JPS6215885Y2 - - Google Patents

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JPS6215885Y2
JPS6215885Y2 JP5950781U JP5950781U JPS6215885Y2 JP S6215885 Y2 JPS6215885 Y2 JP S6215885Y2 JP 5950781 U JP5950781 U JP 5950781U JP 5950781 U JP5950781 U JP 5950781U JP S6215885 Y2 JPS6215885 Y2 JP S6215885Y2
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JP
Japan
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speed
tape
control
tape recorder
retrigger
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JP5950781U
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JPS57173155U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、音声用またはビデオ用などのテープ
レコーダに関し、特にテープレコーダの速度制御
装置に関する。
従来、この種のテープレコーダにおけるテープ
の速度制御には、第1例として、テープレコーダ
の速度制御の基準となるブレーキ特性を考慮し、
その特性と実際の速度変化との対応で早送りまた
は巻戻しの制御を行う方法、第2例として、テー
プレコーダのリールモータに対し、あらかじめ基
準となる走行速度に対応した電圧などの信号を外
部から供給して早送りまたは巻戻しの制御を行う
方法、そして第3例としてキヤプスタンのスピー
ドを変える方法などがあつた。
ところが、第1例場合、通常ブレーキ特性のパ
ターンが2〜3種類しかなく、希望する速度が数
種類にもおよぶような場合には、テープレコーダ
に対し速度に応じた適確な制御が出きなくなり走
行状態が不安定になつたり、ブレーキ特性に経時
変化が生じたときの対応がむずかしい等の欠点を
もつ、第2例の場合、リールに巻かれているテー
プの量によつてリールモータの負荷状況が変化
し、回転数が一定とならない欠点をもつ、第3例
の場合、キヤプスタンを使用するため回転精度は
高いが高速にすることがむずかしいこと、または
テープレコーダ自身でキヤプスタンスピード制御
を行なわなければならないことなどの欠点をもつ
ている。
したがつて、本考案の目的は、テープレコーダ
の走行速度に比例して発生する矩形波を使用し
て、テープの走行速度を制御することによりテー
プレコーダのブレーキ特性やテープ径の大小など
に関係なく希望するテープ速度を得ることができ
るテープレコーダの速度制御装置を提供すること
である。
本考案によれば、テープレコーダ内部にフオト
センサーまたは磁気センサーなどの検出素子を用
いて、テープの走行速度に比例した繰りかえし周
期をもつ矩形波の電気信号をとりだし、この電気
信号を、リトリガーモノステーブルマルチバイブ
レータに与え、希望する速度に対応した時間幅を
もつ矩形波を発生させ、この矩形波のハイレベル
期間とローレベル期間をそれぞれ、早送り制御ま
たは巻戻し制御に対応させるようにして速度制御
することにより、一定の速度制御を行うテープレ
コーダの速度制御装置が得られる。
次に本考案の一実施例の図面を参照して本考案
を詳細に説明する。第1図は、本考案の一実施例
を示すブロツク図であり、テープ速度に応じて、
回転するテープタイマ用ローラ1と同軸のスリツ
ト2を通過する光をフオトセンサー2′により検
出し、ここで光信号を電気信号に変換しタイマー
パルスを得る。電気信号に変換されたタイマーパ
ルスは、波形成形回路3に入り、波形成形回路で
は、矩形波4を得る。矩形波4は、第2図aに示
す通り速度に比例したパルス幅をもち、リトリガ
ーモノステーブルマルチバイブレータ5に入力さ
れる。一方、希望の速度に応じた電圧が端子5′
から供給されており、これに応じてリトリガーマ
ルチバイブレータ5のリトリガーされる幅が設定
される。リトリガーモノステーブルマルチバイブ
レータ5からの出力パルスの幅は端子5′からの
速度制御に対応するものとなる。リトリガーモノ
ステーブルマルチバイブレータ5に矩形波4によ
るトリガーが与えられると矩形波4の入力に対応
して第2図bに示すような信号が得られることに
なる。すなわち、テープ速度が速くなつてタイマ
パルスの周期が小さくなつていつても、あらかじ
め設定された周期t以内になるとマルチバイブレ
ータ5の出力は極性が変化しなくなる。つまり、
矩形波4によつてリトリガーモノステーブルマル
チバイブレータ5が動作中に、さらに矩形波4に
よりトリガーが入力されると入力された時点から
再度動作が開始することになるので、モノステー
ブルマルチバイブレータ5の出力波形は連続信号
(第2図bの21の部分)になる。矩形波4の周
期が周期tより長くなると断続信号(第2図bの
22の部分)になる。
このようにして得られたリトリガーモノステー
ブルマルチバイブレータ5の出力信号6のローレ
ベル期間、ハイレベル期間をテープ進行方向が順
方向のときは、早送り制御および巻戻し制御にそ
れぞれ対応させ、他方テープ進行方向が逆方向の
ときはこの逆に対応させてテープレコーダの制御
をすることにより目的とする一定の速度制御がで
きることになる。このためゲート回路7が設けら
れる。
第1図におけるゲート回路7は速度制御を行う
方向により早送り、巻戻しの制御とリトリガーモ
ノステーブルマルチバイブレータの出力レベルと
の対応を切替えるものであり、早送り方向で速度
制御するときは入力端子8に、また巻戻し方向で
速度制御をするときは入力端子9にそれぞれゲー
ト信号を与えてやればよい。
第3図は、本考案による制御装置にて制御され
た場合のテープレコーダの制御特性を示したもの
であり、信号4はマルチバイブレータ5の入力で
あり、信号6はその出力である。速度Vはテープ
レコーダの速度変化を表わし、信号F/Rは早送
りと巻き戻しの制御が行なわれる比を示してい
る。第3図から明らかなようにテープレコーダの
速度は設定速度に収束してゆく。
本考案は、以上説明したように、テープレコー
ダの走行速度に比例して発生する矩形波を使用し
てテープの走行速度を制御することによりテープ
レコーダに対して希望する速度が任意に決められ
るだけでなく適確な制御を可能とする効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のブロツク図、第
2図は矩形波出力パルスとリトリガーモノマルチ
の出力パルスとの相関を示すタイムチヤート、第
3図は実施例における動作を示すタイムチヤート
である。 図で、1……タイマーローラ、2……スリツ
ト、2′……フオトセンサー、3……波形成形回
路、4……矩形波、5……リトリガーモノステー
ブルマルチバイブレータ、6……リトリガーモノ
ステーブルマルチバイブレータの出力波形、7…
…ゲート回路、8……早送り方向のゲート回路、
9……巻戻し方向のゲート回路、10……テープ
レコーダコントロール信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープ速度に応じた周波数をもつ速度検出信号
    を作る手段と、前記速度検出信号をクロツクとし
    て受けリトリガー時間が外部からの制御信号に応
    じて変わるリトリガーマルチバイブレータと、前
    記マルチバイブレータの出力のローレベルの期間
    とハイレベルの期間をそれぞれ表わす信号をテー
    プの進行方向に応じて切替えてそれぞれ出力する
    ゲート回路とを具備し、前記ゲート回路からの2
    つの信号をそれぞれ早送り制御及び巻き戻し制御
    に対応させることを特徴とするテープレコーダの
    速度制御装置。
JP5950781U 1981-04-24 1981-04-24 Expired JPS6215885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5950781U JPS6215885Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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JP5950781U JPS6215885Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS57173155U JPS57173155U (ja) 1982-11-01
JPS6215885Y2 true JPS6215885Y2 (ja) 1987-04-22

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ID=29855860

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JP5950781U Expired JPS6215885Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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JPS57173155U (ja) 1982-11-01

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