JP2009017687A - ディスク回転装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ブレーキモードの切替え数が少なくでき、かつ回転しているディスクを迅速に停止させることができるディスク回転装置を提供する。
【解決手段】 モータ制御指令発生部10から出力されたブレーキ指令信号(S2)、回転周期測定部9から出力された回転パルス信号(S1)の1パルスの時間及びブレーキ処理周期生成部11から出力されたブレーキ処理周期信号(S3)に基づいて、スピンドル3の回転を低減させるショートブレーキと、スピンドル3を逆回転させてスピンドルの回転を低減させる逆転ブレーキとを切替える割合を決め、ブレーキ処理周期(Ta)に対する逆転ブレーキ作動期間(Tb)をデューティ比d(Tb/Ta)とするとき、ブレーキ切替信号発生部12からデューティ比dに応じたブレーキ切替信号(S4)をモータ制御指令発生部10に供給して、モータ制御指令発生部10から前記ブレーキ指令信号を出力させる構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 モータ制御指令発生部10から出力されたブレーキ指令信号(S2)、回転周期測定部9から出力された回転パルス信号(S1)の1パルスの時間及びブレーキ処理周期生成部11から出力されたブレーキ処理周期信号(S3)に基づいて、スピンドル3の回転を低減させるショートブレーキと、スピンドル3を逆回転させてスピンドルの回転を低減させる逆転ブレーキとを切替える割合を決め、ブレーキ処理周期(Ta)に対する逆転ブレーキ作動期間(Tb)をデューティ比d(Tb/Ta)とするとき、ブレーキ切替信号発生部12からデューティ比dに応じたブレーキ切替信号(S4)をモータ制御指令発生部10に供給して、モータ制御指令発生部10から前記ブレーキ指令信号を出力させる構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スピンドルの回転によりディスクを回転させるディスク回転装置に係り、特に回転しているディスクを迅速に停止させることのできるディスク回転装置に関する。
光ディスクなどのディスク状記録媒体(以下、単にディスクと記す)への情報の記録又は再生時の情報の転送速度の向上に伴い、ディスクをより高倍速で回転させることが求められるようになってきた。
一方、記録又は再生時後は、回転しているディスクを迅速に停止し、次のディスクの記録又は再生時動作に速やかに移行することができるようにすることが求められている。このような要求に対応したディスク回転装置(モータ駆動装置)の一例は、特許文献1に記載されている。
一方、記録又は再生時後は、回転しているディスクを迅速に停止し、次のディスクの記録又は再生時動作に速やかに移行することができるようにすることが求められている。このような要求に対応したディスク回転装置(モータ駆動装置)の一例は、特許文献1に記載されている。
この特許文献1には、ディスク(モータの回転子)の回転数が記録又は再生時後に定常回転している状態から0(ゼロ)になる(すなわち、回転停止する)までの間を、第1の回転数になるまでの期間と、この第1の回転数よりも低い第2の回転数になるまでの期間とに分けたときに、ディスク(モータ)の回転を停止させる信号が入力された後は、モータの逆起電力によりその回転数を低減させるショートブレーキを使用するショートブレーキモードを作用させ、ディスク(モータ)の回転数が第1の回転数まで低下したとき、前記したショートブレーキと、ディスク(モータ)を逆回転させて低減させる逆転ブレーキとの2種類を併用するショートブレーキ/逆転ブレーキモードを作用させ、ディスク(モータ)の回転数が第2の回転数まで低下したとき、ショートブレーキを使用するショートブレーキモードを作用させ、最終的にショートブレーキモードを利用してディスク(モータ)の回転を停止させるディスク回転装置(モータ駆動装置)について記載されている。
しかしながら、ディスク(モータ)の回転数が第2の回転数まで低下したときは、ショートブレーキのみを用いてディスク(モータ)に衝撃を与えないで緩やかに停止させるようにしているので、ディスク(モータ)の回転を停止させるまでに時間を要していた。
