JP3637123B2 - 自動改札システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道などの交通機関において使用される自動改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、鉄道などの交通システムにおいて、入場および出場を規制するための自動改札装置が実用化されている。この自動改札装置は、当日乗車券、定期乗車券、回数券などの乗車券を受け入れて、この受け入れられた乗車券に記録される磁気情報を読み取り、読み取り結果に応じてこの乗車券の投入者の入場および出場を許可したり、阻止したりするものである。
【0003】
このような自動改札装置には、種々の情報を案内するプラズマディスプレイなどの表示装置が設けられており、この表示装置によって受け取られた乗車券の読み取り結果、および乗車券の取り忘れなどが案内表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記説明したような案内表示では、例えば、駅構内に入場した後、どこに行けば目的の列車に乗車できるのか分からず、迷ってしまうようなことももある。また、駅係員が常に近くにいるわけではないので、駅係員を探し、行き先を尋ねなければならないようなこともあり得る。
【0005】
この発明の目的は、サービスに優れた自動改札システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、
この発明の自動改札装置は、所定の情報が磁気記録された乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームの情報を報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0007】
この発明の自動改札装置は、乗車可能な区間、列車、および座席を特定するための情報を含む所定の情報が磁気記録された指定席乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記指定席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記指定席乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記指定席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;列車の発着ホームの情報を含む運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された前記運行ダイヤ情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印との表示案内、前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向との音声案内、前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号を前記指定席乗車券に印字記録する記録案内の内の少なくとも一つの案内により前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報およびホームの情報を報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記指定席乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0008】
この発明の自動改札装置は、乗車可能な区間の情報を含む所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;列車の発着ホームの情報を含む運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された前記運行ダイヤ情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした前記運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印との表示案内、前記最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向との音声案内、前記最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号を前記自由席乗車券に印字記録する記録案内の内の少なくとも一つの案内により前記最短待ち時間の列車の列車情報およびホームの情報を報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記自由席乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0009】
この発明の自動改札システムは、複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、前記自動改札装置が、所定の情報が磁気記録された乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の種類毎にこの乗車券をカウントし列車別入鋏情報として記憶する列車別入鋏情報記憶手段と;前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と;前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の混雑の状況を報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0010】
この発明の自動改札システムは、複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、前記自動改札装置が、乗車可能な区間の情報を含む所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした前記運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の入鋏情報として前記自由席乗車券をカウントし記憶する列車別入鋏情報記憶手段と;前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と;前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車の乗車率を表示案内、音声案内、および前記自由席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記自由席乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0011】
この発明の自動改札システムは、複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、前記自動改札装置が、所定の情報が磁気記録された乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;前記管理装置から送信される列車の運行状況の情報を受信し、この受信された列車の運行状況の情報を記憶する列車運行状況記憶手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記列車運行状況記憶手段に記憶されている列車の運行状況を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の運行状況を報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0012】
この発明の自動改札システムは、複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、前記自動改札装置が、乗車可能な区間、列車、および座席を特定するための情報を含む所定の情報が磁気記録された指定席乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記指定席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記指定席乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記指定席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;前記管理装置から送信される列車の遅れ情報を受信し、この受信された列車の遅れ情報を記憶する列車運行状況記憶手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記列車運行状況記憶手段に記憶された列車遅れ情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記指定席乗車券に該当する列車の遅れを表示案内、音声案内、および前記指定席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により列車の遅れ情報を報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記指定席乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0013】
この発明の自動改札システムは、複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、前記自動改札装置が、乗車可能な区間の情報を含む所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と;前記管理装置から送信される列車の遅れ情報を受信し、この受信された列車の遅れ情報を記憶する列車運行状況記憶手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された運行ダイヤ情報、および前記列車運行状況記憶手段に記憶された列車遅れ情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした前記運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の遅れを表示案内、音声案内、および前記自由席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により列車の遅れ情報を報知する報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記自由席乗車券を排出する排出手段とを備えている。 この発明の自動改札システムは、複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、前記自動改札装置が、所定の情報が磁気記録された乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームの情報を報知する第1の報知手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の種類毎にこの乗車券をカウントし列車別入鋏情報として記憶する列車別入鋏情報記憶手段と;前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と;前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の混雑の状況を報知する第2の報知手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記乗車券に該当する列車の運行状況を報知する第3の報知手段とを備えている。
【0014】
この発明の自動改札システムは、複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、前記自動改札装置が、乗車可能な区間、列車、および座席を特定するための情報を含む所定の情報が磁気記録された指定席乗車券、または乗車可能な区間の情報を含む所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と;前記受取手段により受け取られた前記指定席乗車券または自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と;前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記指定席乗車券または自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と;前記判定手段による判定結果に応じて、前記指定席乗車券または自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と;列車の発着ホームの情報を含む運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と;前記受取手段で前記指定席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された前記運行ダイヤ情報を基に、前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印との表示案内、前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向との音声案内、前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号を前記指定席乗車券に印字記録する記録案内の内の少なくとも一つの案内により該当する列車の列車情報およびホームの情報を報知する第1の報知手段と;前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された前記運行ダイヤ情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした前記運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印との表示案内、前記最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向との音声案内、前記最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号を前記自由席乗車券に印字記録する記録案内の内の少なくとも一つの案内により前記最短待ち時間の列車の列車情報およびホームの情報を報知する第2の報知手段と;前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で、前記最短待ち時間の列車の入鋏情報として前記自由席乗車券をカウントし記憶する列車別入鋏情報記憶手段と;前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と;前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で、前記最短待ち時間の列車の乗車率を表示案内、音声案内、および前記自由席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により報知する第3の報知手段と;前記管理装置から送信される列車の遅れ情報を受信し、この受信された列車の遅れ情報を記憶する列車運行状況記憶手段と;前記受取手段で前記指定席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記列車運行状況記憶手段に記憶された列車遅れ情報を基に、前記指定席乗車券に該当する列車の遅れを表示案内、音声案内、および前記指定席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により列車の遅れ情報を報知する第4の報知手段と;前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された運行ダイヤ情報、および前記列車運行状況記憶手段に記憶された列車遅れ情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で前記最短待ち時間の列車の遅れを表示案内、音声案内、および前記指定席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により列車の遅れ情報を報知する第5の報知手段と;前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記指定席乗車券または自由席乗車券を排出する排出手段とを備えている。
【0015】
上記手段を講じた結果、下記のような作用が生じる。
【0016】
(1)この発明の自動改札装置は、列車の発着ホームの情報を含む運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と、受け取られた指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームの番号と方向を表示案内、音声案内、または印字記録案内する報知手段とを備えているので、指定席乗車券に該当する列車の乗車場所が伝えられる。その結果、指定席乗車券の所持者は、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の乗車場所を知ることができる。
【0017】
(2)この発明の自動改札装置は、列車の発着ホームの情報を含む運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と、受け取られた自由席乗車券に該当する列車で、最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームの番号と方向を表示案内、音声案内、または印字記録案内する報知手段とを備えているので、自由席乗車券に該当する列車で最短待ち時間の列車の乗車場所が伝えられる。その結果、自由席乗車券の所持者は、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の乗車場所を知ることができる。
【0018】
(3)この発明の自動改札システムは、運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と、受け取られた自由席乗車券に該当する列車で、最短待ち時間の列車の混雑状況を表示案内、音声案内、または印字記録案内する報知手段とを備えているので、自由席乗車券に該当する列車で最短待ち時間の列車の混雑具合が伝えられる。その結果、自由席乗車券の所持者は、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の混雑状況を知ることができる。
【0019】
(4)この発明の自動改札システムは、運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と、受け取られた指定席乗車券に該当する列車の遅れ情報を表示案内、音声案内、または印字記録案内する報知手段とを備えているので、指定席乗車券に該当する列車の遅れ情報が伝えられる。その結果、指定席乗車券の所持者は、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の遅れ情報を知ることができる。
【0020】
(5)この発明の自動改札システムは、運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と、受け取られた自由席乗車券に該当する列車で、最短待ち時間の列車の遅れ情報を表示案内、音声案内、または印字記録案内する報知手段とを備えているので、自由席乗車券に該当する列車で最短待ち時間の列車の遅れ情報が伝えられる。その結果、自由席乗車券の所持者は、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の遅れ情報を知ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】
図1は、駅務機器をホストコンピュータで管理している駅務機器システムを示すブロック図である。
【0023】
図1において、102はこの駅務機器システムを統括して制御するホストコンピュータである。このホストコンピュータ102には監視盤100が接続されている。この監視盤100は、自動改札装置200に対して列車の運行ダイヤ情報および運行状況、即ち列車の遅れ情報などを送信するとともに、各駅務機器の動作状況、即ち、正常に稼働中か、異常停止中かなどをモニタしている。また、自動改札装置間の相互の情報の送受信の役割も果たす。
【0024】
ホストコンピュータ102には通信ラインを介して、複数の自動改札装置200、自動券売機300、および精算機400などが接続されている。自動改札装置200、自動券売機300、および精算機400などを総称して駅務機器という。
【0025】
ホストコンピュータ102はマイクロコンピュータを中心に構成されているもので、自動改札装置200、自動券売機300、および精算機400から送られてくるデ−タを集計するとともに、売上デ−タなど管理している。
【0026】
次に、上記した自動改札装置200について図2〜図4を参照して説明する。図2は、この発明の一実施の形態に係る自動改札装置200の外観を示す概略図である。
【0027】
自動改札装置200は、入場業務や出場業務を行う本体201によって構成されている。この本体201には、駅の改札口内つまり構内への入場時、あるいは駅の改札口内つまり構内からの出場時に、当日乗車券、定期乗車券、回数券、SF(ストアードファア)カードなどの乗車券Pが投入される投入口203と、この投入口203で受入れられた乗車券Pを排出する排出口204とがそれぞれ設けられている。投入口203の近傍には、定期券等の投入を阻止するためのシャッタ(図示しない)が設けられている。
【0028】
自動改札装置200の本体201には、利用者に対して種々の情報が表示案内される表示部205および種々の情報が音声案内されるスピーカ202が設けられている。本体201の側面部には、閉じることにより定期券等の投入者の通過を阻止する等の利用者の通行を阻止するためのドア部206が設けられている。本体201の上部には、この本体201に対応する通路を区別させるための仕切りになるフレーム207が設けられ、このフレーム207には小児券の投入、無効券の投入や機器の異常を知らせるための表示器208が設けられている。本体201の側面部とフレーム207には、利用者の通過を検知する人間検知器210が複数設けられている。人間検知器210は、利用者の通過を検知するものであり、検知器としては透過型、反射型などが用いられるようになっている。但し、透過型の場合、対抗する別の本体に設けられた発光部からの光が導かれるようになっている。
【0029】
続いて、上記説明した自動改札装置200の内部構成について図3を参照して説明する。
【0030】
即ち、投入口203と排出口204との間には、投入口203により受入れた乗車券を排出口204(矢印a方向)に搬送する主搬送路211が形成されている。
【0031】
主搬送路211の搬送経路上には投入口203から排出口204に沿い、図示しない整列部、磁気情報読取部(読取ヘッド)214、215、磁気情報記録部(書込ヘッド)216、217、磁気情報読取部(読取ヘッド)218、219、入鋏部221、保留部222、印字記録部(サーマルヘッド)230a、230bが順に設けられている。
【0032】
読取ヘッド214、215は、乗車券の裏面の磁気記録層に記録されているエンコード磁気情報を読み取るものである。読取ヘッド214は、磁気記録層が下側で搬送された際に磁気情報を読み取るものであり、読取ヘッド215は、磁気記録層が上側で搬送された際に磁気情報を読み取るものである。
【0033】
書込ヘッド216、217は、乗車券媒体の裏面の磁気記録層に対して所定のエンコード磁気情報を記録するものである。書込ヘッド216は、磁気記録層が下側で搬送された際に所定の磁気情報を記録するものであり、書込ヘッド217は、磁気記録層が上側で搬送された際に所定の磁気情報を記録するものである。
【0034】
読取ヘッド218、219は、書込ヘッド216、217で記録されたエンコード磁気情報を確認するために記録されたエンコード磁気情報を読み取るものである。読取ヘッド218は、磁気記録層が下側で搬送された際に磁気情報を読み取るものであり、読取ヘッド219は、磁気記録層が上側で搬送された際に磁気情報を読み取るものである。
【0035】
また、搬送路211に沿い、読取ヘッド214、215、書込ヘッド216、217、読取ヘッド218、219の搬送路211の反対側には、支持部材としての回転ローラ220がそれぞれ設けられている。
【0036】
入鋏部221は、搬送路211によって搬送されてきた乗車券に対して必要にに応じて入鋏としての穿孔を開けるものである。必要に応じてとは、入場時の当日乗車券などに対してということである。保留部222は、入鋏部221によって乗車券等に穿孔を開ける際に、その乗車券等を保留(保持)するものである。
【0037】
印刷記録部、即ちサーマルヘッド230aおよび230bは、搬送される乗車券に所定の情報を印字記録するものである。サーマルヘッド230aは乗車券の表面に所定の情報を印字記録するものであり、サーマルヘッド230bは乗車券の裏面に所定の情報を印字記録するものである。例えば、裏面に使用履歴を印字記録する印字記録面を有するSFカードが、印字記録面を下側にして投入口203から投入されると、振分ゲート223aにより主搬送路211から副搬送路226へ導かれ、サーマルヘッド230bに搬送される。このサーマルヘッド230bにより使用履歴がSFカードの裏面に印字記録され、このSFカードは振分ゲート223bにより元の主搬送路211に戻される。
【0038】
