JP2522809Y2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2522809Y2
JP2522809Y2 JP1990008446U JP844690U JP2522809Y2 JP 2522809 Y2 JP2522809 Y2 JP 2522809Y2 JP 1990008446 U JP1990008446 U JP 1990008446U JP 844690 U JP844690 U JP 844690U JP 2522809 Y2 JP2522809 Y2 JP 2522809Y2
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吉生 松本
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は記録再生装置に関し、例えば小型テープレコ
ーダに適用して好適なものである。
B 考案の概要 本考案は、記録再生装置において、記録媒体の走行終
了を検出したタイミングからモータ手段及び所定の回路
手段への電源を遮断した後、プランジヤ手段を駆動して
操作釦のロツクを解除して停止するようにしたことによ
り、プランジヤ手段駆動時の総電流を減少させ得る。
C 従来の技術 従来、小型テープレコーダにおいては、操作釦がユー
ザの操作した状態で機械的にロツクされ、その操作釦に
応じた録音、再生、早送り又は巻戻し等の処理動作を実
行するようになされている。
またこの種の小型テープレコーダではテープの走行が
終了すると、電磁石構成のプランジヤを引くことにより
操作釦の機械的なロツクを解除し、小型テープレコーダ
全体を停止状態にするようになされている。なおこのよ
うな処理は一般にシヤツトオフと呼ばれる。
D 考案が解決しようとする問題点 ところでかかる構成の小型テープレコーダにおいて
は、シヤツトオフする際にまずプランジヤを引き、その
後信号処理回路系及びモータ等に電源を供給する電源回
路を停止するようになされている。
ところがこのためプランジヤの駆動電流が流れるとそ
の分小型テープレコーダ全体の電流が増加し、電源回路
の能力が低いときにはプランジヤを引ききれなくなり誤
動作が生じるおそれがあつた。
またこれに備えて通常動作時の能力以上の電源能力を
有する電源回路を用いると、その分回路が大型化しテー
プレコーダ全体の小型化の妨げになる問題があつた。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、必要最
小限の電源容量で誤動作なくシヤツトオフし得る記録再
生装置を提案しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本考案においては一対の
リール台の回転周期を検出する回転検出手段と、回転検
出手段の検出結果を受けると共に、ユーザによつて操作
された操作釦に応じた記録媒体の処理動作を実行させる
ようにモータ駆動手段及び信号処理手段を制御する制御
手段と、制御手段の出力に基づいて、ユーザが操作した
操作状態でロツクされている操作釦を解除するプランジ
ヤと、モータ駆動手段、信号処理手段及びプランジヤに
電源を供給する電源供給手段とを設け、制御手段は、回
転検出手段から受けた検出結果に基づいて一対のリール
台の回転が停止したことを検出すると、電源供給手段に
よるモータ駆動手段への電源を遮断させた後に信号処理
手段への電源を遮断させてから、電源供給手段からプラ
ンジヤに電源を供給してプランジヤを駆動することによ
り操作釦のロツクを解除し、記録媒体の処理動作を停止
させるようにした。
F 作用 記録媒体の走行終了を検出したタイミングからモータ
駆動手段11への電源VCCを遮断した後に信号処理手段12
への電源VCCを遮断してから、プランジヤ14を駆動する
ことにより操作釦のロツクを解除して記録媒体の処理動
作を停止することにより、プランジヤ14駆動時の総電流
を低減し得る。また信号処理手段12への電源VCCを遮断
する前にモータ駆動手段11への電源VCCを遮断したの
で、異常音等の不具合の発生を回避することができる。
G 実施例 以下図面について、本考案の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体として小型テープレコーダ
を示し、例えば磁気テープの供給リール及び巻取リール
(図示せす)から送出される供給リール回転周波数信号
FGSP及び巻取リール回転周波数信号FGTUが回転検出回路
2に入力される。
回転検出回路2は入力される供給リール回転周波数信
号FGSP及び巻取リール回転周波数信号FGTUに基づいて供
給リール及び巻取リールの回転周期を検出し、この回転
