JPH0714038A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JPH0714038A
JPH0714038A JP5150442A JP15044293A JPH0714038A JP H0714038 A JPH0714038 A JP H0714038A JP 5150442 A JP5150442 A JP 5150442A JP 15044293 A JP15044293 A JP 15044293A JP H0714038 A JPH0714038 A JP H0714038A
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JP
Japan
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ticket
automatic ticket
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automatic
person
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JP5150442A
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English (en)
Inventor
Toshiya Kimura
俊也 木村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大人と小人の判別と通過を正確に検知し、視覚
的に良好にする。 【構成】自動改札機1は、投入される乗車券等を読取
る。画像制御部12は、天井灯10に取付けられたビデ
オカメラ11aまたは11bで自動改札機を通過する乗
車券等を投入した利用客を撮影した画像情報を用いて乗
車券等を投入した利用客が大人か小人であるかを判別す
る。自動改札機1のCPUは、乗車券等の磁気情報に小
人情報が付与されていた際、画像制御部12からの判別
結果と照合して乗車券等を投入した利用客の通過の可否
を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば駅務システ
ムにおける自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動改札装置において大人と小人
の判別は、例えば、図11に示す自動改札機96におい
て、ポール部97に取付けられた人間検知器98a,9
8b,98c,98dと、本体に取付けられた人間検知
器98e,98fとの検知情報によって行われている。
この自動改札機96は、乗車券を投入して通過する利用
客が小人の場合、乗車券の情報から「小人」と読取った
際に小人判定表示部99を点灯し、さらに人間検知器9
8a〜98fの検知情報により通過利用客が確かに「小
人」であることを確認している。さらに、駅員は小人判
定表示部99が点灯されている自動改札機96を通過す
る利用客が本当に小人であるかの確認もしている。
【0003】しかしながら、複数設置されている自動改
札機96を通過する利用客が本当に小人で、大人が通過
していないかを駅員が確認する上で、特に人間検知器9
8a〜98dが設置されているポール部97が視覚的に
邪魔であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、大人
と小人の判定は複数の異なった位置に設置されている人
間検知器により行われているが、複数設置されている自
動改札機を通過する利用客が本当に小人で、大人が通過
していないかをさらに駅員が確認する場合、人間検知器
が設置されているポール部が視覚的に邪魔で良く見えな
いという問題があった。そこで、この発明は、大人と小
人の判別と通過を正確に検知し、視覚的に良好な自動改
札装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の自動改札装置
は、投入口から投入される券類を搬送路によって搬送
し、この搬送途中で上記券類上の磁気情報を読取手段に
より読取り、この読取結果に応じて券類の投入者を通過
させる自動改札機が複数設置されている自動改札装置に
おいて、上記複数設置されている自動改札機を通過する
上記券類の投入者を撮像する撮像手段と、この撮像手段
からの撮像情報を用いて上記券類の投入者が大人である
か小人であるかを判別する判別手段とから構成されてい
る。
【0006】この発明の自動改札装置は、投入口から投
入される券類を搬送路によって搬送し、この搬送途中で
上記券類上の磁気情報を読取手段により読取り、この読
取結果に応じて券類の投入者を通過させる自動改札機が
複数設置されている自動改札装置において、上記複数設
置されている自動改札機を通過する上記券類の投入者を
撮像する撮像手段と、この撮像手段からの撮像情報を用
いて上記券類の投入者が大人であるか小人であるかを判
別する判別手段と、上記読取手段により、上記券類上の
磁気情報に付与されている小人情報を読取った際、小人
の通過を報知する報知手段と、この報知手段で小人の通
過が報知された際、上記読取手段で読取った小人情報と
上記判別手段の判別結果とを照合する照合手段と、この
照合手段での照合結果が不一致の場合は上記券類の投入
者の通行を阻止する阻止手段とから構成されている。
【0007】この発明の自動改札装置は、投入口から投
入される券類を搬送路によって搬送し、この搬送途中で
上記券類上の磁気情報を読取手段により読取り、この読
取結果に応じて券類の投入者を通過させる自動改札機が
複数設置されている自動改札装置において、上記複数設
置されている自動改札機を通過する上記券類の投入者を
撮像する撮像手段と、この撮像手段からの撮像情報によ
り上記券類の投入者を監視する監視手段と、この監視手
段で監視されている上記券類の投入者が大人であるか小
人であるかを判別する判別手段とから構成されている。
【0008】この発明の自動改札装置は、投入口から投
入される券類を搬送路によって搬送し、この搬送途中で
上記券類上の磁気情報を読取手段により読取り、この読
取結果に応じて券類の投入者を通過させる自動改札機が
複数設置されている自動改札装置において、上記複数設
置されている自動改札機を通過する上記券類の投入者を
撮像する撮像手段と、この撮像手段からの上記券類の投
入者の撮像情報を表示する表示手段と、この表示手段に
表示された画面上の上記券類の投入者を大人と小人とに
判別する閾値を設定する設定手段と、この設定手段で設
定された閾値を用いて表示手段で表示された画面上の上
記券類の投入者が大人であるか小人であるかを判別する
判別手段とから構成されている。
【0009】
【作用】この発明は、投入口から投入される券類を搬送
路によって搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁気情
報を読取手段により読取り、この読取結果に応じて券類
の投入者を通過させる自動改札機が複数設置されている
自動改札装置において、上記複数設置されている自動改
札機を通過する上記券類の投入者を撮像手段で撮像し、
この撮像情報を用いて上記券類の投入者が大人であるか
小人であるかを判別するようにしたものである。
【0010】この発明は、投入口から投入される券類を
搬送路によって搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁
気情報を読取手段により読取り、この読取結果に応じて
券類の投入者を通過させる自動改札機が複数設置されて
いる自動改札装置において、上記複数設置されている自
動改札機を通過する上記券類の投入者を撮像手段で撮像
し、この撮像情報を用いて上記券類の投入者が大人であ
るか小人であるかを判別手段で判別し、上記読取手段に
より、上記券類上の磁気情報に付与されている小人情報
を読取った際、小人の通過を報知し、小人の通過が報知
された際、上記読取手段で読取った小人情報と上記判別
手段の判別結果とを照合し、照合結果が不一致の場合は
上記券類の投入者の通行を阻止するようにしたものであ
る。
【0011】この発明は、投入口から投入される券類を
搬送路によって搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁
気情報を読取手段により読取り、この読取結果に応じて
券類の投入者を通過させる自動改札機が複数設置されて
いる自動改札装置において、上記複数設置されている自
動改札機を通過する上記券類の投入者を撮像手段で撮像
し、この撮像情報により上記券類の投入者を監視手段で
監視し、この監視されている上記券類の投入者が大人で
あるか小人であるかを判別するようにしたものである。
【0012】この発明は、投入口から投入される券類を
搬送路によって搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁
気情報を読取手段により読取り、この読取結果に応じて
券類の投入者を通過させる自動改札機が複数設置されて
いる自動改札装置において、上記複数設置されている自
動改札機を通過する上記券類の投入者を撮像手段で撮像
し、上記券類の投入者の撮像情報を表示手段で表示し、
表示された画面上の上記券類の投入者を大人と小人とに
判別する閾値を設定し、設定された閾値を用いて表示手
段で表示された画面上の上記券類の投入者が大人である
か小人であるかを判別するようにしたものである。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1はこの発明に係る自動改札装置の
概略構成を示すものである。すなわち、自動改札装置
は、入出場業務を行う自動改札機1,…、自動改札機
1,…の上部に設置されていて通路方向表示(例えば
「入場」「出場」の方向を表示)を行う表示部である天
井灯10,…、自動改札機1,…全体が視野に入る天井
灯10に設置されて広角レンズが用いられているテレビ
カメラ11a,11b、テレビカメラ11a,11bか
らの画像信号の制御、および画像の変化を解析して利用
客の通過を検知し、自動改札機1,…に検知情報を送信
する画像制御部12、画像制御部12から送信される画
像情報を表示する画像表示部13とから構成されてい
る。また、図2に示すように自動改札機1,…を通過す
る利用者を確認するため、テレビカメラ11aは駅構内
側を視野に入れる方向に設置され、テレビカメラ11b
は駅の外側を視野に入れる方向に設置されている。
【0014】図3から図5は自動改札機1本体の外観を
示すもので、2は入、出場時に、券類(記録媒体)とし
ての乗車券、定期券、金額カード(所定の額面金額を有
する金額券;料金前払いカード)、回数カード(所定の
額面金額を有する回数券)が投入される投入口、3は
入、出場時に投入される各券が排出される排出口、4は
入、出場時に券の投入者の通過を阻止するゲート、5は
入、出場時に金額カードの残金額、回数カードの残回
数、あるいは種々の案内などを表示する表示部、6a〜
6fは利用者の通過を検知する人間検知器、7は券類か
ら読取った情報により小人を判定した場合に表示する小
人判定表示部、8は各改札装置の本体1,…に対応する
通路、9は入、出場時に進行方向と逆方向からの通過者
の通過を阻止するゲートである。
【0015】上記人間検知器6a〜6fは複数用いて利
用者の通過を検知するものであり、検知器6a〜6fと
しては透過型、反射型などが用いられるようになってい
る。但し、透過型の場合、対抗する別の本体に設けられ
た発光部からの光が導かれるようになっている。
【0016】図6は自動改札機1の内部機構の概略構成
を示すものである。すなわち、上記投入口2から投入さ
れる券は搬送ベルト20、…等の搬送手段によって搬送
路21上を矢印a方向に搬送されるようになっている。
【0017】上記搬送路21上には投入口2側から順
に、各券類を整位する整位部22、各券類の下面の磁気
情報を読取る読取ヘッド23、各券類の上面の磁気情報
を読取る読取ヘッド24、各券類の下面に磁気情報を書
込む書込ヘッド25、各券類の上面に磁気情報を書込む
書込ヘッド26、上記書込ヘッド25により各券類の下
面に書込んだ磁気情報を読取る読取ヘッド27、上記書
込ヘッド26により各券類の上面に書込んだ磁気情報を
読取る読取ヘッド28、各券類の下面に印刷を行うサー
マルヘッド29、各券類の上面に印刷を行うサーマルヘ
ッド30、金額カード上あるいは回数カード上の一端部
(搬送方向に直交する端部)あるいは他端部に穿孔が開
いているか否かを検知する穿孔検知部31、32、金額
カード上あるいは回数カード上に使用開始を示す穿孔、
使用済みを示す穿孔を一端部(搬送方向に直交する端
部)あるいは他端部に開ける穿孔部33、分岐部34が
設けられている。
【0018】上記穿孔部33は、2つのパンチ部33
a、33bとストッパ部33cとによって構成されてい
る。また、上記分岐部34の下部には2つの集札部35
a、35bによって構成される回収部36が設けられて
おり、分岐部34により搬送路21から分岐された券類
(使用済み券)は分岐搬送路37を介して集札部35
a、35bに導かれるようになっている。
【0019】また、上記読取ヘッド23、24の下部に
は新しい金額カードが集積されている金額カード集積部
38が設けられており、この金額カード集積部38から
図示しない送出し部により送出された金額カードは送出
し搬送路39を介して搬送路21上の整位部22に対応
する位置へ搬送されるようになっている。
【0020】なお、上記各搬送路上には券類の通過を検
知する検知器40,…が設けられている。上記乗車券は
図示しない券売機によって発行されるもので、その表面
にはその券の購入場所、購入年月日、区間情報、大人、
小人の別等が印刷されている。また、上記乗車券の裏面
には磁気バーコード等で構成される磁気記録部(図示せ
ず)が設けられており、この磁気記録部に記録される磁
気情報(機械読取可能な情報)としては、図示しない券
売機によって購入場所、購入年月日、区間情報、大人、
小人の別等が記録され、入場時に日付、時刻、発駅、入
場データ、利用号機番号等のデータが記録される。
【0021】図7は自動改札機1の電気回路要部の構成
を示すブロック図である。すなわち、70は全体を制御
するCPU(セントラル・プロセッシング・ユニッ
ト)、71は前記読取ヘッド23からの信号を増幅する
増幅器、72は前記読取ヘッド24からの信号を増幅す
る増幅器、73は前記書込ヘッド25を入場データ、日
付データ、更新データ、回収データなどの記録データに
応じて駆動するドライバ、74は前記書込ヘッド26を
入場データ、日付データ、更新データ、回収データなど
の記録データに応じて駆動するドライバ、75は前記読
取ヘッド27からの信号を増幅する増幅器、76は前記
読取ヘッド28からの信号を増幅する増幅器、77、7
8はそれぞれ金額カードに対して日付、時刻、発駅、着
駅、号機番号、および残額を印刷、あるいは回数カード
に対して日付、時刻、発駅、着駅、号機番号、および残
回数を印刷するサーマルヘッド29、30を駆動する印
刷制御部、79、80はそれぞれソレノイド81、82
を励磁してパンチ33a、33bを駆動して使用開始穿
孔あるいは使用済み穿孔等を券に対して開けるドライ
バ、83は前記ストッパ33cを移動するストッパ機構
84を駆動するドライバ、85は前記表示器5の表示制
御を行う表示制御部、86は搬送路21に対して種々の
券を矢印a方向に搬送する搬送ベルト20、…などの搬
送機構87を駆動するドライバ、88は上記CPU70
から供給される種々の入場駅データ、利用時間によって
割引きあるいは割増し(通勤時間以外の昼間を割引き運
賃とする)の利用区間データに応じた運賃データを記憶
している運賃テーブル、89、90はそれぞれ前記ゲー
ト4、9を駆動するドライバ、91は上記CPU70か
ら供給される時刻データ、発駅データ、入場データ、日
付データ等により各券の正当性を判定する判定部、92
は前記分岐部34を駆動するドライバである。
【0022】また、上記CPU70には、人間検知器6
a〜6f、小人判定表示部7、警報部14、および穿孔
検知器31、32が接続されている。さらに、CPU7
0は、画像制御部12から利用客の検知情報が入力され
る。
【0023】図8は、画像表示部12の表示画面の一例
を示すもので、テレビカメラ11a,11bからの画像
信号が画像制御部12で処理され、送信された画像情報
が表示されている。図8の画像表示例において、3台の
自動改札機1が設置され、通路幅L1,L2,L3が構
成されている。また、画像制御部12は、大人と小人の
判断の基準となる身長を設定する基準線(閾値)HLの
情報を画像情報に加えて、画像表示させている。
【0024】画像制御部12は、設定された基準線HL
より利用客の身長が大きいならば「大人」と判断し、基
準線HLより利用客の身長が小さいならば「小人」と判
断する。この画像制御部12からの判断結果(「大人」
または「小人」)は、検知した利用客の利用している自
動改札機1のCPU70に検知情報として送信される。
【0025】なお、画像制御部12における基準線HL
の設定または調整は、例えばキーボード、あるいはパー
ソナルコンピュータ等を、設定または調整時に画像制御
部12に接続して行われる。また、表示画面にタッチパ
ネルを一体化してタッチパネルにより設定するようにし
ても良い。
【0026】次に、このような構成において、乗車券に
対する改札処理動作を、図9、図10に示すフローチャ
ートを参照しつつ説明する。まず、本体1が入場業務を
行う自動改札機として用いられる状態における、乗車券
による乗車(入場;改札)について説明する。今、利用
客により乗車券が投入口2に投入されると、その乗車券
は搬送路21上を矢印a方向に搬送される。すると、乗
