JP2731048B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JP2731048B2
JP2731048B2 JP3151961A JP15196191A JP2731048B2 JP 2731048 B2 JP2731048 B2 JP 2731048B2 JP 3151961 A JP3151961 A JP 3151961A JP 15196191 A JP15196191 A JP 15196191A JP 2731048 B2 JP2731048 B2 JP 2731048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
circuit
noise
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3151961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04373379A (ja
Inventor
義樹 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP3151961A priority Critical patent/JP2731048B2/ja
Publication of JPH04373379A publication Critical patent/JPH04373379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2731048B2 publication Critical patent/JP2731048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画再生時に生じた
ノイズを垂直ブランキング期間またはその近傍に追い込
むようになされた磁気記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テープ長手方向に対して傾いた記録トラ
ックを形成するヘリカルスキャンVTRでは、1フィー
ルドの映像信号が1本の記録トラックに形成されるの
で、テープ走行を停止させた状態で再生出力を得ること
ができる。そして、この静止画再生では、走査軌跡が記
録と異なることにより発生するノイズバンドを、テープ
停止位置を変えることにより、垂直ブランキング期間に
追い込むことができる。即ち、静止画再生画像にノイズ
が発生しないようにすることが可能である。
【0003】このノイズ追い込みの方法の一つに、テー
プを低速で駆動し、再生出力中のノイズと垂直ブランキ
ング期間を示すパルスのタイミングが一致したときに、
テープの走行を停止せしめるものがある。(例えば特開
昭62−104282号公報参照)。
【0004】この方法では、ノイズを垂直ブランキング
期間に追い込むとき、一定量の駆動パルスを出力して、
磁気テープを低速駆動する構成が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述する構成
の場合、キャプスタンモータに加わる負荷が常に一定の
ときは、磁気テープを駆動する駆動量が略一定となり安
定した低速駆動がなされるが、キャプスタンモータのバ
ラツキ、テープ種類、湿度等により負荷が変化したとき
は、駆動量が一定とならず、磁気テープを送り過ぎた
り、或るいは送らなかったりする問題が生じ、ノイズを
垂直ブランキング期間に追い込むのに時間がかかり過ぎ
たり、或るいはノイズを垂直ブランキング期間に正しく
追い込むことができず、再生画面上にノイズが残るおそ
れがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、キ
ャプスタンモータに取り付けられた周波数発電機(以下
FG)と、前記FGの出力パルス(以下FGパルス)を
所定数計数する計数手段とを設け、前記FGパルスの計
数値に基づいて、磁気テープを低速駆動するときの駆動
量を制御する構成である。
【0007】
【作用】よって、本発明によれば、FGパルスの計数値
に基づいて、磁気テープを低速駆動するときの駆動量を
制御するため、負荷変動に関係なく略一定のテープ送り
をためすことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を説明す
る。図1は実施例の回路ブロック図、図2は動作説明の
ための各部波形図である。
【0009】図1において、1は再生映像信号bが接続
される入力端子、2は再生映像信号と所定の位相関係を
持つヘッド切換(RF.SW)信号cが接続される入力
端子、3は再生映像信号からノイズを検出し、所定パル
ス幅の検出パルスdを出力するノイズ検出回路である。
4はヘッド切換信号の立ち下がりのタイミングから垂直
ブランキング期間に対応した所定幅のパルスeを出力す
る基準パルス作成回路である。
【0010】5はノイズ検出回路3の出力と基準パルス
作成回路4の出力のタイミングが一致していないことを
検出して、不一致検出信号fを出力する比較回路であ
る。6は比較回路5から不一致信号fが入力されたとき
のみ、キャプスタンモータ7を低速駆動するため駆動パ
ルスを発生する駆動パルス発生回路で、ヘッド切換信号
cの立上がりに同期して駆動パルスgを発生し、また後
述する計数回路の出力iにより駆動パルスの発生期間を
制御する。
【0011】8はキャプスタンモータ7に取り付けら
れ、キャプスタンモータ7の回転に応じてFGパルスを
出力するFGである。9は駆動パルス発生回路6の駆動
パルスが出力されている期間のみ、計数回路10に上記
FGパルスhを供給するゲート回路である。10は駆動
パルス発生回路6の駆動パルスが入力された直後から、
上記FGパルスを計数し、あらかじめ設定された所定値
になると、駆動パルス発生回路6にリセット信号iを供
給する計数回路である。
【0012】次に図2に基づいてノイズ引き込み動作に
ついて説明する。VTRの再生中に静止画再生が指示さ
れると静止画再生開始信号aがHレベルに立上がり、テ
ープ走行が一旦停止する(図示せず)。このとき記録さ
れた磁気テープ上のトラックと回転ヘッドとの位置関係
は任意であり、したがって、再生映像信号中のノイズも
図2bに示すように、任意の位相位置関係にある。
【0013】この場合、ノイズ検出回路3で検出された
ノイズdと基準パルス作成回路4から出力された垂直ブ
ランキング期間にある信号eとは一致せず、そのため比
較回路5は不一致信号fを出力する。これにより、駆動
パルス発生回路6に駆動指令が与えられ、駆動パルス発
生回路6はヘッド切換信号の立上がりに同期して駆動パ
ルスgを発生する。この駆動パルスgは、キャプスタン
モータ7を低速駆動し、またゲート回路9の一方をHレ
ベルにするとともに、計数回路10の計数値をリセット
する。
【0014】したがって、キャプスタンモータ7に取り
付けられたFG8からFGパルスhが出力され、ゲート
回路9を介して計数回路10に供給される。計数回路1
0ではこのFGパルスhを計数し、あらかじめ設定され
た所定値になると駆動パルス発生回路6にリセット信号
iを供給する。
【0015】このリセット信号iを受けて、駆動パルス
発生回路6は駆動パルスgの発生を停止し、キャプスタ
ンモータ7を停止させる。これにより、磁気テープは常
に一定量だけ低速駆動される。よって、磁気テープ上の
トラックと回転ヘッドとの位置関係も微少量変化して、
再生映像信号b中のノイズの位置も少し変化する。この
ときノイズ検出回路3で検出されたノイズは図2d’に
