JP2514320B2 - 回転ヘツド型ビデオ信号再生装置 - Google Patents
回転ヘツド型ビデオ信号再生装置Info
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- JP2514320B2 JP2514320B2 JP60272600A JP27260085A JP2514320B2 JP 2514320 B2 JP2514320 B2 JP 2514320B2 JP 60272600 A JP60272600 A JP 60272600A JP 27260085 A JP27260085 A JP 27260085A JP 2514320 B2 JP2514320 B2 JP 2514320B2
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- timing
- tape
- head
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4673—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
- G11B15/4675—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking
- G11B15/4676—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction
- G11B15/4677—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals
- G11B15/4678—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking using signals recorded in tracks disposed in parallel with the scanning direction using auxiliary signals, i.e. pilot signals superimposed on the main signal track
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/1808—Driving of both record carrier and head
- G11B15/1875—Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回転ヘッド型ビデオ信号再生装置に関し、
特に記録媒体を間欠的に駆動してスローモーション再生
を行うビデオ信号再生装置に関するものである。
特に記録媒体を間欠的に駆動してスローモーション再生
を行うビデオ信号再生装置に関するものである。
この種の装置としては従来より知られているヘリカル
スキャンタイプのビデオテープレコーダ(VTR)を例に
とって説明を行う。従来よりVTRに於いてテープ上に所
定のピッチで記録されているトラックを正確にトレース
するためのトラッキング制御方式としては、従来の所謂
コントロール信号による方式(CTL方式)によるものか
ら、近年は、高密度化記録等の要望により、テープの長
手方向にコントロール信号を記録する事なく、回転ヘッ
ドの再生出力を用いてトラッキング制御を行う方式が提
案されている。
スキャンタイプのビデオテープレコーダ(VTR)を例に
とって説明を行う。従来よりVTRに於いてテープ上に所
定のピッチで記録されているトラックを正確にトレース
するためのトラッキング制御方式としては、従来の所謂
コントロール信号による方式(CTL方式)によるものか
ら、近年は、高密度化記録等の要望により、テープの長
手方向にコントロール信号を記録する事なく、回転ヘッ
ドの再生出力を用いてトラッキング制御を行う方式が提
案されている。
上述の如き回転ヘッドの再生信号を用いたトラッキン
グ制御方式においては、前記のCTL方式に比較して磁気
ヘッドとトラックの位相関係を直接的に示す信号がない
ため特に所謂スチル再生、スローモーション再生等の特
殊再生を行なった場合、記録媒体をトレースする磁気ヘ
ッドのトラッキングを正確に制御して良好な再生出力を
得ることが難しいという問題があった。
グ制御方式においては、前記のCTL方式に比較して磁気
ヘッドとトラックの位相関係を直接的に示す信号がない
ため特に所謂スチル再生、スローモーション再生等の特
殊再生を行なった場合、記録媒体をトレースする磁気ヘ
ッドのトラッキングを正確に制御して良好な再生出力を
得ることが難しいという問題があった。
また、近年VTRに於いては2種類以上の異なるトラッ
クピッチを設定し、記録再生を行うことの可能なタイプ
が商品化されている。この種のVTRに於いて前出の回転
ヘッドの再生信号を用いたトラッキング制御を行う場合
特殊再生時のトラッキング制御は更に複雑になる。これ
は回転ヘッドの再生信号を用いて形成したトラッキング
エラー信号はトラックピッチにより異なる感度となるこ
と、更には1回の間欠送りの距離の違いによるテープの
起動、停止特性の違いに起因する。
クピッチを設定し、記録再生を行うことの可能なタイプ
が商品化されている。この種のVTRに於いて前出の回転
ヘッドの再生信号を用いたトラッキング制御を行う場合
特殊再生時のトラッキング制御は更に複雑になる。これ
は回転ヘッドの再生信号を用いて形成したトラッキング
エラー信号はトラックピッチにより異なる感度となるこ
と、更には1回の間欠送りの距離の違いによるテープの
起動、停止特性の違いに起因する。
この発明はかかる問題点に鑑み、記録媒体の走行方向
に特別な制御信号が記録されておらずかつトラックピッ
チが複数設定されている場合に於ても、良好なスローモ
ーション再生信号を得ることが出来る回転ヘッド型ビデ
オ信号再生装置を提供することを目的とする。
に特別な制御信号が記録されておらずかつトラックピッ
チが複数設定されている場合に於ても、良好なスローモ
ーション再生信号を得ることが出来る回転ヘッド型ビデ
オ信号再生装置を提供することを目的とする。
この発明に係る回転ヘッド型ビデオ信号再生装置は回
転ヘッドの出力信号を用いてトラッキングエラー信号を
形成する手段と、記録媒体が停止中の前記トラッキング
エラー信号のレベル変動を検出して、回転ヘッドがオン
トラックするタイミングを示すタイミング信号を発生す
る手段と、前記タイミング信号を所定期間遅延して第1
のタイミング信号を形成し、前記回転ヘッドが所定の位
相となったことを示す信号を所定期間遅延して第2のタ
イミング信号を形成する手段と、前記第1のタイミング
信号に応じて前記記録媒体を起動し、前記第2のタイミ
ング信号に応じて前記記録媒体を停止する記録媒体搬送