周期に応じた立上リパルスでなる回転周期信号TRLをテ
ープ走行速度検出回路(図示せず)及びシヤツトオフ検
出回路3に送出する。
シヤツトオフ検出回路3は入力される回転周期信号T
RLを常時監視し、この回転周期信号TRLの立上りパルス
が所定の時間以上到来しないとき、供給リール及び巻取
リールの回転が停止したこと、すなわちテープの走行が
終了したことを検出し、これによりシヤツトオフの開始
を表すシヤツトオフ検出信号SSOを続くシヤツトオフ制
御回路4に送出する。
シヤツトオフ制御回路4はシヤツトオフ検出信号SSO
が入力されると、まず電源を遮断する電源制御信号S
OFFを、タイマ回路5を通じて所定期間遅延させて電源
回路6に供給する。
この小型テープレコーダ1の場合、電源回路6は乾電
池でなる電源を内蔵しており、この結果得られる内部電
源VCCをそれぞれ第1、第2、第3及び第4のスイッチ
回路7、8、9及び10を介してモータ駆動回路11、信号
処理回路12、メカニカル駆動回路13及びプランジヤ14に
供給する。
なお第1、第2、第3及び第4のスイツチ回路7、
8、9及び10はシヤツトオフ制御回路4から入力される
第1〜第4のスイツチ制御信号SW1〜SW4に応じてオンオ
フ制御される。
以上の構成において、小型テープレコーダ1の操作パ
ネル上に配置された録音、再生、早送り及び巻戻し操作
釦(図示せず)の何れかが、ユーザの操作によつて例え
ば第2図に示す時点t0のタイミングで押圧されると、
この押圧操作された操作釦は機械的にロツクされる。
またこれに応じてシヤツトオフ制御回路4は、第1〜
第3のスイツチ回路7〜9をオン状態に制御する第1〜
第3のスイツチ制御信号SW1〜SW3を送出し、これにより
モータ駆動回路11、信号処理回路12、メカニカル駆動回
路13に電源VCCが供給され、小型テープレコーダ1は押
圧操作された操作釦に応じた録音、再生、早送り又は巻
戻し動作を開始する。
このような状態でやがて時点t1のタイミングでテー
プの走行が終了すると、シヤツトオフ検出回路3はこれ
を検出してシヤツトオフ検出信号SSOをシヤツトオフ制
御回路4に送出する。
これによりシヤツトオフ制御回路4は、まず電源制御
信号SOFFをタイマ回路5を通じて電源回路6に送出
し、続く時点t1から期間Δtだけ遅延した時点t2のタ
イミングで、第1のスイツチ回路7をオフ状態に制御す
るスイツチ制御時点SW1を送出し、この結果モータ駆動
回路11への電源VCCが遮断される。
この後シヤツトオフ制御回路4は続く時点t2から期
間Δtだけ遅延した時点t3のタイミング及びさらに続
く期間Δtだけ遅延した時点t4のタイミングで、第2
及び第3のスイツチ回路8及び9をオフ状態に制御する
第2及び第3のスイツチ制御信号SW2及びSW3を送出し、
この結果信号処理回路12及びメカニカル駆動回路13への
電源VCCが遮断される。
またシヤツトオフ制御回路4は続く時点t4から期間
Δtだけ遅延した時点t5のタイミングで、第4のスイ
ツチ回路10をオン状態に制御するスイツチ制御信号SW4
を送出し、この結果プランジヤ14に電源VCCが供給さ
れ、これによりプランジヤ14が引かれて機械的にロツク
された操作釦のロツクが解除される。
この後電源回路6が遮断され、このようにしてシヤツ
トオフが実行されて、小型テープレコーダ1全体が停止
状態になる。
なおモータ駆動回路11、信号処理回路12、メカニカル
駆動回路13への電源VCCが予め遮断されて他の負荷が軽
くなることにより、プランジヤ14を引いた場合の電源V
CCの電圧降下を最小限にすることができ、これにより確
実にプランジヤ14が引かれて操作釦のロツクを解除し得
るようになされている。
以上の構成によれば、テープの走行終了を検出すると
モータ駆動回路11、信号処理回路12、メカニカル駆動回
路13への電源VCCを遮断し、この後プランジヤ14を駆動
して操作釦のロツクを解除するようにしたことにより、
プランジヤ14を駆動する際の総電流を減少させて、必要
最小限の電源容量で誤動作なくシヤツトオフし得る小型
テープレコーダ1を実現できる。
なお上述の実施例においては、モータ駆動回路11、信
号処理回路12、メカニカル駆動回路13への電源VCCを、
テープの走行終了後から所定期間Δtづつずらして遮断
するようにした場合について述べたが、本考案はこれに
限らず、モータ駆動回路11、信号処理回路12、メカニカ
ル駆動回路13への電源VCCを同時に遮断するようにして
も上述の実施例と同様の効果を実現できる。
また上述の実施例においては、テープの走行終了を検
出した後、まず電源VCCを遮断する電源制御信号SOFF
をタイマ回路5を通じて所定期間遅延させて電源回路6
に供給するようにしたが、本考案はこれに代え、プラン
ジヤ14の駆動後に電源回路6から送出される電源VCC