このため、ディスクを迅速に停止させ、次のディスクの記録又は再生時動作に速やかに移行することができなかった。
また、ブレーキモードを2回切替える必要があり、ディスク回転装置を構成する各部に負荷を生じるため、誤動作を生じる場合もあった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、ブレーキモードの切替え数が少なくでき、かつ回転しているディスクを迅速に停止させることができるディスク回転装置を提供することを目的とする。
このため、ディスクを迅速に停止させ、次のディスクの記録又は再生時動作に速やかに移行することができなかった。
また、ブレーキモードを2回切替える必要があり、ディスク回転装置を構成する各部に負荷を生じるため、誤動作を生じる場合もあった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、ブレーキモードの切替え数が少なくでき、かつ回転しているディスクを迅速に停止させることができるディスク回転装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、スピンドル(3)の回転によりディスク(2)を回転させるディスク回転装置(1)において、前記スピンドルを回転させるスピンドルモータ(5)と、前記スピンドルの回転検出を行い、回転検出信号を出力する回転検出素子(4)と、前記回転検出素子から出力された前記回転検出信号から回転パルス信号を出力する周波数発生部(7)と、基準クロック信号を生成するクロック信号生成部(8)と、前記クロック信号生成部で生成された前記基準クロック信号に基づいて、前記周波数発生部から出力された前記回転パルス信号の1パルスの時間を算出する回転周期測定部(9)と、外部からの制御信号に基づいて、前記スピンドルを回転あるいは停止させる駆動信号を前記スピンドルモータに出力すると共に、前記スピンドルを停止させるブレーキ指令信号を出力するモータ制御指令発生部(10)と、一定時間間隔のパルスからなるブレーキ処理周期信号を出力するブレーキ処理周期生成部(11)と、前記モータ制御指令発生部から出力された前記ブレーキ指令信号、前記回転周期測定部から出力された前記回転パルス信号の1パルスの時間及び前記ブレーキ処理周期生成部から出力された前記ブレーキ処理周期信号に基づいて、前記スピンドルの回転を低減させるショートブレーキと、前記スピンドルを逆回転させて前記スピンドルの回転を低減させる逆転ブレーキとを切替える割合を決め、ブレーキ処理周期に対する逆転ブレーキ作動期間をデューティ比とするとき、前記デューティ比に応じたブレーキ切替信号を前記モータ制御指令発生部に供給して、前記モータ制御指令発生部から前記ブレーキ指令信号を出力させるブレーキ切替信号発生部(12)とを備えることを特徴とするディスク回転装置を提供する。
本発明によれば、モータ制御指令発生部から出力されたブレーキ指令信号、回転周期測定部から出力された回転パルス信号の1パルスの時間及びブレーキ処理周期生成部から出力されたブレーキ処理周期信号に基づいて、スピンドルの回転を低減させるショートブレーキとスピンドルを逆回転させてスピンドルの回転を低減させる逆転ブレーキとの切替える割合を決め、ブレーキ処理周期に対する逆転ブレーキ作動期間をデューティ比とするとき、デューティ比に応じたブレーキ切替信号をモータ制御指令発生部に供給して、モータ制御指令発生部からブレーキ指令信号を出力させるブレーキ切替信号発生部を備えているので、ブレーキモードの切替え数が少なくでき、かつ回転しているディスクを迅速に停止させることができる。
このため、ディスク回転装置のスピンドルの回転を迅速に停止させて、よって、回転しているディスクを迅速に停止させ、ディスク回転装置を構成する各部への負担が軽減され、次のディスクの記録又は再生時動作に速やかに移行することができる。
このため、ディスク回転装置のスピンドルの回転を迅速に停止させて、よって、回転しているディスクを迅速に停止させ、ディスク回転装置を構成する各部への負担が軽減され、次のディスクの記録又は再生時動作に速やかに移行することができる。
