)し、起動パル
ス発生回路(10)へ出力する。
【0028】上述の装置により図4のタイミングチャー
トに示される各部の信号が発せられる。
【0029】このタイミングチャ−トにおいて、(イ)
はヘッド切り換えパルスであり、この信号を基に回転磁
気ヘッド(7)のチャンネル1および2の切り換えを行
う。
【0030】(ロ)は起動パルスであり、起動パルス発
生回路(10)からの出力信号である。(ハ)は制動パ
ルス発生回路(11)の出力である。
【0031】(ニ)はキャプスタンFGの出力パルスで
ある。
【0032】ここに、FG出力パルス(ニ)の上に付し
た数字はFGカウンタ(18)の出力値を示す。
【0033】(ホ)は記録モード信号であり、実際に磁
気ヘッドを記録状態にする。
【0034】(ヘ)はコントロール信号作成回路(1
7)の出力信号であり、コントロールヘッド(9)に印
加される。
【0035】而して、間欠モードに入り記録動作がスタ
ートすると、ヘッド切り換え信号を基準として起動パル
ス発生回路(10)で起動パルス(ロ)を作成し、キャ
プスタンモ−タ(4)を起動する。
【0036】キャプスタンモータ(4)が回転を始める
とこれに取り付けられたFG(6)からFG出力パルス
(ニ)が出力される。このパルスを記録CTL作成回路
(17)内のカウンタでカウントし、所定の値(この場
合6)になったとき記録CTL作成回路(17)でHレ
ベルの電圧を出力し、N極磁界をテープに記録する。
【0037】さらに同時に、制動パルス発生回路(1
1)でFGパルス(6)のパルスをカウントし所定の値
(この場合11)になったときにキャプスタンモータ
(4)に制動パルス(ハ)を加え、キャプスタンモータ
(4)を停止させる。
【0038】そして、次の間欠送りでも同様に起動パル
ス発生回路(10)でヘッド切り換えパルス(イ)を基
準として起動パルス(ロ)を作成し、キャプスタンモー
タ(4)を起動する。
【0039】キャプスタンモータ(4)が回転を始める
とこれに取り付けられたFG(6)からFGパルスが出
力される。これを記録CTL作成回路(17)内部のカ
ウンタでカウントし、カウント値が所定の値(この場合
21)になるとLレベルの電圧を出力し、S極磁界をテ
ープに記録する。
【0040】また、制動パルス発生回路(11)でFG
パルスのパルスをカウントし、所定の値(この場合2
4)になった時にキャプスタンモータ(4)に制動パル
ス(ハ)を出力する。
【0041】正常にキャプスタンモータ(4)が停止す
ると、図4(ニ)の実線で示されるFGパルスが出力さ
れるが、キャプスタンモータ(4)がオーバーランする
と、(ニ)の点線で示されるFGパルスが出力される。
この場合、FGパルス2パルス分オーバーランした場合
の図である。
【0042】その後の間欠送りの起動を(ロ)の点線で
示した位相の起動パルスで行うと、FGパルスも(ニ)
の点線で示した位置から発生する。そして、記録コント
ロール信号は(ヘ)の点線の位置で立ち上がることとな
り、今の回に記録されるテープ位置に対する記録コント
ロールパルスの位相が前の回に記録された位相とずれた
ものになる。
【0043】そこで、FGカウンタ(18)でオーバー
ランした部分のFGパルスをカウントし、このカウント
値(この場合2)をもとに起動位相演算回路(19)で
次に発生させる起動パルスの位相を求める。
【0044】いま、2パルス多く前回の送り時に出力さ
れているので、2FGパルス分起動位相を遅延させるこ
とになるが、ここで、FGパルスはキャプスタンモータ
の回転速度に比例するため一定の周期ではない。
【0045】そのため、実験などによりオーバーランし
たFGパルスの周期を予め求めて、起動位相演算回路に
所定値として予め記憶させておく、これにFGカウンタ
の値を乗じることで遅延時間を求める。
【0046】また、前の回の送りのFGパルス数が所定
の数(この場合24)に満たない場合は上記所定値に満
たない数を乗じた時間起動パルス(マイナスの遅延時
間)を求める位相を進める。
【0047】この値を起動パルス発生回路(10)に出
力することで次の起動パルスを発生させる。
【0048】なお、上記のシステムは汎用の論理集積回
路,あるいは専用集積回路,またはマイクロコンピュー
タのいずれかを用いても実現可能であることは言うまで
もない。
【0049】
【発明の効果】上述のごとく、本発明の磁気記録装置に
よれば、間欠送りに若干の変動があっても、記録CTL
信号と同位相で映像信号が記録できるため、その記録部
分を再生したときでも出力映像信号のレベル変動を起こ
さずに均質な映像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の磁気記録再生装置のブロック図。
【図2】従来の磁気記録装置の各部信号を示すタイミン
グチャート。
【図3】本発明にかかる磁気記録再生装置のブロック
図。
【図4】本発明の磁気記録装置の各部信号を示すタイミ
ングチャート。
【符号の説明】
1 周波数発電機 2 FGカウンタ 3 コントロールヘッド 4 キャプスタンモータ 5 磁気テープ 6 周波数発電機 7 磁気ヘッド 8 ヘッドドラムモータ 9 コントロールヘッド 10 起動パルス発生回路 11 制動パルス発生回路 12 キャプスタンモータ回転制御回路 13 ヘッドドラムモータ回転制御回路 14 記録/再生制御回路 15 ORゲート 16 スイッチ 17 記録コントロール信号作成回路 18 FGカウンタ 19 起動位相演算回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/467

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体を間欠的に走行させ、走行
    期間中に記録を行う間欠磁気記録装置において、 磁気テープ走行駆動用キャプスタンモータと、 当該キャプスタンモータの回転速度に比例した周波数の
    信号を発生する周波数発電機と、 磁気テープの移送速度をコントロールするためのコント
    ロール信号を上記周波数発電機からの出力に基づいて作
    成するコントロール信号発生回路と、 上記キャプスタンモ−タの起動パルスを発生する起動パ
    ルス発生回路と、 上記キャプスタンモ−タの制動パルスを発生する制動パ
    ルス発生回路と、 上記周波数発電機の出力信号を計数するカウンタと、 起動パルスのタイミングを演算する起動位相演算回路
    と、 を備え、 制動パルス発生後、所定期間に発生する上記周波数発電
    機の出力信号を上記カウンタで計数するとともに、該カ
    ウンタの値に応じて次に発生させる駆動パルスの位相を
    上記起動位相演算回路で演算して上記駆動パルス発生回
    路に出力することにより、磁気テープに記録される映像
    とコントロール信号との位相関係を一定に保つことを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記起動位相演算回路は、上記カウンタ
    の値に所定数乗じた値により上記起動パルスの発生タイ
    ミングを遅延させることを特徴とする請求項1記載の磁
    気記録再生装置。
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