手段と、前記記録媒体上のトラックピッチに応じて前記
第1のタイミング信号および第2のタイミング信号を得
るための遅延期間を切り換える切換手段とを設けたもの
である。
転ヘッドの出力信号を用いてトラッキングエラー信号を
形成する手段と、記録媒体が停止中の前記トラッキング
エラー信号のレベル変動を検出して、回転ヘッドがオン
トラックするタイミングを示すタイミング信号を発生す
る手段と、前記タイミング信号を所定期間遅延して第1
のタイミング信号を形成し、前記回転ヘッドが所定の位
相となったことを示す信号を所定期間遅延して第2のタ
イミング信号を形成する手段と、前記第1のタイミング
信号に応じて前記記録媒体を起動し、前記第2のタイミ
ング信号に応じて前記記録媒体を停止する記録媒体搬送
手段と、前記記録媒体上のトラックピッチに応じて前記
第1のタイミング信号および第2のタイミング信号を得
るための遅延期間を切り換える切換手段とを設けたもの
である。
この発明においては、上述の如く構成することにより
異ったトラックピッチに対しては起動タイミング及び停
止タイミングを決めるための遅延時間を切り変えること
により記録媒体の起動または停止タイミングが調整可能
であるので良好な再生スローモーション信号を得られる
ようにしている。
異ったトラックピッチに対しては起動タイミング及び停
止タイミングを決めるための遅延時間を切り変えること
により記録媒体の起動または停止タイミングが調整可能
であるので良好な再生スローモーション信号を得られる
ようにしている。
以下に説明する実施例としてはトラッキングの方法と
して、周知の4周波パイロット方式を採用したVTRに本
発明を適用したものである。
して、周知の4周波パイロット方式を採用したVTRに本
発明を適用したものである。
まず、VTRに於けるスチル再生時のヘッドのトレース
軌跡とトラックとの関係、及びその時のヘッドとトラッ
クのずれを示すトラッキングエラー信号(ATF信号)に
ついて説明する。尚、ここでは回転2ヘッドVTRに於い
て、2フィールドのビデオ信号を順次再生する形式のス
チル再生(所謂フレームスチル)行う場合について説明
する。
軌跡とトラックとの関係、及びその時のヘッドとトラッ
クのずれを示すトラッキングエラー信号(ATF信号)に
ついて説明する。尚、ここでは回転2ヘッドVTRに於い
て、2フィールドのビデオ信号を順次再生する形式のス
チル再生(所謂フレームスチル)行う場合について説明
する。
第4図(A),(B)は制御なしでテープを停止させ
た場合に於ける、磁気テープ上の様子及び各信号のタイ
ミングを示す図である。また第5図(A),(B)は理
想的な位置にテープを停止させた場合に於けるテープ上
の様子及び各信号のタイミングを示す図である。
た場合に於ける、磁気テープ上の様子及び各信号のタイ
ミングを示す図である。また第5図(A),(B)は理
想的な位置にテープを停止させた場合に於けるテープ上
の様子及び各信号のタイミングを示す図である。
第4図(A)及び第5図(A)に於いて、1はヘッド
のトレース軌跡、2はテープの走行方向、3はヘッドの
トレース方向、4はテープ、f1〜f4は夫夫f1〜f4の周波
数を有するパイロット信号が記録されたトラックを示
す。また、第4図(B)及び第5図(B)に於いて
(イ)は回転ヘッドの回転に同期した30Hzのヘッド切換
用信号(30PG)、(ロ)はビデオ信号を再生しているト
ラックに記録されているパイロット信号の周波数、
(ハ)はATF信号、(ニ)は再生信号のエンベロープ波
形を示す。
のトレース軌跡、2はテープの走行方向、3はヘッドの
トレース方向、4はテープ、f1〜f4は夫夫f1〜f4の周波
数を有するパイロット信号が記録されたトラックを示
す。また、第4図(B)及び第5図(B)に於いて
(イ)は回転ヘッドの回転に同期した30Hzのヘッド切換
用信号(30PG)、(ロ)はビデオ信号を再生しているト
ラックに記録されているパイロット信号の周波数、
(ハ)はATF信号、(ニ)は再生信号のエンベロープ波
形を示す。
スチル再生時、ビデオトラックとヘッドのトレース軌
跡とは1フィールドに於いて1トラックピッチ分ずれる
為ATF信号(ハ)は第4図(B)及び第5図(B)に示
す様に4フィールドで1周期のうねりを生じる。今、第
4図(A)に示す状態でテープが停止した場合、一方の
ヘッド出力の最大点は画面内のビデオ信号となるが、他
方ヘッド出力の最小点(図中×にて示す)がやはり画面
内のビデオ信号となるため再生画面上にノイズバーが現
われてしまう。
跡とは1フィールドに於いて1トラックピッチ分ずれる
為ATF信号(ハ)は第4図(B)及び第5図(B)に示
す様に4フィールドで1周期のうねりを生じる。今、第
4図(A)に示す状態でテープが停止した場合、一方の
ヘッド出力の最大点は画面内のビデオ信号となるが、他
方ヘッド出力の最小点(図中×にて示す)がやはり画面
内のビデオ信号となるため再生画面上にノイズバーが現
われてしまう。
そこで画面内にノイズバーが現われない様にするに
は、第5図の様にヘッドの最大出力点及びヘッドの最小
出力点をヘッド切換ポイントに、一致させてやれば良
い。別な言い方をすればヘッドの突入位置を再生するト
ラックまたはその隣接トラック上に一致させる様に停止
させれば良い。またこの時のATF信号について考察して
みると、ATF信号が0レベル(正確には周波数特性の差
等により決定されるレベルVJ)ということは記録された
トラック軌跡上を正確にヘッドがトレースしている状態
を示しているため、ヘッド切換時に於いてATF信号が0
レベルであれば良好なスチル再生が実現できることがわ
かる。以上説明したノイズバーのないスチル再生及びこ
れとATF信号の関係は第4図(A),第5図(A)で示
す記録トラックパターンがいかなるトラックピッチで記
録されていても、一般的に成立する。即ち所謂標準モー
ド記録、長時間モード記録のいずれで記録が行われてい
ても成立する。
は、第5図の様にヘッドの最大出力点及びヘッドの最小
出力点をヘッド切換ポイントに、一致させてやれば良
い。別な言い方をすればヘッドの突入位置を再生するト
ラックまたはその隣接トラック上に一致させる様に停止
させれば良い。またこの時のATF信号について考察して
みると、ATF信号が0レベル(正確には周波数特性の差
等により決定されるレベルVJ)ということは記録された
トラック軌跡上を正確にヘッドがトレースしている状態
を示しているため、ヘッド切換時に於いてATF信号が0
レベルであれば良好なスチル再生が実現できることがわ
かる。以上説明したノイズバーのないスチル再生及びこ
れとATF信号の関係は第4図(A),第5図(A)で示
す記録トラックパターンがいかなるトラックピッチで記
録されていても、一般的に成立する。即ち所謂標準モー
ド記録、長時間モード記録のいずれで記録が行われてい
ても成立する。
次に第6図にノイズバーのないスローモーション再生
を行うためのVTRの概略構成を示すブロック図を示す。
を行うためのVTRの概略構成を示すブロック図を示す。
第6図において、5a,5bは夫々回転再生ヘッドであ
る。ヘッド5a,5bは互いに異なる磁化方向を有してい
る。6はこの回転ヘッド5a,5bを具備するシリンダであ
り、その外周面にて磁気テープ4を案内する。ヘッド5
a,5bで再生された再生信号はヘッドスイッチング回路
(HSW)9を介して連続信号とされ、ビデオ信号処理回
路14及びATF信号発生回路15に供給される。HSW9は検出
器12及び発生器13により得られる30PGにより制御され
る。
る。ヘッド5a,5bは互いに異なる磁化方向を有してい
る。6はこの回転ヘッド5a,5bを具備するシリンダであ
り、その外周面にて磁気テープ4を案内する。ヘッド5
a,5bで再生された再生信号はヘッドスイッチング回路
(HSW)9を介して連続信号とされ、ビデオ信号処理回
路14及びATF信号発生回路15に供給される。HSW9は検出
器12及び発生器13により得られる30PGにより制御され
る。
HSW9で得た連続信号はビデオ信号処理回路14でビデオ
信号成分が分離された後元の信号形態(例えばNTSC信号
に準ずるビデオ信号)に戻され、出力される。一方、こ
の連続信号によりATF信号発生回路15にて4周波のパイ
ロット信号成分のみが分離され、周知の信号処理により
ATF信号が得られる。この信号処理について簡単に説明
すると、ヘッドからの再生信号に含まれる再生パイロッ
ト信号に再生しようとしている制御対象トラック(主ト
ラック)に重畳されているパイロット信号と同一周波数
の信号(ローカルパイロット信号)を乗算し、主トラッ
クに隣接している両側のトラックより再生されるパイロ
ット信号との差の周波数信号をレベル比較してトラッキ
ングエラーを検出してATF信号を得るものである。
信号成分が分離された後元の信号形態(例えばNTSC信号
に準ずるビデオ信号)に戻され、出力される。一方、こ
の連続信号によりATF信号発生回路15にて4周波のパイ
ロット信号成分のみが分離され、周知の信号処理により
ATF信号が得られる。この信号処理について簡単に説明
すると、ヘッドからの再生信号に含まれる再生パイロッ
ト信号に再生しようとしている制御対象トラック(主ト
ラック)に重畳されているパイロット信号と同一周波数
の信号(ローカルパイロット信号)を乗算し、主トラッ
クに隣接している両側のトラックより再生されるパイロ
ット信号との差の周波数信号をレベル比較してトラッキ
ングエラーを検出してATF信号を得るものである。
こうして得たATF信号はキャプスタンモータ制御回路
8に供給され、通常再生時に於けるキャプスタン10の制
御をキャプスタン駆動回路7を介して行っている。キャ
プスタン10は周知の如く、不図示のピンチローラと共働
してテープ4を走行させる。またこの回転は検出器11に
より検出され、該検出器11からはキャプスタン10の一回
転につき例えばX個のパルスが発生されるものとし、こ
れは所謂キャプスタンFGとしてキャプスタンモータ制御
回路8及び後に詳説する変速再生制御回路17に供給され
る。このキャプスタンFGはキャプスタンモータ制御回路
8に供給されて速度制御ループを形成している。
8に供給され、通常再生時に於けるキャプスタン10の制
御をキャプスタン駆動回路7を介して行っている。キャ
プスタン10は周知の如く、不図示のピンチローラと共働
してテープ4を走行させる。またこの回転は検出器11に
より検出され、該検出器11からはキャプスタン10の一回
転につき例えばX個のパルスが発生されるものとし、こ
れは所謂キャプスタンFGとしてキャプスタンモータ制御
回路8及び後に詳説する変速再生制御回路17に供給され
る。このキャプスタンFGはキャプスタンモータ制御回路
8に供給されて速度制御ループを形成している。
変速再生制御回路17は前述の30PG、キャプスタンFG、
ATF信号、更にはシステムコントローラ16より得られる
信号を用いて、スチル再生及びスローモーション再生時
のキャプスタン10の回転制御を行うための回路であっ
て、以下この変速再生制御回路17の動作の具体例を第7
図,第8図,第9図,第10図を用いて説明する。
ATF信号、更にはシステムコントローラ16より得られる
信号を用いて、スチル再生及びスローモーション再生時
のキャプスタン10の回転制御を行うための回路であっ
て、以下この変速再生制御回路17の動作の具体例を第7
図,第8図,第9図,第10図を用いて説明する。
第7図乃至第10図における(1)はテープ上のヘッド
と再生信号の関係を示し、(2)は再生信号のエンベロ
ープ、(3)はATF信号、(4)はジャストトラッキン
グのタイミングを示す信号、(5)はキャプスタンモー
タの電流波形を夫々示している。
と再生信号の関係を示し、(2)は再生信号のエンベロ
ープ、(3)はATF信号、(4)はジャストトラッキン
グのタイミングを示す信号、(5)はキャプスタンモー
タの電流波形を夫々示している。
第7図乃至第10図において、F1,F2,F3…は再生画像の
各フィールドを示し、この各フィールドに対して斜線で
表わしたものはテープ状の各トラックとヘッドとの関係
を説明するためのもので、A,A′,Bは3ヘッドの場合、
A,Bのみは2ヘッドの場合について表わしたものであ
る。
各フィールドを示し、この各フィールドに対して斜線で
表わしたものはテープ状の各トラックとヘッドとの関係
を説明するためのもので、A,A′,Bは3ヘッドの場合、
A,Bのみは2ヘッドの場合について表わしたものであ
る。
この発明の特徴に従って説明する前に、第7図,第8
図,第9図,第10図をもとにスティル再生を含む間欠ス
ローモーション再生のトラックパターンの解析について
述べる。
図,第9図,第10図をもとにスティル再生を含む間欠ス
ローモーション再生のトラックパターンの解析について
述べる。
第7図(1)は対向する互いに逆アジマスのヘッドA,
Bと、このヘッドBの近傍に隣接して設けられたヘッド
Aと同じアジマスのヘッドA′とを有する。いわゆる公
知の3ヘッドタイプのスチル再生及びフィールドスロー
再生における理想的なトラックトレース図である。
Bと、このヘッドBの近傍に隣接して設けられたヘッド
Aと同じアジマスのヘッドA′とを有する。いわゆる公
知の3ヘッドタイプのスチル再生及びフィールドスロー
再生における理想的なトラックトレース図である。
第7図において、今、第1のフィールドF1ではヘッド
Aがスチル再生状態でかつ、フィールドの中央部でちよ
うど再生エンベロープが最大になるようなタイミング位
相でトレースしている。次のフィールドF2では反対側の
同一アジマスのヘッドA′がトレースする。これは前の
フィールドF1をヘッドAがトレースするのと同じタイミ
