JP2516119B2 - タイマ記録の記録速度切換方法 - Google Patents
タイマ記録の記録速度切換方法Info
- Publication number
- JP2516119B2 JP2516119B2 JP3268199A JP26819991A JP2516119B2 JP 2516119 B2 JP2516119 B2 JP 2516119B2 JP 3268199 A JP3268199 A JP 3268199A JP 26819991 A JP26819991 A JP 26819991A JP 2516119 B2 JP2516119 B2 JP 2516119B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- timer
- speed
- mode
- time
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＶＴＲやＤＡＴ等の録
画・録音装置に適用され、標準速記録モードでタイマ録
画等を行っている時に記録テープ等の残量時間に応じて
記録速度を低速記録に切換る方法に関する。
画・録音装置に適用され、標準速記録モードでタイマ録
画等を行っている時に記録テープ等の残量時間に応じて
記録速度を低速記録に切換る方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の録画・録音装置において、標準
速記録モード（標準モードという）でタイマ録画等を行
っている時に、タイマ録画終了までの時間に対して記録
テープ等の残量時間が足りないと判断された時は、記録
速度を低速記録モード（例えば３倍モード）に自動的に
切換え制御することが知られている。すなわち、標準モ
ードで録画中、テープ等の記録可能な残り時間を、リー
ル演算（マイコン等を用いて行う）により求めた残量時
間を、３倍モードの場合、３倍することにより求める。
一方、タイマで設定された録画終了時間までの時間を求
める。これらより、前者が後者よりも少ないと判断され
た時に、低速モードに切換えるようにしている。
速記録モード（標準モードという）でタイマ録画等を行
っている時に、タイマ録画終了までの時間に対して記録
テープ等の残量時間が足りないと判断された時は、記録
速度を低速記録モード（例えば３倍モード）に自動的に
切換え制御することが知られている。すなわち、標準モ
ードで録画中、テープ等の記録可能な残り時間を、リー
ル演算（マイコン等を用いて行う）により求めた残量時
間を、３倍モードの場合、３倍することにより求める。
一方、タイマで設定された録画終了時間までの時間を求
める。これらより、前者が後者よりも少ないと判断され
た時に、低速モードに切換えるようにしている。
【０００３】この従来の自動速度切換え方法のフローチ
ャートを図５に示す。これを簡単に説明すると、標準モ
ード（ＳＰ）であれば（＃１１でＹＥＳ）、一定時間の
待機の後（＃１２）、マイコン等を用いたリール演算に
よりテープ残量時間Ｔを求める（＃１３）。次に、Ｔを
３倍してこれを残量時間Ａとし（＃１４）、また、タイ
マ残量時間ｔを求める（＃１５）。次いで、テープエン
ド又はストップかを調べ（＃１６）、そうでなければ、
Ａがｔ以上かを判定し（＃１７）、この判定がＮＯであ
れば、標準モード（ＳＰ）から３倍モード（ＬＰ）に切
換える（＃１８）。
ャートを図５に示す。これを簡単に説明すると、標準モ
ード（ＳＰ）であれば（＃１１でＹＥＳ）、一定時間の
待機の後（＃１２）、マイコン等を用いたリール演算に
よりテープ残量時間Ｔを求める（＃１３）。次に、Ｔを
３倍してこれを残量時間Ａとし（＃１４）、また、タイ
マ残量時間ｔを求める（＃１５）。次いで、テープエン
ド又はストップかを調べ（＃１６）、そうでなければ、
Ａがｔ以上かを判定し（＃１７）、この判定がＮＯであ
れば、標準モード（ＳＰ）から３倍モード（ＬＰ）に切
換える（＃１８）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の記録
速度切換え方法を行った時のテープ上での位置を図４に
示す。ここでは、タイマ録画のプログラム部（Ｐ）がコ
マーシャル部や曲間部（Ｃ）の存在により適宜の間隔
（例えば１５分程度）でとぎれているものである場合を
