JPH0712451Y2 - カウンタウエイト - Google Patents

カウンタウエイト

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JPH0712451Y2
JPH0712451Y2 JP1989033680U JP3368089U JPH0712451Y2 JP H0712451 Y2 JPH0712451 Y2 JP H0712451Y2 JP 1989033680 U JP1989033680 U JP 1989033680U JP 3368089 U JP3368089 U JP 3368089U JP H0712451 Y2 JPH0712451 Y2 JP H0712451Y2
Authority
JP
Japan
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counterweight
hole
central
plate
screw hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989033680U
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English (en)
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JPH02125068U (ja
Inventor
一孝 山地
Original Assignee
油谷重工株式会社
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Publication date
Application filed by 油谷重工株式会社 filed Critical 油谷重工株式会社
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  • Jib Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、建設機械,作業車両などの車体後端部に装着
したカウンタウエイトに関する。
従来の技術 第3図は、従来技術のカウンタウエイト1の斜視図であ
る。図において、2はカウンタウエイト1の左右両端側
に設けられた後部燈火装置取付部である。第4図は、第
3図のA−A断面図である。図において、3はカウンタ
ウエイト1の後面板、4は鉄鉱石,スクラップ,コンク
リートなどを混ぜた内部充填材である。
次に、従来技術のカウンタウエイト1の構成を第3図お
よび第4図について述べる。カウンタウエイト1は、外
部を鋼板でボックス状に一体形で形成し、内部に充填材
4を詰めて、構成されている。
考案が解決しようとする課題 カウンタウエイトを製作するとき、その後面板は曲面を
曲げ加工により成形されている。従来技術のカウンタウ
エイトの後面板は、中央部はカーブの付いてR状の曲面
をしているので、その部分はロール加工によって成形す
ることができる。しかし、上記後面板の左右両端部(第
3図におけるB部,C部)は高次元のカーブを有する曲面
であるので、ロール加工ができなかった。そのために、
後面板の成形加工に多くの工数を要し、その加工費が高
かった。また、車体に取付けたカウンタウエイトは、そ
の左右両端部を周辺障害物に衝突させてその部分を損傷
させることが多い。その場合に、従来技術カウンタウエ
イトは一体形でつくられているので、上記両端部の部分
を復旧修理することが困難であった。
本考案は、上記の問題点を解決できるカウンタウエイト
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 イ.本考案では、中央部カウンタウエイトと左右両端側
のサイドカウンタウエイトとの分割形に形成され、車体
の後端部に装着するようにしたカウンタウエイトにおい
て、 ロ.中央部カウンタウエイトの左右両側面部の上側と下
側にそれぞれ締付ボルト用のねじ穴を有するブラケット
部材を固設し、 ハ.またサイドカウンタウエイトに上記ブラケット部材
に取付対応するプレート部材を固設し、そのプレート部
材の上記ねじ穴に対応する位置に上記ねじ穴より大きい
大径穴を開穿し、 ニ.上記ねじ穴の穴心と大径穴の穴心を相互に同心状態
からずらした状態にわたってボルト締付けできるように
構成した。
作用 イ.本発明では、中央部カウンタウエイトに固設したブ
ラケット部材のねじ穴に対し、サイドカウンタウエイト
に固設したプレート部材の大径穴を同心状態からずらし
た状態にわたってボルト締付けできるようにした。した
がって中央部カウンタウエイトを車体の後端部に取付
け、さらにサイドカウンタウエイトを取付けて締付ボル
トで締付けるとき、サイドカウンタウエイトの側方側対
接面間隙間,前方側対接面間隙間の振り分けを適切に調
整して、締付け固定することができる。ロ.建設機械が
本考案のカウンタウエイトを装着して作業を行っている
とき、上記サイドカウンタウエイトを損傷させた場合に
は、その破損したサイドカウンタウエイトを取外して修
理を行うことができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図は、本考案のカウンタウエイト5を装着した油圧
ショベルの斜視図である。図において、6はカウンタウ
エイト5の中央部カウンタウエイト、7,8はカウンタウ
エイト5の左右両端部に対称的に設けられたサイドカウ
ンタウエイト、イはサイドカウンタウエイト7と中央部
カウンタウエイト6との側方側対接面間隙間、ロはサイ
ドカウンタウエイト7と車体後面部との前方側対接面間
隙間である。なお、上記対接面間隙間イ,ロは、製作加
工上,組立上などの理由により設定された隙間である。
第2図は、第1図におけるD部の組立構成を示す斜視図
である。図において、9,10は中央部カウンタウエイト6
の側面部に固定して設けたブラケット部材、ハはブラケ
ット部材9,10にそれぞれ穿設した締付用ねじ穴、11,12
はサイドカウンタウエイト7に固定して設けたプレート
部材、ニはプレート部材11,12にそれぞれ開穿した締付
用の大径穴、13は締付ボルト、14は座金部材である。な
お、上記大径穴ニの穴形状は円形に限らず、たとえば楕
円形,長穴形などでもよい。
次に、本考案のカウンタウエイト5の構成を第1図およ
び第2図について述べる。ここで、左右のサイドカウン
タウエイト7,8は中央部カウンタウエイト6に対して対