遮断するようにしても良い。
さらに上述の実施例においては、供給リール及び巻取
リールの回転周期からテープの走行終了を検出した場合
について述べたが、本考案はこれに限らず、例えば光学
的手段でテープ両端部の透明テープを監視して走行終了
を検出する等他の検出手段を用いるようにしても良い。
さらにまた上述の実施例においては、本考案を小型テ
ープレコーダに適用した場合について述べたが、これに
代え、例えば小型回転ヘツド型デイジタルオーデイオテ
ープレコーダ(DAT)やコンパクトデイスク装置等種々
の記録再生装置に広く適用して好適なものである。
H 考案の効果 上述のように本考案によれば、記録媒体の走行終了を
検出すると、モータ駆動手段への電源を遮断した後に信
号処理手段への電源を遮断してから、プランジヤを駆動
することにより操作釦のロツクを解除して記録媒体の処
理動作を停止することにより、プランジヤ駆動時の総電
流を低減し得ると共に異常音等の不具合の発生を回避す
ることができ、かくして異常音等の不具合の発生を回避
して必要最小限の電源容量で誤動作なくシヤツトオフし
得る記録再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による小型テープレコーダの一実施例を
示すブロツク図、第2図はその動作の説明に供するタイ
ミングチヤートである。 1……小型テープレコーダ、2……回転検出回路、3…
…シヤツトオフ検出回路、4……シヤツトオフ制御回
路、6……電源回路、7〜10……スイツチ回路、11……
モータ駆動回路、12……信号処理回路、13……メカニカ
ル駆動回路、14……プランジヤ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のリール台の回転周期を検出する回転
    検出手段と、 上記回転検出手段の検出結果を受けると共に、ユーザに
    よつて操作された操作釦に応じた記録媒体の処理動作を
    実行させるようにモータ駆動手段及び信号処理手段を制
    御する制御手段と、 上記制御手段の出力に基づいて、上記ユーザが操作した
    操作状態でロツクされている上記操作釦を解除するプラ
    ンジヤと、 上記モータ駆動手段、上記信号処理手段及び上記プラン
    ジヤに電源を供給する電源供給手段と を具え、上記制御手段は、上記回転検出手段から受けた
    検出結果に基づいて上記一対のリール台の回転が停止し
    たことを検出すると、上記電源供給手段による上記モー
    タ駆動手段への電源を遮断させた後に上記信号処理手段
    への電源を遮断させてから、上記電源供給手段から上記
    プランジヤに電源を供給して上記プランジヤを駆動する
    ことにより上記操作釦の上記ロツクを解除し、上記記録
    媒体の上記処理動作を停止させる ことを特徴とする記録再生装置。
JP1990008446U 1990-01-31 1990-01-31 記録再生装置 Expired - Lifetime JP2522809Y2 (ja)

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JP1990008446U JP2522809Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 記録再生装置

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JPH03102119U JPH03102119U (ja) 1991-10-24
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JP1990008446U Expired - Lifetime JP2522809Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 記録再生装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832246A (ja) * 1981-08-18 1983-02-25 Canon Inc 磁気記録再生装置
JPS6260152A (ja) * 1985-09-10 1987-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

Also Published As

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JPH03102119U (ja) 1991-10-24

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