JP2009294826A - 通行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像範囲が限られている場合でも、大人と子供を判別することが可能な通行制御装置を提供する。
【解決手段】改札通路61を通行する利用者Pを撮像するためのカメラ11を自動改札装置50に設け、利用者Pの所持する乗車媒体が受け付けられた時に、カメラ11が撮像を行う。カメラ11が撮像した画像から利用者Pの腕部および胴部を検出し、次に、腕部と胴部とのなす角度を算出する。そして、算出された角度が基準値以下であれば大人と判別し、基準値を超えておれば子供と判別する。自動改札装置50は、これらの判別結果に基づいて改札処理を行なう。
【選択図】図5

Description

本発明は、鉄道の駅などに設置される自動改札装置のような通行制御装置に関し、特に、通路を通行する利用者が大人か子供かを判別するための技術に関する。
自動改札装置において、利用者が大人か子供かを判別するために、カメラを用いる方法が知られている。例えば、下記の特許文献1には、天井に取り付けられたカメラにより斜め上方から利用者を撮影し、得られた画像を用いて大人/子供の判別を行う技術が開示されている。本文献では、撮影された画像に対して、大人/子供の判別基準となる身長を基準線(閾値)として設定し、撮影された利用者の身長が基準線より大きければ大人と判断し、撮影された利用者の身長が基準線より小さければ子供と判断している。
特開平7−14038号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、自動改札装置を通行する利用者の位置(通行方向の位置)によって、画像上の利用者の身長が異なり、カメラに近い位置では身長が高く、カメラから遠い位置では身長が低くなるため、大人/子供を誤判別してしまうおそれがある。このような誤判別があると、乗車券を持たない大人の無札客に対して通行を許可したり、正常な利用者である子供に対して通行を禁止したりするなどの誤った通行処理が行われることになる。
そこで、カメラを自動改札装置の本体に斜め上を向くように取り付けて、通路に進入する利用者の顔を撮像し、得られた顔画像から大人と子供とを判別する方法が考えられる。この方法によれば、原理上、利用者の位置によって画像上の身長が異なることに基因する誤判別は回避することができる。しかしながら、その一方で、カメラを取り付ける場所の制限や、使用するカメラの視野角の制限から、カメラの撮像範囲が限られたものとなって、完全な顔画像を取得できず、大人/子供の判別ができない場合がある。この対策としては、広範囲の撮像が可能な広角カメラを用いればよいが、このようなカメラは一般に高価であり、コストの点から採用が難しいという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑み、撮像範囲が限られている場合でも、大人と子供を判別することが可能な通行制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る通行制御装置は、通路を通行する利用者を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像した画像から利用者の腕部および胴部を検出し、検出した腕部および胴部の特徴量に基づいて、当該利用者が大人か子供かを判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に基づいて通行処理を行なう通行処理手段とを備える。
本発明においては、腕部と胴部の特徴量が大人と子供とで異なることを利用し、撮像手段で撮像した腕部と胴部の画像に基づいて大人/子供の判別を行うようにしているので、撮像範囲が限られていて利用者の顔画像を取得できなくても、大人と子供とを判別することができる。
本発明では、上記特徴量として、腕部と胴部とのなす角度を用いることが好ましい。
例えば、自動改札装置を通過する利用者は、ICカードや磁気券のような乗車媒体を携帯しており、自動改札装置に入場する際には、アンテナ部に乗車媒体をかざしたり、投入口に乗車媒体を投入したりする必要があるため、利用者は必ず腕を伸ばした姿勢をとる。このとき、大人であれば、身長が高いことから、腕部と胴部とのなす角度は小さいが、子供であれば、身長が低いことから、腕部と胴部とのなす角度は大きくなる。
したがって、撮像手段が撮像した画像を解析して、腕部と胴部とのなす角度を算出し、角度が基準値以下であれば利用者を大人と判別し、角度が基準値を越えておれば利用者を子供と判別することができる。
本発明では、判別手段が、腕部の太さを算出し、算出された腕部の太さが所定範囲内にある場合は、撮像手段で撮像された被写体を人と判別し、算出された腕部の太さが所定範囲内にない場合は、撮像手段で撮像された被写体を物と判別するようにしてもよい。これによると、腕部の太さに基づいて、人と物とを判別することができる。
本発明では、乗車券や入退室カードのような媒体が受け付けられた時に、撮像手段が利用者を撮像するのが好ましい。媒体の受け付け時には、利用者は腕を伸ばした姿勢をとるので、このタイミングで撮像を行うことにより、腕部と胴部とのなす角度のような特徴量を正確に算出することができる。
本発明によれば、撮像範囲が限られていて顔画像を取得できない場合でも、腕部と胴部の画像に基づいて、利用者が大人であるか子供であるかを判別することが可能となる。
図1ないし図3は、本発明の実施形態に係る自動改札装置を示した図であり、図1は斜視図、図2は正面図、図3は側面図である。図において、50は自動改札装置、51は自動改札装置50の本体、52は自動改札装置50の入口側(改札側)に設けられたゲート扉、53は自動改札装置50の出口側(集札側)に設けられたゲート扉、54は自動改札装置50で使用される非接触ICカード(図示省略)との間で通信を行うアンテナ、55はアンテナ54で読み取った非接触ICカードが正常な乗車媒体であるか否かを表示するランプ表示部、56は利用者に対して通行許可や通行禁止等の各種メッセージを表示するメッセージ表示部、57は本体51の側部に設けられた側板、58は側板57の上面に設けられた小児/学生表示ランプ、59は側板57内に設けられているセンサやカメラ(後述)を覆うカバー、60は本体51の正面に設けられている通行可否表示部、61は1対の自動改札装置50により形成される改札通路である。
図3は、図1における右側の自動改札装置50のカバー59を取り外した状態の側面図である。40は通行方向に直線状に複数個配列された人間位置追跡用のセンサであって、例えば透過型の光センサから構成されている。また、図1の左側の自動改札装置50における側板57にも、改札通路61を挟んでセンサ40のそれぞれと対向する位置に、透過型の光センサが複数個設けられている。そして、各自動改札装置50においては、センサを構成する投光素子と受光素子とが通行方向に交互に配列されており、かつ、一方の自動改札装置50の投光素子と他方の自動改札装置50の受光素子とが改札通路61を挟んで対向している。
図1に示すように、右側の自動改札装置50の側板57の内部には、カメラ11が配備されている。このカメラ11は、改札通路61の出口側に設けられており、改札通路61の入口側から入場する利用者を斜め下方向から撮像する。このため、カメラ11は図3のように斜め上を向いて設置されている。
図2は、図1を出口側からみた図であって、一点鎖線はカメラ11の撮像範囲を示しており、Pは改札通路61を通行する利用者を示している。このように、カメラ11の撮像範囲は、利用者Pの一部分しかカバーできない限られた範囲となっている。
以上のような自動改札装置50は、例えば鉄道の駅に設置され、利用者が非接触ICカードをアンテナ54の上にかざすと、アンテナ54が読み取った非接触ICカードのデータが本体51の内部に設けられている制御部に送られ、制御部が乗車媒体の適否を判定してゲート扉52,53の開閉を制御し、通行を許可または禁止する。
図4は、自動改札装置50の電気的構成を示したブロック図である。1は自動改札装置50の動作を制御する制御部としてのCPU、2はメモリから構成される記憶部である。記憶部2には、後述する判定結果を格納する判定結果エリア2aと、カメラ11で撮像した画像を格納する画像エリア2bとが設けられている。また、これ以外にも、乗車媒体から読み取った媒体情報が格納されるエリアや、CPU1の動作プログラムが格納されるエリア、各種の制御パラメータが格納されるエリアなどを有している(図示省略)。3はゲート扉52,53を駆動する扉駆動部であって、扉開閉用のモータや、モータの駆動回路などから構成される。4は表示部であって、図1に示したランプ表示部55、メッセージ表示部56、小児/学生表示ランプ58および通行可否表示部60から構成される。5は上位装置であるホスト装置(図示省略)との間で通信を行うホスト通信部、6は自動改札装置50の各部に電源を供給する電源部である。