想定する。この場合においても、上記の切換え位置
（Ｘ）は、録画のプログラム（Ｐ）の途中で切換わるこ
とが多い。このように記録されたテープを再生した場
合、切換え位置（Ｘ）でトラッキングがはずれ、その結
果、画面や音声が乱れ、必要な録画プログラムの途中が
壊れたものとなる。なお、コマーシャル部や曲間部
（Ｃ）での信号がプログラム部（Ｐ）とは異なることが
多いことを利用して、この時間は録画・録音を停止する
ようにしたものはある。本発明は、上述した問題点を解
決するもので、標準モードでタイマ記録中に記録媒体の
残量時間が足りない場合に、プログラム内容を壊すこと
なく、標準モードより低速モードへの速度切換えを行
い、適切にタイマ記録を可能とするタイマ記録の記録速
度切換方法を提供することを目的とする。
速度切換え方法を行った時のテープ上での位置を図４に
示す。ここでは、タイマ録画のプログラム部（Ｐ）がコ
マーシャル部や曲間部（Ｃ）の存在により適宜の間隔
（例えば１５分程度）でとぎれているものである場合を
想定する。この場合においても、上記の切換え位置
（Ｘ）は、録画のプログラム（Ｐ）の途中で切換わるこ
とが多い。このように記録されたテープを再生した場
合、切換え位置（Ｘ）でトラッキングがはずれ、その結
果、画面や音声が乱れ、必要な録画プログラムの途中が
壊れたものとなる。なお、コマーシャル部や曲間部
（Ｃ）での信号がプログラム部（Ｐ）とは異なることが
多いことを利用して、この時間は録画・録音を停止する
ようにしたものはある。本発明は、上述した問題点を解
決するもので、標準モードでタイマ記録中に記録媒体の
残量時間が足りない場合に、プログラム内容を壊すこと
なく、標準モードより低速モードへの速度切換えを行
い、適切にタイマ記録を可能とするタイマ記録の記録速
度切換方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、タイマ記録時、番組のプログラム内容が適
宜の間隔でとぎれるものである場合に、標準記録モード
でタイマ記録中に記録終了までの時間と記録媒体の記録
可能な残量時間とを比較し、前者が後者よりも長いと判
定され、標準記録モードより低速記録モードに切換えを
必要とするタイミングよりも速い所定の時間内に、プロ
グラム内容がとぎれる状態があれば、その時点で記録速
度を切換えるようにしたタイマ記録の記録速度切換方法
である。
に本発明は、タイマ記録時、番組のプログラム内容が適
宜の間隔でとぎれるものである場合に、標準記録モード
でタイマ記録中に記録終了までの時間と記録媒体の記録
可能な残量時間とを比較し、前者が後者よりも長いと判
定され、標準記録モードより低速記録モードに切換えを
必要とするタイミングよりも速い所定の時間内に、プロ
グラム内容がとぎれる状態があれば、その時点で記録速
度を切換えるようにしたタイマ記録の記録速度切換方法
である。
【０００６】
【作用】上記の方法によれば、標準記録モードでタイマ
記録中に記録媒体の残量時間が足りない場合、標準記録
モードより低速記録モードに切換えを必要とする最終位
置よりも早いタイミングで、プログラム内容がとぎれる
時間を利用して記録速度が切換えられる。従って、プロ
グラムの途中で記録速度が切換えられてその内容が壊れ
るといったことがなくなる。
記録中に記録媒体の残量時間が足りない場合、標準記録
モードより低速記録モードに切換えを必要とする最終位
置よりも早いタイミングで、プログラム内容がとぎれる
時間を利用して記録速度が切換えられる。従って、プロ
グラムの途中で記録速度が切換えられてその内容が壊れ
るといったことがなくなる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明のタイマ記録の記録速度切換方
法が実施されるＶＴＲ等の録画装置の基本構成を示す。
本装置の全体を制御するマイコン１は、キー２により録
画設定されたタイマ３からの信号や、テープ４のサプラ
イ側リールＦＧ５及びテイクアップ側リールＦＧ６から
の信号を受けて、いわゆるリール演算によりテープ残量
を検出し、タイマ記録中に記録終了までの時間と記録媒
体の記録可能な残量時間とに基づいて、テープ駆動モー
タ７のサーボ回路８を制御する。なお、テープ４に録画
記録するための信号処理回路等は図示を省略している