以下に本発明の実施形態に係るディスク回転装置について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるディスク回転装置のスピンドルモータ及びスピンドルモータ駆動回路を示すブロック図である。
本発明の実施形態におけるディスク回転装置は、光ディスク装置やハードディスクドライブ装置などのディスク媒体を回転させる装置に使用され、スピンドルを記録又は再生時時の定常状態から迅速に停止するまでの構成に特徴を有するものであるから、それ以外の構成については省略した。
図1は、本発明の実施形態におけるディスク回転装置のスピンドルモータ及びスピンドルモータ駆動回路を示すブロック図である。
本発明の実施形態におけるディスク回転装置は、光ディスク装置やハードディスクドライブ装置などのディスク媒体を回転させる装置に使用され、スピンドルを記録又は再生時時の定常状態から迅速に停止するまでの構成に特徴を有するものであるから、それ以外の構成については省略した。
図1に示すように、ディスク回転装置1は、光ディスク2を回転させるスピンドルモータ5と、このスピンドルモータ5を制御するスピンドルモータ駆動回路6とから構成されている。
スピンドルモータ5は、光ディスク2の中心孔に嵌め込むスピンドル(回転軸)3を備えて、スピンドル3の回転により光ディスク2を回転させる。また、スピンドルモータ5は、スピンドル3の回転数を検出して回転検出信号を出力する回転検出素子4を備えている。
回転検出素子4としては、例えば、ホール素子のような磁電変換素子やフォトカプラのような光電変換素子などを用いることができる。
スピンドルモータ5は、光ディスク2の中心孔に嵌め込むスピンドル(回転軸)3を備えて、スピンドル3の回転により光ディスク2を回転させる。また、スピンドルモータ5は、スピンドル3の回転数を検出して回転検出信号を出力する回転検出素子4を備えている。
回転検出素子4としては、例えば、ホール素子のような磁電変換素子やフォトカプラのような光電変換素子などを用いることができる。
スピンドルモータ駆動回路6は、周波数発生部7と、クロック信号生成部8と、回転周期測定部9と、モータ制御指令発生部10と、ブレーキ処理周期生成部11と、ブレーキ切替信号発生部12とから構成されている。
周波数発生部7は、回転検出素子4で検出された回転検出信号に基づいて、スピンドル3の回転数に応じた回転パルス信号S1を出力する。
クロック信号生成部8は、基準となるクロック信号を生成する。
回転周期測定部9は、クロック信号生成部8で生成されたクロック信号に基づいて、周波数発生部7から出力された回転パルス信号S1のパルス幅を1パルスの時間として随時出力する。
クロック信号生成部8は、基準となるクロック信号を生成する。
回転周期測定部9は、クロック信号生成部8で生成されたクロック信号に基づいて、周波数発生部7から出力された回転パルス信号S1のパルス幅を1パルスの時間として随時出力する。
モータ制御指令発生部10は、外部から供給される制御信号に基づいて、スピンドル3の回転が停止している状態から記録又は再生時するための定常回転させる駆動信号をスピンドルモータ5に出力し、或いはスピンドル3が記録又は再生時している定常状態からこのスピンドル3の回転を停止させる駆動信号をスピンドルモータ5に出力すると共に、スピンドル3を停止させるブレーキ指令信号S2を出力する。
ブレーキ処理周期生成部11は、一定時間間隔のパルスからなるブレーキ処理周期信号S3を出力する。
ブレーキ処理周期生成部11は、一定時間間隔のパルスからなるブレーキ処理周期信号S3を出力する。
ブレーキ切替信号発生部12は、モータ制御指令発生部10から出力されたブレーキ指令信号S2、回転周期測定部9から出力された回転パルス信号の1パルスの時間及びブレーキ処理周期生成部11から出力されたブレーキ処理周期信号S3に基づいて、スピンドルモータ5のコイルの端子間を短絡させることにより発生する逆起電力によりスピンドル3の回転を低減させるショートブレーキと、スピンドルモータに逆回転方向の電流を加えてスピンドル3の回転を低減させる逆転ブレーキとの切替える割合を決めて、その割合に応じたブレーキ切替信号S4をモータ制御指令発生部10に出力する。このブレーキの切替え割合については、後に詳述する。
<動作例>
次に、ディスク回転装置の動作について、図2を併せ用いて説明する。
