JPH0576106B2 - - Google Patents

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JPH0576106B2
JPH0576106B2 JP62250410A JP25041087A JPH0576106B2 JP H0576106 B2 JPH0576106 B2 JP H0576106B2 JP 62250410 A JP62250410 A JP 62250410A JP 25041087 A JP25041087 A JP 25041087A JP H0576106 B2 JPH0576106 B2 JP H0576106B2
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signal
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circuit
recording
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JP62250410A
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Shingo Hara
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転磁気ヘツドを用いて磁気テープ
上に情報を記録、再生する磁気記録再生装置のテ
ープ速度制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えばデジタルオーデイオテープレコー
ダ(DAT)においては、回転磁気ヘツドを主ト
ラツク上にトレースさせるために、ヘツド幅がこ
のトラツク幅より広いことを利用し、主トラツク
の隣接したトラツクに記録したパイロツト信号を
読み取り、これらパイロツト信号の大きさを比較
して、その大きさが同じになるようにキヤプスタ
ンモータの回転速度を制御していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、かかるパイロツト信号はトラツクの
両端部の所定領域(ATF1及びATF2と称す)に
記録されているが、前記DATでは情報記録部分
が回転磁気ヘツドの回転角でいうと60°に相当す
るので、仮に2つの回転磁気ヘツドA,Bを備え
たものでは、前記情報記録部分(60°部分に相当)
と、ヘツドAのトレースするATF1からヘツドB
のトレースするATF2までの間(120°部分に相当)
が等しくないため、AFT2側のパイロツト信号を
用いた速度制御が主となつて、ATF1とATF2
依存度が異なつていた。このため、正確な自動制
御が行えないという問題があつた。
第4図aは上述したヘツドA,Bの再生出力を
示している。同図bは従来のキヤプスタンモータ
の制御信号を示し、これによると前記60°部分の
制御信号aと120°部分の制御信号bとのパルス幅
が異なつており、ATF2に対する依存度が高いこ
とがわかる。
(問題点を解決するための手段) 本発明の回転ヘツド型磁気記録再生装置のテー
プ速度制御装置は、トラツク幅よりも広い幅広の
回転磁気ヘツドを用いて磁気テープ上に情報を記
録、再生する装置において、隣り合うトラツクの
両端部にパイロツト信号をずれて記録し、さらに
このパイロツト信号の記録領域に隣接するトラツ
クには、該パイロツト信号の記録領域より狭い領
域に異なる2種の周波数の同期信号を交互に記録
する手段と、前記同期信号及びパイロツト信号を
検出する手段と、同期信号の検出出力を遅延させ
る遅延回路と、該遅延回路に接続され、遅延出力
に呼応して一定時間パルスを出力するワンシヨツ
ト回路と、前記同期信号の検出によつて、パイロ
ツト信号の検出出力をホールドする第1のホール
ド手段と、前記パイロツト信号の検出から前記第
1のホールド手段によるホールド後の出力を減算
する減算手段と、前記遅延後の同期信号が出力さ
れたときに前記減算手段の出力をホールドする第
2のホールド手段と、前記ワンシヨツト出力時に
前記第2のホールド手段の出力を入力するスイツ
チング回路とを備え、該スイツチング回路の出力
により磁気テープの走行速度が制御されるるもの
である。
(作用) ヘツド幅がトラツク幅より広いので、主トラツ
クをトレースしているときには、隣接するトラツ
クに記録されたパイロツト信号が再生される。こ
のパイロツト信号の再生中に、当該主トラツクに
記録された同期信号が再生される。この同期信号
の検出タイミングに、パイロツト信号の検出出力
が第1のホールド手段においてホールドされる。
このホールド出力と前記パイロツト信号のレベル
差が減算手段でとられる。さらに、前記同期信号
の検出タイミングは遅延回路において所定ブロツ
ク分遅延され、この遅延信号の出力タイミングで
前記減算手段の出力が第2のホールド回路におい
てホールドされる。そして、前記遅延信号でトリ
ガされるワンシヨツト回路からの出力期間内にお
いて、第2のホールド手段の出力値が磁気テープ
を走行制御するキヤプスタンモータの回転数を制
御する制御信号となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本発明に係る回転ヘツド型磁気記録再
生装置のテープ速度制御装置の実施例を示すブロ
ツク図である。
この磁気記録再生装置は、磁気テープ1に対し
て該磁気テープ1の進行方向(第2図参照)に対
して、一定の角度を有して回転磁気ヘツド2によ
つて音声情報が記録される。また、この音声情報
は、この回転磁気ヘツド2によつて再生出力され
る。そして、この再生出力をもとにキヤプスタン
モータ15の回転速度が自動制御されている。
第1図は前記再生出力の処理系を示すものであ
るが、この説明以前に記録時のトラツクパターン
について第2図を参照して説明する。
本例では、180度の対向する位置に配した2つ
の回転磁気ヘツド(以下、ヘツドA、ヘツドBと
称す)に適用した場合を例示している。これらヘ
ツドの幅はトラツク幅よりも幅広になされてい
る。
各記録トラツクは、その両端部がトラツキング
用の情報信号が記録され、これら情報信号に挟ま
れた領域に音声信号が記録される。特に、ヘツド
A,Bの回転方向を基準にして、その始端部の領
域を第1のトラツクフオローイング領域(以下、
これをATF1と略す)と称し、終端部の領域を第
2のトラツクフオローイング領域(以下、これを
ATF2と略す)と称することになる。
なお、本例では、記録すべき信号は、パイロツ
ト信号f1(130.67kHz)、第1の同期信号(SYNC1
信号)f2(522.67kHz)及び第2の同期信号
(SYNC2信号)f3(784.00kHz)、さらに消去信号
(ERASE信号)f4(1.568MHz)である。この中
で、パイロツト信号f1はアナログ信号であり、そ
の他の信号f2〜f4はデジタル信号である。第2図
では、各トラツクをトレースするヘツドをA又は
Bで記載している。
しかして、ヘツドAがトレースするトラツクの
ATF1はf4を挟んでf1とf2が順次記録され、また
ATF2にはf4を挟んでf2とf1が順次記録され、また
ヘツドBがトレースするトラツクのATF1はf4
挟んでf3とf1が順次記録され、ATF1にはf4を挟ん
でf1とf3が順次記録される。さらに、隣り合うト
ラツク間ではパイロツト信号がそれぞれずれて記
録され、このパイロツト信号の記録領域に隣接す
るトラツクには、該記録領域よりも狭い領域に前
記f2又はf3が記録されている。なお、各信号の記
録領域は第2図に示すようなブロツク単位であ
る。
第1図に戻つて、3はヘツドアツプ、4,6は
ATF1及びATF2に記録されているSYNC1信号
f2、SYNC2信号f3を検出する検出回路であり、検
出されるとその検出時に同期してクロツク信号
f5,f6が出力される。8はパイロツト信号f1を検
出するローパスフイルタである。検出されたパイ
ロツト信号f1は検波回路9が検波され、前記クロ
ツク信号f5またはf6に同期してサンプルホールド
回路10にてホールドされる。ここで検波後の信
号をf7、ホールド後の信号をf8とする。一方、前
記クロツク信号f5,f6はそれぞれ2ブロツク遅延
回路5,7にて2ブロツク分遅延されるようにな
されている。この遅延信号をf9及びf10とする。
減算回路11は、前記信号f8からf7を減算し、
減算出力f11を作成する。この減算出力f11は前記
遅延信号f9またはf10の同期してサンプルホールド
回路12にてホールドされる。このホールド後の
信号をf13とする。
ワンシヨツト回路13は、前記遅延信号f9また
はf10に同期し、この信号の入力時により一定時
間(本列では5msec)だけ「H」レベルの信号
を出力するものである。この信号をf12とする。
スイツチング回路14は、前記キヤプスタンモ
ータ15の走行を制御するための制御信号を出力
するもので、前記信号f12,f13を受けて信号f12
「H」レベルの期間の信号f13をキヤプスタンモー
タ15への制御信号として出力する。
次に、上述したようなトラツクパターンで記録
されたATF1の情報をヘツドBが読み取る場合に
ついて説明する。このヘツドBの軌跡を第2図に
おいて破線で示している。
このヘツドBが回転すると、まず主トラツクに
隣接するトラツク(図面上では上側のトラツク)
のパイロツト信号f1が検出された後、このf1の検
出期間において主トラツクに記録されている
SYNC2信号f3が検出される。
ローパスフイルタ8で検出されたパイロツト信
号f1は、検波回路9にて検波された後〔第3図a
参照〕、減算回路11に入力される。一方、この
パイロツト信号f1が検出されている間に、当該主
トラツクのSYNC2信号f3が検出されるので、こ
のとき、検出回路6からクロツク信号f6〔第3図
b参照〕が出力される。このクロツク信号f6はサ
ンプルホールド回路10に入力され、前記検波出
力f7をホールドする。しかして、減算回路11で
はホールド後の信号f8〔第3図c参照〕からf7
減算され、減算信号f11〔第3図d参照〕が出力さ
れる。また、サンプルホールド回路12におい
て、前記信号f6を2ブロツク遅延回路7にて2ブ
ロツク分遅延した信号f10〔第3図e参照〕が入力
されるので、前記減算信号f11はホールドされる
〔第3図f参照〕。
さらに、この信号f10によつてワンシヨツト回
路13がトリガされ、これを同期した5msecの
パルス幅の信号f12が出力される。しかして、ス
イツチング回路14において、信号f12の「H」
レベルの期間における信号f13′〔第3図g参照〕が
キヤプスタンモータ15の回転速度を制御するた
めの制御信号として与えられる。具体的には、こ
のキヤプスタンモータ15は、前記信号f13′が
(+)の時には、その回転速度を遅くし、(−)の
時には早くして、この信号f13′を零にするように
自動制御される。
なお、ヘツドBがATF2の情報を読み取る場合
の動作も上述したのと同様である。また、ヘツド
AがATF1及びATF2を読み取る場合は、SYNC2
信号f3の代わりにSYNC1信号f2を読み取り、
SYNC2検出回路6の代わりにSYNC1検出回路4
により検出されるだけでその他は同じである。
以上のように、ヘツドA,BによつてATF1
びATF2を検出し処理した場合の制御信号を第4
図cに示している。これによると、いわゆる60°
部分及び120°部分の双方に5msecのパルス幅制
御信号を出力しており、ATF1とATF2に対する
依存度は等しくなつている。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、キヤプス
タンモータを制御するためにの信号はATF1及び
ATF2に等しく依存しているので、主トラツクを
正確にトレースするようにキヤプスタンモータの
回転速度を自動制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転ヘツド型磁気記録再
生装置のテープ速度制御装置の実施例を示すブロ
ツク図、第2図はトラツクパターンの一例を示す
図、第3図a〜gは第1図に示すブロツク図の動
作を説明するためのタイミング図、第4図aは再
生RF信号を示す図、第4図bは従来のキヤプス
タンモータの制御信号を示す波形図、第4図cは
本例によるキヤプスタンモータの制御信号を示す
波形図である。 4……SYNC1検出回路、6……SYNC2検出回
路、8……ローパスフイルタ、5,7……2ブロ
ツク遅延回路、10,12……サンプルホールド
回路、11……減算回路、13……ワンシヨツト
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トラツク幅よりも広い幅広の回転磁気ヘツド
    を用いて磁気テープ上に情報を記録、再生する装
    置において、 隣り合うトラツクの両端部にパイロツト信号を
    ずれて記録し、さらにこのパイロツト信号の記録
    領域に隣接するトラツクには、該パイロツト信号
    の記録領域より狭い領域に2種の異なる周波数の
    同期信号を相互に記録する手段と、 前記同期信号及びパイロツト信号を検出する手
    段と、 同期信号の検出出力を遅延させる遅延回路と、 該遅延回路に接続され、遅延出力に呼応して一
    定時間パルスを出力するワンシヨツト回路と、 前記同期信号の検出によつて、パイロツト信号
    の検出出力をホールドする第1のホールド手段
    と、 前記パイロツト信号の検出から前記第1のホー
    ルド手段によるホールド後の出力を減算する減算
    手段と、 前記遅延後の同期信号が出力されたときに前記
    減算手段の出力をホールドする第2のホールド手
    段と、 前記ワンシヨツト出力時に第2のホールド手段
    の出力を入力するスイツチング回路とを備え、 該スイツチング回路の出力により磁気テープの
    走行速度が制御されることを特徴とする回転ヘツ
    ド型磁気記録再生装置のテープ速度制御装置。
JP62250410A 1987-10-02 1987-10-02 回転ヘッド型磁気記録再生装置のテープ速度制御装置 Granted JPH0192948A (ja)

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JPH077541B2 (ja) * 1988-08-08 1995-01-30 松下電器産業株式会社 磁気テープ再生装置

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JPH0192948A (ja) 1989-04-12

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