が、タイマ記録の対象は放送のプログラム内容であり、
プログラム内容の途中に適宜の間隔（例えば１５分程
度）で録画を特に必要としないコマーシャルや曲間等
（以下、コマーシャルで説明する）が入っているものを
想定している。
法が実施されるＶＴＲ等の録画装置の基本構成を示す。
本装置の全体を制御するマイコン１は、キー２により録
画設定されたタイマ３からの信号や、テープ４のサプラ
イ側リールＦＧ５及びテイクアップ側リールＦＧ６から
の信号を受けて、いわゆるリール演算によりテープ残量
を検出し、タイマ記録中に記録終了までの時間と記録媒
体の記録可能な残量時間とに基づいて、テープ駆動モー
タ７のサーボ回路８を制御する。なお、テープ４に録画
記録するための信号処理回路等は図示を省略している
が、タイマ記録の対象は放送のプログラム内容であり、
プログラム内容の途中に適宜の間隔（例えば１５分程
度）で録画を特に必要としないコマーシャルや曲間等
（以下、コマーシャルで説明する）が入っているものを
想定している。
【０００８】図２はマイコン１で実行される自動速度切
換え方法のフローチャート、図４はその場合のテープ上
の位置を示す。図２において、まず、標準モード（Ｓ
Ｐ）であれば（＃１でＹＥＳ）、一定時間の待機の後
（＃２）、マイコン等を用いたリール演算によりテープ
残量時間Ｔを求める（＃３）。次に、Ｔを３倍してこれ
をＸとし、プログラム部（Ｐ）間のコマーシャル区間
（Ｃ）を検出する期間（ａ）を１５分（９００秒）と
し、Ｘ−９００を検出期間の始まり時間Ａとする（＃
４）。また、タイマ残量時間ｔを求める（＃５）。次い
で、テープエンド又はストップかを調べ（＃６）、そう
でなければ、Ａがｔ以上かを判定し（＃７）、この判定
がＮＯであれば、Ｘがｔ以上かを判定する（＃８）。こ
の判定がＹＥＳであってコマーシャル区間があれば（＃
９でＹＥＳ）、早めに標準モード（ＳＰ）から３倍モー
ド（ＬＰ）にモードを切換える（＃１０）。この時の切
換位置は図４の「速度切換最終位置」となる。コマーシ
ャル検出期間（ａ）内にコマーシャル区間（Ｃ）が見つ
からない場合は、＃８の判定がＮＯとなった時に、従来
と同様に、＃１０にて切換え処理する。この時の切換え
位置は図４の「速度切換初期位置」となる。
換え方法のフローチャート、図４はその場合のテープ上
の位置を示す。図２において、まず、標準モード（Ｓ
Ｐ）であれば（＃１でＹＥＳ）、一定時間の待機の後
（＃２）、マイコン等を用いたリール演算によりテープ
残量時間Ｔを求める（＃３）。次に、Ｔを３倍してこれ
をＸとし、プログラム部（Ｐ）間のコマーシャル区間
（Ｃ）を検出する期間（ａ）を１５分（９００秒）と
し、Ｘ−９００を検出期間の始まり時間Ａとする（＃
４）。また、タイマ残量時間ｔを求める（＃５）。次い
で、テープエンド又はストップかを調べ（＃６）、そう
でなければ、Ａがｔ以上かを判定し（＃７）、この判定
がＮＯであれば、Ｘがｔ以上かを判定する（＃８）。こ
の判定がＹＥＳであってコマーシャル区間があれば（＃
９でＹＥＳ）、早めに標準モード（ＳＰ）から３倍モー
ド（ＬＰ）にモードを切換える（＃１０）。この時の切
換位置は図４の「速度切換最終位置」となる。コマーシ
ャル検出期間（ａ）内にコマーシャル区間（Ｃ）が見つ
からない場合は、＃８の判定がＮＯとなった時に、従来
と同様に、＃１０にて切換え処理する。この時の切換え
位置は図４の「速度切換初期位置」となる。
【０００９】上記の処理により、図４に示すように、コ
マーシャル検出期間の始まり時間Ａ以降のコマーシャル
検出期間ａ内にコマーシャル区間（Ｃ）が見つかれば、
その時点で記録速度が切換えられる。このように、コマ
ーシャル区間（Ｃ）に記録速度が切換えられるので、ト
ラッキングが外れ、画像や音声が乱れることがあって
も、記録したいプログラム部（Ｐ）自体には影響がなく
なる。
マーシャル検出期間の始まり時間Ａ以降のコマーシャル
検出期間ａ内にコマーシャル区間（Ｃ）が見つかれば、
その時点で記録速度が切換えられる。このように、コマ
ーシャル区間（Ｃ）に記録速度が切換えられるので、ト
ラッキングが外れ、画像や音声が乱れることがあって
も、記録したいプログラム部（Ｐ）自体には影響がなく
なる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タイマ記
