JP2589742B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2589742B2 JP63046265A JP4626588A JP2589742B2 JP 2589742 B2 JP2589742 B2 JP 2589742B2 JP 63046265 A JP63046265 A JP 63046265A JP 4626588 A JP4626588 A JP 4626588A JP 2589742 B2 JP2589742 B2 JP 2589742B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタルオーディオテープレコーダ(DAT
と呼ぶ)や、ビデオテープレコーダ(VTRと呼ぶ)等の
様に、磁気テープ上に斜めのトラックを形成して記録再
生する装置に関するものである。
従来の技術 従来のアナログテープレコーダ等ではトラック形成後
にその一部分のみを書き換えることは不可能であり行な
われなかった。
発明が解決しようとする課題 DAT等のディジタルテープレコーダでは実際の音楽信
号が記録されている部分の他に曲番や時間が記録されて
いる部分が同一トラック上の異なったエリアにあり、そ
れぞれその部分だけを書き換えたいといういわゆるアフ
レコ機能に対する要望が生まれてきた。しかし新しく記
録されたる部分が先に書かれている部分に対して少しで
もずれると他のエリアを消してしまったり、または消え
残りが発生したりするので、先にテープ上に記録されて
いる記録位置を無視してその上から記録することは互換
性や信頼性の面で問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、トラック形成後に同一ト
ラック上の一部分のエリアのみを正確に書き換えること
のできる磁気記録再生装置を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の磁気記録再生
装置は、磁気テープ上の所定の位置に記録されたトラッ
キング制御用信号から同期信号を検出するための同期信
号検出回路と、複数のヘッドにより再生されるそれぞれ
の前記同期信号と第1の位相基準信号との位相差を検出
する位相差検出回路と、前記位相差検出回路から出力さ
れる位相差情報を前記ヘッドの数に応じて平均化する平
均化回路と、前記平均化回路から出力される平均化され
た位相差情報に基づき第1の位相基準信号に対して所定
の位相差を持つ第2の位相基準信号を生成するタイミン
グ回路と、前記第2の位相基準信号に基づいて前記回転
シリンダの回転位相を制御するシリンダ回転制御回路と
を備えた構成を有する。
作用 本発明は上記した構成によって、再生信号の基準信号
に対する位置を常に一定に保つことができるのでトラッ
ク形成後に同一トラック上の一部分のエリアのみを正確
に書き換えることが可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第一の実施例における磁気記録再生
装置のブロック図である。第1図において1は回転シリ
ンダ、aは回転シリンダ1に取り付けられたヘッドから
の再生信号出力、2は同期信号検出回路、bは同期信号
出力、3は基準信号cと同期信号bとの位相差を検出す
る位相差検出回路、dは位相差情報、4は与えられる位
相差情報dと基準信号cに基づいて位相基準信号eを生
成するタイミング回路、5は位相基準信号eと、回転シ
リンダ1の1回転に1回生成される回転位置信号f(以
下PG信号と記す)とに基づいて回転シリンダ1の回転位
相を制御するシリンダ回転制御回路、gはシリンダ回転
制御出力、6はシリンダ回転制御出力gに従って回転シ
リンダ1を回すドライブ回路、hはその出力である。
以上のように構成された磁気記録再生装置において、
以下第2図〜第11図を用いてその動作を説明する。
第2図は隣接トラックからのクロストークでトラッキ
ング位置を検出するためのトラッキング信号と前記トラ
ッキング信号を検出するための特定周波数の信号が(以
後ATF信号、Automatic Track Findingと記す)、磁気テ
ープ上に形成されたトラックの所定の位置に記録された
磁気テープを再生した場合のブロック図であり、第3図
はそれらの波形及びタイミングチャートである。第2図
において2は同期信号検出回路であり、ヘッド再生信号
出力aの中から特定の周波数を検出し一定の波数をカウ
ントして同期信号bを発生する。7はバンドパスフィル
タであり、ヘッド再生信号出力aの中からトラッキング
信号kを取り出すものである。8はタイミング回路であ
