JPH073714B2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents

テ−プレコ−ダ

Info

Publication number
JPH073714B2
JPH073714B2 JP62213964A JP21396487A JPH073714B2 JP H073714 B2 JPH073714 B2 JP H073714B2 JP 62213964 A JP62213964 A JP 62213964A JP 21396487 A JP21396487 A JP 21396487A JP H073714 B2 JPH073714 B2 JP H073714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
state
pause
button
dubbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62213964A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6457444A (en
Inventor
勝則 城迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP62213964A priority Critical patent/JPH073714B2/ja
Publication of JPS6457444A publication Critical patent/JPS6457444A/ja
Publication of JPH073714B2 publication Critical patent/JPH073714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテープレコーダの制御装置の改良に関するもの
であって、特に、2つのテープがセットできるテープレ
コーダにおけるダビング制御の改良に係る。
(従来の技術) カセットテープをダビングする場合、その内容によって
はダビングしたくない曲や会話(以降、会話も含めて曲
として説明する)がある。かかる場合、従来のカセット
テープレコーダでは、録音側を一旦ポーズボタンにより
一時停止させた後、再生側を早送りして、次の曲を選択
する必要があった。
(発明が解決しようとする問題点) このような操作は煩わしく、使い勝手が良くなかった。
特に、録音側と再生側の2つのメカニズムが1組の操作
ボタンで操作されるようなカセットテープレコーダの場
合は、操作ボタンがいずれのメカニズムのためのものな
のかわかりにくいという問題があった。同様の問題は、
オープンリールテープレコーダにもいえることである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のテープレコーダは、第1のテープ及び第2のテ
ープをセットするとともに、セットした第1のテープを
再生状態とし、セットした第2のテープを録音状態とす
ることによって、第1のテープの内容を第2のテープに
ダビングするダビングモードを備えたテープレコーダに
おいて、少なくとも再生ボタン及びボーズボタンを有す
る操作部と、前記ダビングモード時、前記ポーズボタン
が押されることによって前記第2のテープをポーズ状態
とするとともに、前記ポーズボタンが押されてから所定
時間遅れて前記第1のテープを早送り状態として、この
第1のテープに記録されている曲の頭出しを順次行う頭
出し制御手段と、この頭出し制御手段によって第1のテ
ープの曲の頭出しを行っているときに、前記ポーズボタ
ンが再度押されるか又は前記再生ボタンが押されると、
第1のテープの曲の頭出し完了時点で、前記第1のテー
プを再生状態とし、前記第2のテープをポーズ状態から
録音状態とするダビングモード復帰制御手段とを備えた
構成とする。
(作用) ダビングモード時においてポーズボタンが押されると、
頭出し制御手段は、第2のテープをポーズ状態とすると
ともに、所定時間遅れて第1のテープを早送り状態とし
て、この第1のテープに記録されている曲の頭出しを順
次行う。
そして、この頭出し制御手段によって第1のテープの曲
の頭出しを行っているときに、ポーズボタンが再度押さ
れるか又は再生ボタンが押されると、ダビングモード復
帰制御手段は、第1のテープの曲の頭出し完了時点で、
第1のテープを再生状態とし、第2のテープをポーズ状
態から録音状態とする。
すなわち、ダビングモード時にポーズボタンを押すこと
によって、再生側である第1のテープの所望の曲の頭出
しが行われ、この頭出しが完了したときにポーズボタン
又は再生ボタンを押すことによって、再度ダビング状態
とすることができるものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係り、第1及び第2のカセ
ットテープをセットできるカセットテープレコーダの制
御部の要部構成を示す図である。
同図において、1は操作ボタンブロック(操作部)であ
り、1aは再生ボタン、1bは早送りボタン、1cは巻戻しボ
タン、1dはポーズボタン、1eは録音ボタン、1fはストッ
プボタン、1gはオートダビングサーチ切換スイッチであ
って、これをオンにするとオートダビングの自動ポジシ
ョンとなり、ポーズボタン1dを押すことで後述する第1
のメカニズムの自動頭出し制御を行うことができるスイ
ッチである。これら各ボタン及びスイッチの信号はロジ
ックコントロール2に入力される。また、オートダビン
グサーチ切換スイッチ1gの出力に基いて、ロジックコン
トロール2は、後述するようにオートダビングサーチ状
態か否かの判別をする。
本実施例では、この操作ボタンブロック1に含まれる各
ボタン及びスイッチによって、第1及び第2のカセット
テープの動作状態が制御されるようになっている。ま
た、本実施例のカセットテープレコーダは、図示しない
独立した2つのメカニズムを備えており、第1のメカニ
ズムは第1のカセットテープの駆動のために、第2のメ
カニズムは第2のカセットテープの駆動のために設けら
れている。
また、3は上記第1のメカニズムによって第1のカセッ
トテープの自動頭出し制御を行うためのプランジャであ
る。このプランジャ3は、ロジックコントロール2によ
って制御されるトランジスタ4で駆動される。また、こ
のプランジャ3は、図示しない第1のメカニズムがダビ
ングモードでの再生状態のときにオンされ、そのオン状
態が保持されることによって、第1のメカニズムを自動
頭出し状態に動作させるとともに、オフ状態にされると
第1のメカニズムをストップ状態とし、さらにこの第1
のメカニズムのストップ状態において、一時オンされる
と、第1のメカニズムをもとの状態、すなわちダビング
モードでの再生状態に復帰させる機能を有している。つ
まり、ダビングモード時において、プランジャ3をオン
(最初のオン)、オン状態の保持、オフ、オフ状態の保
持、一時的なオン(2回目のオン)といった一連の操作
を行うことによって、第1のメカニズムが、再生状態か
ら自動頭出し状態(プランジャ3の最初のオンに対
応)、ストップ状態(プランジャ3のオフに対応)、再
生状態(プランジャ3の2回目のオンに対応)といった
一連の動作を行うようになっている。すなわち、プラン
ジャ3の最初のオンで第1のメカニズムを自動頭出し状
態、プランジャ3の2回目のオンで第1のメカニズムを
再生状態とするように、制御動作が予めプログラムされ
ている。
5は第2のメカニズムによって第2のカセットテープを
ポーズ動作させるためのプランジャである。このプラン
ジャ5は、ロジックコントロール2で制御されるトラン
ジスタ6によって駆動される。また、このプランジャ5
は、図示しない第2のメカニズムがダビングモードでの
録音状態のときに一時オンされる(ポーズボタン1dを押
すことによってオンされる)ことによって、第2のメカ
ニズムをポーズ状態とし、この後、再度一時オンされる
(ポーズボタン1d又は再生ボタン1aを押すことによって
オンされる)ことによって、第2のメカニズムを元の録
音状態に復帰させる機能を有している。つまり、第2の
メカニズムは、ダビングモード時においては、ポーズボ
タン1dが押されるたびにポーズ状態と録音状態とを交互
に繰り返すようになっている。
7は第1のメカニズムによって第1のカセットテープを
早巻きするための早巻専用モータである。この早巻専用
モータ7はロジックコントロール2によって制御される
早巻コントロール回路8によって駆動される。
9は第1のメカニズムに含まれる再生ヘッドである。こ
の再生ヘッド9によって第1のカセットテープの録音内
容が再生され、その信号はイコライザアンプ10で増幅さ
れ、曲及び曲間検出回路11を経てロジックコントロール
2に与えられる。
ロジックコントロール2には、後述するように、ダビン
グ時の制御手順がプログラムされており、このプログラ
ムに従って、ロジックコントロール2はトランジスタ4,
6及び早巻コントロール回路8を制御する。すなわち、
特許請求の範囲に記載された頭出し制御手段及びダビン
グモード復帰制御手段は、ロジックコントロール2に格
納された動作プログラムによりソフトウエア構成として
実現されている。
第2図は、第1図に示す制御回路の動作、特に、ロジッ
クコントロール2における制御動作を説明するためのフ
ローチャートである。この第2図のフローチャートに基
いて、第1図の制御回路の動作を説明する。
カセットテープの動作モードはダビングモード、すなわ
ち第1のメカニズム(図面上はT1で表されている)に再
生用カセットテープがセットされ、第2のメカニズム
(図面上はT2で表されている)に録音用カセットテープ
がセットされて、第1のメカニズムが再生状態、第2の
メカニズムが録音状態になっているものとする。つま
り、以下の説明においては、本テープレコーダがダビン
グモードに設定されていることが前提となっており、こ
のダビングモードが解除されない限り、最終的にはこの
ダビングモードに復帰するものである。
かかるモードにおいて、ロジックコントロール2はポー
ズボタン1dがオンされたかどうかを判断し(ステップ
)、オンされていれば第2のメカニズムをポーズ状態
にするためにトランジスタ6にパルスを与え、プランジ
ャ5を一時的にオン(最初のオン)させる(ステップ
)。これによって、第2のメカニズムにセットされた
録音用カセットテープは、プランジャ5の最初のオンに
対応したポーズ状態となる。
次いで、ステップで、オートダビングサーチ切換スイ
ッチ1gがオンかどうかを判断し、オンならばオートダビ
ングサーチのステップへ、オンでないならばオートダ
ビングサーチしないステップへ移る。
そこで、まず、オートダビングサーチしないステップ
に進んだ場合には、ロジックコントロール2はポーズ解
除か否かを判別する。ポーズ解除は、操作者によってポ
ーズボタン1dが再度押されるか、又は再生ボタン1aが押
されることによって行う必要があるので、これらボタン
1d又は1aのいずれかが押されたか否かを判断する。
ポーズ解除の場合(すなわち、次のダビングすべき曲の
頭出しができている場合)はステップに移り、トラン
ジスタ6にパルスを与え、プランジャ5を一時的にオン
(2回目のオン)させて第2のメカニズムのポーズを解
除し、再びダビングモードでの再生状態に復帰し、ステ
ップでダビングモードを設定して、動作を終了する。
一方、ステップにおいて、ポーズ解除でない場合(す
なわち、次のダビングすべき曲の頭出しができていない
場合)は、次に早送りボタン1b又は巻戻しボタン1cのい
ずれかがオンされたか否かを判断し(ステップ)、い
ずれかのボタンがオンならば、トランジスタ4を制御し
てプランジャ3をオン状態(最初のオン状態)に保持
し、曲間検出動作を実行する(ステップ)。そして、
次のステップで、曲間があるか否かを判断し、あれば
トランジスタ4を制御してプランジャ3をオフ状態にし
て第1のメカニズムを停止させ(ステップ)、さら
に、第1のメカニズムを再生状態にするために、トラン
ジスタ4にパルスを与えてプランジャ3を一時的にオン
(2回目のオン)させる(ステップ)。そして、ステ
ップへ戻り、再びオートダビングサーチか否かの判断
をする。
また、ステップにおいて、早送りボタン1b及び巻戻し
ボタン1cのいずれもが押されていない場合も、制御動作
はステップへ戻る。
次に、オートダビングサーチ切換スイッチ1gがオン状態
の場合には、制御動作はステップへ進み、ステップ
で、第1のメカニズムの再生用カセットテープの再生出
力が曲間か曲中かの判断をする。このとき、曲間の場合
であれば、制御動作は、ステップ→ステップ→ステ
ップ→ステップと進み、次の曲が出るまで再生用カ
セットテープは再生状態を続ける。
再生用カセットテープの再生出力に曲がある場合は、ロ
ジックコントロール2内の内部タイマーが始動され(ス
テップ)、T時間(本実施例では、約20秒)が経過す
るまで再生状態が続けられる。そのため、操作者は再生
されている曲を聞きながら、その間にポーズを解除する
か否かを判断する(ステップ,)。
そして、ステップにおいて、ポーズボタン1dが再度押
されるか又は再生ボタン1aが押されることによって、上
述したステップ,の制御動作が実行されて動作は終
了する。また、ステップにおいて、再生状態でT時間
経過した場合は、その再生中の曲が次にダビングすべき
曲ではないことから、制御動作はステップへ移り、第
1のメカニズムを再度自動頭出し制御状態にする。この
制御動作は、前述したとおり、ステップ→ステップ
→ステップ→ステップ→ステップ→ステップの
順に進むことにより行う。そして、次の曲が再生される
とステップ→ステップ→ステップ→ステップと
進んで、上記と同様に、この曲が次にダビングすべき間
か否かが判断される。
第2図に示すフローチャートでは、ステップで再生用
カセットテープの再生出力が曲間であることを判別する
と、制御動作はステップへ進むが、これに代えて、自
動頭出し動作が終了した後にステップに移るようにし
てもよい。その場合は、第3図のフローチャートのよう
に制御動作をプログラムすればよい。
第3図を参照して説明すると、第2図のステップから
ステップへ進み、ロジックコントロール2は再生出力
に曲があるかないか、つまり曲中か曲間かの判断をす
る。そして、曲がある場合はステップへ移り、曲がな
い場合はステップ〜の曲サーチ制御に移る。
すなわち、再生テープから再生される出力の曲間が数秒
以上のときに、曲サーチ動作をさせるようにするため、
タイマー=0を設定し(ステップ)、次に、タイマー
がT秒経過したかどうかを判断する(ステップ)。未
経過の場合は、曲が始まったかどうかを検知しながら
(ステップ)、タイマー時間経過を判断する。T秒以
内に曲が始まった場合はステップに移り、オートダビ
ングサーチ制御に移る。
T秒以内に曲が始まらない場合は、T秒後にトランジス
タ4を制御してプランジャ3をオン状態に保持し第1の
メカニズムによって再生用テープの早送り曲検出動作を
行わせる(ステップ)。そして、ステップで曲があ
るかどうかを判断し、あれば巻戻し曲間検出制御を行う
(ステップ)。曲間であれば(ステップ)、プラン
ジャ3をオフして停止状態にし(ステップ)、次いで
プランジャ3を一時的にオンして第1のメカニズムを再
生状態にしてから(ステップ)、ステップへと進
む。
以上の制御動作によって、テープのダビング中にポーズ
ボタンを押すと、録音側はポーズ状態になり、再生側は
数秒間再生後に自動頭出し動作状態になり、ポーズ解除
によって再度ダビング状態になるという制御が実行され
ることになる。
第4図は、本発明の他の実施例に係るカセットテープの
制御部の要部構成を示すブロック図である。第4図に示
す制御部は、第1図を参照して説明した制御部とは異な
り、論理回路の組合せによって構成された例が示されて
いる。
第4図においては、前述した第1図の各構成要素と対応
する部分には対応の参照番号を付し、同一部分について
の説明は省略する。
第4図において、インバータ12,13,14,15,16は、それぞ
れ接続された各操作ボタン又はスイッチの動作に伴う論
理を正論理にするために挿入されたものである。
ダビングモードにおけるこの制御回路の動作について説
明すると、ダビング時「H」レベル信号出力回路33は
「H」信号を出力している。ANDゲート17は、ダビング
時にポーズボタン1dが押されたか否かの判断手段として
機能し、ポーズボタン1dが押されると、ANDゲート17の
入力は「H」,「H」となり、その出力は「H」レベル
となって、プランジャコントロール23の入力bへ入力さ
れる。プランジャコントロール23は、入力bに信号が入
ると、トランジスタ6を導通させてプランジャ5を数ミ
リ秒オンさせるように、出力cに「H」レベルを出力す
る。これにより、図示しない録音用カセットテープがセ
ットされた第2のメカニズムはポーズ状態になる。ま
た、プランジャコントロール23の出力dは、この状態を
示す信号「H」を出力する。なお、ポーズ状態信号
「H」ブロック22は、単にポーズ状態信号「H」を表わ
すだけのブロックである。
ポーズ状態信号「H」ブロック22の出力は、再生ボタン
1aが押されたとき、ANDゲート19に入る。ANDゲート19
は、ポーズ解除判断手段として機能し、その「H」出力
はプランジャコントロール23の入力aに与えられる。こ
れを受けてプランジャコントロール23の出力cからは
「H」パルスが出力され、プランジャ5は数ミリ秒オン
して、第2のメカニズムのポーズが解除される。つま
り、第2のメカニズムは、ダビングモードでの録音状態
において、プランジャ5が最初にオンされるとポーズ状
態、次にオンされるとポーズを解除して再び録音状態に
復帰するように、動作プログラムが作成されている。
次に、ポーズボタン1dが操作されてポーズ状態になり、
かつ、オートダビングサーチ切換スイッチ1gがオンにな
っているときのANDゲート24の出力を考える。この場
合、第2のメカニズムはポーズ状態(ステップ)であ
るが、第1のメカニズムは再生を続行している。そし
て、第1のメカニズムの再生ヘッド9によって再生用カ
セットテープから再生された信号がイコライザアンプ10
で増幅され、曲及び曲間検出回路11で再生信号が曲あり
か曲なしかの検出がされる(ステップ)。本実施例で
は、曲ありの場合、曲及び曲間検出回路11の出力は
「H」レベル、曲なしの場合は「L」レベルとなる。従
って、曲ありとなった場合、ANDゲート24の出力は
「H」レベルとなり、タイマーカウント回路25が動作さ
れる(ステップ)。タイマーカウント回路25はタイム
アップによって「H」レベルを出力し、プランジャコン
トロール31の入力eに「H」レベルを与える(ステップ
→ステップ)。これを受けて、プランジャコントロ
ール31はトランジスタ4を制御してプランジャ3をオン
状態にする。よって、再生用カセットテープがセットさ
れた第1のメカニズムは、頭出しのために早送り状態と
なる(ステップ)。プランジャコントロール31の出力
hは頭出し状態を表わす「H」信号を出す。なお、ブロ
ック32は、この頭出し状態を表わす信号「H」を表わす
だけの単なるブロックである。
一方、NANDゲート28,29,30及びインバータ27によって構
成される回路は、曲及び曲間検出回路11が曲を検出し、
次に曲間を検出すると(ステップ→ステップ→ステ
ップ)、プランジャコントロール31の入力fに「H」
レベルの信号を与えるための回路である。プランジャコ
ントロール31は入力fにこの「H」レベルの信号が与え
られると、出力gが「L」レベルとなってプランジャ3
をオフ状態として第1のメカニズムを停止させ(ステッ
プ)、出力hを「L」レベルとするとともに、数100
ミリ秒後に再び出力gを数100ミリ秒間「H」レベルと
してプランジャ3を一時的にオンし(ステップ)、第
1のメカニズムを再生状態にするように構成されてい
る。
以上の結果、この第4図に示す論理回路で構成された制
御回路によっても、テープのダビング中にポーズボタン
1dが押されることにより、録音側はポーズ状態になり、
再生側は数秒間再生後、自動頭出し動作が行われ、ボタ
ン解除によってダビング動作に戻る。
なお、上述の各実施例においては、再生側を構成する第
1のメカニズムと録音側を構成する第2のメカニズムと
が別個のメカニズムによって構成されているものとして
説明したが、両メカニズムが1つのキャプスタン軸によ
り駆動されるいわゆるダブルメカニズム構成のテープレ
コーダにも適用することができる。
また、各操作ボタンは、第1のメカニズム及び第2のメ
カニズムに対して共通の操作ボタン(上述の実施例の場
合)でもよいし、各メカニズムに対して各々の操作ボタ
ンが設けられていてもよい。
さらにまた、上記各実施例では、オートダビングサーチ
切換スイッチ1gによって自動頭出しをするか否かを切換
えたが、これを省き、ダビングモードでポーズボタン1d
が操作されたときは録音用カセットテープがポーズにな
って数秒後、再生用カセットテープがいつでも自動頭出
しに移るようにしてもよい。
なお、本発明は、上記実施例の説明のようにカセットテ
ープレコーダへの適用に好ましいが、これに限らず、オ
ープンリールテープレコーダにも適用できるものであ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のテープレコーダによれ
ば、ダビング中において所定の操作部材例えばポーズボ
タンを押すことによって、録音側はポーズ状態になり、
再生側は数秒間再生後、自動頭出しをするようにしたの
で、ダビング時の編集操作が簡単になり、使い勝手の良
いテープレコーダとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るテープレコーダの制御
回路の要部構成を示すブロック図、第2図及び第3図は
第1図に示す制御回路の制御動作例を示すフローチャー
ト、第4図は本発明の他の実施例に係るテープレコーダ
の制御回路の要部構成を示すブロック図である。 1d……ポーズボタン 1g……オートダビングサーチ切換スイッチ 2……ロジックコントロール 3,5……プランジャ 7……早巻専用モータ 11……曲及び曲間検出回路 33……ダビング時「H」レベル信号出力回路 23,31……プランジャコントロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のテープ及び第2のテープをセットす
    るとともに、セットした第1のテープを再生状態とし、
    セットした第2のテープを録音状態とすることによっ
    て、第1のテープの内容を第2のテープにダビングする
    ダビングモードを備えたテープレコーダにおいて、 少なくとも再生ボタン及びポーズボタンを有する操作部
    と、 前記ダビングモード時、前記ポーズボタンが押されるこ
    とによって前記第2のテープをポーズ状態とするととも
    に、前記ポーズボタンが押されてから所定時間遅れて前
    記第1のテープを早送り状態として、この第1のテープ
    に記録されている曲の頭出しを順次行う頭出し制御手段
    と、 この頭出し制御手段によって第1のテープの曲の頭出し
    を行っているときに、前記ポーズボタンが再度押される
    か又は前記再生ボタンが押されると、第1のテープの曲
    の頭出し完了時点で、前記第1のテープを再生状態と
    し、前記第2のテープをポーズ状態から録音状態とする
    ダビングモード復帰制御手段とを備えたことを特徴とす
    るテープレコーダ。
JP62213964A 1987-08-27 1987-08-27 テ−プレコ−ダ Expired - Fee Related JPH073714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62213964A JPH073714B2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 テ−プレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62213964A JPH073714B2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 テ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6457444A JPS6457444A (en) 1989-03-03
JPH073714B2 true JPH073714B2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=16647980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62213964A Expired - Fee Related JPH073714B2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 テ−プレコ−ダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH073714B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04337549A (ja) * 1991-05-14 1992-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
KR100738200B1 (ko) * 2000-12-28 2007-07-10 대우전자부품(주) 탄탈소자 공급을 위한 셔터장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6457444A (en) 1989-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61172238A (ja) ビデオテ−プレコ−ダの自動頭出し装置
JPH073714B2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0110799Y2 (ja)
JPS6228493B2 (ja)
JP2526552B2 (ja) 記録再生装置
JPS6320751A (ja) 記録再生装置
JPS6339998B2 (ja)
JPH0361259B2 (ja)
JPH0333952Y2 (ja)
JP2989416B2 (ja) 磁気テープ再生装置
JPH0621055Y2 (ja) テープレコーダ
JPH0621054Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2635611B2 (ja) 音響用記録再生装置
JPS6250912B2 (ja)
JP2630827B2 (ja) 頭出再生方法及び回路
KR0150636B1 (ko) 로직 카세트 테이프 레코더의 재생 모드 제어 방법
JPH0636504Y2 (ja) テープレコーダ
JPH0426985Y2 (ja)
JPS5853042A (ja) 記録再生方法
JPS59101052A (ja) 自動録音停止回路
JPH079719B2 (ja) オ−トリバ−ス式カセツトテ−プレコ−ダ
JPS6348088B2 (ja)
JPH079720B2 (ja) オ−トリバ−ス式カセツトテ−プレコ−ダ
JPS6180642A (ja) テ−プレコ−ダ
JPS61230693A (ja) テ−プレコ−ダの選曲装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees