JP2555002Y2 - ベルトアンカー取付構造 - Google Patents
ベルトアンカー取付構造Info
- Publication number
- JP2555002Y2 JP2555002Y2 JP3905192U JP3905192U JP2555002Y2 JP 2555002 Y2 JP2555002 Y2 JP 2555002Y2 JP 3905192 U JP3905192 U JP 3905192U JP 3905192 U JP3905192 U JP 3905192U JP 2555002 Y2 JP2555002 Y2 JP 2555002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt anchor
- reinforcing plate
- panel
- mounting structure
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば自動車の車体にベ
ルトアンカーを取付ける構造に関するものである。
ルトアンカーを取付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図3に示すワンボックス型の自動
車(1) にあっては、ウインドピラー(2) の内側にベルト
アンカーが取付けられている。従来はアウターパネル
(3) とインナーパネル(4) とを曲げ加工して形成された
ピラー(2) のインナーパネル(4) 裏面に補強板(5) を当
接し、該補強板(5) にボルト(6) とナット(7) によって
ベルトアンカー(8) を止着していた。なお(9) はボルト
(6) −ナット(7) 部分の副補強板である。
車(1) にあっては、ウインドピラー(2) の内側にベルト
アンカーが取付けられている。従来はアウターパネル
(3) とインナーパネル(4) とを曲げ加工して形成された
ピラー(2) のインナーパネル(4) 裏面に補強板(5) を当
接し、該補強板(5) にボルト(6) とナット(7) によって
ベルトアンカー(8) を止着していた。なお(9) はボルト
(6) −ナット(7) 部分の副補強板である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来構成にあって
は、ベルトアンカー(8) の引張強度向上のためにピラー
(2) の突出量aを大きくして補強板(5) の剛性を上げる
ことが必要であるが、設計上ピラー(2) の突出量aを大
きくとれない場合には補強板(5) の板厚を大きくしなけ
ればならず、この場合には車体の重量増、コストアップ
等の問題が生ずる。
は、ベルトアンカー(8) の引張強度向上のためにピラー
(2) の突出量aを大きくして補強板(5) の剛性を上げる
ことが必要であるが、設計上ピラー(2) の突出量aを大
きくとれない場合には補強板(5) の板厚を大きくしなけ
ればならず、この場合には車体の重量増、コストアップ
等の問題が生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、パネル(4) 裏側に左右一
対のパイプ(19,19) を取付け、該一対のパイプ(19,19)
を所定の位置に取付け可能に抱着する左右一対の抱着部
(15A,15A) を形成した補強板(15)を該パネル(4) 裏面に
当接し、該補強板(15)に該パネル(4) 表面からベルトア
ンカー(18)を取付けたベルトアンカー取付構造を提供す
るものである。
を解決するための手段として、パネル(4) 裏側に左右一
対のパイプ(19,19) を取付け、該一対のパイプ(19,19)
を所定の位置に取付け可能に抱着する左右一対の抱着部
(15A,15A) を形成した補強板(15)を該パネル(4) 裏面に
当接し、該補強板(15)に該パネル(4) 表面からベルトア
ンカー(18)を取付けたベルトアンカー取付構造を提供す
るものである。
【0005】
【作用】本考案においては補強板(15)は抱着部(15A,15
A) を介してパイプ(19,19) に接続しているから、ベル
トアンカー(18)の引張強度は補強板(15)およびパイプ(1
9,19) によって向上せしめられる。また車種、仕様に応
じてパイプ(19,19) に沿って補強板(15)を上下させてベ
ルトアンカー(18)を所定の位置に取付けることが出来
る。
A) を介してパイプ(19,19) に接続しているから、ベル
トアンカー(18)の引張強度は補強板(15)およびパイプ(1
9,19) によって向上せしめられる。また車種、仕様に応
じてパイプ(19,19) に沿って補強板(15)を上下させてベ
ルトアンカー(18)を所定の位置に取付けることが出来
る。
【0006】
【実施例】本考案を図1および図2に示す一実施例によ
って説明すれば、自動車(1) のウインドピラー(2) のイ
ンナーパネル(4) 裏側には左右一対のパイプ(19,19) が
取付けられ、該パイプ(19,19) の両端部は潰し加工によ
って平扁部(19A,19A) とされ、該平扁部(19A,19A) は取
付板(20,20) を介してインナーパネル(4) に溶着されて
いる。
って説明すれば、自動車(1) のウインドピラー(2) のイ
ンナーパネル(4) 裏側には左右一対のパイプ(19,19) が
取付けられ、該パイプ(19,19) の両端部は潰し加工によ
って平扁部(19A,19A) とされ、該平扁部(19A,19A) は取
付板(20,20) を介してインナーパネル(4) に溶着されて
いる。
【0007】(15)はベルトアンカー(18)の補強板であ
り、該補強板(15)の左右側は曲げ加工によって該パイプ
(19,19) を所定の位置に取付け可能に抱着する抱着部(1
5A,15A) となっている。そして補強板(15)は車種、仕様
に応じてパイプ(19,19) に沿って上下させて所定位置に
取付けられ、ボルト(16)、ナット(17)を介してピラー
(2) のインナーパネル(4) の表側からベルトアンカー(1
8)が取付けられる。
り、該補強板(15)の左右側は曲げ加工によって該パイプ
(19,19) を所定の位置に取付け可能に抱着する抱着部(1
5A,15A) となっている。そして補強板(15)は車種、仕様
に応じてパイプ(19,19) に沿って上下させて所定位置に
取付けられ、ボルト(16)、ナット(17)を介してピラー
(2) のインナーパネル(4) の表側からベルトアンカー(1
8)が取付けられる。
【0008】上記構成ではベルトアンカー(18)の引張強
度は、補強板(15)と、抱着部(15A,15A) を介して該補強
板(15)に接続しているパイプ(19,19) によって向上せし
められる。
度は、補強板(15)と、抱着部(15A,15A) を介して該補強
板(15)に接続しているパイプ(19,19) によって向上せし
められる。
【0009】
【考案の効果】したがって本考案においては、ベルトア
ンカーの引張強度向上のためにピラーの突出量を大きく
したり、補強板の板厚を大きくしたりする必要がなく、
また車種、仕様等に応じてベルトアンカーの取付位置を
簡単に変更出来るから、同一部材が多くの車種、仕様に
適用出来る。
ンカーの引張強度向上のためにピラーの突出量を大きく
したり、補強板の板厚を大きくしたりする必要がなく、
また車種、仕様等に応じてベルトアンカーの取付位置を
簡単に変更出来るから、同一部材が多くの車種、仕様に
適用出来る。
【図1】本考案の一実施例のアウターパネルを切欠いた
ウインドピラー部分の正面図
ウインドピラー部分の正面図
【図2】図1におけるA−A断面図
【図3】自動車側面図
【図4】従来のA−A断面相当図
2 ピラー 4 インナーパネル 15 補強板 15A 抱着部 18 ベルトアンカー 19 パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】パネル裏側に左右一対のパイプを取付け、
該一対のパイプを所定の位置に取付け可能に抱着する左
右一対の抱着部を形成した補強板を該パネル裏面に当接
し、該補強板に該パネル表面からベルトアンカーを取付
けたことを特徴とするベルトアンカー取付構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3905192U JP2555002Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | ベルトアンカー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3905192U JP2555002Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | ベルトアンカー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592009U JPH0592009U (ja) | 1993-12-14 |
JP2555002Y2 true JP2555002Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12542332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3905192U Expired - Lifetime JP2555002Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | ベルトアンカー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555002Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP3905192U patent/JP2555002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0592009U (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970624 |