JP2616052B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2616052B2
JP2616052B2 JP1266497A JP26649789A JP2616052B2 JP 2616052 B2 JP2616052 B2 JP 2616052B2 JP 1266497 A JP1266497 A JP 1266497A JP 26649789 A JP26649789 A JP 26649789A JP 2616052 B2 JP2616052 B2 JP 2616052B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号を磁気テープの長手方向に傾斜した
不連続のトラック軌跡として記録再生を行う磁気記録再
生装置(以下、VTRという)において、特にシリンダ径
を従来の2/3にした小径シリンダを有する磁気記録再生
装置に関するものである。
従来の技術 近年、VTRは小径シリンダを用いたVHSまたはVHS−C
方式のものが多数発売されている。VHS及びVHS−C方式
において、その方式上トラッキングズレと呼ばれる状態
が存在し、再生映像信号のS/Nに影響を与え、加えて小
径シリンダを用いたものでは理論上、裏トラッキング再
生と呼ばれる状態が存在し、自己記録再生においても無
視できないジッターレベルになるという問題がある。こ
こで上述のトラッキングズレと自動トラッキング調整動
作、及び裏トラッキング再生と裏トラッキング補正動作
の概要について、図面を参照しながら説明する。
第2図は小径シリンダのヘッド構成図であり、Aヘッ
ドとA′ヘッド及びBヘッドとB′ヘッドがそれぞれ同
一アジマス角である。
第3図の(a),(b)は上記第2図の小径シリンダ
を用いたVHS(VHS−Cも含め……以下同様)方式の記録
軌跡(関係部分のみ示す)を示したものであり、(a)
はコントロールデューティが一定の場合、(b)はコン
トロールデューティが変化する場合を示している。な
お、コントロールトラックの立上りエッジa1,a2は再生
サーボに使用される再生コントロール信号(以下、PB C
TLと称す)となっている。また、図において、コントロ
ールヘッドとシリンダの距離関係は無視して示してい
る。
VHS方式のサーボシステムとしては、PB CTLのa1,a2
区別なく同等として、位相制御されるため、Aヘッドで
記録されたトラックをAまたはA′ヘッドで再生しても
サーボは正常に制御される。そのため自己記録再生であ
るにもかかわらず、記録軌跡と再生ヘッド軌跡が異なる
状態が理論的には1/2の確率で発生する。この状態を裏
トラッキング再生と呼ぶ。また、記録軌跡と再生ヘッド
軌跡が同一トラックになる状態を表トラッキング再生と
呼ぶことにする。
上述の裏トラッキング再生に起因するジッターの改善
を行なうために、記録時にA,Bヘッドによる1フレーム
と、A′,B′ヘッドによる1フレームとの区別がつくよ
うにし、再生時に裏トラッキング再生が否かを判別でき
るようにする方法がある。第3図の(b)に示す如く、
コントロール信号(CTL)のデューティを、A,Bヘッドの
1フレームに対して従来(60:40)より長くすることに
より、区別をつける。この場合サーボシステムに必要な
PB CTLには影響を与えない。即ち、第3図(a)におい
ては、 であり、A,Bの1フレームとA′,B′の1フレームの区
別はない。しかし、第3図(b)においては例えば、 であり、A,BとA′,B′との区別ができる。
上述の如き方法に基づいて、以下、図面を参照しなが
ら、裏トラッキング補正動作について説明する。
第4図に上記の磁気記録再生装置の裏トラッキング補
正回路のブロック図を示す。1は記録コントロール信号
(以下、REC CTLと称す)のデューティを60:40から65:3
5と60:40の繰り返しに変換するための記録コントロール
信号デューティ変換器(以下、デューティ変換器と称
す)、2は裏トラッキング再生判別器(以下、裏トラ判
別器と称す)、3は加速パルス発生器、4はキャプスタ
ン位相反転検出器(以下、反転検出器と称す)である。
デューティ変換器1の入力11にデューティ変換される前
の記録コントロール信号(以下、REC CTL(IN)と称
す)が入力され、入力12にヘッドスイッチング信号(以
下、HSWと称す)が入力され、そして入力13にHSWの2倍
の周期をもつ1/2ヘッドスイッチング信号(以下、1/2HS
Wと称す)が入力され、出力14にデューティ変換後の記
録コントロール信号(以下、REC CTL(OUT)と称す)が
出力されコントロールヘッド(以下、CTLヘッドと称
す)に供給される。裏トラ判別器2の入力21には再生コ
ントロール信号(以下、PB CTLと称す)が入力され、入
力22にはHSWが入力され、入力23には1/2HSWが入力さ
れ、入力25には裏トラッキング判別動作指令が入力され
る。そして出力24には加速指令信号が出力され加速パル
ス発生器3の入力31に供給される。加速パルス発生器3
の出力32には加速パルスが出力され、キャプスタン制御
信号ECAPとして用いられる反転検出器4の入力41にはPB
CTLが入力され、入力42にはHSWが入力され、そして出
力43に加速停止信号が出力されて加速パルス発生器3の
入力33に供給される。
以上のように構成された裏トラッキング補正回路につ
いて、以下、その動作について説明する。
〔i〕 記録時、第5図に示すように、HSW(a)と1/2
HSW(b)の位相関係が規定され、これらの2信号に対
してデューティ変換器1を介して、REC CTL(OUT)
(c)を得る。即ち、HSW(a)がHighレベル(H)
で、1/2HSW(b)がHighレベル(H)で始まる1フレー
ムについては、REC CTL(OUT)のデューティは ▲▼:▲▼=65:35であり、HSW
(a)が(H)で、1/2HSW(b)がLowレベル(L)で
始まる1フレームについては、REC CTL(OUT)(c)の
デューティは、 ▲▼:▲▼=60:40である。前出のREC
CTL(OUT)はCTLヘッドに供給され記録される。
〔ii〕 再生時、第6図に示すように、サーボシステム
の動きによりPB CTL(d)の立ち上りは、サーボエラー
基準信号(e)の傾斜の中央に来るように制御されてい
る。これは、サーボシステムが、PB CTL(d)の立ち上
りがサーボエラー信号基準(e)の“+”の部分にある
時は位相を進める方向に、“−”の部分にある時は位相
を遅らせる方向に作用するためである。また、HSW
(a),1/2HSW(b)は第5図と同様の位相関係にあ
り、これらの信号は裏トラ判別器2に入力され、位相基
準信号(c)が、裏トラ判別器2で作成される。即ち以
下の第1表の関係になる。
ここに、L……Lowレベル,H……Highレベルそして、P
B CTL(d)が第6図に示す状態場合、第5図のREC CTL
(OUT)(c)と1フレーム位相がシフトしており、い
わゆる裏トラッキング再生の状態になっている。
前記の位相基準信号(c)に対してPB CTL(d)のデ
ューティ65:35の1フレームの立ち上りエッジa1の位相
がLまたはHのいずれの期間にあるかにより、再生時の
トラッキングが裏であるか表であるかの判別が可能とな
る。立上りエッジa1のH,L期間と再生トラッキング状態
の関係は以下の第2表の関係になる。
上述のように再生トラッキング状態が裏か表が判別さ
れた結果、裏トラ再生の場合は、裏トラ判別器2より加
速指令が出力され加速パルス発生器3に入力されて、加
速パルス(j)が発生しキャプスタンの加速が開始され
る。また、反転検出器4では、HSW信号(a)に同期し
て反転検出ゲート信号(h)が作成されており、加速パ
ルスによるキャプスタンの加速後に得られるPB CTL(加
速)信号(f)の立ち上りエッジが反転検出ゲート
(i)の検出期間(Highレベル)に一致した時に加速停
止指令(i)が出力され、加速パルス(j)が終了し、
キャプスタンの加速は停止する。その後、サーボシステ
ムの作用によって、加速後のPB CTL(加速)信号(f)
の立ち上りサーボエラー基準信号(e)の中央に来るよ
うに制御され、キャプスタンの位相反転動作が完了す
る。
第7図はVHS方式のコントロールヘッドとシリンダの
距離関係x値を考慮した場合の記録軌跡である。記録し
たVTRと再生するVTRが異なっていたり、同一のVTRでも
記録した時と再生する時とで外部条件(温度,湿度等)
が大きく違っていた場合、x値が変わり、再生時に、記
録してあるトラックを正確にトレースできなくなる。こ
の状態をトラッキングズレと呼ぶ。
上述のトラッキングズレを改善するために再生エンベ
ロープ(以下、エンベと呼ぶ)が最大となるようx値の
補正を自動的に行なう方式がある。これが自動トラッキ
ング調整と呼ばれるもので、以下図面を参照しながらそ
の動作について説明する。
VHS方式においてx値は規定されているが機械的にバ
ラツクことがある。そのバラツキを電気的に補正するこ
とをトラッキング調整と言い、更に自動的にエンベが最
大となるようトラッキング調整を行うことを自動トラッ
キング調整という。第8図に上記の自動トラッキング調
整装置のブロック図を示す。34はMAXエンベ値検出器、3
5はMAXエンベの最大トラッキング位置検出器、36はキャ
プスタン加減速指令装置、37はCAP制御回路である。キ
ャプスタン加減速指令装置36よりCAP制御回路37に加速