図2は、本発明の実施形態におけるディスク回転装置の動作を説明する図である。
同図中(A)は、回転パルス信号S1、ブレーキ指令信号S2、ブレーキ処理周期信号S3及びブレーキ切替信号S4のタイミング時間を示す図であり、縦軸は各信号を示し、横軸は経過時間を示す。また、同図中(B)は、スピンドル3の回転数の時間変化を示す図であり、縦軸はスピンドル3の回転数を示し、横軸は経過時間を示す。
以下では、光ディスク2の記録又は再生時を行っていてスピンドル3が回転している状態で、スピンドル3の回転を停止させる信号が入力されてスピンドル3の回転を停止させる場合について説明する。記録又は再生時時のスピンドル3の回転数をN0とし、スピンドル3の回転を停止させるための信号が入力された時刻をT0とする。
次に、ディスク回転装置の動作について、図2を併せ用いて説明する。
図2は、本発明の実施形態におけるディスク回転装置の動作を説明する図である。
同図中(A)は、回転パルス信号S1、ブレーキ指令信号S2、ブレーキ処理周期信号S3及びブレーキ切替信号S4のタイミング時間を示す図であり、縦軸は各信号を示し、横軸は経過時間を示す。また、同図中(B)は、スピンドル3の回転数の時間変化を示す図であり、縦軸はスピンドル3の回転数を示し、横軸は経過時間を示す。
以下では、光ディスク2の記録又は再生時を行っていてスピンドル3が回転している状態で、スピンドル3の回転を停止させる信号が入力されてスピンドル3の回転を停止させる場合について説明する。記録又は再生時時のスピンドル3の回転数をN0とし、スピンドル3の回転を停止させるための信号が入力された時刻をT0とする。
図2(A)、(B)に示すように、時刻T0でモータ制御指令発生部10に外部から制御信号を供給されると、モータ制御指令発生部10からブレーキ切替信号発生部12にON状態になったブレーキ指令信号S2を出力する。
回転検出素子4は、スピンドル3の回転を検出して、回転検出信号を出力し、周波数発生部7に出力する。周波数発生部7では、回転検出素子4で検出された回転検出信号に基づいて、回転パルス信号S1を生成して回転周期測定部9に出力する。
回転パルス信号S1は、スピンドル3の回転を低減に伴って、時間の経過と共にパルス幅が広くなっている。
回転周期測定部9からは、クロック信号生成部8で生成された基準クロック信号に基づいて、回転パルス信号S1のパルス幅に基づいて1パルスの時間を算出する。
回転パルス信号S1は、スピンドル3の回転を低減に伴って、時間の経過と共にパルス幅が広くなっている。
回転周期測定部9からは、クロック信号生成部8で生成された基準クロック信号に基づいて、回転パルス信号S1のパルス幅に基づいて1パルスの時間を算出する。
ここで、ショートブレーキと逆転ブレーキとを切替えるブレーキの切替え割合について、詳細に説明する。
ブレーキ切替信号発生部12では、モータ制御指令発生部10から出力されたブレーキ指令信号S2に基づいて、ブレーキ処理周期生成部11で生成された一定時間間隔のパルス(ブレーキ処理周期)からなるブレーキ処理周期信号S3が出力されたタイミングで、回転周期測定部9から出力される回転パルス信号のパルス幅である1パルスの時間を抽出し、ブレーキ処理周期(Ta)を逆転ブレーキの作動期間(Tb)とショートブレーキの作動期間(Tc)に分けたときの、逆転ブレーキの作動時間(Tb)に割振る。ブレーキ処理周期(Ta)に対する逆転ブレーキ作動期間(Tb)をデューティ比d(Tb/Ta)とするとき、このデューティ比dに応じたブレーキ切替信号S4をモータ制御指令発生部10に出力する。
デューティ比dは、時刻T0直後では、小さく、時刻T0から時間が経過していくにつれて、スピンドル3の回転数の低減に伴い連続的に大きくなっていく。
この後、モータ制御指令発生部10からブレーキ切替信号S4に基づいた駆動信号をスピンドルモータ5に出力して、図2(B)に示すように、スピンドル3の回転数を連続的に低減させながら、時刻T1でスピンドル3の回転が停止する。
