JP2816034B2 - シリンダモータ制御装置 - Google Patents

シリンダモータ制御装置

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JP2816034B2
JP2816034B2 JP3132816A JP13281691A JP2816034B2 JP 2816034 B2 JP2816034 B2 JP 2816034B2 JP 3132816 A JP3132816 A JP 3132816A JP 13281691 A JP13281691 A JP 13281691A JP 2816034 B2 JP2816034 B2 JP 2816034B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッド方式ディジ
タルオーディオテープレコーダの磁気テープ駆動方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用されている回転ヘッド方式デ
ィジタルオーディオテープレコーダ(以下R−DATと
いう)のシリンダモータ駆動制御方式は、回転シリンダ
の回転数と回転位相信号に基づいて得られた信号より、
速度制御信号と位相制御信号をPWM波として生成し、
この信号をLPFを介してシリンダモータドライバに印
加することにより、回転シリンダを回転させている。
【0003】すなわち、図3に示すようなシリンダサー
ボ系を用いて、シリンダモータに取り付けられた回転位
相検出用のパルスジェネレ−タ(以下PGという)より
得られたPGパルスをSWP生成回路によりヘッドスイ
ッチングパルスを生成し、位相制御回路を介して、PW
Mとして位相誤差信号を生成する。また、シリンダモー
タに取り付けられた回転速度検出用の周波数発電機(以
下FGという)により得られたFGパルスを基準周期と
比較する速度制御回路を介して、PWM波として速度誤
差信号を生成する。さらに、この位相誤差信号と速度誤
差信号を加算し、位相補償回路で位相補償を行った後、
この電圧をシリンダモータドライバにフィードバックす
ることによりシリンダモータを制御している。
【0004】しかしながら、上述のPWM波には高周波
域の信号成分が多く存在するため、この信号成分が空間
を伝播しシリンダ内の録再磁気ヘッドにノイズ信号とし
て混入するという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、R−DATのシリンダモー
タ制御に用いるPWM波に含まれる高周波信号成分の影
響が録音または再生時に磁気ヘッドに及ぼさないように
することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、複数の磁気ヘッドを有するシリンダの周
囲に磁気テープを巻き付け、当該シリンダをシリンダモ
ータにより回転させることで上記磁気テープに記録また
は再生を行う磁気記録再生装置において、上記シリンダ
モータを駆動するシリンダモータドライバと、当該シリ
ンダモータドライバに入力する制御信号をパルス幅変調
波で生成するPWM発生器と、上記シリンダモータドラ
イバへの制御信号を入力する回路の開閉を行うスイッチ
と、該スイッチのシリンダモータドライバ側に取り付け
られた信号保持部を有し、上記磁気ヘッドより再生エン
ベロープ信号が得られる期間は上記スイッチを開状態に
するとともに上記PWM発生器から信号を発生させない
ようにし、上記磁気ヘッドより再生エンベロープ信号が
得られない期間は上記スイッチを閉状態にするとともに
上記PWM発生器から信号を発生させるようしたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】録再磁気ヘッドより再生エンベロープ信号が得
られる期間のみ,モータドライバへの信号入力回路に設
けたスイッチを開状態とし、録再磁気ヘッドより再生エ
ンベロープ信号が得られない期間は、スイッチを閉状態
とし、さらにPWM出力を発生させないようにすること
によって、PWM波に含まれた高周波域の信号成分が空
間を伝播しシリンダ内の録再磁気ヘッドにノイズ信号と
して混入することを防止できる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図5を用いて本発明のシリンダ