ング位相、即ちフィールドの中央でジャスト・トラッキ
ングするようにトレースしている。
Aがスチル再生状態でかつ、フィールドの中央部でちよ
うど再生エンベロープが最大になるようなタイミング位
相でトレースしている。次のフィールドF2では反対側の
同一アジマスのヘッドA′がトレースする。これは前の
フィールドF1をヘッドAがトレースするのと同じタイミ
ング位相、即ちフィールドの中央でジャスト・トラッキ
ングするようにトレースしている。
次のフィールドF3では再びヘッドAがトレースする。
そして、フィールドの中央部付近よりテープ走行を開始
し、第7図(1)に示すようにトレース軌跡が変化す
る。即ちフィールドF3の中央部から記録時と同じトレー
ス軌跡をたどり、次のフィールドF4では今度は逆アジマ
スのヘッドBがジャストトラッキングしてトレースし、
次のフィールドF5では、その途中まで通常のテープ走行
を行い、そしてフィールドF5の後半はスティルモードで
図に示す如くトレースしている。
そして、フィールドの中央部付近よりテープ走行を開始
し、第7図(1)に示すようにトレース軌跡が変化す
る。即ちフィールドF3の中央部から記録時と同じトレー
ス軌跡をたどり、次のフィールドF4では今度は逆アジマ
スのヘッドBがジャストトラッキングしてトレースし、
次のフィールドF5では、その途中まで通常のテープ走行
を行い、そしてフィールドF5の後半はスティルモードで
図に示す如くトレースしている。
第7図(2)は第7図(1)のトレース状態における
再生信号のエンベロープの変化を示し、第7図(3)は
ATF信号を示す。即ちフィールドF1の中心部で0クロス
し、更に次のフィールドF2の中心部で再び0クロスし、
次のフィールドF3の中心より後半でちようどATF信号の
電圧が0になり、以下その状態が続く。
再生信号のエンベロープの変化を示し、第7図(3)は
ATF信号を示す。即ちフィールドF1の中心部で0クロス
し、更に次のフィールドF2の中心部で再び0クロスし、
次のフィールドF3の中心より後半でちようどATF信号の
電圧が0になり、以下その状態が続く。
第7図(4)はATF信号による各点におけるジャスト
トラッキングポイントを示すパルスである。
トラッキングポイントを示すパルスである。
第7図(5)は理想的なテープ送りにおけるモータの
タイミングを示したものであって、フィールドF3の中心
部からフィールドF5の中心部まで計1フレーム分のテー
プ送りを行う。即ち、静止状態からすでにフィールドの
中心にジャストトラッキングする。いわゆるフィールド
スチル再生のタイミングが、始めからトラッキングの正
常な場合には、テープ送りのタイミングパルスは常にあ
るきめられたフィールドの中心よりちようど1フレーム
分のパルスを与えるだけでよい。
タイミングを示したものであって、フィールドF3の中心
部からフィールドF5の中心部まで計1フレーム分のテー
プ送りを行う。即ち、静止状態からすでにフィールドの
中心にジャストトラッキングする。いわゆるフィールド
スチル再生のタイミングが、始めからトラッキングの正
常な場合には、テープ送りのタイミングパルスは常にあ
るきめられたフィールドの中心よりちようど1フレーム
分のパルスを与えるだけでよい。
次に第8図に同一アジマスヘッドによってスチル再生
を行わない場合、即ち、逆アジマスのヘッドA,Bのみで
間欠スローを行う所謂フレームスロー再生について説明
する。
を行わない場合、即ち、逆アジマスのヘッドA,Bのみで
間欠スローを行う所謂フレームスロー再生について説明
する。
第8図(1)において、まずフィールドF1及びF2では
ヘッドA,Bが第8図のように、ちようどフレームスチル
再生としては最良のトラッキング状態でトレースしてい
る。そして、フィールドF3の開始時点よりテープが走行
を開始し、次のフィールドF4の終了時点までの1フレー
ム分テープを走行させ、次のフィールドF5,F6では再び
スチル状態でトレースしている。
ヘッドA,Bが第8図のように、ちようどフレームスチル
再生としては最良のトラッキング状態でトレースしてい
る。そして、フィールドF3の開始時点よりテープが走行
を開始し、次のフィールドF4の終了時点までの1フレー
ム分テープを走行させ、次のフィールドF5,F6では再び
スチル状態でトレースしている。
第8図(2)はこのような最良の状態での再生信号の
エンベロープで第8図(3)はこのような状態でのATF
信号を示し、同図(4)はこのATF信号によるジャスト
トラキングポイントを示すパルスである。
エンベロープで第8図(3)はこのような状態でのATF
信号を示し、同図(4)はこのATF信号によるジャスト
トラキングポイントを示すパルスである。
第8図(5)はこのような最良状態でのテープ走行の
為の制御信号であり、ちようど、あるきめられたフレー
ムの最初の時点よりちようど1フレーム分の制御信号と
なっている。
為の制御信号であり、ちようど、あるきめられたフレー
ムの最初の時点よりちようど1フレーム分の制御信号と
なっている。
第7図,第8図では、すでにスチル再生時にトラッキ
ング状態が最良となっている状態から説明したが、一般
的には、どのような状態にあるか全く不明である。
ング状態が最良となっている状態から説明したが、一般
的には、どのような状態にあるか全く不明である。
第9図において、停止時にトラッキングがずれた状態
からのスロー再生の状態から始って、第7図に示したよ
うな理想的な間欠送りによるフィールドスロー再生を用
いる場合について説明する。
からのスロー再生の状態から始って、第7図に示したよ
うな理想的な間欠送りによるフィールドスロー再生を用
いる場合について説明する。
第9図において、t1はATF信号のレベルが0となるタ
イミングである。MM1はこのタイミングt1より起算してM
M1だけ時間が経過したタイミングt2(t2=t1+MM1)で
テープを起動するとヘッドとトラック軌跡は一致するよ
うに予め設定した時定数である。また、t2は上記条件を
満すようなテープ起動タイミングであり、t3はテープ停
止タイミングである。今、タイミングt2でテープを起動
し、タイミングt3でテープ走行を停止すると、ヘッドは
2フィールド分再生して停止する。またMM2は2フィー
ルドテープ走行後、3フィールド目の開始時点より走行
を停止させるために予め設定した時定数である。
イミングである。MM1はこのタイミングt1より起算してM
M1だけ時間が経過したタイミングt2(t2=t1+MM1)で
テープを起動するとヘッドとトラック軌跡は一致するよ
うに予め設定した時定数である。また、t2は上記条件を
満すようなテープ起動タイミングであり、t3はテープ停
止タイミングである。今、タイミングt2でテープを起動
し、タイミングt3でテープ走行を停止すると、ヘッドは
2フィールド分再生して停止する。またMM2は2フィー
ルドテープ走行後、3フィールド目の開始時点より走行
を停止させるために予め設定した時定数である。
第9図(1)において、フィールドF1,F2のスチル再
生時、所謂フィールドスチル再生としてはトラッキング
状態がずれている。即ち理想的な場合はフィールドの中
心部で再生信号のエンベロープが最大でかつ、ジャスト
トラッキングパルスが発生すべきものが、第9図
(2),(3)に示す如く、タイミングt1でちょうどAT
F信号のレベルが0となっている。このような場合、第
9図(4)に示すようにタイミングt1より予め設定され
た時定数MM1経過後、即ちタイミングt2でテープ走行を
開始させる。即ち、フィールドF3におけるタイミングt2
ではジャストトラッキング状態にあり、その後フィール
ドF3,F4とテープを走行し、予め設定されたフィールドF
5の開始時点より所定の時定数MM2を経たタイミングt3で
テープ走行を停止させる。
生時、所謂フィールドスチル再生としてはトラッキング
状態がずれている。即ち理想的な場合はフィールドの中
心部で再生信号のエンベロープが最大でかつ、ジャスト
トラッキングパルスが発生すべきものが、第9図
(2),(3)に示す如く、タイミングt1でちょうどAT
F信号のレベルが0となっている。このような場合、第
9図(4)に示すようにタイミングt1より予め設定され
た時定数MM1経過後、即ちタイミングt2でテープ走行を
開始させる。即ち、フィールドF3におけるタイミングt2
ではジャストトラッキング状態にあり、その後フィール
ドF3,F4とテープを走行し、予め設定されたフィールドF
5の開始時点より所定の時定数MM2を経たタイミングt3で
テープ走行を停止させる。
第9図に示した場合は、まずスチル再生時のATF信号
のジャストトラッキングのタイミングt1より所定の時定
数MM1できまるタイミングt2においてテープの走行を開
始させ、ヘッドのフィールド切換タイミングからの所定
の時定数MM2できまるタイミングt3においてテープ走行
を停止させる。
のジャストトラッキングのタイミングt1より所定の時定
数MM1できまるタイミングt2においてテープの走行を開
始させ、ヘッドのフィールド切換タイミングからの所定
の時定数MM2できまるタイミングt3においてテープ走行
を停止させる。
尚、理想的にはMM1は1フィールド分、又MM2は1/2フ
ィールド分の期間であるが、このMM1は起動時のモータ
の立遅れ、実際のテープ走行開始までの時間遅れ等を考
慮して予め調整された値となり、又MM2も停止時のモー
タのイナーシャ及び実際のテープ走行停止までのイナー
シャ等を考慮して予め調整しておく。
ィールド分の期間であるが、このMM1は起動時のモータ
の立遅れ、実際のテープ走行開始までの時間遅れ等を考
慮して予め調整された値となり、又MM2も停止時のモー
タのイナーシャ及び実際のテープ走行停止までのイナー
シャ等を考慮して予め調整しておく。
次に、第10図を用いて別の方式を説明する。
第10図において、MM3はヘッド切換タイミングよりテ
ープ走行開始タイミングt2までの予め設定した時定数で
あり、MM4はテープ停止後のスチル再生において、ヘッ
ドがフィールドの中央部で再生信号のエンベロープが最
大となるようにきめた時定数である。
ープ走行開始タイミングt2までの予め設定した時定数で
あり、MM4はテープ停止後のスチル再生において、ヘッ
ドがフィールドの中央部で再生信号のエンベロープが最
大となるようにきめた時定数である。
第10図に示す方法は、初期においてトラックずれが生
じている場合、このずれを補正するのにテープ走行停止
のタイミングで補正するものである。
じている場合、このずれを補正するのにテープ走行停止
のタイミングで補正するものである。
第10図において、初期のスチル再生状態では、ジャス
トトラッキングの位置即ち、ATF信号のレベルが0とな
るタイミングt1はフィールドF2の中心位置よりずれち
る。この場合、テープ走行開始のタイミングt2はヘッド
切換タイミングより所定の時定数MM3経過したものであ
る。そして、このタイミングt2よりテープ走行を開始し
ても通常再生中においてはトラッキングがとれていな
い。そこで、テープ走行停止タイミングt3はフィールド
F4の再生期間中におけるATF信号によって設定するもの
である。
トトラッキングの位置即ち、ATF信号のレベルが0とな
るタイミングt1はフィールドF2の中心位置よりずれち
る。この場合、テープ走行開始のタイミングt2はヘッド
切換タイミングより所定の時定数MM3経過したものであ
る。そして、このタイミングt2よりテープ走行を開始し
ても通常再生中においてはトラッキングがとれていな
い。そこで、テープ走行停止タイミングt3はフィールド
F4の再生期間中におけるATF信号によって設定するもの
である。
即ち、第10図の状態のように、ジャストトラッキング
状態よりヘッドが上方にずれている状態では、そのATF
信号は+又は−のいずれかのずれに応じた値を示し、こ
のATF信号に応じてフィールドF5の再生期間内でテープ
走行を停止するタイミングt3を調整するものである。例
えばATF信号のレベルが0ならばほぼフィールドF5の中
央部にタイミングt3が来るように、また、ATF信号のレ
ベルが0でなければ+,−の値の程度に応じて前方又は
後方へといった制御を行うものである。
状態よりヘッドが上方にずれている状態では、そのATF
信号は+又は−のいずれかのずれに応じた値を示し、こ
のATF信号に応じてフィールドF5の再生期間内でテープ
走行を停止するタイミングt3を調整するものである。例
えばATF信号のレベルが0ならばほぼフィールドF5の中
央部にタイミングt3が来るように、また、ATF信号のレ
ベルが0でなければ+,−の値の程度に応じて前方又は
後方へといった制御を行うものである。
第9図,第10図に示した間欠ファインスロー再生の各
場合におけるテープ走行開始タイミング、テープ走行停
止タイミングの設定の仕方は、 (i) ATF信号のレベルを検出してから所定の時定数
をきめる方法、 (ii) ヘッド切換タイミングより所定の時定数をきめ
る方法 の2つの方法で行い、かつ、夫々の所定の時定数は予め
モータの性能、機構のバラツキ等により調整しておくこ
とが必要である。
場合におけるテープ走行開始タイミング、テープ走行停
止タイミングの設定の仕方は、 (i) ATF信号のレベルを検出してから所定の時定数
をきめる方法、 (ii) ヘッド切換タイミングより所定の時定数をきめ
る方法 の2つの方法で行い、かつ、夫々の所定の時定数は予め
モータの性能、機構のバラツキ等により調整しておくこ
とが必要である。
この発明は、かかる間欠ファインスロー再生のテープ
送り制御方式にさらに発展させて、様々な記録トラック
ピッチ(通常モードとより高密度記録のためトラックピ
ッチを1/2として長時間モード等)に基づいて異なった
テープ速度を選択する際に対応可能なものである。これ
はテープ速度が異なることにより、立上り、立下りの送
れ、テープ走行とモータ回転の時間的ずれ等の要因が全
く異なるからである。
送り制御方式にさらに発展させて、様々な記録トラック
ピッチ(通常モードとより高密度記録のためトラックピ
ッチを1/2として長時間モード等)に基づいて異なった
テープ速度を選択する際に対応可能なものである。これ
はテープ速度が異なることにより、立上り、立下りの送
れ、テープ走行とモータ回転の時間的ずれ等の要因が全
く異なるからである。
第1図はこの発明の一実施例の再生装置の要部のブロ
ック図である。第1図において、101,103は夫々30PG,AT
F信号が入力される端子,102はクロックパルス発生器、1
04は比較器、105はエッジ検出器、106はアンド回路、10
7はモード選択部、108,109はスイッチである。また、11
0a,110bは起動タイミングを設定するための時定数を有
するモノマルチバイブレータ、111a,111bは停止タイミ
ングを設定するための時定数を有するモノマルチバイブ
レータである。そしてこれら2つのモノマルチバイブレ
ータは夫々記録媒体の起動のための第1のタイミング信
号、停止のための第2のタイミング信号を発生する。11
2は通電用のフリップフロップ(以下FFという)、113は
ブレーキ用のFF、114はモータドライバ回路、115はキャ
プスタンモータ、116はモータ115の回転に応じた周波数
信号発生器(FG)、117はモータ停止検出部である。
ック図である。第1図において、101,103は夫々30PG,AT
F信号が入力される端子,102はクロックパルス発生器、1
04は比較器、105はエッジ検出器、106はアンド回路、10
7はモード選択部、108,109はスイッチである。また、11
0a,110bは起動タイミングを設定するための時定数を有
するモノマルチバイブレータ、111a,111bは停止タイミ
ングを設定するための時定数を有するモノマルチバイブ
レータである。そしてこれら2つのモノマルチバイブレ
ータは夫々記録媒体の起動のための第1のタイミング信
号、停止のための第2のタイミング信号を発生する。11
2は通電用のフリップフロップ(以下FFという)、113は
ブレーキ用のFF、114はモータドライバ回路、115はキャ
プスタンモータ、116はモータ115の回転に応じた周波数
信号発生器(FG)、117はモータ停止検出部である。
また、第3図は第1図の各部における波形のタイミン
グチャートであり、同図(1)は30PG、同図(2)はク
ロックパルス発生器102の出力するクロックパルス、同
図(3)はエッジ検出回路105より出力されるジャスト
トラッキングパルス、同図(4)は起動タイミング設定
用の時定数(時間T1に対応)を有するモノマルチ110aか
ら出力されるパルス、同図(5),(9)は夫々通電用
のFF、ブレーキ用のFFにより出力される波形、同図
(6)は停止タイミング設定用の遅れ時間T2に対応する
時定数を有するモノマルチ111aより出力されるパルス、
同図(7)はキャプスタンモータの115を駆動する電流
波形、同図(8)はキャプスタンモータの停止を検出す
る検出部117の出力波形である。
グチャートであり、同図(1)は30PG、同図(2)はク
ロックパルス発生器102の出力するクロックパルス、同
図(3)はエッジ検出回路105より出力されるジャスト
トラッキングパルス、同図(4)は起動タイミング設定
用の時定数(時間T1に対応)を有するモノマルチ110aか
ら出力されるパルス、同図(5),(9)は夫々通電用
のFF、ブレーキ用のFFにより出力される波形、同図
(6)は停止タイミング設定用の遅れ時間T2に対応する
時定数を有するモノマルチ111aより出力されるパルス、
同図(7)はキャプスタンモータの115を駆動する電流
波形、同図(8)はキャプスタンモータの停止を検出す
る検出部117の出力波形である。
第1図の装置において、端子101より入力された30PG
を用いて5相のクロックパルスQ0〜Q4がクロックパルス
発生器102から出力される。一方、端子103より入力した
ATF信号をジャストトラックに対応する所定のレベルと
比較器104にて比較し、この比較器104の出力のエッジを
エッジ検出器105で検出することにより、第3図(3)
に示す如きジャストトラッキング時ハイレベルとなるジ
ャストトラッキングパルスが作成される。そして、この
ジャストトラッキングパルスと前記クロックパルス発生
器102からの出力Q0とがアンド回路106に入力され、この
アンド回路106の出力は起動タイミングを決定するため
の時定数(T1,T3が対応)を有するモノマルチバイブレ
ータ110a,110bに入力される。他方クロックパルス発生
器102からの出力Q2は停止タイミングを決定するための
時定数T2,T4を夫々有するモノマルチバイブレータ111a
に夫々入力される。モード選択部107はトラックピッチ
を自動検出もしくはユーザーのマニュアル操作により判
別し、これに応じて再生時のテープの駆動を通常モー
ド、長時間モードのいずれに対応させて行うかを決定す
るモード選択信号を発生する回路である。
を用いて5相のクロックパルスQ0〜Q4がクロックパルス
発生器102から出力される。一方、端子103より入力した
ATF信号をジャストトラックに対応する所定のレベルと
比較器104にて比較し、この比較器104の出力のエッジを
エッジ検出器105で検出することにより、第3図(3)
に示す如きジャストトラッキング時ハイレベルとなるジ
ャストトラッキングパルスが作成される。そして、この
ジャストトラッキングパルスと前記クロックパルス発生
器102からの出力Q0とがアンド回路106に入力され、この
アンド回路106の出力は起動タイミングを決定するため
の時定数(T1,T3が対応)を有するモノマルチバイブレ
ータ110a,110bに入力される。他方クロックパルス発生
器102からの出力Q2は停止タイミングを決定するための
時定数T2,T4を夫々有するモノマルチバイブレータ111a
に夫々入力される。モード選択部107はトラックピッチ
を自動検出もしくはユーザーのマニュアル操作により判
別し、これに応じて再生時のテープの駆動を通常モー
ド、長時間モードのいずれに対応させて行うかを決定す
るモード選択信号を発生する回路である。
このモード選択信号はスイッチ108、スイッチ109を制
御し、記録が通常モードで行われている時、スイッチ10
8をモノマルチ110a側、スイッチ109をモノマルチ111a側
に接続する。また記録が長時間モードで行われている
時、スイッチ108をモノマルチ110b側、スイッチ109をモ
ノマルチ111b側に接続する。
御し、記録が通常モードで行われている時、スイッチ10
8をモノマルチ110a側、スイッチ109をモノマルチ111a側
に接続する。また記録が長時間モードで行われている
時、スイッチ108をモノマルチ110b側、スイッチ109をモ
ノマルチ111b側に接続する。
これらスイッチ108,109の出力は夫々、通電用のFF112
のS端子、ブレーキ用のFF113のS端子に入力され、2
つのFF112,113の出力はモータドライバ回路114に入力さ
れる。通常モードに対応した再生を行う場合、起動タイ
ミングをきめるモノマルチ110aの出力波形は第3図
(4)に示す如くなり、クロックパルスQ0の区間におけ
るジャストトラッキングパルスの発生タイミングより、
予め設定された所定の時間T1経過後、FF112をオンにす
る。又、クロックパルスQ2の立ち上りで停止タイミング
をきめるモノマルチ111aをトリガし、時間T2により予め
設定された所定のタイミングでFF113をオンさせてブレ
ーキをかける。そしてFF112及びFF113からの信号はモー
タドライバ回路114に入力され、キャプスタンモータ115
を第3図(7)に示すようなモータ電流波形によって駆
動制御する。
のS端子、ブレーキ用のFF113のS端子に入力され、2
つのFF112,113の出力はモータドライバ回路114に入力さ
れる。通常モードに対応した再生を行う場合、起動タイ
ミングをきめるモノマルチ110aの出力波形は第3図
(4)に示す如くなり、クロックパルスQ0の区間におけ
るジャストトラッキングパルスの発生タイミングより、
予め設定された所定の時間T1経過後、FF112をオンにす
る。又、クロックパルスQ2の立ち上りで停止タイミング
をきめるモノマルチ111aをトリガし、時間T2により予め
設定された所定のタイミングでFF113をオンさせてブレ
ーキをかける。そしてFF112及びFF113からの信号はモー
タドライバ回路114に入力され、キャプスタンモータ115
を第3図(7)に示すようなモータ電流波形によって駆
動制御する。
次に、キャプスタンモータ115の回転を検出して得たF
G116によりモータ停止検出部117においてモータの停止
を検出し、前述の2つのFF112,113をリセットする。
G116によりモータ停止検出部117においてモータの停止
を検出し、前述の2つのFF112,113をリセットする。
以上、第1図と第3図のタイミングチャートと共に記
録モード選択部107により時定数の異なるモノマルチバ
イブレータを切換えて使用する方式について説明した
が、同一のモノマルチバイブレータで時定数をきめる抵
抗値を切換えるような構成にしてもよい。
録モード選択部107により時定数の異なるモノマルチバ
イブレータを切換えて使用する方式について説明した
が、同一のモノマルチバイブレータで時定数をきめる抵
抗値を切換えるような構成にしてもよい。
第2図は切換用のスイッチ108,109を省略し、そのか
わりに夫々1つのモノマルチバイブレータの時定数を、
抵抗値を種々切換えることによって設定する構成のもの
で置換えるものである。第2図の動作に関しては第1図
のものと何ら変らないので省略する。
わりに夫々1つのモノマルチバイブレータの時定数を、
抵抗値を種々切換えることによって設定する構成のもの
で置換えるものである。第2図の動作に関しては第1図
のものと何ら変らないので省略する。
以上説明したとおり、本発明によれば記録媒体の走行
方向に特別な制御信号が記録されておらず、かつトラッ
クピッチが複数設定されている場合に於いても良好なス
ローモーション再生信号を得ることのできる回転ヘッド
型ビデオ信号再生装置を得ることができるものである。
方向に特別な制御信号が記録されておらず、かつトラッ
クピッチが複数設定されている場合に於いても良好なス
ローモーション再生信号を得ることのできる回転ヘッド
型ビデオ信号再生装置を得ることができるものである。
第1図はこの発明の一実施例である再生装置の要部のブ
ロック図、第2図は第1図におけるモノマルチバイブレ
ータの変形例を示したブロック図、第3図は第1図の各
部における波形のタイミングチャート、第4図は制御な
しでテープを停止させた場合におけるテープとヘッドの
状態及びその時の各信号のタイミングを示す図、第5図
は理想的な位置にテープを停止させた場合におけるテー
プとヘッドの状態及びその時の各信号のタイミングを示
す図、第6図はVTRのファイン・スロー再生に関する概
略構成を示すブロック図、第7図,第8図,第9図,第
10図はVTRの変速再生制御についての具体例を説明する
ための説明図である。 図において、102はクロックパルス発生器、104はゼロ
クロス検出器、105はジャスト・トラッキングパルス発
生器、106はアンド回路、107は記録モード選択部、108,
109はスイッチ、110a,110b,111a,111bは夫々モノマルチ
バイブレータ、112,113はFF、114はモータドライバ回
路、115はキャプスタンモータ、116はFG、117はモータ
停止検出部である。
ロック図、第2図は第1図におけるモノマルチバイブレ
ータの変形例を示したブロック図、第3図は第1図の各
部における波形のタイミングチャート、第4図は制御な
しでテープを停止させた場合におけるテープとヘッドの
状態及びその時の各信号のタイミングを示す図、第5図
は理想的な位置にテープを停止させた場合におけるテー
プとヘッドの状態及びその時の各信号のタイミングを示
す図、第6図はVTRのファイン・スロー再生に関する概
略構成を示すブロック図、第7図,第8図,第9図,第
10図はVTRの変速再生制御についての具体例を説明する
ための説明図である。 図において、102はクロックパルス発生器、104はゼロ
クロス検出器、105はジャスト・トラッキングパルス発
生器、106はアンド回路、107は記録モード選択部、108,
109はスイッチ、110a,110b,111a,111bは夫々モノマルチ
バイブレータ、112,113はFF、114はモータドライバ回
路、115はキャプスタンモータ、116はFG、117はモータ
停止検出部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−194480(JP,A) 特開 昭59−58650(JP,A) 特開 昭59−58982(JP,A) 特開 昭59−200590(JP,A) 特開 昭59−229766(JP,A) 特開 昭59−116950(JP,A) 特開 昭61−65676(JP,A) 特開 昭61−71781(JP,A) 特開 昭61−105982(JP,A) 実開 昭59−92448(JP,U) 実開 昭57−10166(JP,U) 実開 昭60−88667(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体を記録時と同一の速度で間欠的に
駆動してスローモーション再生を行なう回転ヘッド型ビ
デオ信号再生装置であって、 回転ヘッドの出力信号を用いてトラッキングエラー信号
を形成する手段(15)と、 前記記録媒体が停止中の前記トラッキングエラー信号の
レベル変動を検出して、回転ヘッドがオントラックする
タイミングを示すタイミング信号を発生する手段(104,
105)と、 前記タイミング信号を所定期間遅延して第1のタイミン
グ信号を形成し、前記回転ヘッドが所定の位相となった
ことを示す信号を所定期間遅延して第2のタイミング信
号を形成する手段(110a,110b,111a,111b)と、 前記第1のタイミング信号に応じて前記記録媒体を起動
し、前記第2のタイミング信号に応じて前記記録媒体を
停止する記録媒体搬送手段(114)と、 前記記録媒体上のトラックピッチに応じて前記第1のタ
イミング信号および第2のタイミング信号を得るための
遅延期間を切り換える切換手段と、 を具備したことを特徴とする回転ヘッド型ビデオ信号再
生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60272600A JP2514320B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 回転ヘツド型ビデオ信号再生装置 |
US06/936,843 US4841380A (en) | 1985-12-05 | 1986-12-02 | Reproducing apparatus for intermittently driving recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60272600A JP2514320B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 回転ヘツド型ビデオ信号再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133876A JPS62133876A (ja) | 1987-06-17 |
JP2514320B2 true JP2514320B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17516181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60272600A Expired - Lifetime JP2514320B2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 回転ヘツド型ビデオ信号再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4841380A (ja) |
JP (1) | JP2514320B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3805436A1 (de) * | 1988-02-22 | 1989-08-31 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur wiedergabe von datensignalen |
JPH02219384A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-08-31 | Canon Inc | 画像再生装置 |
EP0587320B1 (en) * | 1992-09-11 | 1997-06-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Signal reproducing apparatus |
KR0155737B1 (ko) * | 1992-12-23 | 1998-12-15 | 김광호 | 브시알의 트래킹제어방법 및 장치 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710166U (ja) * | 1980-06-18 | 1982-01-19 | ||
JPS58194480A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気録画再生装置 |
JPS58212646A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-10 | Hitachi Ltd | 磁気録画再生装置の可変速再生装置 |
JPS5958982A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | Sharp Corp | 連続こま送り式ビデオテ−プレコ−ダ |
JPS5958650A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-04 | Hitachi Ltd | Vtrの可変速再生装置 |
JPS5992448U (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-22 | 三洋電機株式会社 | ビデオテ−プレコ−ダ− |
US4680648A (en) * | 1983-10-24 | 1987-07-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Information signal reproducing apparatus |
JPS6088667U (ja) * | 1983-11-19 | 1985-06-18 | 三洋電機株式会社 | ビデオテ−プレコ−ダ |
JPS60140554A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-25 | Canon Inc | ビデオ信号再生装置 |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP60272600A patent/JP2514320B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-12-02 US US06/936,843 patent/US4841380A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133876A (ja) | 1987-06-17 |
US4841380A (en) | 1989-06-20 |
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