指令、又は減速指令が入力されるとCAP制御回路は定速
より数%早く、あるいは遅く、CAPの回転制御を行な
う。その時のPB CTLとHSWの関係を第9図に、映像トラ
ックと再生ヘッドの関係を第10図に示す。第10図に示す
ようにCAPを加速、又は減速すると、再生ヘッドが再生
する信号の量が変化し、従って再生エンベの量が変化す
る。MAXエンベ検出器34は、入力された再生エンベの最
大のものを探し、最大トラッキング位置検出器35はMAX
エンベ検出器34がMAXエンベ値と判断したところのトラ
ッキング位置をキャプスタン加減速指令装置36に出力
し、キャプスタン加減速指令装置36は入力362より入力
されたトラッキング位置に来るよう加速、又は減速指令
を出力し、CAP制御回路はその指令に基づいてCAPの回転
速度を制御する。
本発明は上述の裏トラッキング再生判別方式と、自動
トラッキング調整装置に関するものである。
次に従来例の裏トラッキング再生判別方式と、自動ト
ラッキング調整装置について説明する。第11図に従来例
のブロック図を示す。60はA/D変換器、61は第2の記憶
装置、62は第3の記憶装置、63は第2の比較器、64は再
生トラッキング位置検出器、65は第4の記憶装置、66は
第3の比較器、67はキャプスタン加減速指令装置、68は
第5の記憶装置、51は再生コントロールデューティ計測
器(以下、CTLデューティ計測器と称す)、52は第1の
記憶装置、53は第1の比較器、54はデータ記憶装置、55
はHSW信号読みとり器、56は裏トラッキング判断装置、5
9は自動トラッキング調整制御装置、69はタイマであ
る。CTLデューティ計測器51の入力511にPB CTL信号が入
力され、入力512に裏トラッキング判別動作指令が入力
され、出力513にCTLデューティを計測した値が出力さ
れ、第1の記憶装置52の入力521に供給される。第1の
比較器53の入力531には、第1の記憶装置52の出力522か
らCTLデューティを計測した値が入力され、入力532には
データ記憶装置54の出力541からあらかじめ記憶された
データが入力され、出力533にHSW信号読みとり指令が出
力され、HSW信号読みとり器55の入力551に供給される。
また、HSW信号読みとり器55には入力552,入力553から、
それぞれ、HSW信号,1/2HSW信号が入力される。裏トラッ
キング判断装置56の入力561には、HSW信号読みとり器55
の出力554からのHSW信号読みとりデータが入力され、入
力562には第1の記憶装置52の出力523からのCTLデュー
ティ計測値が入力され、出力563から加速指令が前述の
加速パルス発生器に供給される。
出力564には加速指令を出力して表トラッキングにな
った後、裏トラッキング判断終了信号が出力され、自動
トラッキング調整制御装置59の入力591に供給される。
タイマー69の入力691には裏トラッキング判別動作指令
が供給され、出力692より裏トラッキング判別動作指令
入力後の時間が出力される。自動トラッキング調整制御
装置59は入力591より裏トラッキング判断終了信号が入
力されるか、入力592より入力されるタイマーの値があ
る一定の時間を越えた時に出力593より自動トラッキン
グ調整動作指令を出力する。
A/D変換器60は入力601より再生エンベを入力され、そ
のA/D変換値を出力602より出力され、第2の記憶装置61
の入力611と第2の比較器63の入力631に入力される。第
2の比較器63は入力631と入力632より入力された信号を
比較し、その情報を出力633,634,635より出力する。第
2の記憶装置は入力612より入力される信号に基づいて
出力613より記憶していた再生エンベ値を出力する。第
3の記憶装置は入力621より入力された再生エンベ値を
記憶し、出力622より第2の比較器63の入力632に供給さ
れる。再生トラッキング位置検出器64は入力641よりPB
CTLを入力され、入力642よりHSWを入力され、それに基
づいて再生トラッキング位置を出力643より第4の記憶
装置65の入力651と、第3の比較器66の入力661に供給さ
れる。第4の記憶装置65は入力652より入力された信号
に基づいて記憶している値を出力653より出力される。
第3の比較器66は入力661より入力された値と入力662よ
り入力された値を比較し、一致した時に出力663より自
動トラッキング調整終了信号を出力する。キャプスタン
加減速指令装置67は入力671より入力された自動トラッ
キング調整動作信号と672より入力された第2の比較器6
3の情報と入力676より入力されたキャプスタン反転パル
ス数と入力673より入力された自動トラッキング調整終
了信号に基づいて出力674よりキャプスタン加減速指令
を出力し、キャプスタン加速減速変更時に出力675よ
りキャプスタン反転パルスを出力する。第5の記憶装置
は入力681より入力されたキャプスタン反転パルスの数
をカウントし、その数を出力682よりキャプスタン加減
速指令装置の入力676に供給する。
以上のように構成された従来例について、以下その動
作について説明する。STOPモードから再生モードにな
り、裏トラッキング判別動作指令が出るとCTLデューテ
ィ計測器13はPB CTL信号のデューティを計測し、第1の
記憶装置52にデューティが65:35の場合は“1",60:40の
場合“0"を出力する。第1の記憶装置は8ビットの記憶
装置でCTLデューティ計測器51からの出力信号を順次記
憶する。データ記憶装置54にはあらかじめ記憶された2
種類の8ビットのデータ が記憶されており、 CTLデューティ計測を8回行った後、第1の記憶装置5
2からのデータが、データ記憶装置54のデータ1、また
は2と一致した時、第1の比較器53からHSW読みとり指
令が、HSW読みとり器55に出力される。HSW読みとり器55
は入力552,553からのHSW信号及び1/2HSW信号のレベルを
読みとり第1表に示す位相基準信号を発生し、裏トラッ
キング判断装置56に供給する。裏トラッキング判断装置
56は上記の位相基準信号と第1の記憶装置からのCTLデ
ューティ計測データより、第2表の関係にもとづいて、
表トラッキング状態か裏トラッキング状態かを判断し、
裏トラッキング状態の場合、出力563から加速指令を、
第4図の加速パルス発生器3に供給する。そして、加速
が終了し、表トラッキング状態になった後、出力564よ
り裏トラッキング判別終了信号を出力する。逆に表トラ
ッキングの場合、すぐに出力564より裏トラッキング判
別終了信号を出力する。タイマ69は裏トラッキング判別
動作指令が出力されてから時間をカウントしている。自
動トラッキング調整制御装置59は裏トラッキング判別終
了信号を入力されるか、入力592に入力されているタイ
マ値があらかじめ設定されている時間をオーバーした
時、自動トラッキング調整動作指令を出力する。キャプ
スタン加減速指令装置67は自動トラッキング調整動作指
令が入力されると出力674よりキャプスタン加速指令、
又は減速指令を出力する。A/D変換器60は入力されてい
る再生エンベをディジタル値に変換し、第2の記憶装置
61と第2の比較器63に供給する。第3の記憶装置62はMA
Xエンベ値を記憶しており、その値を第2の比較器に供
給している。第2の比較器63は入力631及び632より入力
されたMAXエンベ値とエンベ値を比較し、その結果を出
力635より出力する。又、同時にエンベ値>MAXエンベ値
の場合には第2の記憶装置61と第4の記憶装置65にMAX
エンベ値変更信号を供給する。第2の記憶装置61はMAX
エンベ値変更信号を入力されると第3の記憶装置62にエ
ンベ値を供給し、第2の記憶装置62はその値を新たにMA
Xエンベ値として記憶する。再生トラッキング位置検出
器は入力641、及び642より入力されるPB CTL及びHSWに
より再生トラッキング位置を検出し第4の記憶装置65及
び第3の比較器66に供給する。第4の記憶装置65は入力
652にMAXエンベ値変更信号を受けた時に入力651より入
力されている再生トラッキング位置のデータを新たに記
憶し、その値を第3の比較器66に供給する。キャプスタ
ン加減速指令装置67は第3表に従ってキャプスタン加減
速指令を出力674より出力し、加速→減速又は減速→加
速(以下、これを反転と呼ぶ)が行われたとき、反転パ
ルスを出力675より第5の記憶装置68に供給し、第5の
記憶装置68はそのパルスの数を記憶している。
第3の比較器66は入力661、及び662より現在の再生ト
ラッキング位置とMAXエンベ値の時のトラッキング位置
を入力されその結果が等しければ自動トラッキング調整
終了信号をキャプスタン加減速指令装置67に出力する。
キャプスタン加減速指令装置は入力676より入力される
反転パルスの数が2で、入力673より自動トラッキング
調整終了信号が入力された時キャプスタン加減速指令を
停止する。
以上のような構成で再生開始時、裏トラッキング判別
動作終了後、自動トラッキング調整を行うことができ
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、互換テープにお
いてはCTLデューティは常に同じであり、裏トラッキン
グ判断装置は動作しない。従って自動トラッキング調整
装置はカウンタによって設定された時間を越えた時に始
めて動作するが、設定された時間は裏トラッキング判断
装置の動作終了に要する時間に対して長く設定する必要
があるため、自動トラッキング調整の動作終了が遅れて
しまうという問題を有していた。
本発明は上記問題を鑑み、CTLデューティ読みとり器
により計測されたCTLデューティが同じものが連続して
いる数をカウントするコントロールデューティカウンタ
と前記コントロールデューティ連続カウンタの値が8と
なることにより、互換再生であることを確認して、その
情報を自動トラッキング調整制御装置に入力し、互換再
生であることを入力された自動トラッキング調整制御装
置がすぐに自動トラッキング調整動作指令を出力するこ
とにより互換再生における自動トラッキング調整の動作
開始を早くすることができる磁気記録再性装置を提供す
るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は第1の入力部に入力される再生コントロール信号と第
2の入力部に入力される裏トラッキング動作判別指令と
に基づいて第1の出力部より上記再生コントロール信号
デューティ計測値を出力するコントロール信号デューテ
ィ計測器と、第3の入力部に入力される上記コントロー
ル信号デューティ計測値を記憶し、第3の出力部及び第
4の出力部より前記の記憶されたコントロール信号デュ
ーティ計測値を出力する第1の記憶装置と、第5の出力
部よりあらかじめ記憶されたデータを出力するデータ記
憶装置と、第4の入力部に入力される前記コントロール
信号デューティ計測値と第5の入力部に入力される前記
あらかじめ記憶されたデータに基づいて第6の出力部よ
りヘッドスイッチング信号読みとり信号を出力する第1
の比較器と、第6の入力部に入力される前記ヘッドスイ
ッチング読みとり指令と第7の入力部に入力されるヘッ
ドスイッチング信号と第8の入力部に入力される前記ヘ
ッドスイッチング信号の2倍の周期を有する1/2ヘッド
スイッチング信号とに基づいて第7の出力部よりヘッド
スイッチング信号読みとり値を出力するHSW信号読みと
り器と、第9の入力部より入力される前記コントロール
信号デューティ計測器計測値と第10の入力部より入力さ
れる前記ヘッドスイッチング信号読みとり値に基づいて
加速指令を出力し第8の出力部より裏トラッキング判断
終了信号を出力する裏トラッキング判断装置と、第10の
入力部より入力されるコントロールデューティ計測値が
同じ値が連続する回数をカウントし第9の出力部よりカ
ウンタ値を出力するコントロールデューティ連続カウン
タと、第11の入力部より入力される前記カウンタの値に
基づいて第10の出力部より互換判別信号を出力する互換
再生判別装置と、第12の入力部より入力される前記裏ト
ラッキング判別終了信号と第13図の入力部より入力され
る前記互換判別信号に基づいて第11の出力部より自動ト
ラッキング調整制御信号を出力する自動トラッキング調
整制御装置とを備えた構成を有している。
作用 本発明は上記した構成によって、互換再生において自
動トラッキング調整がタイマーオーバーによって開始さ
れるため自動トラッキング調整の終了が遅れてしまうと
いうことを防ぐことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の磁気器録再性装置について
図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施
例の磁気記録再生装置のブロック図である。なお、従来
と同様の構成については同符号を付してその説明を省略
する。
第1図において、51は再生コントロールデューティ計
測器、52は第1の記憶装置、53は第1の比較器、54はデ
ータ記憶装置、55はHSW信号読みとり器、56は裏トラッ
キング判断装置、57は自動トラッキング調整制御装置、
60はA/D変換器、61は第2の記憶装置、62は第3の記憶
装置、63は第2の比較器、64は再生トラッキング位置検
出器、65は第4の記憶装置、66は第3の比較器、67はキ
ャプスタン加減速指令装置、68は第5の記憶装置で、以
上は従来と同様の構成である。
57はコントロールデューティ連続カウンタで58は互換
再生判別装置である。
以上のように構成された磁気記録再性装置について、
以下、第1図を用いてその動作を説明する。
CTLデューティ計測器51はPB CTL信号のデューティを
計測し第1の記憶装置52及びコントロールデューティ連
続カウンタ57に、デューティが65:35の場合は“1"、60:
40の場合は“0"を出力する。コントロールデューティ連
続カウンタ57は入力571より“1"が連続して入力された
回数、又は“0"が連続して入力された回数をカウント
し、そのカウンタ値を互換再生判別器58に出力する。互
換再生判別器は入力581より入力されたカウンタ値が4
を越えると互換判別信号を出力する。自動トラッキング
