JPH057829Y2 - - Google Patents

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JPH057829Y2
JPH057829Y2 JP1985109827U JP10982785U JPH057829Y2 JP H057829 Y2 JPH057829 Y2 JP H057829Y2 JP 1985109827 U JP1985109827 U JP 1985109827U JP 10982785 U JP10982785 U JP 10982785U JP H057829 Y2 JPH057829 Y2 JP H057829Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、間欠的にテープを駆動して間欠スロ
ー再生を行なうビデオテープレコーダ(VTR)
の横ゆれ補正回路に関する。
(ロ) 従来の技術 間欠スロー再生はスチル再生と通常再生を所定
の比率で繰り返し行なうことでスローモーシヨン
再生を行なう方法である。
ところで、スチル再生と、テープを走行せしめ
た通常再生とを交互に繰り返した場合、テープと
ヘツドの相対速度が2つのモードにおいて異なつ
ているので、再生される水平同期信号周波数が変
化し、再生画面に横ゆれが生じる。
このため、従来では、特開昭57−8945号に示し
た様な横ゆれ補正回路が利用されている。これ
は、テープの走行速度に関連して、回転ヘツド速
度サーボ系の基準信号を変化させることによりヘ
ツド回転速度を変化せしめて、間欠スロー再生中
において相対速度が一定になる様にしている。
しかしながら、速度サーボ系の基準信号をテー
プ移動速度と同じように変化させて横ゆれを補正
しても、キヤプスタンモータと回転ヘツドモータ
の慣性が夫々異なるため、横ゆれが残るという問
題が生じるおそれがある。また回転ヘツドの回転
速度が急に変化するものでなく、横ゆれが完全に
補正されないおそれもある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 以上述べた様に、速度制御系において、基準信
号をテープ移動速度と同等に変化させて横ゆれ補
正を行なうだけの構成では、完全に横ゆれ現象が
補正されないおそれもある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、間欠スロー再生時において、テー
プ走行開始のタイミングに関連した第1の補正信
号にて、所定時間、回転ヘツドの速度制御系及び
位相制御系の基準信号を通常再生モードに設定
し、更に、テープ走行開始タイミングに関連した
第2の補正信号にて所定幅の速度補正パルスを作
成し、振幅を調整した上で速度制御信号及び位相
制御信号と重畳しヘツドモータに印加することに
より横ゆれ補正を行なう。
(ホ) 作用 すなわち、テープ走行開始に関連して回転ヘツ
ドのサーボを通常再生モードにしてヘツド回転速
度を変化せしめる様に制御する。そして、同様に
して速度補正パルスを作成し、ヘツドモータに印
加するので、基準信号のみを変更する場合に比較
して、横ゆれ補正が確実に行なわれる。
(ヘ) 実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第
1図は実施例の回路ブロツク図、第2図は他の実
施例の要部を示す回路ブロツク図、第3図は波形
図である。
第1図において、1はヘツドモータ、2は回転
ヘツドの回転位相を示すPGパルスの検出手段、
3は回転ヘツドの回転速度を示すFGパルス(例
えば1回転に25個出力される)の検出手段、4は
ヘツドモータの位相制御回路、5は速度制御回路
である。
位相制御回路4はPG信号を入力とし、台形波
を作成する台形波作成回路6、サンプルホールド
回路7、基準信号発振回路8、モノマルチ9、ゲ
ートパルス作成回路10とを備えている。基準信
号発振回路8は、発振回路と分周回路とを備えて
いて、分周回路の分周比が変更可能であり、出力
である基準信号の周波数を変えることができる。
位相制御回路4では、PG信号に基づき台形波を
作成し、この台形波の傾斜部分を基準信号に基づ
きサンプルホールドして位相誤差信号を作成す
る。
速度制御回路5は台形波作成回路11、タイミ
ングコントロール回路(モノマルチ)12、ゲー
トパルス作成回路13、サンプルホールド回路1
4を有する。そして、FG信号に基づき台形波を
作成し、FG信号をモノマルチ12で遅延させて
ゲートパルスを作成する。このゲートパルスで台
形波作成回路11出力の傾斜部分をサンプルホー
ルドして速度誤差信号を作成する。そしてタイミ
