JPH0716884A - 樹脂製ファン及びその一体成形方法並びにその成形用金型 - Google Patents

樹脂製ファン及びその一体成形方法並びにその成形用金型

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JPH0716884A
JPH0716884A JP16194893A JP16194893A JPH0716884A JP H0716884 A JPH0716884 A JP H0716884A JP 16194893 A JP16194893 A JP 16194893A JP 16194893 A JP16194893 A JP 16194893A JP H0716884 A JPH0716884 A JP H0716884A
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molding
mold
resin
fan
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Sakae Yamagishi
栄 山岸
Tadashi Takahashi
正 高橋
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Kyocera Chemical Corp
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Toshiba Chemical Corp
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/33Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/08Blades for rotors, stators, fans, turbines or the like, e.g. screw propellers
    • B29L2031/087Propellers

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製ファンの製造において、帽子型取付板
1、羽根2からなるファン本体3の羽根先端に補強板4
を接着固定して樹脂製ファンとしていたための種々の問
題を一掃するため、一体成形の可能な金型を提供する。 【構成】 取付板と、この取付板に正面対向する補強板
と、これら両者間に橋架され両者を連結する放射方向配
置の複数の羽根を具える樹脂製ファンを射出成形により
成形する金型において、前記リング状の空気整流兼補強
板を成形するキャビティと前記帽子型取付板を成形する
キャビティとの間に、前記羽根の曲面を形成する複数の
羽根入子23、24を配置し、これらの羽根入子を射出
成形の完了後において、金型の動作に合わせて時間差を
以て引き抜き得るようにし、前記羽根入子が製品取出の
妨げとならないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば天井設置型エアコ
ンディショナー用の樹脂製ファン及びその一体成形方法
並びにその成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の樹脂製ファンの断面図、
図11はその製作法を説明する断面図である。図10に
おいて、樹脂製ファンは、円錐台状の凹陥部1aとこれ
と一体に連なる上端フランジ1bとを具える帽子型の取
付板1と、その上端フランジ1b下面に取付板成形時に
突設された複数の軸方向羽根2とを有するファン本体3
と、この軸方向羽根2の下端に取り付けたリング状の空
気整流兼補強板4とを有する。そして、従来の樹脂製フ
ァンはファン本体3と空気整流兼補強板4を別々に成形
した後、図10に示すように、羽根2の下端に空気整流
兼補強板4を当接しこれを接着固定して樹脂製ファンと
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の樹脂製フ
ァンの製造においては、ファン本体3は一体成形によっ
て形成し得るものの、空気整流兼補強板4を接着により
固定しており、それに多くの手数と時間とを要するた
め、コスト高の原因となっている。それだけでなく、フ
ァン本体3とリング状の空気整流兼補強板4とを接着固
定する際に、ファン本体3と空気整流兼補強板4との心
合せを正確に行わないと、ファンとしてのバランスを崩
し、振動、騒音の発生原因となり、樹脂製ファンの特性
を低下させるおそれがあった。また、複雑な成形品の場
合は、アンダーカット部をいかに処理できるかが大きな
問題である。
【0004】本発明は上記の事情に基づきなされたもの
で、上記の樹脂製ファンにおいてファン本体と空気整流
兼補強板とからなる樹脂製ファンを一体成形により形成
し、ファン本体と空気整流兼補強板との接着固定の作業
を省き、接着固定作業による種々の問題点を一掃するこ
とができ、アンダーカット部をクリヤーした樹脂製ファ
ン及びその一体成形方法並びにその成形用金型を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂製ファン
は、帽子型の取付板とこの取付板の端面に中心軸と平行
に内周面が外方に向かって拡径且つ放射状に複数枚並設
された羽根と、前記帽子型取付板に正面対抗し前記複数
枚の羽根の先端を連ねるリング状の空気整流板兼補強板
とを有し、これらを樹脂で一体成形してなることを特徴
とする。
【0006】また、その一体成形用金型は、固定型及び
可動型によって構成されたキャビティ内に樹脂を注入し
て複数枚の羽根を有する樹脂製ファンを一体成形する成
形用金型であって、可動型板を固定型板に対して開閉自
在に設け、前記固定型板と前記可動型板間のアンダーカ
ットを有する羽根形成部に、羽根入子の後退を防止する
ロッキングブロックを有する複数の羽根入子(キャビス
ライドおよびコアスライド)を、型開き方向およびそれ
に直交する面内で接離自在に設け、成形終了後に前記羽
根入子を前記可動型の動きに合わせ時間差を生じるよう
に、放射方向外方に後退するように構成されていること
を特徴とする。
【0007】さらに、前記記載の一体成形金型による一
体成形法は、固定型および可動型で形成されたキャビテ
ィ内に樹脂を注入して複数枚の羽根を有する樹脂製ファ
ンを一体成形する成形方法において、キャビティ内に樹
脂を注入し成形が完了した後、可動型を開いてキャビス
ライドのロッキングブロックを解除してキャビスライド
を後退させ、次いでコアスライドのロッキングブロック
を解除してコアスライドを後退させてアンダーカット部
の拘束を除去した後、製品突き出しによって成形品を取
り出すことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の本発明の樹脂製ファンにおいては、
帽子型取付板およびこれに正面対向するリング状の空気
整流兼補強板、それら両者間を連結する羽根が一体成形
により成形されて樹脂製ファンとされているため、成形
用の金型製作の段階で成形品の動的バランスが得られる
ようにしておけば、従来のファン本体と空気整流兼補強
板との接着による製作法における接着時の心合せ等の手
数を必要とすることなく、低コストでしかも特性の優れ
たファンを得ることができる。
【0009】上記構成の本発明の樹脂製ファン一体成形
用金型においては、帽子型取付板と空気整流兼補強板と
を連結する羽根を成形するための羽根入子を、金型の運
動に合わせて時間差を生じるように外方に引き抜くよう
にしているため、羽根入子に妨げられることなく金型の
解放、製品の取出が可能であり、樹脂製ファンを一体成
形することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の樹脂製ファン及びその一体成
形方法並びにその成形用金型の詳細を図面を参照して説
明する。図10と同一部分には同一符号を付した図1
は、本発明に係る一実施例の樹脂製ファンの斜視図であ
る。この図において、樹脂製ファンは円錐台状の凹陥部
1aとこれと一体に連なる上端フランジ1bとを備える
帽子型の取付板1と、その上端フランジ1b下面とリン
グ状の空気整流兼補強板4との間を橋架連結し、放射方
向に配列された軸方向の複数枚の羽根2とを有する。そ
の構成は図10に示されたものとほぼ同様であるが、本
発明の樹脂製ファンは以下に説明する金型によって一体
成形によって構成されている。
【0011】図2は本発明に係る一実施例の樹脂製ファ
ン一体成形用金型の断面図、図3は可動金型の平面図で
ある。これらの図において、成形用金型は固定型板20
と、これに対して対向配置で進退される可動型板21と
を有し、これら両者間の間隙には前記固定型板20に取
り付けたキャビティ入子26が配置され、また可動型板
21取り付けたコア入子27が前記キャビティ入子26
と対向して配置されている。なお、可動型板21は前記
固定型板20に対して、成形された樹脂製ファンの取出
が可能な範囲で動き得るものとしてある。
【0012】前記固定型板20は、固定型取付板28に
スプールノック板36を介在させ、固定型取付板28に
対してスプールノック板36、スプールノック板36に
対して固定型20がそれぞれ接近、離間し得るようにさ
れている(構造後記)。上記固定型取付板28の中央に
は、射出口とロケートリングを兼ね内部が溶融樹脂の通
路となるスプールブッシュ29が取り付けられている。
而して、前記スプールブッシュ29は、固定型板20に
設けてある凹部とスプールノック板36があわさった
時、ランナーとなる上記凹部に連通するように配置され
ている。また、固定型板20には、上記ランナーからキ
ャビティ入子26のゲートまでさらにスプールブッシュ
38が配置してあり、固定型取付板28には上記スプー
ルブッシュ38と同軸にランナーロックピン42が植立
されている。
【0013】前記固定型板20およびスプールノック板
36には、固定型取付板28に圧入固定されたガイドピ
ン30が可摺動に係合されており、固定型板20および
スプールノック板36はそれら相互間で、また固定型取
付板28に対して開閉自在とされている。前記固定型板
20に取り付けたキャビティ入子26の中央部は、可動
型板21側に突出して形成されており、上記キャビティ
入子26の表面は取付板1の凹部1aおよびフランジ1
bの片面が形成されるようになっている。
【0014】可動型板21には、ノック取付板32およ
びノック押え板33の挙動を妨げないように、スペーサ
34介して移動取付板31が固定されている。而して、
上記可動型板21には、樹脂製ファンの補強板4の片面
を形成するノッチ35がコア入子27基端の周囲に埋入
されている、このノッチ35に固定された突出ピン37
は、上記可動型板21を貫通してノック取付板32およ
びノック押え板33に固定され、前記ノック取付板32
およびノック押え板33の挙動により、前記ノッチ35
を可動型板21に対して進退させる。
【0015】コア入子27の外方には、それぞれ図1
0、図11に示した各羽根2の凸曲面、凹曲面を形成す
る複数のコアスライド24(羽根入子24)がコアスラ
イド取付板22に取り付けて配置され、またキャビティ
入子26の外方には複数のキャビスライド23(羽根入
子23)が固定型板20に取り付けて配置されている。
このようにコアスライド24及びキャビスライド23か
らなる羽根入子23、24は、金型軸線に直交する面内
において放射状に配置されており、相互に接近離間自在
とされ、且つそれらは型開方向に配置されている。
【0016】可動型板21および固定型取付板28にそ
れぞれ固定され先端にアンダーカット部を有するロッキ
ングブロック25、25は、上記各羽根入子23、24
に形成された凹入部に係合されている。
【0017】また、各羽根入子23、24には、金型外
部に設けられた油圧シリンダ39、39の出力軸40、
40がそれぞれ取付部材41、41を介して結合されて
おり、各羽根入子23、24を必要に応じて移動させ得
るようにしてある。
【0018】以下、図4〜図9について上記実施例によ
り本発明の樹脂製ファンを、射出成形により一体成形す
る状態を説明する。通常、射出成形装置としては横型装
置を使用するものであるから、上記各図においては金型
はスプールブッシュ29の軸線は水平にして配置されて
おり、各図面の左側部が可動側、右側部が固定側であ
る。但し、各図面において(図9を除く)金型の片面の
みを示し、特に図9においては可動側のみが示されてい
る。図4は金型の型閉状態、すなわち射出成形後の断面
図であり、射出成形装置のタイマーに設定した時間が経
過すると、金型が開き始め固定型板20とスプールノッ
ク板36との間隔が所定だけ開いて、前記型開動作は停
止して、ロッキングブロック25によるキャビティ入子
側の羽根入子23に対するロックは解除される。これと
同時に、スプールブッシュ29がランナーロックピン4
2の作用により、スプールノック板36側に残った状態
となる。すなわち、図5に示した状態となる。
【0019】この時、ロッキングブロック25に形成さ
れたアンダーカット部により、羽根入子23に微小な動
きが与えられ、羽根入子23の初期離型が行われる。次
いで,固定型板20側の油圧シリンダ39が作動して、
その出力軸40は取付部材41を介して羽根入子23を
外方に引き出し、金型は図6に示した状態とされる。
【0020】次いで、上記の型開運動が再開されスプー
ルランナー取出位置(最終停止位置)まで、上記固定型
板20とスプールノック板36との間が離間される。ま
た、この時点でスプールノック板36と固定型取付板2
8とが離間することにより、スプールブッシュ29はス
プールノック板36から離脱され、スプールブッシュ2
9からスプールが離形する。これと同時に、コアスライ
ド取付板22は固定型板20に引かれ、ロッキングブロ
ックは可動型板21側の羽根入子24に対するロッキン
グブロックによるロックは解除されて、図7に示す状態
となる。この時、ロッキングブロックのアンダーカット
部により、羽根入子24に与えられる微小な動きにより
羽根入子24の初期離型がなされ、コアスライド取付板
22と可動型板21との離間によって離型する。
【0021】さらに、上記型開運動が継続して可動型板
21とコアスライド取付板22が所定距離離間すると、
可動型板21側の油圧シリンダが作動され可動型板21
側の羽根入子24が引き出され、図8に示す状態とな
る。さらに、図9に示すようにノック取付板32および
ノック押え板33と可動型取付板31とが離間すること
により、傾斜した突出ピン37を介在させたノッチ35
がコア入子27の外周に残されている成形品を突き出
し、成形品の離型を完了する。ここで、成形品およびラ
ンナーを取り出す。
【0022】次いで型閉工程が行われる。先ず、ノツク
取付板32およびノック押え板33を早戻しして、突出
ピン37を介在させたノッチ35を可動型板21内に収
め、コアスライド取付板22と可動型板21とが密着し
てロッキングブロック25が突出する前に、固定型板2
2側の羽根入子23を金型内に前進進入させ、全羽根入
子を密着させた後に、前記以外の離間している板体を密
着させて型閉工程を完了させる。
【0023】この型開閉工程は1つの羽根入子について
のみ説明したが、キャビスライドとコアスライドの一対
の羽根入子が複数組同様に作動するようになっている。
【0024】上記の一体成形用金型によれば、取付板1
と補強板4とを連結する羽根2を成形するための羽根入
子23、24を、金型の運動に合わせて時間差を生じる
ように外方に引き抜くようにしているため、帽子型の取
付板1と、これから一定距離離間して対向配置のリング
状補強板4と、それら両者間を連結する円周方向配置の
複数の羽根2を有する樹脂製ファンを、一体成形により
製造することができる。また、上記のように一体成形に
よって製造するため、従来の補強板とファン本体とを接
着により結合する場合に比して、重量バランスの良好な
樹脂製ファンを得ることができ、特性のよいファンを得
ることができる。また、接着工程を必要としないので、
生産性を高めることができる。
【0025】なお、本発明の樹脂製ファンは射出成形の
可能な樹脂であれば、特に限定されるものでなく、例え
ば、PP、ABS、PS、ポリカーボネートなどの樹脂
を使用して製作することができ、必要ならばそれらにガ
ラスなどの充填剤を添加して強化することも可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】上記構成の本発明の樹脂製ファンは、重
量バランスのよい樹脂製ファンの特性を高める。また、
一体成形型によれば、重量バランスのよい樹脂製ファン
を簡単に製造することができ、そのコストの低下を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の樹脂製ファンの斜視図。
【図2】本発明の一実施例の樹脂製ファン一体成形用金
型の断面図。
【図3】その可動金型の平面図。
【図4】上記実施例要部の型閉状態における断面図。
【図5】上記実施例要部の型開の第1の状態における断
面図。
【図6】上記実施例要部の型開の第2の状態における断
面図。
【図7】上記実施例要部の型開の第3の状態における断
面図。
【図8】上記実施例要部の型開の第4の状態における断
面図。
【図9】上記実施例要部の型開の第5の状態における断
面図。
【図10】樹脂製ファンの断面図。
【図11】その従来の製作法を説明する断面図。
【符号の説明】
1………取付板 2………羽根 3………ファン本体 4………空気整流兼補強板 20………固定型板 21………可動型板 23、24…羽根入子 26………キャビティ入子 27………コア入子 29………スプールブッシュ
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帽子型の取付板と、この取付板の端面に
    中心軸と平行に内周面が外方に向かって拡径且つ放射状
    に複数枚並設された羽根と、前記帽子型取付板に正面対
    抗し前記複数枚の羽根の先端を連ねるリング状の空気整
    流板兼補強板とを有し、これを樹脂で一体成形してなる
    ことを特徴とする樹脂製ファン。
  2. 【請求項2】 固定型及び可動型によって構成されたキ
    ャビティ内に樹脂を注入して複数枚の羽根を有する樹脂
    製ファンを一体成形する成形用金型であって、可動型板
    を固定型板に対して開閉自在に設け、前記固定型板と前
    記可動型板間のアンダーカットを有する羽根形成部に、
    羽根入子の後退を防止するロッキングブロックを有する
    複数の羽根入子(キャビスライドおよびコアスライド)
    を、型開き方向およびそれに直交する面内で接離自在に
    設け、成形終了後に前記羽根入子を前記可動型の動きに
    合わせ時間差を生じるように、放射方向外方に後退する
    ように構成されていることを特徴とする成形用金型。
  3. 【請求項3】 固定型および可動型で形成されたキャビ
    ティ内に樹脂を注入して複数枚の羽根を有する樹脂製フ
    ァンを一体成形する成形方法において、キャビティ内に
    樹脂を注入し成形が完了した後、可動型を開いてキャビ
    スライドのロッキングブロックを解除してキャビスライ
    ドを後退させ、次いでコアスライドのロッキングブロッ
    クを解除してコアスライドを後退させてアンダーカット
    部の拘束を除去した後、成形品を取り出すことを特徴と
    する樹脂製ファンの一体成形法。
JP16194893A 1993-06-30 1993-06-30 樹脂製ファン及びその一体成形方法並びにその成形用金型 Withdrawn JPH0716884A (ja)

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