JPH026484Y2 - - Google Patents

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JPH026484Y2
JPH026484Y2 JP1979136033U JP13603379U JPH026484Y2 JP H026484 Y2 JPH026484 Y2 JP H026484Y2 JP 1979136033 U JP1979136033 U JP 1979136033U JP 13603379 U JP13603379 U JP 13603379U JP H026484 Y2 JPH026484 Y2 JP H026484Y2
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circuit
recording
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head
pause
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JP1979136033U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置において、録音ポー
ズ中、録音の繰返し操作の際に発生するクリツク
音および消去ヘツドの消し残しをなくすると共に
消去ヘツドの発熱による磁気テープの損傷を防止
することを目的とするものである。
従来の磁気記録再生装置においては、ポーズ
中、磁気テープと消去ヘツドおよび録音ヘツドと
の接触を解除すると共にピンチローラのキヤプス
タンに対する圧接も同時に解除する方式がある。
この方式によると録音ポーズ時に消去ヘツドおよ
び録音ヘツドにバイアス電流を流した状態でテー
プとヘツドが急速に離間するのでクリツク音が発
生し、これが録音されることがある。また、テー
プとヘツドが離れた後、テープが少しでも供給リ
ールから巻取リールに巻き込まれると、消去ヘツ
ドによる前回の録音の消し残りが残存することが
ある。
上記の欠点を排除する方式として、ポーズ中は
消去ヘツドおよび録音再生ヘツドを磁気テープに
接触させたまゝ、ピンチローラを後退させてキヤ
プスタンとの圧接を解除する方式がある。この方
式によると前述の欠点は解消するが、録音中は操
作モードがポーズとプレイのいづれにもかゝわら
ず消去ヘツドおよび録音再生ヘツドは磁気テープ
と接触しており、かつ、発振回路が動作している
ので、録音を一時停止したとき磁気テープが走行
を停止した状態で発熱の大きい消去ヘツドと接触
する。ところで最近の磁気テープは高級化し、特
にメタルテープの出現によりヘツドに大きなバイ
アス電流を流すようになつたため、消去ヘツドの
発熱が大きく、磁気テープが走行を停止した状態
で接触すると、これに損傷を与えることがある。
本考案は上記のような欠点のない磁気記録再生装
置を提供することを目的とするものである。
本考案の実施例を図面について説明する。第1
図において、1は録音信号の入力端子、2はライ
ンアンプ、3は録音モニタの出力端子である。ラ
インアンプ2の出力は抵抗4を介して録音アンプ
5の入力端子10に入り、録音アンプ5の出力は
録音ヘツド6に供給される。録音アンプ5は増巾
器7と、バイアス発振器8と、これをオンオフす
るバイアススイツチ9を有し、該バイアススイツ
チ9は図示してない録音押釦と連動して録音中は
閉じてバイアス発振器8を発振させる。バイアス
発振器8の出力は録音ヘツド6および消去ヘツド
11に供給される。
制御回路12はフイリツプフロツプ等で構成さ
れた再生指令記憶回路12aと、録音指令記憶回
路12bと、一時停止指令記憶回路12cとを有
する。13は再生指令の入力端子、14は停止指
令の入力端子、15は録音指令の入力端子、16
は一時停止指令の入力端子で、それぞれ抵抗1
7,18,19,20を介して電源21に接続さ
れると共に、常開ノンロツク型の再生スイツチ2
2、停止スイツチ23、録音スイツチ24および
一時停止スイツチ25を介して接地されている。
なお、これらのスイツチ22,23,24,25
はそれぞれ図示してない再生押釦、停止押釦、録
音押釦および一時停止押釦と連動するよう構成さ
れている。
制御回路12の再生指令記憶出力端子26およ
び録音指令記憶出力端子27はプランジヤ駆動回
路28に接続されている。29はプランジヤ駆動
回路28によつて駆動される第1のプランジヤ
で、ヘツド基板30を図示してない復帰ばね力に