調整制御装置は入力591より裏トラッキング判別終了信
号が入力されるか、又は入力592より互換判別信号を入
力されると、自動トラッキング調整動作指令を出力す
る。
以上のように本実施例によれば、コントロールデュー
ティ連続カウンタ57と互換再生判別装置58を設けること
により、互換再生における自動トラッキング調整の開始
を早めることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、CTLデューティを計測
することにより互換再生を認識し、その結果、互換再生
時の自動トラッキング調整の開始を早くすることができ
るというすぐれた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置における
自動トラッキング調整制御を説明するためのブロック
図、第2図は小径シリンダのヘッドを示す構成図、第3
図はVHS方式の記録パターンを示した模式図、第4図は
裏トラッキング補正回路のブロック図、第5図は記録時
の動作タイミングを示したタイミング図、第6図は再生
時の動作タイミングを示したタイミング図、第7図は映
像トラックとコントロールトラックの関係を示した模式
図、第8図は自動トラッキング調整装置のブロック図、
第9図はキャプスタン加減速時のHSWとPB CTLの関係を
示したタイミング図、第10図はキャプスタン加減速時の
映像トラックと再生ヘッドの関係を示した模式図、第1
図は従来例の磁気記録再生装置の自動トラッキング調整
制御を説明するためのブロック図である。 51……CTLデューティ計測器、52……第1の記憶装置、5
3……第1の比較器、54……データ記憶装置、55……HSW
信号読みとり器、56……裏トラッキング判断装置、57…
…コントロールデューティ連続カウンタ、58……互換再
生判別装置、59……自動トラッキング調整制御装置、60
……A/D変換器、61……第2の記憶装置、62……第3の
記憶装置、63……第2の比較器、64……再生トラッキン
グ位置検出器、65……第4の記憶装置、66……第3の比
較器、67……キャプスタン加減速指令装置、68……第5
の記憶装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力部に入力される再生コントロー
    ル信号と第2の入力部に入力される裏トラッキング動作
    判別指令とに基づいて第1の出力部より上記再生コント
    ロール信号デューティ計測値を出力するコントロール信
    号デューティ計測器と、第3の入力部に入力される上記
    コントロール信号デューティ計測値を記憶し、第3の出
    力部及び第4の出力部より前記の記憶されたコントロー
    ル信号デューティ計測値を出力する第1の記憶装置と、
    第5の出力部よりあらかじめ記憶されたデータを出力す
    るデータ記憶装置と、第4の入力部に入力される前記コ
    ントロール信号デューティ計測値と第5の入力部に入力
    される前記あらかじめ記憶されたデータに基づいて第6
    の出力部よりヘッドスイッチング信号読みとり指令を出
    力する第1の比較器と、第6の入力部に入力される前記
    ヘッドスイッチング読みとり指令と第7の入力部に入力
    されるヘッドスイッチング信号と第8の入力部に入力さ
    れる前記ヘッドスイッチング信号の2倍の周期を有する
    1/2ヘッドスイッチング信号とに基づいて第7の出力部
    よりヘッドスイッチング信号読みとり値を出力するHSW
    信号読みとり器と、第9の入力部より入力される前記コ
    ントロール信号デューティ計測器計測値と第10の入力部
    より入力される前記ヘッドスイッチング信号読みとり値
    に基づいて加速指令を出力し、第8の出力部より裏トラ
    ッキング判断終了信号を出力する裏トラッキング判断装
    置と、第10の入力部より入力されるコントロールデュー
    ティ計測値が同じ値が連続する回数をカウントし第9の
    出力部よりカウンタ値を出力するコントロールデューテ
    ィ連続カウンタと、第11の入力部より入力される前記カ
    ウンタの値に基づいて第10の出力部より互換判別信号を
    出力する互換再生判別装置と、第12の入力部より入力さ
    れる前記裏トラッキング判別終了信号と第13の入力部よ
    り入力される前記互換判別信号に基づいて第11の出力部
    より自動トラッキング調整制御信号を出力する自動トラ
    ッキング調整制御装置とを備えた磁気記録再生装置。
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