JP2632077B2 - 高速走行時のブレーキ制御装置 - Google Patents

高速走行時のブレーキ制御装置

Info

Publication number
JP2632077B2
JP2632077B2 JP2229339A JP22933990A JP2632077B2 JP 2632077 B2 JP2632077 B2 JP 2632077B2 JP 2229339 A JP2229339 A JP 2229339A JP 22933990 A JP22933990 A JP 22933990A JP 2632077 B2 JP2632077 B2 JP 2632077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
brake
signal
control device
cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2229339A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04109446A (ja
Inventor
浩 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP2229339A priority Critical patent/JP2632077B2/ja
Publication of JPH04109446A publication Critical patent/JPH04109446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2632077B2 publication Critical patent/JP2632077B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダ等における、高速走
行時のブレーキ制御装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ビデオテープレコーダ等において、テープを高速で走
行させる状態から、低速の状態又は停止の状態に変更し
なければならない場合がある。このような場合、テープ
を駆動するモータにブレーキを与える様にしている。例
えば、特開昭62−198283号(G11B15−02)では、逆方向
の高速再生モードから通常再生モードに変更するとき、
一定時間幅のブレーキパルスをモータに与える様にして
いる。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、ブレーキ制御をより安定させるためには、
ブレーキ付与の制御を時間ではなく、テープの速度を監
視して制御する方が望ましい。ところで、マイクロコン
ピュータを用いて制御する場合、テープ速度を検出する
には、テープを駆動するキャプスタンモータの回転速度
に比例した信号、つまり、FG信号の周期を割込処理によ
り、行うことが普通である。
しかしながら、テープが非常な高速で走行していると
き、FG信号の周期はかなり短く、そのまま割込処理が実
行されると、マイクロコンピュータの他の処理が実行出
来ない恐れがある。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで、本発明ではFG信号の分周手段を設けて、高速
時においては、分周後のFG信号を利用して速度の検出に
利用し、分周後のFG信号の周期が所定期間より長くなる
と、分周動作を止め、周期の比較動作を行い、ブレーキ
の制御を行う。
(ホ) 作用 従って、高速再生状態においても、FG信号の割込が高
い頻度で生じることが防止出来るので、マイクロコンピ
ュータの他の動作を妨げることがない。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い、本発明の実施例について説明す
る。第1図は実施例の構成を示すブロック図、第2図は
動作を示すフローチャート、第3図は他の構成を示すブ
ロック図、第4図は第3図の構成の動作を示すフローチ
ャートである。
図において、1はマイクロコンピュータ、2はキャプ
スタンモータ、3はキャプスタンモータドライブ回路、
4はPWM出力回路、5はFG信号の分周手段、6は速度比
較手段、7は速度エラー信号作成手段、8はPWM演算手
段、9は周期検出手段、10はモード検出手段、11は正逆
設定手段である。12はFG信号の検出手段である。
マイクロコンピュータ1はキャプスタンモータの制御
を行うと共に、シリンダモータの制御や、VTR全体の制
御も行われる。キャプスタンの駆動制御は、ドライブ回
路3への正逆指示信号のレベルに応じて、走行方向が制
御される。又、PWM出力回路4の出力レベルにより速度
の制御が行われる。PWM出力のレベルはテープ起動時や
ブレーキ時にHレベルとなる。簡単に言えば、逆方向を
指示してPWM出力レベルをHレベルとすると、キャプス
タンモータにブレーキを与えることが出来る。
速度比較手段6はFG信号の周期と速度の基準とを比較
し、この結果に基づき速度エラー信号作成手段7でエラ
ー信号が作成される。分周手段5は、その分周比が周期
検出手段9の出力に基づき分周比が制御される。また、
PWM出力回路4は、周期検出手段9の出力で制御され
る。キャプスタンモータの回転方向は、モード検出手段
10の判別結果に応じて、正逆指示手段11の出力で指示さ
れる。
次に動作について、第2図に従い、説明する。ブレー
キ付与が指示されると、ブレーキ開始処理17が実行され
る。この処理では正逆指示信号を今までのモードと逆の
方向に駆動するように変更する。そして、PWM出力がH
レベルに設定される。ブレーキが、テープの高速走行時
に与えられたならば、第一周期比較処理15が実行され
る。この処理は、高速駆動時のテープの倍速比をaとし
たとき、一時比較基準TNを元比較基準Tを、(a/2)倍
に設定し、(1/a)分周されたFG信号の周期TFと比較す
るものである。
そして、周期TFが一時比較基準TNよりも長くなると、
次の第2周期比較処理16が実行される。この処理では、
分周手段5の分周比を1に設定し、比較の基準として元
比較基準Tを用い、FG信号との比較が行われる。FG周期
の方が長くなるとブレーキの解除が実行される。その結
果、ブレーキ動作は終了することになる。
尚、元比較基準Tは実施例の場合、1ミリ秒程度に設
定されており、この値は通常再生時の周期と同程度の値
が用いられている。
第3図は他の考えられる構成を示すブロック図であ
る。第1図の構成と同じものに付いては、同じ符号を付
してある。この構成の場合、基準の周期と比較する動作
は行われない。その代わりに、マイクロコンピュータ1
内に所定周期T(例えば、1ミリ秒)のタイマ12が設け
られていて、これにより、FG信号の割込を制御するよう
になっている。
即ち、第4図に示されるようにブレーキ開始処理17の
後、割込制御処理18が実行される。この処理では、FG信
号の割込を禁止し、FG信号の分周比を1に変更する。タ
イマ12との関連で先ず、FG割込要求フラグをクリアし、
T期間経過するまで待機し、経過すればFG割込要求フラ
グをチェックする。このとき、FG利己要求フラグがセッ
トされているなら、T期間よりも短い周期のFG周期であ
ると考えられるので、元の処理に戻る。
FG割込ブラグがセットされていなければ、FG周期が長
いことになるので、FG割込を許可して、ブレーキを解除
する。
ただし、この実施例ではFGの割込自身が禁止されてい
るので、FG割込で他の処理、例えば、速度制御のための
計測を行っている場合は、その処理が行われていないの
で、速度制御動作開始が少し遅れることになる。第2図
の実施例ではこのようなことはない。
(ト) 発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、高速走行じにお
いても、走行速度を監視しながらブレーキ制御を実行出
来るので効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の構成を示すブロック図、第2図は動作
を示すフローチャート、第3図はたの構成のブロック
図、第4図は第3図にかかるフローチャートである。 図において、1はマイクロコンピュータ、2はキャプス
タンモータ、3はキャプスタンモータドライブ回路、4
はPWM出力回路、5はFG信号の分周手段、6は速度比較
手段、7は速度エラー信号作成手段、8はPWM演算手
段、9は周期検出手段、10はモード検出手段、11は正逆
設定手段である。12はFG信号の検出手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速走行時にモータに逆転制動によりブレ
    ーキを与えるブレーキ制御装置において、 モータのFG信号を分周する分周手段と、 周期の基準を前記分周手段によって分周されたFG信号の
    周期と比較する比較手段と、 前記モータの駆動電圧を制御するマイコンと、を備え、 前記比較手段の出力で前記分周手段の分周比及び前記周
    期の基準を変更し、 前記分周手段の出力により前記マイコンの割り込み処理
    を行い、 ブレーキを制御することを特徴とする高速走行時のブレ
    ーキ制御装置。
JP2229339A 1990-08-29 1990-08-29 高速走行時のブレーキ制御装置 Expired - Fee Related JP2632077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2229339A JP2632077B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 高速走行時のブレーキ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2229339A JP2632077B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 高速走行時のブレーキ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04109446A JPH04109446A (ja) 1992-04-10
JP2632077B2 true JP2632077B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=16890612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2229339A Expired - Fee Related JP2632077B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 高速走行時のブレーキ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2632077B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6061943A (ja) * 1983-09-14 1985-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
JPS60194769A (ja) * 1984-03-12 1985-10-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タ制御回路
JPS637177A (ja) * 1986-06-25 1988-01-13 Hitachi Denshi Ltd キヤプスタンモ−タ制御方式
JPS6416198U (ja) * 1987-07-20 1989-01-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04109446A (ja) 1992-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2632077B2 (ja) 高速走行時のブレーキ制御装置
KR940001096A (ko) Vcr 서어보오계에서의 속도/위상 안정화 장치와 안정화 제어방법
KR910008687A (ko) 릴 모터의 브레이크 제어방법
JP2940171B2 (ja) テープ記録再生装置のサーボ制御装置
JP2524786Y2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP2516119B2 (ja) タイマ記録の記録速度切換方法
US6204986B1 (en) Drum motor controller using microcomputer for intermittent slow VTR
KR960002159A (ko) 배속재생을 위한 헤드트래킹제어방법 및 그 장치
JP2719484B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3019587B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2639982B2 (ja) 再生テープ速度判別回路
JPH11353738A (ja) 磁気記録再生装置
JPS6082075A (ja) 録画装置用キヤプスタンモ−タ−の制動装置
JPH02257456A (ja) モータ駆動制御回路
KR950003077B1 (ko) 릴모터 제어방법
JPS6331224Y2 (ja)
JPH0650836Y2 (ja) 記録装置
JP2522809Y2 (ja) 記録再生装置
JPS59204483A (ja) 直流モ−タの間欠駆動装置
JPS6331225Y2 (ja)
JP2874265B2 (ja) キャプスタンモータ駆動制御回路
JPH09128850A (ja) テープ駆動装置
JPH025260A (ja) モード切換装置の駆動制御方式
JPS63209052A (ja) 継ぎ撮り装置
KR19990001712A (ko) 비디오 카세트 레코더의 저속 재생시 캡스턴 모터 구동 전압 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees