JPS60160042A - ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の利用分野〉 本発明はビデオテープレコーダにおいて一１静止画、ス
ローモーション画像等の特殊再生を行う場合にテープを
正しい位置に正確に停止させるためのＶＴＲ用テープ停
止位置制御装置に関し、特にキャプスタンモータの回転
に同期した速度検出器の出力信号を積分して得たテープ
位置信号に従ってテープを停止させる装置に関する。

〈発明の背景〉 ビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと称す）におい、て
、特殊再生を行う場合、テープを再生すべき画像トラッ
クに対応する正しい位置に高精度に停止されることがノ
イズのない良好な再生画像を得るために必要である。

このようなテープ位置制御方法の従来の典型例を第１図
、第２図を参照して説明する。

第１図は従来のＶＴＲ用テープ停止位置制御装置の典型
例のブロック図、第２図はその動作を説明するためのタ
イミングチャートである。

第１図において、システムコントローラ１はブレーキ指
令信号及びモータスタート信号を出力し、七ノ°マルチ
回路２はテープに記録されたコントロール信号（第２図
（ハ））をその反転クロック端子ＧＫに入力し、静止画
指令又はスロー再生指令に対応するブレーキ指令信号（
第２図（ロ））をリセット端子ＲＥＳに入力する。

モノマルチ回路２はブレーキ指令信号によりリセット状
態となるとその後に到来するコントロール信号、即ち、
テープのトラックｎ＋４に対応するコントロール信号に
応答してトリガされ第２図（ニ）に示すように一定時間
中のパルスをそのＱ出力より出力する。ここでビデオテ
ープは２トラツクで１フレームを構成し、従って２トラ
ツク毎にコントロール信号が記録されているものとする
。

このパルスの巾は可変抵抗４とコンデンサ６から成るス
ロートラッキングコントローラにより調整される一定時
間である。この出力パルスはブレーキ信号発生用モノマ
ルチ回路８の反転クロック入力ＧＫに与えられその立下
りに応答してモノマルチ回路８をトリガすると共に、モ
ータのサーボカット信号発生用のフリップフロップ回路
１４のセット入力に与えられる。従って、フリップ７０
ツブ回路１４はモノマルチ回路２の出力信号の立下りに
応答してセットされ、サーボカット信号（第２図（ト）
）をノーマルサーボ回路１５に与え、モータ１８のサー
ボ動作を停止する。

モノマルチ回路８はモノマルチ回路２の出力によりトリ
ガされると、第２図（ホ）に示す様に、抵抗１０とコン
デンサ】２により定まる一定時間中のパルス状のブレー
キ信号をそのＱ出力より出力し、ブレーギドライバ１６
を介してキャプスタンモータ１８に与えてモータを制動
する。このとき、フリップ７０ツブ回路１４はモータの
サーボカット信号を出力しているため、モータの制動中
、モータのサーボ動作をカットする。従ってモータ速度
はブレーキ信号により第２図（チ）に示す様に減速して
停止しテープをトラックｎ＋４に対応する位置に停止さ
せるこの様に静止画又はスロー再生指令が発せられた直
後のコントロール信号に対応するトラック位Ｉにテープ
は停止され、ブレーキ開始タイミングはモノマルチ回路
２の出力パルスの時間巾により決定される。

尚、サーボカット信号はモータスタート信号によりフリ
ップ７０ツブ１４をリセットすることにより消滅し、モ
ータ１Ｂは再び駆動される。

この回路構成によれば、主としてモノマルチ回路で構成
されているため部品数が少なく構成が簡単であるが以下
の様な欠点を有している。

（１）　モノマルチ回路２はコントロール信号によりト
リガされるため、テープに記録されているべきコントロ
ール信号が抜けていたり、またコントロール信号が記録
されていない場合にはモノマルチ回路８はトリガされず
ブレーキ信号が発生されない。