車券は整位部22で整位された後、読取ヘッド23、2
4に到達する。この際、乗車券の裏面つまり磁気記録面
が下面となっている場合、読取ヘッド23により磁気記
録内容が読取られ内部メモリ70aに記憶される。ま
た、乗車券の裏面つまり磁気記録面が上面となっている
場合、読取ヘッド24により磁気記録内容が読取られ内
部メモリ70aに記憶される。
【0027】CPU70は内部メモリ70aに記憶され
ている記憶内容を回析し、記録方式がMRZ−1方式
で、記録内容が乗車券に対応していることにより、乗車
券の投入を判断する。さらに、そのデータの内容により
券が前方向から投入されているか、後方向から投入され
ているかを判断し、読取ヘッド23、24のいずれで読
取られたかに応じて券の表裏を判断する。
【0028】また、CPU70は内部メモリ70aの記
憶内容を上記判断した記録方式と投入方向とに応じて処
理することにより、乗車券の磁気記録部の内容つまり乗
車券を示すデータ、日付データ、時刻データ、発駅デー
タ、号機番号データを読取り、それらの乗車券を示すデ
ータ等を用いて判定部91で券が正しく、乗車券である
と判定する。
【0029】そして、CPU70はこの判定結果により
書込ヘッド25、あるいは26を用いて乗車券の磁気記
録部に号機番号、入場データを記録する。この後、乗車
券の磁気記録部の内容が読取ヘッド27、あるいは28
により読取られ、CPU70へ供給される。すると、C
PU70は乗車券に記録されたデータが正しいか否かチ
ェックし、このチェックの結果が正しい場合、乗車券の
投入方向に応じてサーマルヘッド29、あるいは30を
用いて入場データとしての発駅データを印刷する。ま
た、CPU70はゲート4、9を開いたまま、つまり投
入者の通過を許可したまま、排出口3から乗車券を排出
する。この結果、利用客は通路8を通過し、かつ乗車券
を受取る。
【0030】この際、CPU70は、人間検知器6a〜
6fからの検知情報とテレビカメラ11a,11bから
の画像の変化を解析して利用客の通過を検知した画像制
御部12からの検知情報とで利用者の通過を検知してい
る。さらに画像制御部12からの画像情報により利用客
は画像表示部13に表示され、駅員により確認すること
ができる。
【0031】また、CPU70は乗車券の磁気記録部に
小人情報が記録されていた場合、小人判定表示部8を点
灯表示する。これにより、自動改札機1,…近傍の駅員
は、小人用乗車券の利用客が通過していることを知るこ
とができる。また、CPU70は、人間検知器6a〜6
fからの検知情報により利用者の通過を検知するととも
に、テレビカメラ11a,11bからの画像の変化を解
析して利用客の通過を検知した画像制御部12からの検
知情報が「小人」の利用者であることを確認する。
【0032】CPU70は、この確認作業で画像制御部
12からの検知情報が「大人」の利用者であった場合、
警報部14を鳴動させて駅員に知らせるとともに、ゲー
ト4を閉じて利用客の入場を阻止する。この際、駅員は
画像表示部13で利用客を確認するか、あるいは対象の
自動改札機1に赴いて対応処理を行う。
【0033】次に、出場業務を行う自動改札機1として
用いられる状態における、乗車券による降車(出場;集
札)について説明する。今、利用客により乗車券が投入
口2に投入されると、その乗車券は搬送路21上を矢印
a方向に搬送される。すると、乗車券は整位部22で整
位された後、読取ヘッド23、24に到達する。この
際、乗車券の裏面つまり磁気記録面が下面となっている
場合、読取ヘッド23により磁気記録内容が読取られ内
部メモリ70aに記憶される。また、乗車券の裏面つま
り磁気記録面が上面となっている場合、読取ヘッド24
により磁気記録内容が読取られ内部メモリ70aに記憶
される。
【0034】CPU70は内部メモリ70aに記憶され
ている記憶内容を回析し、記録方式がMRZ−1方式
で、記録内容が乗車券に対応していることにより、乗車
券の投入を判断する。また、そのデータの内容により券
が前方向から投入されているか、後方向から投入されて
いるかを判断し、読取ヘッド23、24のいずれで読取
られたかに応じて券の表裏を判断する。
【0035】また、CPU70は内部メモリ70aの記
憶内容を上記判断した記録方式と投入方向に応じて処理
することにより、乗車券の磁気記録部の内容つまり乗車
券を示すデータ、日付データ、時刻データ、発駅デー
タ、号機番号データが読取られ、それらの乗車券を示す
データ等を用いて判定部91で券が正しく、乗車券であ
ると判定する。この際、入、出場が同一日に行われてい
るか、標準的な移動所定時間に対して明らかに過大な時
間経過後に出場していないかのチェックも行われる。
【0036】ついで、CPU70は供給される号機番号
と入場データとにより前回正しく入場が行われているか
否かの判定を行う。すなわち、前回のデータに入場デー
タが付与されている(消去されていない)場合に、正し
い乗車が行われていると判定し、入場データが付与され
ていない(消去されている)場合に、不正乗車を判定す
る。
【0037】そして、CPU70は正しい乗車を判定し
た場合、ゲート4、9を開いたまま、つまり投入者の通
過を許可し、乗車券を集札部35aあるいは35bへ回
収する。
【0038】また、CPU70は乗車券の磁気記録部に
小人情報が記録されていた場合、小人判定表示部8を点
灯表示する。これにより、自動改札機1,…近傍の駅員
は、小人用乗車券の利用客が通過していることを知るこ
とができる。また、CPU70は、人間検知器6a〜6
fからの検知情報により利用者の通過を検知するととも
に、テレビカメラ11a,11bからの画像の変化を解
析して利用客の通過を検知した画像制御部12からの検
知情報が「小人」の利用者であることを確認する。
【0039】CPU70は、この確認作業で画像制御部
12からの検知情報が「大人」の利用者であった場合、
警報部14を鳴動させて駅員に知らせるとともに、ゲー
ト4を閉じて利用客の出場を阻止する。この際、駅員は
画像表示部13で利用客を確認するか、あるいは対象の
自動改札機1に赴いて対応処理を行う。
【0040】また、上記乗車券の判定時、乗越を判定し
た場合、CPU70は表示部5で精算金額を表示(マイ
ナスで表示)する。この場合、CPU70は乗車券を排
出口3から排出し、ゲート4を閉じることにより、投入
者の通過を阻止している。また、このときCPU70
は、表示部5を用いて利用者に乗車券を持って精算所
(機)で精算して下さいという案内を行う。
【0041】上記CPU70の判定結果により入場デー
タが記録されていないことにより不正乗車(利用)を判
定した場合、乗車券が排出口3から排出され、ゲート4
を閉じることにより、投入者の通過を阻止する。また、
このときCPU70により、警報部14が鳴動される。
【0042】この結果、係員はその返却された乗車券に
入場データとしての発駅データが印刷されているかを確
認し、そのデータが正しく印刷されている場合、出場を
許可する。
【0043】また、入場データの発駅データが記録され
ていない場合、係員は不正乗車に対する処理を行う。こ
の場合、日付、発駅データ(入場データ)が記録されて
いるか否かを、係員も利用客も目視確認できるため、不
正乗車の確認を機械的な確認だけでなく目視で確認で
き、双方に争いが生じないようになっている。
【0044】以上説明したように上記実施例によれば、
ポール部がなくなったことにより、広い駅に多数の自動
改札機を配置していても、駅員が自動改札機越しに(見
通しが良いので)利用客の通過を容易に確認することが
できる。
【0045】また、自動改札機のトップカバー上の障害
物がなくなるので、手荷物を持った利用客の通過が容易
となる。なお、この発明の自動改札装置の自動改札機に
おける人間検知器の入力情報量は従来と同じであるの
で、人間検知器制御用のソフトウエアは従来のまま使用
することができる。
【0046】また、この発明の自動改札装置は、鉄道等
の交通機関ばかりでなく、遊園地、博物館等の入退場シ
ステムにも応用することができる。また、この実施例で
はテレビカメラと画像表示部を設置したが、従来の駅員
監視用モニタシステムを利用することも可能である。こ
の場合、コスト削減を図ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
大人と小人の判別と通過を正確に検知し、視覚的に良好
な自動改札装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における自動改札装置の構
成を概略的に示すブロック図。
【図2】テレビカメラの設置方向を説明するための図。
【図3】自動改札機本体の外観構成を示す図。
【図4】自動改札機本体の外観構成を示す図。
【図5】自動改札機本体の外観構成を示す図。
【図6】自動改札機の内部機構の概略構成を示す図。
【図7】自動改札機の電気回路要部の構成を示すブロッ
ク図。
【図8】画像表示部の画像表示例を説明するための図。
【図9】乗車券に対する改札処理動作を説明するための
フローチャート。
【図10】乗車券に対する改札処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図11】従来の自動改札機におけるポール部を説明す
るための図。
【符号の説明】
1…自動改札機 6a〜6f…人間検知器 7…小人判定表示部 8…通路 10…天井灯 11a,11b…テレビカメラ 12…画像制御部 13…画像表示部 14…警報部 70…CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口から投入される券類を搬送路によ
    って搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁気情報を読
    取手段により読取り、この読取結果に応じて券類の投入
    者を通過させる自動改札機が複数設置されている自動改
    札装置において、 上記複数設置されている自動改札機を通過する上記券類
    の投入者を撮像する撮像手段と、 この撮像手段からの撮像情報を用いて上記券類の投入者
    が大人であるか小人であるかを判別する判別手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 投入口から投入される券類を搬送路によ
    って搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁気情報を読
    取手段により読取り、この読取結果に応じて券類の投入
    者を通過させる自動改札機が複数設置されている自動改
    札装置において、 上記複数設置されている自動改札機を通過する上記券類
    の投入者を撮像する撮像手段と、 この撮像手段からの撮像情報を用いて上記券類の投入者
    が大人であるか小人であるかを判別する判別手段と、 上記読取手段により、上記券類上の磁気情報に付与され
    ている小人情報を読取った際、小人の通過を報知する報
    知手段と、 この報知手段で小人の通過が報知された際、上記読取手
    段で読取った小人情報と上記判別手段の判別結果とを照
    合する照合手段と、 この照合手段での照合結果が不一致の場合は上記券類の
    投入者の通行を阻止する阻止手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】 投入口から投入される券類を搬送路によ
    って搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁気情報を読
    取手段により読取り、この読取結果に応じて券類の投入
    者を通過させる自動改札機が複数設置されている自動改
    札装置において、 上記複数設置されている自動改札機を通過する上記券類
    の投入者を撮像する撮像手段と、 この撮像手段からの撮像情報により上記券類の投入者を
    監視する監視手段と、 この監視手段で監視されている上記券類の投入者が大人
    であるか小人であるかを判別する判別手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】 投入口から投入される券類を搬送路によ
    って搬送し、この搬送途中で上記券類上の磁気情報を読
    取手段により読取り、この読取結果に応じて券類の投入
    者を通過させる自動改札機が複数設置されている自動改
    札装置において、 上記複数設置されている自動改札機を通過する上記券類
    の投入者を撮像する撮像手段と、 この撮像手段からの上記券類の投入者の撮像情報を表示
    する表示手段と、 この表示手段に表示された画面上の上記券類の投入者を
    大人と小人とに判別する閾値を設定する設定手段と、 この設定手段で設定された閾値を用いて表示手段で表示
    された画面上の上記券類の投入者が大人であるか小人で
    あるかを判別する判別手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
JP5150442A 1993-06-22 1993-06-22 自動改札装置 Pending JPH0714038A (ja)

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