ングコントロール回路12の時定数すなわち遅延
時間を変えることによりヘツドの回転速度を変更
することができる。
15はキヤプスタンモータのスタートパルスが
入力される端子である。16,17はスタートパ
ルスによつてトリガされる第1、第2のモノマル
チ、18は第2モノマルチ出力によりトリガされ
る第3モノマルチである。第1モノマルチ16出
力は基準発振回路8とタイミングコントロール回
路(モノマルチ)12に印加され、サーボ系のモ
ードを変更する(モード変更手段)。そして、第
3モノマルチ18出力は速度補正信号として速度
制御信号に加算される(加算器19)。
位相制御信号出力と速度制御信号出力は加算器
20にて加算され、ヘツドモータ1に印加され
る。そしてヘツドモータが所定の速度で回転制御
される。
間欠スロー再生においては、前述の様に、テー
プが間欠的に移送される。間欠駆動は次の様に行
なわれる。スロー比に関連して分周されたRFス
イツチングパルスに基づいてスタートパルスを作
成して、キヤプスタンモータにこれを印加するこ
とによりキヤプスタンモータを急速に回転開始せ
しめる。そして、テープが移送されることによ
り、コントロール信号が再生され、これに基づき
ブレーキパルスが作成されて、キヤプスタンモー
タが停止する。以上の走行開始、停止を繰り返
す。スタートパルスとブレーキパルスの間の期間
には、テープ速度を安定させるためにキヤプスタ
ンモータの速度制御が行なわれる。
間欠スロー再生時にはヘツドの回転がスチル再
生状態に合せてある。つまり通常再生時よりも回
転速度が遅くなる様に基準発振回路8の分周比及
びタイミングコントロール回路12の遅延時間が
設定されている。そしてスタートパルスが端子1
5に印加されると第1モノマルチ16がトリガさ
れ、第1モノマルチ16出力がHレベルの期間、
速度制御回路4と位相制御回路5は通常再生モー
ドに設定される。つまり、第1モノマルチ16出
力がHレベルの期間は、基準発振回路8の分周比
とタイミングコントロール回路12の遅延時間が
通常再生の値に変更される。
このモード変更により、ヘツドモータ1が加速
される。更に、第2モノマルチ17によつて定ま
るタイミングで速度補正信号が印加され、サーボ
回路を再生モードに設定するだけでは、まだ残つ
ている横ゆれ現象を除去する様に、ヘツドモータ
1の回転を制御する。
次に第2図を説明する。第2図は速度、位相制
御回路としてデジタルサーボIC(LC7411)21を
用いた実施例である。このIC21は回転ヘツド
系速度/位相制御及びキヤプスタン系速度/位相
制御の機能を備えていて、ヘツドモータ回転速
度、キヤプスタンモータ回転速度は内部ROMの
データを4ビツトのアドレスで指定することによ
り変更することができる。
実施例では、IC21の41、40、39、38番ピン
のうち41番ピンのみをHレベルとすることによ
り、ICのモードがスチル再生状態となる。そし
て、ヘツドの回転速度が所定の値に低下する。
又、41、40、39、38番ピン全てをLレベルに設定
すると、ICは通常再生モードとなつて、ヘツト
回転速度が増加する様になつている(スチル再生
時と比べて)。22は間欠スロー再生用に、スタ
ートパルス、ブレーキパルスを作成するIC
(BA875F)であつて、テープ速度(標準再生
(SP)/長時間再生(LP))に応じて定数が変え
られる様になつている。
間欠スロー再生時には、端子25に入力された
RFスイツチングパルスの立下りによつてスター
ト位相モノマルチ27がトリガされ、スタート位
相モノマルチ27出力の立下りでスタートパルス
モノマルチ28がトリガされ、19番ピンよりスタ
ートパルスニが出力される(第3図参照)。そし
て再生コントロール信号が再生されるとヘ、トラ
ツキングモノマルチ29、ブレーキモノマルチ3
0が次々トリガされ、28番ピンよりブレーキパル
スリが出力される。
スタートパルスニはキヤプスタンモータに印加
されると共に、トランジスタ31のベースに印加
される。そして、IC21の41番ピンとコレクタ
とが、ダイオード32を介して接続されている。
IC22は横ゆれ補正のためのモノマルチを備
えている。デイスク位相モノマルチ33とデイス
クパルスモノマルチ34である。デイスク位相モ
ノマルチ33はスタート位相モノマルチ27出力
によつてトリガされる様になつている。そして
IC22の22番ピンより速度補正パルスルが出力
される。尚、35はスロー比を決定するスロース
ピードモノマルチである。
速度補正パルスルは抵抗R1,R2,R3による分
圧回路36に印加され、振幅が調整され、ダイオ
ード37を介してIC21の速度制御信号と加算
される。スイツチ38は、SPモードのときにオ
ンとなるもので、速度補正パルスの振幅を記録モ
ード(SP/LP)によつて変更する。抵抗R1
R2,R3はそれぞれ220KΩ、240KΩ、33KΩであ
る。
又、速度補正パルスのパルス幅もSP/LPに応
じて変える様になつている。つまり、コンデンサ
C1に対してコンデンサC2をSPモード時に付加す
ることによりパルス幅を変更する。抵抗R4、コ
ンデンサC1,C2の値は夫々68KΩ、0.1μF、
0.39μFとなつている。
間欠スローモードでは、システムコントロール
回路41からIC21の41番ピンのみをHレベル
とする4ビツトの信号が出力されている。そこで
IC21はスチル再生モードとなつて、回転ヘツ
ドは所定の回転速度で回転する。そしてスタート
パルスが作成されるとテープが走行開始する。こ
のスタートパルスニによつてトランジスタ31が
オンとなり、IC21の41番ピンをLレベルにす
るので、IC21は通常再生モードに設定され、
ヘツドモータが加速される。第2図の実施例で
は、スタートパルスニでもつてサーボ回路のモー
ドを変更しているので、第1図のモノマルチ16
が不要である。
更に、速度補正パルスルが出力される。第2図
の実施例では、IC22の20番ピンに抵抗
(150KΩ)R5が接続されているだけであり、スタ
ートパルスニに対する速度補正パルスの遅延がな
い。つまり、第1図におけるモノマルチ17がな
い場合である。
速度補正パルスルのタイミング、パルス幅、振
幅は、実際のスロー再生画面に基づいて設定され
る。つまり、テープ走行開始に関連してサーボ回
路を通常再生モードに、所定期間設定することで
は除けない横ゆれが、生じない様に設定する。第
2図の例では、スタートパルスでモード変更を行
ない、モノマルチ16省略したが、これに合せ
て、速度補正パルスを設定してある。LPモード
での振幅がSPモードの場合よりも大きくなつて
いるのは、パルス幅がSPモードよりも小さくな
つているからである。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案によれば、まず第1の
補正信号にてサーボ回路を通常再生モードに変更
し、さらに第2の補正信号にて補正パルスを加算
するのでテープ駆動時、回転ヘツドの速度の追随
が非常に早く行え、かつ確実に横ゆれを補正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は実施例の回路ブロツク図、第
3図は波形図である。 1……ヘツドモータ、4……位相制御回路、5
……速度制御回路、15……スタートパルス入力
端子、16……第1モノマルチ、17……第2モ
ノマルチ、18……第3モノマルチ、19……加
算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープを間欠的に駆動してスチル再生と通常再
    生とを交互に繰り返す間欠スロー再生での横ゆれ
    補正回路において、前記テープ走行開始のタイミ
    ングに関連して第1の補正信号及び第2の補正信
    号を作成する手段と、前記第1の補正信号でヘツ
    ドサーボ回路をスチル再生モードから所定期間通
    常再生モードに設定するモード変更手段と、前記
    第2の補正信号で所定の速度補正パルスを作成す
    る手段と、該速度補正パルスを前記ヘツドサーボ
    回路出力に加える加算手段を備えることを特徴と
    する横ゆれ補正回路。
JP1985109827U 1985-07-18 1985-07-18 Expired - Lifetime JPH057829Y2 (ja)

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JP1985109827U JPH057829Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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JP1985109827U JPH057829Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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JPS6219877U JPS6219877U (ja) 1987-02-05
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Citations (5)

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