モータ制御装置の実施例の説明を行う。
【0009】図1は、本発明に係る磁気記録再生装置に
おける磁気テープ走行を示したブロック図である。
【0010】図中(1)は磁気テープであり、(2)は
シリンダである。該磁気テープ(1)はシリンダ(2)
に対して90°強の巻き付け角度で巻き付けられてお
り、磁気テープ走行方向(3)に走行している。(4)
は+アジマス録再磁気ヘッドであり、(5)は−アジマ
ス録再磁気ヘッドである。+アジマス録再磁気ヘッド
(4)と−アジマス録再磁気ヘッド(5)は互いに18
0°離れて取り付けられており、シリンダ(2)の円周
上を回転することにより磁気テープ(1)に対してデジ
タルデータ信号、パイロット信号、サブコード信号の記
録再生が行われる。
【0011】(6)はシリンダモ−タドライバ、(7)
はシリンダモータであり、シリンダモ−タドライバ
(6)により記録または再生時に各々最適な電圧がシリ
ンダモータ(7)に印加され、シリンダの回転の制御が
行われる。(8)はキャプスタンであり、これを介して
磁気テープ(1)が駆動される。
【0012】さらに、記録または再生時に各々最適な電
圧が巻取りリールモータ(9)に印加されることにより
巻取りリール(10)が回転し、磁気テープ(1)は巻
取りリール(10)に巻取られる。
【0013】図2は磁気テープ(1)上のトラックパタ
ーンを示した図である。
【0014】図中、(11)は磁気ヘッド走行方向、
(12)はディジタル信号記録エリア、(13)及び
(14)はパイロット信号記録エリア、(15)及び
(16)はサブコード信号記録エリアである。
【0015】磁気テープ(1)は磁気テープ走行方向
(3)に走行し+アジマス録再磁気ヘッド(4)、−ア
ジマス録再磁気ヘッド(5)は磁気ヘッド走行方向(1
1)に走査されることにより磁気テープ(1)上には斜
め方向のトラックパターンが形成される。
【0016】トラックは5つの領域に分割されており、
中央部にデジタル信号記録エリア(12)、その両側に
パイロット信号記録エリア(13)、(14)、さらに
その両側にサブコード信号記録エリア(15)、(1
6)が設けられている。
【0017】図4は、本発明の磁気記録再生装置に係る
シリンダサーボ系のブロック図である。
【0018】図中、(17)はシリンダモータであり、
シリンダモータドライバ(18)の指令により駆動され
る。(19)はFGであり、シリンダモータ(17)に
取り付けて回転数の検出を行う。(20)は速度制御回
路であり、FG(19)の出力信号を基準周期と比較す
る。(21)はPWM発生器であり、速度制御回路(2
0)の出力信号をパルス幅変調を行なうことでPWM波
の速度誤差信号の生成を行う。
【0019】また、(22)はPGであり、シリンダモ
ータ(17)に取り付けて回転位相の検出に用いる。
【0020】(23)はSWP生成回路であり、PG
(21)の出力信号からヘッドスイッチングパルスを生
成する。さらに、この信号をPG遅延回路(24)を介
して位相制御回路(25)に出力する。位相制御回路
(25)で、基準位相と比較し、PWM発生器(26)
によりパルス幅変調を行なうことでPWM波の位相誤差
信号の生成を行う。
【0021】また、(27),(28)はロ−パスフィ
ルタである。
【0022】(29)は位相補償回路であり、上述の位
相誤差信号と速度誤差信号をそれぞれロ−パスフィルタ
(27),(28)を通して、加算し、位相補償回路
(29)で位相補償を行った後、シリンダモータドライ
バ(18)へフィードバックする間に、スイッチ(3
0)を設け、さらにシリンダモータドライバ(18)側
にホールドコンデンサによりモータドライバ入力信号の
電圧値を保持する信号保持部(31)を設ける。
【0023】而して、図5に示すタイミングチャートの
ように、ヘッドスイッチングパルス(32)を1/2に
分周しスイッチ制御信号(33)を生成し、スイッチ
(30)に出力する。
【0024】スイッチ(30)は、上述のスイッチ制御
信号(33)によりON/OFF制御され、Aヘッドよ
り再生エンベロープ信号(34)が得られる期間T1は
OFF状態となり、速度制御PWM波発生回路(21)
および位相制御PWM波発生回路(26)の動作は停止
させる。