り、同期信号bを一定時間遅延させて同期信号b′を生
成する。9及び9′はサンプル回路であり、同期信号b
及びb′でトラッキング信号kをサンプリングする。l
及びl′はサンプル回路9及び9′の出力である。10は
キャプスタンモータ12の回転を制御する制御回路であり
oはキャプスタンモータ12の速度信号でpは制御回路10
の回転制御出力である。11はドライブ回路であり、入力
mに従って出力nを出力しキャプスタンモータ12をドラ
イブする。
トラッキング信号kと特定周波数の信号を含むヘッド
再生信号出力aはバンドパスフィルタ7及び同期信号検
出回路2を通ってトラッキング信号k及び同期信号bが
生成される。そしてこのトラッキング信号kを同期信号
b及びタイミング回路8で遅延させた同期信号b′を用
いてサンプル回路9′及び9でサンプリングした値l及
びl′の差をとって制御信号の一部としてテープの送り
速度をコントロールしている。
一方、上述のようにして検出された同期信号b(以下
SPと記す)は位相差検出回路3に入力される。位相差検
出回路3には基準信号c(以下REF1と記す)が入力さ
れ、SPとREF1との位相差が検出される。位相差検出回路
の構成例を第4図に示す。第4図において30はカウン
タ、31はラッチである。カウンタ30はあらかじめ決定さ
れた一定周波数のクロック信号qをカウントし、キャリ
ーrが出ればカウントイネーブル端子が「H」となりカ
ウンタ動作を停止するように構成されている。このカウ
ンタ30は前記SPにてリセットされ、再びカウントを開始
する。一方カウンタ30の出力信号sはラッチ31に入力さ
れ、REF1の立ち下がりエッジでデータが取り込まれ、出
力dを得る。第5図〜第7図はそのタイミングチャート
である。第5図においてヘッド再生信号出力aとREF1の
位相関係が図のような所定の位置にある場合、REF1の立
ち下がりエッジでラッチされたカウンタ30のカウント値
dがAであるとする。第6図においてREF1に対するヘッ
ド再生信号出力aの位相が左(時間的に早くなる方向)
に位置した場合のカウント値dをBとするとB>Aが成
り立つ。逆に第7図に示すようにREF1に対するヘッド再
生信号出力aの位相が遅れた場合のカウント値CはA>
Cとなる。従ってカウント値dによりREF1とSPとの位相
差を表現することができる。このようにして生成された
位相差情報dはタイミング回路4に与えられる。タイミ
ング回路4では与えられた位相差情報dと基準信号cに
より、回転シリンダ1の回転位相を制御する位相基準信
号eを生成する。タイミング回路4の構成例を第8図及
びタイミングチャート第9図を用いて説明する。第8図
において40は1/2分周回路、41はエッジ検出回路、42は
平均化回路、43はカウンタである。1/2分周回路40では
入力された基準クロックcを1/2の周波数に分周し分周
出力tを得る。エッジ検出回路41では分周出力tの立ち
上がりエッジを検出してカウンタ43のロードパルスuを
得る。一方、位相差情報dは平均化回路42に入力され
る。回転シリンダ1にヘッドが180度対向して2個取り
付けられている例を考えると、回転シリンダ1の1回転
に2回の位相差情報dが得られる(第9図中の例えばAn
とBn)からその値を平均化するとともに、カウンタ43の
構成に応じてそのプリセット値vとなるように値を変換
する。カウンタ43では、ロードパルスuが与えられてか
らプリセット値vの値から一定の周波数のクロックwを
カウントし、キャリーが出た時点でカウント動作を停止
する。従って、キャリーを位相基準信号eとして用いれ
ば、与えられるプリセット値により、その立ち上がりエ
ッジの位相を制御することができる。この位相基準信号
eはシリンダ回転位相制御回路5に与えられる。
位相基準信号eを用いてヘッド再生信号出力aのREF1
に対する位置が常に一定に保たれるようすを第10図及び
第11図のタイミングチャートを用いて説明する。第10図
において、回転シリンダ1の回転位相がPG信号と位相基
準信号eとの位相関係を常に一定に保つように回転シリ
ンダ1の回転が制御されている場合にヘッド再生信号出
力aのREF1に対する位置がやや右よりであったとする
と、位相基準信号eをe′の位相位置に制御してやるこ
とでPG信号のREF1に対する位置を左へ持ってゆき、ヘッ
ド再生信号出力aをREF1に対して所定の位置に持ってい
くことができる。第11図についても同じであり、ヘッド
再生信号出力aのREF1に対する位置がやや左よりであっ
たとすると、位相基準信号eをe′の位相位置に制御し
てやることでPG信号のREF1に対する位置を右へ持ってゆ
き、ヘッド再生信号出力aをREF1に対して所定の位置に
持っていくことができる。
一方、書き換えるべきエリアに対応する記録信号は図
示せずもREF1に従って生成されるから、再生信号と記録
信号との関係はテープ上のトラック位置に関係なく常に
一致させることができる。従ってアフレコすべきエリア
のみを記録状態にすることにより、正確なアフレコ機能
が実現できる。
以上のように本実施例によれば、隣接トラックからの
クロストークでトラッキング位置を検出するためのトラ
ッキング信号kと前記トラッキング信号を検出するため
の特定周波数の信号が記録されたテープの特定周波数の
信号により同期信号bを発生する同期信号検出回路2
と、前記同期信号bと基準信号cとの位相差を検出する
位相差検出回路3と、前記位相差検出回路3から出力さ
れる位相差情報dに基づき、基準信号cに対して所定の
位相差を持つ位相基準信号eを生成するタイミング回路
4と、位相基準信号eに基づいて回転シリンダ1の回転
位相を制御するシリンダ回転制御回路5とを設けること
により、ヘッド再生信号出力aの基準信号cに対する位
置をその記録状態に関係なく常に一定に保つことができ
トラック形成後に同一トラック上の一部分のエリアのみ
を正確に書き換えることが可能となる。さらに本実施例
によれば、テープ上に既に記録されているトラッキング
信号kを用いて記録位置の検出がおこなえるので、追加
回路等が少なくてすみ、コストアップを最小限にして実
現することが可能となる。
発明の効果 以上のように本発明は、磁気テープ上の所定の位置に
記録されたトラッキング制御用信号から同期信号を検出
するための同期信号検出回路と、前記複数のヘッドによ
り再生されるそれぞれの前記同期信号と第1の位相基準
信号との位相差を検出する位相差検出回路と、前記位相
差検出回路から出力される位相差情報を前記ヘッドの数
に応じて平均化する平均化回路と、前記平均化回路から
出力される平均化された位相差情報に基づき第1の位相
基準信号に対して所定の位相差を持つ第2の位相基準信
号を生成するタイミング回路と、前記第2の位相基準信
号に基づいて前記回転シリンダの回転位相を制御するシ
リンダ回転制御回路とを設けることにより、ヘッド再生
信号出力の基準信号に対する位置をその記録状態に関係
なく常に一定に保つことができトラック形成後に同一ト
ラック上の一部分のエリアのみを正確に書き換えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図、第2図は第一の実施例で用いられるト
ラッキング回路のブロック図、第3図は第2図で示すブ
ロック図中の信号のタイミングチャート、第4図は第一
の実施例で用いられる位相差検出回路の構成例を示すブ
ロック図、第5図〜第7図は第4図のタイミングチャー
ト、第8図はタイミング回路の構成例を示すブロック
図、第9図は第8図のタイミングチャート、第10図〜第
11図は第一の実施例における磁気記録再生装置のタイミ
ングチャートである。 1……回転シリンダ、2……同期信号検出回路、3……
位相差検出回路、4……タイミング回路、5……シリン
ダ回転位相制御回路、6……ドライブ回路、7……バン
ドパスフィルタ、8……タイミング回路、9,9′……サ
ンプル回路、10……制御回路、11……ドライブ回路、30
……位相差検出回路用カウンタ、31……ラッチ、40……
1/2分周回路、41……エッジ検出回路、42……平均化回
路、43……タイミング回路用カウンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転シリンダに取り付けられた複数のヘッ
    ドにより磁気テープ上に斜めのトラックを形成して記録
    再生を行なう装置であって、磁気テープ上の所定の位置
    に記録されたトラッキング制御用信号から同期信号を検
    出するための同期信号検出回路と、前記複数のヘッドに
    より再生されるそれぞれの前記同期信号と第1の位相基
    準信号との位相差を検出する位相差検出回路と、前記位
    相差検出回路から出力される位相差情報を前記ヘッドの
    数に応じて平均化する平均化回路と、前記平均化回路か
    ら出力される平均化された位相差情報に基づき第1の位
    相基準信号に対して所定の位相差を持つ第2の位相基準
    信号を生成するタイミング回路と、前記第2の位相基準
    信号に基づいて前記回転シリンダの回転位相を制御する
    シリンダ回転制御回路とを具備したことを特徴とする磁
    気記録再生装置。
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