示したような位置関係になるが、これでも、比較回路5
からは不一致信号fが出力されるため磁気テープをさら
に低速駆動する。
【0016】以上のような動作を繰り返して再生映像信
号b中のノイズの位置を順次移動させて図2d”に示す
位置に到達すると、比較回路5はノイズd”と基準パル
スeが一致するので不一致信号fを出力せず、磁気テー
プはこの位置で停止したままとなる。そして、このとき
ノイズd”は垂直ブランキング期間にあるので再生画像
には現れない。
【0017】尚、本実施例ではノイズ検出回路3にてノ
イズを検出し、自動的にノイズを垂直ブランキング期間
に追い込むよう構成したが、使用者が再生画像を見なが
ら手動スイッチにて、ノイズを垂直ブランキング期間に
追い込むよう構成にしてもよい。
【0018】
【発明の効果】よって、本発明によれば、FGパルスの
計数値に基づいて、低速駆動時における駆動量を制御す
るため、キャプスタンモータのバラツキ、テープ種類、
湿度等によって生じる負荷変動に関係なく略一定のテー
プ送りをためすことができ、これによりノイズを垂直ブ
ランキング期間に所望の時間で、かつ確実に追い込むこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路ブロック図である。
【図2】実施例の動作を示す各部波形図である。
【符号の説明】
3 ノイズ検出回路 4 基準パルス作成回路 5 比較回路 6 駆動パルス発生回路 9 ゲート回路 10 計数回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを駆動するためのキャプスタ
    ンモータ7と、 再生映像信号bからノイズを検出し、所定パルス幅の検
    出パルスdを出力するノイズ検出回路3と、 ヘッド切り換え信号cの立ち下がりのタイミングから垂
    直ブランキング期間に対応した所定幅のパルスeを出力
    する基準パルス作成回路4と、 前記ノイズ検出回路3の出力と前記基準パルス作成回路4
    の出力のタイミングが一致していないことを検出して不
    一致検出信号fを出力する比較回路5と、 前記不一致信号fが入力されたとき、前記ヘッド切り換
    え信号cの立ち上がりに同期して前記キャプスタンモー
    タ7を低速駆動するための駆動パルスgを発生する駆動パ
    ルス発生回路6と、 前記キャプスタンモータ7の回転に応じてFGパルスhを
    出力するFG8と、 前記駆動パルスgと前記FGパルスhが得られたときのみ
    パルスを出力するAND回路9と、 前記駆動パルスgが入力されると同時に前記AND回路9
    からのパルス出力を計数し、予め設定された所定値とな
    ると前記駆動パルス発生回路6にリセット信号iを供給す
    る計数回路10とを備え、 磁気テープに記録された映像信号を静止画再生したと
    き、前記ノイズ検出回路3で前記静止画からのノイズを
    検出し、停止した前記磁気テープを所定方向へ低速駆動
    して、前記ノイズを垂直ブランキング期間に追い込むこ
    とを特徴とする磁気再生装置。
JP3151961A 1991-06-24 1991-06-24 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP2731048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3151961A JP2731048B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3151961A JP2731048B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04373379A JPH04373379A (ja) 1992-12-25
JP2731048B2 true JP2731048B2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=15530001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3151961A Expired - Fee Related JP2731048B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2731048B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6315681U (ja) * 1986-07-14 1988-02-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04373379A (ja) 1992-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2731048B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0552582B2 (ja)
JPH056838B2 (ja)
US4774598A (en) Slow-motion device of magnetic recording and reproducing apparatus
JP2919710B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3363572B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR100226182B1 (ko) 자기 기록 재생 장치 및 그 자기 기록 재생 방법
US5067030A (en) System for reproducing picture signals and inserting character signals in the reproduced picture signals
JP2983791B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JPS6210471B2 (ja)
KR930000214B1 (ko) 화상기록 방식
JPS5922433B2 (ja) 映像信号の磁気再生装置
JPH0332139Y2 (ja)
JPH06339103A (ja) 磁気記録再生装置
JP3015700B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0197076A (ja) フレームインデツクス磁気記録再生装置
JP2575102B2 (ja) 回転ヘツド型再生装置
JPH0132707B2 (ja)
JP2725325B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0342550B2 (ja)
JP2616052B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH06197300A (ja) ビデオテープレコーダ
EP0129055A2 (en) Method and apparatus for controlling a still reproduction of a video tape recorder
JPH01137457A (ja) 磁気記録再生装置のジツタ低減回路
JPS6185654A (ja) ビデオ信号再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees