JP2827334B2 - インサート成形方法 - Google Patents

インサート成形方法

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JP2827334B2 JP26880489A JP26880489A JP2827334B2 JP 2827334 B2 JP2827334 B2 JP 2827334B2 JP 26880489 A JP26880489 A JP 26880489A JP 26880489 A JP26880489 A JP 26880489A JP 2827334 B2 JP2827334 B2 JP 2827334B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14336Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
    • B29C45/14377Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article using an additional insert, e.g. a fastening element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインサート成形方法に関する。
従来の技術 インサート成形方法の中には、予め形成した中間製品
を成形型内にインサート部材として位置決めしつつ挿入
配置し、この成形型の製品空間部に溶融した成形材料を
注入,固化して、この製品空間部での成形品と上記中間
製品とを一体に結合する方法がある。
この種のインサート成形方法で作られる自動車部品と
しては、例えば第4図に示すように、ウインドウガラス
1の周縁にウエザーストリップ2を一体に結合した所謂
モジュラーウインドウ3が知られている。
このモジュラーウインドウ3を例として、上記インサ
ート成形方法を第5図にもとづいて説明する。先ず、キ
ャビティ4とコア5とで割型構成された成形型6内に、
予め成形した中間製品を構成するウインドウガラス1を
インサート部材として挿入配置する。このとき、ウイン
ドウガラス1の周縁部が成形型6の製品空間部7内に突
出配置されている。また、このウインドウガラス1の周
縁部の一部端面にはコア5から製品空間部7内に突出さ
れた位置決めピン8が当接させてあり、この位置決めピ
ン8によりウインドウガラス1が成形型6に対して位置
決めされている。次に溶融した成形材料を、成形型6の
図示を省略した油口から図外のランナを通して製品空間
部7に高圧射出によって注入,固化して、この製品空間
部7での成形品を構成するウエザーストリップ2と上記
ウインドウガラス1とを一体に結合させる。この後、キ
ャビティ4とコア5とを分離つまり成形型6を開型し
て、ウインドウガラス1の周縁部にウエザーストリップ
2を一体に結合された製品たるモジュラーウインドウ3
を成形型6から取り出す。
発明が解決しようとする課題 前述のインサート成形方法にあっては、製品空間部7
に突出する位置決めピン8をウインドウガラスに当接し
たまま、成形材料を製品空間部7内に注入して、上記成
形材料の射出圧によりウインドウガラス1の位置がずれ
ないようにしている。このため、成形型8から取り出し
たモジュラーウインドウ3のウエザーストリップ2の一
部に、位置決めピン8の跡が凹部として残り、製品の見
栄えが悪くなる。
課題を解決するための手段 そこで本発明は、予め形成した中間製品を成形型内に
インサート部材として位置決めしつつ挿入配置し、この
成形型の製品空間部に溶融した成形材料を注入,固化し
て,この製品空間部での成形品と上記中間製品とを一体
に結合するインサート成形方法において、前記成形型の
ランナの一部に位置決め部材成形空間部を設け、この位
置決め部材成形空間部にも上記成形材料の注入,固化に
伴って当該成形材料の一部を注入,固化して、以降の成
形サイクルでの上記インサート部材に対する位置決め部
材を成形する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面とともに従来構造と同
一部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜3図に示すように、このインサート成形方法に
使用する成形型6Aはキャビティ4Aとコア5Aとで分割構成
されている。キャビティ4Aのパーティング面とコア5Aの
パーティング面とには、逃げ凹部15とダム壁16と製品空
間部7とランナ9と油口10とが形成されている。逃げ凹
部15は、予め形成した中間製品としてのウインドウガラ
ス1よりも小さな相似形に形成され、成形型6A内に挿入
配置したウインドウガラスウ1との間に隙間を形成す
る。ダム壁16は、逃げ凹部15と製品空間部7とを区画形
成するものであって、ウインドウガラス1よりも小さな
相似形になっており、成形型6A内に挿入配置したウイン
ドウガラス1の周縁部よりも少し内側の表面に密接す
る。製品空間部7の外周縁はウインドウガラス1よりも
大きな相似形を描く閉環状になっており、成形型6A内に
挿入配置したウインドウガラス1の周縁部は製品空間部
7内に遊離した状態で突出される。
ここで、ランナ9の一部には位置決め部材成形空間部
20が設けられている。具体的には位置決め部材成形空間
部20は、キャビティ4Aとコア5Aとのランナ9の近傍に形
成され、通路21でランナ9の一部に連通されている。こ
の位置決め部材成形空間部20にはエジェクタピン23に連
動する中子24が配置されている。また、ランナ9の通路
21との連通部分には上記とは別のエジェクタピン25に連
通する中子26が配置されている。
上記成形型6Aを使用して、モジュラーウインドウ3を
インサート成形するには、先ず、予備成形により予め形
成した図外の模擬ウインドウガラスをインサート部材と
して位置決めしつつ挿入配置し、次いで溶融した成形材
料を油口10から製品空間部7に高圧射出により注入,固
化する。この成形材料の注入,固化により、成形材料の
一部がランナ9から通路21を経て位置決め部材成形空間
部20内に注入された後固化して、位置決め部材30が成形
される。この後、成形型6Aを開型して、製品空間部7で
の成形品たるウエザーストリップ2と模擬ウインドウガ
ラスとが一体に結合された予備成形品を成形型6Aから取
り出す。この予備成形品の取り出し時において、エジェ
クタピン23の駆動により中子24が移動し、位置決め部材
成形空間部20で成形された位置決め部材30が上記予備成
形品のウエザーストリップ2から切り離される。これに
より、予備成形作業が終了する。
次に本成形を行うのであるが、この場合には上記予備
成形で得られた位置決め部材30を予め成形したウインド
ウガラス1の周縁部の所定位置に付着させ、このウイン
ドウガラス1をインサート部材として成形型6Aに上記位
置決め部材30で位置決めしつつ挿入配置した後、前述と
同様に溶融した成形材料を油口10から製品空間部7に高
圧射出により注入すると、成形材料がランナ9から位置
決め部材成形空間部20と製品空間部7との両者に万遍な
く充填された後、固化する。そして、必要かつ十分な成
形材料の固化時間を経過したところで、成形型6Aを開型
して製品空間部7での成形品としてのウエザーストリッ
プ2とインサート部材としてのウインドウガラス1とが
一体に結合したモジュラーウインドウ3を完成品として
取り出す。このとき、エジェクタピン23,25の駆動によ
り中子24,26が移動し、上記モジュラーウインドウ3と
位置決め部材成形空間部20で成形された位置決め部材30
とが切り離され、これにより本成形作業の1サイクルが
終了する。また、この本成形作業で得られた位置決め部
材30を次回の本成形作業での位置決め部材として使用す
る。したがって、位置決め部材30とウエザーストリップ
2とが同一の成形材料で成形されているので、モジュラ
ーウインドウ3としての完成品となった場合には、位置
決め部材30がウエザーストリップ2に良く馴染んで一体
に結合する。
なお本発明はモジュラーウインドウ以外の成形品をイ
ンサート成形する場合にも適用できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、インサート成形の工順
に支障を招くことなく、最初のインサート成形時に位置
決め部を得るとともに、この最初のインサート成形で得
られた位置決め部材を次回のインサート成形時の位置決
め部材として使用し、この次回での位置決め部材と製品
空間部での成形品との馴染みの良い成形が容易に行え
る。しかも、インサート成形による完成品においては位
置決めピンの跡のような凹部が残るという不都合を解決
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に使用する成形型の平面的な
模式図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3
図は第1図のIII−III線に沿う断面図、第4図は従来の
モジュラーウインドウの平面図、第5図は従来のインサ
ート成形方法に使用する成形型を示す断面図である。 4A……キャビティ、5A……コア、6A……成形型、7……
製品空間部、9……ランナ、20……位置決め部材成形空
間部、30……位置決め部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め形成した中間製品を成形型内にインサ
    ート部材として位置決めしつつ挿入配置し、この成形型
    の製品空間部に溶融した成形材料を注入,固化して、こ
    の製品空間部での成形品と上記中間製品とを一体に結合
    するインサート成形方法において、前記成形型のランナ
    の一部に位置決め部材成形空間部を設け、この位置決め
    部材成形空間部にも上記成形材料の注入,固化に伴って
    当該成形材料の一部を注入,固化して、以降の成形サイ
    クルでの上記インサート部材に対する位置決め部材を成
    形することを特徴とするインサート成形方法。
JP26880489A 1989-10-16 1989-10-16 インサート成形方法 Expired - Lifetime JP2827334B2 (ja)

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JPH03130117A JPH03130117A (ja) 1991-06-03
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