7は撮像部であって、前述したカメラ11とその駆動回路等から構成される。8は、カメラ11で撮像された画像を処理する画像処理部であって、撮像画像から腕部と胴部との角度を検出するなどの処理(詳細は後述)を行う。9は人間検知部であって、図3に示したセンサ40などから構成される。10はアンテナ54の動作を制御するアンテナ制御部であって、アンテナ54は非接触ICカードからなる非接触媒体70との間で無線通信を行い、非接触媒体70に記録されている媒体情報を非接触で読み取る。
以上において、CPU1は、本発明における通行処理手段の一実施形態を構成し、撮像部7は本発明における撮像手段の一実施形態を構成している。また、CPU1および画像処理部8は、本発明における判別手段の一実施形態を構成し、アンテナ54は、本発明における読取手段の一実施形態を構成している。
次に、上述した自動改札装置50における大人/子供の判別の原理について説明する。
図5において、自動改札装置50に入場しようとする利用者Pは、破線で示すように腕を伸ばして、所持する非接触媒体70(図4)をアンテナ54(図1)の上にかざす。そして、アンテナ54が非接触媒体70を受け付けた時点、すなわち、アンテナ54が非接触媒体70から所定の情報を読み取って非接触媒体70を検知した時点で、カメラ11は撮像を開始し、図5の一点鎖線で示す撮像範囲を撮像する。このとき、カメラ11は、連続してシャッターを切り、一定時間にわたって複数枚の画像を撮像する。
図6は、カメラ11で撮像された画像を示している。画像処理部8では、この画像に対して以下のような処理を行う。まず、人体と背景とを区別するために、公知の方法を用いて人体のシルエットのエッジ(輪郭)を抽出する。次に、エッジの外部と内部とで画像を2値化する。例えば、図7に示すように、エッジEの内部Y1は白色とし、エッジEの外部Y2は黒色とする。勿論、この逆を採用してもよい。
続いて、図7の点線で示す部分Zを、例えば水平方向にサンプリングする。図6のように、利用者Pが腕を伸ばした状態では、画像上で腕部Aは胴部Bから分離している。したがって、上記サンプリングにより、白色領域が黒色領域を挟んで分かれていることが検出されることで、腕部Aと胴部Bとの分離を認識することができる。
次に、分離した腕部Aについて、図6における腕の太さdを算出する。そして、算出した腕の太さdが、所定範囲内にあるか否かをチェックする。その結果、例えば、5cm≦d≦15cmであれば、腕部Aを人体の腕とみなし、被写体を「人」と判定する。また、d<5cmまたは15cm<dであれば、腕部Aを人体の腕ではないとみなし、被写体を「物」と判定する。なお、腕の太さdの算出にあたっては、1箇所だけでなく複数箇所にわたって太さを算出し、それらの値の平均値を採用するようにしてもよい。
上記のようにして人体の腕が検出されると、次に、図6における腕部Aと胴部Bとのなす角度θを算出する。そして、算出した角度θを基準値と比較し、その比較結果により大人/子供の判別を行う。利用者Pが大人であれば、身長が高いため腕部Aと胴部Bとのなす角度θは小さく、例えば、θ=5°〜45°となる。これに対して、利用者Pが子供であれば、身長が低いため腕部Aと胴部Bとのなす角度θは大きく、例えば、θ=46°〜85°となる。したがって、45°を基準値とし、角度θが基準値以下(例えば、θ=30°)であれば大人と判定し、角度θが基準値を超えておれば(例えば、θ=60°)子供と判定する。
図8は、自動改札装置50の全体動作を示したフローチャートである。ステップS1で電源をONにして装置を起動すると、ステップS2で待機状態となり、ステップS3で乗車媒体が受け付けられるのを待つ。非接触媒体70がアンテナ54にかざされて検知されると、媒体が受け付けられたと判断して(ステップS3:YES)、人/物の判定処理(ステップS4)と、それに続く大人/子供の判定処理(ステップS5)に移る。
図9は、図8におけるステップS4の人/物の判定処理の詳細手順を示したフローチャートである。先のステップS3で媒体が受け付けられた時点で、カメラ11が駆動されて利用者の撮像が開始され(ステップS11)、複数枚の画像が取得される(ステップS12)。取得された画像は、記憶部2の画像エリア2b(図4)に順次格納されて保存される(ステップS13)。
次に、画像処理部8は、記憶部2の画像エリア2bから画像を1枚読み込み(ステップS14)、この画像に対して、図6で説明した人体シルエットのエッジを抽出する(ステップS15)。そして、抽出したエッジの外部と内部とで、図7で説明した黒色と白色の2値化処理を行う(ステップS16)。続いて、図7の点線で示した部分Zについてサンプリングを行い(ステップS17)、腕部が胴部から分離していることを確認する。
次に、サンプリングの結果から得られる分離部分について、太さd(図6)を算出し(ステップS18)、前述した判定基準に基づいて、分離部分が腕か否かを判定する(ステップS19)。判定の結果、分離部分が腕であれば(ステップS19:YES)、このときの画像の被写体は「人」であると判定し(ステップS20)、ステップS22へ進む。一方、判定の結果、分離部分が腕でなければ(ステップS19:NO)、このときの画像の被写体は「物」であると判定し(ステップS21)、ステップS22へ進む。
ステップS22では、画像の読み込みが終了したかどうか、すなわち、記憶部2の画像エリア2bから画像を全て読み込んだかどうかを判定する。画像を全て読み込んでなければ(ステップS22:NO)、ステップS14へ戻って次の画像を読み込み、ステップS15以下の処理を実行する。一方、画像を全て読み込んでおれば(ステップS22:YES)、ステップS23へ進む。
ステップS23では、ステップS20またはステップS21の判定結果を、記憶部2の判定結果エリア2aへ出力する。この結果、判定結果エリア2aには、例えば 図11に示すような判定結果(1)の判定データが格納される。ステップS23を実行した後は、図10のステップS31へ移行する。
図10は、図8におけるステップS5の大人/子供の判定処理の詳細手順を示したフローチャートである。ステップS31では、図9のステップS19で腕と判定された画像を、画像処理部8に入力する。画像処理部8は、この画像を解析して、腕部と胴部とのなす角度θ(図6)を算出し(ステップS32)、角度θが基準値以下か否かを判定する(ステップS33)。そして、この判定の結果、角度θが基準値以下であれば(ステップS33:YES)、ステップS34へ進んで、旅客を「大人」と判定する。一方、ステップS33での判定の結果、角度θが基準値を超えておれば(ステップS33:NO)、ステップS35へ進んで、旅客を「子供」と判定する。ステップS34、S35を実行した後は、ステップS36に移る。
ステップS36では、ステップS34またはステップS35の判定結果を、記憶部2の判定結果エリア2aへ出力する。この結果、判定結果エリア2aには、例えば 図11に示すような判定結果(2)の判定データが格納される。ステップS36を実行した後は、図8のステップS6へ移行する。
図8のステップS6では、CPU1は、記憶部2の判定結果エリア2aに記録されている判定結果を参照し、当該判定結果に応じた改札処理を実行する。このとき、アンテナ54が非接触媒体70から読み取った媒体情報(例えば、有効期間、乗車区間など)も参照されることはいうまでもない。
上述した自動改札装置50においては、腕部Aと胴部Bのなす角度θが大人と子供とで異なることを利用し、カメラ11で撮像した腕部Aと胴部Bの画像に基づいて、大人/子供の判別を行うようにしている。このため、図2のようにカメラ11の撮像範囲が限られていて、利用者Pの完全な顔画像を取得できない場合であっても、角度θから大人と子供とを判別することができる。
また、角度θに加えて腕部Aの太さdを算出し、腕部Aの太さdが所定範囲内にある場合は、カメラ11で撮像された被写体を人と判別し、腕部Aの太さdが所定範囲内にない場合は、カメラ11で撮像された被写体を物と判別するようにしているので、腕部Aの太さdに基づいて、人と物とを判別することができる。
さらに、非接触媒体70がアンテナ54で受け付けられた時に、カメラ11が利用者Pを撮像するようにしているので、利用者Pが腕を伸ばした姿勢で撮像が行われ、腕部Aと胴部Bとのなす角度θを正確に算出することができる。
本発明は、上述した実施形態以外にも、種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、腕部Aおよび胴部Bの特徴量として、双方のなす角度θを例に挙げたが、角度に代えて、腕部Aと胴部Bの所定部位間の距離を特徴量としてもよい。
また、特徴量として、媒体受付時における腕部Aおよび胴部Bのシルエットの何種類かのパターンを、大人と子供のそれぞれについてあらかじめ登録(記憶部2に記憶)しておき、カメラ11で撮像した画像のパターンと、登録したパターンとの一致度により、大人/子供の判別を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、角度θのみで大人と子供の判別を行ったが、角度θと腕の太さdの双方に基づいて、大人と子供の判別を行ってもよい。これは、算出された角度θの値が基準値付近にあって、大人/子供の区別が難しい場合に有効である。例えば、角度θが45°であった場合、腕の太さdが10cmであれば大人と判定し、腕の太さdが5cmであれば子供と判定することで、大人/子供の判別精度を高めることができる。
また、上記実施形態では、カメラ11を自動改札装置50の側板57の内部に設置したが、自動改札装置50の本体51にカメラ11を設置してもよく、カメラ11の設置場所は任意である。
さらに、上記実施形態では、非接触媒体専用の自動改札装置50を例に挙げたが、本発明は、非接触媒体と磁気券の両方に対応した自動改札装置や、磁気券のみに対応した自動改札装置にも適用することができる。また、本発明は、自動改札装置に限らず、入退出管理システムに用いられるゲート装置などにも適用することができる。
本発明の実施形態に係る自動改札装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動改札装置を示した正面図である。 本発明の実施形態に係る自動改札装置を示した側面図である。 自動改札装置の電気的構成を示したブロック図である。 非接触媒体をアンテナにかざすときの姿勢を説明する図である。 カメラで撮像された画像を示す図である。 エッジの外部と内部における2値化を説明する図である。 自動改札装置の全体動作を示したフローチャートである。 人/物の判定処理の詳細手順を示したフローチャートである。 大人/子供の判定処理の詳細手順を示したフローチャートである。 判定結果エリアに格納された判定データを示す図である。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
2a 判定結果エリア
2b 画像エリア
7 撮像部
8 画像処理部
11 カメラ
50 自動改札装置
54 アンテナ
70 非接触媒体
A 腕部
B 胴部
E エッジ
P 利用者
θ 角度

Claims (5)

  1. 通路を通行する利用者を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像から前記利用者の腕部および胴部を検出し、検出した腕部および胴部の特徴量に基づいて、当該利用者が大人か子供かを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて通行処理を行なう通行処理手段と、
    を備えたことを特徴とする通行制御装置。
  2. 請求項1に記載の通行制御装置において、
    前記特徴量が、腕部と胴部とのなす角度であることを特徴とする通行制御装置。
  3. 請求項2に記載の通行制御装置において、
    前記判別手段は、前記角度が基準値以下の場合に、前記利用者を大人と判別し、前記角度が基準値を越える場合に、前記利用者を子供と判別することを特徴とする通行制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の通行制御装置において、
    前記判別手段は、さらに、検出した腕部の太さを算出し、算出された腕部の太さが所定範囲内にある場合は、前記撮像手段で撮像された被写体を人と判別し、算出された腕部の太さが所定範囲内にない場合は、前記撮像手段で撮像された被写体を物と判別することを特徴とする通行制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の通行制御装置において、
    前記利用者が所持する媒体を受け付けて、当該媒体に記録されている媒体情報を読み取る読取手段を備え、
    前記撮像手段は、前記読取手段が前記媒体を受け付けた時に、利用者を撮像することを特徴とする通行制御装置。
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