JPS5926727Y2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents

閉鎖配電盤

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Publication number
JPS5926727Y2
JPS5926727Y2 JP14818678U JP14818678U JPS5926727Y2 JP S5926727 Y2 JPS5926727 Y2 JP S5926727Y2 JP 14818678 U JP14818678 U JP 14818678U JP 14818678 U JP14818678 U JP 14818678U JP S5926727 Y2 JPS5926727 Y2 JP S5926727Y2
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JP
Japan
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panel
earthquake
increase
rope
closed switchboard
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Expired
Application number
JP14818678U
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English (en)
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JPS5564811U (ja
Inventor
彰 辻
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 (a) 技術分野の説明 本考案は耐震補強を施した閉鎖配電盤に関するものであ
る。
(b) 従来技術の説明 耐震クラスAの閉鎖配電盤は固有振動数20Hz以上、
静的水平震度0.72Gに耐えるよう義務づけられてい
る。
耐震性の向上策としては、一般に基礎と盤との締付ボル
ト本数の増加、締付ボルトのサイズ・アップ、ボルト接
続を溶接に、また盤の重心を下げて安定度を増し、さら
には盤の周囲に枠組みなどをほどこして、剛性を高める
方法などがある。
従来、特に高さに比して奥行の小さい盤1は第1図で示
すように、残尿の壁から補強ばり2を取出して、盤1の
天井部に溶接して剛性を高めてかり、また、盤1の周囲
に壁がない場合は第2図で示すように耐震用架台3をも
うけ、補強ばり2を取出して剛性を高めていた。
この場合、現地での溶接作業や、補強ばり2の取付作業
、耐震用架台3の取付作業および補強ばり2を壁に取付
けるための、残尿側の壁の工事などを、コストアップの
要因となっていた。
(c) 考案の目的 本考案の目的は側面化粧板の断面係数を大きくして強度
を増し、耐震補強材として基礎と締付し、さらに上部に
一括納付形のワイヤ、あるいはロープで引張ってスジカ
イ効果を持たせることにより、耐震仕様を満足させた経
済的な閉鎖配電盤を提供することにある。
(d) 考案の構成 以下本考案を図面に示す一実施例を参照して説明する。
第3図は配電盤1を複数面列盤構成とした状態を示して
釦り、左右方向に比して、前後方向が地震力に弱い傾向
にある。
従って両端の盤1a。1bに、底辺を広くし、基礎との
締付部を有した側面板5を取付け、盤と基礎とをボルト
で接続する。
さらに地震に対する盤1の頂部の応答加速度を抑制する
ための一括締付のできるふたまたのワイヤあるいはロー
プ6を用いてターンバックル6aで締め付け、スジカイ
効果を持たせて剛性を高めている。
第4図は単独盤の構成を示してかり、左右前後方向の地
震力に対して、強度を発揮できるよう、90°方向に交
叉するよう、底辺を広げた締付部を有する側面板7を取
付ける。
第5図は、第3図の側面板5の剛性を高くするために、
折り曲げを入れて断面係数を大きくして強度を上げてい
る。
第6図はスジカイ効果を持たせるためのワイヤあるいは
ロープ6の詳細図である。
ワイヤあるいはロープ6はふたまたに構成し、その結合
部にネジ6cを切り、ターンバックル6aの穴6bにバ
−などを差し込み、回転させて締付ける。
(e) 考案の作用 盤1の側面板5,5の底辺を広げ、基礎と締付けること
により、安定度が増す。
また板材を使用して、側面板を補強材として使用するこ
とにより盤全体の重量を軽くすることができ、地震力に
よる盤への入力、基礎ボルト、盤締付ボルトなどへの荷
重を軽減することができる。
さらに側面板と兼用しているため、現地での溶接作業な
どの工事が削除される。
(f) 総合的な効果 (1)側面板を耐震用補強材として兼用するため。
現地での溶接作業、残尿の壁への補強ばりの取付工事な
どが削除され一般置時間が短縮できる。
(2)側面板兼用の補強材とするため、耐震用架台など
を設ける必要がなく、コスト・ダウンできる。
(3)側面板兼用の補強材は板材を折り曲げなどにより
、断面係数を大きくして強度を上げることができ、軽く
することができる。
従って、盤全体の重量を上げることなく、補強ができる
ため、地震力に対して、盤への負荷荷重を小さくするこ
とができ、基礎ボルト、盤締付ボルトなどの本数、サイ
ズを上げる必要がなくなる。
(4)頂部のワイヤあるいはロープを1括締付ができ、
工事の短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はいずれも従来の耐震形閉鎖配電盤の側
面図、第3図は本考案による耐震形閉鎖配電盤の一実施
例を示す斜視図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜
視図、第5図は本考案に用いる補強用側面板の他の実施
例を示す斜視図、第6図は本考案に用いる締付ロープ又
はワイヤの構造を示す斜視図である。 1.1a、1b−箱体、5,7,8−・・側面板、6・
・・ロープ又はワイヤ、6a・・−締付用ターンバック
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部の断面係数を大きくした台形状の側面板を箱体側面
    に取付けて箱体及び床面の双方に固着し、かつその頂部
    にワイヤあるいはロープを互いに交差する如くかけ渡し
    、これを締付けろことによりスジカイ効果を持たせたこ
    とを特徴とする閉鎖配電盤。
JP14818678U 1978-10-30 1978-10-30 閉鎖配電盤 Expired JPS5926727Y2 (ja)

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JP14818678U JPS5926727Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 閉鎖配電盤

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JP14818678U JPS5926727Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 閉鎖配電盤

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Publication Number Publication Date
JPS5564811U JPS5564811U (ja) 1980-05-02
JPS5926727Y2 true JPS5926727Y2 (ja) 1984-08-03

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JP14818678U Expired JPS5926727Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 閉鎖配電盤

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JPS5564811U (ja) 1980-05-02

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