JPH0626982Y2 - テープ走行速度判別装置 - Google Patents

テープ走行速度判別装置

Info

Publication number
JPH0626982Y2
JPH0626982Y2 JP1988119046U JP11904688U JPH0626982Y2 JP H0626982 Y2 JPH0626982 Y2 JP H0626982Y2 JP 1988119046 U JP1988119046 U JP 1988119046U JP 11904688 U JP11904688 U JP 11904688U JP H0626982 Y2 JPH0626982 Y2 JP H0626982Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
slow
control signal
speed
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988119046U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0242226U (ja
Inventor
▲吉▼輝 木寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1988119046U priority Critical patent/JPH0626982Y2/ja
Publication of JPH0242226U publication Critical patent/JPH0242226U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0626982Y2 publication Critical patent/JPH0626982Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、標準モードと3倍モードの如く複数の異なる
テープ走行速度で磁気テープの記録・再生が可能なビデ
オテープレコーダ(VTR)において、間欠スロー再生
時にもテープ走行速度の判別が可能なテープ走行速度判
別装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、VTRにおいては,VHS方式の3倍モードの
如くテープ使用量を小さく抑えたモードと、標準モード
の如く3倍モードよりテープ使用量は増加するが、その
分画質が向上するモードの少なくとも2種類のテープ走
行速度により磁気テープに記録及び再生が為される。そ
こで、通常のVTRにはテープ走行速度判別装置を設け
て、磁気テープを再生する際に、この磁気テープがいず
れの走行速度で記録されたものであるかを自動的に判別
し、該当する走行速度で再生を実行する様に構成されて
いる。前述のテープ走行速度判別装置の一例としては、
特開昭59−151347号公報(G11B15/02)が挙げら
れる。
前記従来技術は、再生時に再生コントロール信号のパル
スをカウンタで計数し、このカウンタの計数動作をテー
プ走行速度に応じた回転速度で回転する回転体、例え
ば、ピンチローラの回転動作に同期させることにより、
ピクチャーサーチ再生やスロー再生等のいかなる再生モ
ードにも拘らず、カウンタより記録時のテープ走行速度
に応じた計数出力が得られる様にしてテープ走行速度を
判別するものである。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、通常のVTRのスロー再生には、通常再生と
スチル再生を交互に繰り返す間欠スロー再生が主に採用
されている。この間欠スロー再生のテープ走行は、走行
→停止→走行→停止→…を繰り返すことにより為され、
特に走行状態から停止状態に移行する場合に、キャプス
タンモータに逆電圧を印加する等の工夫を施して瞬時の
移行を実現している。しかし、この瞬時の移行に伴いテ
ープ弛み等が生じ、磁気テープとピンチローラの相対位
置にずれが生じる惧れがある。従って、この間欠スロー
再生時に前記従来技術のテープ走行速度判別装置を用い
て判別を行うと、判別結果の信頼性を害する欠点があ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、RFスイッチングパルスに同期しキャプスタ
ン駆動タイミングを制御してスロースピードを決定する
たのフレームバンスパルスの所定倍周期の期間での、再
生コントロール信号の個数をカウントし、このカウント
値により記録時のテープ走行速度を判別することを特徴
とする。
(ホ)作用 本考案は上述の如く構成したので、間欠スロー再生時に
おける磁気テープの記録時のテープ走行速度の判別が誤
りなく可能となる。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例について説明する。
第1図の回路ブロック図において、間欠スロー再生時
に、VTRの回転ヘッドシリンダの回転検出器より得ら
れるPGパルスにて作成され、回転ヘッドであるAヘッ
ドとBヘッドの切換パルスとなり、且つ周波数が30Hz
のRFスイッチング(RF−SW)パルスはシステムコ
ントロール回路(シスコン)(1)に供給される。
シスコン(スロー制御信号作成手段)(1)はこのRF−
SWパルスを受けて、このパルスをカウントして、適当
な周期及びデューティを有し、RF−SWパルスに同期
したフレームアドバンスパルス(以下、F−ADVパル
スと示す)を作成して出力する。このF−ADVパルス
は間欠スロー再生時のスロースピード決定するためのも
ので、キャプスタンモータの駆動制御を為すキャプスタ
ンサーボ回路(2)に供給され、このF−ADVパルスの
Hレベル期間にキャプスタンモータを駆動させてテープ
走行を行い1フレーム分の通常再生を実行し、Lレベル
期間にキャプスタンモータを停止させてテープ走行を中
止し、スチル再生を実行することにより間欠スロー再生
が為される。従って、シスコン(1)にてこのF−ADV
パルスの周期またはデューティを変化させることによ
り、スロースピードを変えることができる。例えば、L
レベル期間を短くしてデューティを大きくするとスロー
スピードが上昇し、逆に小さくするとスロースピードを
低下させることができる。但し、周期及びL期間は常に
RS−SWパルスの周期の整数倍に維持されていなけれ
ばならない。前述のF−ADVパルスは、分周比が1/3
の分周回路(3)にも入力されて1/3分周された後に、ゲー
トパルス発生回路(4)に供給される。このゲートパルス
発生回路(4)は1/3分周出力に同期し、この1/3分周出力
の周期に等しい期間(F−ADVパルスの3周期分)に
わたってHレベルとなるゲートパルス(Pg)を出力す
る。
一方、コントロールヘッドにて磁気テープより出力され
た信号は、増幅回路(5)にて増幅された後に、波形整形
回路(コントロール信号再生手段)(6)にて波形整形さ
れて再生コントロールパルス(CTL)となり、カウン
タ(7)にクロック入力として供給される。
カウンタ(7)はゲートパルス(Pg)の立ち上がりタイ
ミングで入力クロックのカウントを開始し、立ち下がり
タイミングでリセットされる。即ち、ゲートパルスの1
周期の期間における再生コントロールパルスの個数を計
数することになる。このカウンタ(7)のカウント値は、
比較回路(テープ走行速度判別手段)(8)にて基準値保
持回路(9)内の基準値と比較される。具体的にはカウン
ト値(R)が2≦R≦4の条件を満足するか否かの判断が
為され、この判断結果は、速度判別回路(テープ走行速
度判別手段)(10)に供給され、上述の条件を満足する場
合には、現在のテープ走行速度が記録時の速度に一致す
る正常再生であるとして間欠スロー再生の中の通常再生
時に現行の速度を維持する様にキャプスタンサーボ回路
(2)に指令を発し、逆に条件を満足しない場合には、現
在のテープ走行速度が記録時の速度とは異なるとして、
他方の走行速度に変更する様に指令を発し、記録時のテ
ープ走行速度の判別が為される。
上述の構成に於いて、実施例の動作を第2図乃至第4図
を参照して次に説明する。記録時のテープ走行速度(A)
(B)が、3A=Bの関係にあるとする。
まず正常状態、即ち走行速度(A)で記録された磁気テー
プを走行速度(A)にて間欠スロー再生を行う場合や、走
行速度(B)で記録された磁気テープを走行速度(B)にて間
欠スロー再生を行う場合を第2図に示す。この第2図に
おいて、F−ADVパルスは、RF−SWパルスの1周
期分にHレベル、4周期分にLレベルとなり、スロース
ピードは1/5スローが維持されていることを示してい
る。このF−ADVパルスのHレベル期間に通常再生が
為されるが、記録及び再生が同一のテープ走行速度で為
されるため、再生コントロール信号はHレベル期間であ
る1フレームに1個生じ、F−ADVパルスの3周期分
であるゲートパルス(Pg)のHレベル期間には計3個のコ
ントロールパルスが得られ、カウンタ(7)のカウント値
(R)はR=3となって2≦R≦4の条件が満足され、速
度判別回路(10)では正常状態であると判断されて間欠ス
ロー再生中の間欠的な通常再生の走行速度は現在のまま
維持される。
次に記録が走行速度(A)にて為された磁気テープを走行
速度(B)にて再生する場合を第3図に示す。この場合に
は、1フレームの記録に要するテープ量は、走行速度
(A)の時に比べ走行速度(B)の時には3倍必要であるた
め、走行速度(B)による1フレーム分のテープ走行中に
は3個のコントロールパルスが生じることになる。ま
た、再生コントロールヘッドと磁気テープ上のコントロ
ール信号の記録位置とのテープ走行方向の位置関係によ
っては2個しか生じないこともある。第3図の例では、
カウント値(R)=2+3+2=7となり、2≦R≦4の
条件は満足せず、速度判別回路(10)は間欠スロー再生時
の一時的な通常再生の走行速度を(A)に切換える様にキ
ャプスタンサーボ回路(2)に指令を発する。
更に記録が走行速度(B)にて為された磁気テープを、走
行速度(A)にて再生する場合を第4図に示す。この場合
には、記録時の走行速度が再生時の3倍であるため、F
−ADVパルスの約3周期に1個の再生コントロールパ
ルスが得られることになり、カウント値(R)はR=1と
なり2≦R≦4の条件が満足されない。従って、速度判
別回路(10)は、間欠スロー再生時の一時的な通常再生の
走行速度を(B)に切換える様にキャプスタンサーボ回路
(2)に指令を発する。
尚、比較回路(8)における基準値とカウント値(R)との比
較において、2≦R≦4の如く基準値に幅をもたせてい
るのは、再生コントロールヘッドと磁気テープ上のコン
トロール信号の記録位置とのテープ走行方向の位置関係
によってコントロールパルスの個数に±1個の変動が生
じるためである。即ち、偶然コントロール信号の記録位
置がコントロールヘッドの直前位置にあれば、テープ走
行開始に伴うキャプスタンの起動直後に記録位置がヘッ
ドを通過して、ヘッドによるこの位置の検出が為されな
い場合等が生じるからである。
また、本実施例において、分周回路(3)の分周比を1/3に
設定しているのは、走行速度(A)及び(B)の間に3A=B
の関係が成り立ち、第4図の様に走行速度(B)にて記録
された磁気テープを走行速度(A)による間欠的な再生が
実行される場合に、コントロールパルスが1個生じるの
に最低F−ADVパルスの3周期が必要であることによ
るもので、nA=B(n:整数)の関係が成り立つなら