【0025】このとき、スイッチがOFFされる直前の
電圧が信号保持部(31)に保持されており、この電圧
でシリンダモータドライバ(18)は制御される。
【0026】Aヘッドより再生エンベロープ信号(3
4)が得られないT2期間、スイッチ(33)はON状
態となり、速度制御PWM波発生回路(21)および位
相制御PWM波発生回路(26)の動作を行う。
【0027】Bヘッドより再生エンベロープ信号(3
4)が得られるT3期間、スイッチ(32)はOFF状
態となり速度制御PWM波発生回路(21)および位相
制御PWM波発生回路(26)の動作は停止させる。
【0028】このとき、スイッチ(32)がOFFされ
る直前の電圧が信号保持部(31)に保持されており、
この電圧でモータドライバ(18)は制御される。
【0029】Bヘッドより再生エンベロープ信号(3
4)が得られないT4期間、スイッチ(32)はON状
態となり、速度制御PWM波発生回路(21)および位
相制御PWM波発生回路(26)の動作を行う。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、シリンダ
の回転数と回転位相信号に基づいて得られた信号より生
成された速度制御信号と位相制御信号のPWM波が、シ
リンダ内の2個の録再磁気ヘッドが磁気テープに対接さ
れている期間はOFFされることになり、このPWM波
に含まれている高周波域の信号成分が空間を伝播しシリ
ンダ内の磁気ヘッドにノイズ信号として混入しなくなる
ために、録再磁気ヘッドから得られる信号のS/N比が
向上する。また、再生デジタルデータ信号のエラーレー
トも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置のブロック構成図。
【図2】R−DATのトラックパターン図。
【図3】従来のシリンダサーボ系のブロック構成図。
【図4】本発明のシリンダサーボ系のブロック構成図。
【図5】本発明のシリンダサーボ系のタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
1.磁気テープ 2.シリンダ 3.磁気テープ走行方向 4.+アジマス録再磁気ヘッド 5.−アジマス録再磁気ヘッド 6.シリンダモータドライバ 7.シリンダモータ 8.キャプスタン 9.リールモータ 10.巻取りリール 11.磁気ヘッド走行方向 12.ディジタル信号記録エリア 13.パイロット信号記録エリア 14.パイロット信号記録エリア 15.サブコード信号記録エリア 16.サブコード信号記録エリア 17.シリンダモータ 18.シリンダモータドライバ 19.FG 20.速度制御回路 21.PWM発生器 22.PG 23.スイッチングパルス発生回路 24.PG遅延回路 25.位相制御回路 26.PWM発生器 27.ロ−パスフィルタ 28.ロ−パスフィルタ 29.位相補償回路 30.スイッチ 31.信号保持部 32.ヘッドスイッチングパルス 33.スイッチ制御信号 34.再生エンベロープ信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁気ヘッドを有するシリンダの周
    囲に磁気テープを巻き付け、当該シリンダをシリンダモ
    ータにより回転させることで上記磁気テープに記録また
    は再生を行う磁気記録再生装置において、上記シリンダ
    モータを駆動するシリンダモータドライバと、当該シリ
    ンダモータドライバに入力する制御信号をパルス幅変調
    波で生成するPWM発生器と、上記シリンダモータドラ
    イバへの制御信号を入力する回路の開閉を行うスイッチ
    と、該スイッチのシリンダモータドライバ側に取り付け
    られた信号保持部を有し、上記磁気ヘッドより再生エン
    ベロープ信号が得られる期間は上記スイッチを開状態に
    するとともに上記PWM発生器から信号を発生させない
    ようにし、上記磁気ヘッドより再生エンベロープ信号が
    得られない期間は上記スイッチを閉状態にするとともに
    上記PWM発生器から信号を発生させるようしたことを
    特徴とするシリンダモータ制御装置。
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