抗して前進させ、ヘツド31,32を磁気テープ
33に接触させると共に、ピンチローラ34を磁
気テープ33を介してキヤプスタン35に圧接さ
せ、磁気テープを走行させる。プランジヤ駆動回
路28によつて駆動される第2のプランジヤ36
は、録音再生切換スイツチ37を録音側に切換え
る。(共通接点Cと録音接点Rを短絡する)なお、
この録音再生切換スイツチ37は、第2プランジ
ヤ36の非動作時は図示してないばねによつて再
生側に保持されている。(共通接点Cと再生接点
Pを短絡する) 制御回路12の一時停止指令記憶出力端子38
は遅延回路39に接続されている。この遅延回路
39の入力信号(端子38の出力)と、第1遅延
出力端子40および第2遅延出力端子41におけ
る出力信号との時間的な関係は第2図の波形図に
示すとおりである。第1遅延出力端子40はトラ
ンジスタ42のベースに接続され、トランジスタ
42のコレクタは第3のプランジヤ43を介して
電源21に接続されている。第3プランジヤ43
は、動作時はヘツド基板30に取付けられたピン
チローラ34を図示しないばねに抗して後退させ
る。なお、第3プランジヤ43の非動作時は前記
ばねによつてピンチローラ34は前進している。
そして前記第1プランジヤ29の動作時に第3プ
ランジヤ43が動作すると、磁気テープは定速走
行から一時停止し、第3プランジヤ43が非動作
になると磁気テープは定速走行を再開する。第2
遅延出力端子41はトランジスタ44のベースに
接続され、トランジスタ44のコレクタは抵抗4
5を介してトランジスタ46のベースに接続され
ている。トランジスタ46のベースは抵抗47を
介して接地されると共に抵抗48を介して電源2
1に接続され、そのコレクタは電源21に、エミ
ツタはバイアススイツチ9を介してバイアス発振
器8に接続されている。このトランジスタ44,
46および抵抗45,47,48よりなる回路が
本考案のいうスイツチ回路である。
次にその作用を説明する。トランジスタ44が
オフのときは、トランジスタ46を通つてバイア
ス発振器8に流れる電流(録音ヘツド6に供給さ
れるバイアス電流と消去ヘツド11に供給される
消去電流)は抵抗47(R1)と抵抗48(R2
の分割比R1/(R1+R2)にほゞ比例した値にな
り、トランジスタ44がオンのときは抵抗47
(R1)と抵抗48(R2)と抵抗45(R3)との分
割比R1R3/R1R3+R2にほゞ比例した値になる。した がつて、トランジスタ44をオフからオンにする
ことによつてバイアス電流および消去電流を遮断
することなくある割合で所要の値まで抵抗R1
R3によつて任意の値に減少させることができる。
このトランジスタ44のオフオン制御は遅延回路
39の第2遅延出力端子41の出力信号によつて
行なわれ、また、録音中に一時停止したときは第
1遅延出力端子40の出力信号によつてピンチロ
ーラ34が前述のように動作するので、第2図の
波形図の示すタイミングによつてピンチローラ3
4がキヤプスタン35から離れて磁気テープ33
が走行を一時停止した後、バイアス電流および消
去電流が変化(減少)する。したがつて録音中、
一時停止したとき磁気テープ33上にクリツク音
が録音されたり、前回の録音信号が消え残ること
がない。また、一時停止から再び録音を開始する
ときはピンチローラ34がキヤプスタン35に圧
接して磁気テープ33が走行を再開した後、バイ
アス電流および消去電流が元の値に復帰するか
ら、同様にテープ上にクリツク音を録音したり、
また、前回の録音信号を消し残したり、すること
がない。そして一時停止中は消去電流が小さく、
かつ消去ヘツドが磁気テープから離れているの
で、磁気テープの熱による損傷はない。
第3図は第1図の遅延回路39を省略した本考
案の実施例である。この実施例はバイアス電流お
よび消去電流の変化に第2図のようなタイミング
はなく、一時停止と同時にバイアス電流と消去電
流は減少する。したがつて第1図の場合に比し、
磁気テープ上の若干のクリツク音は避けることは
できないが、バイアス電流および消去電流を流し
たまゝで一時停止する従来例に比べれば、クリツ
ク音の発生ははるかに少く、かつ、消去ヘツドに
よる磁気テープの熱損は防止される。
以下本考案の実施例を論理回路を含む電気回路
によつて説明したが、電気回路を使用しない機械
的手段によつても可能であり、特に第3図の実施
例の場合は、一時停止押釦と連動するスイツチを
設けてバイアス発振回路の出力を制御すればよ
い。要するに本考案は図示してない再生押釦、停
止押釦、録音押釦および一時停止押釦とそれぞれ
連動する再生スイツチ22、停止スイツチ23、
録音スイツチ24および一時停止スイツチ25を
有し、これらのスイツチが回路を閉じたときに与
えられる信号よつてそれぞれの動作を制御する制
御回路12を備えた回路において、録音ヘツド6
および消去ヘツド11のバイアス発振回路8と電
源21との間にスイツチ回路(トランジスタ4
4,46、抵抗45,47,48)を設け、前記
一時停止スイツチ25が回路を閉じたとき、前記
スイツチ回路は前記制御回路12の出力によつて
前記バイアス発振回路8の出力を遮断することな
くある割合で所要の値まで減少するよう制御す
る。したがつて冒頭で述べた従来の磁気記録再生
装置の録音一時停止時におけるクリツク音の発
生、消去ヘツドの電流遮断に基づく前回の録音の
消し残りおよび消去ヘツドの熱による磁気テープ
の損傷を簡単な構造によつて防止するすぐれた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図:制御信号の遅延回路39を有する本考
案の実施例の電気回路図、第2図:遅延回路の入
力信号38および出力信号40,41の波形図、
第3図:制御信号の遅延回路39を省略した本考
案の実施例の電気回路図。 1……録音信号の入力端子、2……ラインアン
プ、3……録音モニタ端子、5……録音アンプ、
6……録音ヘツド、8……バイアス発振器、9…
…バイアススイツチ、11……消去ヘツド、12
……制御回路、21……電源、22……再生スイ
ツチ、23……停止スイツチ、24……録音スイ
ツチ、25……一時停止スイツチ、28……プラ
ンジヤ駆動回路、29,36,43……プランジ
ヤ、39……遅延回路、スイツチ回路(トランジ
スタ44,46、抵抗45,47,48)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 再生押釦、停止押釦、録音押釦および一時停
    止押釦とそれぞれ連動する再生スイツチ、停止
    スイツチ、録音スイツチおよび一時停止スイツ
    チを有し、これらのスイツチが回路を閉じたと
    きに与えられる信号によつてそれぞれの動作を
    制御する制御回路を備えた回路において、録音
    ヘツドおよび消去ヘツドのバイアス発振回路と
    電源との間にスイツチ回路を設け、前記一時停
    止スイツチが回路を閉じたとき、前記スイツチ
    回路は、前記制御回路の出力によつて前記バイ
    アス発振回路の出力を遮断することなくある割
    合で所要の値に減少するよう制御することを特
    徴とする磁気記録再生装置。 (2) 前記制御回路の出力は遅延回路を介して前記
    スイツチ回路に供給されることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲(1)の磁気記録再生装置。
JP1979136033U 1979-10-01 1979-10-01 Expired JPH026484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979136033U JPH026484Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979136033U JPH026484Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01

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Publication Number Publication Date
JPS5656021U JPS5656021U (ja) 1981-05-15
JPH026484Y2 true JPH026484Y2 (ja) 1990-02-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030818Y2 (ja) * 1979-06-07 1985-09-14 日本ビクター株式会社 テ−プレコ−ダのバイアス回路と消去回路

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JPS5656021U (ja) 1981-05-15

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