JP2524786Y2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP2524786Y2
JP2524786Y2 JP1989055667U JP5566789U JP2524786Y2 JP 2524786 Y2 JP2524786 Y2 JP 2524786Y2 JP 1989055667 U JP1989055667 U JP 1989055667U JP 5566789 U JP5566789 U JP 5566789U JP 2524786 Y2 JP2524786 Y2 JP 2524786Y2
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capstan
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利明 入江
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Funai Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はビデオテープレコーダ(以下、「VTR」と
いう)に関し、特にスチルやスローのような特殊再生モ
ードにおいてキャプスタンモータの回転を制御する、VT
R(再生専用装置も含む)に関する。
〔従来技術〕
第4図は従来の4ヘッドVTRのブロック図である。図
示しないビデオテープは、デッキ1のキャプスタンモー
タ2によって走行される。キャプスタンモータ2は、キ
ャプスタンドライバ3の出力,横ゆれ補正信号およびド
ラムスピード指令信号によって回転が制御される。キャ
プスタンドライバ3には、特殊再生IC4からキャプスタ
ンモータ2を制御する正転,逆転または停止信号が与え
られる。また、サーボ回路5からはキャプスタンスピー
ド指令信号が与えられる。
スチルまたはスローのような特殊再生を行うとき、記
録された画像信号のフレーム毎にビデオテープの走行を
停止させる必要がある。そのため、従来より、スチル再
生またはスロー再生のとき、第5図に示すように、ビデ
オテープを1フレームの終了直前にキャプスタンモータ
2に逆転制動を加える。
すなわち、第4図に示す従来例においては、特殊再生
IC4は、キャプスタンモータ2からのFG信号を検出し
て、FG信号の周期が一定期間以上になったとき、停止寸
前と判断して、逆転指示から停止指示に切り換える。他
方、逆転指令は、第6図に示すように、1フレーム毎に
出力されるコントロール信号によってトリガされるモノ
マルチバイブレータからの出力の立ち下がりに応答して
出力される。このモノマルチバイブレータの時定数を変
更することによって、逆転開始のタイミングを調整でき
る。それがスロートラッキングである。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、第4図図示の従来技術では、特殊再生IC
4はキャプスタンモータ2からのFG信号に依存するタイ
ミングでドライバ3に逆転および停止指令を与えるの
で、FG信号毎にしかキャプスタンドライバ3を制御でき
ない。したがって、停止させるべきタイミングであるに
も拘わらず逆転指令を出力できず、1周期遅れた次のFG
信号の周期で逆転指令を出力することもある。その場
合、当然、フレーム終了と同期してビデオテープを停止
することはできず、再生画面上にノイズまたはちらつき
を生じる。
特に、FG信号の周波数はデッキによって個々に異なる
ものであり、それが低い周波数に設定されている場合、
FG信号の周期が長くなり、上述のようなFG信号の周期に
依存するタイミングの「ずれ」が大きくなる。また、3
倍モード(EPモード)では標準モード(SPモード)に比
べてFG信号の周波数が1/3であり、「ずれ」が特に顕著
に現れる。
したがって、従来の4ヘッドVTRでは、スチルやスロ
ーなどの特殊再生時において、ノイズレスのための逆転
/停止制御をしてもなお、再生画面上にノイズやちらつ
きを生じてしまうという問題があった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、スチルまたは
スローのような特殊再生モードにおいて、再生画面上の
ノイズやちらつきを防止することができる、VTRやビデ
オテーププレーヤを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、キャプスタンモータ、キャプスタンモー
タを駆動するドライバ、特殊再生モード時に逆転する前
記キャプスタンモータからFG信号を受けかつFG信号に基
づいてキャプスタンモータの停止信号を出力する信号出
力手段、停止信号を受けその出力タイミングを検出する
タイミング検出手段、出力タイミングが最小逆転時間の
経過前に検出されるとき最小逆転時間経過時に停止信号
をドライバに付与する第1信号付与手段、出力タイミン
グが最大逆転時間の経過後に検出されるであろうとき最
大逆転時間経過時に停止信号をドライバに付与する第2
信号付与手段を備える、ビデオテープレコーダである。
〔作用〕
信号出力手段は、特殊再生モード時に逆転するキャプ
スタンモータから与えられたFG信号に基づいてキャプス
タンモータの停止信号を出力する。この停止信号はタイ
ミング検出手段に与えられ、タイミング検出手段によっ
てその出力タイミングが検出される。そして、この出力
タイミングが最小逆転時間の経過前に検出されるとき
は、第1信号付与手段が最小逆転時間経過時に停止信号
をドライバに与える。一方、出力タイミングが最大逆転
時間の経過後に検出されるであろうときは、第2信号付
与手段が最大逆転時間経過時に停止信号をドライバに与
える。
〔考案の効果」 この考案によれば、スチルやスローなどの特殊再生モ
ードでは、ドライバが第1信号付与手段または第2信号
付与手段から出力された停止信号によって制御されるの
で、ビデオテープを1フレーム毎に正確に停止させるこ
とができる。したがって、特殊再生モードにおいても、
再生画面にノイズまたはばらつきが生じることはない。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図であ
る。VTR10はシスコンIC12を含み、このシスコンIC12に
よって全体の動作が制御される。そして、シスコンIC12
からは特殊再生IC14には、録画および再生などの通常モ
ードまたはスチルまたはスロー再生などの特殊再生モー
ドのためのモード指令信号が与えられる。このモード指
令信号はサーボ回路16にも与えられる。
サーボ回路16は、シスコンIC12から与えられたモード
指令信号に基づいて、キャプスタンスピードおよびドラ
ムスピードを設定する。そして、サーボ回路16からはキ
ャプスタンドライバ18にキャプスタンスピード指令信号
が与えられる。一方、キャプスタンドライバ18には、シ
スコンIC12から正転,逆転または停止信号が与えられ
る。したがって、キャプスタンドライバ18は、サーボ回
路16から与えられたキャプスタンスピード指令信号に基
づいて、シスコンIC12から与えられた正転,逆転または
停止信号に応じたドライブ電圧をデッキ20すなわちキャ
プスタンモータ22に出力する。
キャプスタンモータ22からのFG信号が特殊再生IC14に
フィードバックされる。そして、特殊再生IC14からは、
デッキ18から与えられたコントロール信号およびFG信号
ならびにシスコンIC12から入力されたモード指令信号に
基づいて、スチルまたはスロー再生時の正転,逆転また
は停止信号がシスコンIC12に与えられる。
シスコンIC12は、特殊再生IC14から与えられた正転,
逆転または停止信号に基づいて、キャプスタンドライバ
18に前述のような正転,逆転または停止信号のようなコ
ントロール信号を与える。
第1図のような構成において、シスコンIC12に特殊再
生IC14から正転,逆転または停止信号が入力されたと
き、それをそのままキャプスタンドライバ18に与えるの
ではなく、シスコンIC12は、第2図に示すように、逆転
時間に制約を設ける。すなわち、シスコンIC12では、第
2図(b)に示すように逆転時間の最短Rminと最長Rmax
とを設定する。
そして、特殊再生IC14からの信号をそのまま与えたと
すれば第2図(a)のタイミングt1・t2またはt3のよう
に逆転から停止への指示タイミングがばらつく場合であ
っても、そのばらつきを抑制できる。すなわち、実際は
タイミングt2で停止を指示するのが最良の場合、シスコ
ンIC12は、特殊再生IC14からタイミングt1以前で停止指
示が入力されても、逆転時間Rminが経過するまでは停止
信号をキャプスタンドライバ18に出力しない。また、特
殊再生IC14からタイミングt3で停止指示が入力されるで
あろう場合には、特殊再生IC14からの指示が入力されて
いなくても、逆転時間Rmaxが経過するとキャプスタンド
ライバ18に停止信号を与える。
このようにして、第1図実施例によれば、逆転から停
止への移行タイミングのばらつきは最短時間Rminから最
長時間Rmaxの範囲内に収まる。したがって、従来のVTR
ではキャプスタンモータからのFG信号の周期のばらつき
に起因して生じていた特殊再生時のノイズないしちらつ
きがほぼ完全に防止できる。
なお、逆転時間を一定に管理するのが望ましい場合に
は、Rmin=Rmaxとして固定的に設定すればよい。
上述のように、この実施例によれば、逆転時間が不所
望に長くなるのが防止できるので、従来のVTRで生じた
テープの弛みも当然解消される。
さらに、キャプスタンドライバ18のコントロール信号
をシスコンIC12から出力するので、シスコンIC12によっ
て、従来の特殊再生ICと同様に、横ゆれ補正信号を作成
することができる。因みに、第4図図示の従来回路で
は、シスコンICはキャプスタンの動作状態を知ることが
できないので、そのような横ゆれ補正信号を作成するこ
とは不可能であった。そして、シスコンIC12で横ゆれ補
正信号を作成する場合、第3図に示すように、その出力
タイミングやパルス数をそのデッキ20に個別的に適合す
るように任意に設定できる。なぜなら、シスコンIC12は
通常カスタムメイドであるので、出力における制約がま
ったくないからである。したがって、第3図における時
間X,Y,Z,W,・・・を自由に設定することによって、最適
の横ゆれ補正信号を作成すれば、横ゆれを完全に防止す
ることができる。
さらに、キャプスタンドライバ18へのコントロール信
号はシスコンIC12から出力され、その出力論理はシスコ
ンIC12によって任意に設定ないし変換できるので、従来
のVTRではキャプスタンドライバのICの種類が制限され
ていたのに対し、任意の形式のドライバICを使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図である。 第2図は第1図実施例におけるFG信号と逆転時間との関
係を示すタイミング図である。 第3図は第1図実施例における横ゆれ補正信号を示すタ
イミング図である。 第4図は従来の4ヘッドVTRを示すブロック図である。 第5図はVTRにおけるスロー再生時の状態を示すタイミ
ング図である。 第6図は従来の逆転信号を示すタイミング図である。 第7図は従来のVTRにおいてテープの弛みの発生を説明
するためのタイミング図である。 図において、12はシスコンIC、14は特殊再生IC、16はサ
ーボ回路、18はキャプスタンドライバ、20はデッキ、22
はキャプスタンモータを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャプスタンモータ、 前記キャプスタンモータを駆動するドライバ、 特殊再生モード時に逆転する前記キャプスタンモータか
    らFG信号を受けかつ前記FG信号に基づいて前記キャプス
    タンモータの停止信号を出力する信号出力手段、 前記停止信号を受けその出力タイミングを検出するタイ
    ミング検出手段、 前記出力タイミングが最小逆転時間の経過前に検出され
    るとき前記最小逆転時間経過時に前記停止信号を前記ド
    ライバに付与する第1信号付与手段、 前記出力タイミングが最大逆転時間の経過後に検出され
    るであろうとき前記最大逆転時間経過時に前記停止信号
    を前記ドライバに付与する第2信号付与手段を備える、
    ビデオテープレコーダ。
JP1989055667U 1989-05-15 1989-05-15 ビデオテープレコーダ Expired - Lifetime JP2524786Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59104750A (ja) * 1982-12-07 1984-06-16 Sanyo Electric Co Ltd 間欠駆動回路

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