称的に設けられているので、詳細説明においてはサイド
カウンタウエイト7側について説明する。カウンタウエ
イト5を中央部カウンタウエイト6と、左右両端側のサ
イドカウンタウエイト7,8との分割形に形成し、中央部
カウンタウエイト6の左右両側面部の上側と下側にそれ
ぞれ締付ボルト13用のねじ穴ハを有するブラケット部材
9,10を固設し、またサイドカウンタウエイト7に上記ブ
ラケット部材9,10に取付対応するプレート部材11,12を
固設し、そのプレート部材11,12の上記ねじ穴ハは対応
する位置にねじ穴ハより大きい大径穴ニを開穿し、ねじ
穴ハの穴心と大経穴ニの穴心を相互に同心状態からずら
した状態にわたってボルト(締付ボルト13をいう)締付
けできるように構成した。
次に、本考案のカウンタウエイト5の作用について述べ
る。本考案では、ブラケット部材9,10に設けたねじ穴ハ
のねじ穴径に対して、プレート部材11,12に開穿した大
径穴ニの穴径をかなり大径に設定している。したがって
中央部カウンタウエイト6を車体の後端部に取付け、さ
らにサイドカウンタウエイト7を取付けて締付ボルト13
で締付けるとき、サイドカウンタウエイト7の側方側対
接面間隙間イ,前方側対接面間隙間ロの振り分けを適切
に調整して、締付け固定することができる。また、カウ
ンタウエイト5を装着して作業を行っているとき、サイ
ドカウンタウエイト7を損傷させた場合には、その破損
したサイドカウンタウエイト7を取外して修理を行うこ
とができる。
考案の効果 本考案では、油圧ショベルの車体後端部に中央部カウン
タウエイトを取付け、その中央部カウンタウエイトの左
右両端面部のブラケット部材にそれぞれサイドカウンタ
ウエイトのプレート部材をボルト締付けするようにして
いる。したがってブラケット部材,プレート部の板厚を
最小限度に薄くできるので、締付ボルトを短いものにす
ることができる。またブラケット部材に穿設したねじ穴
より大きい大径穴をプレート部材に開穿したもので、ね
じ穴の穴心と大径穴の穴心を相互に同心状態からずらし
た状態にわたってボルト締付けることにより、サイドカ
ウンタウエイトを車体後部の外表面に段差が目立たない
ように適合して取付けることができる。また中央部カウ
ンタウエイトの左右両側面部の上側と下側にそれぞれブ
ラケット部材を固設し、またサイドカウンタウエイトの
相対する取付面部の上側と下側にそれぞれプレート部材
を固設したので、その上側と下側との2ヶ所でボルト締
付けすることができる。したがって油圧ショベルの作業
時又は走行時に衝撃や振動がカウンタウエイトに作用し
ても、サイドカウンタウエイトをがたつき無しに長期に
わたって固定することができる。また本考案のカウンタ
ウエイトを装着した建設機械,作業車両などが作業を行
っているとき、サイドカウンタウエイトを損傷させた場
合には、その損傷したカウンタウエイトを容易に取外し
て修理を行うことができる。
したがって本考案のカウンタウエイトでは、その製作時
のコストダウンを可能とし、またカウンタウエイトのメ
ンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカウンタウエイトを装着した油圧シャ
ベルの斜視図、第2図は第1図におけるD部の組立構成
を示す斜視図、第3図は従来技術のカウンタウエイトの
斜視図、第4図は第3図のA−A断面図である。 1,5……カウンタウエイト 3……後面板 6……中央部カウンタウエイト 7,8……サイドカウンタウエイト 9,10……ブラケット部材 11,12……プレート部材 13……締付ボルト 14……座金部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部カウンタウエイトと左右両端側のサ
    イドカウンタウエイトとの分割形に形成され、車体の後
    端部に装着するようにしたカウンタウエイトにおいて、
    中央部カウンタウエイトの左右両側面部の上側と下側に
    それぞれ締付ボルト用のねじ穴を有するブラケット部材
    を固設し、またサイドカウンタウエイトに上記ブラケッ
    ト部材に取付対応するプレート部材を固設し、そのプレ
    ート部材の上記ねじ穴に対応する位置に上記ねじ穴より
    大きい大径穴を開穿し、上記ねじ穴の穴心と大径穴の穴
    心を相互に同心状態からずらした状態にわたってボルト
    締付けできるようにしたことを特徴とするカウンタウエ
    イト。
JP1989033680U 1989-03-23 1989-03-23 カウンタウエイト Expired - Lifetime JPH0712451Y2 (ja)

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JP1989033680U JPH0712451Y2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 カウンタウエイト

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JPH02125068U JPH02125068U (ja) 1990-10-15
JPH0712451Y2 true JPH0712451Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31537538

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001329571A (ja) * 2000-05-24 2001-11-30 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 旋回作業車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584576U (ja) * 1981-06-29 1983-01-12 石川島播磨重工業株式会社 建設機械等のカウンタ−ウエイト固定装置
JPH0634438Y2 (ja) * 1988-11-29 1994-09-07 新キャタピラー三菱株式会社 カウンタウエイト

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JPH02125068U (ja) 1990-10-15

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