（２）　ブレーキ開始タイミングはコントロール信号発
生後のモノマルチ２の出力パルスの時間中により決定さ
れるため、テープ速度モードが変わった場合は出力パル
スの巾をスロートラッキングコントローラ４．６により
調整する必要がある。またテープ速度が負荷の変動等に
より変動した場合にはテープを正しい位■に停止できな
い。

（３）　コントロール信号に応答して所定時開経過後に
ブレーキ動作を行うため、フントロール信号の前後に渡
り連続的に停止動作をすることができない。

〈発明の目的〉 本発明の目的は、従来のビデオテープ停止位置制御装置
の上記欠点を除去することである。

〈発明の概要〉 本発明はこの様な目的を達成するため、キャプスタンモ
ータの回転に同期した速度検出器の出力信号を積分して
得たテープ位置信号に従って、モータに制動をかける時
期を決定するようにしたものである。

〈発明の実施例〉 本発明の典型的実施例を第３図、第４図を用いて詳報に
説鳴する。第３図は本発明によるＶＴＲＴＲ−プ停止位
置制御装置の典型的実施例のブロツク図であり、第４図
はその動作を説明するタイムチャートである。

第３図において、２０〜２４は速度検出器であり、２０
はキャプスタンモータ６６と同期して回転する回転板で
周辺部に交互にＮ極及びＳ極の磁極片２２が所定の角度
間隔毎に配置されている。

２２は検出ヘッドであり、第４図（ロ）に示す様に磁束
密度の変化即ち、モータ速度に振幅が比例した信号を出
力する。検出ヘッドの出力信号は増幅器２６を介してＦ
／Ｖ　（周波数／電圧）変換回路（ここでは全波整流回
路）２８に与えられ、第４図（ハ）に示すようにモータ
速度に比例した電圧が出力される。Ｆ／Ｖ変挽回路２Ｂ
の出力はドライブウィンドウ信号により開ｆｆ　１ｉｌ
Ｊ　ｍされる電子スイッチ３０を介して積分器、例えば
ミラー積分器３４に与えられる。尚、検出ヘッドとして
磁気抵抗素子を用いれば磁束の存在に応答して一定振幅
の信号が出力され、その周波数はテープ速度に比例する
ため、該出力信号を微分回路を介して電子スイッチ３０
に与えるようにしても良い。

従って、積分器の出力値はテープの走査位置を示すこと
となる。積分器の出力信号は、テープ位置信号としてテ
ープのトラックにおけるブレーキ開始位置を示すスロー
トラッキングコントローラ５４の設定電圧Ｖ８　と積分
器の出力電圧とを比較する比較器５２に与えられ、比較
器５２は積分器の出力電圧が設定電圧ｖ８　以上の間第
４図（す）に示すように出力を出す。

比較器５２の出力電圧はモノマルチ回路６０に与えられ
、その立下りに応答してモノマルチ回路６０はブレーキ
信号をブレーキドライバ６４を介してキャプスタンモー
タ、に与えることができる。

積分器３４の出力は更に比較器５６に与えられ、直流型
［５Ｂの所定レベルの電圧■１と比較される。比較器５
６の出力はコントロール信号と共にオア回路３６に与え
られ、オア回路の出力は電子スイッチ４０の制御電極４
１に与えられる。電子スイッチ４０は、比較１５Ｂの出
力又はコントロール信号が制御電極４１に印加されてい
る間、開成される。コントロール信号は更に電子スイッ
チ４４の制御電極４５に与えられ、コントロール信号が
存在する周、電子スイッチ４４の可動片を端子４７側に
投入し、存在しない間端子４６側に投入する。電子スイ
ッチの端子４６．４７はそれぞれ直流電源４８．５０に
接続され、可動片は電子スイッチ４０を介して積分器３
４に接続されている。

従って、積分器は比較器５６からの出力が到来する毎に
リセットされ、その積分出力はリセット時に電圧Ｖ１か
ら、直流電源４８（出力電圧Ｖ２）、５０（出力電圧Ｖ
ａ）の直列接続電源より与えられる電圧（Ｖ２十Ｖ３）
のレベルに上昇して、このレベル変化を一周期とする鋸
歯状波が得られる。

そして、この鋸歯状波の一周期がビデオトラックの２ト
ラック分に対応するよう調整される。

システムコントローラ６８はブレーキ指令信号をモノマ
ルチ回路６０の制御端子に与え、その出力信号を有効と
するもので、従って、ブレーキ指令信号が与えられてい
る間のみモノマルチ回路６０は比較器５２の出力信号に
応答してブレーキ信号（第４図（ヌ））を出力すること
となる。プ、レーキ信号はアンド回路７２の反転入力に
与えられると共にフリツプフロツプ回路７０のセット入
力に与えられてそれをセット状態とし、サーボカット信
号（第４図（オ））をノーマルサーボ回路７４に与えモ
ータ６６のサーボ動作を停止する。

サーボカット信号は更にアンド回路７２に与えられ、従
って、アンド回路はブレーキ信号が存在せず、かつサー
ボカット信号が存在する間のみ、ドライブウィンドウ信
号（第４図（ワ））を出力して電子スイッチ３１の制御
人力３１に与え、その間可動片３２を開放する。フリツ
プフロツプ回路７０はシステムコントローラ６８からの
モータスタート信号（第４図（ル））の立下りによりリ
セットされてサーボカット信号を停止し、モータをサー
ボ駆動し始める。

次にテープ停止動作を説明する。今、テープが一定速度
で走行しているとすると、積分器３４はＦ／Ｖ変換器２
４の出力信号を積分するため第４図（ト）に示すように
その出力は直線状に減少し、その値は常にテープの対応
するトラックにおける走査位置を示づ。積分器の出力値
がテープの走行と共に減少し続けて時刻ｔ１において電
圧■１と等しくなると、比較器５６は第４図（チ）に示
す様に出力パルスを発生しオア回路３６に与える。

ここでオア回路３６は頁の論理信号が少なくとも一方の
入力に入ると出力信号を出すものである。

従ってオア回路は比較器５６の出力パルスに応答して出
力パルスを電子スイッチ４０の制御端子４１に与え、可
動片４２を閉成する。このとき−子スイッチ４４はその
制御電極４５にコントロール信号が与えられていないた
め可動片は端子４６に投入されており、従って直流電１
１４８．５０を直列に接続した電圧Ｖ２−１−Ｖ３が電
子スイッチ４４．４０を介して積分器３４に与えられそ
の出力電圧をＶ２　＋Ｖａにセットする。その後、テー
プの走行に従い積分器の出力電圧はＶ２＋Ｖ３より減少
する。やがて対応するトラック（ここではトラックｎ＋
４）のコントロール信号が時刻ｔ２において与えられる
と、その間、電子スイッチ４４の可動片を端子４７に投
入すると共に、オア回路３６を介して電子スイッチ４０
を閉成する。

従って直流電源５０の出力電圧■３が積分器に与えられ
その出力電圧を■３にクランプする。ここで電圧Ｖ３は
対応するトラックにおけるコントロール信号の存在する
位置を示しているものである。

従って、積分器の出力電圧はコントロール信号に応答し
て常に正しい値にクランプされる。こうして、積分器３
４の出力値は常に対応するトラックの位置に示すことと
なり、その鋸歯状波の周期は２トラック分に相当するも
のである。

その後、積分器３４の出力電圧は減少し、やがて時刻ｔ
３においてスロートラッキングコントローラ５４の設定
電圧Ｖｓ　に等しくなると、比較器５２は出力信号を第
４図（す）に示すように出力する。即ち、比較器５２は
積分器の出力電圧が設定電圧■８　以上の間、出力信号
を発生し、モノマルチ回路ＢＯに与える。ところで、今
、モノマルチ回路６０にはブレーキ指令信号が与えられ
ていないためブレーキ信号は出力されず、モータ８６は
駆動され続ける。

次に時刻ｔ４において、ブレーキ指令信号が印加される
と、モノマルチ回路６０は出力信号を出すことが可能と
される。即ち、時刻ｔ９において、積分器３４の出力電
圧がコントロール信号により電圧Ｖ３にクランプされた
後、時刻ｔ７で電圧ｖ３に減少すると、比較器５２【よ
出力信号をモノマルチ回路６０に与える。従ってモノマ
ルチ回路６０は比較器５２の出力信号の立下りに応答し
て時刻ｔ７においてブレーキ信号（第４図（ヌ））をブ
レーキドライバ６４に与えモータの制動を開始する。

ブレーキ信号は同時にアンド回路７２に与えられると共
に、フリップフロップ回路７０に与えられてそれをセッ
ト状態とし、サーボカット信号（第４図（オ））を出力
させる。従って、モータ６６のサーボ動作は停止し、モ
ータは減速し始める。

従ってモータは時刻ｔ８において停止し、テープを対応
するトラックｎ＋４の適正な走査位置で停止し良好な画
像の再１を実現する。

尚、ブレーキ信号の時間巾はスロートラッキングコント
ローラ６２により適当な長さに調整される。

サーボカット信号は更にアンド回路７２に与えられ、ア
ンド回路７２はブレーキ信号の立下りに応答してドライ
ブウィンドウ信＠（第４図（ワ））を電子スイッチ３１
に出力し、その可動片３２を開く。従って積分器３４の
入力はＦ／Ｖ変挽回路２８の出力から切り離される。従
って、モータの停止後、積分器の出力値がＦ／Ｖ変挽回
路のドリフト等により変動して再びモータが駆動される
という誤動作が防止される。

その後、システムコントローラ６８よりモータスタート
信号が出力されるとフリップフロップ回路７０はリセッ
トされ、サーボカット信号が消滅するため、モータのサ
ーボ動作が開始されモータを駆動する。更にドライブウ
ィンドウ信号が消滅して電子スイッチ３１を再び閉成す
るため積分器３４はＦ／Ｖ変挽回路２８の出力信号を再
び積分し始める。

〈発明の効果〉 この様に、モータＢ６の制動は、比較器３４の出力電圧
が所定の設定電圧ｖ３に達したとき、即ち走査位置が対
応するトラックの所定の位置に達したときに開始される
ため、テープ速度に無関係に常に一定の走査位置に対応
プ゛るトラックを停止することができる。

また、コントロール信号が対応するトラックに欠如して
いても、積分器の出力信号は比較器５６により２トラツ
ク毎に所定の値Ｖ２＋Ｖ３にセットされ、Ｆ／Ｖ変換器
２８の出力に従い減少されるため常に対応するトラック
の正しい走査位置を示すこととなるため、正確にテープ
を停止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のＶＴＲ用テープ停止位置制御装置のブロ
ック図、第２図は１１１図における動作を説明するため
のタイムチャート、第３図は本発明によるＶＴＲ用テー
プ停止位置制御装置の回路図、第４図は第３図における
動作を説明するためのタイムチャ−トである。 代理人　浅　村　皓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 特殊再生動作の指示に応じて再生すべきビデオトラック
   内に定められた特殊再生開端位置で走行するビデオテー
   プを停止させるようにしたビデオテープレコーダであっ
   て、テープ駆動用キャプスタンモータの回転速度を検出
   して振幅がモータの回転速度に対応する速度検出信号を
   出力する速度検出手段と、前記速度検出信号を用いて振
   幅値がビデオテープの走行方向における位置を表わし且
   つ振幅変化率がテープ走行速度を表わす鋸歯状波信号を
   発生する積分手段と、前記鋸歯状波信号の振幅値が所定
   値となったことを検出して前記キャプスタンモータの停
   止を指示する制御信号を出力する停止制御手段と、特殊
   再生動作指示に応じて前記停止制御手段を動作可能にす
   る動作制限手段とを具備することを特徴とするビデオテ
   ープレコーダ。