ば分周比は1/nに設定する必要があり、この時には基準
値も変更される。
(ト)考案の効果 上述の如く本考案によれば、間欠スロー再生時にも磁気
テープの記録時のテープ走行速度の判別が自動的に実行
され、しかも判別結果の信頼性が極めて高く実用的価値
が高い。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本考案の一実施例に係り、第1図は回路ブロ
ック図、第2図、第3図、第4図はタイミングチャート
である。 (1)…システムコントロール回路(スロー制御信号作成
手段)、(6)…波形整形回路(コントロール信号再生手
段)、(7)…カウンタ、(8)…比較回路(テープ走行速度
判別手段)、(10)…速度判別回路(テープ走行速度判別
手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なるテープ走行速度での磁気テー
    プの記録、再生が可能で、且つ通常再生とスチルを交互
    に繰り返して間欠スロー再生を実行するビデオテープレ
    コーダにおいて、 前記間欠スロー再生時のキャプスタン駆動タイミングを
    制御してスロースピードを決定するためのスロー制御信
    号を、RFスイッチングパルスより作成するスロー制御
    信号作成手段と、 前記磁気テープよりコントロール信号を再生するコント
    ロール信号再生手段と、 前記スロー制御信号の所定倍周期の期間での前記再生さ
    れたコントロール信号の個数を計数するカウンタ手段
    と、 該カウンタ手段によるカウンタ値により記録時のテープ
    走行速度を判別するテープ走行速度判別手段とを具備し
    たことを特徴とするテープ走行速度判別装置。
JP1988119046U 1988-09-09 1988-09-09 テープ走行速度判別装置 Expired - Lifetime JPH0626982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988119046U JPH0626982Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 テープ走行速度判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988119046U JPH0626982Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 テープ走行速度判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0242226U JPH0242226U (ja) 1990-03-23
JPH0626982Y2 true JPH0626982Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31363934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988119046U Expired - Lifetime JPH0626982Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 テープ走行速度判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626982Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169733U (ja) * 1984-04-18 1985-11-11 三洋電機株式会社 記録モ−ド判別回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0242226U (ja) 1990-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880001923B1 (ko) 자기재생장치
JPS6327914B2 (ja)
JPH0125154B2 (ja)
KR910004782B1 (ko) 자기기록 재생장치의 연속촬영장치
JPH0626982Y2 (ja) テープ走行速度判別装置
JPS59185736U (ja) 映像信号再生装置
KR940007774A (ko) 비디오 신호의 코마 노출 기록 및/또는 재생을 행하는 비디오 테이프 레코더
JPS59229766A (ja) コマ送り再生装置
JP2514320B2 (ja) 回転ヘツド型ビデオ信号再生装置
JPS62304Y2 (ja)
JPS6318212Y2 (ja)
JP2575102B2 (ja) 回転ヘツド型再生装置
JPH0526866Y2 (ja)
JPH0132707B2 (ja)
JPS5884583A (ja) Vtrの間欠記録装置
JPH0526865Y2 (ja)
JPH0741263Y2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP2629350B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0332139Y2 (ja)
JPS6118391B2 (ja)
JP2630776B2 (ja) ブランク・スキップ機能付vtr
JPS61239455A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPS59151583A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPS6040987Y2 (ja) キヤプスタンサ−ボ回路
JPH05182163A (ja) 磁気記録再生装置