サーマルヘッド230と排出口204の間には、振分ゲート223が設けられている。この振分ゲート223は、受け入れた乗車券が排出すべきものであるときにはこの乗車券を排出口204方向へ振分け、受け入れた乗車券が回収すべきものであるときにはこの乗車券を回収する回収部225の方向へ振分けるようになっている。この振分ゲート223により回収部225側へ振分けられた乗車券はシュータ224を介して回収部225に回収されるようになっている。
【0039】
さらに、主搬送路211、副搬送路226の搬送経路上には、搬送される定期券等の通過を検知する検知器(図示しない)が設けられる。
【0040】
続いて、上記説明した自動改札装置200の制御系について図4を参照して説明する。
【0041】
自動改札装置200は、現在の時刻をカウントするタイマを備えたCPU240により全体が制御される。このCPU240には、ROM241と、RAM242と、運賃メモリ243と、運行ダイヤメモリ260と、運行状況メモリ262と、列車別入鋏状況メモリ264、列車別入鋏状況集計部266とが接続されている。
【0042】
ROM241には、CPU240の制御プログラムなどが記憶される。RAM242には、乗車券から読み取られた情報などが記憶される。運賃メモリ243には、各駅からこの自動改札装置200の設置駅までの運賃情報が記録されている。運行ダイヤメモリ260には、監視盤100から送信される列車の運行ダイヤ情報が記憶される。運行状況メモリ262には、監視盤100から送信されるリアルタイムな列車の運行状況、例えば、列車の運行遅れ時間などの情報が記憶される。
【0043】
列車別入鋏状況メモリ264には、どの列車に該当する乗車券がどれだけ入鋏されたかの状況が記憶される。例えば、東京→大阪区間の自由席乗車券が入鋏時に使用されると、この入鋏された時間と運行ダイヤメモリ260に記憶されている運行ダイヤの情報から最適な列車が選択され、この選択された列車の自由席の利用者が「1」カウントされ記憶される。最適な列車とは、入鋏された時間から乗車に無理のない発車時刻の列車のことである。
【0044】
列車別入鋏状況集計部266では、自動改札装置200間で相互に交換される列車別入鋏状況メモリ264の情報を基に、列車別の入鋏状況が集計される。情報の相互交換は、ホストコンピュータを介して行われる。
【0045】
さらに、CPU240には、読取ヘッド214、215を制御する読取回路244と、書込ヘッド216、217を制御する書込回路245と、読取ヘッド218、219を制御する読取回路246と、振分ゲート223a、223b、および223cを制御する振分け制御回路247と、サーマルヘッド230aおよび230bを制御する制御回路231と、通過検知用の検知器248の出力により乗車券の搬送状況を検知する検知回路249と、乗車券を搬送路211に沿って搬送させる搬送用モータ250を制御する搬送制御回路251と、人間検知器210からの出力により乗車券の投入者の通過を検知する通過検知回路252と、ドア部206を駆動するドア開閉機構253を制御するドア制御回路254と、入鋏部221を制御する入鋏制御回路256と、表示部205と、表示器208と、伝送制御回路257と、種々の音声案内を行う音声案内部268などが接続されている。なお、伝送制御回路257には、各自動改札装置を制御するホストコンピュータ102が接続されている。
【0046】
続いて、上記のような構成の自動改札装置200の通常の入場業務および出場業務について簡単に説明する。
【0047】
乗車券が投入口203に投入されると、この投入された乗車券は主搬送路111上を矢印a方向に搬送される。すると、乗車券は整位部(図示しない)で整位された後、読取ヘッド214、215に到達する。この際、定期券の裏面つまり磁気記録面が下面となっている場合、読取ヘッド214により磁気記録内容が読取られ、読み取られた情報がRAM242に記憶される。また、定期券の裏面つまり磁気記録面が上面となっている場合、読取ヘッド215により磁気記録内容が読取られRAM242に記憶される。CPU240はRAM242に記憶されている記憶内容を解析することにより、乗車券の有効性が判定される。
【0048】
この際、投入された乗車券が有効でないと判定された場合、CPU240は表示部205でその旨の内容を案内表示する。この場合、CPU240はゲート206を閉じるとともに、投入された乗車券を主搬送路211上を搬送させ、投入口203から排出する。投入された乗車券が有効であると判定された場合、CPU240はゲート206を開いたまま、つまり投入者の通過を許可し、投入された乗車券に印字記録または磁気記録などの所定の処理を施し、排出口204から乗車券を排出したり、回収したりする。
【0049】
次に、上記説明した自動改札装置200によって行われる種々の情報案内、即ち発着ホームの情報の案内、混雑度の情報の案内、および列車の遅れ情報の案内について説明する。
【0050】
まず、この発明による情報の案内を受けるには、乗車可能な乗車区間、列車、および座席の情報を含む所定の情報が記録されている指定席乗車券、または乗車可能な区間の情報を含む所定の情報が記録されている自由席乗車券が使用されることが条件となる。指定席乗車券には、例えば「乗車区間:東京→名古屋、列車:東京15時20分発、特急23号、大阪行き、座席:A18番」などの情報が記録されている。自由席特急券には、「乗車区間:東京→名古屋」などの乗車区間の情報が記録されている。
【0051】
まず、第1に発着ホームの情報の案内について説明する。
【0052】
自動改札装置200において指定席乗車券が受け取られると、この受け取られた指定席乗車券に磁気記録されている情報が読み取られる。この読み取られた指定席乗車券に磁気記録されている情報、および運行ダイヤメモリ260に記録されている運行ダイヤ情報を基に、この指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームの情報が報知される。列車情報とは、列車名、列車の発着時刻、列車の行き先などの情報である。
【0053】
報知の方法としては、図5に示すように「12時18分博多行き、特急7号、18番ホーム、←」などと列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印とを表示部205に表示する方法、同様の情報をスピーカ202から音声案内する方法、同様の情報を受け取られた指定席乗車券にサーマルヘッド230aまたは230bによって印字記録する方法などがある。
【0054】
自動改札装置200において自由席乗車券が受け取られると、この受け取られた自由席乗車券に磁気記録されている情報が読み取られる。この読み取られた自由席乗車券に磁気記録されている情報、および運行ダイヤメモリ260に記録されている運行ダイヤ情報を基に、この自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が受け取られた時間を基準とした運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の発着ホームの情報が報知される。
【0055】
報知の方法としては、図5に示すような列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印とを表示部205に表示する方法、列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向とをスピーカ202から音声案内する方法、列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向とを受け取られた指定席乗車券にサーマルヘッド230aまたは230bによって印字記録する方法などがある。
【0056】
また、最短待ち時間の列車とは、自由席乗車券が受け取られた時間、即ち入鋏された時間から乗車に無理のない発車時刻の列車のことである。例えば、12時7分、12時18分、12時35分の列車が自由席乗車券に該当する列車として存在する場合、この自由席乗車券が12時10分に自動改札装置に投入されたときには、12時18分の列車が最短待ち時間の列車である。
【0057】
第2に混雑度の情報の案内について説明する。
【0058】
自動改札装置200において自由席乗車券が受け取られると、この受け取られた自由席乗車券に磁気記録されている情報が読み取られる。この読み取られた自由席乗車券に磁気記録されている情報、および運行ダイヤメモリ260に記録されている運行ダイヤ情報を基に、この自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が受け取られた時間を基準とした運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の入鋏情報として受け取られた自由席乗車券がカウントされ列車別入鋏状況メモリ264に記憶される。このように列車別入鋏状況メモリ264に記憶された情報は、ホストコンピュータを介して自動改札装置間で相互に交換され、列車別入鋏状況集計部266において、列車別の入鋏状況が集計される。この列車別入鋏状況集計部266において集計された列車別の入鋏状況を基に、受け取られた自由席乗車券に該当する列車の乗車率が算出され報知される。
【0059】
報知の方法としては、図6に示すように「12時18分博多行き、特急7号、乗車率120%」などと列車情報および乗車率を表示部205に表示する方法、同様の情報をスピーカ202から音声案内する方法、同様の情報を受け取られた自由席乗車券にサーマルヘッド230aまたは230bによって印字記録する方法などがある。
【0060】
第3に列車の遅れ情報の案内について説明する。
【0061】
自動改札装置200において指定席乗車券が受け取られると、この受け取られた指定席乗車券に磁気記録されている情報が読み取られる。この読み取られた指定席乗車券に磁気記録されている情報、および運行状況メモリ260に記録されている運行状況の情報を基に、この指定席乗車券に該当する列車の運行状況、例えば遅れ情報などが報知される。
【0062】
報知の方法としては、図7に示すように「12時18分博多行き、特急7号、遅れ20分」などと列車情報および列車状況を表示部205に表示する方法、同様の情報をスピーカ202から音声案内する方法、同様の情報を受け取られた指定席乗車券にサーマルヘッド230aまたは230bによって印字記録する方法などがある。
【0063】
自動改札装置200において自由席乗車券が受け取られると、この受け取られた自由席乗車券に磁気記録されている情報が読み取られる。この読み取られた自由席乗車券に磁気記録されている情報、および運行ダイヤメモリ260に記録されている運行ダイヤ情報を基に、この自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が受け取られた時間を基準とした運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車が検索される。続いて、運行状況メモリ260に記録されている運行状況の情報を基に、検索された最短待ち時間の列車の運行状況、例えば遅れ情報などが報知される。
【0064】
報知の方法としては、図7に示すように「12時18分博多行き、特急7号、遅れ20分」などと列車情報および列車状況を表示部205に表示する方法、同様の情報をスピーカ202から音声案内する方法、同様の情報を受け取られた指定席乗車券にサーマルヘッド230aまたは230bによって印字記録する方法などがある。
【0065】
次に、図8のフローチャートを参照してこの発明の自動改札装置による種々の情報案内について説明する。なお、種々の情報案内の内容は既に上記説明したので、ここでは省略する。
【0066】
まず、自動改札装置200に乗車券が投入されると、即ち乗車券が受け取られると(ST10)、受け取られた乗車券に記録されている磁気情報が読み取られる(ST12)。読み取られた結果、受け取られた乗車券が無効券であることが判明したときには(ST14、NO)、この乗車券は排出される(ST22)。
【0067】
受け取られた乗車券が有効券であることが判明し(ST14、YES)、かつ指定席乗車券であることが判明すると(ST16、YES)、運行ダイヤメモリ260および運行状況メモリ262から各情報がロードされ(ST18)、受け取られた指定席乗車券に該当する列車の情報が案内され(ST20)、乗車券が排出される(ST22)。このとき行われる案内は、上記説明した発着ホームの情報案内、または列車の遅れ情報の案内などである。また、これら各種案内を組み合わせて行うことも可能である。
【0068】
受け取られた乗車券が有効券であることが判明し(ST14、YES)、かつ自由席乗車券であることが判明すると(ST16、YES)、運行ダイヤメモリ260、運行状況メモリ262、列車別入鋏状況集計部266から各情報がロードされ(ST18)、受け取られた自由席乗車券に該当する列車で、最短待ち時間の列車の情報が案内され(ST20)、乗車券が排出される(ST22)。このとき行われる案内は、上記説明した発着ホームの情報案内、混雑度の情報の案内、または列車の遅れ情報の案内などである。また、これら各種案内を組み合わせて行うことも可能である。
【0069】
【発明の効果】
この発明によれば下記の自動改札装置および自動改札システムが提供できる。
【0070】
(1)指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向とが表示案内、音声案内、または印字記録案内されるので、指定席乗車券の所持者が、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の乗車場所を知ることができる自動改札装置。
【0071】
(2)自由席乗車券に該当する列車で最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向とが表示案内、音声案内、または印字記録案内されるので、自由席乗車券の所持者が、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の乗車場所を知ることができる自動改札装置。
【0072】
(3)自由席乗車券に該当する列車で最短待ち時間の列車の混雑具合が表示案内、音声案内、または印字記録案内されるので、自由席乗車券の所持者が、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の混雑状況を知ることができる自動改札システム。
【0073】
(4)指定席乗車券に該当する列車の遅れ情報が表示案内、音声案内、または印字記録案内されるので、指定席乗車券の所持者が、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の遅れ情報を知ることができる自動改札システム。
【0074】
(5)自由席乗車券に該当する列車で最短待ち時間の列車の遅れ情報が表示案内、音声案内、または印字記録案内されるので、自由席乗車券の所持者が、自動改札装置を通過して駅構内に入場する際に、目的の列車の遅れ情報を知ることができる自動改札しすてむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】駅務機器をホストコンピュータで管理している駅務機器システムを示すブロック図。
【図2】この発明の一実施の形態に係る自動改札装置の外観を示す概略図。
【図3】自動改札装置の内部構成を示す概略図。
【図4】自動改札装置の制御系を示すブロック図。
【図5】発着ホームの情報案内の一例を示す図。
【図6】混雑度の情報案内の一例を示す図。
【図7】列車の遅れ情報案内の一例を示す図。
【図8】種々の情報案内を説明するフローチャート。
【符号の説明】
100…監視盤(管理装置)
102…ホストコンピュータ(管理装置)
200…自動改札装置
202…スピーカ(報知手段)
203…投入口(受取手段)
204…排出口(排出手段)
205…表示部(報知手段)
206…ドア(通行阻止手段)
214、215、218、219…読取ヘッド(磁気処理手段)
216、217…書込ヘッド(磁気処理手段)
230a、230b…サーマルヘッド(報知手段)
240…CPU(判定手段)
241…ROM
242…RAM
243…運賃メモリ
244、246…読取回路(磁気処理手段)
245…書込回路(磁気処理手段)
253…ドア開閉機構(通行阻止手段)
254…ドア制御回路(通行阻止手段)
260…運行ダイヤメモリ(運行ダイヤ情報記憶手段)
262…運行状況メモリ(列車運行状況記憶手段)
264…列車別入鋏状況メモリ(列車別入鋏状況記憶手段)
266…列車別入鋏状況集計部(集計手段)
300…自動券売機
400…自動精算機
Claims (4)
- 複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、
前記自動改札装置が、
所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と、
前記受取手段により受け取られた前記自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、前記自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした最短待ち時間の列車の入鋏情報として前記自由席乗車券をカウントし記憶する列車別入鋏情報記憶手段と、
前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と、
前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する前記最短待ち時間の列車の混雑の状況を報知する報知手段と、
前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記自由席乗車券を排出する排出手段と、
を備えたことを特徴とする自動改札システム。 - 複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、
前記自動改札装置が、
乗車可能な区間の情報を含む所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と、
前記受取手段により受け取られた前記自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、前記自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と、
運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした前記運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の入鋏情報として前記自由席乗車券をカウントし記憶する列車別入鋏情報記憶手段と、
前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と、
前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する前記最短待ち時間の列車の乗車率を表示案内、音声案内、および前記自由席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により報知する報知手段と、
前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記自由席乗車券を排出する排出手段と、
を備えたことを特徴とする自動改札システム。 - 複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、
前記自動改札装置が、
所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と、
前記受取手段により受け取られた前記自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、前記自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームの情報を報知する第1の報知手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした最短待ち時間の列車の入鋏情報として前記自由席乗車券をカウントし記憶する列車別入鋏情報記憶手段と、
前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と、
前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する前記最短待ち時間の列車の混雑の状況を報知する第2の報知手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、入鋏時に前記受取手段で受け取られた前記自由席乗車券に該当する前記最短待ち時間の列車の運行状況を報知する第3の報知手段と、
を備えたことを特徴とする自動改札システム。 - 複数の自動改札装置と、これら自動改札装置と相互に情報交換を行いこれら自動改札装置を管理する管理装置とで構成される自動改札システムにおいて、
前記自動改札装置が、
乗車可能な区間、列車、および座席を特定するための情報を含む所定の情報が磁気記録された指定席乗車券、または乗車可能な区間の情報を含む所定の情報が磁気記録された自由席乗車券を受け取る受取手段と、
前記受取手段により受け取られた前記指定席乗車券または自由席乗車券に磁気記録されている前記情報を読み取り、読取結果に応じて所定の情報を磁気記録する磁気処理手段と、
前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記受取手段で受け取られた前記指定席乗車券または自由席乗車券の有効性を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、前記指定席乗車券または自由席乗車券の投入者の通行を許可または阻止する通行阻止手段と、
列車の発着ホームの情報を含む運行ダイヤ情報を記憶する運行ダイヤ情報記憶手段と、
前記受取手段で前記指定席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された前記運行ダイヤ情報を基に、前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印との表示案内、前記指定席乗車券に該当する列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向との音声案内、前記指定席乗車券に該当する列車の 列車情報および発着ホームのホーム番号を前記指定席乗車券に印字記録する記録案内の内の少なくとも一つの案内により該当する列車の列車情報およびホームの情報を報知する第1の報知手段と、
前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された前記運行ダイヤ情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で、この自由席乗車券が前記受取手段で受け取られた時間を基準とした前記運行ダイヤ情報の中の最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向を示す矢印との表示案内、前記最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号とホームの方向との音声案内、前記最短待ち時間の列車の列車情報および発着ホームのホーム番号を前記自由席乗車券に印字記録する記録案内の内の少なくとも一つの案内により前記最短待ち時間の列車の列車情報およびホームの情報を報知する第2の報知手段と、
前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で、前記最短待ち時間の列車の入鋏情報として前記自由席乗車券をカウントし記憶する列車別入鋏情報記憶手段と、
前記管理装置から送信される他の自動改札装置における列車別入鋏情報を受信し、他の自動改札装置における列車別入鋏情報とこの自動改札装置における前記列車別入鋏情報記憶手段に記憶された列車別入鋏情報とを集計する集計手段と、
前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記集計手段で集計された列車別入鋏情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で、前記最短待ち時間の列車の乗車率を表示案内、音声案内、および前記自由席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により報知する第3の報知手段と、
前記管理装置から送信される列車の遅れ情報を受信し、この受信された列車の遅れ情報を記憶する列車運行状況記憶手段と、
前記受取手段で前記指定席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、および前記列車運行状況記憶手段に記憶された列車遅れ情報を基に、前記指定席乗車券に該当する列車の遅れを表示案内、音声案内、および前記指定席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により列車の遅れ情報を報知する第4の報知手段と、
前記受取手段で前記自由席乗車券が受け取られたとき、前記磁気処理手段により読み取られた前記情報、前記運行ダイヤ情報記憶手段に記憶された運行ダイヤ情報、および前記列車運行状況記憶手段に記憶された列車遅れ情報を基に、前記自由席乗車券に該当する列車で前記最短待ち時間の列車の遅れを表示案内、音声案内、および前記指定席乗車券に印字記録する印字記録案内の内の少なくとも一つの案内により列車の遅れ情報を報知する第5の報知手段と、
前記受取手段で受け取られ所定の処理が施された前記指定席乗車券または自由席乗車券を排出する排出手段と、
を備えたことを特徴とする自動改札システム。
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