JPH07186A - ヒトウロキナーゼを発現する組換え発現ベクター及び形質転換細胞 - Google Patents
ヒトウロキナーゼを発現する組換え発現ベクター及び形質転換細胞Info
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- JPH07186A JPH07186A JP6014310A JP1431094A JPH07186A JP H07186 A JPH07186 A JP H07186A JP 6014310 A JP6014310 A JP 6014310A JP 1431094 A JP1431094 A JP 1431094A JP H07186 A JPH07186 A JP H07186A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天然型とは異なる形態をも含む種々の形態の
組換えヒトウロキナーゼを高純度で提供する。 【構成】 デトロイト562細胞の全mRNAを用いて
ヒトウロキナーゼ構造遺伝子をクローニングし、これを
利用して高分子型、低分子型、高分子型前駆体、および
それぞれの単一鎖体並びに二本鎖体など種々の形態のヒ
トウロキナーゼタンパク質を実質的に不純物を含まない
純度で生産すると共に、それらの一次構造を明らかにし
た。
組換えヒトウロキナーゼを高純度で提供する。 【構成】 デトロイト562細胞の全mRNAを用いて
ヒトウロキナーゼ構造遺伝子をクローニングし、これを
利用して高分子型、低分子型、高分子型前駆体、および
それぞれの単一鎖体並びに二本鎖体など種々の形態のヒ
トウロキナーゼタンパク質を実質的に不純物を含まない
純度で生産すると共に、それらの一次構造を明らかにし
た。
Description
【0001】本発明は、ヒトウロキナーゼをコードする
DNA断片を含有する組換え発現ベクター及び該ベクタ
ーによる形質転換細胞に関する。
DNA断片を含有する組換え発現ベクター及び該ベクタ
ーによる形質転換細胞に関する。
【0002】本発明は、部分的には、天然ウロキナーゼ
のDNA配列および推定アミノ酸配列ならびに機能的生
物活性部(functional bioactive moieties)であること
が判明したウロキナーゼ分子の関連部分を知見したこと
に基づいている。この知見により、組換DNA技術を適
用して種々の形態でウロキナーゼを生産することが可能
になり、さらに分子の生物学的に機能するしたがって有
用な部分を同定するための必須の生物学的試験を行なう
のに充分な質および量の物質を生産することが可能にな
った。従って、遺伝子操作およびin vitro処理により、
機能性種の(functional species)ウロキナーゼを製造
し、従来得られなかった産業上有効量の活性物質を効果
的に得ることができたのである。本発明は、全ての面で
これらの関連する具体例に向けられる。
のDNA配列および推定アミノ酸配列ならびに機能的生
物活性部(functional bioactive moieties)であること
が判明したウロキナーゼ分子の関連部分を知見したこと
に基づいている。この知見により、組換DNA技術を適
用して種々の形態でウロキナーゼを生産することが可能
になり、さらに分子の生物学的に機能するしたがって有
用な部分を同定するための必須の生物学的試験を行なう
のに充分な質および量の物質を生産することが可能にな
った。従って、遺伝子操作およびin vitro処理により、
機能性種の(functional species)ウロキナーゼを製造
し、従来得られなかった産業上有効量の活性物質を効果
的に得ることができたのである。本発明は、全ての面で
これらの関連する具体例に向けられる。
【0003】本発明の背景を説明し、かつ特にその実施
に関し附加的に詳細を示すために使用する文献およびそ
の他の資料を本明細書中に番号を附して引用し、さらに
便宜のため明細書末尾に列挙する。
に関し附加的に詳細を示すために使用する文献およびそ
の他の資料を本明細書中に番号を附して引用し、さらに
便宜のため明細書末尾に列挙する。
【0004】A. ヒトウロキナーゼ 繊維素溶解系は凝集系との動的平衡状態にあり、完全か
つ独特な血管床を維持する。凝集系は繊維素をマトリッ
クスとして沈着させ、止血状態を回復するのに役立つ。
繊維素溶解系は、止血状態が達成された後、繊維素ネッ
トワークを除去する。この繊維素溶解過程は、血漿蛋白
質である先駆体プラスミノーゲンから生ずる蛋白質分解
酵素、プラスミンによってもたらされる。プラスミノー
ゲンは活性化剤による活性化を介してプラスミンに変換
される。
つ独特な血管床を維持する。凝集系は繊維素をマトリッ
クスとして沈着させ、止血状態を回復するのに役立つ。
繊維素溶解系は、止血状態が達成された後、繊維素ネッ
トワークを除去する。この繊維素溶解過程は、血漿蛋白
質である先駆体プラスミノーゲンから生ずる蛋白質分解
酵素、プラスミンによってもたらされる。プラスミノー
ゲンは活性化剤による活性化を介してプラスミンに変換
される。
【0005】ウロキナーゼは、この種の活性化剤の1種
である。この活性化剤およびその他の活性化剤、たとえ
ばストレプトキナーゼは現在市販されている。この両者
は、たとえば心筋梗塞、卒中、肺動脈塞栓症、深静脈血
栓症、末梢血管閉塞症およびその他の静脈血栓症のよう
な急性血管病の治療に必要とされている。総合して、こ
れらの病気は重大な健康上の危険をもたらす。
である。この活性化剤およびその他の活性化剤、たとえ
ばストレプトキナーゼは現在市販されている。この両者
は、たとえば心筋梗塞、卒中、肺動脈塞栓症、深静脈血
栓症、末梢血管閉塞症およびその他の静脈血栓症のよう
な急性血管病の治療に必要とされている。総合して、こ
れらの病気は重大な健康上の危険をもたらす。
【0006】これら病気に対する基本的原因は、血餅
(血栓または血栓塞栓)による血管の部分的または重度の
場合には全体的閉塞にある。たとえばヘパリンおよびク
マリンを用いるような従来の凝固防止治療は、血栓もし
くは塞栓物質の溶解を何ら直接には改善しない。ストレ
プトキナーゼおよびウロキナーゼは、血栓崩壊剤として
実用的かつ有効に使用されている。しかしながら今日ま
で、これらには厳しい制限があった。さらに、繊維素に
対する高度の親和性も示されていない。したがって、両
者は、循環している繊維素に結合したプラスミノーゲン
を比較的無差別に活性化させる。循環血液中で形成され
たプラスミンは、比較的急速に中和されて有効な血栓崩
壊能を失なう。残留するプラスミンは、数種の凝血因子
蛋白質、たとえばフィブリノーゲン、因子Vおよび因子
VIIIを減成して出血能力をもたらす。さらに、ストレ
プトキナーゼは強度に抗原性であり、高度の抗体力価を
有する患者は治療に対し効果を示さず、継続処置を続け
ることができない。ウロキナーゼ治療法は人間の尿また
は組織培養物から単離することを含むため高価であり、
したがって臨床的には一般に許容されない。ウロキナー
ゼは多くの研究の主題であった。たとえば文献1〜9参
照。上記したように、現在入手しうるウロキナーゼは人
間の尿または組織培養物、たとえば腎臓細胞(9A,9
B)から単離される。
(血栓または血栓塞栓)による血管の部分的または重度の
場合には全体的閉塞にある。たとえばヘパリンおよびク
マリンを用いるような従来の凝固防止治療は、血栓もし
くは塞栓物質の溶解を何ら直接には改善しない。ストレ
プトキナーゼおよびウロキナーゼは、血栓崩壊剤として
実用的かつ有効に使用されている。しかしながら今日ま
で、これらには厳しい制限があった。さらに、繊維素に
対する高度の親和性も示されていない。したがって、両
者は、循環している繊維素に結合したプラスミノーゲン
を比較的無差別に活性化させる。循環血液中で形成され
たプラスミンは、比較的急速に中和されて有効な血栓崩
壊能を失なう。残留するプラスミンは、数種の凝血因子
蛋白質、たとえばフィブリノーゲン、因子Vおよび因子
VIIIを減成して出血能力をもたらす。さらに、ストレ
プトキナーゼは強度に抗原性であり、高度の抗体力価を
有する患者は治療に対し効果を示さず、継続処置を続け
ることができない。ウロキナーゼ治療法は人間の尿また
は組織培養物から単離することを含むため高価であり、
したがって臨床的には一般に許容されない。ウロキナー
ゼは多くの研究の主題であった。たとえば文献1〜9参
照。上記したように、現在入手しうるウロキナーゼは人
間の尿または組織培養物、たとえば腎臓細胞(9A,9
B)から単離される。
【0007】ウロキナーゼ分子は幾つかの生物学上活性
な形態で存在し、高分子量(約54000ダルトン)およ
び低分子量(約33000ダルトン)のものがあり、それ
ぞれ単一鎖もしくは二本鎖物質(twochain material)で
構成されている。低分子量型は、酵素開裂によって高分
子量型から誘導される。生物学上活性な物質はいわゆる
セリンプロテアーゼ部分(serine protease portion)を
含有し、この部分は活性型においてジスルフィド結合を
介し第二鎖(second chain)に結合されている。高分子量
物質に起因する活性は、いずれもこれら2つの結合した
鎖が同じ様に存在していることによるものと思われ、配
列中の有効なジスルフィド結合および中断(interruptio
n)は疑いもなく全分子のセリンプロテアーゼ部分に存在
する(図1参照)。いずれにせよ、本発明までは、約21
000ダルトン残基の本質従ってその機能は未知であ
り、ウロキナーゼの公知部分のいずれかにその活性を結
びつけることは必らずしも可能でなかった。
な形態で存在し、高分子量(約54000ダルトン)およ
び低分子量(約33000ダルトン)のものがあり、それ
ぞれ単一鎖もしくは二本鎖物質(twochain material)で
構成されている。低分子量型は、酵素開裂によって高分
子量型から誘導される。生物学上活性な物質はいわゆる
セリンプロテアーゼ部分(serine protease portion)を
含有し、この部分は活性型においてジスルフィド結合を
介し第二鎖(second chain)に結合されている。高分子量
物質に起因する活性は、いずれもこれら2つの結合した
鎖が同じ様に存在していることによるものと思われ、配
列中の有効なジスルフィド結合および中断(interruptio
n)は疑いもなく全分子のセリンプロテアーゼ部分に存在
する(図1参照)。いずれにせよ、本発明までは、約21
000ダルトン残基の本質従ってその機能は未知であ
り、ウロキナーゼの公知部分のいずれかにその活性を結
びつけることは必らずしも可能でなかった。
【0008】最近、低活性ではあるが特異的活性を有す
る他の型のウロキナーゼペプチドが報告された(10,1
0A)。この物質は天然ウロキナーゼに対応し、恐らく
単一鎖よりなる従来単離された上記の活性物質の先駆型
(preform)であると推定された。微生物宿主において発
現を達成するという希望をもってウロキナーゼに必須の
遺伝子をクローン化するという従来の試みは成功しなか
ったと信じられる(11,11A)。(6)をも参照。
る他の型のウロキナーゼペプチドが報告された(10,1
0A)。この物質は天然ウロキナーゼに対応し、恐らく
単一鎖よりなる従来単離された上記の活性物質の先駆型
(preform)であると推定された。微生物宿主において発
現を達成するという希望をもってウロキナーゼに必須の
遺伝子をクローン化するという従来の試みは成功しなか
ったと信じられる(11,11A)。(6)をも参照。
【0009】結局、組換DNA技術およびその関連技術
を使用することが、高品質かつ高生物活性のヒトウロキ
ナーゼを他のヒト蛋白質を実質的に含有せずに多量に提
供し、さらに機能的生物活性を保持するその誘導体を提
供し、かくしてこれら物質を種々の血管状態(vascular
conditions)もしくは病気(diseases)の治療に臨床的に
使用しうる最も有効な方法であると思われた。
を使用することが、高品質かつ高生物活性のヒトウロキ
ナーゼを他のヒト蛋白質を実質的に含有せずに多量に提
供し、さらに機能的生物活性を保持するその誘導体を提
供し、かくしてこれら物質を種々の血管状態(vascular
conditions)もしくは病気(diseases)の治療に臨床的に
使用しうる最も有効な方法であると思われた。
【0010】B. 組換DNA/蛋白質生化学技術 組換DNA技術は、複雑な段階に達している。分子生物
学者は、種々のDNA配列をかなり容易に組換え、著量
の外来蛋白質生産物をトランスフォームされた微生物も
しくはセルカルチャー(細胞培養物)中で産生しうる新た
なDNA物質を生成させることができる。一般的手段お
よび方法は、種々の平滑末端もしくは「付着性」末端のD
NA断片をin vitroで結合させ、特定生物をトランスフ
ォームするのに有用な強力な発現ベヒクルを生成させ、
かくして所望の外来生産物の効率的な合成を行なうこと
である。しかしながら、個々の生産物について見ると、
その経路は若干繁雑であり、科学は成功を常に予測しう
る段階にまで進歩していない。事実、基礎的実験を伴な
わずに成功結果を予告する者もいるが、このような者は
実施不能という著しい危険を伴なう。
学者は、種々のDNA配列をかなり容易に組換え、著量
の外来蛋白質生産物をトランスフォームされた微生物も
しくはセルカルチャー(細胞培養物)中で産生しうる新た
なDNA物質を生成させることができる。一般的手段お
よび方法は、種々の平滑末端もしくは「付着性」末端のD
NA断片をin vitroで結合させ、特定生物をトランスフ
ォームするのに有用な強力な発現ベヒクルを生成させ、
かくして所望の外来生産物の効率的な合成を行なうこと
である。しかしながら、個々の生産物について見ると、
その経路は若干繁雑であり、科学は成功を常に予測しう
る段階にまで進歩していない。事実、基礎的実験を伴な
わずに成功結果を予告する者もいるが、このような者は
実施不能という著しい危険を伴なう。
【0011】必須要素、すなわち複製のオリジン、1種
もしくはそれ以上の表現型選択特性、発現プロモータ、
異種遺伝子挿入物および残余のベクターのDNA組換
は、一般に宿主細胞の外部で行なわれる。得られた複製
しうる組換発現ベヒクルすなわちプラスミドをトランス
フォーメーションにより細胞中へ導入し、トランスフォ
ーマントを増殖させることにより多量の組換ベヒクルを
得る。コードDNAメッセージの転写および翻訳を支配
する部分に関し遺伝子が適切に挿入されていると、得ら
れる発現ベヒクルを使用して挿入遺伝子がコードするポ
リペプチド配列を実際に産生することができる(この過
程を発現と呼ぶ)。得られる産生物は、必要に応じ、微
生物系で宿主細胞を溶菌し、かつ適当な精製により他の
蛋白質から産生物を回収することにより得られる。
もしくはそれ以上の表現型選択特性、発現プロモータ、
異種遺伝子挿入物および残余のベクターのDNA組換
は、一般に宿主細胞の外部で行なわれる。得られた複製
しうる組換発現ベヒクルすなわちプラスミドをトランス
フォーメーションにより細胞中へ導入し、トランスフォ
ーマントを増殖させることにより多量の組換ベヒクルを
得る。コードDNAメッセージの転写および翻訳を支配
する部分に関し遺伝子が適切に挿入されていると、得ら
れる発現ベヒクルを使用して挿入遺伝子がコードするポ
リペプチド配列を実際に産生することができる(この過
程を発現と呼ぶ)。得られる産生物は、必要に応じ、微
生物系で宿主細胞を溶菌し、かつ適当な精製により他の
蛋白質から産生物を回収することにより得られる。
【0012】実際上、組換DNA技術を用いれば全体が
異種のポリペプチドを発現することができ(いわゆる直
接発現)、或いは同種ポリペプチドのアミノ酸配列の一
部に融合した異種ポリペプチドを発現することもでき
る。後者の場合、目的とする生物活性産生物は、しばし
ば、細胞外環境で開裂されるまで融合した同種/異種ポ
リペプチドとして生物不活性にされている。文献(12)
および(13)参照。
異種のポリペプチドを発現することができ(いわゆる直
接発現)、或いは同種ポリペプチドのアミノ酸配列の一
部に融合した異種ポリペプチドを発現することもでき
る。後者の場合、目的とする生物活性産生物は、しばし
ば、細胞外環境で開裂されるまで融合した同種/異種ポ
リペプチドとして生物不活性にされている。文献(12)
および(13)参照。
【0013】同様に、遺伝学および細胞生理学を研究す
るための細胞培養(cell culture)または組織培養の技術
は充分に確立されている。単離された正常細胞から一連
の継続したトランスフアー処理により調製された永久セ
ルライン(細胞系)を維持する手段および方法は公知であ
る。研究に使用するため、これらのセルラインは液体培
地中の固体支持体上に維持され、或いは支持栄養源を含
有する懸濁物中で増殖させることにより維持される。大
量生産のための規模拡大は、機械的問題のみを提起する
と思われる。その他の背景については、文献(14)およ
び(15)を参照することができる。
るための細胞培養(cell culture)または組織培養の技術
は充分に確立されている。単離された正常細胞から一連
の継続したトランスフアー処理により調製された永久セ
ルライン(細胞系)を維持する手段および方法は公知であ
る。研究に使用するため、これらのセルラインは液体培
地中の固体支持体上に維持され、或いは支持栄養源を含
有する懸濁物中で増殖させることにより維持される。大
量生産のための規模拡大は、機械的問題のみを提起する
と思われる。その他の背景については、文献(14)およ
び(15)を参照することができる。
【0014】同様に、生物工学においては蛋白質生化学
が有用かつ実際上必要な手段である。所望の蛋白質を産
生する細胞は、さらに多数の他の蛋白質、すなわち細胞
固有の代謝産生物をも生成する。これらの夾雑蛋白質な
らびにその他の化合物は、所望蛋白質から除去されない
と、所望蛋白質による治療処置の過程で動物もしくはヒ
トに投与した場合、有毒となるであろう。蛋白質生化学
の技術は、目的とする特定のシステムに適する分離方法
の設計を可能にし、かつ目的用途に対し安全な均質生産
物を提供することができる。さらに、蛋白質生化学によ
り、所望生産物を特性化する本質が明らかにされ、細胞
が何らの交代もしくは突然変異を生ずることなく忠実に
所望生産物を生成したことを証明する。この科学分野
も、臨床的研究および市場開発を成功裡に行ないうるた
めに必要とされる生物分析(バイオアッセイ)、安定性の
検討およびその他の過程の設計に含まれる。
が有用かつ実際上必要な手段である。所望の蛋白質を産
生する細胞は、さらに多数の他の蛋白質、すなわち細胞
固有の代謝産生物をも生成する。これらの夾雑蛋白質な
らびにその他の化合物は、所望蛋白質から除去されない
と、所望蛋白質による治療処置の過程で動物もしくはヒ
トに投与した場合、有毒となるであろう。蛋白質生化学
の技術は、目的とする特定のシステムに適する分離方法
の設計を可能にし、かつ目的用途に対し安全な均質生産
物を提供することができる。さらに、蛋白質生化学によ
り、所望生産物を特性化する本質が明らかにされ、細胞
が何らの交代もしくは突然変異を生ずることなく忠実に
所望生産物を生成したことを証明する。この科学分野
も、臨床的研究および市場開発を成功裡に行ないうるた
めに必要とされる生物分析(バイオアッセイ)、安定性の
検討およびその他の過程の設計に含まれる。
【0015】本発明は、組換DNA/蛋白質生化学的技
術を使用して、生物学的に機能する調製種の形態でヒト
ウロキナーゼを成功裡に生産しうるという知見に基づい
ている。本発明は、全ゆる形態において各種の血管状態
もしくは病気に対し人間の予防処置もしくは治療に使用
するのに適した活性ウロキナーゼ蛋白質を提供する。各
形態は、生物活性部分すなわちセリンプロテアーゼ部分
からなる2本鎖領域に存在すると思われる天然物質の酵
素部分(enzymatic portion)を包含する。本発明によれ
ば、一連のウロキナーゼ活性生産物を生物活性型におい
て直接に、或いは特に生物活性生産物を生成させるよう
にin vitroで処理しうる形態で製造することができる。
さらに、本発明は、特に生物活性型もしくは生物活性化
しうる型において全長(full length)の天然ウロキナー
ゼ分子を生産し、天然原料から単離されたいかなるウロ
キナーゼ生産物についても現在まで示されていないよう
な繊維素に対する特異的親和性という有力な附加的利点
を有するウロキナーゼ分子を生産する手段および方法を
提供する。かくして、触知しうる現存の血栓に対し特異
的活性を示すような有力な新しい性質を有するヒトウロ
キナーゼ生産物が提供される。この生産物は各生産物の
本質をコードする組換DNAを備えたセルカルチャーに
より生産されるが、従来可能であったよりもずっと効率
的な方法で、かつ生物学的に向上された顕著な性質を示
す形態でヒトウロキナーゼを生産する手段が現在可能で
ある。さらに、宿主細胞に応じて、そのウロキナーゼ活
性化剤は天然物質と比較して多かれ少なかれ関連グリコ
シレーション(associated glycosylation)を有すること
ができる。
術を使用して、生物学的に機能する調製種の形態でヒト
ウロキナーゼを成功裡に生産しうるという知見に基づい
ている。本発明は、全ゆる形態において各種の血管状態
もしくは病気に対し人間の予防処置もしくは治療に使用
するのに適した活性ウロキナーゼ蛋白質を提供する。各
形態は、生物活性部分すなわちセリンプロテアーゼ部分
からなる2本鎖領域に存在すると思われる天然物質の酵
素部分(enzymatic portion)を包含する。本発明によれ
ば、一連のウロキナーゼ活性生産物を生物活性型におい
て直接に、或いは特に生物活性生産物を生成させるよう
にin vitroで処理しうる形態で製造することができる。
さらに、本発明は、特に生物活性型もしくは生物活性化
しうる型において全長(full length)の天然ウロキナー
ゼ分子を生産し、天然原料から単離されたいかなるウロ
キナーゼ生産物についても現在まで示されていないよう
な繊維素に対する特異的親和性という有力な附加的利点
を有するウロキナーゼ分子を生産する手段および方法を
提供する。かくして、触知しうる現存の血栓に対し特異
的活性を示すような有力な新しい性質を有するヒトウロ
キナーゼ生産物が提供される。この生産物は各生産物の
本質をコードする組換DNAを備えたセルカルチャーに
より生産されるが、従来可能であったよりもずっと効率
的な方法で、かつ生物学的に向上された顕著な性質を示
す形態でヒトウロキナーゼを生産する手段が現在可能で
ある。さらに、宿主細胞に応じて、そのウロキナーゼ活
性化剤は天然物質と比較して多かれ少なかれ関連グリコ
シレーション(associated glycosylation)を有すること
ができる。
【0016】ここで「ヒトウロキナーゼ」という用語は、
微生物カルチャーもしくはセルカルチャーにより生産さ
れる或いは適宜in vitroでの処理により生産される生物
活性型のポリペプチドを意味し、天然物質に対応する酵
素部分を含む。したがって、本発明によるヒトウロキナ
ーゼは、(1)従来天然材料から単離された物質と対照し
て全長で、または(2)プラスミノーゲン活性化に必須と
思われる酵素部分の部位を有するその他の生物活性型に
おいて、または(3)酵素部分のN末端に、第1アミノ酸
であるメチオニン、または融合したシグナルポリペプチ
ドもしくはこのシグナルポリペプチドとは異なる共役ポ
リペプチドを有する形態で提供され、ここでメチオニ
ン、シグナルポリペプチドまたは共役ポリペプチドは細
胞内もしくは細胞外の環境で特異的に開裂することがで
きる(文献12参照)。いずれにせよ、このように生産さ
れるヒトウロキナーゼポリペプチドを回収し、かつ種々
の心臓血管状態もしくは病気の治療に使用するのに適す
るレベルまで精製する。
微生物カルチャーもしくはセルカルチャーにより生産さ
れる或いは適宜in vitroでの処理により生産される生物
活性型のポリペプチドを意味し、天然物質に対応する酵
素部分を含む。したがって、本発明によるヒトウロキナ
ーゼは、(1)従来天然材料から単離された物質と対照し
て全長で、または(2)プラスミノーゲン活性化に必須と
思われる酵素部分の部位を有するその他の生物活性型に
おいて、または(3)酵素部分のN末端に、第1アミノ酸
であるメチオニン、または融合したシグナルポリペプチ
ドもしくはこのシグナルポリペプチドとは異なる共役ポ
リペプチドを有する形態で提供され、ここでメチオニ
ン、シグナルポリペプチドまたは共役ポリペプチドは細
胞内もしくは細胞外の環境で特異的に開裂することがで
きる(文献12参照)。いずれにせよ、このように生産さ
れるヒトウロキナーゼポリペプチドを回収し、かつ種々
の心臓血管状態もしくは病気の治療に使用するのに適す
るレベルまで精製する。
【0017】A. 微生物/セルカルチャー 1. 細菌菌株/プロモータ 本明細書中に記載した研究は、特に1982年4月9日
付でアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
(American Type Culture Collection)に寄託した微
生物E. coli K−12菌株GM48(thr-,leu-,B1 -,l
acY1,galK12,galT22,ara14,tonA31,tsx7
8,SupE44,dam3、dcm6)(ATCCNo.3909
9)および1978年10月28日付でAmerican Type
CultureCollectionに寄託しかつ文献(16)中に記載
したE. coli K−12菌株294(endA、thi-,hsr-,k
hsm+)(ATCC No.31446)を用いて行なった。
しかしながら、たとえばE. coli B、E. coli X17
76(ATCC No.31537,1979年7月3日付
で寄託)およびE. coli W3110(F-,λ-,プロトロ
フイック,protrophic)(ATCC No.27325,19
72年2月10日付で寄託)のような公知のE. coli 菌
株、或いはたとえばAmerican Type Culture Collec
tion(ATCC)のような承認された微生物寄託機関に寄
託されかつそこから入手しうる(ATCCカタログ参照)
その他の微生物菌株を含め、種々のその他の微生物菌株
も使用できる。文献(17)参照。これらのその他微生物
は、たとえば枯草菌(Bacillus subtilis)のようなBac
illi属細菌類を包含し、さらにその他の腸内細菌科(ent
erobacteriaceae)の菌株を包含し、そのうちたとえばサ
ルモネラ・チフイムリウム(Salmonella typhimuriu
m)、セラチア・マルセサンス(Serratia marcesans)およ
びシュードモナス(Pseudomonas)を挙げることができ
る。さらに、異種遺伝子配列を複製し、かつ発現しうる
プラスミドを使用することができる。
付でアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
(American Type Culture Collection)に寄託した微
生物E. coli K−12菌株GM48(thr-,leu-,B1 -,l
acY1,galK12,galT22,ara14,tonA31,tsx7
8,SupE44,dam3、dcm6)(ATCCNo.3909
9)および1978年10月28日付でAmerican Type
CultureCollectionに寄託しかつ文献(16)中に記載
したE. coli K−12菌株294(endA、thi-,hsr-,k
hsm+)(ATCC No.31446)を用いて行なった。
しかしながら、たとえばE. coli B、E. coli X17
76(ATCC No.31537,1979年7月3日付
で寄託)およびE. coli W3110(F-,λ-,プロトロ
フイック,protrophic)(ATCC No.27325,19
72年2月10日付で寄託)のような公知のE. coli 菌
株、或いはたとえばAmerican Type Culture Collec
tion(ATCC)のような承認された微生物寄託機関に寄
託されかつそこから入手しうる(ATCCカタログ参照)
その他の微生物菌株を含め、種々のその他の微生物菌株
も使用できる。文献(17)参照。これらのその他微生物
は、たとえば枯草菌(Bacillus subtilis)のようなBac
illi属細菌類を包含し、さらにその他の腸内細菌科(ent
erobacteriaceae)の菌株を包含し、そのうちたとえばサ
ルモネラ・チフイムリウム(Salmonella typhimuriu
m)、セラチア・マルセサンス(Serratia marcesans)およ
びシュードモナス(Pseudomonas)を挙げることができ
る。さらに、異種遺伝子配列を複製し、かつ発現しうる
プラスミドを使用することができる。
【0018】たとえば、異種ポリペプチドの微生物学的
生産を開始させかつ保持するには、β−ラクタマーゼお
よび乳糖プロモータ系が有利に使用されている。これら
プロモータ系の構成および作成に関する詳細は、文献
(18)および(19)を参照することができる。極く最
近、トリプトフアン経路に基づく系、いわゆるtrpプロ
モータ系が開発された。この系の構成および作成に関す
る詳細は文献(20)および(21)を参照することができ
る。その他の多くの微生物プロモータが見出されかつ使
用されており、当業者がプラスミドベクター中に機能的
に結合させうるそれらのヌクレオチド配列に関する詳細
は文献(22)に公開されている。
生産を開始させかつ保持するには、β−ラクタマーゼお
よび乳糖プロモータ系が有利に使用されている。これら
プロモータ系の構成および作成に関する詳細は、文献
(18)および(19)を参照することができる。極く最
近、トリプトフアン経路に基づく系、いわゆるtrpプロ
モータ系が開発された。この系の構成および作成に関す
る詳細は文献(20)および(21)を参照することができ
る。その他の多くの微生物プロモータが見出されかつ使
用されており、当業者がプラスミドベクター中に機能的
に結合させうるそれらのヌクレオチド配列に関する詳細
は文献(22)に公開されている。
【0019】2. 酵母菌株/酵母プロモータ 本発明発現系には、さらにE. coliおよび/または酵
母、サッカロミセス・セレビシー(Saccharomyces cere
visiae)のいずれかまたは両者において選択および複製
しうるプラスミドを使用することもできる。酵母中で選
択する場合、プラスミドはTRP1遺伝子を含有するこ
とができ(23,24,25)、これは酵母の染色体IVに
見られるこの遺伝子における突然変異を含む酵母を補完
する(トリプトファンの不存在において増殖を可能にす
る)(26)。有用な菌株は1980年12月8日付で制
約なしにAmerican Type Culture Collectionに寄託
された菌株RH218(ATCC No.44076)であ
る(27)。しかしながら、細胞をtrp1にする突然変異
を含む任意のSaccharomyces cerevisiaeの菌株が、発
現系を含むプラスミドの発現に関し有効であり、たとえ
ば菌株pep4−1(28)があることも理解されるであろ
う。このトリプトファン栄養要求性菌株も、TRP1遺
伝子に点突然変異を有する。
母、サッカロミセス・セレビシー(Saccharomyces cere
visiae)のいずれかまたは両者において選択および複製
しうるプラスミドを使用することもできる。酵母中で選
択する場合、プラスミドはTRP1遺伝子を含有するこ
とができ(23,24,25)、これは酵母の染色体IVに
見られるこの遺伝子における突然変異を含む酵母を補完
する(トリプトファンの不存在において増殖を可能にす
る)(26)。有用な菌株は1980年12月8日付で制
約なしにAmerican Type Culture Collectionに寄託
された菌株RH218(ATCC No.44076)であ
る(27)。しかしながら、細胞をtrp1にする突然変異
を含む任意のSaccharomyces cerevisiaeの菌株が、発
現系を含むプラスミドの発現に関し有効であり、たとえ
ば菌株pep4−1(28)があることも理解されるであろ
う。このトリプトファン栄養要求性菌株も、TRP1遺
伝子に点突然変異を有する。
【0020】非酵母遺伝子の5'側に位置する場合、酵
母遺伝子(アルコールデヒドロゲナーゼ1)からの5'−
フランキングDNA配列(プロモータ)は、酵母をトラン
スフォームするために使用されるプラスミド中に入れた
場合酵母における外来遺伝子の発現をプロモートするこ
とができる。
母遺伝子(アルコールデヒドロゲナーゼ1)からの5'−
フランキングDNA配列(プロモータ)は、酵母をトラン
スフォームするために使用されるプラスミド中に入れた
場合酵母における外来遺伝子の発現をプロモートするこ
とができる。
【0021】プロモータの他に、酵母における非酵母遺
伝子の適切な発現は、酵母における適切な転写終了とポ
リアデニル化とを可能にするように、プラスミドにおけ
る非酵母遺伝子の3'末端に位置した第2酵母配列を必
要とする。好適具体例において、酵母3−ホスホグリセ
レートキナーゼ遺伝子(29)の5'−フランキング配列
は構造遺伝子の上流に位置し、この構造遺伝子には、次
いで終了信号−ポリアデニル化信号を含むDNAたとえ
ばTRP1(23−25)遺伝子もしくはPGK(29)遺
伝子が続く。
伝子の適切な発現は、酵母における適切な転写終了とポ
リアデニル化とを可能にするように、プラスミドにおけ
る非酵母遺伝子の3'末端に位置した第2酵母配列を必
要とする。好適具体例において、酵母3−ホスホグリセ
レートキナーゼ遺伝子(29)の5'−フランキング配列
は構造遺伝子の上流に位置し、この構造遺伝子には、次
いで終了信号−ポリアデニル化信号を含むDNAたとえ
ばTRP1(23−25)遺伝子もしくはPGK(29)遺
伝子が続く。
【0022】酵母の5'−フランキング配列は(酵母の
3'−停止DNAと組合せて、下記参照)、酵母における
外来遺伝子の発現をプロモートするよう機能しうるの
で、任意の酵母遺伝子の5'−フランキング配列は、重
要な遺伝子生産物、たとえばグリコール分解遺伝子(gly
colytic genes)、たとえばエノラーゼ、グリセルアルデ
ヒド−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼ、ヘキソキナ
ーゼ、ピルビン酸デカルボキシラーゼ、ホスホフルクト
キナーゼ、グルコース−6−ホスフェートイソメラー
ゼ、3−ホスホグリセレートムターゼ、ピルビン酸キナ
ーゼ、トリオースホスフェートイソメラーゼ、ホスホグ
ルコースイソメラーゼおよびグルコキナーゼの発現に使
用しうると思われる。これら遺伝子の3'−フランキン
グ配列のいずれを使用しても、この種の発現系における
適切な終了とmRNAポリアデニル化とを行なうことが
できる。
3'−停止DNAと組合せて、下記参照)、酵母における
外来遺伝子の発現をプロモートするよう機能しうるの
で、任意の酵母遺伝子の5'−フランキング配列は、重
要な遺伝子生産物、たとえばグリコール分解遺伝子(gly
colytic genes)、たとえばエノラーゼ、グリセルアルデ
ヒド−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼ、ヘキソキナ
ーゼ、ピルビン酸デカルボキシラーゼ、ホスホフルクト
キナーゼ、グルコース−6−ホスフェートイソメラー
ゼ、3−ホスホグリセレートムターゼ、ピルビン酸キナ
ーゼ、トリオースホスフェートイソメラーゼ、ホスホグ
ルコースイソメラーゼおよびグルコキナーゼの発現に使
用しうると思われる。これら遺伝子の3'−フランキン
グ配列のいずれを使用しても、この種の発現系における
適切な終了とmRNAポリアデニル化とを行なうことが
できる。
【0023】最後に、多くの酵母プロモータはさらに転
写制御部を含むので、増殖条件における変化によってオ
ン・オフすることができる。この種の酵母プロモータの
幾つかの例は次の蛋白質を生産する遺伝子である:アル
コールデヒドロゲナーゼII、酸ホスファターゼ、窒素代
謝に関連する分解酵素(degradative enzymes)、グリセ
ルアルデヒド−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼなら
びにマルトースおよびガラクトースの利用に必要な酵素
(30)。この種の制御領域は、蛋白質生産物の発現を制
御する際、特にその生産が酵母に対し有毒である場合、
極めて有用である。さらに、1個の5'−フランキング
配列の制御領域を、高度に発現された遺伝子からのプロ
モータを含む5'−フランキング配列と組合せることも
可能であろう。これはハイブリッドプロモータをもたら
しかつ可能であろう。何故なら、制御領域およびプロモ
ータは物理的に異なるDNA配列であると思われるから
である。
写制御部を含むので、増殖条件における変化によってオ
ン・オフすることができる。この種の酵母プロモータの
幾つかの例は次の蛋白質を生産する遺伝子である:アル
コールデヒドロゲナーゼII、酸ホスファターゼ、窒素代
謝に関連する分解酵素(degradative enzymes)、グリセ
ルアルデヒド−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼなら
びにマルトースおよびガラクトースの利用に必要な酵素
(30)。この種の制御領域は、蛋白質生産物の発現を制
御する際、特にその生産が酵母に対し有毒である場合、
極めて有用である。さらに、1個の5'−フランキング
配列の制御領域を、高度に発現された遺伝子からのプロ
モータを含む5'−フランキング配列と組合せることも
可能であろう。これはハイブリッドプロモータをもたら
しかつ可能であろう。何故なら、制御領域およびプロモ
ータは物理的に異なるDNA配列であると思われるから
である。
【0024】3. セルカルチャー/セルカルチャーベ
クター 培養(組織培養)において脊椎動物細胞を増殖させること
が、近年慣用の方法となった(31参照)。異種蛋白質を
生産するための有用な宿主は、猿の腎臓繊維芽細胞のC
OS−7ラインである(32)。しかしながら、本発明は
適合性ベクターを複製かつ発現しうる任意のセルライ
ン、たとえばWI38、BHK、3T3、CHO、VE
ROおよびHeLaセルラインにおいて実施することもで
きる。さらに、発現ベクターに必要とされるものは、発
現すべき遺伝子の前方に位置する複製のオリジンおよび
プロモータであって、これらとともに、任意の必要なリ
ボソーム結合部位、RNAスプライス部位、ポリアデニ
ル化部位および転写終了配列を含む。本発明は、好適具
体例に関して記載するが、これら配列のみに限定されな
いと理解すべきである。たとえば、他のウイルス性(た
とえばポリオーマ、アデノ、VSV、BPVなど)ベク
ターの複製のオリジン、ならびに一体化されてない状態
で機能しうるDNA複製の細胞性オリジンも使用するこ
とができる。
クター 培養(組織培養)において脊椎動物細胞を増殖させること
が、近年慣用の方法となった(31参照)。異種蛋白質を
生産するための有用な宿主は、猿の腎臓繊維芽細胞のC
OS−7ラインである(32)。しかしながら、本発明は
適合性ベクターを複製かつ発現しうる任意のセルライ
ン、たとえばWI38、BHK、3T3、CHO、VE
ROおよびHeLaセルラインにおいて実施することもで
きる。さらに、発現ベクターに必要とされるものは、発
現すべき遺伝子の前方に位置する複製のオリジンおよび
プロモータであって、これらとともに、任意の必要なリ
ボソーム結合部位、RNAスプライス部位、ポリアデニ
ル化部位および転写終了配列を含む。本発明は、好適具
体例に関して記載するが、これら配列のみに限定されな
いと理解すべきである。たとえば、他のウイルス性(た
とえばポリオーマ、アデノ、VSV、BPVなど)ベク
ターの複製のオリジン、ならびに一体化されてない状態
で機能しうるDNA複製の細胞性オリジンも使用するこ
とができる。
【0025】この種の脊椎動物細胞宿主において、ウロ
キナーゼ生産物ポリペプチドに対する遺伝的発現ベクタ
ーは、さらに同じプロモータの制御下で第2の遺伝子コ
ード化配列を含むこともできる。第2の配列は、一般の
トランスフォーマントおよび第1の配列に対する高度の
発現レベルを示すトランスフォーマントの両者に対し有
利なスクリーニングマーカーを附与し、かつ所望のウロ
キナーゼポリペプチドの発現を調節し、特にしばしば向
上させうる制御手段としても作用する。
キナーゼ生産物ポリペプチドに対する遺伝的発現ベクタ
ーは、さらに同じプロモータの制御下で第2の遺伝子コ
ード化配列を含むこともできる。第2の配列は、一般の
トランスフォーマントおよび第1の配列に対する高度の
発現レベルを示すトランスフォーマントの両者に対し有
利なスクリーニングマーカーを附与し、かつ所望のウロ
キナーゼポリペプチドの発現を調節し、特にしばしば向
上させうる制御手段としても作用する。
【0026】これは二種の蛋白質が成熟型で別々に生産
されるので特に重要である。両方のDNAコード化配列
は、融合メッセージ(mRNA)が形成されるように同じ
転写プロモータによって制御され、これらは第一のもの
の翻訳停止信号と第二のものの開始信号によって分離さ
れているため、二種の独立した蛋白質が生ずる。
されるので特に重要である。両方のDNAコード化配列
は、融合メッセージ(mRNA)が形成されるように同じ
転写プロモータによって制御され、これらは第一のもの
の翻訳停止信号と第二のものの開始信号によって分離さ
れているため、二種の独立した蛋白質が生ずる。
【0027】或る種の増殖条件下で細胞により生産され
る特定酵素の量を制御するには、しばしば環境条件が有
効であると認められる。好適具体例においては、ジヒド
ロフォレートレダクターゼ(DHFR)の阻害剤であるメ
ソトレキセート(MTX)に対する或る種の細胞の感受性
を利用する。DHFRは、1個の炭素単位のトランスフ
ァーを含む合成反応に間接的に必要とされる酵素であ
る。DHFR活性が欠如すると、これら化合物が存在し
ない限り、細胞の増殖が不可能となる。他の場合には、
これらの化合物の合成には1つの炭素単位のトランスフ
ァーが必要である。しかしながら、DHFRを欠く細胞
は、グリシンとチミジンとヒポキサンチンとの組合せの
存在下で増殖するであろう。
る特定酵素の量を制御するには、しばしば環境条件が有
効であると認められる。好適具体例においては、ジヒド
ロフォレートレダクターゼ(DHFR)の阻害剤であるメ
ソトレキセート(MTX)に対する或る種の細胞の感受性
を利用する。DHFRは、1個の炭素単位のトランスフ
ァーを含む合成反応に間接的に必要とされる酵素であ
る。DHFR活性が欠如すると、これら化合物が存在し
ない限り、細胞の増殖が不可能となる。他の場合には、
これらの化合物の合成には1つの炭素単位のトランスフ
ァーが必要である。しかしながら、DHFRを欠く細胞
は、グリシンとチミジンとヒポキサンチンとの組合せの
存在下で増殖するであろう。
【0028】通常DHFRを生産する細胞は、メソトレ
キセートにより阻害されることが知られている。大抵の
場合、正常細胞に対するメソトレキセートの適当量の添
加は、細胞の死滅をもたらす。しかしながら、或る種の
細胞はDHFR量を増加させることによりメソトレキセ
ート処理に耐えると思われ、したがってメソトレキセー
トがこの酵素を阻害する能力を上まわる。この種の細胞
には、DHFR配列をコードするメッセンジャRNAの
量が増加していることが従来示されている。このこと
は、このメッセンジャRNAをコードする遺伝物質にお
けるDNA量の増加を考えることにより説明される。効
果上、明らかにメソトレキセートの添加はDHFR遺伝
子の遺伝子増幅をもたらす。DHFR配列と物理的に結
合された遺伝子配列は、同じプロモータにより調節され
ないがやはり増幅される。したがって、メソトレキセー
ト処理の結果生ずるDHFR遺伝子の増幅を使用して、
同時に他の蛋白質、すなわちこの場合は所望のウロキナ
ーゼポリペプチドに対する遺伝子を増幅することができ
る。
キセートにより阻害されることが知られている。大抵の
場合、正常細胞に対するメソトレキセートの適当量の添
加は、細胞の死滅をもたらす。しかしながら、或る種の
細胞はDHFR量を増加させることによりメソトレキセ
ート処理に耐えると思われ、したがってメソトレキセー
トがこの酵素を阻害する能力を上まわる。この種の細胞
には、DHFR配列をコードするメッセンジャRNAの
量が増加していることが従来示されている。このこと
は、このメッセンジャRNAをコードする遺伝物質にお
けるDNA量の増加を考えることにより説明される。効
果上、明らかにメソトレキセートの添加はDHFR遺伝
子の遺伝子増幅をもたらす。DHFR配列と物理的に結
合された遺伝子配列は、同じプロモータにより調節され
ないがやはり増幅される。したがって、メソトレキセー
ト処理の結果生ずるDHFR遺伝子の増幅を使用して、
同時に他の蛋白質、すなわちこの場合は所望のウロキナ
ーゼポリペプチドに対する遺伝子を増幅することができ
る。
【0029】さらに、DHFR用の第二の配列が導入さ
れる宿主細胞自身がDHFRを欠如している場合、DH
FRは成功裡にトランスフェクトされる細胞の選択のた
めの便利なマーカーとしても作用する。DHFR配列が
所望ペプチドのための配列に効果的に結合されると、こ
の能力は所望の配列による有効なトランスフェクション
に対するマーカーとしても作用する。
れる宿主細胞自身がDHFRを欠如している場合、DH
FRは成功裡にトランスフェクトされる細胞の選択のた
めの便利なマーカーとしても作用する。DHFR配列が
所望ペプチドのための配列に効果的に結合されると、こ
の能力は所望の配列による有効なトランスフェクション
に対するマーカーとしても作用する。
【0030】B. ベクター系 1. 細菌系における発現 細菌使用の場合、たとえばE. coliに対する発現プラス
ミドは、一般にベクターとしてpBR322(37)を使
用しかつ異種遺伝子配列、翻訳開始および停止信号を機
能的プロモータと共に有効に解読されるように挿入し、
これは一般的なまたは合成的に生成しうる制限部位を利
用することにより達成される。このベクターは1個もし
くはそれ以上の表現型選択特性遺伝子を有し、さらに宿
主内での増幅を確保する複製のオリジンをも有する。さ
らに、異種挿入物を整列させて、たとえばtrp系遺伝子
から誘導しうる融合予備配列(プレシーケンス)と共に発
現させることもできる。
ミドは、一般にベクターとしてpBR322(37)を使
用しかつ異種遺伝子配列、翻訳開始および停止信号を機
能的プロモータと共に有効に解読されるように挿入し、
これは一般的なまたは合成的に生成しうる制限部位を利
用することにより達成される。このベクターは1個もし
くはそれ以上の表現型選択特性遺伝子を有し、さらに宿
主内での増幅を確保する複製のオリジンをも有する。さ
らに、異種挿入物を整列させて、たとえばtrp系遺伝子
から誘導しうる融合予備配列(プレシーケンス)と共に発
現させることもできる。
【0031】2. 酵母における発現 たとえばヒトウロキナーゼに対するcDNAのような異
種遺伝子を酵母中で発現するには、4つの成分を含有す
るプラスミドベクターを作成する必要がある。1つの成
分は、E. coliおよび酵母の両者をトランスフォームさ
せうる部分であり、したがって各微生物からの選択しう
る遺伝子を含まねばならない。これはE. coli由来のア
ンピシリン耐性に関する遺伝子および酵母由来の遺伝子
TRP1とすることができる。この成分は、さらに両微
生物においてプラスミドDNAとして維持すべき両微生
物由来の複製のオリジンをも必要とする。これはpBR
322由来のE. coliオリジンおよび酵母の染色体III
からのars1オリジンとすることができる。
種遺伝子を酵母中で発現するには、4つの成分を含有す
るプラスミドベクターを作成する必要がある。1つの成
分は、E. coliおよび酵母の両者をトランスフォームさ
せうる部分であり、したがって各微生物からの選択しう
る遺伝子を含まねばならない。これはE. coli由来のア
ンピシリン耐性に関する遺伝子および酵母由来の遺伝子
TRP1とすることができる。この成分は、さらに両微
生物においてプラスミドDNAとして維持すべき両微生
物由来の複製のオリジンをも必要とする。これはpBR
322由来のE. coliオリジンおよび酵母の染色体III
からのars1オリジンとすることができる。
【0032】プラスミドの第二の成分は酵母遺伝子由来
の5'−フランキング配列であって、下流に位置する構
造遺伝子の転写をプロモートする。この5'−フランキ
ング配列は酵母3−ホスホ−グリセレートキナーゼ(P
GK)遺伝子由来のものとすることができる。この断片
はPGK構造配列のATGを除去するような方法で作成
され、このATGは、5'−フランキング配列を構造遺
伝子へ有利に結合させるため、たとえばXbaIおよびEc
oRI制限部位のような代替制限部位を含む配列で置換す
ることもできる。
の5'−フランキング配列であって、下流に位置する構
造遺伝子の転写をプロモートする。この5'−フランキ
ング配列は酵母3−ホスホ−グリセレートキナーゼ(P
GK)遺伝子由来のものとすることができる。この断片
はPGK構造配列のATGを除去するような方法で作成
され、このATGは、5'−フランキング配列を構造遺
伝子へ有利に結合させるため、たとえばXbaIおよびEc
oRI制限部位のような代替制限部位を含む配列で置換す
ることもできる。
【0033】この系の第三の成分は、ATG翻訳開始信
号と翻訳停止信号との両者を含有するように作成された
構造遺伝子である。第四の成分は酵母遺伝子の3'−フ
ランキング配列を含む酵母DNA配列であって、転写終
了とポリアデニル化とに対する適切な信号を含む。
号と翻訳停止信号との両者を含有するように作成された
構造遺伝子である。第四の成分は酵母遺伝子の3'−フ
ランキング配列を含む酵母DNA配列であって、転写終
了とポリアデニル化とに対する適切な信号を含む。
【0034】3. 哺乳動物セルカルチャーにおける発
現 哺乳動物セルカルチャーにおける異種ペプチドの合成方
法は、異種転写単位の制御下で外来遺伝子の自律複製と
発現との両者を行ないうるベクターの開発に依存する。
組織培養におけるこのベクターの複製は、DNA複製オ
リジン(たとえばSV40ウイルス由来のもの)を与え、
かつ抗原(T抗原)を外生的に発現するセルライン中へベ
クターを導入することによりヘルパー機能(T抗原)を与
えることによって達成される(33,34)。SV40ウ
イルスの後期プロモータ(late promoter)は、構造遺伝
子の前に位置し、遺伝子の転写を確保する。
現 哺乳動物セルカルチャーにおける異種ペプチドの合成方
法は、異種転写単位の制御下で外来遺伝子の自律複製と
発現との両者を行ないうるベクターの開発に依存する。
組織培養におけるこのベクターの複製は、DNA複製オ
リジン(たとえばSV40ウイルス由来のもの)を与え、
かつ抗原(T抗原)を外生的に発現するセルライン中へベ
クターを導入することによりヘルパー機能(T抗原)を与
えることによって達成される(33,34)。SV40ウ
イルスの後期プロモータ(late promoter)は、構造遺伝
子の前に位置し、遺伝子の転写を確保する。
【0035】発現を得るのに有用なベクターはpBR3
22配列より成っており、E. coliにおける選択のため
の選択可能なマーカー(アンピシリン耐性)ならびにDN
A複製のE. coliオリジンを附与する。これらの配列は
プラスミドpML−1から誘導することができる。SV
40オリジンは、この領域を包含する342塩基対Pvu
II−HindIII断片から誘導することができる(35,3
6)(両末端はEcoRI末端に変換することができる)。
これらの配列は、DNA複製のウイルス性オリジンから
なる他、早期および後期転写単位の両者に対するプロモ
ータをコードする。SV40オリジン領域の配向は、後
期転写単位に対するプロモータがウロキナーゼをコード
する遺伝子の近くに位置するようなものである。
22配列より成っており、E. coliにおける選択のため
の選択可能なマーカー(アンピシリン耐性)ならびにDN
A複製のE. coliオリジンを附与する。これらの配列は
プラスミドpML−1から誘導することができる。SV
40オリジンは、この領域を包含する342塩基対Pvu
II−HindIII断片から誘導することができる(35,3
6)(両末端はEcoRI末端に変換することができる)。
これらの配列は、DNA複製のウイルス性オリジンから
なる他、早期および後期転写単位の両者に対するプロモ
ータをコードする。SV40オリジン領域の配向は、後
期転写単位に対するプロモータがウロキナーゼをコード
する遺伝子の近くに位置するようなものである。
【0036】A. ウロキナーゼmRNAの起源 デトロイト562(Detroit562,ヒト咽頭癌)細胞(3
8)(ATCC No.CCL138)を、3%の重炭酸ナ
トリウム(pH7.5)と1%のL−グルタミン(アービン,
Irvine)と10%の牛胎児血清と1%のピルビン酸ナト
リウム(アービン)と1%の非必須アミノ酸(アービン)と
2.4%のHEPES(pH7.5)、50μg/mlのガラマ
イシン(Garamycin)とを含有するように補充したイーグ
ルの最小基本培地(39)で合一するまで培養し、そして
5%CO2雰囲気中で37℃にてインキュベートした。
0.25%のトリプシンにより37℃で15分間処理し
た後、合一細胞(confluentcells)を遠心分離により採取
した。
8)(ATCC No.CCL138)を、3%の重炭酸ナ
トリウム(pH7.5)と1%のL−グルタミン(アービン,
Irvine)と10%の牛胎児血清と1%のピルビン酸ナト
リウム(アービン)と1%の非必須アミノ酸(アービン)と
2.4%のHEPES(pH7.5)、50μg/mlのガラマ
イシン(Garamycin)とを含有するように補充したイーグ
ルの最小基本培地(39)で合一するまで培養し、そして
5%CO2雰囲気中で37℃にてインキュベートした。
0.25%のトリプシンにより37℃で15分間処理し
た後、合一細胞(confluentcells)を遠心分離により採取
した。
【0037】B. メッセンジャRNAの単離 Lynch et al.(40)により実質的に記載されたように
全RNAをデトロイト562細胞から抽出した。これら
細胞を遠心分離によりペレットにし、次いで約1gの細
胞を10mMのNaClと10mMのトリスHCl(pH7.
4)と1.5mMのMgCl2との10ml中に再懸濁させた。
非イオン系洗剤NP−40を1%の最終濃液となるまで
添加して、細胞を溶解させた。遠心分離により核を除去
し、さらにRNAをフェノール(再蒸留)/クロロホルム
とイソアミルアルコールとの2回の4℃における順次の
抽出によって精製した。水相を0.2MのNaClとな
し、2倍容量の100%エタノールを添加しかつ−20
℃にて1晩貯蔵することにより全RNAを沈澱させた。
遠心分離の後、ポリA mRNAをオリゴ−dTセルロー
スクロマトグラフィー(41)により全RNAから精製し
た。細胞1gからの収量は典型的には10〜15mgの全
RNAであり、その約2%がポリA mRNAであった。
全RNAをデトロイト562細胞から抽出した。これら
細胞を遠心分離によりペレットにし、次いで約1gの細
胞を10mMのNaClと10mMのトリスHCl(pH7.
4)と1.5mMのMgCl2との10ml中に再懸濁させた。
非イオン系洗剤NP−40を1%の最終濃液となるまで
添加して、細胞を溶解させた。遠心分離により核を除去
し、さらにRNAをフェノール(再蒸留)/クロロホルム
とイソアミルアルコールとの2回の4℃における順次の
抽出によって精製した。水相を0.2MのNaClとな
し、2倍容量の100%エタノールを添加しかつ−20
℃にて1晩貯蔵することにより全RNAを沈澱させた。
遠心分離の後、ポリA mRNAをオリゴ−dTセルロー
スクロマトグラフィー(41)により全RNAから精製し
た。細胞1gからの収量は典型的には10〜15mgの全
RNAであり、その約2%がポリA mRNAであった。
【0038】C. ポリA mRNAのサイズ分画 200μgのポリA mRNAのサイズ分画は、1.75%
のアガロースと25mMのクエン酸ナトリウム(pH3.
8)と6Mの尿素とより構成された酸−尿素ゲルを通す
電気泳動により行なった(40,42)。電気泳動は25m
Aかつ4℃にて7時間行なった。次いで、ゲルを剃刀の
刃により手で分割した。このゲルの個々の切片を70℃
で溶融させ、10mMのNaClと10mMのトリスHCl
(pH7.4)と1.5mMのMgCl2と0.1%のSDSとの
12ml中へ希釈し、水飽和された再蒸留フェノールで2
回およびクロロホルムで1回抽出した。次いで、これら
フラクションをエタノールで沈澱させ、次いでin vitro
で翻訳して(43)、ポリAmRNAの得られたサイズ分
画と完全性とを決定した。
のアガロースと25mMのクエン酸ナトリウム(pH3.
8)と6Mの尿素とより構成された酸−尿素ゲルを通す
電気泳動により行なった(40,42)。電気泳動は25m
Aかつ4℃にて7時間行なった。次いで、ゲルを剃刀の
刃により手で分割した。このゲルの個々の切片を70℃
で溶融させ、10mMのNaClと10mMのトリスHCl
(pH7.4)と1.5mMのMgCl2と0.1%のSDSとの
12ml中へ希釈し、水飽和された再蒸留フェノールで2
回およびクロロホルムで1回抽出した。次いで、これら
フラクションをエタノールで沈澱させ、次いでin vitro
で翻訳して(43)、ポリAmRNAの得られたサイズ分
画と完全性とを決定した。
【0039】D. ウロキナーゼDNA配列を含有する
オリゴ−dTでプライム処理したコロニーライブラリの
調製 ポリA mRNAを酸−尿素ゲル上でサイズ分画した。1
2Sより大きいmRNAフラクションをプールし、そし
てこれらを標準法による二重鎖cDNAのオリゴ−dTプ
ライム処理調製の雛型として使用した(44,45)。cD
NAを6%ポリアクリルアミドゲル電気泳動でサイズ分
画し、長さが350塩基対より大きいds cDNA13
2ngを電気溶出によって得た。30ngのds cDNA
を、末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ
(46)を用いてデオキシC残基によって延長させ、Pst
I部位(46)においてデオキシG残基により同様に末端
処理されたプラスミドpBR322(37)200ngとと
もにアニールした。次いで、各アニールされた混合物を
E. coli K12菌株294(ATCC No.3144
6)にトランスフォームした。アンピシリン感受性かつ
テトラサイクリン耐性の約10000個のトランスフォ
ーマントが得られた。
オリゴ−dTでプライム処理したコロニーライブラリの
調製 ポリA mRNAを酸−尿素ゲル上でサイズ分画した。1
2Sより大きいmRNAフラクションをプールし、そし
てこれらを標準法による二重鎖cDNAのオリゴ−dTプ
ライム処理調製の雛型として使用した(44,45)。cD
NAを6%ポリアクリルアミドゲル電気泳動でサイズ分
画し、長さが350塩基対より大きいds cDNA13
2ngを電気溶出によって得た。30ngのds cDNA
を、末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ
(46)を用いてデオキシC残基によって延長させ、Pst
I部位(46)においてデオキシG残基により同様に末端
処理されたプラスミドpBR322(37)200ngとと
もにアニールした。次いで、各アニールされた混合物を
E. coli K12菌株294(ATCC No.3144
6)にトランスフォームした。アンピシリン感受性かつ
テトラサイクリン耐性の約10000個のトランスフォ
ーマントが得られた。
【0040】E. ウロキナーゼスクリーニングプロー
ブとして使用するための合成DNAオリゴマーの調製 長さ14塩基の8種の合成DNAオリゴマーを、CB6
と呼ばれるウロキナーゼシアノゲンブロマイドポリペプ
チド断片のMet−Tyr−Asn−Asp−Proアミノ酸配列
に基づきmRNAに対し相補的となるよう設計した。こ
れら8種のデオキシオリゴヌクレオチドを次の2種のオ
リゴマーからなるプールすなわち(CB6A)5'GGG
TCGTTA/GTACAT3'、(CB6B)5'GGA
TCGTTA/GTACAT3'、(CB6C)5'GGG
TCATTA/GTACAT3'、(CB6D)5'GGA
TCATTA/GTACAT3'においてホスホトリエ
ステル法(17)によって合成した。次いで、2種のオリ
ゴマーのそれぞれのプールを次のようにして放射活性と
なるように燐酸化した:250ngのデオキシオリゴヌク
レオチドを60mMのトリスHCl(pH8)と10mMのM
gCl2と15mMのβ−メルカプトエタノールと100μ
Ci(γ−32P)ATP(アメルシャム社Amersham、50
00Ci/mM)との25μl中で混合した。5単位のT4
ポリヌクレオチドキナーゼを加え、反応を37℃で30
分間進行させ、そして20mMまでのEDTAの添加に
よって停止させた。
ブとして使用するための合成DNAオリゴマーの調製 長さ14塩基の8種の合成DNAオリゴマーを、CB6
と呼ばれるウロキナーゼシアノゲンブロマイドポリペプ
チド断片のMet−Tyr−Asn−Asp−Proアミノ酸配列
に基づきmRNAに対し相補的となるよう設計した。こ
れら8種のデオキシオリゴヌクレオチドを次の2種のオ
リゴマーからなるプールすなわち(CB6A)5'GGG
TCGTTA/GTACAT3'、(CB6B)5'GGA
TCGTTA/GTACAT3'、(CB6C)5'GGG
TCATTA/GTACAT3'、(CB6D)5'GGA
TCATTA/GTACAT3'においてホスホトリエ
ステル法(17)によって合成した。次いで、2種のオリ
ゴマーのそれぞれのプールを次のようにして放射活性と
なるように燐酸化した:250ngのデオキシオリゴヌク
レオチドを60mMのトリスHCl(pH8)と10mMのM
gCl2と15mMのβ−メルカプトエタノールと100μ
Ci(γ−32P)ATP(アメルシャム社Amersham、50
00Ci/mM)との25μl中で混合した。5単位のT4
ポリヌクレオチドキナーゼを加え、反応を37℃で30
分間進行させ、そして20mMまでのEDTAの添加に
よって停止させた。
【0041】F. ウロキナーゼ配列に対するオリゴ−d
Tプライム処理されたコロニーライブラリのスクリーニ
ング 約10000個のコロニーを、LB(48)+5μg/ml
のテトラサイクリンを含有するマイクロタイター培養皿
のウエルに個々に接種し、そして7%までDMSOを添
加した後−20℃で貯蔵した。このライブラリからの個
々のコロニーをシュライヒャー(Schleicher)およびシ
ュエル(Schuell)のBA85/20ニトロセルロースフ
ィルタにトランスファーし、そしてLB+5μg/mlの
テトラサイクリンを含有する寒天板上で増殖させた。3
7℃にて約10時間の増殖の後、これらコロニーフィル
タをLB+5μg/mlのテトラサイクリンと12.5μg
/mlのクロラムフェニコールとを含有する寒天プレート
にトランスファーし、そして37℃にて1晩再インキュ
ベートした。次いで、各コロニーからのDNAを変性さ
せ、グルンシュタイン−ホグネス(Grunstein−Hognes
s)法(49)の変法によってフィルタへ固定した。各フィ
ルタを0.5NのNaOHと1.5MのNaClとの上に3
分間浮遊させてコロニーを溶菌させかつDNAを変性さ
せ、次いで3MのNaClと0.5MのトリスHCl(pH
7.5)との上に15分間浮遊させて中和した。次いで、
これらフィルタを2XSSC上でさらに15分間浮遊さ
せ、次いで80℃の真空オーブン内で2時間焼成した。
これらフィルタを0.9MのNaClと1Xのデンハルツ
(Denhardts)と100mMのトリスHCl(pH7.5)と5
mMのNa−EDTAと1mMのATPと1Mの燐酸ナト
リウム(二塩基)と1mMのピロ燐酸ナトリウムと0.5%
のNP−40と200μg/mlのE. coli t−RNA
中、室温で約2時間にわたり予備ハイブリダイズさせ、
次いで同じ溶液中でWallace et al.(50)により実質
的に記載された方法により1晩ハイブリダイズさせた。
この場合約40×106cpmの各キナーゼ処理された2の
CB6デオキシオリゴヌクレオチドプールを用いた。6
XSSCと0.1%のSDS中で37℃で激く洗浄した
後、これらフィルタをコダック(Kodak)XR−5のX線
フィルムにデュポン露光強化スクリーン(Dupont Ligh
tning−Plus intensityiing screens)を用いて−80
℃にて16〜24時間露出させた。2種のコロニーすな
わち:UK513dT69D2(pD2)およびUK513d
T73D12(pD12)は、8種のプローブの混合物と
のハイブリダイゼーションを示した。
Tプライム処理されたコロニーライブラリのスクリーニ
ング 約10000個のコロニーを、LB(48)+5μg/ml
のテトラサイクリンを含有するマイクロタイター培養皿
のウエルに個々に接種し、そして7%までDMSOを添
加した後−20℃で貯蔵した。このライブラリからの個
々のコロニーをシュライヒャー(Schleicher)およびシ
ュエル(Schuell)のBA85/20ニトロセルロースフ
ィルタにトランスファーし、そしてLB+5μg/mlの
テトラサイクリンを含有する寒天板上で増殖させた。3
7℃にて約10時間の増殖の後、これらコロニーフィル
タをLB+5μg/mlのテトラサイクリンと12.5μg
/mlのクロラムフェニコールとを含有する寒天プレート
にトランスファーし、そして37℃にて1晩再インキュ
ベートした。次いで、各コロニーからのDNAを変性さ
せ、グルンシュタイン−ホグネス(Grunstein−Hognes
s)法(49)の変法によってフィルタへ固定した。各フィ
ルタを0.5NのNaOHと1.5MのNaClとの上に3
分間浮遊させてコロニーを溶菌させかつDNAを変性さ
せ、次いで3MのNaClと0.5MのトリスHCl(pH
7.5)との上に15分間浮遊させて中和した。次いで、
これらフィルタを2XSSC上でさらに15分間浮遊さ
せ、次いで80℃の真空オーブン内で2時間焼成した。
これらフィルタを0.9MのNaClと1Xのデンハルツ
(Denhardts)と100mMのトリスHCl(pH7.5)と5
mMのNa−EDTAと1mMのATPと1Mの燐酸ナト
リウム(二塩基)と1mMのピロ燐酸ナトリウムと0.5%
のNP−40と200μg/mlのE. coli t−RNA
中、室温で約2時間にわたり予備ハイブリダイズさせ、
次いで同じ溶液中でWallace et al.(50)により実質
的に記載された方法により1晩ハイブリダイズさせた。
この場合約40×106cpmの各キナーゼ処理された2の
CB6デオキシオリゴヌクレオチドプールを用いた。6
XSSCと0.1%のSDS中で37℃で激く洗浄した
後、これらフィルタをコダック(Kodak)XR−5のX線
フィルムにデュポン露光強化スクリーン(Dupont Ligh
tning−Plus intensityiing screens)を用いて−80
℃にて16〜24時間露出させた。2種のコロニーすな
わち:UK513dT69D2(pD2)およびUK513d
T73D12(pD12)は、8種のプローブの混合物と
のハイブリダイゼーションを示した。
【0042】G. pD2およびpD12プラスミドDN
Aの特性 迅速ミニスクリーン法(51)によってE. coliコロニー
UK513dT69D2およびUK513dT73D12
から単離したプラスミドDNAを、PstI制限エンドヌ
クレアーゼ分析にかけた。この分析は、pD2とpD12
とが同一であることを強く示唆した。各プラスミドDN
Aは、6%ポリアクリルアミドゲル電気泳動させると、
一緒に移動する3個のPstI制限断片を有する。このプ
ラスミドpD2 cDNA挿入物の完全なヌクレオチド配
列を、PstI制限断片をM13ベクターmp7(53)中へ
サブクローン化した後、ジデオキシヌクレオチド連鎖停
止法(52)によって決定した。図2、3および4はヌク
レオチド配列を示し、図5および6はpD2のcDNA挿
入断片の翻訳されたヌクレオチド配列(すなわちアミノ
酸配列)を示している。低分子量(33K)のウロキナー
ゼの完全コード化領域をこの大きい方のpD2断片から
単離した。CB6B(5'−GGATCGTTA/GTA
CAT)デオキシオリゴヌクレオチドのヌクレオチド配
列は、この地図によればヌクレオチド466〜479を
包含する。典型的なセリンプロテアーゼ活性部位(gly a
sp ser gly gly pro)は、アミノ酸222と227との
間に存在する。コード化領域は、838個の塩基対もし
くは高分子量(54K)ウロキナーゼのカルボキシ末端部
分の279個のアミノ酸よりなっている。
Aの特性 迅速ミニスクリーン法(51)によってE. coliコロニー
UK513dT69D2およびUK513dT73D12
から単離したプラスミドDNAを、PstI制限エンドヌ
クレアーゼ分析にかけた。この分析は、pD2とpD12
とが同一であることを強く示唆した。各プラスミドDN
Aは、6%ポリアクリルアミドゲル電気泳動させると、
一緒に移動する3個のPstI制限断片を有する。このプ
ラスミドpD2 cDNA挿入物の完全なヌクレオチド配
列を、PstI制限断片をM13ベクターmp7(53)中へ
サブクローン化した後、ジデオキシヌクレオチド連鎖停
止法(52)によって決定した。図2、3および4はヌク
レオチド配列を示し、図5および6はpD2のcDNA挿
入断片の翻訳されたヌクレオチド配列(すなわちアミノ
酸配列)を示している。低分子量(33K)のウロキナー
ゼの完全コード化領域をこの大きい方のpD2断片から
単離した。CB6B(5'−GGATCGTTA/GTA
CAT)デオキシオリゴヌクレオチドのヌクレオチド配
列は、この地図によればヌクレオチド466〜479を
包含する。典型的なセリンプロテアーゼ活性部位(gly a
sp ser gly gly pro)は、アミノ酸222と227との
間に存在する。コード化領域は、838個の塩基対もし
くは高分子量(54K)ウロキナーゼのカルボキシ末端部
分の279個のアミノ酸よりなっている。
【0043】アミノ酸位置280における停止コドンU
GAは、ポリA配列に至るまでの3'−未翻訳配列の約
935個のヌクレオチドの始まりとなる。全長(full le
ngth)ウロキナーゼのうち1413ダルトンのみがpD2
のcDNA挿入物によってコードされていたので、高分
子量ウロキナーゼを同定するにはウロキナーゼ配列を有
する附加的なコロニーバンクを作成する必要があった。
GAは、ポリA配列に至るまでの3'−未翻訳配列の約
935個のヌクレオチドの始まりとなる。全長(full le
ngth)ウロキナーゼのうち1413ダルトンのみがpD2
のcDNA挿入物によってコードされていたので、高分
子量ウロキナーゼを同定するにはウロキナーゼ配列を有
する附加的なコロニーバンクを作成する必要があった。
【0044】H. 現存するウロキナーゼクローンのア
ミノ末端延長のための2種の異なる特異的にプライム処
理したコロニーバンクの作成 第一の特異的にプライム処理したcDNAバンクは、位
置225におけるHaeIIで始まりかつ位置270におけ
るAccIで終る(図2、3および4)45塩基対のウロキ
ナーゼDNA制限エンドヌクレアーゼ断片をオリゴdT
12−18の代わりにプライマーとして使用した。この断片
を20μgの未分画デトロイト562ポリA mRNAの
存在下で加熱変性させ、そしてcDNAを上記Dに記載
した方法にしたがって調製した。200bpより大きい二
本鎖cDNA11.5ngを6%ポリアクリルアミドゲルか
ら電気溶出させ、そしてこれを使用してE. coli294
における約6000種のクローンを生成させた。
ミノ末端延長のための2種の異なる特異的にプライム処
理したコロニーバンクの作成 第一の特異的にプライム処理したcDNAバンクは、位
置225におけるHaeIIで始まりかつ位置270におけ
るAccIで終る(図2、3および4)45塩基対のウロキ
ナーゼDNA制限エンドヌクレアーゼ断片をオリゴdT
12−18の代わりにプライマーとして使用した。この断片
を20μgの未分画デトロイト562ポリA mRNAの
存在下で加熱変性させ、そしてcDNAを上記Dに記載
した方法にしたがって調製した。200bpより大きい二
本鎖cDNA11.5ngを6%ポリアクリルアミドゲルか
ら電気溶出させ、そしてこれを使用してE. coli294
における約6000種のクローンを生成させた。
【0045】UK89CB6と呼ばれる約4000個の
コロニーよりなる第二の特異的にプライム処理したcD
NAバンクを作成し、この場合4μgのポリA mRNA
酸−尿素アガロースゲルフラクション8と、フラクショ
ン9からの4μgのポリA mRNAとのプールを使用し
た(上記C)。各CB6デオキシオリゴ−ヌクレオチドプ
ール(上記E)250ngをオリゴdT12-18の代わりにプラ
イマーとして使用した。
コロニーよりなる第二の特異的にプライム処理したcD
NAバンクを作成し、この場合4μgのポリA mRNA
酸−尿素アガロースゲルフラクション8と、フラクショ
ン9からの4μgのポリA mRNAとのプールを使用し
た(上記C)。各CB6デオキシオリゴ−ヌクレオチドプ
ール(上記E)250ngをオリゴdT12-18の代わりにプラ
イマーとして使用した。
【0046】I. 全長コロニーバンクのスクリーニン
グ 全長cDNAを含有するコロニーを、ニトロセルロース
フィルタへ直接トランスファーし、次いで37℃で増殖
させた。これらコロニーを溶菌させ、そしてDNAを変
性させかつ上記Fに記載したようにフィルタへ固定した
(49)。32P−標識したDNAプローブをpD2のcDN
A挿入物からの143塩基対HinfI〜Hae II制限エン
ドヌクレアーゼ断片から調製し(54)、そしてフィルタ
に固定された全長cDNAとハイブリダイズさせた(5
5)。8×106CPMのプローブを16時間ハイブリダ
イズさせ、次いで上記したように洗浄し(55)、そして
X線フィルムに露出させた。2つのコロニーは強いハイ
ブリダイゼーションを示した:A3およびE9。
グ 全長cDNAを含有するコロニーを、ニトロセルロース
フィルタへ直接トランスファーし、次いで37℃で増殖
させた。これらコロニーを溶菌させ、そしてDNAを変
性させかつ上記Fに記載したようにフィルタへ固定した
(49)。32P−標識したDNAプローブをpD2のcDN
A挿入物からの143塩基対HinfI〜Hae II制限エン
ドヌクレアーゼ断片から調製し(54)、そしてフィルタ
に固定された全長cDNAとハイブリダイズさせた(5
5)。8×106CPMのプローブを16時間ハイブリダ
イズさせ、次いで上記したように洗浄し(55)、そして
X線フィルムに露出させた。2つのコロニーは強いハイ
ブリダイゼーションを示した:A3およびE9。
【0047】J. 全長ウロキナーゼcDNA pA3お
よびpE9の特性 A3プラスミドDNAのPstI制限分析は約360bpお
よび約50bpのcDNA挿入断片を示し、かつE9プラ
スミドDNAのそれは約340bpの1つの断片を示し
た。各プラスミドDNAのPstI EcoRI二重制限は
予想したように約190bpの共通のcDNA挿入断片を
示し、この場合各プラスミドDNAはHaeIIAccIプラ
イマー断片に対するウロキナーゼ配列情報5'をコード
していた。プラスミドpA3は185bpのPstIEcoR
IcDNA挿入断片をさらに有し、そしてE9のそれは
160bpの追加断片を有した。pA3のより大きい約3
60bpのPstIcDNA挿入断片をM13ベクターmp7
(53)中へサブクローン化させ、ジデオキシヌクレオチ
ド連鎖停止法(52)によって配列決定した。pA3のウ
ロキナーゼコード配列は、図7、8および9に示したよ
うに全長ウロキナーゼ蛋白質に対するcDNA配列にお
けるほぼ位置405から位置785までに存在する。
よびpE9の特性 A3プラスミドDNAのPstI制限分析は約360bpお
よび約50bpのcDNA挿入断片を示し、かつE9プラ
スミドDNAのそれは約340bpの1つの断片を示し
た。各プラスミドDNAのPstI EcoRI二重制限は
予想したように約190bpの共通のcDNA挿入断片を
示し、この場合各プラスミドDNAはHaeIIAccIプラ
イマー断片に対するウロキナーゼ配列情報5'をコード
していた。プラスミドpA3は185bpのPstIEcoR
IcDNA挿入断片をさらに有し、そしてE9のそれは
160bpの追加断片を有した。pA3のより大きい約3
60bpのPstIcDNA挿入断片をM13ベクターmp7
(53)中へサブクローン化させ、ジデオキシヌクレオチ
ド連鎖停止法(52)によって配列決定した。pA3のウ
ロキナーゼコード配列は、図7、8および9に示したよ
うに全長ウロキナーゼ蛋白質に対するcDNA配列にお
けるほぼ位置405から位置785までに存在する。
【0048】K. ウロキナーゼコロニーバンクUK8
9CB6のスクリーニング 〜1900UK89CB6cDNA挿入物を含有するコ
ロニーからのDNAを変性させ、そして上記Fに記載し
たと同様にニトロセルローズフィルタへ固定した。32P
−標識したDNAプローブを、pA3のcDNA挿入断片
の146bp PstI HinfI断片から調製した(54)。
このプローブ40×106CPmを次いでUK89CB6
コロニーのフィルタに結合したDNAへ16時間ハイブ
リダイズさせ、次いで上記(55)したように洗浄し、そ
してX線フィルムに露出させた。陽性のハイブリダイゼ
ーションを示す2つのコロニーは、UK89CB6F1
(pF1)およびUK89CB6H10(pH10)であっ
た。
9CB6のスクリーニング 〜1900UK89CB6cDNA挿入物を含有するコ
ロニーからのDNAを変性させ、そして上記Fに記載し
たと同様にニトロセルローズフィルタへ固定した。32P
−標識したDNAプローブを、pA3のcDNA挿入断片
の146bp PstI HinfI断片から調製した(54)。
このプローブ40×106CPmを次いでUK89CB6
コロニーのフィルタに結合したDNAへ16時間ハイブ
リダイズさせ、次いで上記(55)したように洗浄し、そ
してX線フィルムに露出させた。陽性のハイブリダイゼ
ーションを示す2つのコロニーは、UK89CB6F1
(pF1)およびUK89CB6H10(pH10)であっ
た。
【0049】L. pF1およびpH10ウロキナーゼcD
NAの特性 pF1のPstI制限は〜450bpおよび−125bpのcD
NA挿入断片を示し、pH10は〜500bpの1個のPs
tIcDNA挿入断片を示す。pF1のPstI EcoRI二
重制限はEcoRI制限部位を示さず、PstI制限のみの
断片と同一のcDNA挿入断片を有する。pH10はEco
RI制限部位を示し、〜375bpおよび〜110bpのc
DNA挿入断片を生産する。pH10のこのEcoRI部
位は、恐らく位置627に示したと同じEcoRI部位で
あろう(図7、8および9)。pF1cDNA挿入物は、こ
のEcoRI制限部位を含有しない。
NAの特性 pF1のPstI制限は〜450bpおよび−125bpのcD
NA挿入断片を示し、pH10は〜500bpの1個のPs
tIcDNA挿入断片を示す。pF1のPstI EcoRI二
重制限はEcoRI制限部位を示さず、PstI制限のみの
断片と同一のcDNA挿入断片を有する。pH10はEco
RI制限部位を示し、〜375bpおよび〜110bpのc
DNA挿入断片を生産する。pH10のこのEcoRI部
位は、恐らく位置627に示したと同じEcoRI部位で
あろう(図7、8および9)。pF1cDNA挿入物は、こ
のEcoRI制限部位を含有しない。
【0050】pH10よりも長いcDNA挿入断片を有す
るpF1を配列決定(sequencing)用に選択した。pF1c
DNA挿入物の両PstI制限断片をM13サブクローン
化およびジデオキシ配列決定により配列決定した。高分
子量全長ウロキナーゼの全アミノ酸配列をコードするp
F1,pA3およびpD2からのUKcDNA挿入物の複合
ヌクレオチド配列を図7、8および9に示す。pF1の
ウロキナーゼコード配列は位置1からほぼ位置570ま
で示されている。pD2のウロキナーゼコード化配列
は、図7、8および9において位置532から位置23
04まで位置する。
るpF1を配列決定(sequencing)用に選択した。pF1c
DNA挿入物の両PstI制限断片をM13サブクローン
化およびジデオキシ配列決定により配列決定した。高分
子量全長ウロキナーゼの全アミノ酸配列をコードするp
F1,pA3およびpD2からのUKcDNA挿入物の複合
ヌクレオチド配列を図7、8および9に示す。pF1の
ウロキナーゼコード配列は位置1からほぼ位置570ま
で示されている。pD2のウロキナーゼコード化配列
は、図7、8および9において位置532から位置23
04まで位置する。
【0051】アミノ酸配列分析により決定したアミノ酸
位置1におけるアミノ末端セリンを図1並びに図10お
よび11に示す。メチオニンで始まりかつグリシンで終
るアミノ末端における先行の20個のアミノ酸は、恐ら
く高分子量ウロキナーゼの残余の411個のアミノ酸を
分泌するためのシグナル配列として作用すると思われ
る。この推定シグナル配列は、他の特性化シグナル配列
と共通して、たとえばサイズおよび疎水性のような特徴
を有する(56,57)。
位置1におけるアミノ末端セリンを図1並びに図10お
よび11に示す。メチオニンで始まりかつグリシンで終
るアミノ末端における先行の20個のアミノ酸は、恐ら
く高分子量ウロキナーゼの残余の411個のアミノ酸を
分泌するためのシグナル配列として作用すると思われ
る。この推定シグナル配列は、他の特性化シグナル配列
と共通して、たとえばサイズおよび疎水性のような特徴
を有する(56,57)。
【0052】高分子量ウロキナーゼから33Kの二本鎖
低分子量ウロキナーゼにするトリプシン開裂部位は次の
通りである:位置136におけるlysは短鎖のアミノ末端
アミノ酸であり、位置159におけるileは長鎖のアミ
ノ末端である(図1並びに図10および11)。
低分子量ウロキナーゼにするトリプシン開裂部位は次の
通りである:位置136におけるlysは短鎖のアミノ末端
アミノ酸であり、位置159におけるileは長鎖のアミ
ノ末端である(図1並びに図10および11)。
【0053】M. E. coliにおけるウロキナーゼの低
分子量誘導体の発現 1. 長trp LE融合(図12) 次の性質を有するプラスミド(pNCV、58)を作成し
た:(1)このプラスミドはpBR322の誘導体であっ
て、細胞1個当り約20個のコピーで存在する。(2)こ
のプラスミドは、そのE. coli宿主をテトラサイクリン
耐性にする。(3)このプラスミドは、trpリーダーヘプ
チドとtrp E構造遺伝子(LE融合遺伝子)との間に融合
部を有する蛋白質の合成を指示する誘発性トリプトファ
ンプロモータを含有する。(4)独特のPstI制限部位が
trpE遺伝子に作成され、これを使用してプラスミドpS
OM7Δ1Δ4におけるLE遺伝子の遠位末端における
EcoRI部位を、合成配列: を使用する2つのEcoRI部位によりフランクされたP
stI部位へ変換することによって、PstIDNA断片を
クローン化することができる。次いで、trpプロモータ
とLE遺伝子とを含有するDNA断片を、プラスミドp
BR322中へ導入してプラスミドpNCVを与えた(4
7A)。
分子量誘導体の発現 1. 長trp LE融合(図12) 次の性質を有するプラスミド(pNCV、58)を作成し
た:(1)このプラスミドはpBR322の誘導体であっ
て、細胞1個当り約20個のコピーで存在する。(2)こ
のプラスミドは、そのE. coli宿主をテトラサイクリン
耐性にする。(3)このプラスミドは、trpリーダーヘプ
チドとtrp E構造遺伝子(LE融合遺伝子)との間に融合
部を有する蛋白質の合成を指示する誘発性トリプトファ
ンプロモータを含有する。(4)独特のPstI制限部位が
trpE遺伝子に作成され、これを使用してプラスミドpS
OM7Δ1Δ4におけるLE遺伝子の遠位末端における
EcoRI部位を、合成配列: を使用する2つのEcoRI部位によりフランクされたP
stI部位へ変換することによって、PstIDNA断片を
クローン化することができる。次いで、trpプロモータ
とLE遺伝子とを含有するDNA断片を、プラスミドp
BR322中へ導入してプラスミドpNCVを与えた(4
7A)。
【0054】ヌクレオチド位置5(PstI5'−開裂部
位)からヌクレオチド位置1130(図2、3および4)
までのウロキナーゼPstI断片を、融合蛋白質がtrpプ
ロモータの誘発の際に作成されるように、pNCVのPs
tI部位へクローン化させた。N末端部はtrpLEであ
り、C末端部は低分子量ウロキナーゼである。
位)からヌクレオチド位置1130(図2、3および4)
までのウロキナーゼPstI断片を、融合蛋白質がtrpプ
ロモータの誘発の際に作成されるように、pNCVのPs
tI部位へクローン化させた。N末端部はtrpLEであ
り、C末端部は低分子量ウロキナーゼである。
【0055】図12を参照して、5μgのプラスミドpU
K513dT69D2(pD2)を20単位のPstIによっ
て消化し、低分子量ウロキナーゼをコードする1125
bpのcDNA挿入断片を6%ポリアクリルアミドゲル電
気泳動により単離した。この挿入物〜1μgをゲルから
電気溶出させ、フェノール/クロロホルム抽出し、そし
てエタノールで沈澱させた。1μgのベクタープラスミ
ドpNCV(58)を10単位のPstIで消化し、そして
フェノール/クロロホルム抽出の後にエタノール沈澱さ
せた。この1125bp断片〜100ngを20mMのトリ
スHCl(pH7.5)と10mMのMgCl2と10mMのDT
Tと2.5mMのATPと30単位のT4DNAリガーゼ
との20μl中で、PstI消化したpNCVの〜100ng
と混合した。14℃にて一晩結合させた後、混合物の半
分をE. coli K12菌株294にトランスフォームし
た。12種のトランスフォーマントからのDNAのBam
HI消化は適切な配向を有する3種を示した。E. coli
におけるこのプラスミド(pUK33trpLEL)(図12)
の発現は、33000ウロキナーゼを含む長いtrpLE
融合蛋白質を生成した。33000ウロキナーゼは、ト
リプシン様活性酵素により位置3および4と位置26お
よび27との間で開裂させて活性化した(図5および6
参照)。
K513dT69D2(pD2)を20単位のPstIによっ
て消化し、低分子量ウロキナーゼをコードする1125
bpのcDNA挿入断片を6%ポリアクリルアミドゲル電
気泳動により単離した。この挿入物〜1μgをゲルから
電気溶出させ、フェノール/クロロホルム抽出し、そし
てエタノールで沈澱させた。1μgのベクタープラスミ
ドpNCV(58)を10単位のPstIで消化し、そして
フェノール/クロロホルム抽出の後にエタノール沈澱さ
せた。この1125bp断片〜100ngを20mMのトリ
スHCl(pH7.5)と10mMのMgCl2と10mMのDT
Tと2.5mMのATPと30単位のT4DNAリガーゼ
との20μl中で、PstI消化したpNCVの〜100ng
と混合した。14℃にて一晩結合させた後、混合物の半
分をE. coli K12菌株294にトランスフォームし
た。12種のトランスフォーマントからのDNAのBam
HI消化は適切な配向を有する3種を示した。E. coli
におけるこのプラスミド(pUK33trpLEL)(図12)
の発現は、33000ウロキナーゼを含む長いtrpLE
融合蛋白質を生成した。33000ウロキナーゼは、ト
リプシン様活性酵素により位置3および4と位置26お
よび27との間で開裂させて活性化した(図5および6
参照)。
【0056】2. 短trpLE融合(図13) プラスミドpINCVを作成した。これは、trpE遺伝子
の大部分が欠失している以外は全ゆる点でpNCVと類
似している(上記参照)。このプラスミドにおいて、Bgl
II部位をPstI部位に変換し、そしてこの新しいPst
I部位と元のPstI部位との間の領域を欠失させた。p
INCV〜100ngをPstIおよびHindIIIによって消
化し、次いでフェノール/クロロホルムで抽出しそして
エタノール沈澱させた。pUK33trpLEL(図13)〜
3μgをHind IIIにより完全にかつPstIにより部分的
に消化して1150bpのPst I・Hind IIIDNA断片
を生成させ、これを6%ポリアクリルアミドゲル電気泳
動後の電気溶出によって精製した。構造UK遺伝子のP
stI部位は消化から免れた。PstI・Hind III消化pI
NCVの全部をpUK33trpLELの1150bpHind I
II・部分PstI断片〜50ngと混合し、14℃にて一晩
結合させた。次いで、この混合物でE. coli K12菌
株294をトランスフォームした。BamHI消化によ
り、このプラスミド(pUK33trpLES)の適性な作成
を確認した(図13)。E. coliにおけるこのプラスミド
の発現により融合蛋白質が得られ、これから33000
ウロキナーゼが活性化された(上記)。
の大部分が欠失している以外は全ゆる点でpNCVと類
似している(上記参照)。このプラスミドにおいて、Bgl
II部位をPstI部位に変換し、そしてこの新しいPst
I部位と元のPstI部位との間の領域を欠失させた。p
INCV〜100ngをPstIおよびHindIIIによって消
化し、次いでフェノール/クロロホルムで抽出しそして
エタノール沈澱させた。pUK33trpLEL(図13)〜
3μgをHind IIIにより完全にかつPstIにより部分的
に消化して1150bpのPst I・Hind IIIDNA断片
を生成させ、これを6%ポリアクリルアミドゲル電気泳
動後の電気溶出によって精製した。構造UK遺伝子のP
stI部位は消化から免れた。PstI・Hind III消化pI
NCVの全部をpUK33trpLELの1150bpHind I
II・部分PstI断片〜50ngと混合し、14℃にて一晩
結合させた。次いで、この混合物でE. coli K12菌
株294をトランスフォームした。BamHI消化によ
り、このプラスミド(pUK33trpLES)の適性な作成
を確認した(図13)。E. coliにおけるこのプラスミド
の発現により融合蛋白質が得られ、これから33000
ウロキナーゼが活性化された(上記)。
【0057】3. 33Kウロキナーゼの直接的発現(図
14および図15) ヌクレオチド16で始まるウロキナーゼDNA断片(図
2、3および4)をpBR322誘導体へクローン化さ
せ、trpプロモータが、低分子量ウロキナーゼをコード
しているこのウロキナーゼ断片の直前に位置する構造を
生成させた。プラスミドpLeIFAtrp103(図14)
はプラスミドpLeIFA25(58)の誘導体であり、こ
こでLeIFA遺伝子末端のEcoRI部位は除去されて
いる(59)。pLeIFAtrp103(図14)の10μgを
20単位のEcoRIで消化し、フェノール/クロロホル
ムで抽出し、そしてエタノール沈澱させた。プラスミド
DNA分子のEcoRI付着末端を延長させて末端を平滑
化し、この場合60mMのNaClと7mMのMgCl2と7m
MのトリスHCl(pH7.4)と1mMの各リボヌクレオチ
ドトリホスフェートとを含有する50μlの反応物中で
12単位のDNAポリメラーゼIを用いた。反応物を3
7℃にて1時間インキュベートし、フェノール/クロロ
ホルムで抽出し、そしてエタノールで沈澱させた。次い
で、DNAを10mMのトリスHCl(pH8)と1mMのE
DTAとの50μl中に再懸濁させ、500単位の細菌
性アルカリホスフアターゼ(Bacterial Alkaline Pho
sphatase)により65℃にて30分間処理し、2回抽出
し、そしてエタノール沈澱させた。PstIによって消化
した後、混合物を6%ポリアクリルアミドゲル上で電気
泳動にかけ、〜3900bpベクター断片を電気溶出させ
た。
14および図15) ヌクレオチド16で始まるウロキナーゼDNA断片(図
2、3および4)をpBR322誘導体へクローン化さ
せ、trpプロモータが、低分子量ウロキナーゼをコード
しているこのウロキナーゼ断片の直前に位置する構造を
生成させた。プラスミドpLeIFAtrp103(図14)
はプラスミドpLeIFA25(58)の誘導体であり、こ
こでLeIFA遺伝子末端のEcoRI部位は除去されて
いる(59)。pLeIFAtrp103(図14)の10μgを
20単位のEcoRIで消化し、フェノール/クロロホル
ムで抽出し、そしてエタノール沈澱させた。プラスミド
DNA分子のEcoRI付着末端を延長させて末端を平滑
化し、この場合60mMのNaClと7mMのMgCl2と7m
MのトリスHCl(pH7.4)と1mMの各リボヌクレオチ
ドトリホスフェートとを含有する50μlの反応物中で
12単位のDNAポリメラーゼIを用いた。反応物を3
7℃にて1時間インキュベートし、フェノール/クロロ
ホルムで抽出し、そしてエタノールで沈澱させた。次い
で、DNAを10mMのトリスHCl(pH8)と1mMのE
DTAとの50μl中に再懸濁させ、500単位の細菌
性アルカリホスフアターゼ(Bacterial Alkaline Pho
sphatase)により65℃にて30分間処理し、2回抽出
し、そしてエタノール沈澱させた。PstIによって消化
した後、混合物を6%ポリアクリルアミドゲル上で電気
泳動にかけ、〜3900bpベクター断片を電気溶出させ
た。
【0058】プラスミドpUK33trpLELをE. coli
K12菌株GM48(デオキシアデノシンメチラーゼ-)
にトランスフォームさせて、このE. coli菌株から精製
されたDNAを制限エンドヌクレアーゼBclIによって
消化することができた(60)。このDNA4μgを6単
位のBclI(75mMのKCl、6mMのトリスHCl(pH
7.4)、10mMのMgCl2、1mMのDTT中において)
により50℃にて1時間処理し、次いで50mMのNaC
lとなし、そして10単位のPstIによって消化した。
6%のゲル電気泳動を行ない、914bp断片を電気溶出
させた。
K12菌株GM48(デオキシアデノシンメチラーゼ-)
にトランスフォームさせて、このE. coli菌株から精製
されたDNAを制限エンドヌクレアーゼBclIによって
消化することができた(60)。このDNA4μgを6単
位のBclI(75mMのKCl、6mMのトリスHCl(pH
7.4)、10mMのMgCl2、1mMのDTT中において)
により50℃にて1時間処理し、次いで50mMのNaC
lとなし、そして10単位のPstIによって消化した。
6%のゲル電気泳動を行ない、914bp断片を電気溶出
させた。
【0059】met lys lys proのアミノ酸配列をコー
ドする14ヌクレオチドDNAプライマーをホスホトリ
エステル法(47)によって合成し、これは次の配列を有
した: このプライマー500ngを、0.5mMのATPを含有す
る20μlの反応物中で10単位のT4DNAキナーゼ
により5'未満で燐酸化させた。pUK33trpLEL(E.
coli GM48における増殖)の264bpPstIAccI
cDNA挿入断片を単離した。脱イオン水10μl中に再
懸濁したこの断片〜500ngを、燐酸化プライマー20
μlと混合し、95℃にて3分間加熱し、ドライアイス
エタノール浴中で急速に凍結させた。この変性したDN
A溶液を60mMのNaCl、7mMのMgCl2、7mMのト
リスHCl(pH7.4)、1mMの各デオキシリボヌクレオ
チドトリホスフェートとなし、そして12単位のDNA
ポリメラーゼI大断片を加えた。37℃にて2時間のイ
ンキュベーション後、このプライマー修復反応物をフェ
ノール/クロロホルム抽出しそしてエタノール沈澱さ
せ、BclIによって50℃で完全に消化させた。次い
で、反応混合物を6%ポリアクリルアミドゲルにかけ、
そしてBclIに対する200bpのアミノ末端平滑末端断
片〜50ngを電気溶出させた。次いで、平滑末端−Bcl
Iプライマー修復断片〜50ngとBclIPstIカルボキ
シ−末端断片〜100ngと〜3900bpベクター断片〜
100ngとを14℃にて一晩結合させ、E. coli294
中へトランスフォームさせた。多数のトランスフォーマ
ントのEcoRI消化は適切な作成を示し、DNA配列分
析はこの新たなプラスミドpUK33trp103(図14)
の開始コドンを介している所望の配列を証明した。この
作成において、N末端メチオニンに続いて2つのリジン
が存在し、それに続いて図5に示すようにアミノ酸配列
5〜279が存在する。E. coliにおけるこのプラスミ
ドの発現は、低分子量ウロキナーゼの合成をもたらし
た。この蛋白質を上記したようにトリプシン様活性酵素
で活性化させ、この酵素はN−末端リジン対を開裂させ
かつ位置26におけるリジンと位置27におけるイソロ
イシンとの間で開裂するよう作用する(図5)。
ドする14ヌクレオチドDNAプライマーをホスホトリ
エステル法(47)によって合成し、これは次の配列を有
した: このプライマー500ngを、0.5mMのATPを含有す
る20μlの反応物中で10単位のT4DNAキナーゼ
により5'未満で燐酸化させた。pUK33trpLEL(E.
coli GM48における増殖)の264bpPstIAccI
cDNA挿入断片を単離した。脱イオン水10μl中に再
懸濁したこの断片〜500ngを、燐酸化プライマー20
μlと混合し、95℃にて3分間加熱し、ドライアイス
エタノール浴中で急速に凍結させた。この変性したDN
A溶液を60mMのNaCl、7mMのMgCl2、7mMのト
リスHCl(pH7.4)、1mMの各デオキシリボヌクレオ
チドトリホスフェートとなし、そして12単位のDNA
ポリメラーゼI大断片を加えた。37℃にて2時間のイ
ンキュベーション後、このプライマー修復反応物をフェ
ノール/クロロホルム抽出しそしてエタノール沈澱さ
せ、BclIによって50℃で完全に消化させた。次い
で、反応混合物を6%ポリアクリルアミドゲルにかけ、
そしてBclIに対する200bpのアミノ末端平滑末端断
片〜50ngを電気溶出させた。次いで、平滑末端−Bcl
Iプライマー修復断片〜50ngとBclIPstIカルボキ
シ−末端断片〜100ngと〜3900bpベクター断片〜
100ngとを14℃にて一晩結合させ、E. coli294
中へトランスフォームさせた。多数のトランスフォーマ
ントのEcoRI消化は適切な作成を示し、DNA配列分
析はこの新たなプラスミドpUK33trp103(図14)
の開始コドンを介している所望の配列を証明した。この
作成において、N末端メチオニンに続いて2つのリジン
が存在し、それに続いて図5に示すようにアミノ酸配列
5〜279が存在する。E. coliにおけるこのプラスミ
ドの発現は、低分子量ウロキナーゼの合成をもたらし
た。この蛋白質を上記したようにトリプシン様活性酵素
で活性化させ、この酵素はN−末端リジン対を開裂させ
かつ位置26におけるリジンと位置27におけるイソロ
イシンとの間で開裂するよう作用する(図5)。
【0060】テトラサイクリン耐性(アンピシリン耐性)
を宿主細胞に付与するようなpUK33trp103の誘導
体プラスミドを作成するのが望ましいと判明した。図1
5はpUK33trp103ApR−TcRの以下に述べる作成
を示している。5μgのpHGH207−1(下記参照)を
HpaIおよびPvu IIで消化した。ベクター断片を単離
しそして精製した。5μgのpUK33trp103をHpa
IおよびBamHIによって消化し、6%ポリアクリルア
ミドで電気泳動させ、そして836bpDNA断片を精製
した。別にpUK33trp103 5μgをBamHIおよび
Pvu IIで消化し、119bpDNA断片を単離かつ精製
した。これら3種の各DNA断片の等モル量を14℃に
て一晩結合させ、これを使用してE. coli294をトラ
ンスフォームさせた。数種のアンピシリン耐性トランス
フォーマントから得られるプラスミドDNAの制限エン
ドヌクレアーゼ分析はpUK33trp103ApRの適切な
作成を証明し、かつtrpプロモータ/UK33コード化
DNAの配向における逆転を示した。
を宿主細胞に付与するようなpUK33trp103の誘導
体プラスミドを作成するのが望ましいと判明した。図1
5はpUK33trp103ApR−TcRの以下に述べる作成
を示している。5μgのpHGH207−1(下記参照)を
HpaIおよびPvu IIで消化した。ベクター断片を単離
しそして精製した。5μgのpUK33trp103をHpa
IおよびBamHIによって消化し、6%ポリアクリルア
ミドで電気泳動させ、そして836bpDNA断片を精製
した。別にpUK33trp103 5μgをBamHIおよび
Pvu IIで消化し、119bpDNA断片を単離かつ精製
した。これら3種の各DNA断片の等モル量を14℃に
て一晩結合させ、これを使用してE. coli294をトラ
ンスフォームさせた。数種のアンピシリン耐性トランス
フォーマントから得られるプラスミドDNAの制限エン
ドヌクレアーゼ分析はpUK33trp103ApRの適切な
作成を証明し、かつtrpプロモータ/UK33コード化
DNAの配向における逆転を示した。
【0061】〜5μgのpBR322DNAをEcoRIに
て消化し、付着性末端をクレノー(Klenow)PolIで満
たして平滑化した。PstI消化の後、テトラサイクリン
耐性をコードするDNAと複製のオリジンとアンピシリ
ン耐性遺伝子の一部とを有する大型ベクター断片を単離
しかつ精製した。〜5μgのpUK33trp103ApRを
BamHIおよびPstIによって消化した。アンピシリン
耐性遺伝子の残部とtrpプロモータと殆どの低分子量ウ
ロキナーゼとをコードするDNA断片を精製した。ほぼ
等モル量のこれら2種のDNA断片およびpUK33trp
103ApRからの119bpBamHI−PvuIIDNA断
片を14℃で一晩結合させてpUK33trp103ApRT
cRの作成を完結させた。このプラスミドを、高分子量全
長ウロキナーゼを発現するよう設計したプラスミドの作
成に使用した(下記Nおよび図16参照)。
て消化し、付着性末端をクレノー(Klenow)PolIで満
たして平滑化した。PstI消化の後、テトラサイクリン
耐性をコードするDNAと複製のオリジンとアンピシリ
ン耐性遺伝子の一部とを有する大型ベクター断片を単離
しかつ精製した。〜5μgのpUK33trp103ApRを
BamHIおよびPstIによって消化した。アンピシリン
耐性遺伝子の残部とtrpプロモータと殆どの低分子量ウ
ロキナーゼとをコードするDNA断片を精製した。ほぼ
等モル量のこれら2種のDNA断片およびpUK33trp
103ApRからの119bpBamHI−PvuIIDNA断
片を14℃で一晩結合させてpUK33trp103ApRT
cRの作成を完結させた。このプラスミドを、高分子量全
長ウロキナーゼを発現するよう設計したプラスミドの作
成に使用した(下記Nおよび図16参照)。
【0062】N. ウロキナーゼの高分子量誘導体の発
現 1. 54Kウロキナーゼの直接的発現 図16は全長ウロキナーゼの作成を示している。単一tr
pプロモータを有するプラスミドpHGH207−1を、
二重lacプロモータとそれに続く単一のtrpプロモータと
を有するpHGH207から二重lacプロモータを除去す
ることによって得た。これは次のように行なった:trpプ
ロモータ310bpDNA断片をEcoRI消化によりpF
IFtrp69(20)から得た。この断片を、予めEcoR
Iで開裂させたpHGH107(44)中へ挿入した。か
くして、プラスミド(pHGH207)を得、これはEco
RI部位がフランクにされた二重lacプロモータとそれ
に続くtrpプロモータとを有する。このように得られたp
HGH207をBamHIによって消化し、これをEcoR
Iによって部分的に消化し、そして最も大きい断片を単
離した。この断片はしたがって完全なtrpプロモータを
有する。pBR322から最も大きいEcoRI−BamH
I断片を単離した。両断片を結合させ、そして混合物を
用いてE. coli294をトランスフォームした。Te
tr、Amprコロニーを単離し、それらの殆んどはpHGH
207−1につき示したような構造のプラスミドを有し
た。したがって、プラスミドpHGH207−1はプラ
スミドpHGH107(44)の誘導体であり、次の性質
を有する:(1)ヒト成長ホルモン遺伝子がpHGH107
によるようにlacプロモータの代わりにトリプトファン
プロモータによってフランクされ、(2)このプラスミド
はE. coliで発現させた場合アンピシリン耐性およびテ
トラサイクリン耐性を付与する(47A参照)。
現 1. 54Kウロキナーゼの直接的発現 図16は全長ウロキナーゼの作成を示している。単一tr
pプロモータを有するプラスミドpHGH207−1を、
二重lacプロモータとそれに続く単一のtrpプロモータと
を有するpHGH207から二重lacプロモータを除去す
ることによって得た。これは次のように行なった:trpプ
ロモータ310bpDNA断片をEcoRI消化によりpF
IFtrp69(20)から得た。この断片を、予めEcoR
Iで開裂させたpHGH107(44)中へ挿入した。か
くして、プラスミド(pHGH207)を得、これはEco
RI部位がフランクにされた二重lacプロモータとそれ
に続くtrpプロモータとを有する。このように得られたp
HGH207をBamHIによって消化し、これをEcoR
Iによって部分的に消化し、そして最も大きい断片を単
離した。この断片はしたがって完全なtrpプロモータを
有する。pBR322から最も大きいEcoRI−BamH
I断片を単離した。両断片を結合させ、そして混合物を
用いてE. coli294をトランスフォームした。Te
tr、Amprコロニーを単離し、それらの殆んどはpHGH
207−1につき示したような構造のプラスミドを有し
た。したがって、プラスミドpHGH207−1はプラ
スミドpHGH107(44)の誘導体であり、次の性質
を有する:(1)ヒト成長ホルモン遺伝子がpHGH107
によるようにlacプロモータの代わりにトリプトファン
プロモータによってフランクされ、(2)このプラスミド
はE. coliで発現させた場合アンピシリン耐性およびテ
トラサイクリン耐性を付与する(47A参照)。
【0063】20μgのpHGH207−1をEcoRIに
より部分的にかつBglIIによって完全に消化した。大
ベクター断片の精製は、5%ポリアクリルアミドゲル電
気泳動と電気溶出とフェノール/クロロホルム抽出とエ
タノール沈澱とによって達成した。14μgのpF1をB
gl IIおよびTaqIによって消化し、236bpのDNA
断片を単離し、そして6%ポリアクリルアミドゲルによ
って精製した。
より部分的にかつBglIIによって完全に消化した。大
ベクター断片の精製は、5%ポリアクリルアミドゲル電
気泳動と電気溶出とフェノール/クロロホルム抽出とエ
タノール沈澱とによって達成した。14μgのpF1をB
gl IIおよびTaqIによって消化し、236bpのDNA
断片を単離し、そして6%ポリアクリルアミドゲルによ
って精製した。
【0064】次の相補的DNA断片がホスホトリエステ
ル法(47)によって合成された: Met Ser Asn Glu Leu His 5' AATTATGAGCAATGAATTACAT TACTCGTTACTTAATGTA Gln Val Pro CAAGTTCCAT GTTCAAGGTAGC 5’
ル法(47)によって合成された: Met Ser Asn Glu Leu His 5' AATTATGAGCAATGAATTACAT TACTCGTTACTTAATGTA Gln Val Pro CAAGTTCCAT GTTCAAGGTAGC 5’
【0065】上記したように、アミノ酸配列 Met Se
r Asn Glu Leu His Gln ValProは開始コドンす
なわちATGと高分子量ウロキナーゼの8個のアミノ末
端アミノ酸とをコードする。50ngの各合成DNA断片
を燐酸化させ、そしてこれら断片を混合し、65℃にて
1分間加熱し、そして室温にて5分間放冷却した。燐酸
化しかつ混合した合成DNA断片の10ngをEcoRI
(部分)、Bgl IIpHGH207−1ベクター断片の〜2
00ngおよび236bpのBgl IITaqIのDNA断片〜
50ngと混合し、14℃にて一晩結合させ、そしてE.
coli294にトランスフォームした。24個のアンピシ
リン耐性コロニーからの個々のプラスミドDNAをEco
RIおよびBgl IIによって消化し、適切な構造を示す
1個のプラスミド(pInt 1)をDNA配列分析用に選択
した。この分析は、ATG開始コドンを介する正確なD
NA配列と高分子量ウロキナーゼのアミノ末端部分とを
証明した。
r Asn Glu Leu His Gln ValProは開始コドンす
なわちATGと高分子量ウロキナーゼの8個のアミノ末
端アミノ酸とをコードする。50ngの各合成DNA断片
を燐酸化させ、そしてこれら断片を混合し、65℃にて
1分間加熱し、そして室温にて5分間放冷却した。燐酸
化しかつ混合した合成DNA断片の10ngをEcoRI
(部分)、Bgl IIpHGH207−1ベクター断片の〜2
00ngおよび236bpのBgl IITaqIのDNA断片〜
50ngと混合し、14℃にて一晩結合させ、そしてE.
coli294にトランスフォームした。24個のアンピシ
リン耐性コロニーからの個々のプラスミドDNAをEco
RIおよびBgl IIによって消化し、適切な構造を示す
1個のプラスミド(pInt 1)をDNA配列分析用に選択
した。この分析は、ATG開始コドンを介する正確なD
NA配列と高分子量ウロキナーゼのアミノ末端部分とを
証明した。
【0066】4μgのpNCV(上記M)をBgl IIおよび
ClaIによって消化し、大ベクター断片を単離し、そし
て5%ポリアクリルアミドゲルにより精製した。30μ
gのpF1をPstIおよびBgl IIによって消化し、そし
て6%ポリアクリルアミドゲル電気泳動させた。44bp
のDNA断片を電気溶出させ、フェノール/クロロホル
ム抽出し、そしてエタノール沈澱させた。4μgのpA3
DNAをPstIおよびTaqIによって消化し、192bp
のDNA断片を6%ポリアクリルアミドゲルから精製し
た。〜100ngのBgl II ClaIベクターDNA断片と
〜50ngの192bp断片と〜50ngの44bp断片とを混
合し、14℃にて一晩結合させ、次いでE. coli294
にトランスフォームさせた。数種のテトラサイクリン耐
性トランスフォーマントからのプラスミドDNAのBgl
II ClaI二重消化物は、pInt2と名付けるこの新し
いプラスミドの正確な作成を示した。
ClaIによって消化し、大ベクター断片を単離し、そし
て5%ポリアクリルアミドゲルにより精製した。30μ
gのpF1をPstIおよびBgl IIによって消化し、そし
て6%ポリアクリルアミドゲル電気泳動させた。44bp
のDNA断片を電気溶出させ、フェノール/クロロホル
ム抽出し、そしてエタノール沈澱させた。4μgのpA3
DNAをPstIおよびTaqIによって消化し、192bp
のDNA断片を6%ポリアクリルアミドゲルから精製し
た。〜100ngのBgl II ClaIベクターDNA断片と
〜50ngの192bp断片と〜50ngの44bp断片とを混
合し、14℃にて一晩結合させ、次いでE. coli294
にトランスフォームさせた。数種のテトラサイクリン耐
性トランスフォーマントからのプラスミドDNAのBgl
II ClaI二重消化物は、pInt2と名付けるこの新し
いプラスミドの正確な作成を示した。
【0067】E. coli GM48(ATCC No.390
99、1982年4月9日寄託)において増殖させたpU
K33trp103ApRTcRの5μgをBclIおよびSalI
によって消化し、1366bpのDNA断片を単離かつ精
製した。108bpのEcoRI−BclIDNA断片を同じ
プラスミドから単離した。pUK33trp103ApRTcR
からのEcoRI−SalI DNA断片と、同じくpUK3
3trp103ApRTcRからのEcoRI−BclI DNA断
片とのほぼ等モル量を14℃にて一晩結合させてpInt
を得た。
99、1982年4月9日寄託)において増殖させたpU
K33trp103ApRTcRの5μgをBclIおよびSalI
によって消化し、1366bpのDNA断片を単離かつ精
製した。108bpのEcoRI−BclIDNA断片を同じ
プラスミドから単離した。pUK33trp103ApRTcR
からのEcoRI−SalI DNA断片と、同じくpUK3
3trp103ApRTcRからのEcoRI−BclI DNA断
片とのほぼ等モル量を14℃にて一晩結合させてpInt
を得た。
【0068】5μgのpInt3 DNAをBgl IIおよびS
alIで消化し、6%ポリアクリルアミドによって電気泳
動させ、全長ウロキナーゼのカルボキシ末端部分とテト
ラサイクリン耐性遺伝子のアミノ末端部分とを有する1
701bpの断片を精製した。
alIで消化し、6%ポリアクリルアミドによって電気泳
動させ、全長ウロキナーゼのカルボキシ末端部分とテト
ラサイクリン耐性遺伝子のアミノ末端部分とを有する1
701bpの断片を精製した。
【0069】〜5μgのpInt1 DNAをBgl IIおよび
SalIによって消化し、6%ポリアクリルアミドゲルに
よって電気泳動させ、そしてテトラサイクリン耐性遺伝
子のカルボキシ末端部分と複製のオリジンとアンピシリ
ン耐性遺伝子とtrpプロモータと開始コドンATGと全
長ウロキナーゼのアミノ末端部分とを有する大ベクター
断片を精製した。〜100ngのベクター断片と〜100
ngの1701bp断片とを混合し、14℃にて一晩結合さ
せ、そしてE. coli294にトランスフォームさせた。
正確なPvu II制限エンドヌクレアーゼパターンを示す
テトラサイクリン耐性およびアンピシリン耐性コロニー
からのプラスミドが同定され、これはtrpプロモータの
下流の全長ウロキナーゼの作成を確認した。これはプラ
スミドpUK54trp207−1である。全長ウロキナー
ゼはE. coli294におけるこのプラスミドの発現によ
って生成される。
SalIによって消化し、6%ポリアクリルアミドゲルに
よって電気泳動させ、そしてテトラサイクリン耐性遺伝
子のカルボキシ末端部分と複製のオリジンとアンピシリ
ン耐性遺伝子とtrpプロモータと開始コドンATGと全
長ウロキナーゼのアミノ末端部分とを有する大ベクター
断片を精製した。〜100ngのベクター断片と〜100
ngの1701bp断片とを混合し、14℃にて一晩結合さ
せ、そしてE. coli294にトランスフォームさせた。
正確なPvu II制限エンドヌクレアーゼパターンを示す
テトラサイクリン耐性およびアンピシリン耐性コロニー
からのプラスミドが同定され、これはtrpプロモータの
下流の全長ウロキナーゼの作成を確認した。これはプラ
スミドpUK54trp207−1である。全長ウロキナー
ゼはE. coli294におけるこのプラスミドの発現によ
って生成される。
【0070】2. E. coliにおけるpre−UK54Kの
直接的発現(図17) 次の方法を用いてpreUK54の直接発現のためのプラ
スミドを作成した。ホスホトリエステル法(47)によ
り、アミノ酸配列開始コドンATGとそれに続くウロキ
ナーゼ予備配列(プレシーケンス)Arg Ala Leuの最
初の3個のN−末端アミノ酸とをコードする2つの相補
的DNA断片を合成し、これを次に示す:
直接的発現(図17) 次の方法を用いてpreUK54の直接発現のためのプラ
スミドを作成した。ホスホトリエステル法(47)によ
り、アミノ酸配列開始コドンATGとそれに続くウロキ
ナーゼ予備配列(プレシーケンス)Arg Ala Leuの最
初の3個のN−末端アミノ酸とをコードする2つの相補
的DNA断片を合成し、これを次に示す:
【0071】EcoRIおよびBglI制限エンドヌクレ
アーゼ開裂部位は、予備配列のこの部分でフランクして
いる。50ngの各合成DNA断片を燐酸化した。燐酸化
されたこれら断片を混合し、65℃にて1分間加熱し、
そして室温まで冷却させた。5μgのpF1 DNAをBg
lIおよびBgl IIによって消化し、310bpUK DN
A断片を単離しかつ精製した。〜50ngの310bpUK
DNA断片とpHGH207−1(上記N)からの〜15
0ngの部分EcoRI、Bgl IIベクターDNA断片と1
0ngの燐酸化されかつ混合された合成DNA断片とを1
4℃にて一晩結合し、そしてE. coli294にトランス
フォームさせた。数種のアンピシリン耐性トランスフォ
ーマントから単離された個々のプラスミドDNAを分析
して、高分子量ウロキナーゼの予備配列に関する適性な
作成とヌクレオチド配列とを確認した。
アーゼ開裂部位は、予備配列のこの部分でフランクして
いる。50ngの各合成DNA断片を燐酸化した。燐酸化
されたこれら断片を混合し、65℃にて1分間加熱し、
そして室温まで冷却させた。5μgのpF1 DNAをBg
lIおよびBgl IIによって消化し、310bpUK DN
A断片を単離しかつ精製した。〜50ngの310bpUK
DNA断片とpHGH207−1(上記N)からの〜15
0ngの部分EcoRI、Bgl IIベクターDNA断片と1
0ngの燐酸化されかつ混合された合成DNA断片とを1
4℃にて一晩結合し、そしてE. coli294にトランス
フォームさせた。数種のアンピシリン耐性トランスフォ
ーマントから単離された個々のプラスミドDNAを分析
して、高分子量ウロキナーゼの予備配列に関する適性な
作成とヌクレオチド配列とを確認した。
【0072】1種の正確なプラスミドをpInt4と名付
けた。5μgのpInt4 DNAをBglIIおよびEcoRV
によって消化し、pre−UK54のN−末端ヌクレオチ
ドとtrpプロモータとアンピシリン耐性遺伝子と複製の
オリジンとテトラサイクリン耐性をコードするDNAの
部分とを有するベクターDNA断片を単離かつ精製し
た。5μgのpUK54trp207−1DNAをBgl IIお
よびEcoRVによって消化した。UK54の残部とテト
ラサイクリン耐性コード化DNAとをコードするBglII
EcoRV DNA断片を単離し、精製しかつBgl IIEco
RVベクターDNA断片と結合させてプラスミドp−pre
UK54trp207−1の作成を完結した。
けた。5μgのpInt4 DNAをBglIIおよびEcoRV
によって消化し、pre−UK54のN−末端ヌクレオチ
ドとtrpプロモータとアンピシリン耐性遺伝子と複製の
オリジンとテトラサイクリン耐性をコードするDNAの
部分とを有するベクターDNA断片を単離かつ精製し
た。5μgのpUK54trp207−1DNAをBgl IIお
よびEcoRVによって消化した。UK54の残部とテト
ラサイクリン耐性コード化DNAとをコードするBglII
EcoRV DNA断片を単離し、精製しかつBgl IIEco
RVベクターDNA断片と結合させてプラスミドp−pre
UK54trp207−1の作成を完結した。
【0073】O. 組織培養における(プレー)ウロキナ
ーゼの直接的発現 図18はプレウロキナーゼをコードする遺伝子を、許容
し得る猿細胞中で、プレウロキナーゼを複製および発現
しうる真核発現ベクターp342E(62)中へ導入する
ことを示している。10μgのp342E DNAをXba
Iによって消化し、〜100塩基対をBal31ヌクレア
ーゼによって各方向に除去した(断片1)。ホスホトリエ
ステル法(47)によって合成されたHind IIIリンカー
5'CTCAAGCTTGAGの100ngを燐酸化さ
せ、65℃まで1分間加熱し、そして室温まで冷却させ
た。燐酸化されたリンカーと断片1とを14℃にて一晩
結合させ、そしてE. coli294にトランスフォームさ
せた。pEH3−Bal14と名付けた1種のトランスフ
ォーマントの制限エンドヌクレアーゼ分析は、Hind II
I制限エンドヌクレアーゼ部位の導入とXbaI部位の喪
失とを示した。5μgのpEH3−Bal14 DNAをHi
nd IIIおよびHpaIによって消化した。クレノーPolI
を用いて付着性末端を平滑末端部まで延長させた。DN
AをBAPによって処理し、SV−40早期プロモータ
とアンピシリン耐性遺伝子と複製のオリジンとを含有す
るベクター断片を単離しかつ精製した(断片2)。5μg
のpreUK54trp207−1をClaIおよびXbaIによ
って消化した。付着性末端をクレノーPolIによって延
長させ、preUK54をコードするDNA断片を単離し
かつ精製した(断片3)。〜100ngの断片2と〜100
ngの断片3とを14℃にて一晩結合させ、そしてE. co
li294にトランスフォームさせた。1種のトランスフ
ォーマントからのpEH3−Bal14preUK54と名付
けたプラスミドDNAの制限エンドヌクレアーゼ分析は
正確な作成を証明した。次いで、pEH3−Bal14pre
UK54DNAを使用して、許容され得る猿細胞(62)
にトランスフェクトしpreUK54を発現させると共に
全長高分子量ウロキナーゼを分泌させた。
ーゼの直接的発現 図18はプレウロキナーゼをコードする遺伝子を、許容
し得る猿細胞中で、プレウロキナーゼを複製および発現
しうる真核発現ベクターp342E(62)中へ導入する
ことを示している。10μgのp342E DNAをXba
Iによって消化し、〜100塩基対をBal31ヌクレア
ーゼによって各方向に除去した(断片1)。ホスホトリエ
ステル法(47)によって合成されたHind IIIリンカー
5'CTCAAGCTTGAGの100ngを燐酸化さ
せ、65℃まで1分間加熱し、そして室温まで冷却させ
た。燐酸化されたリンカーと断片1とを14℃にて一晩
結合させ、そしてE. coli294にトランスフォームさ
せた。pEH3−Bal14と名付けた1種のトランスフ
ォーマントの制限エンドヌクレアーゼ分析は、Hind II
I制限エンドヌクレアーゼ部位の導入とXbaI部位の喪
失とを示した。5μgのpEH3−Bal14 DNAをHi
nd IIIおよびHpaIによって消化した。クレノーPolI
を用いて付着性末端を平滑末端部まで延長させた。DN
AをBAPによって処理し、SV−40早期プロモータ
とアンピシリン耐性遺伝子と複製のオリジンとを含有す
るベクター断片を単離しかつ精製した(断片2)。5μg
のpreUK54trp207−1をClaIおよびXbaIによ
って消化した。付着性末端をクレノーPolIによって延
長させ、preUK54をコードするDNA断片を単離し
かつ精製した(断片3)。〜100ngの断片2と〜100
ngの断片3とを14℃にて一晩結合させ、そしてE. co
li294にトランスフォームさせた。1種のトランスフ
ォーマントからのpEH3−Bal14preUK54と名付
けたプラスミドDNAの制限エンドヌクレアーゼ分析は
正確な作成を証明した。次いで、pEH3−Bal14pre
UK54DNAを使用して、許容され得る猿細胞(62)
にトランスフェクトしpreUK54を発現させると共に
全長高分子量ウロキナーゼを分泌させた。
【0074】P. 単離および特性化 ウロキナーゼ含有残部をE. coliから単離した。この残
部を、50mMのトリス(pH8.0)を含有する5Mのグ
アニジン塩酸塩中に溶解させた。この溶液を1Mのグア
ニジンHClと50mMのトリスHCl(pH9)まで1ng/
mlの蛋白質濃度になるように希釈した。次いで、この溶
液を2mMの還元型グルタチオン(GSH)と0.2mMの
酸化型グルタチオン(GSSG)とに入れ、そして室温に
て一晩インキュベートした。次いで、再折重ね蛋白質(r
efolded protein)を含有する得られた溶液を水性媒体中
で透析した。得られた溶液は100PU/mgの活性を示
すウロキナーゼを含有した。
部を、50mMのトリス(pH8.0)を含有する5Mのグ
アニジン塩酸塩中に溶解させた。この溶液を1Mのグア
ニジンHClと50mMのトリスHCl(pH9)まで1ng/
mlの蛋白質濃度になるように希釈した。次いで、この溶
液を2mMの還元型グルタチオン(GSH)と0.2mMの
酸化型グルタチオン(GSSG)とに入れ、そして室温に
て一晩インキュベートした。次いで、再折重ね蛋白質(r
efolded protein)を含有する得られた溶液を水性媒体中
で透析した。得られた溶液は100PU/mgの活性を示
すウロキナーゼを含有した。
【0075】慣用技術にしたがって精製した際、蛋白質
は低分子量の生物活性物質の両連鎖に関する予想された
N−末端配列を示すことが特性化された。さらに、C−
末端分析は両連鎖につき適性な配列を示した。蛋白質は
〜30000ダルトンの分子量にて移動する。これは〜
170000PU/mg(9225,000IU/mg)の比
活性を有し、1mg/mlが1.3のOD280を有すると仮定
する。
は低分子量の生物活性物質の両連鎖に関する予想された
N−末端配列を示すことが特性化された。さらに、C−
末端分析は両連鎖につき適性な配列を示した。蛋白質は
〜30000ダルトンの分子量にて移動する。これは〜
170000PU/mg(9225,000IU/mg)の比
活性を有し、1mg/mlが1.3のOD280を有すると仮定
する。
【0076】Q. ウロキナーゼの発現の検出分析 1.発色基質 a 理 論 この分析は、発色団からのトリペプチドの蛋白質分解開
裂に基づいている。開裂の割合は、特異性および試験さ
れるプロテアーゼの濃度に直接関係する。ウロキナーゼ
はクロモゲン基質(発色基質、chromogenic substrate)
S2444(Kabi Group Inc.Greenwich CTから購
入)を開裂する。発色団の生成をモニターすることによ
り、試料中に存在する機能的ウロキナーゼの量を決定す
ることができる。ウロキナーゼは不活性前駆体型として
合成され、活性化は残基26(リジン)と残基27(イソ
ロイシン)(プロテアーゼクローンに基づいて番号を付す
る、図5)との間の開裂によって生ずる。幾分かのウロ
キナーゼの生成が自己活性化されたことが判明しおよび
/またはE. coliプロテアーゼによって活性化された。
ウロキナーゼの活性化を確保してこのクロモゲン技術に
より検出を可能にするためには、少量のトリプシンによ
るこの試料の処理が必要である。トリプシンは、ウロキ
ナーゼ活性化に必要とされるリジン−イソロイシン結合
を開裂させうるプロテアーゼである。しかしながら、ま
たトリプシンはクロモゲン基質をも開裂させ、したがっ
て分析から除去せねばならない。大豆トリプシンインヒ
ビター(STI)は、ウロキナーゼに作用を示さずにトリ
プシンを不活性化する蛋白質である。したがって、この
分析はウロキナーゼのトリプシン活性化とトリプシンの
STI阻害と最後にクロモゲン基質の添加とからなっ
て、存在する機能的ウロキナーゼを測定する。
裂に基づいている。開裂の割合は、特異性および試験さ
れるプロテアーゼの濃度に直接関係する。ウロキナーゼ
はクロモゲン基質(発色基質、chromogenic substrate)
S2444(Kabi Group Inc.Greenwich CTから購
入)を開裂する。発色団の生成をモニターすることによ
り、試料中に存在する機能的ウロキナーゼの量を決定す
ることができる。ウロキナーゼは不活性前駆体型として
合成され、活性化は残基26(リジン)と残基27(イソ
ロイシン)(プロテアーゼクローンに基づいて番号を付す
る、図5)との間の開裂によって生ずる。幾分かのウロ
キナーゼの生成が自己活性化されたことが判明しおよび
/またはE. coliプロテアーゼによって活性化された。
ウロキナーゼの活性化を確保してこのクロモゲン技術に
より検出を可能にするためには、少量のトリプシンによ
るこの試料の処理が必要である。トリプシンは、ウロキ
ナーゼ活性化に必要とされるリジン−イソロイシン結合
を開裂させうるプロテアーゼである。しかしながら、ま
たトリプシンはクロモゲン基質をも開裂させ、したがっ
て分析から除去せねばならない。大豆トリプシンインヒ
ビター(STI)は、ウロキナーゼに作用を示さずにトリ
プシンを不活性化する蛋白質である。したがって、この
分析はウロキナーゼのトリプシン活性化とトリプシンの
STI阻害と最後にクロモゲン基質の添加とからなっ
て、存在する機能的ウロキナーゼを測定する。
【0077】b 手 順 この分析は次のように行なわれる:0.2mLの0.1Mト
リス(pH8.0)と50μLの分析すべき試料と5μLの
トリプシン(0.1Mのトリス(pH8.0)と0.25Mの
CaCl2における0.1mg/mL)とを試験管に加え、この
試料を37℃で10分間インキュベート(培養)した。ト
リプシンを2μLの10mg/mL STI(0.1Mのトリ
スpH8.0中)の添加によって失活させた。50μLの
S2444の1mM溶液(水中)を加えかつ反応物を37
℃にて10分間インキュベートすることにより、ウロキ
ナーゼ活性を測定した。酢酸(50μL)を加えて反応を
停止させ、溶液を遠心分離して沈澱物を除去し、そして
405nmにおける吸光度を測定した。ウロキナーゼの実
際量は、既知量のウロキナーゼ(Calbiochem、SanDie
go CAから得られる)の標準溶液の希釈物につき分析を
行なって得られる測定値を試料の測定値と比較して計算
することができる。
リス(pH8.0)と50μLの分析すべき試料と5μLの
トリプシン(0.1Mのトリス(pH8.0)と0.25Mの
CaCl2における0.1mg/mL)とを試験管に加え、この
試料を37℃で10分間インキュベート(培養)した。ト
リプシンを2μLの10mg/mL STI(0.1Mのトリ
スpH8.0中)の添加によって失活させた。50μLの
S2444の1mM溶液(水中)を加えかつ反応物を37
℃にて10分間インキュベートすることにより、ウロキ
ナーゼ活性を測定した。酢酸(50μL)を加えて反応を
停止させ、溶液を遠心分離して沈澱物を除去し、そして
405nmにおける吸光度を測定した。ウロキナーゼの実
際量は、既知量のウロキナーゼ(Calbiochem、SanDie
go CAから得られる)の標準溶液の希釈物につき分析を
行なって得られる測定値を試料の測定値と比較して計算
することができる。
【0078】2.プラスミン形成の直接的分析 a 理 論 ウロキナーゼに対するさらに一層鋭敏な分析は、プラス
ミノーゲンからプラスミンへのウロキナーゼが触媒変換
をモニターすることにより得られる。プラスミンは、上
記1と同じ原理に基づいてクロモゲン基質分析を行なう
酵素である。この分析の基礎はウロキナーゼ含有溶液を
プラスミノーゲンの溶液と共にインキュベートした後に
形成されるプラスミンの量を測定することに基づいてい
る。ウロキナーゼの量が多い程、生成されるプラスミン
の量が多くなる。
ミノーゲンからプラスミンへのウロキナーゼが触媒変換
をモニターすることにより得られる。プラスミンは、上
記1と同じ原理に基づいてクロモゲン基質分析を行なう
酵素である。この分析の基礎はウロキナーゼ含有溶液を
プラスミノーゲンの溶液と共にインキュベートした後に
形成されるプラスミンの量を測定することに基づいてい
る。ウロキナーゼの量が多い程、生成されるプラスミン
の量が多くなる。
【0079】b 手 順 試料の1部を0.7mg/mlのプラスミノーゲン(0.01
2MのNaClを含有する0.5MのトリスHCl、pH7.
4)0.10mlと混合し、そして容量を0.15mlに調整
する。この混合物を37℃にて(上記したような)種々の
時間にわたってインキュベートし、0.35mlのS22
51(上記緩衝液中の1.0mM溶液)を加え、そして反応
を37℃にて5分間続ける。酢酸(25μL)を加えて反
応を停止させ、405nmにおける吸光度を測定する。活
性の定量は、標準ウロキナーゼ溶液の希釈物と比較して
得られる。
2MのNaClを含有する0.5MのトリスHCl、pH7.
4)0.10mlと混合し、そして容量を0.15mlに調整
する。この混合物を37℃にて(上記したような)種々の
時間にわたってインキュベートし、0.35mlのS22
51(上記緩衝液中の1.0mM溶液)を加え、そして反応
を37℃にて5分間続ける。酢酸(25μL)を加えて反
応を停止させ、405nmにおける吸光度を測定する。活
性の定量は、標準ウロキナーゼ溶液の希釈物と比較して
得られる。
【0080】3.プラスミン生成の間接的分析 a 理 論 ウロキナーゼ活性に関する鋭敏な分析が開発されている
(61)。この分析は、繊維素とプラスミノーゲンとを含
有する寒天プレートにおいて繊維素のプラスミン消化の
程度を測定することによるプラスミン生成の定量に基づ
いている。プラスミンは、繊維素プレートにおいて透明
な溶菌領域を生成する。この溶菌領域の面積を、試料に
おけるウロキナーゼの量と相関させることができる。
(61)。この分析は、繊維素とプラスミノーゲンとを含
有する寒天プレートにおいて繊維素のプラスミン消化の
程度を測定することによるプラスミン生成の定量に基づ
いている。プラスミンは、繊維素プレートにおいて透明
な溶菌領域を生成する。この溶菌領域の面積を、試料に
おけるウロキナーゼの量と相関させることができる。
【0081】b 手 順 Granelli−PipernoおよびReich(61)の方法にした
がい、プレートを37℃にて1〜3時間インキュベート
しそして溶菌領域を測定した。定量は、標準ウロキナー
ゼ溶液の希釈物につき分析を行なって得られた。
がい、プレートを37℃にて1〜3時間インキュベート
しそして溶菌領域を測定した。定量は、標準ウロキナー
ゼ溶液の希釈物につき分析を行なって得られた。
【0082】R. ウロキナーゼ活性の検出 1. 細菌増殖とウロキナーゼ試料の調製 E . coli(W3110)の菌株を、ウロキナーゼ融合蛋白
質含有のプラスミド(pUK33trpLEs)を用いてトラ
ンスフォームさせた。この発現ベヒクル(短trpLE融合
体)は上記した通りである。菌体を最小培地で550nm
にて1.2のO.Dとなるまで一晩増殖させた。200ml
の培地を追加した。インドールアクリル酸、すなわちト
リプトファンオペロン制御遺伝子の発現を促進すると思
われる化合物を10μg/mLの濃度まで加えた。菌体を
2時間インキュベートし、そして採取した。400mL
の培地から得られた菌体を水中に懸濁させ、グアニジン
を7M(最終容量40mL)の濃度まで加えた。この溶液
を室温で90分間インキュベートした。不溶物質を遠心
分離により除去した。上澄液を、0.1MのNaClを含
有する0.01MのトリスHCl(pH7.5)に対し4時間
透析した。不溶物質を遠心分離により除去し、試料を
0.01MのトリスHCl(pH7.5)に対して2.5時間
透析した。
質含有のプラスミド(pUK33trpLEs)を用いてトラ
ンスフォームさせた。この発現ベヒクル(短trpLE融合
体)は上記した通りである。菌体を最小培地で550nm
にて1.2のO.Dとなるまで一晩増殖させた。200ml
の培地を追加した。インドールアクリル酸、すなわちト
リプトファンオペロン制御遺伝子の発現を促進すると思
われる化合物を10μg/mLの濃度まで加えた。菌体を
2時間インキュベートし、そして採取した。400mL
の培地から得られた菌体を水中に懸濁させ、グアニジン
を7M(最終容量40mL)の濃度まで加えた。この溶液
を室温で90分間インキュベートした。不溶物質を遠心
分離により除去した。上澄液を、0.1MのNaClを含
有する0.01MのトリスHCl(pH7.5)に対し4時間
透析した。不溶物質を遠心分離により除去し、試料を
0.01MのトリスHCl(pH7.5)に対して2.5時間
透析した。
【0083】この試料を0.01MのトリスHCl(pH
7.5)で予め平衡化させた3.9×9cmのDE−52カ
ラムに施こし、このカラムを同じ緩衝液で洗浄し、かつ
0.15MのNaClを含有する0.01MのトリスHCl
(pH7.5)によって溶出させた。活性のピークをプール
し、そしてこれを後の全ての試験に使用した。
7.5)で予め平衡化させた3.9×9cmのDE−52カ
ラムに施こし、このカラムを同じ緩衝液で洗浄し、かつ
0.15MのNaClを含有する0.01MのトリスHCl
(pH7.5)によって溶出させた。活性のピークをプール
し、そしてこれを後の全ての試験に使用した。
【0084】2. 活性の検出 図19は、上記Q・2・に記載したと同様な条件下で分
析した場合の分画E.coli抽出物によるプラスミノーゲ
ンの直接的活性化の結果を示している。プラスミノーゲ
ンの存在に依存する活性が生成される。したがって、モ
ニターされる活性はプラスミノーゲン依存性の活性であ
る。また測定される活性は時間と共に増加し、これはプ
ラスミンの時間依存性の触媒生成を示している。これら
の性質はウロキナーゼの性質、すなわちプラスミノーゲ
ンの触媒活性化と一致する。ウロキナーゼプラスミドを
含有しないE. coliについて行なった同様の抽出条件
は、これらの条件下でプラスミノーゲンを活性化しな
い。
析した場合の分画E.coli抽出物によるプラスミノーゲ
ンの直接的活性化の結果を示している。プラスミノーゲ
ンの存在に依存する活性が生成される。したがって、モ
ニターされる活性はプラスミノーゲン依存性の活性であ
る。また測定される活性は時間と共に増加し、これはプ
ラスミンの時間依存性の触媒生成を示している。これら
の性質はウロキナーゼの性質、すなわちプラスミノーゲ
ンの触媒活性化と一致する。ウロキナーゼプラスミドを
含有しないE. coliについて行なった同様の抽出条件
は、これらの条件下でプラスミノーゲンを活性化しな
い。
【0085】さらに、抽出物を上記したような分析で試
験してウロキナーゼ活性を検出すると共に定量した。図
20は、上記Q・2・に記載した分析において10分間
の活性化で得られる細菌性のフラクションの種々な量の
効果を示している。得られた数値を、標準ウロキナーゼ
溶液(プラフ・ユニテージ測定、Plough Unitage det
ermination)を用いて得られる数値と比較する。プラス
ミノーゲン活性化の程度は、加えたクローン化ウロキナ
ーゼの量に正比例する。精製した天然ウロキナーゼに対
して生じた抗体は、天然ウロキナーゼの活性を低下させ
ることが知られている。時刻0の時点でこの分析に加え
たこれら抗体の効果をも図20に示す。E. coli由来の
物質の顕著な阻害が観察される。これは、E. coli由来
の物質において観察された活性が天然ウロキナーゼと同
じ抗原部位を有し、したがって実際にウロキナーゼ微生
物的に合成されることを証明している。
験してウロキナーゼ活性を検出すると共に定量した。図
20は、上記Q・2・に記載した分析において10分間
の活性化で得られる細菌性のフラクションの種々な量の
効果を示している。得られた数値を、標準ウロキナーゼ
溶液(プラフ・ユニテージ測定、Plough Unitage det
ermination)を用いて得られる数値と比較する。プラス
ミノーゲン活性化の程度は、加えたクローン化ウロキナ
ーゼの量に正比例する。精製した天然ウロキナーゼに対
して生じた抗体は、天然ウロキナーゼの活性を低下させ
ることが知られている。時刻0の時点でこの分析に加え
たこれら抗体の効果をも図20に示す。E. coli由来の
物質の顕著な阻害が観察される。これは、E. coli由来
の物質において観察された活性が天然ウロキナーゼと同
じ抗原部位を有し、したがって実際にウロキナーゼ微生
物的に合成されることを証明している。
【0086】活性の検出および抗体の阻害に対する同様
な結果が、繊維素プレート分析を用いて観察される(上
記Q・3・に記載)。これらの結果を下記表1に要約す
る。
な結果が、繊維素プレート分析を用いて観察される(上
記Q・3・に記載)。これらの結果を下記表1に要約す
る。
【表1】 ウロキナーゼ蛋白質の繊維素プレート分析 ウロキナーゼ抗体の 試 料 活 性 存在下における活性 阻害率% (プラウ・単位/mL)1 (プラウ・単位/mL)1 ウロキナーゼ 標 準 112 2.5 98 11 0.45 96 1.1 0 100 本発明で生成 された ウロキナーゼ 480 1.12 99 224 0 100 注1.既知量のウロキナーゼ標準をウエルへ加えて得ら
れた標準曲線。E.coliフラクションにつき得られた数
値およびこの標準曲線から外挿することにより得られた
抗体阻害率。
れた標準曲線。E.coliフラクションにつき得られた数
値およびこの標準曲線から外挿することにより得られた
抗体阻害率。
【0087】標準ウロキナーゼ活性は、この蛋白質に対
して生ずるウロキナーゼ抗体の添加により96%もしく
はそれ以上阻害された。E. coli由来の抽出物の分析
は、顕著なウロキナーゼ活性を示した。この活性は、天
然ウロキナーゼに対する抗体を分析へ加えた際、殆んど
完全に阻害された。
して生ずるウロキナーゼ抗体の添加により96%もしく
はそれ以上阻害された。E. coli由来の抽出物の分析
は、顕著なウロキナーゼ活性を示した。この活性は、天
然ウロキナーゼに対する抗体を分析へ加えた際、殆んど
完全に阻害された。
【0088】さらに、第三の分析(クロモゲン基質分析)
も、E. coli抽出物においてウロキナーゼ様活性を検出
した。これは分析の最も低い感度であるため、抗体阻害
試験は阻害を観察するのに必要とされる多量の抗体のた
め行うことができなかった。
も、E. coli抽出物においてウロキナーゼ様活性を検出
した。これは分析の最も低い感度であるため、抗体阻害
試験は阻害を観察するのに必要とされる多量の抗体のた
め行うことができなかった。
【0089】Calbiochemから購入した標準ウロキナー
ゼを用いて、上記3種の分析値を定量化した。得られた
数値(プラウ・単位/mL)は、全て同じ程度の大きさで
あった:繊維素プレートにつき500;プラスミノーゲン
活性化につき100;およびクロモゲン基質(S244
4)につき350。生じた変化は、疑いもなく試験時に
おける物質の比較的不純な性質によるものである。
ゼを用いて、上記3種の分析値を定量化した。得られた
数値(プラウ・単位/mL)は、全て同じ程度の大きさで
あった:繊維素プレートにつき500;プラスミノーゲン
活性化につき100;およびクロモゲン基質(S244
4)につき350。生じた変化は、疑いもなく試験時に
おける物質の比較的不純な性質によるものである。
【0090】薬剤組成物 本発明の化合物は公知方法にしたがって配合して薬剤上
有用な組成物を調製することができ、このヒトウロキナ
ーゼ生産物を薬剤上許容しうるキャリヤベヒクルと混合
する。適するベヒクルおよびその配合はたとえばE.W.
MartinによるRemington's Pharmaceutical Science
sに記載されており、これを参考のためここに引用す
る。この種の組成物は有効量の本発明の蛋白質を、宿主
に有効投与するのに適する薬剤上許容される組成物を調
製するための適する量のベヒクルと一緒に含有する。
有用な組成物を調製することができ、このヒトウロキナ
ーゼ生産物を薬剤上許容しうるキャリヤベヒクルと混合
する。適するベヒクルおよびその配合はたとえばE.W.
MartinによるRemington's Pharmaceutical Science
sに記載されており、これを参考のためここに引用す
る。この種の組成物は有効量の本発明の蛋白質を、宿主
に有効投与するのに適する薬剤上許容される組成物を調
製するための適する量のベヒクルと一緒に含有する。
【0091】A 非経口投与 本発明のヒトウロキナーゼは血栓閉塞症またはその状態
にかかっている患者に非経口投与することができる。投
与量および投与割合は、他の心臓血管の血栓崩壊剤の臨
床的投与に現在使用されているものと同等であり、たと
えば肺動脈塞栓症にかかっている患者の場合体重1kg当
り約4400IUを静脈初期投与し、次いで12時間に
わたり約4400IU/kg/hr.の割合で連続的に静脈
潅流する。
にかかっている患者に非経口投与することができる。投
与量および投与割合は、他の心臓血管の血栓崩壊剤の臨
床的投与に現在使用されているものと同等であり、たと
えば肺動脈塞栓症にかかっている患者の場合体重1kg当
り約4400IUを静脈初期投与し、次いで12時間に
わたり約4400IU/kg/hr.の割合で連続的に静脈
潅流する。
【0092】ここで使用しうる非経口型のほぼ均質なヒ
トウロキナーゼに対する適当な投与形態の1例として、
250000IUウロキナーゼ活性を有する試料と25
mgのマンニトールと45mgの塩化ナトリウムとを注射用
の5mlの無菌水で再編成し、適量の0.9%塩化ナトリ
ウム注射液もしくは静脈投与用の5%デキストロース注
射液と混合することができる。
トウロキナーゼに対する適当な投与形態の1例として、
250000IUウロキナーゼ活性を有する試料と25
mgのマンニトールと45mgの塩化ナトリウムとを注射用
の5mlの無菌水で再編成し、適量の0.9%塩化ナトリ
ウム注射液もしくは静脈投与用の5%デキストロース注
射液と混合することができる。
【0093】本発明のヒトウロキナーゼ蛋白質は、決定
されたDNA遺伝子と推定アミノ酸配列とにより定義さ
れている。対応する天然の相同変異(allelicvariation
s)物も存在し、かつ個々に生ずることが理解されよう。
これらの変異は全体的配列におけるアミノ酸の相違によ
って、或いは前記配列におけるアミノ酸の欠失、置換、
挿入、逆転もしくは付加によって示すことができる。さ
らに、たとえば基礎的DNAの部位に関連する世代交代
による単一もしくは多重のアミノ酸置換、欠失、付加も
しくは置換によって種々改変される各種のヒトウロキナ
ーゼ誘導体を調製するため、組換DNA技術を使用する
可能性が存在する。ヒトウロキナーゼの誘導体をもたら
す、これら全ての改変および対応する変異は、本質的か
つ特徴的なヒトウロキナーゼ活性が種類において影響を
受けない限り、本発明の範囲内に包含される。
されたDNA遺伝子と推定アミノ酸配列とにより定義さ
れている。対応する天然の相同変異(allelicvariation
s)物も存在し、かつ個々に生ずることが理解されよう。
これらの変異は全体的配列におけるアミノ酸の相違によ
って、或いは前記配列におけるアミノ酸の欠失、置換、
挿入、逆転もしくは付加によって示すことができる。さ
らに、たとえば基礎的DNAの部位に関連する世代交代
による単一もしくは多重のアミノ酸置換、欠失、付加も
しくは置換によって種々改変される各種のヒトウロキナ
ーゼ誘導体を調製するため、組換DNA技術を使用する
可能性が存在する。ヒトウロキナーゼの誘導体をもたら
す、これら全ての改変および対応する変異は、本質的か
つ特徴的なヒトウロキナーゼ活性が種類において影響を
受けない限り、本発明の範囲内に包含される。
【0094】特定の好適具体例につき説明したが、本発
明はこれらのみに限定されないことが了解されるであろ
う。文 献 1. 米国特許No.3355361 2. 米国特許No.3926727 3. 米国特許No.4029767 4. 米国特許No.4258030 5. 米国特許No.4271150 6. 欧州特許出願公開No.0037687 7. 米国特許No.3555000 8. Wallen,P.,Proc.Serono Symp. 9,91(19
77) 9. Thorsen,S.,et al.,Thrombos.Diathes.haemor
rh.28.65(1972) 9A.Barnett and Baron,Proc.Soc.Exptl.Biol.
102,308(1959) 9B.Banlow and Lazer,Thrombosis Res.1,201
(1972) 10. Husain,S.S.,et al.,Thrombosis al Hemosta
sis 46,11(1981) 10A.Wun et al.,J.Biol.Chem.257,3276(1
982) 11. Ratzkin et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.(US
A) 78,3313(1981) 11A.Bollen.A.et al.,Biochem.Biophys.Res.Com
mun.103,391(1981) 12. 英国特許出願公開No.2007676A. 13. Wetzel,American Scientist 68,664(1
980) 14. Microbiology,2d Ed.,Harper and Row Pub
lications,Inc.,Hagerstown,Maryland(1973),es
p.pp.1122 et seq 15. Scientific American 245,66 et seq.(1
981) 16. 英国特許出願公開No.2055382A 17. 西独特許出願公開2644432 18. Chang et al.,Nature 275,617(1978) 19. Itakura et al.,Science 198,1056(19
77) 20. Goeddel et al.,Nucleic Acids Research 8,
4057(1980) 21. 欧州特許出願公開No.0036776 22. Siebenlist et al.,Cell 20,269(198
0) 23. Stinchcomb et al.,Nature 282,39(197
9) 24. Kingsman et al.,Gene 7,141(1979) 25. Tschumper et al.,Gene 10,157(1980) 26. Mortimer et al.,Microbiological Rcviews 4
4,519(198 ) 27. Miozzari et al.,Journal of Bacteriology 1
34,48(1978) 28. Jones,Genetics 85,23(1977) 29. Hitzeman,et al.,J.Biol.Chem.255,120
73(1980) 30. Holland et al.,Biochemistry 17,4900
(1978) 31. Tissue Culture,Academic Press,Kruse and
Patterson eds,(1973) 32. Gluzman,Cell 23,175(1981) 33. Lusky et al.,Nature 293,79(1981) 34. Gluzman et al.,Cold Spring Harbor Symp.
Quant.Biol.44,293(1980) 35. Fiers et al.,Nature 273,113(1978) 36. Reddy et al.,Science 200 494(197
8) 37. Bolivar et al.,Gene 2,95(1977) 38. Vetterlein et al.,J.Biol.Chem.255,36
65(1980) 39. Eagle,H.,Science 130,432(1959) 40. Lynch et al.,Virology 98,251(1979) 41. Aviv et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 6
9,1408(1972) 42. Lehrach et al.,Biochemistry 16,4743
(1977) 43. Jackson et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.(US
A) 74,5598(1977) 44. Goeddel et al.,Nature 281,544(197
9) 45. Wickens et al.,J.Biol.Chem.253,248
3(1978) 46. Chang et al.,Nature 275,617(1978) 47. Crea et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.(USA)
75,5765(1978) 47A.欧州特許出願公開No.0036776. 48. Miller,Experiments in Molecular Genetics,
p.431−3,Cold Spring Harbor Lab.,Cold Spring Harbor,New
York(1972) 49. Grunstein et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.U.
S.A. 72,3961(1975) 50. Wallace et al.,Nucleic Acids Research 9,
879(1981) 51. Birnboim et al.,Nucleic Acids Research
7,1513(1979) 52. Smith,Methods Enzymol. 65,560(198
0) 53. Messing et al.,Nucleic Acids,Res. 9,30
9(1981) 54. Taylor et al.,Biochem,Biophys.Acta 44
2,324(1976) 55. Fritsch et al.,Cell 19,959(1980) 56. Goeddel et al.,Nature 290,20(1981) 57. Blobel et al.,Biomembranes,Vol,2,ed.Mans
on,pp.193,Plenum 58. Goeddel et al.,Nature 287,411(198
0) 59. Itakura et al.,Science 198,1056(19
77) 60. Bingham et al.,Nucleic Acids Research 5,
3457(1978) 61. Granelli−Piperino and Reich,J.Exp.Med.
148,223 62. Crowley et al.,Mol.and Cellular Biol. 3,
44(1983)
明はこれらのみに限定されないことが了解されるであろ
う。文 献 1. 米国特許No.3355361 2. 米国特許No.3926727 3. 米国特許No.4029767 4. 米国特許No.4258030 5. 米国特許No.4271150 6. 欧州特許出願公開No.0037687 7. 米国特許No.3555000 8. Wallen,P.,Proc.Serono Symp. 9,91(19
77) 9. Thorsen,S.,et al.,Thrombos.Diathes.haemor
rh.28.65(1972) 9A.Barnett and Baron,Proc.Soc.Exptl.Biol.
102,308(1959) 9B.Banlow and Lazer,Thrombosis Res.1,201
(1972) 10. Husain,S.S.,et al.,Thrombosis al Hemosta
sis 46,11(1981) 10A.Wun et al.,J.Biol.Chem.257,3276(1
982) 11. Ratzkin et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.(US
A) 78,3313(1981) 11A.Bollen.A.et al.,Biochem.Biophys.Res.Com
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77) 20. Goeddel et al.,Nucleic Acids Research 8,
4057(1980) 21. 欧州特許出願公開No.0036776 22. Siebenlist et al.,Cell 20,269(198
0) 23. Stinchcomb et al.,Nature 282,39(197
9) 24. Kingsman et al.,Gene 7,141(1979) 25. Tschumper et al.,Gene 10,157(1980) 26. Mortimer et al.,Microbiological Rcviews 4
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A) 74,5598(1977) 44. Goeddel et al.,Nature 281,544(197
9) 45. Wickens et al.,J.Biol.Chem.253,248
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75,5765(1978) 47A.欧州特許出願公開No.0036776. 48. Miller,Experiments in Molecular Genetics,
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9(1981) 54. Taylor et al.,Biochem,Biophys.Acta 44
2,324(1976) 55. Fritsch et al.,Cell 19,959(1980) 56. Goeddel et al.,Nature 290,20(1981) 57. Blobel et al.,Biomembranes,Vol,2,ed.Mans
on,pp.193,Plenum 58. Goeddel et al.,Nature 287,411(198
0) 59. Itakura et al.,Science 198,1056(19
77) 60. Bingham et al.,Nucleic Acids Research 5,
3457(1978) 61. Granelli−Piperino and Reich,J.Exp.Med.
148,223 62. Crowley et al.,Mol.and Cellular Biol. 3,
44(1983)
【図1】 ウロキナーゼポリペプチドの略図である。低
分子量ウロキナーゼはアミノ酸136から開始し、アミ
ノ酸411で終る。高分子量ウロキナーゼはアミノ酸1
から開始し、アミノ酸411で終る。高分子量および低
分子量ウロキナーゼの両者の単一鎖型から生物活性の2
本鎖型への変換は、アミノ酸158と159との間の蛋
白質分解開裂によって生ずる。プレウロキナーゼはアミ
ノ酸−20で始まる。図示したジスルフィド結合の立体
配座位置決定は、他のセリンプロテアーゼに対する類似
性に基づいている。
分子量ウロキナーゼはアミノ酸136から開始し、アミ
ノ酸411で終る。高分子量ウロキナーゼはアミノ酸1
から開始し、アミノ酸411で終る。高分子量および低
分子量ウロキナーゼの両者の単一鎖型から生物活性の2
本鎖型への変換は、アミノ酸158と159との間の蛋
白質分解開裂によって生ずる。プレウロキナーゼはアミ
ノ酸−20で始まる。図示したジスルフィド結合の立体
配座位置決定は、他のセリンプロテアーゼに対する類似
性に基づいている。
【図2】 図3および図4と共に、低分子量33000
ダルトンのウロキナーゼ生物活性蛋白質に対するプラス
ミドpD2 cDNA挿入物のヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示す図である。合成デオキ
シオリゴヌクレオチドCB6Bプローブのヌクレオチド
部分に下線を施こす。
ダルトンのウロキナーゼ生物活性蛋白質に対するプラス
ミドpD2 cDNA挿入物のヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示す図である。合成デオキ
シオリゴヌクレオチドCB6Bプローブのヌクレオチド
部分に下線を施こす。
【図3】 図2および図4と共に、低分子量33000
ダルトンのウロキナーゼ生物活性蛋白質に対するプラス
ミドpD2 cDNA挿入物のヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示す図である。合成デオキ
シオリゴヌクレオチドCB6Bプローブのヌクレオチド
部分に下線を施こす。
ダルトンのウロキナーゼ生物活性蛋白質に対するプラス
ミドpD2 cDNA挿入物のヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示す図である。合成デオキ
シオリゴヌクレオチドCB6Bプローブのヌクレオチド
部分に下線を施こす。
【図4】 図2および図3と共に、低分子量33000
ダルトンのウロキナーゼ生物活性蛋白質に対するプラス
ミドpD2 cDNA挿入物のヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示す図である。合成デオキ
シオリゴヌクレオチドCB6Bプローブのヌクレオチド
部分に下線を施こす。
ダルトンのウロキナーゼ生物活性蛋白質に対するプラス
ミドpD2 cDNA挿入物のヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示す図である。合成デオキ
シオリゴヌクレオチドCB6Bプローブのヌクレオチド
部分に下線を施こす。
【図5】 図6と共に、図2、3および4のcDNA配
列の推定アミノ酸配列を示す図であり、cDNA挿入部
分のアミノ酸は1〜279の番号を符する。
列の推定アミノ酸配列を示す図であり、cDNA挿入部
分のアミノ酸は1〜279の番号を符する。
【図6】 図5と共に、図2、3および4のcDNA配
列の推定アミノ酸配列を示す図であり、cDNA挿入部
分のアミノ酸は1〜279の番号を符する。
列の推定アミノ酸配列を示す図であり、cDNA挿入部
分のアミノ酸は1〜279の番号を符する。
【図7】 図8および図9と共に、全長ヒトウロキナー
ゼ蛋白質に対するcDNAのヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示している。CB6Bプロ
ーブには同様に下線を施こす。
ゼ蛋白質に対するcDNAのヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示している。CB6Bプロ
ーブには同様に下線を施こす。
【図8】 図7および図9と共に、全長ヒトウロキナー
ゼ蛋白質に対するcDNAのヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示している。CB6Bプロ
ーブには同様に下線を施こす。
ゼ蛋白質に対するcDNAのヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示している。CB6Bプロ
ーブには同様に下線を施こす。
【図9】 図7および図8と共に、全長ヒトウロキナー
ゼ蛋白質に対するcDNAのヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示している。CB6Bプロ
ーブには同様に下線を施こす。
ゼ蛋白質に対するcDNAのヌクレオチド配列および制
限エンドヌクレアーゼ地図を示している。CB6Bプロ
ーブには同様に下線を施こす。
【図10】 図11と共に、図7、8および9のcDN
A配列からの全長ウロキナーゼに対する推定アミノ酸配
列を示す図である。
A配列からの全長ウロキナーゼに対する推定アミノ酸配
列を示す図である。
【図11】 図10と共に、図7、8および9のcDN
A配列からの全長ウロキナーゼに対する推定アミノ酸配
列を示す図である。
A配列からの全長ウロキナーゼに対する推定アミノ酸配
列を示す図である。
【図12】 長い融合−33000ダルトン蛋白質の発
現のためのプラスミドpUK33trpLERの作成を示す
図である。
現のためのプラスミドpUK33trpLERの作成を示す
図である。
【図13】 短かい融合33000ダルトン蛋白質の発
現のためのプラスミドpUK33trpLESの作成を示す
図である。
現のためのプラスミドpUK33trpLESの作成を示す
図である。
【図14】 33000ダルトンの蛋白質の直接的発現
のためのプラスミドの作成を示す図である。
のためのプラスミドの作成を示す図である。
【図15】 33Kダルトンの蛋白質の直接的発現のた
めのプラスミドの他の作成を示す図である。
めのプラスミドの他の作成を示す図である。
【図16】 54Kのウロキナーゼおよび54Kのウロ
キナーゼの前駆体型を直接的に発現するためのプラスミ
ドの作成を示す図である。
キナーゼの前駆体型を直接的に発現するためのプラスミ
ドの作成を示す図である。
【図17】 54Kのウロキナーゼおよび54Kのウロ
キナーゼの前駆体型を直接的に発現するためのプラスミ
ドの作成を示す図である。
キナーゼの前駆体型を直接的に発現するためのプラスミ
ドの作成を示す図である。
【図18】 54Kのウロキナーゼを真核生物細胞中で
発現するためのプラスミド(p−pEH3−Bal14preU
K54)の作成を示す図である。
発現するためのプラスミド(p−pEH3−Bal14preU
K54)の作成を示す図である。
【図19】 本明細書中に記載したように生産されるウ
ロキナーゼによるプラスミン分析におけるプラスミノー
ゲンの経時的活性化およびその要件を示す図である。
ロキナーゼによるプラスミン分析におけるプラスミノー
ゲンの経時的活性化およびその要件を示す図である。
【図20】 ウロキナーゼ抽出物のプラスミノーゲン賦
活活性および天然ウロキナーゼに対して生じた抗体によ
るこの活性の阻害を示している。
活活性および天然ウロキナーゼに対して生じた抗体によ
るこの活性の阻害を示している。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:19) (72)発明者 ゴードン・アラン・ヴィハー アメリカ合衆国、カリフォルニア・94070、 サン・カーロス、メイプル・ウェイ・14
Claims (5)
- 【請求項1】 下記アミノ酸配列を有するヒトウロキナ
ーゼをコードするDNA断片を含有し、宿主細胞中で該
DNA断片を発現させる能力を有する組換え発現ベクタ
ー。 【化1】 【化2】 - 【請求項2】 該DNA断片の5'末端に融合した下記
アミノ酸配列をコードするDNA配列をも含むことを特
徴とする請求項1の組換え発現ベクター。 【化3】 - 【請求項3】 下記アミノ酸配列を有するヒトウロキナ
ーゼをコードするDNA断片を含有し、宿主細胞中で該
DNA断片を発現させる能力を有する組換え発現ベクタ
ーで形質転換された細胞。 【化4】 【化5】 - 【請求項4】 該組換え発現ベクターが該DNA断片の
5'-末端に融合した下記アミノ酸配列をコードするDN
A配列をも含むことを特徴とする請求項3の細胞。 【化6】 - 【請求項5】 大腸菌である請求項3または請求項4に
記載の細胞。
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|---|---|---|---|
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| US474930 | 1983-03-14 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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|---|---|
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Family
ID=27004326
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58066284A Expired - Lifetime JPH0655145B2 (ja) | 1982-04-15 | 1983-04-14 | ヒトウロキナーゼ |
| JP4002252A Expired - Lifetime JPH0824579B2 (ja) | 1982-04-15 | 1992-01-09 | ヒトウロキナーゼ |
| JP6014310A Expired - Lifetime JP2584192B2 (ja) | 1982-04-15 | 1994-02-08 | ヒトウロキナーゼを発現する組換え発現ベクター及び形質転換細胞 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58066284A Expired - Lifetime JPH0655145B2 (ja) | 1982-04-15 | 1983-04-14 | ヒトウロキナーゼ |
| JP4002252A Expired - Lifetime JPH0824579B2 (ja) | 1982-04-15 | 1992-01-09 | ヒトウロキナーゼ |
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| AU (1) | AU573523B2 (ja) |
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| DK (1) | DK173910B1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| AU587960B2 (en) * | 1983-06-24 | 1989-09-07 | Genentech Inc. | Procaryotic carbonyl hydrolases |
| NZ208612A (en) * | 1983-06-24 | 1991-09-25 | Genentech Inc | Method of producing "procaryotic carbonyl hydrolases" containing predetermined, site specific mutations |
| EP0139447B1 (en) * | 1983-09-13 | 1992-12-30 | The Green Cross Corporation | A process for preparing urokinase zymogen |
| EP0154272B1 (en) * | 1984-02-27 | 1992-01-08 | Green Cross Corporation | Production of human urokinase |
| JPS60180591A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-14 | Green Cross Corp:The | ヒトウロキナ−ゼのdνa配列,プラスミド,宿主 |
| JPS61177987A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-09 | Green Cross Corp:The | ヒトウロキナ−ゼの製造方法 |
| JPS61181377A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-14 | Sagami Chem Res Center | ヒトウロキナ−ゼ遺伝子 |
| AU5390286A (en) * | 1985-01-25 | 1986-08-13 | Sagami Chemical Research Center | Stabilized human prourokinase |
| US5219569A (en) * | 1985-04-22 | 1993-06-15 | Genentech, Inc. | Protease resistant urokinase |
| US4916071A (en) * | 1985-08-14 | 1990-04-10 | American Home Products Corporation | Poly-kringle plasminogen activator |
| US4997766A (en) * | 1986-07-11 | 1991-03-05 | American Home Products Corporation | Poly-kringle plasminogen activator |
| JPS62149625A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-03 | Green Cross Corp:The | 生理活性物質の製造方法 |
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