ブレーキ切替信号発生部12では、モータ制御指令発生部10から出力されたブレーキ指令信号S2に基づいて、ブレーキ処理周期生成部11で生成された一定時間間隔のパルス(ブレーキ処理周期)からなるブレーキ処理周期信号S3が出力されたタイミングで、回転周期測定部9から出力される回転パルス信号のパルス幅である1パルスの時間を抽出し、ブレーキ処理周期(Ta)を逆転ブレーキの作動期間(Tb)とショートブレーキの作動期間(Tc)に分けたときの、逆転ブレーキの作動時間(Tb)に割振る。ブレーキ処理周期(Ta)に対する逆転ブレーキ作動期間(Tb)をデューティ比d(Tb/Ta)とするとき、このデューティ比dに応じたブレーキ切替信号S4をモータ制御指令発生部10に出力する。
デューティ比dは、時刻T0直後では、小さく、時刻T0から時間が経過していくにつれて、スピンドル3の回転数の低減に伴い連続的に大きくなっていく。
この後、モータ制御指令発生部10からブレーキ切替信号S4に基づいた駆動信号をスピンドルモータ5に出力して、図2(B)に示すように、スピンドル3の回転数を連続的に低減させながら、時刻T1でスピンドル3の回転が停止する。
以上のように、本発明の実施形態によれば、デューティ比dを連続的に増加させてスピンドル3の回転を停止させるので、ブレーキモードの切替えが不要であり、かつ、ブレーキ指令信号S2が出力してからスピンドル3が停止するまで全ての時間で逆転ブレーキが作用するためスピンドル3の回転を迅速に停止させることができ、よって、回転している光ディスク2を迅速に停止できる。また、ブレーキモードの切替えが無いため、ディスク回転装置1を構成する各部への負担が軽減され、次の光ディスク2の記録又は再生時動作に速やかに移行することができる。
<他の動作例>
また、上記動作例では、ブレーキ指令信号S2が出力してからスピンドル3が停止するまで全ての時間で、スピンドルの回転数に応じてデューティ比dを変化させたが、スピンドルの回転停止動作中の一定期間のデューティ比を固定することも可能である。
一例として、図3に示すように、デューティ比dは、時刻T0経過からデューティ比dが10%以下である時刻T2の間では、デューティ比を10%に固定し、時刻T1前のデューティ比dが90%以下である時刻T3の間では、デューティ比dを90%に固定し、時刻T2からT3までの間では、デューティ比dを連続的に大きくしても良い。
この場合には、時刻T0直後の時間帯でのスピンドル3の回転の低減を早くすることができ、かつ、スピンドル3の回転が十分に低下した後に、逆転ブレーキの割合を一定にするので、逆転ブレーキによる逆回転の影響を少なくすることができるため、スピンドル3の回転をより短時間で停止することができる。
なお、本発明において回転するディスクとしては、上記した光ディスクに限らず、ホログラム記録ディスクなどのその他の各種ディスクでも良いことは勿論である。
また、上記動作例では、ブレーキ指令信号S2が出力してからスピンドル3が停止するまで全ての時間で、スピンドルの回転数に応じてデューティ比dを変化させたが、スピンドルの回転停止動作中の一定期間のデューティ比を固定することも可能である。
一例として、図3に示すように、デューティ比dは、時刻T0経過からデューティ比dが10%以下である時刻T2の間では、デューティ比を10%に固定し、時刻T1前のデューティ比dが90%以下である時刻T3の間では、デューティ比dを90%に固定し、時刻T2からT3までの間では、デューティ比dを連続的に大きくしても良い。
この場合には、時刻T0直後の時間帯でのスピンドル3の回転の低減を早くすることができ、かつ、スピンドル3の回転が十分に低下した後に、逆転ブレーキの割合を一定にするので、逆転ブレーキによる逆回転の影響を少なくすることができるため、スピンドル3の回転をより短時間で停止することができる。
なお、本発明において回転するディスクとしては、上記した光ディスクに限らず、ホログラム記録ディスクなどのその他の各種ディスクでも良いことは勿論である。
1…ディスク回転装置、2…光ディスク、3…スピンドル、4…回転検出素子、5…スピンドルモータ、6…スピンドルモータ駆動回路、7…周波数発生部、8…クロック信号生成部、9…回転周期測定部、10…モータ制御指令発生部、11…ブレーキ処理周期生成部、12…ブレーキ切替信号発生部
Claims (1)
- スピンドルの回転によりディスクを回転させるディスク回転装置において、
前記スピンドルを回転させるスピンドルモータと、
前記スピンドルの回転検出を行い、回転検出信号を出力する回転検出素子と、
前記回転検出素子から出力された前記回転検出信号から回転パルス信号を出力する周波数発生部と、
基準クロック信号を生成するクロック信号生成部と、
前記クロック信号生成部で生成された前記基準クロック信号に基づいて、前記周波数発生部から出力された前記回転パルス信号の1パルスの時間を算出する回転周期測定部と、
外部からの制御信号に基づいて、前記スピンドルを回転あるいは停止させる駆動信号を前記スピンドルモータに出力すると共に、前記スピンドルを停止させるブレーキ指令信号を出力するモータ制御指令発生部と、
一定時間間隔のパルスからなるブレーキ処理周期信号を出力するブレーキ処理周期生成部と、
前記モータ制御指令発生部から出力された前記ブレーキ指令信号、前記回転周期測定部から出力された前記回転パルス信号の1パルスの時間及び前記ブレーキ処理周期生成部から出力された前記ブレーキ処理周期信号に基づいて、前記スピンドルの回転を低減させるショートブレーキと、前記スピンドルを逆回転させて前記スピンドルの回転を低減させる逆転ブレーキとを切替える割合を決め、ブレーキ処理周期に対する逆転ブレーキ作動期間をデューティ比とするとき、前記デューティ比に応じたブレーキ切替信号を前記モータ制御指令発生部に供給して、前記モータ制御指令発生部から前記ブレーキ指令信号を出力させるブレーキ切替信号発生部と
を備えることを特徴とするディスク回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007177031A JP2009017687A (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | ディスク回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007177031A JP2009017687A (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | ディスク回転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009017687A true JP2009017687A (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=40357906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007177031A Pending JP2009017687A (ja) | 2007-07-05 | 2007-07-05 | ディスク回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009017687A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018155332A1 (ja) * | 2017-02-21 | 2018-08-30 | 株式会社デンソー | シフトレンジ制御装置 |
CN109713952A (zh) * | 2019-01-21 | 2019-05-03 | 上海艾为电子技术股份有限公司 | 一种erm马达的刹车方法和刹车控制系统 |
-
2007
- 2007-07-05 JP JP2007177031A patent/JP2009017687A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018155332A1 (ja) * | 2017-02-21 | 2018-08-30 | 株式会社デンソー | シフトレンジ制御装置 |
JP2018135919A (ja) * | 2017-02-21 | 2018-08-30 | 株式会社デンソー | シフトレンジ制御装置 |
CN109713952A (zh) * | 2019-01-21 | 2019-05-03 | 上海艾为电子技术股份有限公司 | 一种erm马达的刹车方法和刹车控制系统 |
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