録時、番組のプログラム内容が適宜の間隔でとぎれるも
のである場合で、標準モードでタイマ記録中に記録媒体
の残量時間が足りないと判定され低速記録モードへの切
換えを必要とする時に、そのタイミングよりも早い時点
で、プログラム内容がとぎれる区間があれば、その区間
で記録速度を切換えるので、プログラム内容を壊すこと
なく、適切にタイマ記録を行うことができる。
録時、番組のプログラム内容が適宜の間隔でとぎれるも
のである場合で、標準モードでタイマ記録中に記録媒体
の残量時間が足りないと判定され低速記録モードへの切
換えを必要とする時に、そのタイミングよりも早い時点
で、プログラム内容がとぎれる区間があれば、その区間
で記録速度を切換えるので、プログラム内容を壊すこと
なく、適切にタイマ記録を行うことができる。
【図１】 本発明方法を実施する装置の一具体構成のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】 本発明方法の手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】 従来の記録速度切換のテープ上の位置を示す
図である。
図である。
【図４】 本実施例による記録速度切換のテープ上の位
置を示す図である。
置を示す図である。
【図５】 従来方法の手順を示すフローチャートであ
る。
る。
１ マイコン ３ タイマ ５ サプライ側リールＦＧ ６ テイクアップ側リールＦＧ ８ サーボ回路
Claims (1)
- 【請求項１】 タイマ記録時、番組のプログラム内容が
適宜の間隔でとぎれるものである場合に、標準記録モー
ドでタイマ記録中に記録終了までの時間と記録媒体の記
録可能な残量時間とを比較し、前者が後者よりも長いと
判定され、標準記録モードより低速記録モードに切換え
を必要とするタイミングよりも速い所定の時間内に、プ
ログラム内容がとぎれる状態があれば、その時点で記録
速度を切換えるようにしたことを特徴とするタイマ記録
の記録速度切換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268199A JP2516119B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | タイマ記録の記録速度切換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268199A JP2516119B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | タイマ記録の記録速度切換方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581734A JPH0581734A (ja) | 1993-04-02 |
| JP2516119B2 true JP2516119B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17455302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3268199A Expired - Lifetime JP2516119B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | タイマ記録の記録速度切換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516119B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3520010B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2004-04-19 | 三洋電機株式会社 | 録画装置 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP3268199A patent/JP2516119B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0581734A (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |