JP3175332B2 - 映像信号処理装置のタイミング信号発生回路 - Google Patents

映像信号処理装置のタイミング信号発生回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
などの映像信号処理装置におけるタイミング信号発生回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、8mmビデオカセットレコーダ(
以下、VCRという)などにおいては、図5に示すよう
に、磁気テープTPに順次斜めに記録トラックTR(T
RA,TRB……)を形成し、これらトラックTRに所
望の入力データを記録するように構成されている。ここ
でVCRは、スイッチングパルスSWPに基づいて各種
のパルス幅変調制御用タイミング信号を生成し、キャプ
スタンやドラムの位相を制御する。
【0003】スイッチングパルスSWPは、通常再生
時、59.94[Hz] の周期を有するデユーティ比50%の信号
であり、例えば磁気ヘッドが記録トラックTRAを走行
中は論理「H」に立ち上がり、記録トラックTRBを走
行中は論理「L」に立ち下がるように設定される。この
スイッチングパルスSWPは、図6に示すように、回転
ドラムの回転基準位置検出信号(以下、PG(Pulse Gen
erator) という)および回転ドラムの連続的な、具体的
には1回転につき例えば12個の割合で出力される回転位
置検出信号(以下、DFG(Drum Frequency Generator)
という)のうち、DFGが「#1」および「#2」の時
の時刻t1およびt2間で立ち上がり、DFGが「#
7」および「#8」の時の時刻t7およびt8間で立ち
下がるように発生される。
【0004】スイッチングパルスSWPの立ち下り時刻
(tD)は、DFGが「#7」のときの時刻t7を基準
とし、たとえば各種再生モードにおける再生速度によっ
て固定の基準値Δ1にVCR相互間の誤差を調整する調
整値Δ2を加えた値で設定されている。また、図6に示
すように、スイッチングパルスSWPの立ち上がりの時
を基準とし、制御用タイミング信号TMGの出力タイミ
ング(t71,t72, t73)が設定される。
【0005】従来のVCRやVTRは、各種の制御用タ
イミング信号TMGの出力タイミングおよび出力データ
を先入れ先出し方式でなる、いわゆるFIFO(First I
n First Out)メモリにDFGが「#1」または「#7」
のタイミング(t1またはt7)で格納する。この状態
で、FIFOメモリに格納された出力タイミングと現在
時刻との一致不一致を検出し、一致したとき該当する制
御データを順次出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
出力バッファとしてFIFOメモリを用いていたため、
1フィールド内の出力データを一度に設定することがで
きず、上述したように1フィールドに同期したDFGや
CFG(Capstan Frequency Generator) などの割り込み
処理で数回に分けて設定する必要があり、処理が煩雑で
あった。
【0007】そこで、出願人は、制御用タイミング信号
TMGの出力タイミングおよび出力データをそれぞれ順
次格納するRAM(Randam Access Memory)を有し、1フ
ィールドにおいて19点の出力データを設定できる回路
構成を提案した(特願平3−174653号 参照)。
【0008】しかしこの回路では、1フィールド内の出
力データの設定は、フィールドに同期したDFG割込処
理のうちある1回の処理内で行うように構成されている
ため、たとえば1フィールドにおいて7点程度の出力を
行うような場合、その処理時間は620μsec 程度必要
とし、これにドラムサーボの処理時間を合計すると、割
込処理時間は1msec程度となってしまう。近年のVCR
のメカ制御用マイクロコンピュータにおけるOS(Opera
ting System)にとって、1msecに及ぶ割込処理時間は致
命的な時間であり、全ての機能別プログラム(サブルー
チン)は、本来の性能を発揮できなくなる可能性が高
い。特に、ディジタルメモリやLCDなどを用いるもの
などの場合、1フィールド内の出力点数はさらに増加す
るため、これらに本回路を適用することは不可能であ
る。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、割込処理時間の増大を招くこと
なく、出力点数の増大を図れる映像信号処理装置のタイ
ミング信号発生回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、映像信号処理装置内の回転ドラムの回
転基準位置検出信号に基づいて映像信号処理装置におけ
る各種タイミング信号を種々の動作モードに応じて発生
するタイミング信号発生回路であって、上記回転ドラム
の回転基準位置検出信号および上記回転ドラムの連続的
な回転位置検出信号を入力し割込信号として出力する割
込信号出力手段と、種々の時間情報を記憶するメモリ手
段と、所定周期のタイマ信号を出力するタイマ手段と、
上記割込信号出力手段からの回転基準位置検出割込信号
を基準として、与えられた動作モードに応じた種々の制
御時間情報を、上記割込信号出力手段からの回転位置検
出割込信号および上記タイマ手段からのタイマ信号に基
づいて時系列の時間情報として発生し、上記メモリ手段
に順次記憶する制御時間情報発生手段と、上記タイマ手
段からのタイマ信号に応答して動作し、上記メモリ手段
に記憶された時間情報に対応するタイミング信号を出力
するタイミング信号発生手段とを設けた。
【0011】
【作用】本発明によれば、回転ドラムが回転すると回転
基準位置検出信号(PG)が発生されるとともに、回転
ドラムの連続的な回転位置検出信号(DFG)が発生さ
れて、これらの信号が割込信号出力手段に入力される。
割込信号出力手段では、入力した回転基準位置検出信号
および回転位置検出信号に対応した回転基準位置検出割
込信号および回転位置検出割込信号が発生されて、制御
時間情報発生手段に出力される。制御時間情報発生手段
は、入力した回転位置検出割込信号により時分割されて
起動される。制御時間情報発生手段では、割込信号出力
手段からの回転基準位置検出割込信号を基準として、た
とえばスチル再生やスロー再生など、与えられた動作モ
ードに応じた種々の制御時間情報が、同じく割込信号出
力手段からの回転位置検出割込信号およびタイマ手段か
らのタイマ信号に基づいて時系列の時間情報として発生
され、これら時間情報がメモリ手段に順次記憶される。
メモリ手段に記憶された時間情報は、タイマ手段からの
タイマ信号に応答して動作するタイミング信号発生手段
により読み出され、対応するタイミング信号が信号処理
回路などに出力される。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係る映像信号処理装置のタ
イミング信号発生回路の一実施例を示す構成図で、図
中、1は割込信号出力部、2はマイクロコンピュータな
どからなる制御時間情報発生部、3はメモリ、4はタイ
マ、5はタイミング信号発生部をそれぞれ示している。
【0013】割込信号出力部1は、図示しない回転ドラ
ムのPG(回転基準位置検出信号)および回転ドラムの
連続的なDFG(回転位置検出信号)を入力し回転基準
位置検出割込信号IPGおよび回転位置検出割込信号I
DFGとして制御時間情報発生部2に出力する。
【0014】制御時間情報発生部2は、割込信号出力部
1からの回転基準位置検出割込信号IPGを基準とし
て、外部から与えられた動作モード、たとえばスチル再
生モードやスロー再生モードなどに応じた種々の制御時
間情報CTLを、同じく割込信号出力部1からの回転位
置検出割込信号IDFGおよびタイマ4から出力された
タイマ信号TMに基づいて時系列の時間情報として発生
し、メモリ3に順次記憶する。
【0015】メモリ3は、たとえばRAMから構成さ
れ、制御時間情報発生部2において動作モードに応じて
発生された各種制御時間情報CTLを順次記憶する。な
お、図2は、制御時間情報CTL1〜CTLnを記憶す
るメモリ3の構成例を示している。
【0016】タイマ4は、所定周期のタイマ信号TMを
発生し、制御時間情報発生部2およびタイミング信号発
生部5に出力する。
【0017】タイミング信号発生部5は、タイマ4から
出力されたタイマ信号TMに応答して動作し、メモリ3
に記憶された制御時間情報CTLを読み出して対応する
タイミング信号TMGを、図示しない信号処理回路に出
力する。図3は、動作モードが異なる(動作モード1,
動作モード2)場合のタイミング信号DTMG1〜DT
MGnの出力例を示すタイミングチャートである。図3
に示すように、本回路では、動作モードに応じてタイミ
ング信号DTMG1〜DTMGnの出力タイミングが異
なっている。
【0018】次に、上記構成による動作を、図4のフロ
ーチャートに基づいて説明する。図示しない回転ドラム
が回転すると(S1)、PG(回転基準位置検出信号)
が発生されるとともに、回転ドラムの連続的なDFG
(回転位置検出信号)が発生されて(S2)、これらの
PGおよびDFGが割込信号出力部1に入力される。
【0019】割込信号出力部1では、入力したPGおよ
びDFGに対応した回転基準位置検出割込信号IPGお
よび回転位置検出割込信号IDFGが発生されて、制御
時間情報発生部2に出力される(S3)。
【0020】制御時間情報発生部2では、回転基準位置
検出割込信号IPGおよび回転位置検出割込信号IDF
Gが入力された否かが監視され(S4,S5)、これら
が入力されると、割込信号出力部1からの回転基準位置
検出割込信号IPGを基準とし、回転位置検出割込信号
IDFGに応答して割込処理が行われる(S6)。たと
えばスチル再生やスロー再生など、与えられた動作モー
ドに応じた制御時間情報CTLが、同じく割込信号出力
部1からの回転位置検出割込信号IDFGおよびタイマ
4からのタイマ信号TMに基づいて時系列の時間情報と
して発生され、これら制御時間情報CTLがメモリ3の
所定領域に順次記憶される。
【0021】また、タイマ4からのタイマ信号TMは、
タイミング信号発生部5にも入力され(S7)、タイミ
ング信号発生部5はこれに応答して動作状態となる。こ
の状態で、タイミング信号発生部5によりメモリ3に記
憶された動作モードに対応する時間情報CTLが読み出
される(S8)。読み出された時間情報CTLは、タイ
ミング信号発生部5により対応するタイミング信号DT
MG1〜nが図示しない信号処理回路などに出力される
(S9)。
【0022】以上説明したように、本実施例によれば、
DFGおよびタイマ信号TMに基づき動作モードに応じ
た制御時間情報CTLを発生して、これをメモリ3に順
次記憶し、タイマ信号TMにより動作するタイミング信
号発生部5により対応するタイミング信号DTMGを出
力するようにした。その結果、1フィールド内の出力点
数が増加しても、従来のように割込処理時間が1msec程
度と大きくなることを防止することができる。すなわ
ち、割込処理時間の増大を招くことなく、出力点数の増
大を図れる利点がある。したがって、本回路は、1フィ
ールド内の出力点数が大きいディジタルメモリやLCD
などを用いるVCRなどに十分適用することが可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1フィールド内の出力点数が増加しても、従来のように
割込処理時間が大きくなることを防止することができ、
割込処理時間の増大を招くことなく、出力点数の増大を
図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号処理装置のタイミング信
号発生回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】メモリの構成例を示す概略図である。
【図3】動作モードが異なる(動作モード1,動作モー
ド2)場合のタイミング信号DTMG1〜DTMGnの
出力例を示すタイミングチャートである。
【図4】図1の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図5】記録トラックを説明するための概略図である。
【図6】従来のタイミング信号の出力タイミングを説明
するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…割込信号出力部 2…制御時間情報発生部 3…メモリ 4…タイマ 5…タイミング信号発生部 PG…回転基準位置検出信号 DFG…回転位置検出信号 IPG…回転基準位置検出割込信号 IDFG…回転位置検出割込信号 TM…タイマ信号 DTMG…タイミング信号 CTL…制御時間情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−202285(JP,A) 特開 昭64−8887(JP,A) 特開 平1−125751(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/467 H04N 5/782 H04N 5/91

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号処理装置内の回転ドラムの回転
    基準位置検出信号に基づいて映像信号処理装置における
    各種タイミング信号を種々の動作モードに応じて発生す
    るタイミング信号発生回路であって、 上記回転ドラムの回転基準位置検出信号および上記回転
    ドラムの連続的な回転位置検出信号を入力し割込信号と
    して出力する割込信号出力手段と、 種々の時間情報を記憶するメモリ手段と、 所定周期のタイマ信号を出力するタイマ手段と、 上記割込信号出力手段からの回転基準位置検出割込信号
    を基準として、与えられた動作モードに応じた種々の制
    御時間情報を、上記割込信号出力手段からの回転位置検
    出割込信号および上記タイマ手段からのタイマ信号に基
    づいて時系列の時間情報として発生し、上記メモリ手段
    に順次記憶する制御時間情報発生手段と、 上記タイマ手段からのタイマ信号に応答して動作し、上
    記メモリ手段に記憶された時間情報に対応するタイミン
    グ信号を出力するタイミング信号発生手段とを有するこ
    とを特徴とする映像信号処理装置のタイミング信号発生
    回路。
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